INTERVIEW : 鴨田潤 & Crystal

イルリメ名義で日本のヒップホップを扇動し、全編弾き語りのファースト・アルバム『一』を創り上げた奇才鴨田潤と、DJ/プロデューサー・ユニットであるTraks BoysのCrystal、K404による(((さらうんど)))。彼らが、2012年に発売したファースト・アルバム『(((さらうんど)))』は、クラブ・ミュージックと歌ものを見事に融合させ大きな話題をよぶ。その融合に苦戦するアーティストが多い中、彼らは、哀愁漂うシティ・ポップへと導くことで、その楽曲を、未来永劫聴けるものにしている。2013年、(((さらうんど)))は荒内佑(cero)、澤部渡(スカート)等も参加したセカンド・アルバム『New Age』をリリース。その融合の奇跡を聴くために、鴨田とCrystalへインタビューを行った。

インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 岩瀬知菜美
アーティスト写真 : 江森丈晃
ライヴ写真 : 三浦知也

(((さらうんど))) / New Age

【価格】
mp3 単曲 200円 / まとめ購入 2,000円

【Track List】
1. Welcome to Brand New Age / 2. Signal Signal / 3. Imagination.oO / 4. きみは New Age / 5. Soul Music / 6. Neon Tetra / 7. 空中分解するアイラビュー / 8. 半径1mの夏 / 9. Swan Song's Story / 10. Hocus Pocus


(((さらうんど))) official HPにて、『New Age』のプロローグ(text by 鴨田潤)公開中!

UNIT 9th Anniversary
(((さらうんど))) 「New Age」 Release Party “(((ぱれいど)))”

2013年9月15日(日)@ 代官山UNIT
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV 3,000円 / DOOR 3,500円 (別途1D)

7/20(土)より下記プレイガイドにてチケット発売開始!
・ぴあ(P: 205-307)
・ローソン(L: 75003)
・e+
・diskunion 各店
・JETSET TOKYO

左から、Crystal、鴨田潤、K404

分担したほうが、(((さらうんど)))としてたのしい(鴨田)

ーー(((さらうんど)))の結成について教えてください。

鴨田潤(Vo、Gt) : 3年前の夏だったかな。「バンドをやりたい! 」ってTwitterに書いたら、Crystalが応募してくれたんですよね。組んだ当初は生バンドを想定していたけど、2人ともトラックが作れるし、バンドじゃなくてもいいんじゃないかって。そこで、Traks BoysのK404を誘ったんです。

ーー鴨田さんはイルリメ名義でヒップホップをやっていたのに、鴨田潤名義でいきなり弾き語りをやったじゃないですか。なんで、急に歌ものをやろうと?

鴨田 : ヒップホップは歌詞の量が多いんだけど、慣れてくるとより端的に歌詞が書けるようになるので、その量は減ってくる。そうなると、歌に変えたほうがいいんじゃないかって。また、ライヴをしていても、自然とトラックに対して声のキーを選ぶようになってきたことに気づいたり。喉が、歌のキーを探すようになったんですね。

ーー(((さらうんど)))は、ソロとは違う歌ものをやろうと思った?

鴨田 : バンドで違う方向のことをしたかったんです。younGSoundsの経験をふまえての部分もあるかな。他の楽器担当のメンバーがいると、どうしても作曲をするなかで楽器の音を考慮しなきゃいけないじゃないですか。でもCrystalと2人で打ち込みで曲を作るってなったら、必要な音だけを考えて作れる。またCrystalの音楽自体が好きだから、よりがっちりと一緒にできる方法を考えたら、メンバーを少なくしたほうがいいんじゃないかって。

ーー曲作りは、全曲Crystalさんが作曲、鴨田さんが作詞?

Crystal(Key) : だいたいそうですね。最終的な音をどうするかっていうところには、全部僕が関わっています。鴨田さんが作曲した「Soul Music」、「半径1mの夏」や「Hocus Pocus」とかも音色を変えたり、アレンジでメリハリをつけたりしています。

鴨田潤

ーー鴨田さんが作曲した曲の場合は、既に完璧に作り込んだものをCrystalさんに渡すのでしょうか?

