マンガ家、今日マチ子の描いた「cocoon」。第二次世界大戦末期・沖縄戦に動員された少女たちから着想を得た代表作である。この作品が2013年夏、藤田貴大が主催する演劇団体「マームとジプシー」によって舞台化。原作にそのまま取り組むだけではなく、今日自身が書き下ろした新しいイラストや、藤田の独特な身体感覚・立体感覚、役者たちの瑞々しい存在感、そしてSEを交えた音空間により、新たな解釈、息吹が与えられた。

舞台の音楽を手掛けたのはクラムボン、原田郁子。「彼女たちにとってのcocoon(繭)とは?」を手がかりに「聴きたかった音、声は?」「海とは?」などの問いを、藤田貴大、そしてレコーディング・エンジニアのzAkとともに丁寧に見つめ、舞台の閉幕まで試行錯誤をつづけ、そしていま、ここに集約された。

舞台のために書き下ろされた新曲「とぅ まぁ でぃ」をはじめ、ソロ曲「青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている」や「風色夏恋」の新録、フィッシュマンズやbloodthirsty butchers、ニール・ヤングなどのカヴァー曲を含む、全32曲。ほぼ劇中で使われた時系列のまま並んでおり、教室での無邪気なシーンから、ガマ(防空壕や野戦病院として使用された自然洞窟)へ、非現実な日常のはじまり、戦況が激しさを増していく中での解散命令、行くあてもなく海へ走りつづけるシーン、ただひとり生き残る主人公「サン」の心境…。沖縄で実際に録音されたという虫々の声や波のさざめき、ガマのなかを雫が滴りおちる音によって一気に物語へ引き込み、原田郁子が紡ぐ、ピアノやギターの素朴なメロディ、エンジニアzAkの緊張感の走るトラックによって物語が進みます。

今回、舞台「cocoon」のサウンドトラックの販売を記念し、原田郁子にこの作品に関わった経緯から、どれだけ制作を劇団とともにし、作りあげていったのかをじっくりと語ってもらうことにしました。何度かにわけて掲載しますので、クリエーター達が結集した「cocoon」という作品を、少しずつ紐解いていただければ幸いです。


原田郁子 / 「cocoon」サウンドトラック

【配信価格】
HQD(24bit/48kHz)、mp3ともに 単曲150円 or 200円 / 全曲購入 3,150円
☆全曲ご購入頂いた方には、劇中で使われた今日マチ子オリジナル・イラストを同封いたします。

