「聴く」というよりも「鳴らす」ためのプロダクト──変形するヘッドフォン、TOON WORKSHOP THP-01に迫る

いまやヘッドフォンやイヤフォンでの音楽の視聴がスピーカーよりも身近という人も少なくないだろう。いわゆる音楽のリスニングだけでなく、スマフォやタブレット端末、PCでの動画コンテンツなどの再生も含めて考えれば、もはやある意味でライフスタイルの一部分を担うモノになったといっても過言ではない。このたびOTOTOYにて紹介するのは、トランスフォーム・ヘッドフォン、TOON WORKSHOP THP-01。変形、そして脱着する外装といい、単なる機能性以上に+αな遊び心、そしてその音質にしても、まさに存在自体が、新たな価値観を、ライフスタイルの一部として提案するヘッドフォンと言えるだろう。OTOTOYでは数回にわたって、その魅力を紹介する。


TOON WORKSHOP THP-01

256パーツにおよぶ精密部品群で構成された前代未聞の可変ヘッドフォン。ミスター・ハーンによるサウンド・チューニング・構造美を極めたインナーフレーム・デザイン。外装は脱着式で、さまざまなアーティストとのコラボ・モデルが存在する(写真はTHP-01 Stealth Black)。その他のモデルなどについては公式ホームページなどで。

- スペック -
ドライバー : 40㎜径ダイナミックドライバー
再生周波数帯域 : 20Hz〜20kHz
出力音圧レベル : 96dB(1kHz,1mW)
インピーダンス : 30Ω
質量 : 約350g
プラグ : 3.5㎜ステレオミニプラグ
コード : 1.2m

TOON WORKSHOP公式ページ
http://toon-workshop.com/



INTERVIEW : メチクロ

いゆわるヘッドフォンの「たたむ」という機構を完全に追い越した“変形”機構を備え、さらに外装も脱着可能で“着せ替え”までできるというTOON WORKSHOP THP-01。そうした機構の特殊性もさることながら、その出自も変わっている。リリース元はいわゆるオーディオ機器の会社ではなく、フィギュアや玩具で知られるGOOD SMILE COMPANY。そしてこのGOOD SMILE COMPANYが、リンキン・パークのミスター・ハーンとともに提示するブランドの第1弾として送り出したのがこのヘッドフォンなのだ。まさに“異例”尽くしのオリジナリティの塊のようなヘッドフォンである。とはいえ、そういた出自や奇抜な外装に気をとられがちだが、実際は音響設計・製造は日本の老舗音響メーカーが行い、サウンドチューニングは、そのミスター・ハーンが担当、その音質的な実力は申し分ないと言えるだろう。今回はまず、そのコンセプトを理解すべく、この異例だらけのイヤフォンのクリエイティブ・ディレクター、メチクロ(SF inc.)にTOON WORKSHOP THP-01について話を訊いた。

取材 : 河村祐介
写真 : 作永裕範

一貫したコンセプトで個性的な色づけを施すことにチャレンジしている

クリエイティブ・ディレクターのメチクロ

──住宅事情、スマフォの普及率、さらには高性能&低価格化といった、さまざまな理由もあって、イヤフォンやヘッドフォンで音楽を楽しむという機会が圧倒的に多くなっていると思います。

音楽の楽しみ方が、体験にお金をかける時代になったと言われて久しい中、ヘッドフォンにこだわることも”体験”を豊かにする選択肢の1つだと感じますね。クラブやライヴの現場も、良いアーティストを連れてくるだけじゃなく、空間自体の居心地や音質で優劣が付き始めてる。それが個人レベルにまで浸透し始めているなと。

──ヘッドフォンやイヤフォンの価格はピンキリですが、2万円〜4万円あたりが音の境目というか、そこから一気に世界観が変わる感じあるじゃないですか。それこそ、あまりオーディオに接していない人でも、すぐにわかるような違いがいきなり出て来るというか。

