自由が丘のビースティなBoy&Girls! 3人組のポップなバンド、HAPPLEによる2年ぶりの全曲ラップを取り入れた新作をフル試聴&予約受付中

2010年の結成から、ほっこりとさせるようなポップ・ソングを軸に幅広い楽曲性を披露してきた3人組のポップなバンド、HAPPLE。今回彼らがリリースする新作はなんと全曲ラップ入り! そんな2ndアルバム『Three to 2,1』ハイレゾ版の予約を受付開始! しかもアルバムから2曲をフル試聴でお届け!! どこよりも早く収録曲を聴いて、そしてぜひ予約を。

今作のプロデュースとエンジニアリングを務めたNATSUMENのAxSxEとの対談を公開。今作のスタイルに至った経緯、そしてバンドのこれからを、両者の出会いの場でもある自由が丘サークルサウンズで語ってもらった。

収録曲フル試聴 / 先行予約受付実施中!!

M03「little」、M05「Cookie,Cracker&Biscuit」のフル試聴を実施中!!(その他は45秒の試聴になります)


【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC(24bit/48kHz) / AAC

【価格】
単曲 216円(税込) / アルバム 1,836円(税込)

【発売日】
2015年9月23日(水)

>>ご予約はこちらから


HAPPLE / Black Whole New World

INTERVIEW : HAPPLE & AxSxE(NATSUMEN)

「華あるで」って言ってくれたんですよ(笑)

サークルサウンズは自由が丘の老舗音楽スタジオ

——まずHAPPLEとAxSxEさんの出会いは、どんなものだったのでしょうか?

ドキ ヨシヒロ(以下、ドキ) : マスター(サークルサウンズのオーナー)が入院してた時期があって。そのときAxSxEさんが代わりに店番をやってたんですよ。
AxSxE : まったく覚えてない(笑)。
ドキ : 当時僕は大学のスタジオばっかり使ってて、外のスタジオを使ったことがなかったんです。だからギターのピックアップが隣のスタジオの音を拾っちゃうってことも知らなくて。そのとき僕は録音をしてたんですけど、その音があまりにも入るから、AxSxEさんに「これどうやったら直るんですか?」って質問をしたんですね。そしたら「これは直らん!」って言われて。
AxSxE : あはは(笑)、まじ覚えてない(笑)。でも初めて会ったのは、このスタジオに通い始めたときってことか。
ドキ : そうですね。そのときはAxSxEさんがNATSUMENの人ってことも知らなかったんですよ。店番の人だと思ってて。

——それは何年くらい前のことですか?

ドキ : 12年くらい前ですかね。まだ僕らが“いなかやろう”として活動していたときです。
オシダ チサヨ(以下、オシダ) : それからもうずーっとこのスタジオに来ているんですよ。

——みなさんは3人ともいなかやろうのメンバーですよね。それがHAPPLEに変わったのは…。

オシダ : 2010年かな。
ドキ : それまでに2枚のアルバムを出したんですけど、ちょっと限界がきて、いなかやろうを1回休むことにしたんです。いなかやろうではギターを結構弾いてたんですけど、もう僕はそういうテンションじゃなかったんですよ。そんな状態で続けるのは苦痛じゃないですか。
サイトウ アサミ(以下、サイトウ) : そういう人が1人でもいたら、バンドが違う方向に進むのは当たり前のことかなとは思いますね。
ドキ : とにかく全然違うことを一からやりたいって思ったんです。でもいなかやろうは10年近くやってきたし、そもそも僕が生まれて初めて組んだバンドだったんですよ。なので新しいバンドを作る方法がわからない。だからそのままのメンバーで、バンド名を変えてやり直すことにしました。当時はまだベースもいて4人組だったんですが、これが5年前のことですね。

(左から)サイトウ アサミ、オシダ チサヨ、ドキ ヨシヒロ、AxSxE

——AxSxEさんは、いなかやろうの時代から関わりがあったと思うんですけど、HAPPLEになって思うところはありました?

AxSxE : 変わろうとしてるんかなぁ? と。 もっと自然に自分のやりたいことをやろうとしてるんかなぁと。
ドキ : あぁ、たしかにそうです。

——じゃあ逆に言えばいまは自然体というか、やりたいことに忠実になったと。

サイトウ : でもHAPPLEを始めたら始めたで、結構悩みながらやってたね。
ドキ : HAPPLEになってから、あさみちゃんは2台のキーボードを弾いていたんですが、ベースが抜けてから片手でベースラインを弾き始めたんですね。そのときにまず「ドラムとベースと歌だけで成立する音楽をやろう!」と思って。そこからだんだんと明確なヴィジョンが見えてきたんです。

——なるほど。今回はラップ・アルバムということで前作『ドラマは続く』とは雰囲気が違いますけど、その変化もバンドにとっては自然なことだったんですか?

