10年の活動で見えてきたものは?──空きっ腹に酒、6thフル・アルバム『粋る』をリリース

左より、いのまた(Dr.)田中幸輝(VO.)西田竜大(Gt.)シンディ(Ba.)

4月5日に空きっ腹に酒が6枚目となるフル・アルバム『粋る』をリリースする。シンディ(Ba)が怪我から復帰し、その勢いを加速させた彼ら。結成10周年という節目の年にリリースされる今作には、メンバーのどんな思いが詰まっているのだろう。今回オトトイではメンバー4人にインタヴューを敢行。10周年を迎えた彼らの「いまの気持ち」を訊いた。

「10周年」を通過した彼らの今がここに!


空きっ腹に酒 / 粋る

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV / AAC


【配信価格】
単曲 270円(税込) / アルバム 2,700円(税込)

【収録曲】
1. どーも
2. fashion
3. 生きるについて
4. 御乱心
5. 雨
6. キョとムー
7. YES or NO
8. FLOW
9. 黒に赤
10. グル
11. 心の唄


空きっ腹に酒/御乱心


INTERVIEW : 空きっ腹に酒

「10周年」。1つのことをこれだけ長い間続けることはそうそう簡単なことではない。だからこそ、このアニバーサリー・イヤーに意味を見出し、コンセプトに沿って楽曲を制作するものであると、誰もが思うことだろう。しかし空きっ腹に酒のアニバーサリー感のなさ!w 彼らは今の自分たちの全てをアルバムに注ぎ込むことが、今の自分たちの「10周年」の形とし、「11周年」に向けての1歩であるとも語った。どんなことがあっても歩みを止めなかった彼ららしいなと思う。彼らへのインタヴューで、加速し続ける空きっ腹に酒を音楽と共に感じとって欲しい。

インタヴュー : 飯田仁一郎
文章・構成 : 宮尾茉実
写真 : 作永裕範

コンセプトを用いて制作をはじめるタイプの人間が1人もいないんです。

──シンディ君が戻ってきてほんとによかったですね。西田君はリーダーとしてどうですか?

西田竜大(Gt.) : めでたいなって感じですね。

──かるっ!

田中幸輝(Vo.) : シンディが戻ってきてすぐに今作『粋る』のレコーディングを始めたんで、感傷に浸っている暇がなかったからかもしれないです。山のように積み上げた宿題をすぐに消化しないといけなかった感じ。

西田 : 確かにあんま感情なかったかもしれへん。それどころじゃなくて。申し訳ないけど、「はよがんばれ。はよせぇ。」って感じで、ケツ叩いてました。

──「待ってらんねぇぞ」っていう気持ちはどこから来たものなんですか?

西田 : もうREC.の日も復活ライヴの日も決まってたし。「悠長なこと言ってたらなんも間に合わんぞ」みたいな。

──へぇー、スパルタ!

いのまた(Dr.) : でも絶望的な空気感ではなかったかなって感じはします。作業が始まってスタジオで煮詰まったりしたら、もちろんすごい空気になってたけど。でも「シンディやったらいけるやろ」って思ってました。


空きっ腹に酒/生きるについて

──空きっ腹ってどうやってレコーディングをしてるんですか? スタジオに籠るのはアレンジをするため?

西田 : アレンジです。アレンジには、時間がかかるんです。

田中 : 1人が案をだしたらそれをやってみて、それを微調整しつつ、また誰かが意見をだしたらやってみて、みたいな。本人が引くまでは絶対にやってみるのがルールなんです。

──でもそれで意見が分かれるときがあるでしょ? シンディ(Ba.) : そうですね。そこはもう強く言ったもん勝ちになってくるけど。

田中 : あとは多数決ですかね。やってみて「絶対こっちのほうがいいやろ」ってなったら別ですけど。

西田 : その曲を持ってきたやつが一応作曲者の扱いなんで、まぁ一応尊重してあげようみたいな。そいつがどうしてもこうしたいんよ、っていうならまぁ譲ろかなみたいなのはあります。

──いのまた君が1曲、あとは西田君とシンディ君が作曲なんですね。シンディ君は、復活してすぐスタジオに入りだしたの?

シンディ : そうですね。制作期間は1か月くらいなんかな。

──へぇー! 空きっ腹に酒ってそんなに早いの?

田中 : 制作スピードは遅いです。

シンディ : 11月末から12月中旬くらいにかけてですね。

西田 : ほんまはそのペースではやりたくないんですけど、10周年でのアルバムはやっぱり出したかったし。

──10周年のアルバムを出したいという目的があったんだ。

西田 : そうですね。10周年目でアルバムを出さないっていうのも変な話だし、やっぱ出したいよなって。

──10周年というのは、西田君と田中君が出会って結成してから?

