2012年最重要音源。MONOとオーケストラの共作を高音質で!
30ヶ国、約15万人を動員したワールド・ツアーやFUJI ROCK FESTIVALでのワールド・プレミアとなる新曲発表など、世界中が注目する日本を代表するインストゥルメンタル・ロック・バンド、MONO。彼らの約3年振りの新作『For My Parents』を、OTOTOYでは高音質のHQD(24bit/48kHzのwav)でお届けします! 本作は、レニー・クラヴィッツ、ヴァネッサ・パラディ等を手掛けるNYの伝説的プロデューサー、Henry Hirschを迎え、ハドソン川を望む大聖堂を改造したスタジオでレコーディングされたもの。レコーディングのために再び編成されたWordless Music Orchestraと共に放たれるのは「両親への愛」。繊細で緻密ながらダイナミックな珠玉の楽曲の数々を、どうぞじっくり堪能してみてください。
MONO / For My Parents
1. Legend / 2. Nostalgia / 3. Dream Odyssey / 4. Unseen Harbor / 5. A Quiet Place(Together We Go)
販売形式 : HQD(24bit/48kHzのwav)、mp3(それぞれ1500円)
MONO INTERVIEW
3年前、MONOの後藤孝顕にインタビューした時に彼が言っていた言葉は、「いつも現実より夢のほうが大きかった」。前作は、MONOの夢の途中であり、彼は叶わぬ夢に向かって拳をあげながら突き進んでいた。今回のインタビューで彼が言った言葉は、「夢が叶った」。ミュージシャンとして、「夢が叶う」とはどういうことなのか? 夢の先にあるものはなんなのか? このインタビューは、10年以上海外ツアーをまわり続けた偉大なバンド、MONOのあまりにも重要な一瞬を捉えたインタビューである。全音楽家、全音楽好きに読んで欲しい。何かをやり続けることは、決して辛いだけではない。常に目標に、夢に向かうことを忘れてはいけない。MONOの後藤孝顕は、世界で一番信頼できる音楽家である。
インタビュー&文 : 飯田仁一郎(Limited Express (has gone?))
あれ以上の歓喜は人生で味わったことがなかった
ーーおかえりなさい。この3年回ってきたツアーはいかがでしたか?
前作『Hymn to the Immortal Wind』で初めてオーケストラと一緒にレコーディングをしたんですけど、そのアルバム・リリース後、アメリカのレーベルの方がニューヨークでオーケストラ・コンサートをしたいって誘ってくれて。(その時の模様を収めたライヴ音源『HOLY GROUND: NYC LIVE WITH THE WORDLESS MUSIC ORCHESTRA』(2010年4月発売))。あれを機にオーケストラ・コンサートのオファーがきちんとくるようになって、バンド10周年ということも重なって、アメリカの他にもロンドン、メルボルン、マレーシア、日本、それからマケドニアやリトビア等、行ったことのないヨーロッパの国でも演奏することができました。
ーー前作では1年間、曲作りの為にバンドの活動を止めていたとおっしゃっていましたが、今回はいつ頃制作を始めたのでしょうか?