オシダ : 実は3人で初めてライヴをやったときからラップをやってるんですよ。
ドキ : 3人になったHAPPLEの初めてのライヴが2011年の11月にあったんですけど、そのときに今作に入ってる「Cookie,Cracker&Biscuit」をやっていますね。それでその初ライヴの1ヶ月後にサークルサウンズ祭りっていうイベントがあったんですけど、その曲をやったら場内大ウケで。AxSxEさんもそのライヴを観ていて、終わったあと俺らに「華あるで」って言ってくれたんですよ(笑)。そのときに「これはイケる!」って思って。

ずっと通ってるので、このサークルサウンズが標準になってくる

——じゃあ今回のラップ・アルバムも元をたどればAxSxEさんの影響があると(笑)。

AxSxE : いやいや(笑)。じゃなくて、そのライヴがすっげぇよかったんですよ。バンドも変わっていろいろ悩んでる感じもして、どうなるのかと思ってたんやけど、めっちゃええやんって。振り付けも含め、めちゃ雰囲気ええやんて!
ドキ : その次の年には今回の2曲目の「We can work it out !!」をやったんですよ。それも大ウケ(笑)。サークルサウンズ祭りって仲間が集まってるから、元々すごい温かい雰囲気っていうこともあるけど。
オシダ : でもその反応でうちらも吹っ切れたんです。自分らが楽しいって感じることをやってもいいんだなって。そこから自然とバンドで生演演する曲も明るくて楽しい曲になっていったんですよね。

——じゃあAxSxEさんをはじめ、サークルサウンズ周辺の人が「いいじゃん」って言ってくれて自信が出たんですね。

ドキ : それはもう大いにありますよ! 
AxSxE : HAPPLEのライヴを観たとき、1人1人のキャラも出てたし、なんか笑えるし、泣けるし。人柄みたいなものがすごく出てた。あと、この3人の背丈の似てる感じとかもいいしね。「完璧やん!」と思った(笑)。

——このサークルサウンズという場所についても話を伺っていきたいです。AxSxEさんは基本的にこのスタジオにいるんですか?

AxSxE : いや、長年ただの客やけど、しかしマスターは身内みたいな存在というか。俺とマスターは親子でもないし、兄弟でもないし、友達とも違う。けどマスターになにかあったら我投げ打ってなんでもやるで! って感じです。俺はいまバンド練も少なくなってきてて、自分の作業しにくるのが多いけど、1番ここのスタジオに入ってるのが確実にHAPPLE。この子らは最低週2は来てる。

——結成10年を超えて週2で練習してるバンドはなかなか聞かないですよ。

AxSxE : この子らにはまじでバンド活動してほしいんすよ。そしてサークルサウンズの未来のためにも。俺はここの経営者でもなんでもないんやけどスタジオを使い続けて欲しい(笑)。

一同:あははは(笑)。

サイトウ : でもここに来ないと、バンドはなにも進まないですね。

——HAPPLEはいつもこのAスタに入って練習してるんですか?

サイトウ : はい。たまにBスタ、Cスタには入りますけど。
ドキ : Aスタが1番落ち着きますね。ずっと通ってるので、このサークルサウンズが標準になってくるじゃないですか。でも1回だけここの予約が取れなくて都立大学のほうの別のスタジオに入ったことがあるんです。そのときに僕は1日ものすごい不機嫌だったんですよ。演奏がうまくいかないと、全部このスタジオが悪いんだと思って。それ以来、ほかのスタジオは使ってないですね。
サイトウ : あぁ! そんなこともあったね。

——でも例えばライヴの前に別の近くのスタジオに入るとかはありますよね?

オシダ : いや絶対ここですね。

——え!? それはすごいですね。

AxSxE : ここのスタジオは年数経ってる所はあるけど、なにか音が良くまとまるバランスがあるんですよ。天井、壁、床の感じとかで。俺はCスタしか入らんけど(笑)。

今回の9曲はHAPPLEにとって自然なものだと思うんです

——では新作『Three to 2,1』の話も聞いていきたいです。まずどういう経緯でAxSxEさんはプロデュースをすることになったんですか?

