HIP HOPライター斎井直史によるガチンコ連載「INTERSECTION」第2弾特集は、ロサンゼルスの新鋭レーベル、Soulection
これまで、興味を持ったアーティストに直接接触することでリリース情報を掴み、記事にしてきたヒップホップ・ライター、斎井直史。そんな彼によるガチンコ連載「INTERSECTION」!! 扱う対象は、レーベルを通した作品だけでなく、手売り音源、ネットで活動しているアーティストの音源、ライヴに徹しているアーティストの音源まで… 要するにすべて!! 斎井がいま熱いと思えるアーティストをみつけては、アポ取りから配信契約までを行う、まさにガチンコのDIY企画。それゆえ、ホットなリリースのみならず、突如として独占音源やインタヴューが飛び込んでくることも当たり前。熱いアーティストが増えれば増えるほど、このコーナーも熱さを増していく。がんばれ、斎井! おまえの骨はOTOTOYが拾ってやる! 連載2回目となる今回は、海を飛び越え、海外のレーベル、Soulectionをピックアップ。残念ながらこのタイミングでの音源配信はないが、自らを"The Sound of Tomorrow"と銘打つレーベルに切り込んだインタヴュー(2014年4月に来日した際収録)をご覧頂きたい。
INTERVIEW : ESTA.、starRo、The Whooligan、yukibeb
INTERSECTION第2回は、池袋のアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンから、ロサンゼルスのビート・シーンへ場を移し、Soulectionというレーベルを紹介する。TrapやFootworkなどに通じるバウンス感溢れる打ち込みと、無機質な電子音によるスペイシーなサウンドがレーベルの特徴だ。所属するプロデューサーは30名近く。それらのリリースを影で支えるデザイン・ワークは独特のエレガントさを持っている。大所帯なだけでなく、レーベルが注目するアーティストのサウンドも発信するが故に、もはやSoulection自体がジャンルを形成と言っても過言ではない。発信するそれらの音源は、ほとんどが無料で公開されており、日に日に彼らのファンは増え続けるばかりだ。耳の早いリスナーだけでなく、所属するDpatがグラミー賞ノミネート曲を手掛けるなど、メジャーからも注目される彼らが来日した。
今回来日したのは、Soulectionの代表的なプロデューサーであるESTA.。そして、toeとの北米ツアー・サポートを行なった在米日本人プロデューサーstarRo、レーベル全体のブッキング・マネジメント兼DJを行なうThe Whooliganと、若干21歳の日本人DJであるyukibebの4人が今回の取材に参加してくれた。それでは、今の最先端を開拓し続けているレーベルの中身と将来像を答えてくれたインタヴューをどうぞ!
インタビュー、通訳、文 : 斎井直史
取材協力 : DJ 1an
アーティストとしてサインしていたんだ。クレイジーだよね
ーーまず、音楽的な背景を聞きたいのですが、自分を育てたと思う音楽は?
The Whooligan : 僕の場合はサルサや、オールドスクールなレコードを両親が沢山持っていて、それを聴いて育ちました。中でも自分にとっては、ヒップホップと、ボビー・コールドウェルですね。小さい家で育ったので、10歳くらいまでは兄弟と一緒にひとつのベッドで寝ていたんです。そんな頃、寝る前に一緒に兄弟と歌詞を覚えて聴いていましたね。
starRo : 僕はジャズですね。親父がジャズ・ピアニストなので、生活音としてジャズが流れていた。なので、育ったという意味ではジャズです。
ーーフライヤーに書いてあってstarRoさんの紹介文での、ボストンでの経験は?
starRo : ああ、あれは音楽留学とかっていうより、ほとんど遊びで1年留学していただけなんです(笑)。
ーー椎名純平やWiseとのつながりもあるみたいで、それを具体的に伺いたいです。
starRo : 椎名純平とは、元々学生の時はファンクとかソウルのバンドをやってて、彼は結構歌う人なので一緒にユニットをやったりとか。あと、Wiseは当時ドラムン・ベース「風の人」っていうのを僕らが始めて、その中にWiseがいた。Wiseだけその後有名になっちゃいましたね。
ーーそれ、何年ごろの話ですか?
starRo : 90年代末期頃かな。
ーーその頃もジャズをやっていたんですか?
starRo : いや、ジャズはね、育ったという意味ならそうなんですけど、その頃は完全にドラムン・ベースやヒップホップとか、その辺ですね。
ーーYukibebさんにも聞きたいのですが。yukiさんってどことなく日本人じゃない感じがしますけど、帰国子女とか?