鴨田 : いえ、それだと僕のソロになっちゃうから、完璧にはしない。
Crystal : バラで20トラックくらいもらって、それをもとに最終のアレンジをするという感じかな。

ーーCrystalさんが作曲をして、鴨田さんが最終のアレンジをすることはあるのでしょうか?

鴨田 : 今回はなかったね。ファースト・アルバムのときはいくつかあったけど。彼がメインで曲をつくるのはもともと決まってたから、必要なもの、こういう曲があったらいいんじゃないかってものを僕が創って。

ーー作曲のメインをCrystalさんにしたのは、どんな理由があったのでしょう?

鴨田 : 曲を作って分担したほうが、(((さらうんど)))としてたのしい。僕の曲が半分くらいになると、ソロみたいになるし、彼が創る曲がメインっていう風に最初からイメージして。

ずっとポップスっていうのは自分の根底にあった(Crystal)

ーー鴨田さんの世界ってすごく確立されているから、作曲をメンバーに任せるというのは意外だったんです。(((さらうんど)))っていうユニットに関しては、割り切っているということでしょうか?

鴨田 : そうですね。
Crystal : 分担が進んでるのかな。そういうふうにしたほうが、集中できるんです。
鴨田 : Crystalが応募してきてくれて「やる」って言ってくれた時点で、バンドの完成型は見えた。もともとCrystalがつくるトラックが好きだったので、それに歌をのせるっていうのを頭においたほうがいいかなって。

ーーCrystalさんが応募しようと思ったのはなぜ?

Crystal : Traks BoysやDJとして活動するなかで、クラブ・ミュージックにとどまらないポップスをつくりたいっていう気持ちがずっとあったんです。でもそれをどうしたらいいのかっていう具体的な方法が見つかっていなかった。鴨田さんのTwitterを見てピンときたのかな。イルリメとしての活動もずっとチェックしていたし「これはっ! 」と思って。

Crystal
ーークラブ・ミュージックにとどまりたくないと思いはじめたのはいつごろでしょうか?

Crystal : 最初からですね。逆にいまは(((さらうんど)))があるので、Traks Boysにポップスの要素を入れようっていう気持ちはなくなりました。

ーー歌ものを作ることに魅力を感じていますか?

Crystal : 鴨田さんの音楽の入りはバンド・ブームなんですけど、僕もクラブ・ミュージックじゃなくて、TM NETWORKとか、90年代前後の日本のポップスなんです。ずっとポップスっていうのは自分の根底にあった。
鴨田 : Crystalは、以前シティ・ポップのミックスとかを作ってたからね。
Crystal : 完全非売品でね。70年代、80年代の日本のポップスを、ハウス/テクノのDJミックスの手法でやったらどうなるかっていうのをやっていたんです。

ーーおふたりは、通じ合っている部分がとても多いように感じます。

Crystal : 年も一緒だし、音楽的な体験は共通していたりもするからね。90年代中盤くらいのテクノの盛り上がりに衝撃を受けていたりとか。
鴨田 : イルリメを始めたころにイベントに呼びたいって言ってくれたのもCrystalだったしね。2000年とかかな。

ーー出会いはだいぶ前なんですね。どうも話を聞いていると、おふたりは、歌ものに対する意識がクラブ・カルチャーにいるアーティストのなかでも特に高いような気がします。

Crystal : DJカルチャーの中にいるけど、そこだけだと窮屈って思っていたかな。
鴨田 : Traks Boysの曲を聴いていると、ポップスへの趣を感じられた。
Crystal : 徐々に高くなっていって、かつ自分達もそれをできるようになってきたという感じ。
鴨田 : 時代とともに、そういう土壌が出来てきたというのもおおきいかな。イベントのDJでも、ポップスがかかる比率がだんだん高くなっていったしね。

世界へ飛び出していくようなアルバムにしたかった(鴨田)

ーーファースト・アルバム『(((さらうんど)))』を経て、今作はどんなものを作ろうと思ったんですか?

鴨田 : 高い精度のものを作りたかった。もっと、自分のなかの表現をつきつめたもの。
Crystal : いきなりファーストと違うものを作るのではなくて、ファーストで得たものを発展させるというかね。
鴨田 : ceroのファーストからセカンドへの成長がとにかく凄くて。その進歩の具合を考えると、ちょっと頑張らないといけないなっていう気持ちがね。先輩だしね。


『(((さらうんど)))』より「夜のライン」

ーー本作の『New Age』というタイトルには、どんな意味が込められているのでしょう?