【Track List】
01. 6月の蝉《録音 : 沖縄師範健児隊のガマ》※1曲目は無料配信となっています
02. ふるさと(みんなver.)《詞 : 高野辰之 / 曲 : 岡野貞一 / 歌 : cocoon出演者 録音 : 急な坂スタジオ》
03. 近所のピアノ《曲・ピアノ : 原田郁子 / 録音 : 旧グッケンハイム邸》
04. プラットフォーム《ベース・曲 : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
05. Re-アホイ!(マームmix)《詞・演奏 : clammbon / 曲・mix : mito / 録音 : ガンガラーの谷》
06. 繭のなかの教室《曲・ピアノ : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
07. 気配と余韻《曲・ローズピアノ・ピアノ : オオヤユウスケ、原田郁子》
08. 感嘆符と溜め息《曲・ピアノ : 亀井奈緒子、原田郁子》
09. 難波さんのテーマ《曲・ピアノ : 原田郁子 / 録音 : 旧グッケンハイム邸》
10. モモのテーマ《曲・ピアノ : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
11. 団地のピアノ《作曲 : ブルグミュラー / ピアノ : 原田郁子》
12. ブルグミュラー《作曲 : ブルグミュラー / ピアノ : 原田郁子》
13. 満ち欠けて なお 響く もの《曲・ピアノ : 原田郁子》
14. コウちゃんのテーマ《曲・ベース : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
15. 新しい人(みんなver.)《詞・曲 : 佐藤伸治 / 歌 : cocoon出演者 / ギター : 吉田聡子 / 録音 : 急な坂スタジオ》
16. 風色夏恋(マームmix)《詞・曲・ピアノ・歌 : 原田郁子 / 録音 : ST-ROBO》
17. HEART OF GOLD(モモmix)《詞・曲 : Neil Young / ローズピアノ・歌 : 原田郁子 / 録音 : ST-ROBO》
18. GAMA NOISE《曲・チェロ : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
19. WALKING IN THE RHYTHM(マームmix)《詞・曲 : 佐藤伸治 / ギター・歌 : 原田郁子 / 録音 : ST-ROBO》
20. GAMA BEAT《トラック : zAk / 息 : 尾野島慎太朗 / 録音 : ST-ROBO》
21. 七月(マームmix)《詞 : 吉村秀樹 / 曲 : Bloodthirsty butchers / キーボード・歌 : 原田郁子 / トラック : zAk /
録音 : ST-ROBO》
22. 新しい人(いくこver.)《詞・曲 : 佐藤伸治 / ギター・歌 : 原田郁子 / 録音 : ST-ROBO》
23. BATTLE FIELD《トラック : zAk / 録音 : ST-ROBO》
24. 青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている(マームmix)《詞・ピアノ・歌 : 原田郁子 / 曲 : オオヤユウスケ / 録音 : ST-ROBO》
25. ONOSHIMA BEAT《トラック : zAk / 録音 : ST-ROBO》
26. 月の夜《曲・ピアノ・歌 : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
27. 新しいことばを話しだす人々《曲・ピアノ・歌 : 原田郁子 / 録音 : 小淵沢スタジオ》
28. 波よせて(reprise)《詞 : 武藤さつき、東里起 / 曲 : 東里起 / ピアノ : 原田郁子 / 録音 : 急な坂スタジオ》
29. ふるさと(いくこver.)《詞 : 高野辰之 / 曲 : 岡野貞一 / ギター・歌 : 原田郁子 / 録音 : 急な坂スタジオ》
30. Satoko's song《詞・曲・ギター・歌 : 原田郁子 / トラック : zAk / 声 : 吉田聡子 / 録音 : ST-ROBO》
31. とぅ まぁ でぃ《詞・曲・ピアノ・歌 : 原田郁子 / 録音 : ST-ROBO》
32. 6月の波《録音 : 喜屋武岬》※ボーナストラック

☆特典イラスト


■販売ページ
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※単曲でお求めの方はいずれのパッケージからでもご購入いただけます。イラストは、ついてきません。

※2013年11月21日(木)17時30分より、同日22時05分までに、
『cocoon サウンドトラック』のWAV音源をご購入いただいたお客様へ

『cocoon サウンドトラック』に関しまして、2013年11月21日(木)17時30分の配信開始より、一時配信停止を行う22時05分まで、WAV音源が本来アーティストさまよりご指示いただいておりました24bit/48kHzのWAV音源ではなく、異なるレート数のWAV音源にて配信を行っておりました。深くお詫び申し上げます。

該当期間中にWAV音源をご購入いただいたお客様には、24bit/48kHzのWAV音源を送付させていただきます。9月中にメールが届かないお客様は、お手数をおかけいたしますが、会員登録されているメール・アドレスより、info(at)ototoy.jpまでご連絡くださいませ。Twitterにてアカウント登録されているお客様におきましては、OTOTOYの公式Twitterアカウント@ototoy_infoよりご連絡させていただきます。

INTERVIEW : 原田郁子(クラムボン)

今日マチ子原作のcocoonと言うマームとジプシーが主宰する舞台に、原田郁子が音楽をつけた。連日ソールドアウトし、残念ながら目撃することは出来なかったのだけど、多くの人が涙し、多くの人が拍手した素晴らしい舞台になったと聞いている。そんな制作の話を聞くために原田郁子にインタビューを行った。けれど伝わってくるのは、制作の話よりも、彼女が、そしてzAk等の関わる人間が、いかにこの作品を、そして舞台を大切に思っているかと言うこと。ゆっくりと紡ぐ彼女の言葉を、出来るだけ丁寧に少しずつ紹介していこうと思う。そしていつか再演があった時は、間違いなく駆けつけよう。

聞き手 : 飯田仁一郎

photo by zAk

郁子とcocoon vol.1

――残念ながら舞台は観ていないんですが、そもそも、原田(郁子)さんとマームとジプシーとの出逢いは?