Yukibeb : ずっと日本なんですが、アメリカン・スクールに行ってまして。聴いてた音楽は、小学校くらいにアリーヤとかジャネット・ジャクソンのR&Bを聴いてて、それから中学・高校で90年代のヒップホップなんかも聴いてました。
ーーDJはいつから初められたんですか?
Yukibeb : 2011年の終わりくらいにSoundcloudで色々とミックスを公開してきたんですけど、人前でのパフォーマンスはあまりやったことがないんです。昨日のイヴェントで凄いお客さんの前でDJをやりましたね。それまでは2、3回しかなかった。
ーーEsta.さんは?
Esta. : 僕はお母さんがR&Bやソウル、ウエスト・コースト・ヒップホップがすごい好きだった。お父さんはいろいろと聴いてたけど、僕にヒップ・ホップを教えてくれたと思う。
ーーキャリアのスタートは?
The Whooligan : 自分の場合、サンフランシスコのアメーバ・レコーズで働き始めたのが最初だと思う。アメーバ・レコーズっていうのは、大きなレコーズ・ショップで、そこで働いた時に3日だけ地元の音楽レーベルにインターシップを紹介してもらったんだ。確か、2002年頃だったと思う。そこで最終的にはJ Boogieとも仲良くなることができてね。そして、彼の同僚に「音楽業界で働きたいんだけど」なんて気軽に言ってみたら、「ならこの番号にコールするといい。レコードに入り込む方法みたいなもんだぜ」なんて言われて連絡先を渡されたんだ。その6ヶ月後、アーティストとしてサインしていたんだ。クレイジーだよね。
starRo : 僕はさっき言ったような「風の人」とかの若い頃もあるんですけど、それはキャリアとは見てなくてですね。starRoとして始めたのは5年位前ですかねぇ。それまでの間は、音楽なんて作ってない、作れてない生活が長くて。仕事ですごく忙しかったんです。wasabeatさんのインタヴューでもちょっと言ったんですけど、日本に住んでる時は仕事がハンパないので、音楽作るような精神状態じゃなかった。まぁ、そんなに音楽を真剣に見てなかったのもあるんですが。それでアメリカに来て、ライフスタイルが変わって。
ーーアメリカに来たのはいつ頃なんですか?
starRo : 7年前ですね。
ーーアメリカに渡ったのは、音楽活動を再開する為だったのですか?
starRo : いや、ライフスタイルを変えるためですね。
ーーEsta.さんはビートメイクはいつ始めたんですか?
Esta. : 始めたのは2006年くらい。 けど、2009年の後半くらいまで、真剣ではなかったよ。
ーー最初に使い始めた機材はなんだったんですか?
Esta. : Fruty Loops(FL Studio)だね。今はAbelton Liveを使っている。3ヶ月前からだけど。その前はGarage Band(笑)。MPCも持ってたけど、コントローラーは使わないね。
その時に自分の聴きたい音楽を作る
ーーSoulectionに入った経緯を教えて下さい。
The Whooligan : 8ヶ月前、Joe KayとEsta.にサンフランシスコのアパートメントで会ったんだ。当時からSoulectionの事や、そのビジネスに興味を持っていた。そして、Joe Kayと数回話し合って、自分もこのレーベルに協力することとなったんだ。その後、あちこちで仕事をこなしているうちに、正式なスタッフとなった。今は全てのブッキングをマネジメントしているよ。あとはドープな奴とのパートナーシップも担当している。ツアーがあれば、そのマネジメントもしてるけどね。あと、Esta.のマネージャーでもある。色々な役割を同時に請け負いながらも、様々な仕事を捌いてるけど、全てはビジネスの為だ。しかし、自分の中で最もクレイジーな8ヶ月であることは間違いないよ(笑)。特に自分が来てからのSoulectionは本当にクールだ。初めてのツアーで、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアに南アフリカと四大陸全てに6ヶ月でまわったんだから。
starRo : 僕はSoulection Radioをずっと聴いてて、デモとかを送ってたんですけどまったくレスポンスがなくて。「なんだよ」なんて思ってたら、A&Rがジャネット・ジャクソンのRemixを聴いてコンタクトを取ってきた。Facebookページに公開してたから「メール・アドレスを教えてくれ」なんて言ってきてさ。「いや、メール送りまくってたよ」って(笑)。それが去年の夏くらいでしたね。
ーーstarRoさんも最近なんですね。Yukibebさんは?