鴨田 : アルバム・タイトルをどうしようかって話になったとき、Crystalから“イマジネーション”っていう案が出た。それが前向きなイメージのアイデアだったから、じゃあ『New Age』はどうかな? っていう提案を返して。前向きな曲が多いし、ジャケットも凛とした感じでしょ。世界へ飛び出していくようなアルバムにしたかったんです。
Crystal : ファースト・アルバムのときは、まだこのタイトルは付けられなかったんじゃないかな。『New Age』って強い言葉だから、セカンド・アルバムの楽曲の完成度がなかったら付けられなかったかもしれない。

ーー『New Age』というタイトルには、どんなメッセージが込められているのでしょう?

鴨田 : メッセージはもちろんあるけれど、それを伝えるよりかは、聴いてくれる人の体を動かしたい。メッセージをいくら伝えたとしても、そこから行動に移すには体を動かさないといけないじゃないですか。体を動かせる一歩をどうしたら創れるか? どれくらいの精度が必要なのか? を悩みながら作ったんです。

ーーリスナーがなにかアクションを起こしてくれればってことですよね?

鴨田 : アクションを起こしてほしいというより、変化することを恐れないでほしいという気持ちですね。
Crystal : ファースト・アルバムのときは、ポップスを作るのがはじめてだったし、完全に手探り状態で作ったんです。だからわかっていない部分もあったんだけど、ありがたいことにすごくいい反応をもらえて自信が持てた。具体的には、山下達郎さんが買ってくれたとか、影響を受けた人が気にしてくれたりして、次はさらにいいものを創ろうって思ったんです。だから今作は、ファースト・アルバムで創れた方向性を強く押し出すことを念頭に置きました。

ーー鴨田さんは、弾き語りもそうだし、(((さらうんど)))もそうだし、つねにあたらしいことに挑戦し続けていて。それってすごく勇気がいることですよね?

鴨田 : 弾き語りは、周囲の反応が思っていたよりも良かったんです。カクバリズムのみんなも褒めてくれて、やっても大丈夫かなって思えた。(((さらうんど)))は、自分のつくってきた音源のなかでいちばん客観的に聴ける音楽が作れているんです。ファーストを出したときは、反応が欲しかったというよりも単純に音源を創るのが楽しかったし、自分でも結構聴いていましたね。
Crystal : 僕もそうですね。いままでの自分の作品の中で、いちばん聴いたかな。
鴨田 : ファースト・アルバムのときに小説を出したんですけど、実は、その製作が辛すぎて… だから音源を作るのは楽しかったっていう思い出しかないですね(笑)。

鴨田潤による描き下ろし長編小説

鴨田潤「てんてんこまちが瞬かん速」PV

恋愛って、人がいちばん行動する瞬間ですよね(鴨田)

ーー小説はそんなに大変だったんですね(笑)。歌詞を書くのは、難しくなかった?

鴨田 : 苦労しました。いままでとは違う表現を入れていこうっていう気持ちだったので。(((さらうんど)))は、Crystalの曲に言葉をのせるっていう遊びの延長みたいな軽い気持ちで考えていたんだけど、もうちょっとエモーショナルにやりたくなった。ソロとしてやりたいような思いが、(((さらうんど)))の制作時に出てきたんですよね。それは歌詞の精度を上げるというか、自分の歌詞はラヴソングのための語彙数がすくないと思ったんで、そこを広げていこうっていう気持ちが強くでてきた。

ーーそこを広げるためには、どうしたんですか?

鴨田 : 鮎川信夫など戦中戦後の詩を読んだんですよ。その時代に詩を書くということに対する意識にも胸を打たれて。自分もその人たちの作っていたものに負けないように、そのひとたちが失望しないようなものを作らなければいけないなって。

ーー鴨田さんの歌詞にラヴソングが多いのはなぜ?

鴨田 : 恋愛って、人がいちばん行動する瞬間ですよね。どんなことよりも、アクションを起こすきっかけになる。外国人と結婚した女性が、単身で旦那さんの国に渡るとか行動力を考えたら、すごい力だと思うから。

ーーなるほど。(((さらうんど)))の次の作品や展開は、もう考えているのですか?