市場がデカくなったおかげで、ミドルクラスのプロダクトがグンとレベルアップしました。そういう意味でも確かに2万円台がバリューゾーンですね。年イチのフェスで数万円払うのと同じくらいの感覚で奮発しちゃっても充分に満足できると思います。

――そんななか、メチクロさんにとって、ひとつの選択肢として最適化された解がこのプロダクトという感じですよね。

さすがに最適解とまでは言い切れないですが、こだわりたい人向けに、新しい提案がしやすくなってきたなとは思います。これからは能動的に音楽を楽しむ人にとって、ヘッドフォンが「楽器」のような存在になってゆくと思います。「聴く」というよりも「鳴らす」ためのプロダクトという感じかな。ユーザーが選択する再生機器が、マスタリングエンジニアの役割に匹敵するくらい、音楽体験の良し悪しを左右する時代になったと感じますね。

──イヤフォンなどのアウトプットで、下手をしたら音色やミックスの感覚が違って聴こえるぐらい、それぞれの機種によって違うわけですからまさに演奏や音源制作の部分と似ている、つまりそこで「楽器」ということですね。

極端な話、僕が音楽を聴き始めた頃には、自前のラジカセでベースの音を聴き分けられたことなんてなかったです(笑)。音質以前の問題として「唄」以外の要素を聴く習慣すらなかった。それが今や、ハイハットの鳴り方1つから自分の好みを探せるようになってます。それくらいユーザー自身がコントロールできる幅が広がっているんですが、まだまだその魅力を訴求できていないというのが現状ですね。そのためにも、ギターにおけるギブソンやフェンダーのように、匂い立つほど強烈な個性を持ったブランドが台頭する必要があるのでしょうね。それが実現して初めてユーザーのペルソナと成り得るのだろうと。だからこのヘッドフォンでは音質から触感に至るまで、一貫したコンセプトで個性的な色づけを施すことにチャレンジしています。

──とはいえ、「味付け」を嫌う、いわゆる原音再生主義みたいなのもありますよね。

確かにオーディオの世界では原音を忠実に再現することが永遠のテーマですよね。ピュアな原理主義に則って技術革新が進んできたことは否定の余地がない程すばらしいことだと思います。一方で、S/N比や周波数帯域といった、定量化できる数値に「正しさ」のよりどころを求めすぎてしまうのは本末転倒かなとも感じます。鮮度が上がったからといって、生で味わうことだけが正義になってしまうのはもったいないでしょ。と言いつつ、そんなことはメーカーもユーザーも解ってると思いますよ(笑)。もっと直感に響くプロダクトが増えてくれば、定量的な正しさなんてそれほど重要な意味を成さなくなると思います。

──まさに情報主義じゃなくて、体験のおもしろいところですよね。

スペックなどの情報も、プラセボ的に感動のトリガーとして利用することには大賛成です。深く知ることで得られる喜びも格別ですからね。旧来から続いているハイエンド・オーディオの世界も、プラセボやオカルトで揶揄されることで有名ですが、こちらの方々は手慣れたもんで、数値の差で喧々諤々やりつつ官能的なポエムで音を表現したり、硬軟織り交ぜつつ豊かな音楽体験を楽しんでますよね。ケーブルの材質から電源の質に至るまで、ミリ単位の調整でぎりぎりのコーナーを攻めるF1レースような、再生芸術と呼ぶに値する世界が既に存在しています。そこには、スピーカー1本で数百万、下手をしたら数千万円の狂ったプライスに納得しながら、ブランドのプライドごと所有できる喜びがあるんですが、いかんせん車のように持ち歩いてドヤることができない(笑)。そういうニュアンスをポータブルオーディオの世界にも持っていきたいなとは願っています。そこは結構モチベーションにはなってますね。

