FRIENDSHIP.

バンドだからこそ生まれたグルーヴ──DURANのロック・アルバムができるまで

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バンドだからこそ生まれたグルーヴ──DURANのロック・アルバムができるまで

稲葉浩志(B'z)、スガシカオ、清春らの作品、ライヴにギタリストとして参加している、DURAN。2018年のソロ・デビュー以来、多様なアップデートを遂げながら、ひとりのアーティストとしての表現力を磨いてきた。前作『Kaleido Garden』はその実力が十分に発揮されたアルバムだったが、今回リリースされた『Electric Man』は、ソロではなく、バンドとして作り上げた作品だという。そのため今回はDURANのソロ取材ではなく、メンバーのMASAE(Ba)とShiho(Dr)を招き、バンドならではの臨場感…

微笑みの女神1000%──〈アーカイ奉行〉第27巻

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微笑みの女神1000%──〈アーカイ奉行〉第27巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

ゆらゆらと漂うメロウな楽曲はどこから?──キッサ・コッポラの結成から現在までを辿る

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ゆらゆらと漂うメロウな楽曲はどこから?──キッサ・コッポラの結成から現在までを辿る

2017年末、深夜の池袋でひっそりと結成されたメロウなバンド、キッサ・コッポラ。初期はフォーキーなサウンドが特徴的であったが、昨年リリースした初のアルバム『cyan songs』からはサイケデリックでグルーヴィーなバンドへとガラリと変化を遂げた。そして現体制を迎えてから初EPとしてリリースされた『mellow films』は、バンドの解像度がさらにクリアに。歌詞も丸みを帯び、柔らかなヴォーカルにも磨きがかかったように思う。“目をつぶっていたらどこかへ行っちゃうような音楽”を目指す、キッサ・コッポラ特有のこ…

かつてないほど無邪気なBIGMAMA!?──エモを踏襲し描いた、大人の青春

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かつてないほど無邪気なBIGMAMA!?──エモを踏襲し描いた、大人の青春

アルバムのテーマはずばり、青春。BIGMAMAが5年ぶりにリリースした9枚目のフルアルバム『Tokyo Emotional Gakuen』は、彼ら史上最もあどけなく、そしてエモーショナルな作品となった。その背景には、2021年に加入したバケツを被ったドラマー、Bucket Banquet Bisの存在や、これまでリリースした全149曲を披露したツアー〈BIGMAMA COMPLETE〉があったという。今作の軸となった"現文 | 虎視眈々と"と"17 (until the day I die)"の2曲に着目し…

四半世紀をアーティストとして過ごす、Sundayカミデ──「生きる」をテーマにしたシングルから哲学を探る

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四半世紀をアーティストとして過ごす、Sundayカミデ──「生きる」をテーマにしたシングルから哲学を探る

Sundayカミデのソロ作品が約3年半ぶりにリリースされると報せを受け、届いた作品資料をひらくと真っ先に目に飛び込んでくるコメントがあった。「月がcrazyなのか、自分がcrazyなのか。それだけだと思うし、それだけの人生がいいなと思っています。」これはSundayカミデが長いキャリアのなかで自問自答を常に繰り返しているからこそ生まれた言葉だ。そして今回リリースされた3曲入りのシングル「そのまま僕らは旅に出る」を象徴するものでもあり、アーティスとしての哲学にも直結している。リリース・コメントの真意や、ニュー…

T.M.Pが生み出すヴァーチャルでも日常でもない非現実

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T.M.Pが生み出すヴァーチャルでも日常でもない非現実

バーチャルモッシュパーティーバンドを標榜するT.M.P。所属するKANG SIGH HYPER CREWも関西で1つのシーンになりつつあるが、彼らはその域にとどまらず精力的に活動の幅を広げている。そんな彼らがその哲学や決意を濃密につめこんだ初のフルアルバム「Vector」をリリース。「Vector」、すなわちどう生きていくのか、その決意の窺えるインタヴューになった。ヴァーチャルと現実を有機的に結ぶようなバンドを結成した経緯から振り返りつつ、新アルバムに込めた思い、そして今後の方向性について迫った。...…

REVIEWS : 057 洋楽ロック(2023年04月)──宮谷行美

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REVIEWS : 057 洋楽ロック(2023年04月)──宮谷行美

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手がここ数ヶ月の新譜からエッセンシャルな9枚を選びレヴューする本コーナー。今回はReal Soundなどの音楽メディアでも活躍中のライター、宮谷行美が洋楽を中心にオルタナティヴなロック+αのいま聴くべき作品9枚をレヴュー。...…

わたしたちとおしゃべりしよ?──illiomoteが映す世の中の歓喜と悲哀

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わたしたちとおしゃべりしよ?──illiomoteが映す世の中の歓喜と悲哀

笑ったり、怒ったり、泣いたり。1時間ちょっとのインタビューで感情がコロコロと変わっていくilliomote。MAIYA(Gt / Sampl)とYOCO (Vo / Gt)は、ひとりの人間として日頃感じていることや、バンドの活動スタンスを赤裸々に話してくれた。 もちろん、新作『HMN</3』についても。大衆居酒屋で話しているかのような陽気なテンションだったけど、よく話を聞くと、ひとつひとつの物事に対して、すごく真面目に向き合っているのだ。だからどんな質問をしても、ハッキリと自分たちの意見を伝えてくれたのだ…

クリエイトとは「そうじゃない」を一緒に探していくこと──the McFaddinの揺るぎない探究心

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クリエイトとは「そうじゃない」を一緒に探していくこと──the McFaddinの揺るぎない探究心

楽曲制作に止まらず、物販やMV、ジャケット、ライヴ演出などをメンバー自らが手がけているバンド、the McFaddin。昨年のインタビューでは、バンドのプロフィールを中心にお届けしたが、今回はさらにもう一歩踏み込み、バンドのクリエイト面を中心にインタビュー。最新EP『WH3Nwh3re』に込められた、彼らの探究心とは一体どんなものか。フロントマンのRyosei Yamada(Vo / Gt)と、バンドと親交のある飯田仁一郎が和気藹々と語らう。 ...…

改めて語られる、ワンダフルボーイズの魅力──積み上げてきた思いの根源に迫る

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改めて語られる、ワンダフルボーイズの魅力──積み上げてきた思いの根源に迫る

これまで何度も、ワンダフルボーイズを追ってきたオトトイ。過去フィーチャーした記事ではフロントマンである、Sundayカミデへの単独インタビューが中心だったが、今回はギターを担当するアツムワンダフルが初登場。尊敬しあうふたりがする会話の節々にはワンダフルボーイズというバンドのおもしろさがつまっていた。新しい角度からバンドの魅力をお届けするとともに、本日リリースされたデジタルシングル「spring summer set feat. AFRA」について、Sundayカミデと深い親交があるライター、真貝聡がきく。…

ともに変化を遂げるKeishi Tanaka × 松村拓 対談──ふたりが考えるソロ活動とは?

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ともに変化を遂げるKeishi Tanaka × 松村拓 対談──ふたりが考えるソロ活動とは?

ライブハウスや野外フェスでのバンドセットから、ホールでの11人編成ビッグバンド、さらには小さなカフェでの弾き語りなど、さまざまな形態で楽曲を届けるKeishi Tanaka。そんな彼がソロ活動10周年を迎え、5枚目のフル・アルバム『Chase After』をリリースした。本作にはKeishiとプライベートでも交流がある、村松拓(Nothing’s Carved In Stone、ABSTRACT MASH)が制作からレコーディングまでを手がけた“青のサーカス”も収録されている。今回はKeishi Tanak…

直江晋太郎(Mercy Woodpecker)× シロナカムラ(ユレニワ)対談──新たな出会いへの期待を胸に挑む〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉

インタヴュー

直江晋太郎(Mercy Woodpecker)× シロナカムラ(ユレニワ)対談──新たな出会いへの期待を胸に挑む〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉

〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉フロントマン対談② THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、Saucy Dogらが所属する音楽事務所〈MASH A&R〉主催のイベント〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉開催中!これまで事務所主催のイベントは、恵比寿LIQUIDROOMや新木場STUDIO COASTなどのライヴハウスで単独開催されていたが、今回は初のスプリット・ツアーというスタイルでの開催となる。すでに愛知公演と新潟公演は終え…

これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP

インタヴュー

これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP

幼稚園からの幼馴染、YOCO(Vo,Gt)と MAIYA(Gt,Sampl)から成るユニット、illiomote。作詞からトラック・メイクまでを自身で手がけており、ロックからポップス、レゲエ、ヒップホップなど、その時々のモードを反映した楽曲を制作してきた。そして今回、2022年4月から3ヶ月連続配信シングルとしてリリースされた3作品(うち1曲は、テレビ・アニメ「BIRDIE WING」挿入歌)と、先行配信シングルとして注目を集めていた“A.O.U”を含む、全7曲を収録したサード・EP『side_effect…

優河 × 谷口雄(魔法バンド)× 笹倉慎介 ──バンド・サウンドでの表現と追加公演への展望を語らう

インタヴュー

優河 × 谷口雄(魔法バンド)× 笹倉慎介 ──バンド・サウンドでの表現と追加公演への展望を語らう

2022年3月に、4年ぶりの新作アルバム『言葉のにない夜に』をリリースした、シンガー・ソング・ライターの優河。TBSドラマ『妻、小学生になる。』主題歌、“灯火”がまたたく間に話題となり、昨今さらに注目を集めている。同月、ちくさ座(名古屋)を皮切りに全国5箇所を回るリリースツアーを決行。アルバムを共に制作した、魔法バンドとともに透明感のある柔軟なサウンドで各地を魅了してきた。そして、6月28日・29日に東京・キネマ倶楽部にてリリースツアーの追加公演を開催。引き続き、魔法バンドとともにパフォーマンスをするほか、…

視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

ライヴレポート

視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

バンドサウンドとDTMを組み合わせたサウンドが特徴のロックバンド、the McFaddin。ライヴでは、ロックとエモを掛け合わせた音像とVJを最大限に活かした視覚的なパフォーマンスが話題だ。2022年1月19日には、EP『Something is likely to happen』を発表するも、リリース記念ライヴはメンバーの新型コロナウィルス感染のため延期。当時の悔しさを胸に開催されたライヴ〈“Something is likely to happen”Release Party〉の模様をお届けします。 .…

SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

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SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

バンド、ワンダフルボーイズをメインに、奇妙礼太郎との天才バンドや、やついいちろうとのライトガールズ、そしてソロとしても活動。さらにあいみょんの名曲「ふたりの世界」など多数の楽曲のサウンドプロデューサーを務めるほか、様々なアーティストへの楽曲提供など、多岐にわたって活躍しているSundayカミデ。そして今回「配信ライヴ中の転換曲が欲しい」という発想から、新たにWonderful Orchestra Bandをスタート。新作『The answer to the trip』は、ジャズとヒップホップをベースに、サン…

理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

インタヴュー

理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

ミックスやマスタリングだけでなく、ジャケ写やMVなどのビジュアル面、さらにはライヴ演出までメンバー自らがほとんどを担当するthe McFaddin。本日リリースされた新作EPでも、バンド・サウンドとDTMを融合させた立体的な音像と、THE 1975などのルーツを絶妙な感覚で独自のポップスへと変換させるサウンド・メイクが際立っており、その優れたセルフ・プロデュース力を強く感じるだろう。また収録曲全てに通ずる透明感を表現した青いジャケット写真も素晴らしい。今回のインタビューでは、そんなDIY精神を重んじるバンド…

ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

稲葉浩志(B'z)、スガシカオ、小袋成彬、藤井風のギタリストとしても活躍し、2018年にはソロ・デビューを遂げたDURAN。「日本の偉大なギタリストの一人」と称されているように、今作を再生すると隙のない巧妙なギター・プレイがまず耳に入ってくる。そしてだんだんと、ギタリストとしての衝動性、コロナ禍で感じた孤独とフィーチャリングゲストである906、KenKenらとの温かな繋がり、社会問題からも目を背けない誠実さ...そういったDURANのこれまでの人生が音楽で赤裸々にで語られていることに気づく。このアルバムでの…

日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

インタヴュー

日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

R&BシンガーソングライターのVivaOlaがOTOTOY初登場! 彼は韓国で生まれ、アメリカに位置する名門バークリー音楽院から一時帰国し、日本で音楽活動を本格的にスタートしたというキャリアの持ち主。そんなバックグラウンドを活かし、グローバルな楽曲をリリースし続けてきたVivaOlaが、今作では「日本語の曖昧さ」を最も意識したという。抽象と具現の間を表現するViVaOla初のストーリー調のフル・アルバムがついに完成した。...…

Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

インタヴュー

Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

リリースから若干の時間が経ったいま、Laura day romanceのメンバーそれぞれはふたつの対照的な新作をどのように捉えているのか。彼女たちには約1年前にOTOTOYで初インタヴューを行ったが、そのときは前作『farewell your town』に触れつつも、バンドの根幹をお伝えするような内容をお届けした。そして今回は4月、5月と2ヶ月連続でリリースされたシングル「fever」「東京の夜」についてがっつり迫ったインタヴューを決行。そのためLaura day romanceの音楽性がより伝わる記事とな…

初作にして傑作か?──5年のキャリアの集大成、ファースト・アルバムをリリースしたNewdums

インタヴュー

初作にして傑作か?──5年のキャリアの集大成、ファースト・アルバムをリリースしたNewdums

初作にして傑作の登場か。Newdumsのファースト・フル・アルバム『N.N.N.』は、彼らのこれからの音楽人生のなかで、今後も矜持となり続ける作品ではないだろうか。結成から5年の歳月を経て作り出された今作は、丹埜由一郎(Dr)がはじめてメイン・ヴォーカルを務めた"Mist"や、そのギター・ソロに秘密がある"Behind the door"など、さまざまなフックが垣間見れる刺激的な作品に。彼らと言えば、無料配布したデモ音源2000枚がたった2週間で配布終了となり、さらには過去作品が店舗欠品するなどなど、すでに…

the McFaddin×HOLIDAY! RECORDSs×FRIENDSHIP.の座談インタヴュー──関係者が語るバンドのエモーショナルな魅力と4曲の新作について

インタヴュー

the McFaddin×HOLIDAY! RECORDSs×FRIENDSHIP.の座談インタヴュー──関係者が語るバンドのエモーショナルな魅力と4曲の新作について

関西で今最もかっこいいバンドの一つが、the McFaddin !!! そのかっこよさの秘密を探るべく、the McFaddin×HOLIDAY! RECORDS×FRIENDSHIP.による座談が実現。次世代インディーズバンドのCDを通販している「HOLIDAY! RECORDS」を運営する植野秀章と、デジタル配信とアーティスト活動をサポートするサービスFRIENDSHIP.でキュレーターを務め、FREE THROWのDJのタイラダイスケを招き、the McFaddinの人情溢れるエモーショナルな魅力や京…

REVIEWS : 019 オルタナティヴ / レフトフィールド(2021年3月)──津田結衣

連載

REVIEWS : 019 オルタナティヴ / レフトフィールド(2021年3月)──津田結衣

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回はOTOTOYスタッフ、津田結衣が9枚セレクト&レヴュー。自身がインタヴューした注目のバンド、Ms.Machineなど、バンド、SSWなどなどスタイルを問わずエッジーなサウンドを提示するオルタナティヴ / レフトフィールドなアーティストたちを紹介。 ...…

ナリタジュンヤ──Miyamotoをプロデューサーに招いた新作「Regret」。共作の魅力やふたりの音楽性に迫る

インタヴュー

ナリタジュンヤ──Miyamotoをプロデューサーに招いた新作「Regret」。共作の魅力やふたりの音楽性に迫る

数多くいるアーティストのなかから編集部がグッときたアーティストを取り上げるこのコーナー。第25回は、2月24日に4枚目のシングル「Regret」をリリースしたシンガー・ソングライター、ナリタジュンヤをご紹介します。新作「Regret」は、学生時代から親交があったアーティストMiyamotoをプロデューサーに招いており、今回OTOTOYでは、ナリタジュンヤとMiyamotoの対談形式のインタヴューを決行しました。 早耳の音楽リスナーの皆さん、ぜひチェックを。...…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

生活の機微を掬うYMBー不器用な極上ポップスで晴れに変えていけ!!

インタヴュー

生活の機微を掬うYMBー不器用な極上ポップスで晴れに変えていけ!!