AxSxE : 前からマスター経由で「なんかラップの曲が集まったら、AxSxEにやってほしいって言ってるよ」と聞いてはいて。それで2013年の年末くらいにメールが来て正式に頼まれたんかな?

——ラップ・アルバムを作ろうってところから今作はスタートしてるんですね。

ドキ : そうなんですよ。さっきも言ったようにラップの曲は最初からあったんです。でもほかの楽曲と合わなかったから1枚目には収録してなくて。ライヴだったら、ラップの曲に持っていく流れを作れるんですけど、なかなか1枚のアルバムのなかでは、それが難しかったというか。だから3、4年前から、1stはあんまりラップとかが入ってない普通の曲、2ndはラップの曲って分けて、HAPPLEがやりたいことを2枚で表現しようと思ってたんですよ
AxSxE : でも俺にはラップの曲を集めたというより、コード進行とか、メロディとかは以前から地続きというか。今回の9曲はHAPPLEにとって自然なものだと思うんですよ。無理してラップの曲を集めたとは思わないし。

——なるほど。アルバム制作はどんなことから始めたんですか?

AxSxE : 制作の初日に俺はすごく感動したんやけど、この子らがいきなり「1曲ずつデモを聴いてもらうのと、ここで実際に歌うのとどっちがいいですか?」って訊いてきて(笑)。それで演ってもらったんですよ(笑)。

——AxSxEさんの前でライヴをしたと(笑)。

AxSxE : そう。始まりはこのAスタで3人でオケ流して振り付けもしながら、客は俺だけのライヴ(笑)。
サイトウ : 本気でやりました。
オシダ : でもAxSxEさんは、ちゃんとコール&レスポンスとかも1人でやってくれたんですよ。
ドキ : そのライヴの感じをわかってもらわないといけないから。
AxSxE : それで意気込みじゃないけど、俺にも伝わってきて「よっしゃ! もういっちまおうぜ!」って。そこからは本番の録音の前にまずサークルサウンズで「ここいらんのちゃう?」とか言いながらデモを聴いてね。

——Aスタでのライヴを観て、それを音源化するために1番力を入れようと思ったのはどこなんでしょう。

AxSxE : 人となりが出つつ、完成度求めた感じかなぁ。他人ごとじゃなく真剣にやってたら時間がかかっちゃった(笑)。

——HAPPLEから見て、今回のアルバム制作はどんなものでした?

ドキ : 今回のアルバムの曲は自分がシンガー・ソングライターとして作った曲じゃないんですよ。歌詞もほとんどオシダさんが書いてるし。だから今回は曲が全部自分の手を離れているというか、曲に対して距離感を持って冷静に接することできたんです。前は人に言われて自分の曲の構成を変えるのが嫌だったんですけど、今回に関しては「もう1回サビがあったほうがいいな」とか言われたら、それを素直に受け取ることができた。距離感があったから軽いノリでどんどんアレンジを変えていけましたね。
AxSxE : 俺もいわゆるプロデューサー的な、そんな立場で参加してないから、全体の構成を一緒に考えてね。で答えが見つかったときに、全員で「おーっ!!」って喜んだり。

——今回のアルバムを聴いて、いまのインディーの本流とは別のところにあるというか、すごい独特な道を歩んでるなという印象を受けたんです。

ドキ : え、でも売れたい気持ちを込めたんですけどね(笑)。僕的には今回の曲はすごい売れ線です。

——要するにHAPPLEはいまのシーンとは関係なく、やりたいことをやってるじゃないですか。それがいいなと思ったんですよ。

ドキ : 確かにそういう意味ではやりたいことしかやっていないですね。
AxSxE : 自分らの精度上げていって濃くしていったら何かが起こると思うよ。よくスタジオの外でHAPPLEの練習の音とかも聴いてるんですけど、全部気取らず自然体でやってるように聴こえてる。

——僕もHAPPLEの1番の良さはそういう部分だと思ってて。カッコつけてないんですよね。

AxSxE : うん、そう!

ドキ : えー! こんなサングラスかけてるのに(笑)。 これでも結構カッコつけたんですよ、髪型とかも気にしたり!
AxSxE : あははは(笑)。じゃなくて音楽性とか取り組み方とかね。

——でもこのサングラスも別にカッコよさを演出してるって感じではないですよね(笑)。

オシダ : 髪型とか衣装とか、そういう面も一時AxSxEさんが一緒に考えてくれたんです。それでずっとドキくんに「モヒカンにしろ」って言ってたんですよ。
ドキ : AxSxEさんがいなくなったとき「それはマジきついんだけど」って話をしてました(笑)。
AxSxE : いや、それはHAPPLEが「カフェでお茶を飲んでます」みたいなイメージをされないためにというか(笑)。そんなのは絶対あかんって思ってて(笑)。完璧にカッコつけるなんて、そんなんしょうもないやろ(笑)!