ずっとツアーを回っていたから、中々曲が書けなくて。今はマネージャーもいますし、ツアーをやるにしてもスタッフがいるので、年齢とともに環境は良くなっていてありがたいんですけど、それと作曲がスムーズにいくことは別ですからね。「経験をどう音に繋げていくか」というところで悶々としながら曲の構想を練りつつ、毎日ライヴをして、疲れて帰って、次のスケジュールが決まっていて… という流れが途切れなくて。そこでスケジュールを打診して、6ヶ月ずつ計2回、曲づくりの時間を設けました。6ヶ月間を一人で過ごして、曲ができたらメンバーに家にきてもらう。だから制作期間自体は1年ってことになりますね。去年の9月以降ライヴをやっていなかったので、この間のフジロックでも「MONO復活!」みたいなことを言われていたんだけど、僕は一日も休んでいないんですよね(笑)。スタジオに入ってアルバムのレコーディングやミックスをして、今度はフジロックの準備して… って、下手したら12年間休んでいないかもね(笑)。
ーーフジロックでのライヴはいかがでしたか。
SMASHの方が僕らのアイデアを面白いと思ってくれて、ドラムのライザーみたいなものをオーケストラのために作ってくれて。フジロックはどこかハードコアなので、皆がすごく助けてくれて本当にありがたかったです。今まで日本の他のフェスにも出させて頂いたこともあるんですけど、お世辞にもお客さんが多いと言えないような時もあって。僕ら居場所がなかったんです。でもこの間のフジロックでは、1曲目が終わったときに大きな歓声で迎えてくれて。日本のファンに感謝しましたね。10年前、初めてアメリカでライヴをやったときに「自分達の居場所があるかも」って思ったことを思い出しました。
ーー海外でのライヴはいかがですか?
昔から「アメリカやヨーロッパでやりたい! 」と思っていたんですけど、ふと俯瞰して考えると、僕は死ぬまでアジア人なんですよ。欧米に比べて、アジア人っていうのは歴史的なロック・バンドがいないんですよね。それを僕らが引き受けて、僕たちでしかできないオリジナリティを追求していきたい。アジア人の4人のロック・バンドが世界中でオーケストラを持つって、素晴らしいことだと思うんですよね。まだ世界にない音楽を作るというのは怖くもあるんですけど、悩んだら怖い方へ突き進んでいくっていう信念があるので。最近は日本人として振る舞うことを考えるようになりましたね。
ーーそれは何かきっかけがあって?
オーケストラには色んな人種の人が居て、そういう人達と音楽でひとつになっていくんです。リハーサルのときはぎこちないんですけど、1曲目で歓声がうわーっと返ってくると、皆弓を持ったまま喜んでいて(笑)、終わったらハグしあっているんです。僕の親友が「音楽は橋みたいなものだ。MONOはその橋をかけていかなければいけない」と言っていたことがあって。音楽を通じて国籍も言葉も関係なしに繋がれる。シンプルですごく良い言葉だと思うんですよね。日本人の音楽集団として世界規模で繋いでいけたらなって思います。
ーー20人と同じ意識を持つって、リハ―サルの時間も限られているでしょうし、そう簡単なことじゃないですよね。
そこは音楽の力を信じているので。僕はスコアも書くんですけど、スコアはスコア。ライヴでやるときには、その場にいる全員のエネルギーが集まって、譜面上の音楽理論を超えて音楽の意味が浮かび上がってくるんですよね。そんな時間を互いに90分間過ごすと、不思議なことに親友関係みたいなものが生まれるんです。それは音楽の素晴らしさだと思うし、そういう経験を重ねることで迷いがなくなってくる。
ーーそのグルーヴを出す為に気をつかっていることはありますか?