──でも、これはハイエンドの価格帯ではないですよね。若い人でもギリギリ背伸びして選択肢としてのひとつとして選べるような値段帯ですよね。

サーキットで生死をかけて争うような世界は一部の狂人のものなので、その辺はわきまえています(笑)。でも、公道で楽しむスポーツカー的なプロダクトですら、まだまだ層が薄いと感じてます。その例えで言うと、僕らのプロダクトはデロリアンに近いのかなあ。業界的にもオーパーツのような存在なので(笑)。

──だいぶ特徴的ということですね。レクサスに対するデロリアンや、プリウスに対するデロリアン、F1に対するデロリアンとか。要はそれぞれ目的が違うけど面白いもの、かっこいいもの、そこが好きなものを目指しているんですね。

このくらいビザールな世界に振り切っておけば、ジャンル全体の幅も広がるかなと。

──資料には「ライフスタイルブランド」とあるのですが、そういったオルタナティヴな価値観を提案するっていうことかなと思ったんですけど。

そうですね。PVを観ていただくのが1番よくわかると思うんですけど、この映像には、僕らが信じているギーク界のネ申にたくさん出演していただいています。クリエイティブディレクションもライゾマティクスというギーク界のネ申にお願いしました。ヘッドフォンのプロモーションなのに何やってんだ?と自分でも感じますが、エッジの効いたライフスタイルの人にはギーク要素が必ずあるので、映像を観ていただければ一発で伝わると思います。

音楽の世界に没頭するためのトリガーとなるようにデザイン

──この変形する感じって、まさに表現としての「選択」というところに強く絡んできますよね。

折り畳みの機構自体は、どんなカテゴリーのヘッドフォンでも1度は考えると思うんです。でも、それは問題解決面で発生するエンジニアリング的な欲求に過ぎません。僕は変形という現象そのものが独立した魅力だと思ってるんですね。「カチッカチッ」と畳む時に感じる重さ、同期速度、クリックの音色、すべてに官能性が潜んでいないと納得できません。変形から装着までの動作そのものが、音楽の世界に没頭するためのトリガーとなるようにデザインされてます。

──削りだしのノブが気持ちいいとか。あの感覚ですね。

そうそう(笑)。良い車はドアの開閉フィーリングまでもが気持ち良いし、UREIのDJミキサーが未だに人気なのは、ロータリーフェーダーの触感までもが心地良いからですよね。触感に訴える官能性は、名機と呼ばれるプロダクトに共通する魅力です。変形という難題に取り組んだ上に触感までもこだわったので、とにかく時間がかかっちゃいました。3年半くらい費やしたのかな。普通のヘッドフォンなら細かく数えても50パーツ使うかどうかなんですが、これに関しては合計256パーツの部品点数でできてます。自分で言うのも何ですが、ギアが入っているヘッドフォンなんておかしいですよね(笑)。

──1番始めに変形させる時は、関節が多くて「折れないかな」って、おっかなびっくりなんですけど、2回目以降は手の感覚的に「壊れない」っていうのが解るのでガシガシ変えられる。

ガラス繊維入りの樹脂や金属パーツを贅沢に使っているので、剛性には自信があります。慣れれば慣れるほど速くカッコよく変形させられます。TOONのスタッフはルービックキューブの達人のような所作で装着できますよ。

――奇抜な格好なのに、つけ心地はすごい良くて。音質もあるけど、ずっとつけてても耳が痛くもならないし、長時間つけててもフィット感的に気持ちのいい重さがあるというか。

そこは奇抜さ以上に重要なポイントです。開発当初から掲げてきたテーマが、最先端の音楽を長時間聴けるヘッドフォンにすることだったんですね。だから音質も装着感も痛くないのは当たり前。平均よりも少し重いヘッドフォンなんですが、重心が上にあるので、耳への負担はかなり少ないです。

音作りのポイントは、一言で言うと「リアルな低音」

──1番肝心な音作りっていうところ。ジョー・ハーンさんと今回はチューニングしてるということなんですが。こちらも結構な時間をかけていると思うんですけれど、具体的にどういう音を目指して作ったんですか?

