THIS IS PARTY!!!!! Sundayカミデ率いるワンダフルボーイズ、愛と笑いと熱狂に包まれたワンマンをハイレゾ配信!!
大阪発、「マジであったことポップ・ミュージック」を鳴らすワンダフルボーイズが、2015年2月21日に下北沢CLUB Queでおこなったワンマン公演の模様を、ハイレゾ&DSDでOTOTOY独占配信!! 先日のアルバム全作無料配信が大きな話題を呼んだ彼らですが、今回のライヴ音源にはお馴染みの「平和 to the people」から新曲「ロックジェネレーション」まで、全7曲を収録。しかも、今ならライヴの定番曲「Back to the '95」のフル試聴を実施中です。
彼らのトレードマークであるボーダー柄のシャツ、それを身につけたファンで溢れたCLUB Que。そこに漂っていたハッピー&ワンダフルな空気感を、本作はそのままパッケージしています。この愛と笑いと熱狂に満ちた音楽をハイレゾで、そして環境のある方はぜひ、デジタルの"最高音質"とも言われるDSDで!!
1週間限定、今だけ「Back to the '95」のフル試聴実施中!!
※試聴音源の音質はmp3です。 ※フル試聴は2015年4月9日24:00まで。
愛と笑いと熱狂のライヴをハイレゾ&DSDで配信
ワンダフルボーイズ / THIS IS PARTY!!! at 下北沢CLUB Que
【配信フォーマット】
[左] 24bit/48kHz
[右] 5.6MHz dsd + mp3
>>ハイレゾとは?
>>DSDの聴き方
【価格】
24bit/48kHz : 1,200円(税込)(まとめ購入のみ)
5.6MHz dsd + mp3 : 1,200円(税込)(まとめ購入のみ)
【収録曲】
01. ロックジェネレーション
02. 平和 to the people
03. Back to the '95
04. LOVE STORY
05. MC-つじつまお編
06. サラリーマンNEW SONG
07. 全然OKの世界3
Recorded at 下北沢 CLUB Que
Recorded, Mixed and Mastered by 徳永宏
PA 2Mix, SONY C-800 (Ambience) > NEVE 1073 > KORG MR-2000S > ProTools (32bit/96kHz) > KORG MR-2000S > 1bit/5.6MHz dsd file > AudioGate 3.0 (Downsample) > 24bit/48kHz wav file
全然遅いぞ! もっともっと! (by Sundayカミデ)
どこまでおもしろいバンドなんだ、ワンダフルボーイズ! 彼らのワンマン・ライヴを見終わったあと、なによりも心を満たしていたのはそんな高揚感だった。2月21日、下北沢Club Que。〈THIS IS PARTY!!!〉と銘打たれたこの日のライヴは、まさにその名に違わぬ景色をみせてくれた。
この日はゲストとして、ワンダフルボーイズのライヴ前にロボ宙がパフォーマンスを披露。グルーヴ感のあるラップにスティールパンを交えたエキゾチックな編成で会場をディープな世界へと誘っていく。途中、「ワンダフルボーイズの前に呼ぶのもなんなんだけど…」とSundayカミデがステージに呼び込まれ、歌とピアノでセッションに参加。出番前にも関わらず登場したSundayカミデに観客がツッコミを入れつつ、楽しければなんでもあり! な雰囲気が早くも会場を満たしはじめた。
そしてロボ宙からのバトンを受け取り、ワンダフルボーイズがステージに。エフェクトを効かせたギターに暴れまくるサックスが重なり、とてつもないエネルギーを伴ったバンド・サウンドで「サウスポーミュージック」からライヴはスタート。始まるやいなやファンも演奏に合わせて、大きく飛び跳ね、曲中の合いの手もバッチリだ。続いて「踊る準備できてる?」とSundayカミデが煽りに煽って「ダンスミュージックFOR ME!!!」へ。途中、もの足りなくなったのか「全然遅いぞ! もっともっと!」とSundayカミデが演奏を止め、曲調を大幅にスピードアップさせる場面も。この日はヴォーカルのSundayカミデをセンターに、アツムテラフォーミング(Gt)、岡ベストフレンド(Gt)、ニーハオ(Ba)、ミッキー(Sax)、岩井ロングセラー(Syn)、ときおり曲ごとにトランペットのつじつまおを加えた編成でライヴは行われた。