えっと、はじめてマームとジプシーの舞台をみたのは「K」っていう作品です。「Kと真夜中のほとりで」っていうタイトルかな。行方がわからなくなった妹を友人たちと探しにいくっていう話だったんですけど。それが、ほんと凄かった。観たことないものを観たというか。

たとえば、「ある日突然、身近な人が居なくなる」っていうことを、こんな風に表現する人たちがいるんだ、って驚いた。湖がでてくるんですけど、自分の住んでる町の、すぐそばにあるけどあんまり近づきたくない場所のこととか、気にしないようにしてるけどどっかで意識してる感じとか。人に言わないけど、怖いとか、気持ち悪いとか、残酷だなーって思ってることとか。誰かと居て、しゃべってるけど、ズレてたり、遠かったり、適当だったり。十代の頃のしょうがない感じとか、投げやりだったり、くだらなかったり、勝手に傷ついてたりとか。だけど妙にあっけらかんとしてたり、リズミカルだったり、ぜんぜんクールだったり。そういうのがちゃんとあった。「あーほんとそうだよなあ」って腑におちるような。

なんか、わたしには、あのものすごい動きとか、息切れしながら叫んでる声とか、サンプリング的な発想とか、ぜんぶが「立体的な音楽」みたいに聴こえたんですね。「これはなんなんだろう? 新しい言葉かもしれない」って。それから、藤田くんたちのつくるものは出来るだけ観たいなと思って、ほとんどの作品を観てるかもしれないです。

――何故cocoonの音楽を担当することに?

去年、「マームと誰かさん」というシリーズがあって、今日(マチ子)さんの回を観に行った日に、藤田くんから原作の「cocoon」を受け取りました。「郁子さん、漫画って読む? これ、読んでみてほしいんです。できたら感想もきいてみたい」と、それだけ言われて。

今日さんの絵は、そのときはじめて見たんですけど、すごく印象的でした。「風が吹いてる」と思った。「絵なんだけど、風とか、泡とか、音とかが、あるね」みたいなことを藤田くんに言ったとおもいます。あとは「中学の頃、学校さぼって土手でぼけーっとしてたときに見てた景色と、ほとんど同じ絵がでてきて、びっくりした」とか(笑)、そういうことを話したかな。なんか、今にして思うと、藤田くんも、今日さんも、私も、十代の頃、あんまり友達いなかったんじゃないかな。つくろうとしなかったというか。それぞれが世界とうまく混ざってなかったような、ぽつんとしながら、もがいてたんじゃないかなっていう感じが、初対面のときからあったかも。だから集まってきたような気もするし、わからないですけど。

それで、その帰り道、ラーメン屋のカウンターで、制作の林さんに「郁子さーん、藤田から聞いたと思うんですけどー」ってフェイント的にオファーをいただきました。「さっき本を受け取ったんですけど、えー! そういうことだったんですか?!」って急に背筋をただすような感じで(笑)。

で、その晩「cocoon」を読んで、次の日藤田くんに電話しました。そのとき言われたのは、「主人公のサンが、最後、海まで走っていくんですけど、海に出たときに、郁子さんの歌が鳴っててほしい」と。「戦争の話とか、もちろんそういうことはあるけど、最後の曲を、1曲つくってもらえませんか」と。