数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がライヴハウスやネットで出会い、ビビッときた、これはもうオススメするしかない! というアーティストを取り上げるこのコーナー。読んで、聴いて、彼らのパフォーマンスを観てほしい。損はさせません。 そんな絶対の確信とともにお届けする、第20回。...…

荘厳で繊細なサウンド、聴いただけでは終われない衝撃を残して──kycoh

インタヴュー

荘厳で繊細なサウンド、聴いただけでは終われない衝撃を残して──kycoh

数多いるアーティストのなかからOTOTOY編集部がグッときた、プッシュしたいアーティストを取り上げるこのコーナー。第19回は精力的に楽曲のリリースを行い、つい先日もニュー・シングル「Purge」をリリースしたばかりのkycohにインタヴュー。初ライヴから半年で“出れんの!? スパソニ!? ”最終選考に残るなど今後の動向が楽しみでたまらない彼らは一体なにを考え、なにを伝えるべく活動しているのか?なかなかライヴに行きにくいいま、ここで素敵な出会いを。...…

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

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REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回は、京都在住のライター、綿引佑太が登場。国内インディーの良質なポップス9作品をご紹介します!大阪を拠点に活動する男女混声の4人組バンドの最新作。素朴かつ強かに奏でられる確かなポップスは前作からそのまま、苦い思い出や生活の変化など彼らの内側により深く潜り込んだ歌詞世界が綴られたことで結果的に表現が外へ向けて大きく開いた、バンドの方向が定まる記念すべき1枚となった。作曲者の宮本が自戒の曲と語る“君が一番”と“…

これからも音楽の火を灯し続けよう!! SNSで紡がれた希望の歌「Baby, Stay Home」

インタヴュー

これからも音楽の火を灯し続けよう!! SNSで紡がれた希望の歌「Baby, Stay Home」

新型コロナウイルスの影響で多くのイベント/ライヴが開催自粛を余儀なくされ、大きなダメージを受けた施設を支援すべく、OTOTOYが立ち上げた『Save Our Place』では、たくさんのアーティストに参加していただき、およそ60タイトルの音源配信をおこなうことができました。ミュージシャンやレーベル、そして多くのお客様にご協力いただき、投げ銭を含めておよそ580万円の売り上げを達成! 本企画に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました! 『Save Our Place』は9月末をもって一旦終了となり…

Sisters In The Velvet──揺らぎを鳴らすオルタナティヴの魂

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Sisters In The Velvet──揺らぎを鳴らすオルタナティヴの魂

数多いるアーティストのなかからOTOTOY編集部がグッときた、プッシュしたいアーティストを取り上げるこのコーナー。第16回はSisters In The Velvet。活動期間半年にして下北沢周辺のライヴハウスで名を馳せ、「出れんの!?スパソニ!?2020」の最終選考に選ばれるバンドは一体何者なのか? 初インタヴューでお送りします。...…

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Laura day romance、ルーツが交差する音のタペストリー

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Laura day romance、ルーツが交差する音のタペストリー

東京を拠点に活動する4人組バンドLaura day romance(ローラ・デイ・ロマンス)が、待望の1stフル・アルバム『farewell your town』をリリースした。様々なジャンルを卓越した演奏と歌唱でロックなバンド・サウンドにまとめ上げた前作までと比べ、今作はカントリーやフォークを基調とした生鳴りの楽器が心地よい、落ち着いた音作りが印象的な作品となっている。きめ細やかなアレンジやアートワークなど随所から感じる「音の美意識」に加え、20代前半の彼らが映し出す世界の在り方を正直かつドラマティックに…

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

インタヴュー

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がグッときた、プッシュしたいアーティストを取り上げるこのコーナー。第13回は、先日EP『Sports』をリリースしたばかりのJan flu。マイペースな活動を続ける彼らですが、そのサウンドはワールドワイドな活動を行う韓国のHYUKOHやSay Sue Me、シンガポールのSobsらアジアのインディポップシーンと共鳴するであろう可能性を秘めている、と個人的には思っています。インディ・ポップ、ドリーム・ポップの素晴らしさを思い出させてくれる、情緒あふれるインディサウ…

illiomote──全てをハッピーに昇華する、コンセプチュアルな宅録ポップ

インタヴュー

illiomote──全てをハッピーに昇華する、コンセプチュアルな宅録ポップ

数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がライヴハウスやネットで出会い、ビビッときた、これはもうオススメするしかない! というアーティストを取り上げるこのコーナー。読んで、聴いて、そして何か感じるものがあれば、できるならライヴを観にいってほしい。損はさせません。...…

DÉ DÉ MOUSE、2020年は平和の音楽としてのダンス・ミュージックで遊ぶ!

インタヴュー

DÉ DÉ MOUSE、2020年は平和の音楽としてのダンス・ミュージックで遊ぶ!

新年明けましておめでとうございます! 今年は子年。つまりDÉ DÉ MOUSEの年! ということで、新年1発目に登場してもらうのは、ニュー・アルバム『Nulife』をリリースしたばかりのDÉ DÉ MOUSE。本インタヴューでは、毎回作品ごとのコンセプトが魅力の彼に、新アルバム『Nulife』に詰め込んだこだわりとともに新年の抱負を語ってもらいました。...…

Ghost like girlfriendが打ち立てた金字塔──1stフル・アルバム『Version』から確信するJ-POPの未来!

インタヴュー

Ghost like girlfriendが打ち立てた金字塔──1stフル・アルバム『Version』から確信するJ-POPの未来!

作詞、作曲からトラック・メイクまで手がける岡林健勝のソロ・プロジェクト、Ghost like girlfriend。すでにJ-POPシーン最重要人物のひとりとなっている彼が、いよいよ1stフル・アルバム『Version』でメジャー・デビューする。これまでの活動のひとつの集大成として生み出された『Version』には、常田大希(King Gnu)、神谷洵平(赤い靴)、大井一彌、土器大洋(ex-LILI LIMIT)といった次世代のアーティストたちも参加。...…

ドミコ、唯一無二の音はどこからこの世に現れるのか?──3rdアルバム『Nice Body?』ハイレゾ配信

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ドミコ、唯一無二の音はどこからこの世に現れるのか?──3rdアルバム『Nice Body?』ハイレゾ配信

ギター / ヴォーカル&ドラムという変則的な2ピース・バンドで、鮮明なガレージ・ロック・サウンドをフロアへとたたき出す、ドミコ。ここにとびきりの3rdアルバムが完成した。「2人で出しているとは思えない」という枕詞は、彼らにとってもはや失礼でしかないのだが、いや、しかし『Nice Body?』と名付けられた本作は、これまでの作品と比べてもフレッシュな表現を提示し、まさに「2人で出しているとは思えない」ほど多彩で、そんな一度聴いたら癖になりすぎるドミコの音を進化させている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信する…

轟音とともに発せられる“ヤング”の叫び──ニトロデイ、初フル・アルバムをリリース

インタヴュー

轟音とともに発せられる“ヤング”の叫び──ニトロデイ、初フル・アルバムをリリース

OTOTOY最注目バンドのひとつ! 新たなシーンを切り開き、その先頭を突っ走ること間違いなしのオルタナティヴ・ロック・バンド、ニトロデイが初のフル・アルバム『マシン・ザ・ヤング』をリリース! 7月にリリースしたセカンドEP『レモンドEP』ではキャッチーさに磨きがかかった新たな顔を見せた彼ら。今作ではウィーザーやアッシュをはじめ、さまざまなジャンルからの影響も感じられる、まさに新機軸な1枚に仕上がっている。このような変化がどのように起こったのか、フロントマンの小室ぺいへの単独インタヴューで明らかにする。...…

これ以上ない、E.P.としての造形美──暮らしに息づく“揺らぎ”の最新作

レヴュー

これ以上ない、E.P.としての造形美──暮らしに息づく“揺らぎ”の最新作

滋賀県発の「揺らぎ」というバンドをご存知だろうか? 初めて聴く人も多いかもしれない。楽曲名と勘違いする人もいるだろう。しかしいま、一般的には無名な彼らが世界を股にかけ、名を馳せようとしている。2016年に発売された自主制作1st single『b e d s i d e』が、ディストロの〈HOLIDAY! RECORDS〉で販売されるや否や火が付き、即完売。HMV record shop 新宿ALTA店などでもインディーズとは思えない大ヒットを記録。1st E.P.『n i g h t l i f e』です…

LIQUIDROOM14周年企画特別鼎談 : ドミコ x トリプルファイヤー

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LIQUIDROOM14周年企画特別鼎談 : ドミコ x トリプルファイヤー

8月16日(木)、LIQUIDROOMの14周年企画の一環として開催される2マン・ライヴ、ドミコ x トリプルファイヤー。2ピースとは思えないガレージ・サウンドを携えたドミコ、そして各方面でじわりじわりと注目を集める、吉田靖直の強烈な歌詞とバンドのグルーヴが迫り来るトリプルファイヤー。その癖になりすぎるにもほどがある音楽性で、中毒者を増やし続けている両バンド、そんなシーンにおいても強烈な存在感を示す音楽性を持った、この2マンの開催を目前に、ここでドミコのさかしたひかる、トリプルファイヤーの吉田靖直と山本慶幸…

DÉ DÉ MOUSEが演出する“夕暮れ時のディスコ感”

インタヴュー

DÉ DÉ MOUSEが演出する“夕暮れ時のディスコ感”

唯一無二の快作『dream you up』から1年、DÉ DÉ MOUSEから通算7枚目のフル・アルバム『be yourself』がここにリリースされる。そのサウンドは1980年代のユーロビートやAOR的要素を取りいれるなど、これまで以上に“ポップさ”に満ちた作品だ。OTOTOYでは今作を独占ハイレゾ配信でお届け。DÉ DÉ MOUSEいわく、“夕暮れ時のディスコ感”をテーマにした今作を掘り下げるため、彼に話を訊いた。 ...…

祝19周年!!〈WaikikiRecord〉所属バンド座談会──20周年に向けてつける色は?

