「ポップは全てを内包する」を掲げるWaikikiRecord、ELEKIBASEやワンダフルボーイズ、セイルズなど一挙無料配信キャンペーン!!
こんなに大量の一気無料配信、前代未聞です! 「ポップは全てを内包する」を合言葉に、ポップ・ミュージックを届けてくれるインディ・レーベル、WaikikiRecord。初期はゆーきゃんから渚十吾、田所せいじといったシンガーに、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、ワンダフルボーイズからOver The Dogs――もちろんレーベル・オーナーの坂本陽一のバンド、ELEKIBASEも――そんな多数の良作をOTOTOYでも配信しています。そんなWaikikiRecord、なにを思ったかOTOTOYで配信している(ほぼ)全タイトルを無料配信に、と「本当に良いんですか!?」と言いたくなるようなキャンペーンをはじめます!!
ということで、無料配信する全タイトル26作品を坂本自ら執筆したレコメンドとともにご紹介!! 試聴もできますので、わくわく物色しつつ、ほしくなったらジャケットをポチッと押してくださいね。
そして来週にはWaikikiRecordからワンダフルボーイズの新作『LOVELY LOVELY LOVESTORY』が届きます。こちらハイレゾ、もちろん特集も掲載予定! 今回なんとワンダフルボーイズのサンデーカミデが、すごい人と対談してきましたよ。たぶん、これもOTOTOY初の内容になるはず。お楽しみに!!
無料配信期間 : 2014年9月23日(火)21:00まで
From WaikikiRecordレーベル・オーナー サカモトヨウイチ
WaikikiRecordのレーベル・オーナー、坂本です。おもにカタカナでサカモトと名乗っております。特に意味はありません。高校のころ音楽雑誌をきっかけに、どっぷりとそのまま音楽にはまり、バンドをはじめ、DJをはじめ、レーベルをはじめて… 気付けば16年ほどレーベルが続いております。とくに光の時代も闇の時代もなく、たんたんといままでに48作品(推定!?)ほどの作品をリリースしてきました。まあインディーですから本当にいろいろなリリースがありました… っと、まあいちいち思い出してもきりがないので割愛しますが、同じくアンダーグランド精神溢れるOTOTOYとはその前身の時からのお付き合いで、ともにいろいろな苦楽を共にしてきたと思っております。そんなOTOTOYで配信しているWaikikiRecordの作品をなんと、(ほぼ)全作無料にして聴いてもらおうなんてことになりました。
音楽は聴かれてなんぼ、料理は食べられてなんぼ、道具は使われてなんぼ、そこに価値をもつのは当然かもしれませんが、困った人がいれば時に食べ物は振る舞われ、必要あれば道具も貸し出されます、音楽もまた有料 / 無料の垣根がなくなってきている昨今、OTOTOYの協力のもと、期間限定とはいえ無料での配信ができますのでこの機会にほんと無駄に沢山聴いてほしいと思っております。「書を捨てよ、町へ出よう… そして音を鳴らそう」ということで、持ってってくださいな。そしてOTOTOYで配信していないWaikikiRecordのタイトルもまだまだ多数ありますので、見かけたら宜しくお願いします!
サカモトヨウイチ(WaikikiRecord / ELEKIBASS)
>>WaikikiRecord Official HP
ELEKIBASS
サウンドはハッピー。ライヴはパーティなバブルガム・バンド、ELEKIBASS。ゆるいサウンドとは裏腹にライヴ活動は骨太でオブ・モントリオールと数回のアメリカ・ツアーや2007年のアセンズのポップ・フェスではダニエル・ジョンストンとの競演や、ツアーで一緒になったブラックキッズ、キャスパー・アンド・ザ・クッキーズと交流。特にELEKIBASSがフェイバリットにあげるザ・アップル・イン・ステレオのロバート・シュナイダーがケンタッキーでのライヴを見て、感激しほれ込むなどアメリカのインディ・ロック・シーンでの活躍は目覚しい。国内ツアーはもちろん、台湾最大フェスへの参加や、数回にわたるアメリカ・ツアーで培われてきたエンターテイメントなライヴは必見。
ELEKIBASSの最新ミニ・アルバム、The Apples in stereo のロバートの提供曲「Garden Party」やリード曲の「星降る夜にきらめいて」も収録ですし、Casper & The Cookiesのジェイソン提供曲もあったり、NRBQのカバーも入ったりとなんだかんだバリエーション豊か、とはこのことですよ。ELEKIBASSの今、はこんな感じ!! の6曲入り! やっぱり最新作って1番聴いて欲しいよね、なので、これはぜひぜひ聴いて聴いて!