そのときは、歌なのか、声なのか、まだなんなのかぜんぜんわからなかったですけど。でも、自分は音のことしかわからないから、「なにか音で手伝えることがあるかもしれない」って返事しました。藤田くんが、「cocoon」っていう作品と、それから作品の中で音楽を鳴らすっていうことを、大事にしてるのはよくわかったので。嬉しかったけど、「これは大きな山がやってきたぞ。どうしよう、どうなるの?」っていう(笑)、寒気がするような、恐ろしさもありました。

>>vol.2へつづく

cocoon

マームとジプシー 2013年8月公演「cocoon」
公演期間 : 2013年8月5日(月)〜15日(木)
会場 : 東京芸術劇場シアターイースト
原作 : 今日マチ子「cocoon」(秋田書店)
作・演出 : 藤田貴大(マームとジプシー)
音楽 : 原田郁子(クラムボン)
音 : zAk
出演 : 青柳いづみ 伊東茄那 大岩さや 尾崎紅 尾崎桃子 川崎ゆり子 橘髙佑奈 菊池明明(ナイロン100℃) 小泉まき(俳協/中野成樹+フランケンズ) 小宮一葉 中前夏来 鍋島久美子 難波有 長谷川洋子 的場裕美 山崎ルキノ(チェルフィッチュ) 吉田彩乃 吉田聡子 李そじん 石井亮介 尾野島慎太朗

■今日マチ子が舞台「cocoon」の制作を通して見てきたもの、感じたことが、ほぼ日刊イトイ新聞の以下のコンテンツでご覧いただけます。
>>劇団「マームとジプシー」との52日間。今日マチ子の稽古場日記。

マームとジプシー
藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年設立。同年の『スープも枯れた』にて旗揚げ。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴であり、独特な手法は演劇のみならず、様々なジャンルの作家や批評家、観客から注目を受ける。2012年「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。同年5月~7月にかけて大谷能生氏(音楽家)、飴屋法水氏(美術家・演出家)、今日マチ子氏(漫画家)との共作を各月発表し、好評を得る。今夏、今日マチ子原作「cocoon」を発表。2013年11月21日より新作「モモノパノラマ」を神奈川芸術劇場を皮切りに上演予定。
>>マームとジプシー Official HP

藤田貴大
マームとジプシー主宰/演出家・劇作家。1985年北海道伊達市生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒業。2007年、マームとジプシー設立。以降年に3~4本演劇作品を発表し、全作品で作・演出を担当。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴であり、独特な手法は演劇のみならず、様々なジャンルの作家や批評家、観客から注目を受ける。2012年「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」にて第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。同年5月~7月にかけて大谷能生氏(音楽家)、飴屋法水氏(美術家・演出家)、今日マチ子氏(漫画家)との共作を各月発表し、好評を得る。

今日マチ子
漫画家。東京都出身。ほぼ毎日更新の1ページ漫画ブログ「今日マチ子のセンネン画報」が太田出版より書籍化され注目を浴びる。2005年「ほぼ日マンガ大賞」入賞、2006年、2007年、2010年、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。著書に『cocoon』『アノネ、』(秋田書店)、『センネン画報』(太田出版)、『みかこさん』(講談社)、『みつあみの神様』(集英社)など。 『吉野北高校図書委員会』シリーズ(メディアファクトリー)等、書籍の装画などイラストレーションも多数手がけている。

SCHEDULE

マームとジプシー

マームとジプシー 11月12月公演『モモノパノラマ』
作・演出 : 藤田貴大

【神奈川公演】
2013年11月21日(木)~12月1日(日) 全13公演 ※11月25日は休演日
会場 : 神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
【新潟公演】
2013年12月6日(金)、12月7日(土) 全2公演
会場 : 新潟県 りゅーとぴあ新潟市芸術文化会館劇場
【北九州公演】
2013年12月14日(土)、12月15日(日) 全3公演
会場 : 福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

>>詳細・ご予約はマームとジプシー Official HPへ


原田郁子

原田郁子&ウィスット・ポンニミット 『Baan』発売記念トーク&ミニ・ライヴ
2013年12月3日(火)@代官山 蔦屋書店
2013年12月8日(日)@スタンダードブックストア心斎橋