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祝19周年!!〈WaikikiRecord〉所属バンド座談会──20周年に向けてつける色は?

ポップスをこよなく愛し、ELEKIBASSやワンダフルボーイズが所属する〈WaikikiRecord〉が19周年を迎える!!! 今回は2018年7月16日(月)、TSUTAYA O-NESTにて開催される、19周年記念イベント〈WaikikiRecord 19th ANNIVERSARY PARTY-Guaranteed to Make You Feel Good!-〉の開催にあたり、出演バンドであるELEKIBASS、ワンダフルボーイズ、空中カメラ、PARIS on the city! のそれぞれのフロン…

【連載】Summer Rocket愛わなびの「くりえいてぃ部」──Vol.3 永原真夏編

連載

【連載】Summer Rocket愛わなびの「くりえいてぃ部」──Vol.3 永原真夏編

「夏」をテーマに2016年7月から活動中のアイドル・グループ、Summer Rocket(サマーロケット)。SEBASTIAN X、音沙汰の永原真夏と工藤歩里が楽曲を手がけ、こつこつとライヴ活動や雑誌のレポート活動などを行い、じわじわと知名度と人気があがってきている彼女たち。その中でも、オリジナルZINEを作るなど、ひときわ創作に強い意欲を持っているメンバー、愛わなびが敬愛する表現者たちにインタヴューを行い、各アーティストがどのような考えを持って活動しているのかを学び、その回ごとにインスピレーションを元に総…

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

インタヴュー

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

突然ですが、あなたは〈MOOSIC LAB〉を知っていますか?〈MOOSIC LAB〉とは、『劇場版 神聖かまってちゃん』などをプロデュースした直井卓俊による映画祭。「そもそも何でOTOTOYで映画?」と思ったそこのあなたも、歴代の参加アーティストを見ればドキリとするのでは!? そう。なんと大森靖子、BiSなどのあの作品も、全てはここがきっかけで始まったのです。数々の才能を輩出している"音楽[MUSIC]"と"映画[MOVIE]"の実験室=〈MOOSIC LAB〉、今知っておいて損はないハズ! ...…

【LIVEREPORT】感動と笑いの緩急の渦! Sundayカミデ、2時間のピアノ・ソロ・ライヴ

ライヴレポート

【LIVEREPORT】感動と笑いの緩急の渦! Sundayカミデ、2時間のピアノ・ソロ・ライヴ

ワンダフルボーイズのヴォーカルや、天才バンドの鍵盤、ベース、さらに読書ラバダブDJ、イベントLove sofaのオーガナイザーまで務めるマルチ・アーティスト、Sundayカミデ。そんな彼が2017年9月24日(日)、上野恩賜公園野外ステージでピアノ・ソロ・ライヴを行った。サックス奏者のUJをはじめ、エレキコミックのやついいちろう、ナイツの塙宣之をゲストに向かえた今回のライヴ。彼らとの共演で、果たしてどのようなステージが繰り広げられたのだろうか。Sundayカミデらしい、感動と笑いたっぷりのライヴの様子をお届…

【REVIEW】きらびやかな夏の終わりに――DÉ DÉ MOUSE、配信限定リリース

レヴュー

【REVIEW】きらびやかな夏の終わりに――DÉ DÉ MOUSE、配信限定リリース

架空のSFアニメの機関室でかかるヒットチャートをイメージした前作『dream you up』から5ヵ月。気鋭のトラックメイカー・DÉ DÉ MOUSEが早くも配信限定EPをリリース。夏の終わりに贈る今作は、列車に揺られるテンポ感 "BPM 105"で統一して作り上げるなど、踊れるだけでは終わらない、ちょっぴり切ない一枚に仕上がった。レヴューと合わせて、どうぞお楽しみください。...…

90年代USグランジ難破船が時代を超えて辿り着いた先──新時代を告げるグランジ大型船、ニトロデイが横浜から出港

インタヴュー

90年代USグランジ難破船が時代を超えて辿り着いた先──新時代を告げるグランジ大型船、ニトロデイが横浜から出港

新時代の到来だ。昨年の12月に〈RO69JACK 2016 for COUNTDOWN JAPAN〉で他のバンドとは明らかな異彩を放ち優勝を果たしたロック・バンド、ニトロデイ。結成わずか1年足らずでの優勝という実績からもバンドの非凡な才能がひしひしと感じられる。なによりもこのバンドの最大の特徴はその若さと、いまの時代や流行を無視した音楽性だ。メンバーは現役高校生が主で、その高校生たちが鳴らす音楽は90年代のUSオルタナをルーツにした、いわゆるグランジである。現役高校生がグランジというだけでも興味を持っていた…

過去・現在・未来が織りなすロード・ムービー ─ワンダフルボーイズ & 天才バンド、アルバム同時リリース!!

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過去・現在・未来が織りなすロード・ムービー ─ワンダフルボーイズ & 天才バンド、アルバム同時リリース!!

誰もが思わず胸躍らせるグッド・ミュージックで各地フェスやイベント、そしてTV出演とお茶の間にもその声を届かせつつあるバンド、ワンダフルボーイズ。そんな彼らがライヴ会場のみ300枚限定で販売し、あっという間に完売となってしまった作品に7曲を追加したアルバム『ロックロックロックジェネレーション SUPERVERSION!!!』をリリース!! そして、同日にはリーダーであるSundayカミデが在籍し、奇妙礼太郎、テシマコージの3人からなる天才バンドの3枚目となるアルバム『ロミオとジュリエット』も発売!! みなさま…

さよならだけが人生さと唄う18歳ーーシンガー・ソングライター、山﨑彩音の心の底に迫る

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さよならだけが人生さと唄う18歳ーーシンガー・ソングライター、山﨑彩音の心の底に迫る

18歳のシンガー・ソングライター、山﨑彩音が4曲入り音源『キキ』をリリース。15歳から東京・神奈川のライヴハウスで活動をはじめ、16歳のときに声と言葉、全曲詩先による作風、唄とギターのみの一発録音、6曲中2曲がカセットテープ・レコーディングされた1st E.P『Yer』をライヴ会場と通信販売のみで発表。2016年には仲井戸“CHABO”麗市、GLIM SPANKYのオープニング・アクトを務め、〈FUJI ROCK FESTIVAL 2016〉にシンガー・ソングライター史上最年少で出演するなど話題を集めてきた…

DÉ DÉ MOUSE、祝活動10周年──6thアルバムのハイレゾ版、1ヶ月独占配信

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DÉ DÉ MOUSE、祝活動10周年──6thアルバムのハイレゾ版、1ヶ月独占配信

〈RAW LIFE〉からインディ・ロック・シーンまでに届いたアンセム「baby's star jam」も収録のマスターピース、1st『tide of stars』から10年、DÉ DÉ MOUSEの通算6枚目のアルバムがここに完成した。きらびやかなカットアップ・シンセ・サウンドによるポップなエレクトロ・トラックは、まさに彼の真骨頂にして、そのスタイルの最新型とも言えるサウンドに仕上がり、ここ数年の活発なリリースの勢いをそのまま封入したようなエネルギッシュな作品とも言える。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を1…

〈After Hours〉開催記念!! MONO × envy × downy、主催3組によるインタヴュー掲載!!

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〈After Hours〉開催記念!! MONO × envy × downy、主催3組によるインタヴュー掲載!!