基本的にはオーケストラの指揮者に託してます。ただ、僕の考えと違ったニュアンスで弾かれたときは、思い描くイメージを伝えますね。「ここは雲だけが動いていて、自分は椅子に座って待っているシーンで、何かが動くような、予感しているようなシーンなんだ」とか。多分そういう表現を示す音楽用語もあると思うんですけど、それがわからないので事細かに伝えます。
ーー今年13年目、MONOは不動のメンバーで活動を続けられていますよね。
僕は強烈にメンバーをリスペクトしているんで、逆にメンバーがついてきてくれる器にならなければと思っています。いい曲をかかなきゃいけないし。そういう意味ではいい刺激になっていますし、やっぱりもう家族ですね。曲を書くときも、メンバーの立ち位置のまま想像して作曲したりするんですよ。tamakiがベース弾いてる顔とか、takada(Yasunori Takada / dr.)君だったらこういうプレイができるはずで、ギターのyoda君がこういう性格で… とか。メンバーそれぞれの役割分担があって。takada君は記憶力がよかったり、tamakiは気配りができたり、yoda君が細かいことをやってくれたりしていて、その間に僕は曲に集中させてもらうんです。彼らがいるから僕はどんどんトライができるところがありますね。
ーー年齢を重ねたことで変化せざるを得ないことも多いのではないでしょうか。
takada君の上の子は来年高校生になるんですけど、やっぱり抱えているものが大きいと思いますよね。僕は子供も居ないし自由にやっていればいいですけど(笑)、彼らの子供も含めて家族なので、もっと頑張らなきゃなと思います。
ーーバンドだけで生活を成り立たせるって、相当大変なことですよね。
僕は会社でいうところの社長なので、きちんとプランを立てるんです。誰がMONOの価値を決めるのかといったら自分達だと思うんですよ。だから誰かの為に曲を書くことはしないで、自分達で好きな曲を作って、ライヴをしてお金を稼げばいんじゃないかと思っていて。僕たちには来た道と行く道があって、これからはまだ誰も知らない道を開拓していかなければいけないけど、来た道に対しては夢を与えてあげたい。今インディーでやってる子達にも、メジャーに所属しなくても音楽だけで食っていけるってことを伝えていきたいんですよね。大丈夫だからって。そういう大人になりたいなと思っていますね。
ーーこの13年でどんな変化がありましたか?
僕らが活動を始めた頃はインターネットが無くて口コミで頑張っていたけど、今は世間一般にオンラインの時代ですよね。CDから何からインターネット上で買える。その世界をオンラインと言うのであれば、僕はオフラインを鍛えたいんです。オフラインを鍛えれば、いずれはオンラインで話題になるから。だから旅をする。1996年から2012年まででCDのロイヤリティの取り分が64%下がったらしいんです。もうCDじゃ食えないのは明白ですよね。でも僕はCDが売れない時代にこそツアーをしっかりやって、CDを売りたいと思っているんです。
ーーなぜCDにこだわるのでしょうか?
僕らがTemporary Residence Limitedと一緒にやるようになって10年位経つんですけど、当時はレーベルと仕事をすることが誇りだったのにも関わらず、CDが売れないって分かった瞬間に皆のレーベルへのリスペクトが下がったんじゃないかなって思っていて。どのバンドもあんなにレーベルと契約したいって言っていたのに「WEBサイトに載せれば」「配信で売れば」と考えるようになって、レーベルなんかいらないって風潮になってしまった。だからこそ僕らは、今こそレーベルに恩返しをするときだと思っています。今度のツアーはアメリカで7週間、ヨーロッパで4週間やるんですけど、とにかくツアーを回って、物販でCDを売って、恩返しをしようと思っているんです。初心に返ってみようと。
ーー売れますかね…?
わからないです、僕も。でもそういうときだからこそ売らないといけないと思うんですよね。
ーー環境の変化もある中で海外ツアーを回り続けることはエネルギーの要ることだと思います。そのモチベーションはどこからきているのでしょうか?
日本人で海外を回っているバンド、例えばMELT BANANAも、Borisも、もちろんLimited Express (has gone?)も、皆冒険家なんですよね。やらないとわからない。言葉やルールがわからないところから僕らもはじめていて、たった4人で地図を片手にアメリカをまわるっていうのは、子供が成熟していくのと一緒で、人間として鍛えられていく。ずっと日本にいるよりも、すごく多くの経験をつめるじゃないですか。人間として成長出来れば、音楽家としても成長出来ると思うんですよ。昔はノイズを出して「俺はこうだ! 俺を知ってくれ! 」という感じだったんですけど、あるとき社会に貢献できない音楽家は芸術家じゃないんじゃないかって思ったんですよね。僕は芸術家になりたいんです。本当の音楽家になりたい。そういう音楽家になるには、人の役に立たなければいけないと思うようになったんですよね。
ーーいつ頃からそう意識するようになったのでしょうか?