原田郁子&ウィスット・ポンニミット『Baan』リリース・ライヴ
2013年12月4日(水)、5日(木)@吉祥寺キチム

PROFILE

原田郁子

1975年 福岡生まれ。1995年「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。独自のスタンスで精力的に音楽活動をつづける。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンとレコーディングやライヴで共演。ソロ活動も行なう。2004年『ピアノ』、2008年『気配と余韻』『ケモノと魔法』『銀河』のアルバムを発表。2010年5月、吉祥寺に多目的スペース「キチム」をオープンさせ、飲食とともにライヴやイベントを行なう場所をつくる。

>>クラムボン Official HP

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"notable"の最新アーカイヴ

大森靖子『大森靖子黒歴史 EP』を配信開始 & インタビュー
[NOTABLE]・2013年08月16日・ 2013年3月に1stフル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』をリリースした女性シンガー・ソングライター、大森靖子。同アルバムのツアー・ファイナルを渋谷クアトロで開催、レーベル無所属のままソールド・アウトさせ、関係者をはじめ、さまざまな場所で話題をさらった。また、ジャンルの垣根を簡単に飛び越え、BiSやアップアップガールズ(仮)などアイドルとの共演もするなど、いま最も注目を集めるアーティストといえる。そんな大森晴子の黒歴史を暴きだす音源をOTOTOY独占で配信スタート。活動初期に録り溜めた楽曲、いまでは入手困難な楽曲など、全11曲を収録。初期音源のため音が悪いという理由からmp3配信のみだが、大森を知る上では聴かずに通れない作品集となっている。また、9月には教会にてDSDでレコーディングした音源の配信も決定!! アナログ・レコードのような滑らかさと、デジタルならではの透明度を合わせ持つDSDでの音質でお届けする。過去と現在、それぞれを聴き比べて、本人へのインタビューを読んで、大森靖子をより深く知っていただきたい。 いまでは入手困難な初期音源をOTOTOY限定で配信スタート!!大森靖子 / 大森靖子黒歴
by 純三
空気公団と倉本美津留の音楽ユニット、くうきにみつるのファースト・ミニ・アルバムを先行配信&フル視聴スタート!
[NOTABLE]・2013年11月08日・ 空気公団と、放送作家であり、ミュージシャンとしても活動する倉本美津留。この2組が新たな音楽ユニット"くうきにみつる"を結成した。 「なぜこの2組が?」その疑問は少し置いておいて、まずはこの2組が惹かれあい、音楽ユニットを結成した喜びを分かち合いたい。なのでOTOTOYでは今回、アルバムから2曲、フル視聴を行います! フル視聴曲は、倉本が作詞作曲したM2「いっぱい」と、空気公団の山崎ゆかりが作詞作曲したM4「ほんとうの街につもる」をお届け。アルバムでも倉本と山崎が、半々で作詞作曲を担当しています。 さらにはCDより2週間早く、配信をスタート! サウンド・プロダクツにはキセルの辻村豪文、GREAT3の白根賢一、山口ともを迎え完成したファースト・ミニ・アルバム「いろはにほへと」。ぜひいちはやく、あなたの手元に置いてもらいたい。 「いっぱい」と「ほんとうの街につもる」をフル視聴にてお届け!(〜12/10まで)iPhone、iPod touchなどに対応のOTOTOYアプリでも同時に全曲フル視聴を実施中!! OTOTOYアプリについてはこちらをご覧ください。 2週間先行配信もスタート!くうきにみつる(空気公団×
by 西澤 裕郎
埼玉音楽シーン大特集!『SAITAMA LOCAL MUSIC RECONSTRUCTION』
