ジャムを基調としたサウンドに温かい歌声を乗せる、4人組のポップ&ジャム・バンド、fulaが、初の全国流通盤となるミニ・アルバム『safari!』をリリース。「野外フェス」を意識し、遊び心にあふれた、心躍る作品となっている。

今回OTOTOYではメンバー全員にインタヴューを行い、収録曲を1曲ずつ紐解きながら、夏フェスへの想い、メンバーの生活環境の変化によりバンドに起こったことなど、多岐にわたって話をきいた。fulaがいま充実した状態にあり、これから見逃せない存在になっていくことが読み取れることだろう。ぜひ音源と合わせてこのインタヴューを読んでほしい。


fula / safari!!

【価格】
WAV 単曲 300円 / まとめ購入 1,500円
mp3 単曲 300円 / まとめ購入 1,500円

【Track List】
1. orion coffee / 2. tropical5 / 3. can't go / 4. grizzly / 5. lala salama / 6. goyemon

INTERVIEW : fula

左から、石川ユウイチ(Gt&Cho)、安本佑治(Ba&Cho)、高木健(Dr&Cho)、字引佑麿(Vo&Gt)

インタヴュー : 飯田仁一郎(Limited Express (has gone?))

仕事中に降りてきたんです。でもあとにも先にもこれだけです(笑)

――アルバムの内容が本当にすばらしかった。前作『三日月色の海と夕凪かえり道』のころとは、全然違うバンドみたいでしたよ、今回の1番古い曲は、「orion coffee」?

字引佑麿(Vo&Gt)(以下、字引) : そうですね。それは僕と石川のふたりで、まだ安本と高木が加入していないときに作った曲です。ふたりが加入してからライヴでやってるのに、CDは昔のメンバーっていうのはいやだったんです。あと、バンドの雰囲気自体も昔は冬っぽいってよくいわれたんですけど、野外フェスや夏っぽい感じを意識して作り直そうと思って。まぁ結果的にギリギリだったよね?

高木健(Dr&Cho)(以下、高木) : ギリギリというかアウトのタイミング。レコーディングのときにアレンジが決まった感じ。

字引 : うん。レコーディングのときに、「すいません、ちょっと2時間だけ練習してもいいですか?」みたいな感じで(笑)。

石川ユウイチ(Gt&Cho)(以下、石川) : そうそう。俺だけあとから別録りだったんですけど、深夜くらいに到着して「こんな感じになったから」って聞かされて、その場で即興で弾いて、レコーディングをしました。

字引 : 今回の録音方法は、リズム隊と僕が最初に録って、あとでギターってやりかた。

字引佑麿(Vo&Gt)

――それにはなにか理由が?

石川 : それは単純に仕事で参加できなくて。

――なるほど。でも、そんな環境のなかでこれほどバンドっぽいものを創れるバンドは、なかなかないですよ。「orion coffee」のメロは、めちゃくちゃ立っているし。

字引 : 「orion coffee」の作曲に関しては、僕はリフを持っていったくらいで、メロディと作詞に関しては石川がやったんですよ。

石川 : 仕事中に降りてきたんです。でもあとにも先にもこれだけです(笑)。

やるなら前よりいいものを作ってやろう

――安本さんはこの曲を作るにあたって、「ベースからどうアレンジしよう」とか考えましたか?

安本佑治(Ba&Cho)(以下、安本) : 1stである程度出来上がっているじゃないですか、この曲。それをいじるというのは、なかなかプレッシャーだったんですよね。1stのころからサポートだったけれどドラムは高木が叩いてて、そのころと変わったところはピアノが抜けてベースが変わったところ。「俺になって曲が悪くなったら… マジどうしよっかな」って気持ちがあって(笑)。しかも、もともとこの曲が1番好きだったんですよ。

字引 : ありがとうございます(笑)。

安本 : そういう思いがあるから、もう1回録音できるチャンスができたのは個人的にすごい嬉しくて。やっぱやるなら「前よりもいいものを作ってやろう」っていう意気込みだけはあって、自分がバンドに入って良くなった部分がこの曲にも反映できたと思っているので、すごい満足してます。

安本佑治(Ba&Cho)

――わかりました。2曲目の「tropical5」は、いつごろできたんですか?

字引 : 夏前くらいに「夏用の曲をつくるぞ!」っていう感じで出来上がって。

――ははは(笑)。1年前にライヴを見させてもらったときに、この曲はとても陽気で突き抜けてて、とても印象的でした。この曲は、いまのfulaのモードを表しているなと思ったんです。「旅するぜー」って感じ。皆さんは、この曲に対してどんな印象をもってます?