2017年4月9日(日)、日本を代表するロック・バンドであるMONO、envy、downyの3組による主催フェス〈After Hours〉が開催される。昨年は〈SYNCHRONICITY'16 – After Hours –〉の中で行われた同イベントであったが、今年は〈After Hours〉が独立したフェスとして開催、日本の最前線を走るオルタナティヴなバンド、アーティスト全31組が渋谷に集結する。OTOTOYではイベントの開催を記念し、主催の3組からTakaakira ‘Taka’ Goto(MONO)、…

Summer Rocket、デビュー・シングル発売記念ーーサウンド・プロデュースの永原真夏を迎えた対談掲載

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Summer Rocket、デビュー・シングル発売記念ーーサウンド・プロデュースの永原真夏を迎えた対談掲載

「夏」をテーマにした5人組アイドル・グループ、Summer Rocket(サマーロケット)。楽曲を手掛けるのはex.SEBASTIAN X、音沙汰の永原真夏と工藤歩里。運営を手掛けるのは、ミュージック、カルチャー&サイエンスマガジン「Rocket」を発刊する新進気鋭の出版社、Rocket Base。2016年7月から活動をスタートさせた彼女たちがデビュー・ライヴから披露している2曲を収録した待望の1stシングルを完成。なんと同日に永原真夏の2nd EP『オーロラの国』もリリースされるとのことでOTOTOYで…

Keishi Tanaka×Ropes対談──景色と音色を共有した合同ツアーからKeishi新作を巡って

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Keishi Tanaka×Ropes対談──景色と音色を共有した合同ツアーからKeishi新作を巡って

2016年に入り、Tokyo Recordings、fox capture plan、LEARNERSと一緒に制作したシングル3部作をリリースしたKeishi Tanaka。意欲的に制作を続けるなか、待望のフル・アルバムが完成した。学生時代のルーツと語るオールディーズなジャマイカ音楽の影響を感じさせる楽曲から自身が得意とする70年代ソウル・ミュージックをアップデートしたネオ・ソウル、サルソウル的なホーンフレーズとパーカッションが華やかに盛り上げるディスコ・チューン、ジャズ・テイストなポップ・ソングなど、幅広…

生活になじむ音楽、〈路地〉1stアルバムリリース&インタヴュー公開

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生活になじむ音楽、〈路地〉1stアルバムリリース&インタヴュー公開

男性3名、女性1名。東京のバンド〈路地〉。はっぴいえんど「風をあつめて」の冒頭一節に登場する単語であり、ceroにも「Roji」という楽曲がある。ポスト大貫妙子とも称される飯島梢(Vo,Syn)の歌声も含めてシティ・ポップ系譜のサウンドと想像していた。聴いてみると確かにその要素は多分にあるが、突如入るノスタルジックでリバーヴの効いた音の波、ハードなギターソロなど幅広いアプローチが垣間見える。そんなサウンドもやさしさで1つに包み込んでしまう飯島の歌声。地に足のついたリベラルな思考を持つ音楽集団だ。また日常と地…

〈GIRLS 3×3〉スペシャル座談会、THE LIPSMAX x サンナナニ x DIALUCK

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〈GIRLS 3×3〉スペシャル座談会、THE LIPSMAX x サンナナニ x DIALUCK

華やかなライヴ・イヴェントのお誘いである。ここで紹介したいのは、9月23日(金)に代官山LOOPにて行われる、さまざまな出自を超えた、女性3ピース・バンド、3バンドが会するライヴ・イヴェント〈GIRLS 3×3〉だ。出演バンドはそれぞれ違った個性を持つガールズ・バンド。日本でも有数の女性ベーシスト、TOKIEなど、それぞれキャリアと高い演奏力を持った3人による、スウィンギンなガレージ・ロックンロール・バンド、THE LIPSMAX。ツイン・ヴォーカル、さらにはギター、ドラム、AZUMA HITOMIのシンセ…

オトトイのススメ! Vol.5は、2016年3月29日(火)TSUTAYA o-nestにて開催。出演者は、DE DE MOUSE、アカシック、POP

その他

オトトイのススメ! Vol.5は、2016年3月29日(火)TSUTAYA o-nestにて開催。出演者は、DE DE MOUSE、アカシック、POP

''nest20周年記念公演 オトトイのススメ! vol.5''日時 : 2016年3月29日(火)@TSUTAYA o-nest開場 : 18:30 / 開演 : 19:00料金 : 前売 : 2,800円 / 当日 : 3,300円(1drink別)出演 : ''DE DE MOUSE'' / ''アカシック'' / ''POP'' 問い合わせ : o-nest主催・企画制作 : オトトイ株式会社 / ATFIELD.inc....…

祭囃子とエレクトロ──DE DE MOUSE『summer twilight』、ハイレゾ配信

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祭囃子とエレクトロ──DE DE MOUSE『summer twilight』、ハイレゾ配信

昨年末アルバム『farewell holiday!』をリリースしたDE DE MOUSE、あれから半年のスパンをおいてここに新作EP『summer twilight』を緊急リリース。彼らしいカットアップ感にあふれたシンセ、ポップなエレクトロ・ビートとともに、ときに“和”な祭囃子も遠くからこだまする8曲。もともと劇伴曲として作られたそうなのだが、しっかりと彼のオリジナル楽曲としての強度を持ち、「祭、夏、夜、朝、森、女、夢」といったテーマを携えたDE DE MOUSE流のサマー・アンセム集といったところだ。本作…

東京発の3ピース・ガールズ・バンド、The Wisely Brothersのルーツに迫るインタヴュー掲載

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東京発の3ピース・ガールズ・バンド、The Wisely Brothersのルーツに迫るインタヴュー掲載

都内高校の軽音楽部で結成された3ピース・ガールズ・バンド、The Wisely Brothersが約1年半ぶりとなる2ndミニ・アルバムをリリース。今作のエンジニアには、曽我部恵一、Yogee New Wavesなどを手がける池内亮が、「八百屋」ではいちろー(東京カランコロン)が初プロデュース。みずみずしい衝動、Lo-Fiなサウンド、2コードで構成される楽曲など、シンプルなのに奥が深く中毒性を感じるUSインディ・ライクな本作をOTOTOYではCDより1週間先行で配信する。そしてメンバー3人のルーツに迫るイン…

永原真夏、1stミニ・アルバムをハイレゾ配信&フィールドが異なる2人の異色対談

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永原真夏、1stミニ・アルバムをハイレゾ配信&フィールドが異なる2人の異色対談

SEBASTIAN X活動休止とともに、永原真夏がソロ・アーティストとして歩みはじめて約1年。めまぐるしく彼女のなかを駆け抜けた"すべて"が歌となり、音楽となり凝縮された1stミニ・アルバム『バイオロジー』が完成した。その内容はといえば、1曲目から彼女の真骨頂ともいえる、駆け回るようなロック・チューン「リトルタイガー」、ダイナミクでスケール感のラブソング「バイオロジー」から芯のある歌声で歌い上げる屈指のバラード「プリズム99%」まで濃密なパワーに溢れている。今回、録音&ミックスに曽我部恵一やYogee Ne…

OTOTOY AWARDS 2015──クラブ / エレクトロニカ編──

コラム

OTOTOY AWARDS 2015──クラブ / エレクトロニカ編──

ハウスのダンスフロアとインディ・ロックを結んだジェイミー・エックス・エックスの綺羅星のような存在感は“ある”として、クラブ系は2014年に出揃ったベース・インダストリアル、アヴァン・ミュータントな電子音響の「続き」といった印象もなんだか否めない印象もある。ジ・オーブやスクエアプッシャー、まさかのリリース続きとなったエイフェック・ツインといった大物たちによる貫禄の作品がハイレゾ配信。ヒップホップ国内勢はOMSB、ベテラン、ECDの“視点”のダントツの存在感。VIDEOTAPEMUSICあたりの、国内インディ“…

DE DE MOUSE、3年ぶりの新作ついに配信開始&制作背景に迫るインタヴュー後編公開

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DE DE MOUSE、3年ぶりの新作ついに配信開始&制作背景に迫るインタヴュー後編公開

12月2日、待望のオリジナル・アルバムをリリースしたDE DE MOUSE。これまでドリーミーなエレクトロニック・サウンドを魅力としていた彼だが、今作ではファンタジックなオールディーズ・サウンドへと舵を切っている。そんな彼の現在の心境や、3年という月日の間に見つめ直した本当に表現したい音楽について語ってもらった''前編''。後編では、作品の世界観を補強するために彼が施したさまざまな仕掛けやライヴで世界観を構築する方法に着目し、その詳細を探る。...…

DE DE MOUSE、3年ぶりとなるオリジナル・アルバムを来月リリース!それに先駆けてインタヴューを公開

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DE DE MOUSE、3年ぶりとなるオリジナル・アルバムを来月リリース!それに先駆けてインタヴューを公開

