BRADIOは、2017年の最大旋風を起こすだろう。信じれないなら、この2ndアルバムを聴いてみやがれ!!!

左から、田邊有希(Dr)、酒井亮輔(B)、真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(G)

2013年に1st mini albumをリリースし、「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトに活動中の4人組ロックバンド、BRADIO。2016年はそのコンセプト以上な活躍で世間をざわつかせた彼らが(ワンマンは全部ソールド!)、2017年最大旋風を起こすであろう、待望の2ndアルバム『FREEDOM』をリリースした。今作は待ちに待ったBRADIO初となるハイレゾ音源の配信も! アルバム・タイトル『FREEDOM』とは裏腹に、作品への思いを真面目に語る(w)メンバー全員インタヴューをどうぞ。

祝! BRADIO初ハイレゾ!
BRADIO / FREEDOM

【配信形態】
(24bit/96kHz)WAV / ALAC / FLAC / AAC

【配信価格】
単曲 540円(税込) アルバム3000円(税込)

【Track List】
01. Back To The Funk / 02. -Freedom- / 03. 彼女ハリケーン / 04. 蝙蝠 / 05. ギフト / 06. Revolution / 07. KAMISAMA / 08. HOTELエイリアン / 09. 思い通りにならない世界 / 10. Get Money / 11. All I Need Is You / 12. Colors


BRADIO「FREEDOM」(TEASER)

INTERVIEW : BRADIO

前作『POWER OF LIFE』からここまでの1年半、大型フェスへの出演や、ワンマン・ライヴがすべてソールド・アウトになったりと、快進撃を続けてきたBRADIO。次はいったいどんなエンターテイメントで楽しませてくれるのか? そんな期待感に対して、最高にキャッチーな返答をしてみせたのが今作『FREEDOM』。リード曲「-Freedom-」に象徴される大きなスケール感と踊って歌えるフックがあるメロディだけでなく、どことなく人生の悲哀も感じさせる歌詞も含まれている今作は、現状に浮足立つことなく冷静に、それでいて鋭く先を見据える彼らの現在が反映された人間味溢れるアルバムだ。2017年、BRADIOの4人は何を思い、何を見せていこうとしているのか?

インタヴュー・文 : 岡本貴之
写真 : 大橋祐希

もっと自分に対して自信をつけないといけない

ーー前作からまさに飛ぶ鳥を落とす勢いでここまで来ていますが、みなさんは今の状況をどのように認識していますか?

真行寺貴秋(Vo) : すごく変わったなという認識はあって手応えもありますね。でもその反面、「もっとこうだったらよかった」とか、反省するところもあったりするんですけど、僕的には、「心をこめて歌を歌いました」じゃ通用しなくなってきたなという感覚を先日のZepp DiverCityワンマン(2016年12月9日)が終わったくらいから感じはじめて。

ーー「心をこめて歌を歌いました」じゃ通用しなくなってきたというのは、より多くのお客さんを楽しませるためにはどうするか、という課題を感じたということ?

真行寺 : そうですね。この1年を振り返ると、そういう思いが一番強かったんです。今までは、心をこめれば伝わると思っていた部分があったから。でも規模が大きくなるにつれて、それだけじゃないことがわかってきて…

ーーライヴの規模が大きくなっていくごとに、どうやって見せていこうかとかは、常にメンバー間でしっかりと話し合いながら?

真行寺 : このバンドはアイデア出しのミーティングが非常に多いんです。みんな不器用だし、人間っぽいから。そして、まず自分たちが楽しめないと、周りも楽しんでくれないという気持ちがあるので。

大山聡一(G) : 今回新しいアルバムを作って、BRADIOっていう存在に自信を持てるようになってきたなというのはありますね。カッコイイことをやれていると思うし、それをもっと広めたいと思った1年半だったので、それが少しずつ広まってきた結果が見えたことはすごく嬉しいです。ただやっぱり課題も見えてきて、すごく悔しい思いもいっぱいしたし、規模が大きくなったことで今まで見えてなかったことが見えて、それが悔しくて熱量になってました。

