青春だなって思いました。
──“ハピメモ”はMVも公開されています。注目ポイントを教えてください。
岡咲:このMVでは、制服を着ました。今までのMVではリップシーンが多かったんですけど、今回はお芝居に挑戦しました。初めての経験だったので、すごく緊張しましたね。今回のMVは漫画チックで縦に動いていくので、そういうギミックも楽しんでほしいです。完成したMVを見ると、すごく良い作品になったなと思います。
──今回のMVは学校が舞台ですが、岡咲さんの学生時代はどんな学生だったんですか?
岡咲:今はどちらかというと明るいタイプなんですけど、学生時代は割と内向的な性格でした。もっと買い食いとかしたかったですね。
──買い食いって、ちょっぴり悪い感じで良いですね(笑)。
岡咲:そうなんです(笑)。そういうことを学生時代にやりたかった。割と真面目に過ごしていて、勉強も頑張ったり、学級委員長もしていました。
──なるほど!学級委員長を務めていたんですね。
岡咲:学級委員長は自分のなかでもチャレンジでした。内向的だけど、スピーチを読んだり、人前に立ちたい気持ちはあったんです。最近は自分の思っていることもより素直に出せるようになってきたかなと思っています。
──学生時代もアニメをよく観ていたんですか?
岡咲:アニメは好きだったんですけど、ずっと勉強と習い事をしていたので、全然見る時間がなかったですね。でも高校生になって「声優」という夢ができたので、時間を見つけて独学で滑舌練習をしたりして技術を磨いていました。
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──声優になろうと思った明確なきっかけはあるんですか?
岡咲:中学校ではバトミントン部だったんですけど、内向的だったから最初は友達があまりできなくて。でも同じ部活の子たちがアニメとかアニソンの話で盛り上がってたり、ボーカロイドの楽曲の話をしたりしていたんです。ちょっと詳しくなったら話すネタになるなと思って家に帰って調べたのがきっかけで、そこから深夜帯のアニメも知りました。そこで声優という世界を知って、この世界に入りたいなと強く思いましたね。
──なるほど。今回のMV撮影では、学生時代の思い出も蘇ってきましたか?
岡咲:しました! 教室で撮るカットがあったんですけど、窓際の席に行くと、やっぱり廊下側より窓際の席の方が好きだったなって思い出したり。
──分かります。窓際のいちばん後ろが当たりの席ですよね。
岡咲:そうですよね! 先生にもあまり見られず、日も当たりも良くてみんなのことも見渡せるんですよね。あとは撮影の空き時間で黒板にお絵かきしてたんですけど、今やなかなかできないじゃないですか。だから黒板に触る自体が懐かしかったです。プールサイドも体育館も屋上も行きましたし、結構学校を満喫させてもらいましたね。
──見てほしいシーンはありますか?
岡咲:終盤に屋上で叫ぶシーンがあって、青春だなって思いました。私にはそういう青春はなかったんですけど、あの時間はすごくいい時間だったし、映像としても好きです。“ハピメモ”のMVの中でもいちばんのハイライトだと思うので、特に見ていただきたいですね。
──撮影時は何を叫んでいたんですか?
岡咲:転校する設定だったので、「行きたくない! 」って私が叫んで、「行かないで!」って返事をもらって、最後は「お腹空いた!」って叫んでました(笑)。他の出演者の方とも仲良くなりましたし、開放的な感じで楽しく撮影できましたよ。
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