ジョーは、リンキン・パーク = グラミー・ウィナーと言うこともあって、いわゆる「メジャーな人」というイメージが強いと思いますが、音楽に限らずサブカルチャーに関しても凄い量を深掘りしているギークなんです。TOONのローンチイベントでもアンダーグラウンドからメジャーまでミックスした深みのあるDJプレイをしてくれたんですが、それが示すように、音楽面でもカルチャー面でもドープな共通言語を持ちながら進めることができました。音作りのポイントは、一言で言うと「リアルな低音」。量ではなくて質にこだわった低音ですね。既存のオーディオ・トレンドを追い過ぎると、どうしても高音域で評価されることを目指してしまいます。一方で、現行のポップ・ミュージックはベースを軸に作られていますし、ダイナミックレンジも狭いので、必ずしも相性が良いとは言えないんです。ボーカルの口元が見えるとか、サ行が刺さらないなどといった評価よりも、サブベースがリッチだね。と言われる方を目指しています。そういう意味では、結構「ワル」な音に仕上がってます。

──「悪い」というのは原音再生みたいなのを原理主義にした時に「悪い」って言われるところですね。

もちろん、解像度や空間表現に優れていることは必須なのですが、幅広い帯域にフォーカスがあっている事と官能性は異なる価値観ですよね。いくら解像度が高くてもカツラの境目までくっきり映し出された時代劇とか見たくはないでしょ(笑)。とにかく響かせるべきポイントを明確にすることが重要。600Hz近辺の意外なポイントに低音の旨みが凝縮されてたりするので、低音の倍音成分も意識しながらトータルでバランスを整えています。キックやベースのアタックをしっかりと描写しながら、心地よい量感を感じさせることを目指しました。クラブ・ミュージックや、最新のR&Bもすごく合います。コンセプト通り、先端の音楽ほど得意なヘッドフォンになっていますね。

──生楽器的なものよりも、ルームの鳴りみたいなものがあまりない音楽というか。そういった物の方がどちらかっていうと得意?

ルックスとサウンドの一致が重要なので、見た目通りの音というか、人の気配が少ない音楽の方が得意ですね。ボーカルものでも、品行方正なバランスでミックスされたサウンドより、Pro Toolsなどで大胆にエディットされたサウンドの方が楽しく聴けると思います。その点でも、ミックスからマスタリング含めて面白いことにトライしているのがR&Bだと感じているので、音作りの際のリファレンスには現行のR&Bをたくさん使用しています。トラップからトロピカルハウスまで最新のビートをガンガン取り込んでいますし、生楽器のエディット方法もバラエティ豊富なので、一通りのジャンルがカバーできるんですよね。

明確なコンセプトを持って引き算すること

──なるほど。それはすごく理にかなってるというか。それこそハイエンドなものはいくらでもアーティスティックというか、フェティッシュなものも含めて既にあるわけでよね。でも、もうちょっと普及機器の段階になってくると、オーディオ業界のトレンドとして原音再生に特化しているものばかりになってくる。でも、実際に大多数に聴かれている音楽はそうではないですよね。

オーディオ的に正しい音を目指しすぎると、現在進行形のサウンドはピーキーすぎて乗りこなし難いと思います。サスペンションが硬すぎるイメージかな。ちょっと大胆に音を丸める帯域が必要なんですよね。音源の作り手はiPhoneなどでも良く鳴るように濃いめの味付けをしているので、再生機器側は少し柔らかめに受けた方が美味しく感じると思います。一方で、ハイレゾ再生を前提とした音作りをしているソースの場合は、しっかりと固めのサスペンションで受け止めた方がベストだと思います。この辺の事をしっかり表明する方が僕は誠実だと思っていますね。

──「うちはココに関しては超こだわってるよ。それ以外はちょっとごめんなさい」というのを言い切るっていう。ほんとコンセプト・カーの世界ですね。そういう意味では、オーディオ・マニア的な属性の方ではなく、音楽好きが作るというところが1番大事なところなのかなと思います。いわゆるスペック主義じゃなくて、今の音楽をよりおもしろく聴く為の一つの道として提示する。

技術的に出来ないから勘弁。というのではなくて、出来ることが豊富になってきたからこそ、明確なコンセプトを持って引き算することが重要なんですね。ありがたいことに、今の時点でも、国内外のミュージシャン達から直接良い評価をいただけているので、少し安心しています。

ハードウェアのオープンソース化

──このヘッドフォン作って、割と経つとは思うんですけど、新しい計画は考えてますか?