西田 : まぁ空きっ腹に酒という名前のバンドができたときからですね。そこから10年なんで。僕が高2のときですね。

──アルバムの話になりますが、今作『粋る』にコンセプトはあったんですか?

田中 : ないです。

──じゃあ、みんなが曲を持ち寄って作り上げた感じ?

西田 : そうですね。

田中 : コンセプトを用いて制作をはじめるタイプの人間が1人もいないんです。それぞれ考え方はあるけど、空きっ腹に酒の時って、何か枠をつくって考えたがらない。

──そうなんだ。

田中 : 曲単位で考えるとどういう曲かっていう枠はでてきますけど、アルバム制作となると、こういう曲が出来たからこういう曲を作ろうっていうようにバランスをとるんです。そのうえで、完成したものに共通したものを探してアルバム・タイトルをつけるんです。だから『粋る』ってアルバム・タイトルが出たのも1番最後だし、タイトルやコンセプトを作ってからというよりも、空きっ腹に酒という大きなものに、好きなものを放り込んでいって取捨選択するっていうスタイルですね。昔からずっとそう。

単純に楽しい。「体には悪いけどおいしいな」って感じなんですよね。

──この『粋る』ってタイトルはどこからきたものですか?

田中 : M3「生きるについて」の生きるから取ろうって言ってたんですけど、ちょっとひねりを入れたいなぁみたいな話になって。それで「粋」って候補が出たんです。普通に「かっこいいやん」て言われるより「粋やね」って言われるほうが深みがある気がしたんです。自分たちがやってきてる音楽がどういうものなんかなっていったら「粋な音楽」をやりたいよねって。今となってはすごい後追いで意味が染み込んできたというか、面白いタイトルになったと思いますね。

──田中君にとっては、このアルバムどういったものになりましたか?

田中 : 10周年、6枚目ってことで、集大成的な感覚を持ってリリースはするんですけど、それはあくまで表向きというか。実際10周年の集大成を作ろうって作ったわけではなくて、制作期間が短かったことで、自分たちの持ってるものを最大限引き出すことしかできなかったんです。だから結果として集大成になったけど、原点回帰とかいうわけではないんですよ。「10周年で得たものを全部使ってもう1歩前に飛び出しました」ってイメージ。「新しい空きっ腹に酒の新譜です」って感じですね。でもポップな聴き心地のいいものをつくってみようって意識はちょっとありました。

──いのまた君としては、どんなアルバムになったと思いますか?

いのまた : ホーンとかシンセを結構惜しみなく入れてるし、前作『しあわせ』までは同じ場所で同じ人に録ってもらってたんですけど、場所も人も変えたんです。ライヴとか関係なしに音源としてのクオリティを上げました。

──西田君はどうですか?

西田 : 実際バンドの歴史としては10周年ですけど、バンドとしてはシンディが入ってまだ2年なので、2年の集大成って言っても過言ではないです。俺らの10年とシンディと暮らした2年が混ざったっていうくらいの「新しい空きっ腹に酒」というイメージかな。聴きやすいものかつ、自分らの個性を入れるっていうところにチャレンジしてますね。まぁ全部が全部ってこともないですけど、今までとは違う音像の見え方にはなってると思います。

田中 : 結果としてはバランスを取りたかったんだと思います。アルバムの中で今までの空きっ腹に酒すべてを出したんですけど、なんかポップの捉え方を曲によって違う振り幅で捉えたというか。M9「黒に赤」はポップ要素を省きに省いたわけやし、M1「生きるについて」やM4「御乱心」は僕らとしてはポップなものを作ったつもり。M5「雨」も聴き心地のいいもの作ったつもりです。これを1枚のアルバムに入れて、違和感無く聴けるものをつくれる自信はありましたね。だから1曲では空きっ腹に酒は表現しきれへんのかもしれんなとも思いますね。

西田 : 10年ずっとバラバラな曲調ばっかり作ってきたから、どんな曲がきても誰もなんも言わないみたいな。またかって。

──シンディ君が入っての2年の集大成は、田中君にとってはどんな集大成?

田中 : 半年休みつつも2年でここまで濃い関係性になれる人間はもう出てこうへんのやろなっていうのはありますね。今までもメンバー・チェンジが何回もあったけど、この4人で空きっ腹に酒を完成していきたいって思えるんです。ある意味スタート地点にもう1回立ったイメージですね。一緒にやっていて、アンバランスさがめっちゃ楽しいです。音楽の知識からいくと合ってないかもしれないですけど、単純に楽しい。「体には悪いけどおいしいな」って感じなんですよね。そういうものを感じた2年やったかなと思います。

西田 : たしかにミスマッチ感はあると思います。1歩間違えたら誰かがバンドをダメにするっていう感覚はいつも持ってますね。誰かが1歩間違えると空きっ腹に酒の崩壊につながる感じの中で、全員がどうやって生き残れるかのデスマッチ、みたいな。


空きっ腹に酒/雨

──不揃いの美学があるんだ。

田中 : そこはずっと持ってますね。壊していく感じと、創造していく感じのミスマッチから始まったバンドやったから、それは自然な流れだとは思いますけどね。

──シンディ君にとってはこのアルバムはどういうものになりましたか?