Yukibeb : 2011年にSoulectionが始まってるんですけど、私も同じ時期にミックスとか始めたんです。最初は、大好きなCosmopolyphonicがSoulectionを凄いオススメしてたから知ったんですよ。で、Joe Kayとネットで会話とかしたんだけど、今年の1月になってSkypeで「SoulectionにJoinしない?」なんて言われました。
ーーEsta.さんは?
Esta. : 数年前、地元のビーチでビート・ショーケイスがあって、そこにSoulectionのAndre Powerがそこにいたらしい。彼が僕のビートを気に入ってくれたから、後からJoe Kayが僕にメールをくれて。僕はまぁ、そんな感じだったかな。
ーー日本のビートメイカーで気になる人はいますか?
The Whooligan : Mitsu The Beatsは良いよね。Muroもドープだし、Grooveman Spotも。あと、starRoっていう友達がいるけど、彼がベストだね(笑)。
starRo : (笑)。Metomeですね。今度、僕から言って大阪で一緒にやらしてもらうんですけどね。Seihoとか、関西勢が格好良いと思いますね。関東だとCosmopolyrhonicのRLPやFujimoto Tetsuroとか。
Yukibeb : 私もCosmoの人は全員好きですね。CosmoとSoulectionで一緒に何かできたらいいなって思ってて、ちょうど今夜イベントでコラボレーションできて楽しみです。
Esta. : あぁ~、starRoだね。
starRo : Esta.はあんま知らないそうです(笑)。
ーーこれはプロデューサー向けの質問ですが、自分なりのビートの心地よさや個性を、どう解釈してますか?
Esta. : 自分でもわかんないよ(笑)。ただ、作ってるだけだから(笑)。
starRo : なにも意図なんてしてないよね。
Esta. : ああ、なんも考えてないね。
starRo : 多分、僕のほうがそうゆう意味ではちょっと意識はあるのかな。R&Bとかソウルやジャズが好きなので、その辺の影響が出ますが。でも意図してるわけじゃないんですけどね。僕は鍵盤をちょっと弾く人なので、自分の好きなコードや手癖とかを含めて、そうゆうのが反映されますね。あと、その時に自分の聴きたい音楽を作る。実はポスト・ロックとかも結構好きなんで、特に今後は取り入れていきたいなって思いますね。
ーーあと、プロデュースだけでなく、Soulectionは発信するすべてのデザインやサウンドに、一貫したフレッシュな個性を強く感じます。その秘訣みたいなものがあるのでしょうか。
The Whooligan : Andre Power。彼はSoulectionのグラフィック・アーティストでもある。彼は間違いなく影でSoulectionのデザインを支えているよ。コンテンツはJoe Kay、Andre Power、Jacqueline Schneider、そして僕The Whooliganこと、Julio Galvesが毎日ドープなものを発信しているよ。
ーーSoulectionを始めたJoe Kayと、そのAndre Powerって、以前は何をしていた方なんでしょう。
The Whooligan : Andreはデザインの仕事を結構やっていたね。ほら、彼はファッションにはとても敏感で独自のセンスがあるでしょ。服を再構築するようなセンスを持っている。
starRo : Joeはちなみに、IllvibesっていうSoulection Radioみたいなのを何年かやってて、それも結構リスナーがいたんですが、Andreと出会いIllvibesをリ・ブランドしたものがSoulectionみたいですね。
音楽はモテるためにある(笑)!
ーーSoundcloudやSNSでの活動が活発なSoulectionですが、今、流行りのSpotifyやPandraを中心としたストリーミング・サービスについてはどう思います?
Esta. : あんま気にしてないかなぁ(笑)。
starRo : 僕もかな。僕はもう、完全にサンクラ信者ですからね(笑)。自分たちがファンとの繋がりや他の人をチェックするのは、Soundcloud経由になりますね。
ーーBandcampでもみなさんをチェックしますけど、Bandcampは使わないのですか?
starRo : Bandcampかぁ~。(Esta.に向かって)Bandcampってのはリリースしたものをチェックする時だけだよね?