——アー写を見る限り、その企みは成功してると思います(笑)。これでHAPPLEは毛色の違う2枚のアルバムを出したことになるんですけど、いまは新しいところに向かっているんですか?

ドキ : いまは今回のラップの曲と1枚目の曲、その2つが混ざったモードだと思います。いまサポートを2人入れて5人でライヴをやっているんです。ベースとバイオリンを担当してくれる人と、打楽器、ギター、シンセとかいろいろ弾いてくれる人。その2人を加えているので、より肉体的な音楽をやってる気がするんですよ。すごいグルーヴが生まれてるっていう実感があって。これを研ぎ澄まして、次のアルバムとして出そうかなぁと思っています。なので新しい曲もいっぱい作ってます。

——わかりました。その次の作品も楽しみにしてますね。

インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 鶯巣大介
写真 : ハムカツ

LIVE INFORMATION

HAPPLE presents『“KIRAKU” PARTY vol.2~ペガサスマウンテン~』
2015年9月5日(土)@八丁堀七針

下北沢インディーファンクラブ
2015年9月22日(火・祝)

2015年11月15日(土)@京都ネガポジ

2015年11月23日(土)@金山ブラジルコーヒー

HAPPLE presents 「KIRAKU party vol.3」
2015年12月3日(木)@渋谷7thFLOOR

PROFILE

HAPPLE

2010年結成。2011年現在の3人組となり、歌、コーラス、ギター、ピアノ、キーボード、シンセベース、ドラムを3人で演奏するスタイルを確立。ライブではメロディアスなポップ・ソングを自ら演奏する一方、歌って踊るラップも披露。演奏形態はバンド3人編成、サポートを加えての5人編成、トラックを流しての3MCスタイル。2013年5月にファースト・アルバム『ドラマは続く』を〈Mine's Records〉より発表。