ーー悔しい思い、というはちょっと意外ですけど、それはどういうときに感じたんでしょう。

大山 : フェスに出させていただくことが増えて、自分たちよりもっとすげえなって思う人たちを見たときに、まだ自分たちはミュージシャンとしてそういう域に達していないのかな、悔しいな、みたいな気持ちになって。あとはプレイヤーとして本番で上手くいかなかったりとか、規模が大きくなるにつれてごまかせないところもあって。例えばZeppのときはワンタッチのミスがすごく遠くまで届いている感じがしたりとか、ウワーって勢いでやっていてもすごく滑稽な人に見えてしまうんじゃないかとか。それと、これは個人的な感覚ですけど、Zeppでライヴをやったときに、もう1ランク2ランク成長しないと、この場に立ち続けられないな、という直感があって。次に大きい規模のステージに立つときに、今のままいくとどんどんお客さんが離れて行っちゃうかもしれないみたいな、“ギリギリ立った”っていう感覚があったんですよね。だからもっと自分に対して自信をつけないといけないし。それは1年間同じことを思っていたんですけど、「みんなに喜んでもらえる曲を作ろう」っていうマインドでいたらダメだと思っていて。喜んでもらいたいとはもちろん思っているんですけど、そういう視点だけでやっていくと薄くなっていってどんどん誰も喜ばなくなっていっちゃうんじゃないかって。自分が本当に自信を持って出せるものを堂々と出していって、自分たちという存在を生きていかないといけないなと。

酒井亮輔(B) : 自分も満足感はなくて、本当に悔しい期間をずっと過ごしていた感覚で。もちろん良いこともたくさんあったんですけど、個人的には割合で言うと悔しい方が9割くらいかなっていうくらい多かったですね。それはプレイヤーとしてもバンドとしても。色んな人と共演できたり色んなステージに立てたことでそこからもらうパワーってすごいなと思ったんです。技術は絶対的に必要なんですけど、それ以上の心をえぐられるものだったりとか、MC1つにしろすごく突き刺さる言葉をその場でバーンっと言えるパワーとか。

田邊有希(Dr) : 大型フェスとか、1つ上のステージに出させていただくことができた半面、上には上がいるんだなっていうことを知ることができた1年半でした。ただ、単純にキャパが大きくなって僕らのことを知ってもらう機会が増えて、僕らの音楽で感動してくれたりとか、喜怒哀楽の表現をぶつけてきてくれる人たちが増えたのは良かったし、僕らと同じ志を持ってくれるスタッフや仲間も増えてきて。そういう人たちを失わないためにももっともっとやっていかないといけないなと思っています。

全部含めて“自分らしさ”の匂いがするアルバムになったと思います

ーー『FREEDOM』はこれまででいちばん注目を集めるアルバムになると思いますけど、どんな作品にしようと思っていました?

真行寺 : もともとのコンセプトは最初になくて。僕の今までの世界でアルバムに向けてどんどん曲を作っていった中で、シングルを切っていって、漠然とした感じで曲を集めていって最終的に出来上がったものが『今の僕ら自身です』って胸を張って言えるような作品になった感じです。

大山 : BRADIOって、わかりやすくカラフルな衣装とかヴォーカルの髪形がキャッチアイコンになっていたりするんだけど、そこを通して逆に人間らしさとか自分らしさを出していきたいなというのはあって。そういう意味ではアルバムに関しても、漠然と音を作っていった積み重ねではあるんですけど、その中で自分らしさをどう出すか、メンバーそれぞれが出してきたものをどう解釈してどう面白くするかとか、そういったものが集約したときに一番面白くなる形を音を通して出せたんじゃないかなと。自分たちの強い部分弱い部分、全部含めて“自分らしさ”の匂いがするアルバムになったと思います。

真行寺 : 本当に今の自分たちらしいなって。今まで窮屈だった中でそのままやってたんですけど、その窮屈な中でもすごくのびのびできる作品ができたなという実感があってすごく自由にできてちゃんと1つの作品になったので、全員一致で『FREEDOM』というタイトルにしたんです。

ーーこれまでもすごく自由に表現している印象がありましたけど、窮屈だった中でやってきた、というのは?

真行寺 : 前回のアルバムのときに感じていたことですけど、技術面だったり、環境に慣れなかったり、スキルとかメンタル、フィジカルが追い付かなかったりすることがあって、「もっとやれたんじゃないか」っていうのが心に残っていて。今回は、まだまだ余裕、余白がある中で、最大限に自分たちを表現出来たんじゃないかなって。

ーーアルバムは前作以上にキャッチーな曲が詰まっている印象ですけど、マニアックにならずより大衆向けにしようという意識はありました?