鴨田 : これの反応しだいじゃないかな。やっぱりポップスだし評価や時流と社会、音楽パッケージの状況など外的な要因もあるしね。次がどうなるかっていうのは、自分だけでは判断できないかな。

カクバリズム ARCHIVES

キセル / KICELL EP in みなと湯(5.6MHz DSD+HQD ver.)

キセルの楽曲を、世界に数台しかないDSD レコーダー「Clarity」を使用し、エンジニアに奥田泰次を迎えて銭湯でDSDネイティヴ録音、ネイティヴ・ミックスを行った。録音した音源は野音ワンマン・ライヴでもCDが会場限定販売されるが、CDと同内容の「春」「庭の木」のほか、OTOTOYのみの独占音源となるフォーク・シンガー高田渡の楽曲を使用した「夕焼け」が収録されている。さらに、銭湯での録音風景の写真をまとめた歌詞入りブックレット付き。もちろん5.6MHzのDSDとHQD(24bit/48kHzのwav)音源で聴けるのも配信のみ。

>>特集ページはこちら

cero / My Lost City

前作アルバム「WORLD RECORD」がロングセラーを続けるCeroの才能が爆発した2ndアルバム完成! 小旅行から大航海へ。彼らには新しい音楽と時代の風が吹いている。新たな時代を築いていく名盤!

>>特集ページはこちら

cero / WORLD RECORD

70年代ティンパンアレー周辺を現代的にアップ・デートした新しい潮流! ロックとヒップホップが絶妙なブレンドで配合された、日本の、東京の、2011年の幕開けを飾る、本当の意味でのインディ・ポップ! マニアックで雑多性に富みながらも一貫してポップ。スティール・パン、マリンバなども多様した希有なサウンドは必聴!

>>特集ページはこちら

PROFILE

(((さらうんど)))

イルリメこと鴨田潤(Vo,Gt)、Traks BoysのCrystal(Key)、Kenya Koarata(PC,Drum Machine)の3人により結成されたポップス・バンド。2010年夏にシングル、『サマータイマー』をフリー・ダウンロード配信し注目を集める。2012年3月に1stアルバム『(((さらうんど)))』を発表。代官山UNITでのリリース・パーティー"(((みっどないと)))"はオールナイト・イベントとは思えぬ満員の大盛況を収めた。同年9月~12月にかけて“(((さらうんど))) 風立ちぬツアー 2012 秋”を開催。今年4月には、ツアーでも好評だった楽曲「空中分解するアイラビュー」を、アナログ12インチでシングル・カット(B面は砂原良徳氏のRemix)。7月17日、待望のセカンド・アルバム『New Age』をリリース。

(((さらうんど))) official HP

o

 
 

