楽しいを追求したその先にある"MORE"ーLEARNERS、待望となる2ndアルバムをリリース!!

松田”CHABE”岳二

松田"CHABE"岳二を中心とした5人組ロックン・ロール・バンド、LEARNERS。2015年12月にリリースされた1stアルバム『LEARNERS』は年を跨ぎロング・セールスを記録、ジャンルを問わず魅力的な楽曲をカヴァーするそのセンスとハッピーなライヴ・パフォーマンスは各所にて話題を振り巻き続けている。そんな中リリースされる待望の2ndアルバム『MORE LEARNERS』はオリジナル楽曲はもちろん、ビーチ・ボーイズやダイアナ・ロス、山下達郎もカヴァーしている「WHY DO FOOL FALL IN LOVE」をはじめ、チェッカーズのドゥーワップ・ナンバー「MOONLIGHT REVIEW 50’S」のカヴァーで日本語楽曲にも初挑戦するなど、前作よりも確実に"MORE"な仕上がりとなっている。OTOTOYでは今作をハイレゾ配信中。そしてリリースにあたり、リーダーである松田"CHABE"岳二にインタヴューを敢行。バンドの結成とそのこだわりについて話を聞いた。



LEARNERS / MORE LEARNERS

【収録曲】
1.GOOD MORNING LEARNERS! (INTRO) / 2.WHY DO FOOL FALL IN LOVE / 3.WATER THE FLOWERS / 4.GO AWAY DON’T BOTHER ME / 5.LET ME IN / 6.SAINT TROPEZ BLUES / 7.I WANT CANDY / 8.LOVE YOUR MONEY / 9.DENISE / 10.MOONLIGHT REVIEW 50’S / 11.WALKING AFTER MIDNIGHT / 12.SLEEP WALK

【配信形態】
(24bit/48kHz)WAV,ALAC,FLAC / AAC

【配信価格】
(単曲) ALAC,FLAC,WAV / AAC : 349円(税込)
(まとめ買い) ALAC、FLAC、WAV / AAC : 2,333円(税込)

1stアルバム『LEARNERS』も好評配信中!!



LEARNERS / LEARNERS

【収録曲】
1.FOOLS FALL IN LOVE / 2.LEARNERS YEAH!!! / 3.I WANT YOU TO BE MY BABY / 4.DA DOO RON RON / 5.TEENAGE KICKS / 6.RHODE ISLAND IS FAMOUS FOR YOU / 7.(LOVE IS LIKE A)HEAT WAVE / 8.YOU'RE WONDERING NOW / 9.GOTTA LOT OF RHYTHM IN MY SOUL / 10.SHAMPOO PLANET / 11.HE'S MY ONE AND ONLY JIMMY BOY / 12.RHODE ISLAND IS FAMOUS FOR YOU feat.EDDI READER / 13.GOODNIGHT BABY (outro)

【配信形態】
(16bit/44.1kHz)WAV,ALAC,FLAC / AAC / MP3

【配信価格】
(単曲) ALAC,FLAC,WAV / AAC : 349円(税込) / MP3 : 277円(税込)
(まとめ買い) ALAC、FLAC、WAV / AAC : 2,333円(税込) / MP3 : 1,707円(税込)

INTERVIEW : 松田"CHABE"岳二

インタヴュー : 飯田仁一郎
文・構成 : 鶯巣大介
写真 : 佐藤裕紀

——そもそもLEARNERSはどうやって始まったバンドなんですか?

最初は紗羅(マリー,Vo)ちゃんと僕の2人で弾き語りみたいなことをやっていたんですけど、紗羅の歌とか表現力が思いのほかすごくて。もともと僕は50歳くらいになったときにジェリー・ダマーズ(ザ・スペシャルズのリーダー)がやっているような音楽、しまいにはビッグ・バンドをやれたらいいなぁと構想してたんですよ。それが本当にできたらと思って、2014年かな、そのタイミングで自分のレギュラー・パ—ティーでのDJを全部やめたんです。一回紗羅ちゃんとしっかりバンドをやってみたいっていう理由からだったんですけど。

——そこからどうやっていまの5人編成に?