シンディ : 1曲もかぶった要素がないので、いま自分たちからでる、厳選されたものの屋台というか。ずらっと並んでて割と面白いものができたとは思っていますね。

西田 : 雑居ビルやな。

シンディ : 雑居ビルやけど結局そのビルの名前は空きっ腹に酒。ほんとに聴いてくれる人にはちゃんと1枚通して聴いてもらいたいなと思いますね。

──M2「fashion」M7「YES or NO」M9「黒に赤」は、シンディ君が持ってきた曲なんですよね? どんな曲を作ろうと思って持ってきた曲なんですか?

シンディ : 僕は完全に今までにないもの、空きっ腹に酒じゃないものをつくって持っていったんです。それが、僕が加入した意味だと思っていて。

──なるほど。西田君はどういう曲を入れてやろうと思ってたんですか?

西田 : M4「御乱心」M5「雨」M6「キョとムー」M8「FLOW」とかを作ったんですけど、特になんも考えんと作りました。いつもの通りです。鼻歌からできるときもありますし、M8「FLOW」はドラムから作ってます。ギターのリフからできるものとかもありますし、結構様々なんですけど。なんにせよ自分でいいなと思ったものがギターじゃないものでも何か1つあれば制作をスタートします。

──そこには空きっ腹に酒っぽくないものを入れようとかはなく、自分の感覚で「これ、なんかいい」て思ったものなの?

西田 : そうですね。

田中 : たぶんこいつが空きっ腹に酒っぽさを考え出すと制作が進まなくなるんですよ。西田の中にある空きっ腹に酒っぽさが最初の8年間で培ってきたもののほとんどなんで、彼がそこを考え出すと新しいものが生まれなくなる。彼が好きなことをやった上で、かつシンディも入ってきたからバリエーションも増えたし、さらにいのまたが、たまに突拍子のない全然違うもの、消化しやすいものを出してくるんで。

──いのまた君はM3「生きるについて」は、どういう曲を作ろうと思って持ってきたんですか?

いのまた : 完全に売れる曲を作ろうっていう。これは完全にこの曲でヒットしたろうと思って作りました。

──(笑)。 田中君は、売れようって感じで歌詞を書いたんですか?

田中 : 違いますね。M3「生きるについて」の歌詞はメンバーから好評だったんです。でも僕の中では違和感でしかなかった。めちゃくちゃ追い込まれて、この曲だけは最後まで歌詞が出てこなかったんですよ。ここまでポップ色の強いものを空きっ腹に酒として聴いたことがなかったから、どういう歌詞が当てはまるかわからなくなったんです。この曲は今回のアルバムに入れられへんかもって追い込まれたときに、音楽制作をするということを1回全部捨てたんです。「自分が今生きてる現状、将来抱えてる不安を全部書き出したったらええねん」って素直な気持ちで書いたんです。だから最初は、ぜんぜん馴染んでなかったですね。

──でもこのアルバムの中で歌詞は1番わかりやすかったですよ。情景が分かりやすかった。こんなこと思ってるんだなっていう感じはしました。

田中 : 僕って自分のバックボーンを歌おうと思って書いていて。でも人間が生きてるうえで経験する恋愛だったり、喧嘩したり、人が亡くなったりというのは、大まかにくくればみんな一緒なんかなって思いますね。喜怒哀楽しかないと思うんです。だからこれは、そこが1番わかりやすかったからみんなに引っかかってもらえたんかなって。

アルバムなんかみんな、そのときの集大成

──では、田中君と西田君に聞きたいのですが、思い描いてた10年になっていると思いますか?

西田 : いや別に全く。

田中 : 9年目で10周年やんかって初めて気づいたんですよ。それまで振り返ることも何もなく、ただただアルバムをつくってそれを出して、ライヴしてっていうことだけしかしてこなかったんで。

西田 : 基本的に目標とかもあんまり立てられないタイプなんです。とりあえず前に進んどきゃ前に進むやろう方式の頭なんですよ。止まってなけりゃ前に進んでるんやろうみたいな。なので10年で到達したぞというのはないですね。

田中 : 10年やったなぁっていう感じで。何なら逆に11周年も祝ったろうかなっていう。毎年祝ったったらええねんみたいな感じですけどね。

──答えとしては最高ですね。確かに考えてほしくない。とはいえ集大成って書いてあるし、その次はどう考えているんですか?