新規のプロダクトも着手していますが、このヘッドフォンの可能性を追求し続けることも大切なので両輪で動いています。一例としては、グッドスマイルカンパニーがホビーメーカーということを活かして、カスタムを楽しむためのバリエーションを増やしています。外装パーツを外すことができるので、3Dデータをフリーダウンロードできるようにしたり、アーティストがカスタマイズした作例を増やしたり、山羊革を貼ったモデルを販売したりと、ミニ四駆的に楽しんでもらうことを長い時間かけて訴求してます。

──3Dプリンターデザインの設計図がダウンロード出来るって言うのは、そうそうないですよね。

オープンソースの文化はソフトウェアの世界では当たり前ですが、ハードウェアではあまり聞かない言葉ですよね。でも、僕らはホビーの文化で育ってきているので、オープンソースやマッシュアップやフリーライセンスといった言葉が普及する以前から馴染みがある感覚なんです。勝手にバラしてバージョンアップしたり、改造しちゃうのが当たり前なので、たとえヘッドフォンだとしてもプラモデルと同じように捉えるのは自然なことなんです。音楽の世界も、送り手と受け手の境界線がどんどん溶けているので、参加する以上は時代の気分を共有したいなと。僕らが音楽ガジェットで参加したように、思いがけないところから「音楽」というキーワードで繋がれると楽しいですよね。

──ネットにある映像はすなわち音楽とセットになってたりで、音楽の聴き方もどんどん変わってきてますしね。

映像で音楽を楽しんでも良いし、ハイレゾ音源で楽しんでも良いし、自分で作っちゃっても良いし、要するに、プレイするのは「あなた」であり「私」であるってことかなと。

──自分が良いと思ったらテープやアナログを選ぶとか、でもこの音源はハイレゾの方がいいとか、原理主義ではなくて多様な方向の方がおもしろいと思うんですよね。最後に、メチクロさん自身はどのような音楽の楽しみ方をされているんですか?

結構なやりすぎエピソードになっちゃうのですが、ハイエンド・オーディオにハマり始めた頃、自分のシステムを強化しながらも、他所のシステムにも興味がありすぎて、音源を持参して色んなところに足を運んで試聴してた時期があったんです。青山に「アリストクラト」というとんでもない名機を自由に聴かせながら販売しているサロンがあって、そこにKEF社のMUONという超弩級スピーカーがあるんですが、そのシステムで聴いたMONOのHalcyon/Beautiful daysが、ライヴで何十回となく聴いてきた体験を超えちゃったんですね。この曲は、僕が死んだ時には葬式で流してほしいと家族に伝えている1曲なんですけど、本当にココでこのまま死んじゃっても良いなーって思えたんですね(笑)。リアルなライヴ体験を超える音源再生体験があったからこそ、再生装置に対してもここまで深くのめり込めたのだと思います。


kz (livetune)のコラボ・モデルが新たに登場!
THP-01 feat. kz (livetune)

TOON WORKSHOP「THP-01」シリーズに新モデルが登場。初音ミク、ClariS,ナナシス楽曲などを手がける音楽プロデューサー・kz (livetune)のコラボモデルが発売です。イコライザを連想させるカラフルなグラフィックが変形の躍動感を増幅するモデルです。詳しくは公式ホームページなどで。


価格 : 55,000円(税別)
発売日 : 12月6日(火)

商品詳細ページはコチラ



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機材

TOON WORKSHOP THP-01──新たなヘッドフォンの価値観を
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