アメリカ・ツアーの会場限定販売用に作ったシングル、いわゆるカップリングにも注目の1枚、シングルまで押さえるのがマニアへの入り口です、しかし大概、ベスト盤や、編集盤に後日収録されたりするのです。大好きだからこそ自分だけのレアな曲であってほしい、でも、作り手は、B面の曲にだって少しでも日の光があたってほしい、そんなせめぎ合いを楽しんでみてください。
レーベル WaikikiRecord 発売日 2009/06/20
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
アメリカでのライヴ音源を軸に、アルバム編集されていて、スタジオ録音曲もあいまった、編集盤だけど、アルバムの物語を持っている1枚。英語 / 日本語曲や、ライヴ / スタジオ録音、はては宅録 / リミックス、と境界線がまるでない名盤になっております。
ELEKIBASSの3枚目のフル・アルバム、全曲日本詞のポップ・ミュージックのアルバム、ELEKIBASSの中でもかなりの王道なアルバム、ココから入るのもアリ!! ローリングストーンズは「黒く塗りつぶせ!」と言っていました、僕らは「白く塗り直せ」です、ポップ・ミュージックってやっぱり難しく、裾野も懐も深いのです、だから面白い、正面からそこにぶつかり玉砕しているw 1枚!
レーベル WaikikiRecord 発売日 2011/08/26
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
24bit/48kHz ver. はこちらをクリック。
定期的に開催している東京は飯田橋にある、日仏学院という日本のなかのフランスのこの場所でのワンマンの模様の音源、もちろん荒い、ヴォーカルがへろへろ。だけどなんでしょうね、通して聴くとライヴの熱みたいなのがきちんと伝わってくるんですよね、これってよく言われるじゃない? 「ライヴの熱」、とか。でも説明出来ない、でもやっぱりあるんですよね、これはぜひ通して聴いてほしい。3周目ぐらいからなんか面白くなってくるから。大丈夫ライヴ盤の楽しみ方は、だいたい3周目だから!
OkaneMonster / Like This Parade
ELEKIBASSのフロントマン、Youichi Sakamotoのソロ名義のOkaneMonster。ELEKIBASSのサポート鍵盤、三沢マサノリのソロ・ユニット、Like This Parade。
ELEKIBASSのレギュラー鍵盤メンバーでもある三沢マサノリのソロ・プロジェクトでもあるLike This Parade。マイク・オールウェイ主催のエル・レコードをこよなく愛する彼らしい、ただただ愛情の詰まったシングル。90年代渋谷系という言葉はこの音楽の入り口としては正しい表現だが、その奥に有るルーツ群にも注目しつつ聴いてほしい。
ワンダフルボーイズ
2010年に突如、インディーズ界に舞い降りた、パープル・ハイウェイ・オブ・エンジェルス。それがワンダフルボーイズ。
奇妙礼太郎がカヴァーし、アンダー・グラウンドで話題沸騰中の「君が誰かの彼女になりくさっても」のオリジナル作者でもあるサンデーカミデ率いるクラブで遊び続ける6人のメンバーが繰り出す「マジであった事ポップ・ミュージック」は、リアリティmeetsポプュラリティ。
そんな切ない青春をうたった楽曲と、「バンドマン滑らない話」に東京公演、大阪公演ともに出演したりもするサンデーカミデのMCがあわさったパーリー・チューンなライヴは、クラブとライヴハウスの垣根を飛び越えて耳の速いオーディエンス達の人気の的になる。常にボーダーを着用。
レーベル WaikikiRecord 発売日 2012/07/18
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
しゃかりきコロンブス。から改名して、ワンダフルボーイズになっての1枚目のアルバム。相変わらずのパーティ感のなかに切ない歌心がある1枚。クラブやライヴハウスでの青春を送った人ならば必ず共感を持てるであろう、12分越えの「93年の歌」は、このアルバムのクライマックス!!
