
『ミチノセカイ』から一曲目をフリー・ダウンロード開始!
awamok / ミチノセカイ 発売日 : 8月5日
価格 : MP3 単曲150円 / アルバム1200円・HQD 単曲200円 / アルバム1600円
【track list】1.暗い夜の月明かり / 2.白い奇跡 / 3.曇った空、それは秋の話 / 4.春風に乗って / 5.泡と魚の群れは / 6.真夏の妄想 / 7.ミチノセカイ / 8.春風に乗って(remix)
ファースト・アルバム『ミチノセカイ』から「暗い夜の月明かり」をHQD音源で先行フリー・ダウンロード開始です。穏やかな音の鳴り方を懐かしむように聞き入って下さい。暖かい音楽とは心を豊かにしてくれる。そんな気がしませんか?
「暗い夜の月明かり」のフリー・ダウンロードはこちら(期間 : 7/28〜8/4)
次世代フォーク・トロニカを奏でる
Predawnは、二階堂和美以来、久しぶりの日本人離れしたデーヴァだった。アメリカのジョアンナ・ニューサムにも対抗出来る逸材で、1st album『手のなかの鳥』をリリースし人気はうなぎ上りである。また青葉市子や扇谷一穂等、女性の歌うたいは、次々と才能を開花させている。男性では、キセルやトクマルシューゴがまいた歌ものの種が、福岡のawamokや山形のQurageに引き継がれた。おもちゃ箱をひっくり返したかのようなサウンドと、サニーデイサービス直系の温かい歌声。フォーキーでノスタルジックなメロディが流れて行く世界「次世代のフォークトロニカ」とは、良く言ったものだ。

福岡在中のawamokは、2008年に横田寛行(vo,gu,prog,syn)を中心に、花田貴志(ba,cho)、北住岳人(gu,pia,syn)によるスリー・ピースで活動を始め、その後古川洋平(per)を迎えて、現在の4人編成となる。アコースティック・サウンドを基調にしながらも、生活音やノイズがリズムとなり、楽曲を大きな渦として聞かすことが出来るのは、まさに新世代の物怖じしない融合感覚を持っているから。そして横田が書くメロディは、キセル兄弟のようにシンプルで確かであり、彼らの楽曲アレンジはどこに行こうとも、全くブレを感じさせない。8月5日に発売する『ミチノセカイ』は、彼ら待望の1st albumである。レーベルは、彼らの仲間でもあるAutumnleafのメンバーが主催する福岡のwood/water recordsから。ミックス、アレンジには、「ラップトップ世代のアントニオ・カルロス・ジョビン」とも評される宮内優里にお願いし、比較的年齢の近いチーム特有の風通しの良さをアルバムから感じることが出来る。
トクマルシューゴは、海外と呼応しながら日本の歌もの音楽を、世界と同じスピードまで持っていった。だからこそ、NHK『トップランナー』に出演する等、現在の彼の評価があるわけで、そこに行くまでには、並大抵の努力ではなかっただろう。その種を引き継いだawamokを、それなりの厳しい耳で聞いてみるのだが、懐かしく温かなメロディと、色彩豊かなアレンジ、そして生音特有の温かさが、トクマルシューゴに負けず劣らずサウンドを唯一無二の存在とすることに成功している。またレーベル・オーナーでもあるAutumnleafにも言えたことなのだが、福岡独特の時間の流れは、アルバムを何度も聞きたい衝動にかられる。
遂に日本でも、フォークトロニカを奏でる歌ものバンド達があらわれだした。『ミチノセカイ』を聞いた第1印象だった。アメリカのインディーズ・シーンも、一時期多くのアーティストが同じような音を奏でていた。日本でも、これからどんどんこの種の音が増えて行くだろう。一時期のポスト・ロックのように...。確信していることは、awamokはそうなっても淘汰されないということ。その理由は3つある。彼らが若手では先陣を切って飛び出してきたこと。福岡と言う、流行廃りに過剰反応する必要のない場所にいること。そして、1曲目「暗い夜の月明かり」で聞こえてくる、懐かしく温かなメロディという核を持っていること。(Text by JJ(Limited Express(has gone?))

このアーティスト達は暖かくも懐かしい
SPENCER / My Wave
Polarisやohanaの活動で知られるオオヤユウスケが、本名である大谷友介としてソロ・プロジェクトSPENCERを始動。ドイツと日本を渡り歩きながら制作した渾身の作品。聴こえてくる音の幅の広さ、そしてダイナミクスを、存分に感じ取ることができます。ototoyでは、高音質の HQD(24bit/48khzのWAVファイル)で販売。
SPANOVA / SetsunaLized SetsunaRider
自身の作品をリリースする他、作曲やプロデュースなど多岐にわたる活動をしているSPANOVAが、5曲入りのミニ・アルバム 『SetsunaLized SetsunaRider(セツナライズド セツナライダー)』をリリース。ototoyでは、高音質のHQD(24bit/48khzのWAV)で販売します。ドイツでマスタリングされた本作、とにかく驚くほど音が良い!! 音のひとつひとつが立体的に聴こえ、音の隙間さえもしっかりと感じ取ることが出来るサウンドは圧巻です。
トクマルシューゴ / Port Entropy
無印良品やSONY「VAIO」 新CM 、バンクーバー・オリンピックのスポット広告で楽曲起用、NHK「トップランナー」出演、ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100 人」にも選出! 超ロング・セラーとなったサード・アルバム『EXIT』以来、2年半ぶりとなる待望のフル・アルバムが遂に完成! トクマルシューゴ以外には成し得なかった新しいポップ・ミュージックの形がここに。長く聴き継がれるマスター・ピースになることに疑いの余地がない、今年最大級の話題作。
awamok profile
2008年、横田寛行(vo,gu,prog,syn)を中心に、花田貴志(ba,cho)、北住岳人(gu,pia,syn)による3人編成で活動を始める。浮遊感溢れるアコースティック・サウンドに、生活音、ノイズ、電子音等を融合させ、独自のアンサンブルを確立したそのサウンドは、懐かしいメロディと斬新なトラックを 融合した唯一無二の音楽として注目を集める。新たなメンバーに、古川洋平(per)を迎えた自主制作音源1st single「ユメノハナシ」はライブ会場 限定で販売しソールド・アウト。今回、待望の1st album「ミチノセカイ」を、ミックス・アレンジに宮内優里氏を迎え、福岡発・新進気鋭のインディ—・レーベルwood/water recordsよりリリース。