「シングル出さないけどニュー・シングル!」として演奏された新曲「ロックジェネレーション」では、途中ベースやサックスがフィーチャーされ、彼らのロックへの思いをスリリングな演奏に託していく。晴れやかな「平和 to the people」は頭を空っぽにして楽しめる要素が満載で、Sundayカミデがマイクを持たずフロアに降り立ち、観客と手拍子をしながらコール・アンド・レスポンスを繰り広げるなど、ますます観客とステージの一体感は高まりをみせた。ここまでアツムテラフォーミングがYouTubeで覚えたというロボットダンスを披露したり、「いま見られてる感覚あった(笑)?」と岡ベストフレンドがギター・ソロをやり直しを命じられたり、観客全員をしゃがませ、Sundayカミデがステージで三点倒立を披露するなど、挙げればきりがないほど、曲中においてもメンバー間でのコミカルなやりとりを交わすワンダフルボーイズ。
しかし中盤では、これまで底抜けの明るさを表現していたステージングとは一転、切ないグッド・メロディを聴かせるスロウ・ナンバー「LOVE STORY」を披露。曲の最後にSundayカミデひとりがスポットライトに照らされ、全身を使って歌う姿がありありと映しだされ、その光景が強く心に残った。この楽曲のクオリティが高いことは言わずもがなだが、これまでのやりとりと、ふと彼らが見せた真面目な表情との対比が、余計にこの楽曲のメロウな部分を際立たせていたように思う。
続くMCでは、この日のライヴが録音されており、後日配信されることが明かされる。Sundayカミデが「みんなでワーッと言ったほうがお互い助かると思います」と話すと、会場は大きな笑いに包まれた。またここでは、普段働きながらもサポートとしてワンダフルボーイズに参加するつじつまおの人となりや出会いのエピソードが語られ、「つじつまおがいる限り絶対やらないといけない曲です」と「サラリーマンNEW SONG」へ突入。「サラリーマンが100人いたらビルが建つ!」というユニークなコール・アンド・レスポンスを取り入れたレゲエ・ナンバーで沸かせ、ライヴも終盤へ。Sundayカミデとニーハオのどちらがベースが上手いかという対決を経て、「Joy To The World!」を披露。サックスからフルートに楽器を持ち替えたミッキーがなめらかなフレーズを響かせる。そしてフロアとステージが一体になった「Every sing a song」のシンガロングで本編は終わりを迎えた。
アンコールに応え、再度ステージにメンバーが登場。その後ステージにロボ宙を呼び込むと、全員で「全然OKの世界3」の演奏をスタート。ゆるやかなヒップホップ調のナンバーが持つ心地よいグルーヴに体を揺さぶられ、パーティの終わりにふさわしいピースフルな雰囲気が会場に満ちあふれる。こうして素晴らしき一夜は幕を閉じたのだった。
今回のライヴ音源には、ヒップホップやソウル、ファンクの味付けがされたポップな楽曲の数々が、彼らの過剰なまでのエンタテイメント精神によって、より大きなエネルギーを会場に生み出していく様子がしっかりと収められている。いてもたってもいられず、ワンダフルボーイズが待つライヴ・ハウスの扉へと手を伸ばしてしまう。ライヴ、そして音楽の楽しさがストレートに表現されたこの音源を聴けば、自然とそんな衝動に駆られてしまうのも無理もない。ぜひとも一度、彼らのすばらしいパフォーマンスを味わっていただきたい。(text by 鶯巣大介)
all photos by 大橋祐希
DSDってなんだろう?
DSDとは?
Direct Stream Digitalの頭文字を取ってDSD。CDや一般的な配信音源とはまったく異なる方式によって記録された、高音質フォーマットの通称です。デジタル音源における最高音質と言われることもあり、アナログ・レコードのように滑らかな質感と、デジタルならではの透明度をあわせ持ちます。
どうやって聴くの?
DSDの音源データは、iTunesやWindows Media Playerでは再生できない特殊な形式です。そのため、再生に対応するプレイヤー・ソフトが必要になります。また、DSDの実力が最大限に発揮されると言われる「ネイティヴ再生」には、USB DACなどの専用機器が必要です。
>>DSDの聴き方、詳しくはこちら<<
ワンダフルボーイズの過去作、好評配信中!!