レーベル WaikikiRecord 発売日 2013/11/27
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
ワンダフルボーイズの2枚目のアルバム、「夜のベイビー」「ロックNEWDAYS」と名曲が収録されているのも注目なのだが、このバンドの最大の特徴は、1枚目、2枚目とバンドの魅力を、歌と歌詞を中心にしつつもパーティ感をなくさずに、ぶれずにパッケージ出来ている点だろう。「ワンダフルボーイズはいつでもワンダフル」確かにそうなので、この1枚が好きな人はもう1枚のアルバムを聴いてもらいたい。
SUNDAYカミデ
ワンダフルボーイズのヴォーカルであり、中心人物である、SUNDAYカミデのソロ・アルバム、音楽はワンダフルボーイズをより曲に歌詞にフューチャーして、しっとりと聴かせる1枚になっていて、もちろん最高なのだが、もっとも注目すべきは、ほぼほぼノンフィクションの彼の青春時代(主に高校時代)を題材にした小説「あし」が付いてくる点だ。音楽って、そのまわりの物語を知るとよりぐっとくるんですね。そんな体験ができる1枚です。(*小説「あし」がPDFで付いてきます)
セイルズ
数々のCDジャケットや書籍カバーを手掛けるイラストレーター・中村佑介を中心に結成されたポップスバンド。編成は中村佑介(Vo, Gt)、中村梓沙(Vo, Acordion)、飼原正之(Ba, Cho)、小泉ひとし(Gt, Cho)、仲井信太郎(Dr, Cho)の5人組。歌謡曲、フォーク、アコースティック・スウィング、ボサノバを基調とした淡いメロディに乗る強烈な歌詞を特徴とする。2011年6月にワイキキレコードよりファースト・アルバム『Pink』でデビュー。
DEMO
イラストレーター中村佑介率いるバンド、セイルズ。今回の無料配信においてデモ・アルバムを用意してくれました!!
Pink(ダイジェスト版)
イラストレーター中村佑介率いるバンド、セイルズ。実はかなりの渋谷系マニアでもある中村佑介のバンドなので、それはもう音楽好きが「にやっ」とする成分をちりばめていて、ステキな1枚になっています。彼の変な?性癖というか独特の女の子(女性)への視点が面白く、そんな感性で書かれた歌詞にも注目です。
(『Pink』全編が気になったらこちら)
YOU(ダイジェスト版)
セイルズ、2枚目のアルバム。バンドの面白さ、音楽性については1枚目に触れた通り中村佑介のキャラクターがしっかりと出た音楽性でかなりポップ。しかし、メンバーがより固定され、単純にバンドとしてまとまりが出ていて成長が伺える。時として成長は単純に音楽の善し悪しに繋がらない時もあるが、まだまだミニ・アルバムしか出していないセイルズの今後が楽しみになる1枚である。
(『YOU』全編が気になったらこちら)
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団
奇妙礼太郎を中心に11名(以上!?)のハッピー・バンドで形成される歌謡スイング・バンド。近年まれにみるほど自由気ままな人生を送る、奇妙礼太郎(Vo, Gt)。彼の歌声は美しくのびやかである。一度でも聴いたものをトリコにする、印象深すぎる彼の「喉」は、このバンド最大の魅力のひとつである。リズミカルでハッピーな楽曲を歌えば聴く者の心を躍らせる。
トラベルスイング楽団の2枚目のリリースは、ライヴ(京都ボロフェスタ)の音源とリミックスと、スタジオ録音の編集盤、特にライヴはなんというかまあ、トラベルっぽいというかなんというか、まあこういうのは説明してしまうと野暮ですから、聴いてみてください。
また、今や廃盤のファースト・アルバム『キング オブ ミュージック』、名曲も最初の1枚という初期衝動も含めてレアな名盤も配信中です。ベースの安田さんが主催するレーベル「スニーカーブルース」というレーベルからのリリースで、そのCDをWaikikiRecordがお手伝いするというつながりでのはじめての1枚、お互いド・インディなので、レーベルというよりただの友達… というだけなんですけどね(笑)。
(『キング オブ ミュージック』が気になったらこちら)
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の下北沢でのライヴの模様、いまの盛り上がりとはまた違う空気感がここでは聴けますよ。
24bit/48kHz ver. はこちらをクリック。
そして、そんな奇妙君の弾き語りの模様です、いい歌い手は、バンドをバックに歌っても、ギター1本で歌っても歌が生きるものですね。