大山 : う~ん、マニアックとか大衆向けっていうのは自分の中であんまり判断できないというか。ただ「誰々に向けて」というような曲作りはしなかったかもしれないです。歌詞も含めて、自分たちがしたいこと、聴いてもらいたいこと、思っていることを表現した感覚があって。でもそれってみんなの近くにあるもののような気がするので、きっと届くと思うし、それを受け取ってその人なりの思いを感じて欲しいというか。そういう意味ではあんまり嘘臭くないアルバムなんじゃないかなって。もちろん演奏面ではマニアックなこともやっていますけど。

田邊 : 自分的には、耳障りの良いドラムの音を聴かせたいという思いがあって、音作りしたというのはありましたね。

酒井 : 僕は単純に満足できるベースを弾きたいなと思っているんですけど、レコーディング前は自宅作業の時間が多くなるんですよ。歌や各自パートのラフをもらったときに、パターンをかなり出してみて、一回ギュッと詰め込んで休ませてから新たに聴くと、「こっちの方が良かったな」とか冷静に判断できることが多いので、そういう作業をして煮詰めていぅって。それがマニアックだったとしても良ければ採用しています。

ーーさきほど“あんまり嘘臭くないアルバム”っていう言葉が出たように、歌詞にも人間味を感じさせるものがありますよね。「KAMISAMA」なんかは結構泥臭いことを歌うんだなって。

真行寺:この歌に出てくるヤツは、本当にもう、どうしようもないヤツですよね。

一同 : (笑)。

真行寺 : ただただ、神様にお願いをしているっていう。でもそういうお願いをする情熱があるやつなんだよ、1つのことにのめり込めるやつなんだよっていう、ダメの裏返しというか、そういうことが言えたらなって。これはすごくカッコ悪くて良い曲だと思っています。「思い通りにならない世界」という曲もありますけど、ネガティブの中にもすごく攻撃的な言葉があったり、コンセプトとしては楽しいとか踊れるとかだけじゃなくて、その逆も作ろうよっていうテーマが亮輔から出て。確かにそういう曲を作ったら面白くなるかなって。あと「蝙蝠」(読み:こうもり)も、どこに行っても暗闇しかない、救われないっていう曲が書けたんじゃないかなって思います。明るいところだと目が見えなくて暗いところだと目が見えるっていうところに、自分たちの学生時代を照らし合わせることができたんですよ。学校が面倒臭くて家族とも色々あって、でも友だちと夜コンビニでたむろして遊び歩いてまた学校に戻るみたいなことを、蝙蝠で比喩しています。

ーー曲は踊れるリズムだけど、歌われる内容の中には自分たちが抱えてきたモヤモヤしたものも入っているというか。

真行寺 : 今まで、想像で書くことが多かったんです。「ベイビー君かわいいね、僕と踊ろうよ」みたいな(笑)。そういうのが多かった中で、今回は人の生活の中で寄り添えるものができたんじゃないかなって。サウンドの人間っぽさ、熱量も含めて、沁みわたるような音楽が出来たんじゃないかなって思っています。

ーーライヴだと、単純に「-Freedom-」のような曲の方が盛り上がるじゃないですか? でもバンドのモードはもっとどっしりしたメロウな曲に向かっているのかなって思っていて。曲によって使い分けようとしているのか、どっちに向かっているんでしょう。

大山 : メロウな曲はありますけど、穏やかな存在になっていきたい、みたいなことは全然なくて(笑)。楽曲に関して言うと、あれもやりたいこれもやりたいっていう延長だとは思うんですけど、光っているものがあればMADなものをやりたくなるとか、どっちも好きですね。(真行寺を)ヴォーカリストとしてすごく面白いと思っているので、どっちの面も見せたい気持ちがすごくあって。テンポ感のいい曲でパワフルに歌うときもいいしスローな曲でトーンをしぼって歌うときもすごくいいので、多面的にやりたいとは思っているんです。ライヴの作り方も、この1枚が入ることでだいぶ変わるんだろうなって思うので。ファンキーな面を期待されているのもわかっているので、これからもそういう曲は作っていこうとは思っていますけど、単調なバンドになりたくないなとは思っています。

本当にハイレゾにする意味があるバンドだと思っていて

ーー今作は初めてハイレゾ配信されますが、ハイレゾならではの聴きどころを教えてもらえますか?