高木 : 「5拍子かい!」って構えたところもあったんですよ。でも思ったよりも悩まずに、さくさく進んだ印象がありますね。

字引 : そうだね、そんなに苦戦はしなかった。

高木 : いろんなライヴを経験して、演奏することに対して構えなくなりました。その経験があるから多分この曲がすんなりできたのかなと。いまはライヴ中、この曲にジャムを入れたりとか出来ていて。本当にfulaのいまを表している1曲だと思います。

安本 : いままでのすべてを反映できた曲っていうよりも、自分たちがどういうふうになりたいか、どういう方向でいきたいかというのを示してるような曲ですね。

――「ちょっと方向転換したな」と感じる曲でもあったんだけど、字引さんはこの曲を作る際、どんな世界を描いていたんですか?

字引 : 完全に新しいフェイズ。というか、新たな可能性が欲しかったというのはあります。最初5拍子でできたときに「6拍子にしようかな」って迷ったんですけど、挑戦の意味も含めて、5拍子のままにしました。5拍子でいかに人を乗せられるかっていうのもちょっとおもしろいかなと思って。5から4拍子、3拍子ってどんどん変わっていったりするのは、moeとかPhishとかの「すげぇー、いきなりなんでこのリフここに入れたの?」っていう彼らへの憧れみたいのがあるのかもね。

これもチャレンジだしチャンスだし、いろんな面が見せられる

――3曲目の「can't go」ですが、この曲も1年前のライヴでやっていましたよね?

高木 : でも以前からまたアレンジが変わっています。ベースに言葉遊びみたいなところがあるんですよ。

字引 : そうそう。あの「いーけないんだ、いけないんだ」って歌あるじゃないですか? それをそのままベースラインに持ってきました。だからcan't goで「行けない」って題名なんですけど(笑)。遊びも含めてダークかつ腰にくるような曲も欲しかったんです。

――みんなはどう思ったんだろう?

高木 : いやおもしろいなと(笑)。そこから勝手に膨らませるのがみんな得意なので、ダブっぽい暗い感じのとことかは、子供のころのトラウマをえぐってやろうくらいの気持ちでやりました(笑)。これもチャレンジだしチャンスだし、いろんな面が見せられるなと。

高木健(Dr&Cho)

安本 : この間ONE Music Campに出たとき、もともとこの曲がセットリストに入ってなくて。でも、雨降ってて、ジメジメしててちょっと肌寒いっていう雰囲気があったので、どうしても当日演奏したくて、ねじ込んだんです。結果すごく反応がよかったんだよね。

――そして4曲目「grizzly」は再録ですね。ライヴでやり続けて、前回の録音当時とどう変わりました?

高木 : 馴染んだ! アレンジやその録りの出来自体はすごく納得しているんですけど、「king」と「grizzly」の2曲とも、自分のなかでもうちょっとしみ込ませてから録ってみたい曲だったんですよね。で、今回こういう機会があったので「grizzly」を録りなおすことにしました。

――5曲目は「lala salama」ですよね。この曲、本当によかったなぁ…。

字引 : ありがとうございます。その曲名はスワヒリ語で「おやすみなさい」って意味なんですよ。

――メンバーのどなたかにお子さんができたんでしたっけ?

安本 : 僕です。いまちょうど2ヶ月くらいなんです。

――あぁ、そうなんですね! メンバーの子供に対して書く曲っていうのは、どんな気持ちなんだろう?

字引 : これを将来子供が聞いたときに「自分が生まれるときに、うちのお父さんとお父さんの友達が作ってくれたんだ」って誇ってくれるかなと思うと、ちょっと自分が勝手に作ったストーリーのなかでプレッシャーを感じたりもしましたね。

――最後は「goyemon」ですね。ライヴで聞きましたけど、盛り上がる曲ですよね。これはどういう経緯で出来たんですか?

字引 : 僕がiPadをいろいろいじりながら遊んで作った曲なんです。「なんかインストになっちゃったんだけど使えるかな? これに歌乗せてやろうと思うんだけど…」って持ってったら「これの印象が強いから俺ら歌入りではやりづらいわ」っていわれて、イントロとアウトロだけ歌入れてやればいいかって感じでできた曲かな。今作に関しては、遊びの要素が多いんです。

5人で乱気流にもまれながら、どこまでいけるか

――「can't go」でも思ったんだけど、その遊びの部分が「あ、馴染んでいるな」と。つまり違和感がなかった。そういう遊びのようなフレーズを楽しんでやっているのが印象的でした。アルバムのコンセプトとしては、どんなものを作ろうと思ったの?