OverTheDogs
現在、福生生まれ、福生在住のヴォーカル恒吉豊を中心に活動中。ゼロ年代の純文学と共振する独特の歌詞世界とVo&Gt 恒吉のハイトーン・ヴォイスで熱い視線を集めている4人組ロック・バンド、オバ犬(ケン)こと「OverTheDogs」。
2014年3月 ライヴハウス限定DVD付シングル『チーズヘッドフォンデュ』を発売、ワンマン・ツアーを行う。2014年6月、ミニ・アルバム『冷やし中華以外、始めました。』を発売。
レーベル WaikikiRecord 発売2010年
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
彼らのインディ・デビュー・アルバム、インディでの1枚目というのはとにもかくにもやりたい事を詰め込み、さらに技術・知識不足でやりたいことができていなかったりして、それがまた予想外のところに着地してたりして、2度と作れない名盤な1枚になることが多々ありますが、こちらもその1枚。初々しさのなかにもアイデンティティもきちんとあるステキな曲ばかりです。
(最新作『冷やし中華以外、始めました。』はこちら)
KAMAMOTOMIKA
人を惹きつける歌声で、心に残る言葉やメロディーを奏でるカラフル・ポップ・バンド。さらにステージを所狭しと暴れ回るパフォーマンスと斬新なアレンジが話題を呼んでいる。つねに新しいことに挑戦している動物的な3人が新世代POPに挑戦。いつもと同じ風景も違う角度から見ればNEW WORLD!!!
女性ヴォーカルっていろいろ誤解というか軽く見られるじゃないですか? ってそんなこと思っている時点で偏見ですが、自分はそんな入り口から入ってしまうのですが、それをきちんと受け止めてくれた上で、「おもしろいでしょ?」と抱きしめてくれるのがこのバンド。考えたらポップ・ミュージックってそうじゃない? 一見なめられるというか、まあなんというか… 大阪で踏ん張ってポップ・ミュージックを鳴らしているKAMAMOTOMIKAのファースト・アルバム、彼女達の人柄を知ってても知らなくてもまずは一聴!
けふなろ
2003年、社会福祉施設で働く職員達の中から仕事の一環として音楽療法を取り入れる話があがり、バンド経験のあるメンバーがその声に賛同して集まり『けふなろ』の誕生となる。
このバンド(?)は福祉施設での音楽療法の一環ではじめたグループで、音楽で世の中を変えてやろう! あのフェスに出てやろう! くさった大人をみかえしてやる! とかいう気概がまるでないw しかしながらそういったロック魂みたいな部分というのは時折偏った視点や思想に陥りがちだが、彼らはそこがまったくないため、無害なのだ。単純に目の前に音楽を聴いてくれる人がいて、その人のために曲を作る、その中で産まれた音楽はなんとニュートラルなんだろう! まだまだシングルなので、全貌は見えないが一周まわってこれぞオルタナなのかもしれない!?
カツマーレー&The SOUL KICHEN
渋谷発!!遺伝子組み換え型トロピカル・パーティ軍団、カツマーレー&The SOUL KICHEN。激辛汗だくでお送りするライヴは、基本大盛り。その「やめられない、とまらない」ライヴ・スタイルにおかわりを熱望するファン急増中!?
2013年10月1stシングル『ピースな愛のバイブスでポジティブな感じ、なう』でデビュー。加賀温泉郷fes2013、百万石音楽祭2014出演等、確実に活動の幅を広げつつ、フロントマン・カツマーレーはTokyo No.1 Soul SetのBIKKEと共に温泉ユニット「ビッケとカツマーレー」として、GAMA ROCK2013、音泉温楽等、全国の温泉地にて宴会活動を普及中。
>>カツマーレー&The SOUL KICHEN Official HP
まずは単純にバンド名がながい!! 曲名も長い!! 「長いバンド名ってのは大成しない」ってのが昔から言われますが(笑)、このバンドもその一つ…か…… っておっと失礼…。いやいや、名前の通り、カツマーレー / ボブマーレーを臭わす、ヘンテコヴォーカル・カツマーレーと、ソウル・ミュージック愛するThe SOUL KITCHEN(もちろん映画の「SOUL KITCHEN」から拝借)ちょいとルーツ・ミュージックをベースに置きながら、ちょいとレゲエ / R&Bを煮込んで、ヒップホップとEDMなんかも振りかけて、ポップに仕上げたパーティバンド、このボリュームでシングルですから、これを聴いて、アルバムまでお楽しみによろしく!!