酒井 : ベースの機材で、ライヴでも使っている8KHzの低域が出る機材があって、大きい教会のパイプオルガンとかで低音を出したときのような音が出るんですけど、それを今回使ってみたくて実際にレコーディングスタジオに持ち込んでやってみたんです。それだけだと本当に「ボォー」って鳴っているだけなんですけど、その音を混ぜたときに本当にどっしりするというか、温かみやリッチ感が出る感じになって。それはぜひ良い環境のスピーカーやヘッドフォンでハイレゾ音源を聴いてもらえたら嬉しいですね。

大山 : BRADIOのレコーディングはラインを使わないでアンプとかマイクを中心に録っているので、本当にハイレゾにする意味があるバンドだと思っていて。エンジニアさんも質感をめちゃくちゃ大事にしてミックスしてくれているので、ハイレゾ配信は嬉しいです。

ーー『FREEDOM』リリース後は、3月から全国11都市12会場のワンマン・ツアーが始まります。ファイナルはライヴ・ハウスじゃなくホールの中野サンプラザ公演が控えていますね。

大山 : イベントでホール的な会場では何回かやらせてもらっていて、ライヴ・ハウスとは感覚が違う部分もあるんですけど、今までのワンマンで培ったものにプラスして新しい要素を確実に入れられるだろうと思うので、すごく楽しみです。

ーーホール公演で座席があると真行寺さんは客席に突入できないんじゃないですか?

真行寺 : いや、突入します(笑)。ディナーショー的な感じで握手しながら入っていってそのまま俺は退場して最後は演奏で終わるとか(笑)。また楽しいことをやりたいですね。今回のアルバムは今までになかったテイストの曲もあるので、また新しく聴いてもらえる感じだと思いますし、2017年は去年までに得られたポジティブな部分、ネガティブな部分を自分たちの中で昇華していけたらいいなって。

DISCOGRAPHY(貴重な初期のインタビューもチェック!)

BRADIO / HOTELエイリアン

4人組ロックバンドBRADIOのサード・シングル。タイトル曲「HOTELエイリアン」は、TVアニメ『Peeping Life TV シーズン1??』のオープニング・テーマ。

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BRADIO / POWER OF LIFE

2月に発売された2ndシングル「Flyers」がスマッシュ・ヒット! まだその記憶も新しいこのタイミングで今一番求められている全12曲収録のファー スト・フル・アルバム。フィーチャリング・アーティストに「MICRO」(from HOME MADE 家族) 「谷川正憲」(from UNCHAIN)を迎えたことも話題に。

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BRADIO / Flyers

オトナよ踊れ! ! ロックシーンに風穴をあけるロックスター到来!新世代ソウルロックスターとしてライブシーンで話題沸騰のBRADIO、ニューシングル!心・体が勝手に踊るサウンドメイキングを奏で踊らずにはいられないダンサブルなアレンジは圧巻!

LIVE SCHEDULE

BRADIO 全国11都市12公演 ワンマンツアー FREEDOM tour 2017

2017年3月5日(日)@赤坂BLITZ
2017年3月10日(金)@広島セカンドクラッチ
2017年3月12日(日)@高松DIME
2017年3月19日(日)@富山SOUL POWER
2017年3月22日(水)@鹿児島SR HALL
2017年3月24日(金)@福岡DRUM LOGOS
2017年3月26日(日)@新潟LOTS
2017年3月31日(金)@北海道Penny Lane 24
2017年4月2日(日)@仙台RIPPLE
2017年4月8日(土)@なんばHatch
2017年4月22日(土)@名古屋DIAMOND HALL
2017年4月30日(日)@中野サンプラザ

PROFILE

BRADIO

真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(G)、酒井亮輔(B)、田邊有希(Dr)、4人組ロック・バンド。

~Break the Rule And Do Image On~
日常の世界(Rule)に、素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Breake)を。「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトに結成された4人組ロック・バンド。

2014年夏には愛知県で行われた大型フェスTREASURE05XやT.M.Revolution西川貴教主催〈イナズマロックフェス2014〉に出演。各地のサーキット・イベントにも勢力的に活動を広げる。2015年日本テレビほかアニメ「デス・パレード」オープニング・テーマを担当。楽曲ごとに異なるサウンドを鳴らすドラムンベースを軸に、さらに熱唱&ファルセットを使い分ける個性の強さが魅力のヴォーカリスト真行寺の歌声で見に来たFUNKY PARTY PEOPLEを虜にするエンターテイナー集団BRADIO。

Official HP

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インタヴュー

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by 鈴木 雄希
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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