字引 : 自分たちがライヴでこういう雰囲気でやっていますよっていうのを伝えられる、かついろいろな表情を持ったオールスター版ですかね。

――あぁ、やっぱオールスターなんですね。

字引 : はい。バラードあり、変拍子あり、オーソドックスなものもあり、ジャム調のものあり、インストもあったり。とにかくいろんな表情を見せつつも、でも統一したなにかを感じ取っていただければって思います。まさに、名刺代わりの1枚って感じですかね。

安本 : 全国に向けて、いろんな面を出して行きたいっていう思いはありましたね。

――『Safari!』っていうタイトルにしたのは?

字引 : 野外を意識してワイルド感をだそうと(笑)。プラス、Safariって語源はスワヒリ語で「旅」っていう意味なんです。で、今回のエースが「tropical5」。この曲は歌詞に「Go-around」ってあるんですけど、それは飛行機が着陸しようとして、断念して一回やりなおすって意味なんですよ。この曲は飛行機に乗ってて、もまれながらも前へ進んでいく感じです。また、題名を「tropical5」にしたのは、5拍子っていうことと、マネージャーのイワジュンと俺ら4人でようやく、波が出てきたっていうのもあるんで、5人で乱気流にもまれながら、どこまでいけるかっていう意味があります。


tropical5 / fula

自然の反響だったり、イレギュラーなこととかそういうのも楽しみたい

――なるほど。fulaにインタビューしていると、夏やフェスを意識した言葉がよく出てくるのですが、やっぱり「野外フェス」に対して、強い思いがある?

高木 : もうなんとしても出たい(笑)。

――前回のインタビューの話覚えてますよ! 朝霧JAM出演して、その帰りにマネージャーに起こされたら死んでたっていうシチュエーションが夢なんですよね(笑)。さきほどONE Music Campに出演した際のお話が出てましてけど、野外ですよね、どうでした?

字引 : お客さんもめっちゃ乗ってくれてましたね。でも僕らのライヴの半が曽我部恵一さんと被って、それで途中お客さんが減ったりしたことを高木は結構悔しかったみたいで、「もう少しあの人たちの足を止めることができれば」っていってて。

高木 : 音が鳴ってないときは結構人が集まってくれたんですよ。でも曽我部さんがはじまって、気付いたら…。いい演奏はできたんですけど悔しさはありました。体育会系だから負けるの嫌いなんですよ、絶対に。

――石川さんはどうでした?

石川:僕はですねー…。演奏中にですね、アブに刺されまして。しかも2カ所。

石川ユウイチ(Gt&Cho)

――えぇー!! しかも演奏中に。そんなことある(笑)?

石川 : ポンって払って「アブついているけどこれもフェスだぜ」って涼しい顔して弾いてたんです。そしたら逆の足にもう一匹ついて。ダーって血が出ちゃったんですけど、しょうがないからパフォーマンスの一貫だってことで(笑)。次からレギンスだなって思いました。

字引 : 女の子がその血を見て、完全に引いていましたもん。

――なんか災難でしたね(笑)。安本さんは初フェスどうでした?

安本 : フェスは楽しかったですけど、やっぱメイン・ステージに出てるバンド見て、うらやましいなーって思って。まぁ、タイムテーブル的にはすげぇいいとこに入れてもらえてそれはありがたいなぁと満足はしていたんですが。

――高木さんもそうですけど、出てもそこで満足せず、次を考えているっていいことですよね。野外フェス出演っていうひとつの目標をクリアして次の目標みたいなものは定めているんですか?

字引 : いまの目標は来年に向けてもっと大きなフェスに出たいなってのは僕のなかにはあります。そのきっかけとしての今回の作品なので。

――やっぱそのフェスへのこだわりは、自分たちのルーツがPhishやGrateful Deadにあるから?

字引 : そうですね。あと、そもそもアウトドア思考なのかもしれないですね。小ちゃいころから遊びに行くっていったら、海、山、川みたいな。僕個人の話ですけど、根本的な部分の意識がその延長なのかもしれないです。いまいち開放感のないスペースで演奏するっていうところにちょっと自分としてはストレスを感じるんです。自然の反響だったり、イレギュラーなこととかそういうのも楽しみたい。

高木 : フェスってお客さんに投げて、投げ返してくれてっていうレスポンスが一番得やすいところなのかなって感じてるんです。fulaは自分たちなりに、お客さんと掛け合いを楽しんでいくような関係を持っていけたらって思っていて。そういう意味で俺たちはフェス出演を目指してるんだと思うんです。

――なるほど。いま個人的にfulaが周りに広がってきているのを感じているんですよ。OTOTOYのインターン募集でも、fula好きですっていう子たちがいたりして。だからやっぱり届いてるんですよね。そんな状況の変化感じています?