遠藤大介によるソロ・プロジェクト、DE DE MOUSEが12月2日に新アルバム『farewell holiday!』を発表する。ドリーミーなエレクトロニック・サウンドを魅力とする彼だが、今作ではファンタジックでオールディーズ感のあるサウンドスケープを構築し、新たな世界を拓いている。本作の12曲目にはOTOTOY限定のボーナストラックを収録し、24bit/48kHzと32bit float/48kHzの2形態でハイレゾ配信。本日より予約注文がスタートした。さらに、リリースに合わせてアルバムの世界観を体験でき…

ex.SEBASTIAN Xのフロントマン永原真夏がソロ・デビュー、そして初のシングル「青い空」をリリース

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ex.SEBASTIAN Xのフロントマン永原真夏がソロ・デビュー、そして初のシングル「青い空」をリリース

 4月30日の東京・赤坂BLITZ公演をもって活動休止期間に入ったSEBASTIAN Xのフロントマン=永原真夏。ソロ活動が発表され、初のシングル作品『青い空』を先日リリース、OTOTOYにてハイレゾ配信もされている。今作品は、"永原真夏+SUPER GOOD BAND"を名義に掲げ全3曲を収録。サポート・バンドとなるSUPER GOOD BANDにはSEBASTIAN Xで共に活動した工藤歩里(Key)、フジロッ久(仮)の藤原亮(Gt)ら、6名のミュージシャンが参加した大編成となっている。タイトル曲である…

ハイレゾ版独占配信!! DE DE MOUSEによる、ライヴ・リアレンジ・アルバム

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ハイレゾ版独占配信!! DE DE MOUSEによる、ライヴ・リアレンジ・アルバム

つい一ヶ月前に、自身のルーツである90'sダンス・ミュージックをモチーフにしたEP『youth 99』をリリースしたDE DE MOUSE。彼が今回リリースした新作『milkyway drive』は、リアレンジ・アルバムだ。ライヴを行う上で、自然と施された既成曲へのアレンジを元に再構成された楽曲群。そこからは、彼独特のエスニックなメロディーとサンプリング・センス、そして彼の“今”の音楽性が堪能できる仕上がりに。ぜひ、このサウンドをOTOTOY限定のハイレゾ版音源でお楽しみいただきたい。...…

DE DE MOUSEによる、レイヴ / ドリルンベースな新作EPをハイレゾで配信&インタヴュー

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DE DE MOUSEによる、レイヴ / ドリルンベースな新作EPをハイレゾで配信&インタヴュー

細かく刻まれたヴォイス・サンプルで作り上げられるエスニックなメロディーと煌めきに満ちたトラックで、聴くものを魅了してきたDE DE MOUSE。今回彼が、自身のレーベル〈not records〉から発表した新作『youth 99』は、いままでの作品とは明らかに一線を画す、ダークかつアッパーなサウンドだ。ジャングル・ビートやTB-303の過激なシーケンスなどの、まさに90'sダンス・ミュージックな音達を独自の解釈で消化した全6曲。そんなエイフェックス・ツインやスクエアプッシャーなどを思わせる本作を、OTOTO…

連載「隣の騒音 〜2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」第8回 マイミーンズ

連載

連載「隣の騒音 〜2014年の関西インディ・ミュージック・ガイド」第8回 マイミーンズ

いちライターとして、いちリスナーとして、関西シーンの渦中にいる田中亮太が、すぐ隣で鳴っている騒音――今この瞬間、どうしても耳に入ってきて、耳を奪われてしまうサウンドを月1で紹介する連載「隣の騒音 ~2015年の関西インディ・ミュージック・ガイド」。2014年6月より始まった本連載は、これで最終回を迎えます。にも関わらず、これまででもっとも勢いと瑞々しさに溢れた4ピース・バンドが登場。ハヌマーン、GRIKOのベーシストであった大久保恵理が始めた新たなバンド、マイミーンズのデビュー作と大久保の単独インタヴューを…

Sundayカミデ率いるワンダフルボーイズ、下北沢CLUB Queでのライヴをハイレゾ&DSD配信!!

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Sundayカミデ率いるワンダフルボーイズ、下北沢CLUB Queでのライヴをハイレゾ&DSD配信!!

大阪発、「マジであったことポップ・ミュージック」を鳴らすワンダフルボーイズが、2015年2月21日に下北沢CLUB Queでおこなったワンマン公演の模様を、ハイレゾ&DSDでOTOTOY独占配信!! 先日のアルバム全作無料配信が大きな話題を呼んだ彼らですが、今回のライヴ音源にはお馴染みの「平和 to the people」から新曲「ロックジェネレーション」まで、全7曲を収録。しかも、今ならライヴの定番曲「Back to the '95」のフル試聴を実施中です。...…

天才バンドSundayカミデ率いるワンダフルボーイズ、全作品を期間限定無料配信!!

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天才バンドSundayカミデ率いるワンダフルボーイズ、全作品を期間限定無料配信!!

浮かれている人もそうでない人もご注目!! ハッピーなパフォーマンスで盛り上げながら「マジであったことポップ・ミュージック」を鳴らして人の心の奥を見透かす6人組バンド、ワンダフルボーイズからバレンタイン・プレゼントが届きました。そう!! タイトルの通り、全作品の無料配信です!! というのも、バレンタインの1週間後、2月21日(土)に下北沢CLUB Queでワンマンライヴを行う彼ら。その一足先からワンダフルボーイズを楽しんでほしいとこんな企画になりました。...…

ドミコ『深層快感ですか?』を先行配信スタート&インタヴュー

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ドミコ『深層快感ですか?』を先行配信スタート&インタヴュー

川越発サイケデリック・ポップ・2ピース・バンド、ドミコが、初の全国流通盤をリリース!! the telephones・松本誠治、cinema staff・辻友貴らがコメントを寄せたり、音源リリース前にも関わらず〈BAYCAMP2014〉にも出演するなど、じわじわと話題を呼んでいる彼ら。そのサウンドは、いってみればポストパンク、サイケ、ガレージ等の要素を取入れた楽曲を日本語で歌った独自のトイポップ・ガレージ・サウンド。同期なしでギターと声をリアルタイムに録音していくひかる(Gt / Vo)と、体全体を使ってダ…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』も大団円!! セレクション作品第7弾「Biff Sound Selection 07」フリー配信&インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』も大団円!! セレクション作品第7弾「Biff Sound Selection 07」フリー配信&インタヴュー!!

33週間にわたり、浦安にある倉庫を改造したスタジオ・Ice Cream Studioでレコーディング・セッションを行い、その音源を毎週リリースしていく企画「Biff Sound」も無事33週を走り抜けた。思えば、この企画がはじまったのは大雪が降る冬のことだった。そこから、桜の季節、スタジオ内に蚊取り線香の匂いが充満する季節、涼しく過ごしやすい季節を経て、また寒い季節を迎えようとしている。寝静まった工場地帯にある秘密基地のようなスタジオに毎週末10人以上が集まり、夜な夜なレコーディング・セッションをするという…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第10弾をリリース&インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第10弾をリリース&インタヴュー!!

33週連続で音源をリリースする企画「Biff Sound」が3ヶ月目に突入した。はやくも今週で10作目となるが、そのクオリティは落ちるどころか、より実験的なものになってきている。それは「Ice Cream Studio」に集うメンバーの息が一層合わさってきたこと、普段交わらないゲストが入ることによった化学反応、そして新しい音楽を作ろうという意欲がそうさせていることに違いない。今回もまた例のごとく、浦安の外れにあるスタジオに足を運び、話を聞いた。...…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第14弾をリリース&インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第14弾をリリース&インタヴュー!!

溶けてしまいそうな暑さが迫るなか、浦安にある秘密基地的スタジオ「Ice Cream Studio」でも、様々なアーティストが溶けるくらいぐっちゃぐちゃに混じり合っていく、セッション・レコーディングが行なわれていた。33週連続で音源をリリースする企画「Biff Sound」は、今月で4ヶ月目。はじめてこの地を訪れたときが極寒の雪の中だったことを考えると、月日の流れを感じざるをえない。そしてその間、一週も休むことなく、彼らはセッション・レコーディングを行い、週間少年漫画誌のようにすべてをリリース、月ごとに単行本…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第18弾をリリース&インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第18弾をリリース&インタヴュー!!