"Close Up"の最新アーカイヴ

Especiaの5年間、マネージャー清水大充と振り返るーーラスト・ライヴは3月26日(日)、新宿BLAZEにて
[CLOSEUP]・2017年03月10日・Especiaの5年間、マネージャー清水大充と振り返るーーラスト・ライヴは3月26日(日)、新宿BLAZEにて 2012年4月より大阪・堀江を拠点に活動をはじめたEspeciaが、2017年3月26日(日)、新宿BLAZEのワンマン・ライヴをもって解散する。サウンド・プロデューサーSchtein & Longerこと横山佑輝の作る、80年代後半のバブル期をテーマにしたディスコやブラコン、シティ・ポップは高い評価を得た。船上ライヴやNegiccoとのコラボレーションNegipecia、メジャー・デビューなどを経験し、メンバーが卒業。冨永悠香、森絵莉加は東京に拠点を移し、Mia Nascimentoを加え3人体制で活動を行い最後まで走り抜ける。そんな彼女たちの歴史の一部を切り取り網羅したベスト・アルバム『Wizard』をリリースし、その活動に幕を下ろすEspeciaの歴史をマネージャーの清水大充とともに振り返る。 ファイナル・ベスト・アルバムを配信スタートEspecia / Wizard'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 200円(税込) アルバム 2,400円(税込)【
by 西澤 裕郎
strange world's end、渾身の2ndアルバム『やっぱり、お前が死ねばいい。』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年03月23日・心の闇を突き破る、現代のエモーショナルロックーーstrange world's end、渾身の2ndアルバムに迫る 2017年に結成10周年を迎えたオルタナティヴ・ロック・バンド、strange world's end。オリジナル・メンバーである飯田カヅキ(Vo,Gt)、平マサト(Ba)の2人に、不遣ノ雨のフルカワリュウイチ(Dr)をサポート・メンバーとして迎え、2ndアルバム『やっぱり、お前が死ねばいい。』を完成させた。現代に生きる様々な人間の生々しい感情をストレートに表現した歌詞世界と、瑞々しいロック・サウンドで、リスナーの心の闇を揺さぶる問題作。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信、そしてメンバーへのインタヴューを敢行した。 渾身の2ndアルバムをハイレゾ配信スタートstrange world's end / やっぱり、お前が死ねばいい。(24bit/96kHz)'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 324円(税込) アルバム 2,160円(税込)【収録曲】''1. 敗北2.接触3.無知の感染4.カレイドスコープ5.残念6.喪失7.終了8.コロニー9.発狂の渦10.
by 西澤 裕郎
成熟した憂いを感じさせる歌声。SSWタグチハナの愛をテーマとした最新作配信&インタヴュー
[CLOSEUP]・2017年03月20日・成熟した憂いを感じさせる歌声。SSWタグチハナの愛をテーマとした最新作配信&インタヴュー 昨年2016年に20歳を迎えたタグチハナは、同年3月29日に渋谷クラブクアトロという自身最大規模でのワンマン・ライヴを敢行。そのライヴは素晴らしいものだったが、それ以降、ライヴの回数は以前より目に見えて減ってしまっていた。実はあの大きなステージに立つ少し前から、彼女はあるわだかまりを感じ、結果として歌うことも楽しめなくなってしまっていたという。 あのクアトロ公演から約1年。当時所属していたレーベルを離れ、3rdミニ・アルバム『Vividness & The Naked』を完成させた。さらにあの日以来となるワンマン・ライヴも実施。アルバムはタイトル通り、生まれ変わったように鮮やかで、まっすぐに愛を歌ったラヴ・ソングが詰まっていた。タグチはいかにして"壁"を乗り越えたのか。その間、どのような心境の変化があったのか。インタビューで紐解いた。 またタグチは、叔父の布袋寅泰をはじめ、両親がともに過去にメジャーを経験しているなど、ミュージシャンに囲まれた環境で育っている。そんな身近にいる"先輩"たちが、彼女の音楽活動をどう見ている
冨田勲:ドクター・コッペリウス、ハイレゾ配信スタート
[CLOSEUP]・2017年03月22日・冨田勲の遺言ともいえる舞台作品ーードクター・コッペリウスをハイレゾ配信 2016年11月11日、12日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで冨田勲の追悼特別公演として開催された「ドクター・コッペリウス」は、冨田が他界前に上演を夢見て、亡くなる1時間前まで創作を続けてきたまさに遺言ともいえる舞台作品。冨田が長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた壮大なストーリーが、オーケストラとシンセサイザー、そして冨田の遺したオリジナルのエレクトロニックサウンド、さらにバレエと3DCGを伴いながら展開。終演後は大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた公演のライヴ・レコーディング。冨田の遺した電子音とオーケストラ・サウンド、そして初音ミクの歌が三位一体となった、これまでにない音楽の全貌がハイレゾ音源にて世に解き放たれる。 待望のライヴ音源をハイレゾ配信V.A. / 冨田勲:ドクター・コッペリウス (96kHz/24bit)【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 3,000円(税込)【収録曲】1. 第0楽章 飛翔する生命体 (96kHz/24bit