ロンドンのKOKOってところでオーケストラ・ショーをやったときの最後の音が鳴り止んだときの歓喜が本当に… 僕を肯定してくれるような歓喜だったんです。あれ以上の歓喜は人生で味わったことがなかったくらい。アンダーグランドから出てきた日本人のバンドの演奏で、信じていた音楽の力が具現化してひとつになった。音楽が持つ力っていうのは考えてはいたんですけど、ああやって体感できたのはショックでしたね。言葉にならないくらいのショック。
ーー信じていたものが確信に変わった瞬間?
間違いないですね。こんなに繋がれるんだって嬉しかった。オーディエンスがあまりに祝福してくださったんで、自分のことじゃないようにすら思えた位(笑)。これ以上感謝の気持ちが出ない、なんて恩返ししたらいいんだろうって。僕は音楽でそういう気持ちになれたので、音楽で恩返しをしていきたいなと思うようになったんですよね。
ーー「恩返し」とか「感謝」という感情が、今作に繋がっていったのでしょうか。
そうですね。少しずつ色んなことが重なっていって。去年は震災もありましたし、日本人に自信や夢がなくなった。でもあれは地球の出来事ですから、過去を振り返るのではなくて、これからどう振る舞っていくかを考えなくちゃいけない。何が間違っていて、これから行く道に対してどうするのか? それが僕にとっては戦後の日本と一緒で、「今だからこそやるんだ」っていう気持ちなんです。ツアー中に本田宗一郎さんや松下浩一郎さんの本を読んでいたんですけど、戦後の焼け野原の日本を再生した方たちのパワーには共感するところが多くて。
ーーどんなところにシンパシーを感じたのでしょうか?
昭和のアイデンティティというか。あの人達もみかん箱に乗って「世界一になるんだ!」って叫んでましたから。チャレンジャーですしね。うちもそうですけど、昭和の世代の方は家にピアノとクラシック音楽があるんですよね。僕も例外無く小学校のときからベートーベンを聞かされていて、いつ覚えたかもわからず「エリーゼのために」とか弾けて。それがロックに繋がるとは思ってもみなかったですけどね。
「何をやるべきか」じゃなくて「したいことに正直にいるべき」
ーー『for my parents』というタイトルの由来は?
全世界の人が「YES」と言えて、1000年前も1000年後も変わらない、普遍的な言葉を探していたんですよね。ゲーテの詩で「真の強さっていうのは悲しみや苦しみに打ち勝つことではない。不安や闇を打ち消すことができるような安らげる心だ」という一節があって、それを読んだときにすごくスッと入ってきたんです。震災後にベルギーでライヴをやったときに、オーケストラのメンバーに「taka、お前は日本人のプライドはあるのか? 」と聞かれたんですけど、ないかもしれないと思って即答出来なくて。「君はあるの? 」って聞いたら、「俺はベルギー人としてのプライドはない。でもベルギー人の血を引いている。takaお前は日本のブラッドを持っているはずだ。それを探せ!」って言われたんですよ。それで、去年の夏に自分のルーツを探そうと思って日本中を旅したんです(笑)。比叡山とか高野山とか、色んな神社やお寺やお医者さんに行って、色んなことを聞いて、色んなことを教わって。だけど自分のルーツはなんなんだろうと思ったままで。そこでふと実家が浮かんだんですよね。僕、実は実家に8年間帰っていなくて。音楽をやっていると、自分がいつ成功していつ親に顔向けができるかとか、タイミングがわからないじゃないですか。僕らは日本で活動をすることが少ないので、親も僕が何をやっているのか分からない状態で「どこかで音楽をやってるらしい」としか捉えていなくて。ずっと心のどこかでもやもやしていたので、「勇気をもって実家に帰ってみよう!」と思ったんです。空港に着いたら両親が待ってくれていたんですけど、僕、ツアーでハグの習性がついていて、ハグしようとしたんですよ。
ーー(笑)。
そしたら父親が照れくさかったんでしょうね。「アメリカ的だなあ!(笑)」って。でも「アメリカ的でいいじゃない!」って抱きしめたんですよ。隣をみたら母親が手を広げて待ってくれていた。親を抱きしめることって、日本のカルチャーにはないですよね。それがアメリカのカルチャーであれなんであれ、そんなこと関係なしに事実として親を抱きしめられた自分が何だか合格した!と思えたんですよね。両親と一緒に過ごして、帰った後にゲーテの詩が出てきて。それらがインスピレーションとして繋がって『for my parents』っていうアルバムを作ってみたいと思ったんです。
ーー両親は歓迎してくれましたか?