渚 十吾
ドノヴァン、ジミー・ウェッブ、サークル、ウイ・ファイヴ、ボイス&ハート、バート・バカラック、ジョン・サイモン、トッド・ラングレン、サイラス・ファーヤー、レディバグ・トランジスター etc...。数多くのアーティストの新譜、再発CDのライナーノーツを手掛けたり、マイペースに音楽を作り続けたり、音楽鑑賞会開いて、みんなでレコード聴いたりな渚十吾! その実態は、最上の音楽リスナーでもある。
レーベル WaikikiRecord 発売2009年
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
不思議な書籍「ストロベリーディクショナリー」の著者でもあり、数々の洋楽の国内盤のライナーを執筆している渚十吾によるアルバム。この人の音楽は、いろんなものからの解放、というか、なんの束縛もなく、自由に奏でられている、もうねなんというかかんというか、解放されすぎてほんとうにダメな瞬間もあるんだけど(笑)、それって本当に解放されているんだと思う。この人の作品は、いろんなレーベルから沢山リリースされていますが、3枚ぐらい並べて聴いてくださいな、説得力がでてくるので。毎回コメントがムーンライダーズの鈴木慶一さんというのもうなづけます。
The Shut-Ups
2000年代のサタデー・ナイトを体現する魔法のバンド。
レーベル WaikikiRecord 発売2008年
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
アメリカはアトランタのディスコ・ロック・バンド、というとえらく簡単だけど、80年代のパワーポップで育ち、90年代にバンドをはじめたアメリカの音楽オタクによるバンド。洋楽ってひとくくりにするのも何ですが、海外の音楽って本当の有名無名関係なく、えらく面白いものに出会えるのもおもしろいところ、このバンドを知らなくても、なかなかにお薦めですので聴いてみてくださいな。数年前に奇跡の来日を果たしております。
田所せいじ
高田渡からの絶大な影響をここまできちんと消化した生粋のフォーク・シンガー。
ソングライターの田所せいじ、高田渡さんにもコメントもらっていることからもわかるとおり、いわゆるカントリーやブルースを日本語フォークで歌ったりしていて、本当にマイペースな活動をしているミュージシャン。肩に力の入っていない歌と、ナイスなギターが聴けます。こういった作品は本当に色あせない!!
ゆーきゃん
USガレージ・フォーク/サッドコアの影響を受けた音楽性と、日本語の豊かな響きを生かした文学的な歌詞を武器にした、唯一無二な空気感をもつ弾き語りを身上とする。京都にて2002年より続くDIYフェス「ボロフェスタ」をロボピッチャー、Limted Express(has gone?)、MC土龍らと共に主催。ジャンル・シーンを越えた音楽の理想郷を現出させるべく、10年間に渡って心血を注ぎ続けている。
いまや京都の音楽シーンの中で名前が出ないことはないんじゃないかってぐらい、いろんな動きをしてきたシンガー。去年京都を離れてしまいましたが…。彼の面白さは、自分の育った音楽環境を信じていてオルタナティブでアンダーグランドの面白さ、素晴らしさを本当に信じていて、そこで何かを起こしてやろうとしているところ。そんな彼のデビュー・アルバム!
Lodge
残念ながら今は解散してしまっているバンド、Lodge。でもこうやって音は残っていく。音楽の面白いところです。和製The Flaming Lipsというと、逆に急に軽く聴こえるかもしれませんが(大概、和製○○、というふれこみは期待出来たためしがないw)、洋楽の感覚を見事に邦楽に昇華したまさにグッド・インディ・バンド! いいバンドだったんだよ〜。
シングルなので、買いやすさとかが売りなんだけど、配信だと、あまり関係ないですね(笑)。微妙にマスタリングとか違いますので、そういった部分やカップリングをお楽しみください!