田中 : 10周年って言ってしまうからこの集大成って言葉に引っかかるんであって、アルバムなんかみんな、そのときの集大成やと思うんですよ。10年やってきたことを祝うのは素晴らしいことやと思うんですけど、11年目も11年目の集大成のアルバムが出るんですよ。それをずっと繰り返してきただけで、10年目やからみんな見てねぐらいのことですよね。

──とはいえ、M10「グル」でホーンがものすごく入ってたじゃないですか。かなり新鮮だったし、ホーン隊をメンバーにしてしまうだけでも全然違うサウンドになってくる可能性もある中で、これを通過点だとしたときに次はどんなところを目指すんだろうっていうのは気になるかな。

田中 : でもバンド・サウンドだけでやるってことを結構やってきたから、ホーンとかを入れた理由も単純にいい音楽にしたいって理由やったし、またこの先はもしかしたら打ち込みで曲作ってみようぜとかも言い出すかもしれないし、その場その場でかんがえているんで、この先もうどうなるんやろみたいな想像とかはあんまりないというか。

──空きっ腹に酒ってライヴをやって、製作期間があって、リリースがあって、マイペースに1か月に1曲っていうタイプじゃないんですね。

田中 : ケツ叩かれて初めて動き出すみたいなとこがちょっとある。

シンディ : 短距離ランナーですね。短距離じゃない方法をしたほうが本当は良いと思うんですけど、でも短距離走ってたら必死になっていろんなもん出るので。

──そういうタイプなんですね。

西田 : でも次は長距離で行ってみたいですね。

田中 : 長くゆっくり時間かけて制作してみたいなと思うけど、まぁでも、その間にまたいろいろ飽きて話ごっちゃになって結局時間来て追われるみたいなことになりそうやな。

過去作もチェック!

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LIVE SCHEDULE

〈空きっ腹に酒 結成10周年 6th Full album Release tour 粋なり対バンツアー〉
2017年4月16日(日)@大阪 梅田CLUB QUATTRO
出演 : 空きっ腹に酒 / the pillows
2017年5月2日(火)@京都 GROWLY
出演 : 空きっ腹に酒 / rega
2017年0月19日(金)@東京 TUTAYA O-west
出演 : 空きっ腹に酒 / GOING UNDER GROUND
2017年5月27日(土)@名古屋 E.L.L
出演 : 空きっ腹に酒 / モノブライト
2017年6月10日(土)@札幌 Sound Lab mole
出演 : 空きっ腹に酒 / ザ50回転ズ
2017年6月16日(金)@広島 BACK BEAT
出演 : 空きっ腹に酒 / ザ50回転ズ
2017年6月17日(土)@福岡 graf
出演 : 空きっ腹に酒 / アカシック
2017年6月25日(日)@大阪 梅田CLUBQUATTRO
出演 : 未定

PROFILE

空きっ腹に酒

人間不信に陥ったvocal田中幸輝が、当時高校の先輩だった西田竜大、いのまたに出逢いファンクのリズムに合わせて「音楽と踊る楽しさ」を思い出す愛と絶望の感動巨編(バンドです)。ポップからアングラまで、どんな曲をやっても結局、空きっ腹に酒。

アーティスト公式HPはこちら

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インタヴュー

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・2017年07月26日・KUNIYUKI TAKAHASHIのルーツにして、新たな側面をプレゼンする冒険的な新作──ハイレゾ独占配信 海外のハウス〜テクノ・シーンでも高い評価を受けるレーベル〈mule musiq〉。そのアーティスト・ラインナップは、現在でこそ海外シーンともシームレスなメンツが並ぶが、そのその設立当初から本レーベルを象徴するこの国のアーティストといえばこの人だろう。札幌のマエストロ、KUNIYUKI TAKAHASHI、その人だ。ジャズやソウルが豊かに溶け込んだディープ・ハウスを中心にしたこれまでの作品は、国内外で高い評価を受け続けている。そんな彼が、今回新作を発表するわけだが、そのサウンドはこれまでと趣向の違う質感を宿したものとなった。彼のルーツのひとつであるニューウェイヴやエレクトロニック・ボディ・ミュージック、インダストリアルといったサウンドを前面に出したプロジェクトとなっている。その名も「NEWWAVE PROJECT」。OTOTOYではこちらのハイレゾ独占配信をスタートする。サウンド・エンジニアとしての側面も持つ彼のそのサウンドの冒険をぜひともハイレゾで楽しんでいただきたい。 ハイレゾ独占配信KUNIYU
by 河村 祐介
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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