>>HAPPLE Official HP

AxSxE
NATSUMENのギタリスト。その他プロデュース、作曲、レコーディングエンジニア等、幅広く活動中。

>>NATSUMEN Official HP

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

【連載】タフな乙女のアパートメント〈花とポップス〉から4ヶ月連続リリース! 第1回座談会
[CLOSEUP]・2016年09月28日・どんなに新人でも、母になっても──タフな乙女のアパートメント〈花とポップス〉連載、第1回座談会 "タフな乙女のアパートメント"を掲げ、フリーランスの女性クリエイターが集まる、つるうちはな主宰のレーベル〈花とポップス〉が4ヶ月連続、計10タイトルをリリースすることとなった。幕開けは8月31日。「モナレコ女子2015」で準グランプリを獲得し実力を伸ばすシンガー・ソングライター"あーた"の2ndミニ・アルバムと、そんな彼女に憧れてアコギ弾き語りを始め早くもその才能を開花しようとしている札幌在住の"はかまたりの"の初作品。それに続いて9月28日にリリースとなったのが、大人気の音楽ゲームアプリ「Cytus」、「Deemo」で楽曲が使用され、その歌声に海外からも注目を集めた青柳舞と、現在4児の母となり10年ぶりに作品をリリースする元junior size、sinkirowとしても活動していたイナダミホ。〈花とポップス〉という場に集まった彼女たちは、いまここでどのような表現をするのか。主宰のつるうち含む4人に話を訊いた。 〈花とポップス〉9月リリース作品 妊娠を機に活動休止を発表した青柳舞が復帰を誓う約束のEP青柳舞
M.O.J.O(武蔵野 ONE JONA3 ORQUESTA) 7インチでリリースした人気曲を配信リリース
[CLOSEUP]・2016年08月15日・【あの人の5曲】武蔵野 ONE JONA3 ORQUESTA(M.O.J.O) 【あの人の5曲】とは…新たに楽曲配信がスタートしたミュージシャンに、「OTOTOYで配信している中から自分が好きな5曲」を選択してもらい、選んだ理由とその楽曲に対する思い入れを存分に語ってもらうコーナー! なのだ!! 武蔵野 ONE JONA3 ORQUESTA(M.O.J.O)が7インチでリリースした曲の配信がスタート 吉祥寺を拠点に活動している5人組ヒップホップ・バンド、武蔵野 One Jona3 Orquesta(略してM.O.J.O)。彼らが2015年11月にリリースした7インチ・シングルがOTOTOYで配信されることとなった。配信がスタートしたのは、モッキーにインスパイアされた「Hol'up」と、Jディラに捧げた「SeeDilla」の2曲だ。 生ドラムの上でデュエットするように混ざり合う淡々としたフロウのラップと流麗なフルート、実在する店名や人名といった固有名詞がバンバン登場する私小説的なリリック… 情緒的でありながらもストリート感が詰め込まれた彼らの音楽は、いわゆるメロディアスな歌ものラップとも文化系ラップとも一味
南壽あさ子、6ヶ月連続特集第3弾、OTOTOY編集部・西澤裕郎と振り返る、南壽あさ子の歩み
[CLOSEUP]・2016年09月27日・【南壽あさ子】6ヶ月連続特集第3弾、OTOTOY編集部・西澤裕郎と振り返る、南壽あさ子の歩み 南壽あさ子がヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍、7月から3ヶ月連続で配信リリースをしていく。OTOTOYでは彼女の作品をハイレゾ配信、月1で南壽あさ子の魅力にさまざまな視点から迫る6ヶ月連続特集を7月から12月まで掲載する。配信第3弾となる9月の楽曲は、ローマ神話に登場する花の女神をモチーフにした「flora」、そして「このごろ、そのひぐらしで」。本特集では、南壽あさ子の活動初期から取材を続けているOTOTOY編集部でライターの西澤裕郎と、南壽あさ子の作品と歩みについてじっくりと迫った。 YAMAHA移籍3rdシングルをハイレゾ配信南壽あさ子 / flora '【配信価格】WAV / ALAC / FLAC : 円(税込)AAC、mp3 : 円(税込)【Track List】''1. flora 2. このごろ、そのひぐらしで 「2人で作ってるイメージで作品を仕上げよう」って考え方に変わった ーー南壽さんがデビューした2012年の音楽シーンについて、西澤さんは「溢れる情報の中、どれだけ癖のあることを
by 西澤 裕郎
一時期小説ばっかり書いてたけど、いまは音楽──いとうせいこう『再建設的』をめぐって
[CLOSEUP]・2016年09月23日・一時期小説ばっかり書いてたけど、いまは音楽──いとうせいこう『再建設的』をめぐって いとうせいこう & Tinnie Punx『建設的』は1986年にリリースされた最初期の日本語ラップの楽曲を含んだ作品として名高い。そんなクラシック・アルバムのリリース30周年を記念して、このたび、いとうせいこう & リビルダーズ名義でトリビュート盤『再建設的』がリリース。豪華メンツが参加し、当時の楽曲をカヴァーしている。また日本語ラップの金字塔的作品たる「東京ブロンクス」では、いとうせいこう自らがヤン冨田とともにスリリングにカヴァーしており、間違いなくアルバムのクライマックスと言えるだろう。OTOTOYでは本作を配信開始。またオリジナルの『建設的』もリリース30周年記念に再リリース。こちらも配信開始しています。そして本アルバム・リリースとともに9月30日、10月1日、東京体育館にて「いとうせいこうフェス~デビューアルバム『建設的』30周年祝賀会~」が開催。アルバム参加の豪華メンツに加えて、さまざまなアーティスト、DJやお笑い芸人が入り乱れての、まさにいとうせいこうにしか成しえないイベントとなるだろう。 豪華メンバーによる