[NOTABLE]・2012年02月16日・ OTOTOYローカル・コンピレーション・シリーズ第3弾は、埼玉!!s-explodeの今井君から、熊谷に在るBLUE FORESTというライヴ・ハウスの店長が急に辞めてしまって非常に困っていると言う旨の連絡をもらう。 飯田「えっ! じゃぁBLUE FORESTは今どうなっているの?」今井「僕と山崎さん(MORTAR RECORD)が無給でブッキングとかしてなんとかまわしているんです。」飯田「えっ! なんでそこまで... 」今井「だって、熊谷が、埼玉が好きなんすよね! 」こんなエモい言葉を言われたらOTOTOY編集長も黙ってはいられません。「今の話、もっと詳しく教えて! ってか、熊谷のこと、埼玉のことをもっと教えてよ! 」 京都、名古屋と続くOTOTOYローカル・コンピレーション・シリーズ第3弾は、埼玉。埼玉のキーパーソン、熊谷から今井(s-explode)と山崎やすひろ(MORTAR RECORD)、大宮からkussy(Fragment)、秩父からヒキマ(ladderladder / HOCKLE HOCK)と共に伝える『埼玉の今』。彼らが集めた27バンドのコンピ『SAITAMA LOCAL MUSIC
by JJ
大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスした音源を26歳誕生日にリリース!
[NOTABLE]・2013年09月18日・ 「なんでもない日おめでとう!」なんて言葉もあるが、本日9月18日は特別な人の誕生日である。そしてその特別な人の誕生日を、もっと特別にするために、OTOTOYから新たな音楽をリリースする。 『大森靖子 at 富士見丘教会』。そう、9月18日は大森靖子の生誕日なのだ。 ギター一本で、あらゆるライヴハウスに行き、時にはアイドル・シーンにも切り込んで、やわらかな歌声で歌ったかと思えば、突き飛ばすようにギターをかきむしる。激情的なようで非常に冷静にも見える。簡単に理解できないからこそ心奪われるシンガー・ソング・ライター、大森靖子。OTOTOYではDISK UNIONとの共同企画「NEW SENSATION」からはじまり、度重なるライヴ・レポート、そして『黒歴史音源』のリリースと、彼女に注目し続けてきた。 そんな彼女と、楽器/音響機器メーカーKORG社の協力によって、今回、世武裕子のピアノ聴き比べ、キセルの「お風呂でキセル」と続く、DSD5.6MHzネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスによる音源制作を行った。 場所は下北沢、富士見丘教会。蝉の声が鳴り止まない夏の日、教会のやわらかな反響。詳しくは下記レコーディング・
by 純三
2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!
[NOTABLE]・2013年12月27日・ 2013年もいよいよ大詰め。今年もいろんなことがありましたね。音楽業界に限って言えば、2013年はSONYが"ハイレゾ音源"対応の再生機器を一挙に発表したことで、CD以上の音質で音楽を聴くということが、かなり一般的になった一年だったと思います。そして、そんな"ハイレゾ音源"の最高峰に位置しているのがDSDです。DSDとは、一般的なCDとはまったく違うレコーディング形式を採用し、アナログ・レコードのように滑らかな音質と、デジタルならではの透明度を両立させた高音質フォーマットのこと。OTOTOYでは、2010年からDSD配信を進めてきましたが、今年に入ってようやく、その魅力が多くの人に伝わってきたな、という手ごたえを感じているのです。そこで、2013年、OTOTOYがどのようなDSD音源をリリースし、どのような活動を展開してきたか、簡単に歩みを振り返ってみたいと思います。OTOTOYによる2013年のDSD総まとめ、ぜひご覧ください。 OTOTOYによる独自レコーディング音源、売れてます何と言っても、OTOTOYが最も力を入れて取り組んできたのは、OTOTOY独自のDSD音源のリリースです。銭湯、教会、キャ
湯川潮音、大倉山記念館で行ったDSD録音をリリース