高木 : 嬉しいですね。周りの状況変化というよりか、それ以上に僕は自分たちのバンドの力がいろんなライヴを経験してどんどん成長してるのを感じてるんです。自力がどんどんついてってるから、それに対応してお客さんも反応してくれてるんじゃないですかね。

――自信がないと人はつかないですからね。

高木 : 多分1年前よりも演奏面とか引き出しとか、まぁいまでも足りないところはいっぱいあると思うんですけど、そのときよりも、明らかにバンドの状態がすごいいいのを感じてて。1年間いろんな場所でいろんなライヴをしてきたから、みんなそれぞれ得るものがあったと思います。その1年があったから、ほんとにこの作品もいい出来になったし。

――石川さんはどうですか? 状況が変わってきてる感じはありますか?

石川 : 4人の呼吸が整ってきたっていうか、足並みが揃ってきて、みんなやりたいことに向けて進んでいってる感じがします。だからリハとかで、セッション始まっても大体、「こういう感じだろうな」って、呼吸が合うんです。

生活の枷になるよりか、むしろ彩りをつけるための絶対的に不可欠な要素になったら

――すげぇいい状況なのは、音源からも感じました。字引さんに聞きたいんですけど、そういった状況の変化やメンバー自身の環境の変化があって、どうバンドは変わりました?

字引 : メンバーが結婚して、子供が生まれてってあとに引けない状況になって。僕自身、そういう3人を自分のなかで背負って曲を作っていかなきゃいけないとか、バンドの方向性とかそういうところは日から考えていたんです。この前それがあまりにも重荷になっちゃって、「俺このままじゃできないよ」って先月の9月16日のライヴのあとに3人に話したんです。でもそこで、「その点に関してはこう、この点に関してはこう、そういうふうに考えるんじゃない」って話をして。実は、自分のなかでバンドの調子が好転したのかなって思えるようになったのは、そのあとくらいですかね。子供が生まれたってそれだけでバンドを辞める十分な理由になり得ると思うんです。「それならしょうがない、負い目感じる必要ないよ」って話を終えられる。

――そうですよね。

字引 : でも、それでも続けたいっていってくれたし、続けなくちゃいけないっていうような自覚をこのメンバーは持っていて。子供が生まれたことと、バンドのリリース時期と被ってて苦しいと思うんですけど。こういうインタビューにも来てくれるし、きちんとスケジュールもあけられるし。そういうメンバーの生活環境の変化を経て、それぞれがそれぞれのパートだけじゃなくなにかをしなくちゃいけないバンド内での責任感みたいのがより強まって来たんです。

――とてもよくわかりました。さらに具体的にお聞きしますが、子供ができて状況が変わってきたなかで、音楽だけで生活していきたいっていう気持ちに関しては強くなったのか、そこは前と変わらずなのか。いまfulaはどういうふうにバンドの行き先を描いていますか?

石川 : 16日に話したときに、4人が共通項として持っていたのは「fulaを続けていくかどうか」の一点だったんですよ。音楽で食っていくとかは結果としてどうなるかという話なだけで。この状態で、このチームをどんなペースであっても続けていく、それが多分いまのfulaの一番の目標なんじゃないかな。僕らはまだまだ1、2年続けただけですけど、自分たちが続けていければ、続けていくだけの価値は見られるチームかなってのはあるので。

――なるほど安本さんは、どうでしょうか。

安本 : そうですねぇ…。吉祥寺WARPワンマンから始まって、クアトロだったり、リキッドだったりとか、どんどんステップアップして規模は大きくしていきたいってのは共通の認識です。そりゃ音楽だけで食えれば食いたいし、越したことないですけど「えっこんな有名なバンドでもバイトやってるんだ」とかそういことをやっぱ聞いちゃうと、なかなか食って行こうぜ! っていう純粋な気持ちには持って行くのは難しい。難しい部分ではあるけど、そこをもっと、ガチっと決めてやったらまた勢い変わってくんのかなとも思うし、そこを誰かが自分のなかでガチっとしちゃったことによって、バンドが存続できなくなったりだとかも考えられるので、俺のなかではまだグレーな感じですかね。

――でも長く続けてくっていう点では気持ちは同じ?

安本 : それはやっぱりそうですね。自分がやってて楽しいってのが1番にありますし。いまやっぱり続けてきたことが形になってきているし、続けていきたいっていう気持ちはすごいあります。

――うん。なるほど。石川さんはどうですか?