浦安に来るのも5ヶ月目。すっかり季節は冬から夏へと変わってしまったが、その間休むことなく毎週末レコーディング・セッションを続け、音源をリリースし続けてきた33RECORDの面々。彼らのことを本当にタフな連中だと実感する。今回は、一般応募をしてくれたアーティスト、マグナロイド氏とともに浦安にある秘密基地的スタジオ「Ice Cream Studio」を訪れのだが、彼が持ってきた機材ローランド・TB-303にみな釘付けになり、その数時間後にはレコーディング・セッションをしてしまった。ありきたりな言い方だが、音で会…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第23弾をリリース&金子泰介、金子祐二、アレックス・ケレハー、インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第23弾をリリース&金子泰介、金子祐二、アレックス・ケレハー、インタヴュー!!

都会に住んでいても、季節は変わっていくんだな。のっけから、感傷的な気持ちになった。基本的に部屋にこもって原稿を書いているような人間としては、季節がいつの間にか過ぎさっていたなんてことなんてざらで、季節に想いを馳せるなんてことはそんなにないのだけど、毎月、浦安の外れの倉庫街に来ていると、いやでも季節が変わっていることを感じさせられる。なんてったって倉庫の中にあるスタジオ。初めてきたときは寒くて仕方なかったのだけど、いまでは暑くてたまらない。もちろん、クーラーなんてない。虫除けスプレーを吹きかけて、薄暗いスタジ…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第27弾をリリース&VENOM、kokko、Kampowとインタヴュー・セッション!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第27弾をリリース&VENOM、kokko、Kampowとインタヴュー・セッション!!

倉庫を改造したスタジオ・Ice Cream Studioを舞台に、週末の深夜から朝にかけてレコーディング・セッションを行い、その音源を33週にわたり毎週リリースしていく企画「Biff Sound」も、早いもので27週目を迎えた。筆者は、月に1度ほどIce Cream Studioに足を運び、その日のテンションによって起こる化学変化を眺めているのだが、いつ行ってもその様子は新鮮だ。ミュージシャンたちにとっては、その一挙手一投足を観られながら実力を試される場ということもあり、本番になると集中してそのパフォーマン…

櫛引彩香、3年ぶりのニュー・アルバムを独占ハイレゾ配信開始

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櫛引彩香、3年ぶりのニュー・アルバムを独占ハイレゾ配信開始

デヴューから15年、櫛引彩香(くしびきさやか)の声はいつも優しく、寄り添ってくれる。レーベル・メイトでもある松田岳二、KONCOS の古川太一と「櫛引彩香TRIO」の活動を経て、個人名義では3年ぶりのオリジナル・アルバム『恋する運命』をリリース。今作は、アレンジャーにKONCOS、ONE Hundred MONT BLANC、PANORAMA FAMILY、松田岳二といったレーベル・メイトが、作詞にはタレントの加藤紀子、お笑い芸人のジューシーズ松橋周太呂が参加。 ...…

33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第32弾をリリース&インタヴュー!!

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33RECORD、33週連続リリース企画『Biff Sound』第32弾をリリース&インタヴュー!!

33週間にわたり、浦安にある倉庫を改造したスタジオ・Ice Cream Studioでレコーディング・セッションを行い、その音源を毎週リリースしていく企画「Biff Sound」も32週目を迎えた。あと1週!! さあ大団円というところで、大きな変化が起こりはじめている。各メンバーのキャラクター、人間性が色濃く出始めており、それが音楽以外も含めて、Ice Cream Studioという場所を豊かにしはじめているのだ。例えば、徹夜で編集作業を行いボロボロになっているメンバー、集合時間に遅れてくるメンバー、リーダ…

Keishi Tanaka、1年ぶりのニュー・シングルが独占ハイレゾで到着

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Keishi Tanaka、1年ぶりのニュー・シングルが独占ハイレゾで到着

riddim saunter解散後、ソロで活動中のKeishi Tanaka。ライヴさながらのアップテンポなリズム際立つ渾身のニュー・ソングをOTOTOY独占でハイレゾ配信開始。物語性の高い伸びやかなメロディーは、無意識な日常を変えうるポップさも持ち合わせている。カップリングには、FRONTIER BACKYARDのTGMXと3年に渡るアコースティック・ツアーで披露されてきた"TWIN SONG"を満を持して収録。まとめ購入者には、涙の雨を傘でよける女の子のイラストが印象的なジャケットの壁紙データが同梱され…

ブラザーズを結成した3人組ガールズ・バンド? The Wisely Brothers待望の1stミニ・アルバム!!

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ブラザーズを結成した3人組ガールズ・バンド? The Wisely Brothers待望の1stミニ・アルバム!!

まだあどけなさの残しながら、新宿、下北沢を中心に活動する今年ハタチの3人娘、The Wisely Brothersからファースト・ミニ・アルバムが到着!! 初の全国流通盤がOTOTOYでも配信開始です。彼女たち、可愛いだけじゃないんです。ほんわかしたサウンドにひとクセある歌詞が乗った印象的な6曲は、少女から大人の女性へと成長していく"この時期"にしか歌えない、儚く脆くも力強い楽曲たち。OTOTOYではアルバムご購入の方にメンバー手書きのライナーノーツを特典でプレゼント! 彼女たちはなにを想いながらこの楽曲達…

ワンダフルボーイズ新作リリース記念企画! サンデーカミデがDDT高木社長に直撃!?

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ワンダフルボーイズ新作リリース記念企画! サンデーカミデがDDT高木社長に直撃!?

「マジであったことポップ・ミュージック」――愛や恋や生活や、サンデーカミデの実体験をもとにした歌詞と、エモーショナルでメロディアスなサウンドで胸を熱くさせてくれる関西の自由気ままな6人組バンド、ワンダフルボーイズ。彼らが新作『LOVELY LOVELY LOVESTORY』をリリースした記念に異色の対談が実現しました。登壇者は、ワンダフルボーイズのフロントマン・サンデーカミデと、なんとDDTプロレスリングの高木三四郎社長!...…

WaikikiRecord、ほぼ全作品無料配信キャンペーン!!

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WaikikiRecord、ほぼ全作品無料配信キャンペーン!!

こんなに大量の一気無料配信、前代未聞です! 「ポップは全てを内包する」を合言葉に、ポップ・ミュージックを届けてくれるインディ・レーベル、WaikikiRecord。初期はゆーきゃんから渚十吾、田所せいじといったシンガーに、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、ワンダフルボーイズからOver The Dogs――もちろんレーベル・オーナーの坂本陽一のバンド、ELEKIBASEも――そんな多数の良作をOTOTOYでも配信しています。そんなWaikikiRecord、なにを思ったかOTOTOYで配信している(ほぼ)全タ…

SEBASTIAN X、3年目の〈TOKYO春告ジャンボリー〉&音沙汰がハイレゾ音源でリリース!!

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SEBASTIAN X、3年目の〈TOKYO春告ジャンボリー〉&音沙汰がハイレゾ音源でリリース!!

桜が花を咲かせ、ぽかぽかと外でも過ごしやすくなったこのごろ。SEBASTIAN Xが主催する〈TOKYO春告ジャンボリー〉の季節がやってきました。都会のど真ん中にある野外会場で、彼女たちがリスペクトするアーティストたち、そして誰よりも楽しそうに笑うSEBASTIAN Xが音を鳴らし、客は歌い踊り飲んで笑う、春を凝縮したような1日。3年目となる2014年、昨年に引き続き満開の桜のもとで、春告に懸ける想いを訊いてきました。...…

DE DE MOUSE、期間限定ハイレゾ音源でクリスマス・カヴァー・ソングをリリース

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DE DE MOUSE、期間限定ハイレゾ音源でクリスマス・カヴァー・ソングをリリース

''【価格】''HQD(24bit/48kHzのWAV) 単曲 200円 / まとめ購入 300円''【Track List】''1. sleigh ride2. sleigh ride (instrumental)みなさん、クリスマスはいかがお過ごしですか? 恋人と過ごすという方も、お仕事だという方も。デデサンタからすべての方に、クリスマスがよりたのしくなるプレゼントをお届け!...…

Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

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Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

90年代に発表された2つのアルバムRadiohead『OK Computer』とPortishead『Dummy』。それぞれのバンドの代表作として、20年近くの時が経ったいまも音楽ファンに愛され、影響を与え続けている作品だ。森大地(kilk records / Aureole)、マモル(nhhmbase)、青木裕(downy)、照井順政(ハイスイノナサ)というこの日集まった4人も、“脳内再生”出来るほどにこのアルバムを聴き血肉化することで、表現者としてのアイデンティティの一部としているミュージシャンたちなの…

ワンダフルボーイズ、2ndアルバムをリリース&首謀者サンデーカミデにインタヴュー!