[NOTABLE]・2013年12月13日・ まさにDSDの真価を発揮する、そんな音源に仕上がりました。〈DSD SHOP 2013〉とのコラボの一貫として生まれた『湯川潮音 at 大倉山記念館』。最新アルバム『濡れない音符』から「にじみ」、2010年の3rdアルバム『クレッシェンド』から「ロンリー」、この2曲に加えて、なんと、ライヴ以外ではいまはここでしか聴けない、チャーミングな新曲「お客様故障サポートセンター」を演奏しています。豊潤なチェロの響き、ピアノはときに優しく語りかけ、ときにダイナミックにスウィングする、湯川のギターとヴォーカルは楽曲ごとに、いや楽曲のなかでも豊かに表情を変えていく――それらはすべてこの音源データのなかへと封じ込められているかのようだ。再生をすると、楽器の配置や、部屋の奥行き、空気の振動、アーティストの息遣いすらもそこに立ち現れる。この音源は、できればDSDで、そしてハイレゾ音源(24bit/48kHzのWAV)で、音と音の間、その余韻も含めてじっくりと楽しんで欲しい。そんな音楽となりました。 会場として選ばれたのは、神奈川県大倉山にある大倉山記念館。北海道銀行本店、横浜正金銀行東京支店など重厚で格調高い建築を数多く手が
by 浜 公氣
平賀さち枝、天命反転住宅で行ったDSD録音音源をリリース!
[NOTABLE]・2013年12月06日・ キセルとお風呂、大森靖子と教会、バンバンバザールと森などなど、OTOTOYは特別な場所の響きを"DSD"という最高音質で録音し、お届けしてきました。しかし、その"DSD"は、なかなか一般的に聴ける環境ではないことも事実。そこで、その音を絶対に体感してほしいという想いのもとはじまったのが《OTOTOY DSD SHOP》。その《OTOTOY DSD SHOP 2013》が開催することを祝してDSDレコーディングを決定! それが今回リリースとなる『平賀さち枝と天命反転住宅』。不思議な地場を持つ住宅で、アコースティック・ギターの弾き語りの録音をじっくりと行ってきました。 三鷹天命反転住宅は、2005年に芸術家、建築家の荒川修作+マドリン・ギンズにより建てられた「死なないための住宅」。「In Memory of Helen Keller ~ヘレン・ケラーのために~」とも謳われている。一見不自然である特殊な空間ゆえに、さまざまな身体能力の違いを越えて住む人それぞれに合った使用の方法があり、それは自由である。与えられた環境・条件をあたりまえと思わずにちょっと過ごしてみるだけで、今まで不可能と思われていたことが可能に
by 純三
クラムボン原田郁子が手掛けた、舞台「cocoon」のサウンドトラックをOTOTOYで独占配信!!
[NOTABLE]・2013年11月21日・ マンガ家、今日マチ子の描いた「cocoon」。第二次世界大戦末期・沖縄戦に動員された少女たちから着想を得た代表作である。この作品が2013年夏、藤田貴大が主催する演劇団体「マームとジプシー」によって舞台化。原作にそのまま取り組むだけではなく、今日自身が書き下ろした新しいイラストや、藤田の独特な身体感覚・立体感覚、役者たちの瑞々しい存在感、そしてSEを交えた音空間により、新たな解釈、息吹が与えられた。 舞台の音楽を手掛けたのはクラムボン、原田郁子。「彼女たちにとってのcocoon(繭)とは?」を手がかりに「聴きたかった音、声は?」「海とは?」などの問いを、藤田貴大、そしてレコーディング・エンジニアのzAkとともに丁寧に見つめ、舞台の閉幕まで試行錯誤をつづけ、そしていま、ここに集約された。 舞台のために書き下ろされた新曲「とぅ まぁ でぃ」をはじめ、ソロ曲「青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている」や「風色夏恋」の新録、フィッシュマンズやbloodthirsty butchers、ニール・ヤングなどのカヴァー曲を含む、全32曲。ほぼ劇中で使われた時系列のまま並んでおり、教室での無邪気なシーンから、ガ
by JJ
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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