バンドの最初のライヴは〈KiliKiliVilla〉が関わっていたブラック・リップス来日公演のときですね。「ちょっと手伝って」みたいな感じでハマ(浜田将充,Ba)と(古川)太一(Dr)に声をかけて、そのタイミングで(堀口)チエちゃん(Gt)とも出会えた。最初は1回限りのつもりだったんですよ。でも5人で初めてやるライヴのリハで何曲かやってたら〈KiliKiliVilla〉から「出しませんか?」って声をかけてもらって(笑)。ライヴのときもメンバー全員がハッとしたというか「これ多分僕たちすごいんじゃないの?」ってメンバーみんなが共有したんですよ。まずこんな女の子2人が揃うバンドなんてないんで、長い経験上これを出すのが僕の仕事だなと思って。やらないとバチが当たるなと。

——チエさんとの出会いもバンドにとって大きな出来事だったと。

あんなにギターが弾ける人だったなんて知らなかったんですよ。初ライヴが6月15日のライヴで、1ヶ月くらい前まで「もしギターが見つからなかったら弾いてもらえないかな」って仲良い人に頼んでたくらいで。でももしそうなってたら、多分LEARNERSは続いてないですね。そのときだけのメンバーで終わってたと思う。

——チエさんのギターのどんなところに惹かれたんですか?

音と技術と、あとはタレント性ですかね。バンドに入る前にチエちゃんとスタジオに入ったんですけど、グレッチのオールドを背負って、でっかいヴィンテージのテープ・エコーを転がして持ってきたんですよ。なんかすげぇのが来たなと思って(笑)。なんていうか、引きこもりのギター少年みたいなんです。ギターのことがとにかく一番というか。だからチエちゃんと紗羅ちゃんが出会ったことがやっぱりすごいことだなと思います。


I WANT YOU TO BE MY BABY - OFFICIAL MV

——佇まいまで含めた紗羅さんとチエさんの存在がバンドの肝になっていると。あと今回のアルバムもそうですけど、LEARNERSはこれまで過去の楽曲のカヴァーを中心に演奏していますよね。

なんかカヴァーは楽しいですね。それにいま20歳の子はこのアルバムに入ってる曲はほとんど知らないと思うし。ドラムの太一はすごい音楽詳しいはずなんですけど、ここらへんがすこっと抜けてて。どれがオリジナルでどれがカヴァーか分かんないってメンバーすら言うくらいなんで(笑)。だからそれってもう新曲じゃないかなって思ったんですよ。それにずっとDJをやってきたっていうことも関係あるかもしれないですね。なんかもったいないじゃないですか、埋もれていく曲って。よく話すことがあって、スペシャルズの1stアルバム(『Specials』)ってたくさんカヴァーが入ってるんですけど、聴き倒してたのに僕はそれを知らなかったんですよ。誰かがDJで原曲をかけているのを聴いて「えぇ!? これスペシャルズじゃないんだ」って知って(笑)。

——じゃあバンドのコンセプト、キーワードを挙げてもらうとするなら、やはりカヴァーになりますか。

いやパーティー・バンドかなぁ。そこまでカヴァーっていうこだわりもなく。たまたまそうなってるけど、別に曲を作れればそれでもいいかなとか思ったり、オリジナル曲だけ集めた3枚目っていう構想もあって。僕のなかではOi-SKALL MATESが最強のパーティー・バンドなんですよ。もちろんパンク・バンドでもあると思うんですけど。オイスカが出てきた瞬間にみんな持ってかれて、ニコニコしながら踊ってる。そういうところがイメージにありましたね。

——なるほど。確かにLEARNERSのライヴもかなり自由度が高くてやりたい放題っていう印象を受けました(笑)。

そうなんです。僕はメンバーにライヴについて何も言ってないんですよ。しかもほとんどリハに入れてないバンドですし。でもその場で急にドラムがテンポ・ダウンしたり、早くなったりとか。だからライヴ中は太一が指揮者みたいなことになってますね。レコーディングではしなかったことをして、どんどん曲を変えていくのは太一のせいです(笑)。僕もそういうのは好きですしね。あとこのバンドは反省会が一切ないんですよ。終わったら「お疲れー」みたいな感じで。なんか不思議なバンドですね。