レーベル WaikikiRecord 発売日 2012/07/18
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
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前身バンド「しゃかりきコロンブス。」を突然改名するって連絡をもらってから「ワンダフルボーイズ」になってはじめてのアルバム。もちろんしゃかりき時代に演奏していた曲や、あの当時に探り探りライヴで演奏していた曲が、ワンダフルボーイズとしてアレンジも固まり、ヴォーカルのSundayカミデのクラブ・ミュージックで遊んできた歴史を総括する名盤になっている。大阪鰻谷にあった名店「firefly」の名を冠した1曲目、様々なクラブが出来ては消えていき、そこで一緒に音楽シーンも産まれ、消えていったりもしたそんなナイト・ライフに寄せる想いが込められた曲にはじまり、Sundayカミデが学生時代にはじめて作った曲だという「Star Light Future」、ライヴでも定番の1995年の音楽シーンに想いを馳せる「Back to the '95」、ヒップホップをポップに消化させている「全然OK! の世界」に、レゲエマナーをユニークに仕上げて間口を広げている「サラリーマンnew song」、極めつけは13分にもわたるSundayカミデがはじめて行ったクラブ(中学3年生のとき!?)の物語を歌い上げるボブ・ディラン調の名曲「93年の唄」と、これでもかと本人による音楽の楽しみ方(夜の街での)を込めた名曲ぞろいのファースト・アルバムです。(text by サカモトヨウイチ (WaikikiRecordオーナー / ELEKIBASE))
レーベル WaikikiRecord 発売日 2013/11/27
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11. 12. 13.
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1枚目のアルバムにいろいろ込めすぎて「もうネタないんじゃない?」というプレッシャーを見事はねのけて、名曲「夜のベイビー(feat Funkymic)」が産まれたセカンド・アルバム。アルバムに込められたSundayカミデ流の音楽の楽しみ方という軸はぶれずに「しゃかりきコロンブス。」時代の曲もワンダフルボーイズ ver.として再録されているが、メンバーが固定されてライヴで磨かれたバンド・グルーヴをもったアレンジも聴きどころ。そして奇妙礼太郎が歌うために作ったという「ロック NEW DAYS feat 奇妙礼太郎」は、後の「天才バンド」結成のきっかけの曲でもある、忌野清志郎さんを彷彿させるロックンロールの、これまた名曲! (text by サカモトヨウイチ (WaikikiRecordオーナー / ELEKIBASE))
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3作目は初のミニ・アルバム、ここに来てまたも名曲「LOVE STORY」が産まれる、名曲名曲と連呼するとその価値が薄れる気もするが、毎回毎回自分自身に課したプレッシャーを見事にはねのけるSundayカミデのメロディ・センスと歌詞センスは磨かれていくばかりだ。ただただはしゃげそうなライヴでの定番曲「ケガするくらいピースフル」な一面から「Sweet days」みたいな切ない曲を歌い上げるのもこのバンドの魅力。ただただチープなキャッチ・フレーズに思えるかもしれないけれど、これほど"歌って踊れるバンド / 音楽"というのは実際そうそう他にないと思う。知らない人でも楽しくて、知ってたらより感動まで体感出来る音楽が、これからどう変化していくのかが、不安と期待が入り交じり、まさにドキドキとわくわくのワンダフルボーイズである。(text by サカモトヨウイチ (WaikikiRecordオーナー / ELEKIBASE))
LIVE INFORMATION
THE WONDERFUL NIGHT
2015年4月5日(日) @神戸 Chelsea de Rumba
開場 / 開演 : 19:00 / 19:30
料金 : メール or 電話予約 1,500円 / 当日 2,000円 (ドリンク代別)
出演 : ワンダフルボーイズ / 清水アツシ
Love sofa
2015年4月19日(日) @心斎橋 CONPASS
開場 / 開演 : 15:00 / 16:00
料金 : 前売 2,500円 / 当日 3,000円 (ドリンク代別)
出演 : DJやついいちろう(エレキコミック) / ワンダフルボーイズ / Rei Mastrogiovanni / 金 佑龍 / DENIMS / 大野裕也 / 松井くんと上田くんとサヨナラバイバイズ / うたたね / ひろたうた / アツムテラフォーミング / is世界平和BAND 他
ワンダフルボーイズ Free ワンマンLIVE
2015年5月1日(金) @心斎橋 CONPASS
開場 / 開演 : 18:00 / 19:00
料金 : 無料 (要ドリンク代)
出演 : ワンダフルボーイズ / [Guest]A.S.P
This is party!!!
2015年6月6日(土) @渋谷 TSUTAYA O-Nest
開場 / 開演 : 18:00 / 18:30
料金 : 前売 3,000円 / 当日 3,500円
出演 : ワンダフルボーイズ / DJやついいちろう(エレキコミック) / [DJ]Gakuji “CHABE” Matsuda / KOUHEI'king'NOZAKI
PROFILE
ワンダフルボーイズ
ヴォーカルのSundayカミデ率いるフリー・ソウル、ヒップホップ、レゲエなどの影響を感じさせつつも、それを和製にアレンジしたメロウなサウンド、一度観たら忘れられないような様々な趣向を凝らしたハッピーなライヴ・パフォーマンスで人気を博す関西の6人組、ワンダフルボーイズ。Sundayカミデは奇妙礼太郎、テシマコージとのバンド“天才バンド”の作曲 / 鍵盤でも活動中。