ハコイリ♡ムスメ、これまでの活動を振り返るインタヴュー掲載!! 会場限定シングル4作品を一挙配信スタート!!
[CLOSEUP]・2016年09月23日・ハコイリ♡ムスメ、会場限定シングル4作品を一挙配信スタート!! これまでの活動を振り返るインタヴュー 80〜90年代のアイドルの名曲をカバーし、見る人に癒しとトキメキを与え「女の子本来の可愛らしさ」を表現することをテーマとした11歳〜17歳の女優志望の女の子9人組、ハコイリ♡ムスメ。本業の「女優」を生かした「劇団ハコムス」という芝居と音楽の融合にも挑戦している彼女たちが、2016年11月に南波一海が主宰するレーベルPENGUIN DISCより初の全国流通音源をリリースする。まさに世の中に広く羽ばたく直前の彼女たちに、これまでの歩みを伺うとともに、会場限定で発売されていた4作のシングルをOTOTOY独占で配信スタート。この機会にハコイリ♡ムスメに触れてみてはいかがだろう。 会場限定の4作品をOTOTOY独占ハイレゾ配信スタート!! ハコイリ♡ムスメ / 微笑みと春のワンピース【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC : 単曲 251円 まとめ購入 500円【Track List】1. 微笑みと春のワンピース2. なかよし ハコイリ♡ムスメ / 夏に急かされて【配信形態】
by 西澤 裕郎
ベイビーレイズJAPAN、メンバーに訊く2ndアルバムとこの2年
[CLOSEUP]・2016年09月09日・改名後の2年間、そして今作に込められた思いとはーーベイビーレイズJAPAN、メンバーに訊く2ndアルバム 2012年に活動を開始した5人組アイドル・グループ、ベイビーレイズJAPAN。9月21日に2年ぶりの2ndアルバム『ニッポンChu! Chu! Chu!』をリリース。数々のライヴやフェスで人気沸騰中の青春エモ・ロック「夜明けBrand New Days」や、ラップを取り入れた「真夏のフィーバー!」、新しいメンバー紹介曲としてライヴで定番となりそうな「Ride On IDOROCK」など、かわいく、暑苦しく、エモい彼女たちのすべてが詰まったアルバムとなった。 待望の2ndアルバム!!!!!ベイビーレイズJAPAN / ニッポンChu! Chu! Chu!'【収録曲】1. Ride On IDOROCK2. 虎虎タイガー!!3. 閃光Believe4. シンデレラじゃいられない5. Pretty Little Baby6. 真夏のフィーバー!7. Baby Kiss8. 栄光サンライズ9. 走れ、走れ10. 少しだけ11. 夜明けBrand New Days12. ニッポンChu! Chu! Chu!【配
Predawn、3年半ぶりのフル・アルバムをハイレゾ配信&インタヴュー
[CLOSEUP]・2016年09月21日・Predawn、音作りの"文法"、その新境地とはいかに──2ndフル・アルバム『Absence』ハイレゾ配信 溢れ出る才能と音楽への探求を丁寧に綴じ込んだ1stフル・アルバム『A Golden Wheel』から3年半、Predawnが待望の2ndフル・アルバム『Absence』をリリースした。収録楽曲にはライヴでの人気曲 「Universal Mind」を始め、正式な作品としては初めての日本語曲「霞草」など、音源化を待ち望まれていた9曲を収録。初めてアルバム制作にゲスト・ミュージシャンを迎え、より奥行きのある音像を目指したという今作。24bit/44.1kHzのハイレゾ音源は、そのささやかながら匂い立つような歌声と繊細ながら豊かなアレンジ、全編を通して縫い込まれたPredawnの文学を驚くほどダイレクトに、鮮やかに、感じてもらえるだろう。秋の夜長に最適の1枚を、是非。 Predawn、3年半の沈黙を破り待望のフル・アルバム、ハイレゾ配信!Predawn / Absence'【Track List】01. Skipping Ticks02. Black & White03. Universal Mind04
いまっぽい〈黒さ〉で都会を描く――新生bonobosが表現した東京という街
[CLOSEUP]・2016年09月21日・いまっぽい〈黒さ〉で都会を描く――新生bonobosが表現した東京という街 2011年の『Ultra』では管楽器やストリングスを大胆に取り入れ、続く2014年『Hyper Folk』ではさらにエレクトロニックな要素も取り込み壮大な表現を見せたbonobos。7枚目のオリジナル・アルバム『23区』は、それらの表現を引き継いだ… というよりは、過去作を咀嚼した上で新たな方向性をメンバー同士で探り合った結果作られた、バンド感の強い一枚だ。演奏面では、ファンキーでソウルフルな表現がぐっと増え、作品を通して開放的な空気が流れている。〈黒い〉表現が特徴的ではあるが、アーシーというより都会的。風通しがよくて軽やか、これまで以上に洗練されており、かつ折衷的なアルバムと言っていい。本作をOTOTOYでは、それぞれ音源形式に合わせてマスタリングされたというDSD、そしてPCM 24bit/48kHzにてハイレゾ配信を開始する。結成して間もない時期より共に活動してきたドラマーの辻凡人が脱退し、オリジナル・メンバー2人に。さらにその後3人の新メンバーを追加し、5人体制での再スタートという大きなメンバーチェンジは、彼らがアウトプット
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

同じ筆者による他の記事