はい。両親の愛は途切れていなくて、自分が成長過程だったんだと思いますね。だから今回のアルバムもそういうストーリーになっています。「Dream Odyssey」っていう夢の放浪記から、最後に「together we go」って曲に繋がっていくんです。親への感謝というのは、世界中の若者誰もが通る成熟の道だと思うんです。今回のCDには手紙と両親との写真をいれて名前を書くところがあります。僕らのツアーに来てくれた人が両親に言葉の代わりにCDを渡してくれたら、それが音楽を通じての貢献になるのかなって思ったんですよね。
ーー震災のときはどこに?
アジア・ツアーの直前で日本にいました。でも、音のハーモニーがずれて、どうしてもメンバーと噛み合なくなってしまった。ツアーもキャンセルしたいとすら思ってた。自分の信じていたものが全部崩れ落ちたというか。ショックだったんでしょうね。今まで何本もライヴやってきたバンドが、本番5分前まで初めてライヴをやるような感じですごく落ち着かなくて。それをアジア・ツアーで少しずつ克服していった感じでしたね。だからキャンセルしていたら、ずっとそのままだったのかと思うと怖いですね。
ーー3年前のインタビューで「いつも現実より夢のほうが大きかった」とおっしゃっていましたが、今もそうですか?
ロンドンのKOKOが終わった瞬間だけは夢が叶ったと思いました。今は、次のチャプターの夢を描き出していますよ。全米ツアーをオーケストラでやろうと思っています。果てしないですけど(笑)、どんなことになるんだろうって。トライしてみたいですね。
ーーそれができたら本当に凄いですね!
4人でやるのもハードコアで好きなので、今回のツアーの7週間はメンバーだけでやります。そして来年はホールみたいなところでオーケストラと。僕は演奏することが大好きなので、両方見せていきたいと思っています。
ーー3年前にオーケストラとやることが夢だと語っていたMONOが、その夢を叶え、次の夢に向かっている。
夢が叶ったんだって、僕自身もびっくりして。次のアルバムでは何をするべきだろうかって考えて曲を書いてたんですけど、どうしても腑に落ちなくて。なんでか考えていたんですけど、何をすべきかじゃなくて、何をしたいかだなと思ったんですよ。考えちゃだめなんですよね。「感じろ! 」って。自分が生きていてハツラツとできることをすべきなので、「何をやるべきか」じゃなくて「したいことに正直にいるべき」だと思うんですよね。
RECOMMEND
HOLY GROUND: NYC LIVE WITH THE WORDLESS MUSIC ORCHESTRA
『Hymn to the Immortal Wind』のリリース直後の2009年4月、NYで行われたコンサートを記録したオーケストラ・ライヴ音源。24名のWordless Music Orchestraと共に作り上げた圧倒的なエネルギーを、臨場感たっぷりのHQD(24bit/44.1kHzの高音質wav)でどうぞ。(日本のダウンロード・サイトでは、ototoyでしか買えません! )
Hymn to the Immortal Wind
前作より3年ぶりとなった5th Album。途方もなく美しく、あたたかく、極めて冒険的。魂からこぼれ出たような純粋な驚きと情熱にあふれ、人が根源的に持っているマグマのような力を呼び覚ます、新たなロック・ミュージックの次元を切り拓くアルバムがここに。
LIVE SCHEDULE
日本公演
2012年8月31日(金)@恵比寿 LIQUIDROOM
2012年9月7日(金)@大阪 SHANGRI-LA
August, 2012
Aug, 26 Sang Sang Madang Seoul South Korea
September, 2012
Sep, 11 Mr. Smalls Theatre Pittsburgh, PA USA
Sep, 12 Legendary Horseshoe Tavern Toronto, ON Canada
Sep, 13 Il Motore Montreal, QC Canada
Sep, 14 Le Poisson Rouge New York, NY USA
Sep, 15 Glasslands Brooklyn, NY USA
Sep, 16 Brighton Music Hall Boston, MA USA
Sep, 17 Soundlab Buffalo, NY USA