石川 : 食うってことが自分らしさを失わなければいいなと思っています。

字引 : うん。続けていきたいねっていうふうにずっと同じ純粋な気持ちのまま、最終的なところでベンツ買えるっていったらそれはそれですけど(笑)。

石川 : ベンツかー(笑)。

字引 : まぁ、バンド自体が生活の枷になるよりか、むしろ彩りをつけるための絶対的に不可欠な要素になったらそれが1番嬉しいですね。仕事とバンド、そして生活があるっていう三つ巴が苦しくならなければいいんですけど、そこは続けてみないとわからないので、やっぱりいまはこの4人でバンドを続けていきたいってことですかね。

――なるほどわかりました。じゃあ最後次回作に向けてなにか構想とか考えていますか?

字引 : 最初にもいったんですが、今回はギターはあとから録ったので、次は4人で。

高木 : やっぱライヴ中のジャムがすごくいい感じなので、それは1回パッケージングしたいですね、次のアルバムではね。

字引 : 僕らよく「CDはいい子ちゃんみたいな感じでまとまってていいけど、ライヴは悪ガキが企んでるみたいなそういう二面性がいいね」っていわれたりするんです。それもすごい嬉しいんですが、次回作では、暴れる部分も、ちょっとチャラい部分も増やしていきたいなと思っていますよ(笑)。

過去作はこちら!

fula / この小さな部屋が銀河にかわるまで

2011年にライヴ会場にて発売開始された最初のミニ・アルバム。宇宙空間を莫大なものとしてではなく、ミニマルな視点でテーマにした3曲入り。現在とはちょっと雰囲気の違うダブ&エモな楽曲「may so」や、オーガニックかつポップな冬の歌「オリオン珈琲」、表題曲のクラシカルなミディアム・バラード「この小さな部屋が銀河にかわるまで」はピアノが入っているので、ライヴと聴き比べてみるのも面白いかも。

fula / 三日月色の海と夕凪かえり道

メンバーの私生活の色々を経て、ついに出された2ndミニ・アルバム! ドラムの高木が「俺のぱっとしないバンド人生の中でも一番の最高傑作」と豪語する納得のオーガニックとメタボリックを、まさに「ジャム」でまとめた仕上がり。前作とは正反対に夏のイメージを全面に出した今作。海に飛び込みたくなるサーフ&レゲエ調の「mayonakabeach」、聴けば聴くほど味が出る真夏のスルメ曲「赤い自転車」、メンバーの愛する某映画のことを考えながら演奏した「SW」で〆。それらを四季折々の情景を浮かばせるジャミーなナンバー「mother」から是非聴き始めてください。

>>上記2作品の特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

fula、初めてのワンマン・ライヴ!!

「safari!」Release Party & One Man Show!!
2013年11月22日(金) 吉祥寺WARP

PROFILE

fula(ふら)は日本の4人組バンド。FunLandRyCreationレーベル所属。メンバー構成は字引佑麿(Vo&Gt)、石川ユウイチ(Gt&Cho)、安本佑治(Ba&Cho)、他一名。サッカー・チーム所属時に意気投合し、今に至る。高木健(Dr&Cho)がライヴ中にカロリーを消費しまくり汗だくになることから「オーガニック・ポップ・ロック界のローション・プレイ・オプション・コース」などと揶揄されない。

ジャムを基調にした野外で聴きたくなる開放感のある楽曲に、あたたかい歌声を乗せるプレイ・スタイル。サーフ、ダンス、ジャズ、レゲエ、アフロビート、はたまたメタル、クラシック。それらをポップにまとめあげ、聴く人を躍らせ、踊らせる。小洒落たアンサンブルの合間から時折顔を出す土臭いリズムが笑顔を呼び、優しさ時々エモーショナルな歌声が泣きを誘う。

専ら「フェスの常連」を目指すfulaであるが、One Music Camp 2013, MINAMI WHEEL 2013出演を皮切りに、いよいよ数多のフェスへの出演が期待できそうなので、fulaファンは各自、野外フェス行きの持ち物確認をしてほしい。

そんな野外フェス出演を待ったなし&間違いなしと確信させるのが今作品、

「safari!」

今回も例にならって夏っぽい曲満載の全6曲を、冷え込みだす10月に発売。ジャム&オーガニックなサマー・チューン満載のこのミニ・アルバムを、ホッカイロ代わりに寒い冬を乗り切ってほしい。(本商品は発熱はしません。)

>>fula Official Website

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インタヴュー

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by 八木 皓平
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by 八木 皓平
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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