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ワンダフルボーイズ、2ndアルバムをリリース&首謀者サンデーカミデにインタヴュー!

フリー・ソウル、ヒップホップ、レゲエなどの影響を感じさせつつも、それを和製にアレンジしたメロウなサウンド、一度観たら忘れられないような様々な趣向を凝らしたハッピーなライヴ・パフォーマンスで人気を博す関西の6人組、ワンダフルボーイズが待望の2ndアルバム『スローリースローリースローリーナイト』をリリース! 最近ではライヴ・ハウスも飛び出しお茶の間をも賑わせる奇妙礼太郎、ノスタルジックな歌声で聴く人を魅了するシンガー・ソングライター、杉瀬陽子ら関西の盟友もゲストで参加と豪華な作品となっています。音楽と恋とダンス…

SUNDAYカミデ、小説付きの1stソロアルバムをリリース

ライヴレポート

SUNDAYカミデ、小説付きの1stソロアルバムをリリース

奇妙礼太郎がカヴァーした名曲「君が誰かの彼女になりくさっても」を生み出したのはこの男! 関西の自由気ままバンド、ワンダフルボーイズの中心人物であり、ズバ抜けたソング・ライティング・センスを持つ大阪のSUNDAYカミデがファースト・ソロ・アルバムをリリース。特典としてSUNDAYカミデ描き下ろしの、実体験をもとにした青春群像小説「あし」が付いており、特典と侮るなかれ、かなりボリュームたっぷりで読みごたえのあるものとなっている。キラリと光る青春に、せつなさや苦さも内包したSUNDAYカミデ独特の世界。音源と合わ…

DE DE MOUSEが作曲したキキララショーのオリジナル・サウンド・トラックがOTOTOY限定リリース!

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DE DE MOUSEが作曲したキキララショーのオリジナル・サウンド・トラックがOTOTOY限定リリース!

2013年6月29日(土)から、東京・サンリオピューロランドではじまったショー、「キキ&ララの星空の旅」。“プロジェクションマッピング”の起用だけでなく、楽曲をDE DE MOUSE、振り付けをホナガヨウコが担当することとなり、大きな話題を呼びました。OTOTOYでは、公開に先駆けて、ショーのプロデューサー、DE DE MOUSE、ホナガヨウコの3者が揃った対談を実現。さらにはDE DE MOUSE作曲のオリジナル・サウンド・トラックのなかからリード曲のフリー・ダウンロードを行い、類を見ないほど多くの人にダ…

「キキ&ララの星空の旅」DE DE MOUSE作曲のサウンド・トラックをフリー・ダウンロード配信!!

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「キキ&ララの星空の旅」DE DE MOUSE作曲のサウンド・トラックをフリー・ダウンロード配信!!

2013年6月29日(土)から、東京・サンリオピューロランドで、新作のショー「キキ&ララの星空の旅」がはじまる。ショーには、独特の世界観で多くの支持を得るDE DE MOUSEが楽曲制作を、サカナクション「僕と花」のPVの振り付けを手がけたダンスパフォーマー、振付家、モデルとして活躍するホナガヨウコが制作に加わるという夢のコラボレーションが実現!! DE DE MOUSEとのコラボを記念して、ショーのサウンド・トラックをOTOTOYで全曲ダウンロードできる専用コード付きチケットを販売。また、公開後、全曲配信…

SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

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SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

2013年5月25日、下北沢に点在するライヴハウス各所を結んで開催される下北沢発サーキット・イベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING」。今年は複数会場でのライヴ・パフォーマンスに加えて、サーキット・イベントならではの、下北沢の街中を使った企画を実施することが決定しました! その名も「Shimokitazawa HANAUTA CRUISING」! 「はなうた」がキーワードの本企画、その内容はいかに?...…

OTOTOY AWARD 2012!! 100作以上のノミネート・アルバムの中から選ぶ、あなたの1枚

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OTOTOY AWARD 2012!! 100作以上のノミネート・アルバムの中から選ぶ、あなたの1枚

'''2012年 Member's Choice Award グランプリ 作品'''''リスナーのみなさまからのコメント''頭に残るメロディがどこか懐かしく、心地よく、聞いている間はいつものありふれた世界が何故かステキな世界に変身してしまう。 そして、生きているのが楽しくなり、自分も何か生み出したいというエネルギーが湧いてくる。...…

DE DE MOUSEがDSD SHOPのテーマ曲を作成&DSD音源で配信!

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DE DE MOUSEがDSD SHOPのテーマ曲を作成&DSD音源で配信!

シブヤヒカリエに突如出現したDSD音源を体感できるスペース「OTOTOY DSD SHOP」のオリジナル・テーマソングをDE DE MOUSEが制作。アルバム『sky was dark』のタイトル・ソングでもある本作を、OTOTOY DSD SHOPのために、バンド・ヴァージョンでリアレンジ&再録。今回、DSD音源として制作された「sky was dark(sky was dark session)」は、下高井戸にあるKORG直営のG-ROKSスタジオ(http://www.groks.co.jp/)にて、…

DE DE MOUSE『sky was dark』高音質音源で配信開始&インタビュー

インタヴュー

DE DE MOUSE『sky was dark』高音質音源で配信開始&インタビュー

DE DE MOUSEが、自身が立ち上げた「not」レーベルから、2年半ぶりとなるフル・アルバム『sky was dark』をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL'12への出演、プラネタリウム・ツアー全7公演がソールド・アウトなど、レーベル独立後も活躍の幅を広げ続けるDE DE MOUSE。OTOTOYでは、今作『sky was dark』を24bit/48kHzの高音質WAV音源で配信! 更に、ロング・インタビューを決行! 新たな境地へたどり着いたDE DE MOUSEの今を感じてほしい。...…

奇妙礼太郎×サンデーカミデ 対談

インタヴュー

奇妙礼太郎×サンデーカミデ 対談

歌うことによって自然と聴き手を巻き込み、ここまでの多幸感をもたらす男は滅多にいないだろう。無理にコール&レスポンスするわけではなく、聴いているとうずうずしてきて体が反応してしまう。こうやって言葉で書けば書くほど本質を捉え損ねてしまいそうだけれど、ここまで歌というものを表情豊かに活かすことのできる歌い手は、何十年に1人という逸材といっても過言ではない。そんな奇妙礼太郎が歌う曲のなかでも、とりわけエモーショナルで印象的なのが「君が誰かの彼女になりくさっても」という曲だ。<ずっとずっと君が好き/誰かの彼女になりく…

LIVE at shimokitazawa THREE - LIVE JUNK 2011.09.04-配信開始

ライヴレポート

LIVE at shimokitazawa THREE - LIVE JUNK 2011.09.04-配信開始

MUSIC FROM THE MARSがOTOTOYのLIVE音源シリーズに登場! 2011年9月4日に下北沢THREEにて行われたイベント、LIVE JUNKでの演奏を収録しました。藤井友信(Vo. / G.)、河野岳人(Bass / Cho.)、山本淳平(Drums)、坂井キヨオシ(Piano / Key / cho.)の4人にホーン・セクションが加わった、力強くカラフルなアンサンブルをDSDで録音。会場での鮮度そのままにリアルに再現します。来年で結成から15周年。そのキャリアに裏打ちされた確かな演奏力…

DE DE MOUSE×ゆーきゃん対談

インタヴュー

DE DE MOUSE×ゆーきゃん対談

ゆーきゃんの新作『ロータリー・ソングズ』を聴いた。この作品が録音された場所は、今は取り壊されてしまった本作のエンジニアでもある高橋健太郎の家。実は、筆者はここに居候していたこともあり、思い入れはとても強い。東京の古い家が持つ力強さと謙虚さを兼ね備えた下丸子の駅から10分程歩く一軒家。出来上がった作品は、記憶に残るあの家の面影を持っていた。地震が来ても台風が来ても倒れない力強さを持っていた。この作品を聴いた時にゆーきゃんと対談して欲しいと強く思ったのが、DE DE MOUSEだった。彼がメジャーを離れるという…

谷口尚久1st album 『JCT』フリー・ダウンロード

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谷口尚久1st album 『JCT』フリー・ダウンロード

作曲家谷口尚久による初のソロ・アルバムが到着。一切の無駄を出来うる限りそぎ落としたシンプルかつクールなインストの集大成。写真家・作家の藤原新也氏原作の映画『渋谷』に使用された楽曲を含む10曲を収録。来るべき未来のドライビング・ミュージック決定盤がmp3とHQDで配信開始! 更に、アルバム1曲目の「1st of all」は期間中フリー・ダウンロードを実施。この機会をお見逃しなく!...…

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