Sep, 18 Now That's Class Cleveland, OH USA
Sep, 19 Ace Of Cups Columbus, OH USA
Sep, 20 The Bishop Bloomington, IN USA
Sep, 21 Subterranean Chicago, IL USA
Sep, 22 7th Street Entry Minneapolis, MN USA
Sep, 23 Gabe's Iowa City, IA USA
Sep, 25 Waiting Room Omaha, NE USA
Sep, 26 The Riot Room Kansas City, MO USA
Sep, 27 Larimer Lounge Denver, CO USA
Sep, 28 Urban Lounge Salt Lake City, UT USA
Sep, 29 Neurolux Boise, ID USA
October, 2012
Oct, 01 The Media Club Vancouver, BC Canada
Oct, 02 The Crocodile Seattle, WA USA
Oct, 03 Misssissippi Studios Portland, OR USA
Oct, 05 Rickshaw Stop San Francisco, CA USA
Oct, 06 Bootleg Bar Los Angeles, CA USA
Oct, 07 The Glass House Pomona, CA USA
Oct, 08 Casbah San Diego, CA USA
Oct, 09 Rhythm Room Phoenix, AZ USA
Oct, 10 Launch Pad Albuquerque, NM USA
Oct, 11 Lowbrow Place El Paso, TX USA
Oct, 12 Son Of Hermann Hall Dallas, TX USA
Oct, 13 The Mohawk Austin, TX USA
Oct, 14 Fitzgerald's Houston, TX USA
Oct, 15 Spanish Moon Baton Rouge, LA USA
Oct, 17 Crowbar Tampa, FL USA
Oct, 18 The Social Orlando, FL USA
Oct, 19 Jack Rabbits Jacksonville, FL USA
Oct, 20 Bottletree Birmingham, AL USA
Oct, 21 Masquerade (Purgatory Stage) Atlanta, GA USA
Oct, 23 Local 506 Chapel Hill, NC USA
Oct, 25 Rock N Roll Hotel Washington, DC USA
Oct, 26 The Space Hamden, CT USA
Oct, 27 Kung Fu Necktie Philadelphia, PA USA
November, 2012
Nov, 01 European Tour Europe Europe
PROFILE
海外でのリリースやツアーも精力的にこなし、圧倒的な支持を受けている4人組インストゥルメンタル・ロック・バンド、MONO。近年では、オーケストラをフィーチャーしたその楽曲スタイルが国内外でも非常に高い評価を受け、もはやロック・ミュージックの域では収まらない音楽性を発揮。ライブにおいても20名規模のオーケストラを従えた編成でのスペシャルショウをニューヨーク・東京・ロンドン・メルボルン・クアラルンプールで成功させ、前作「Hymn To The Immortal Wind」発表時には、09~11年の3年に渡り30カ国以上に渡ったワールド・ツアーを敢行、15万人を動員。今や日本が世界に誇るインスト・ポストロック・バンドである。
そして2012年8月22日には、MAGNIPHより約3年半ぶりとなる新作アルバムを日本先行で発売することが決定。またFRF'12を皮切りに日本も含むアジア・ツアーがスタート。その後、2013年にかけての半年間にわたるワールド・ツアーでは5万人に及ぶ動員が見込まれており、今世界で最も高い評価を受ける日本のバンドのひとつとして成長し、世界中の注目を集めている。