——チャーべさんは結構プロデューサー目線でこのバンドをやってるんですね。

そうですね。みんなのことを考えて。あとメンバーはほかのバンドもやってるんで、なんつうか愛人同士みたいな雰囲気があります。だからこそ割り切って楽しめるっていう(笑)。

——あははは(笑)。個人的な話も訊いてみたいんですが、長いキャリアを経て、チャーべさんはいまLEARNERSをやっている。そのことについてどんなふうに感じてますか。

僕は46歳になっちゃったんですけど、46歳目線だと、もう別にただ楽しくやれるだけで幸せみたいなところがあって。自分のバンド人生のオマケみたいな感じで、LEARNERSをやらせてもらってる感じがちょっとあります。だからあんまり狙ってないんですよね。売れようとかもないし。まぁたくさんの人が聴いてくれるのは嬉しいですけど。メンバーみんな自分の仕事やバンドがあって、3番目4番目くらいの楽しみとしてあればいいなって。僕がみんなに目配せしておくから、アナタたちは何も心配せずに好きなだけ楽しめばいいよみたいな感じ。でも結果一番僕が得してると思うんですけどね(笑)。すごく楽しいし、LEARNERSのおかげで音楽人生10年くらい延びたんじゃないかな。僕はわりとぼんやりしてたんですよ、震災以降の5年くらいって。なのでホント一番そこは助けられてるというか。

——震災をきっかけに何か思うことが?

人生というか、死について考えましたね。結果、人って絶対死ぬじゃないですか。そういうことをすごい考えて。だったらどうしようと考えたら、なるべく楽しくて悔いないようにって思って。謎にずーっとエモいんですよね。楽しむための言い訳じゃないんですけど「だって死ぬんだもん」って思ってますね。あと自分のなかにずっとあった政治的に言いたいことを、もう言っちゃおうかなって思い始めたころだったかもしれないですね。


WATER THE FLOWERS

——ではアルバム『MORE LEARNERS』についても訊かせてください。今作はどんなかたちでレコーディングを進めていったんでしょうか。

本当はアレンジを固めてから録音に入りたかったんですけど、今回2回しかリハに入ってなくて(笑)。収録する曲を決めて、頭のなかだけでアレンジを考えていて。一応僕と紗羅が2人でスタジオに入った歌とギターだけのものがあって、それが青写真にになってるんですけどね。そこから僕が構成表を作って、基本の尺と構成とキーを決めたら「あとは自由だ! 」って(笑)。みんな瞬発力がすごいんで、太一もハマも「ここをこうしていいですか?」って提案してくるし、チエちゃんは家で全部フレーズを考えてレコーディングに入ってくれますね。それぞれが自分が思う「LEARNERSってこうだよね」っていう音を出してくるというか。

——LEARNERSなりのこだわりみたいなところってあるんですか?

男3人はとにかく上モノの女の子2人をどう活かすかって考えてますね。紗羅ちゃんは多分歌ってるときは自分が一番かっこいいって思いながらやってるんじゃないですか。あの人は演じれる人なので。

——そこでも女子2人をバンドの軸として考えてると。

僕とリズム隊2人でベーシックを一発録りして、そこから紗羅とチエにスタジオで時間をかけたいんで、鍵盤とかも僕は家で録ったりするんですよ。スタジオの時間がもったいないんで、時間短縮するために家で作業をして。リズム隊はほぼ一発録りですね。チエちゃんはそれをゆっくり聴きながら、フレーズを考えていく。多分レコーディングのときは一睡もせずに来るんですよ。なんか廃人みたいな感じになっていて(笑)。でもあぁよく考えてくんなぁって思うようなフレーズをバンバン入れてきて、まぁすごいですね。尊敬です。紗羅のヴォーカルも本人がOKを出すまでやっていいよって言ってます。でもいつも2テイク、3テイクで決めてますけどね。僕以外のプレイヤーは本当にすげえと思います。自分はこの4人のファンみたいな感じですね。