*祝! 高校卒業! KOTOが新シングルをリリース&インタヴュー
[CLOSEUP]・2017年03月17日・祝! 高校卒業! KOTOの新シングル&シャオチャイポン1stシングルをハイレゾ配信開始 この3月に無事高校を卒業したKOTOが3曲入りシングル『JK卒業PACK』をリリース。さらに、”ゆり丸”の愛称で親しまれる平野友里とのユニット、シャオチャイポンの1stシングルもリリース。OTOTOYでは、この記念すべきタイミングでKOTOへのインタヴューを敢行。これまでの芸能生活を振り返ってもらうとともに、今後の活動についても語ってくれた。 KTOTO高校卒業記念シングルがハイレゾで登場! KOTO / JK卒業PACK(24bit/48kHz)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 270円(税込) / アルバム 540円(税込)【収録曲】1. PoisonGirl2. るっぱっぱ3. 甘い果実の物語 シャオチャイポン初となるシングル シャオチャイポン / URAHARAろまんちっく'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 270円(税込) / アルバム 500円
ZOMBIE-CHANGの中毒性高しなシンセ・ポップ『GANG!』
[CLOSEUP]・2017年03月09日・ニヤつくほど中毒性高しなシンセポップ——もう、あなたはZOMBIE-CHANGの音から逃れられない! モデルとしても活躍しているメイリンのプロジェクト、ZOMBIE-CHANG。80年代のニューウェイヴ・シンセ・ポップを彷彿とさせるローファイ・エレクトロ・サウンドと、脱力ラップ、歌謡曲などなど、声色の表現もゆたかな彼女の歌声がのる……、いやはやなんだかこれではその音楽のおもしろさをちょっとも語っていない。とにかく、これがなんだか、とてもとても中毒性のあるメロディと言葉のセンス、そして音色も含めてそのサウンドが頭をぐるぐると駆け回っていくのだ。1年ぶりにリリースした彼女の新作『GANG!』もまた、そんな彼女の音楽の魅力がしっかりとつまった作品となっている。OTOTOYは『GANG!』を配信するとともに、インタヴューを行った。 ZOMBIE-CHANG / GANG!'【Track List】01. I CAN’T GET TO SLEEP02. TARINAI03. TOKIDOKI04. KOURAKUEN05. KABENOMUKOU06. WEEKEND07. KAWAII BABY【配信形態 / 価格
by 河村 祐介
浅見北斗が語るハバナイ、そして音楽シーンの現状とは──新シングル『Fallin Down』をリリース
[CLOSEUP]・2017年03月16日・浅見北斗が語るハバナイ、そして音楽シーンの現状とは──新シングル『Fallin Down』をリリース 昨年11月に『The Manual (How to Sell My Shit)』をリリースしたHave a Nice Day! 。その勢いを止めることなく新作『Fallin Down』がリリースされる。今作は新曲「Fallin Down」に加え、「スカーフェイス」と「巨大なパーティー」の新録音、さらにリミックス・ヴァージョンという6曲収録。さらに今回は、 安孫子真哉(ex.銀杏BOYZ)がチーフ・プロデューサーを務めるレーベル〈KiliKiliVilla〉からのリリースとなる。なぜ〈KiliKiliVilla〉からのリリースに至ったのか、そしてHave a Nice Day! 、さらに言えば音楽シーンの現状ついて、浅見北斗の考えを訊いた。 勢いが止まらないハバナイ、新シングルを予約受付中! Have a Nice Day! / Fallin Down(24bit/48kHz)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】アルバム 1,080円
京都発ギリシャラブ、初のフル・アルバム・リリース&インタビュー
[CLOSEUP]・2017年03月15日・より一層多様に花開いた音楽性──ギリシャラブが初のフル・アルバムをリリース 多くのアーティスト、クリエイターたちが活躍する京都の音楽シーン。そんな京都インディー・シーンの新星「ギリシャラブ」が1stフル・アルバムをリリース。本作にはプロデューサーとして、同じく京都の音楽シーンで活躍をしている、本日休演の岩出拓十郎を迎えた。今回はリリースにあたって峯大貴による、天川悠雅(ヴォーカル、パーカッション)へのメール・インタビューを敢行。バンド結成から現在までの活動、彼らが活躍する京都という街について語ってくれた。 ギリシャラブの1stフル・アルバム ギリシャラブ / イッツ・オンリー・ア・ジョーク'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC、MP3>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 162円(税込) / アルバム 1782円(税込)【収録曲】1. 竜骨の上で2. つつじの蜜 3. 夜の太陽4. セックス5. 機械 6. ヒモ7. パリ、フランス8. よろこびのうた9. パリ、兵庫 10. イッツ・オンリー・ア・ジョーク11. ギリシャより愛をこめて INTERVIEW : ギリ
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

同じ筆者による他の記事