——目指した音像などはあったんでしょうか。

あります。(ジャンル的に)ロカビリーとか、そういうふうに括られがちなんですけど、とにかく音はハイブリッドに録ってやろうと思ってました。一応ギターの音色とか一個一個はそういうそのマナーというか雰囲気があるんですけどね。LEARNERSを始めてレコーディングをしようと思ったときに、いろんな人が「ヴィンテージの機材もあるよ」「テープで録ってくれるよ」って、ここがいいってスタジオを教えてくれたんですけど、でもLEARNERSはウッドベースでもないわけだし、いまの音楽と並んだときに、音圧からなにから、ちゃんと対抗できないと僕はあんまり意味がないと思ってたんです。ヴィンテージ・ミュージックになっちゃうじゃないですか。そこだけは逆にこだわりがありました。

——あぁなるほど。

アンチテーゼではないんですよ。古くて温かい音も僕は大好きで、それこそ紗羅ちゃんがもういっこやってるバンドとかは、そういう音が絶対合うなって感じていて。僕がプロデューサーだったら、そうすると思うんです。でもLEARNERSはそもそも古い音楽をやりたいわけじゃないというか。たまたま楽曲は古いんですけど「新しいでしょ? 」っていうつもりでやってるんで。

——最後に今後のことについても教えてほしいです。気が早いかもしれませんが、途中で3枚目の話が出てきましたよね。

最初から3枚目くらいまでの構想はあったんですよね。3枚目はいろんな友達とか、作家さんに曲を書いてもらって、僕がアレンジしたりとかたりとかしたいですね。書いてほしい人がいっぱいいるんで。書いてもらった曲を僕がアレンジするのは、それはカヴァー曲をアレンジするのと一緒だと思いますし。例えばチエちゃんの作った曲をやったりね。その瞬間楽しいことができたらいいなと。

——次はLEARNERSのまた違った一面が見れそうですね。

今回と同じくまた1年くらいで出せたらいいなと思いますけどね。今回のアルバムが出なかったら、みんな飽き性なんで、結構バンドはヤバかったんじゃないかな(笑)。でもLEARNERSの物語が続けられる一枚になったなと思います。

KiliKiliVillaの他作品もOTOTOYにて好評配信中!!

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KiliKiliVilla初のヒップホップ・リリース! Eccy & あるぱちかぶと7年ぶりの新曲リリース! 2010年、1stアルバムリリース後いっさいの活動を休止したあるぱちかぶとが7年の沈黙を破って復活! 稀代の詩人が綴り歌ったのは孤独な心、けれど彼は孤独を嘆いてはいない、おだやかな眼差しで見つめている。

Suueat. / Let's get lost EP.

いつの時代でもインディー・バンドは60年代に回帰する、それは2017年を生きる20代のバンドSUUEATにとっても同じこと。かつて80年代のプライマル・スクリームやオアシスが夢見た世界を通して、彼らが手を伸ばすのは受け継がれてきたロックンロール。60年代のバーズとキンクス、70年代のフレイミン’グルーヴィーズとビッグ・スター、80年代のレイン・パレードとハウス・オブ・ラブ、90年代のヨラテンゴとパステルズ、ビートではなくエコーとコーラスで夢を見るような60’sサウンド、消えそうで消えないドリーミーなロック。

NOT WONK / This Ordinary

2015年に平均年齢二十歳のトリオとしてリリースしたデビュー・アルバム『Laughing Nerds And A Wallflower』から1年、全国各地でのライブと同時進行で作られた2ndアルバムが登場。疾走感とナイーヴさ、希望と苛立ちのバランスを取りながら、いまの彼らにしか鳴らせない音を凝縮した全12曲。はじめての土地や数多くの対バンに刺激を受けながら、現在進行形のエモーションを封じ込めている。

PROFILE

LEARNERS

モデル・歌手のSARAと松田"CHABE"岳二によるユニットから発展した5人組ロックンロールバンド、LEARNERS(ラーナーズ)。2015年BLACK LIPSとの共演などを経て、本格的に始動。11月には2タイトル同時に7インチを発売、即完売。2017年1月には待望の2nd『More Learners』をリリース。プロデューサー兼リーダーの松田"CHABE”岳二による選曲とアレンジは音楽好きを心底楽しませてくれる。

>>LEARNERS official tumblr
>>KiliKiliVilla official HP

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インタヴュー

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筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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