Esta. : 普段は見ないね。
starRo : わかる、わかる。ただのリリース・プラットフォームだよね。売る時とか、name your priceを含めてお金が絡みそうな時だけBandcampです。でも、基本はすべてがフリーなのでSoundcloudを使いますね。
Esta. : I Love "name your price"。
The Whooligan : BandcampもSoundcloudも、Soulectionが今どこにいるのかを示す手段だから、Soulectionが成長してゆく上で、全てのプラットフォームが大事である事は確かだと思う。
ーーあと、これはちょっと突っ込んだ話なのですが、Soulection関連のリリースは「White Label」シリーズを含めてほどんどが無料じゃないですか。なので、レーベルを運営してゆく上で、楽曲から得る収益以外でどうにやってお金を得ているのかを教えて欲しいです。
Esta. : ショウだね。
The Whooligan : そうだね。Soulectionはライフ・スタイルだから、音楽、イベント、マーチャンダイジング、そしてテクノロジーの面からマネタイズしてゆく新しいアイデアを開発している。そういった意味では、技術面を担当しているMonty(Montalis Anglade)は本当に天才だよ。Soulectionはネットメディアやテクノロジーには深く関係しているから、テクノロジーを学ぶ事でクリエイティブなマネタイズ手段を発見する事だってあると思うよ。勿論、ショウだって非常に大事だよね。直接会えるオーディエンスが世界中に広がってゆく事で、僕らもやっていけるんだ。レーベルがサヴァイヴするのはショウが欠かせないよね。いつだってそんなもんだろう?
ーーインスタグラム等を見ていると、ファッショナブルな場でのショウも多いですよね。
The Whooligan : ああ、確かにEsta.もファッションが大好きだし、色々なファッション・ブランドとの仕事も彼のヴィジョンにはあるよ。音楽とテクノロジーと、そしてファッションを絡めたアートの追求には意欲的だね。
ーーショウに多くの人を呼ぶ秘訣は何でしょうか。
The Whooligan : そんなのがあれば教えてよ(笑)。そうだなぁ。Esta.の『Paradice』ツアーが2月にあったけど、クールなインターネット上での反響が多かった。インスタグラムなどの反響が、人を呼ぶ秘訣のひとつなのかと思う。だけど、わからないね! そんなの分かり得ないよ!(笑)とはいえど、実際にイベントに行けば知らない人が沢山来てくれていて、「昨晩も最高だったよ!」なんて話しかけてくれる人がいるのは、本当に有難いことだね。
ーーちなみに、ラッパーのWALDOと契約をしましたけど、Soulectionは将来的には更にラッパーを迎えたレーベルに成長してゆくのでしょうか。
The Whooligan : 今、ラッパーのGoldlinkとのプロジェクトを進めている。彼は本当に個性的だ。っていうのも、彼のラップは粗いんだ。Soulectionのビートに合う粗さを持っている。彼のようにできるラッパーはいない。Little Simzや、Doja Catもクールだけどね。あと、もっとヴォーカリストとの制作をしたい。SoulectionのR&Bヴァイブスを受け入れてくれるヴォーカリストがいいな。インストゥルメンタルは沢山やってきているし、これからもドープな事をやり続ける。だから、Soulectionの次のステップは、ヴォーカリストやエムシー達との楽曲制作だね。にしても、GoldlinkやWALDOのように特別なラッパーはなかなかいないよ。
starRo : Goldlinkを含めSoulectionでフック・アップしてゆくアーティストが増えるのは確かですね。あとは、個々のプロデューサー規模での方向性ですが、Esta.も僕も歌ものの比率が高いですね。
ーーラッパーだけでなく、シンガーを迎える予定は?
The Whooligan : Soulectionは間違いなくヴォーカリストに対して意欲的だ。Esta.の次のアルバムの計画は、シンガーやヴォーカリスト向けのものになる。バウンシーでR&B性が強いものだ。StarRoもそうだね。それに、R&Bのがショウに女の子が来るんだよ(笑)。それがR&Bを作る1番の理由かな(笑)。
starRo : そうだよ、音楽はモテるためにある(笑)!
Esta. : 間違いないよ。
The Whooligan : みんなはJ Dillaをコンシャスな人と言って評価するけれども、ストリートのラッパーなんて大体がゴールド・チェーンやストリッパー、レンジ・ローバーなんかの事ばっかりラップしてるだろ(笑)? 僕らはヒップ・ホップを聴いて育ったから、同じようなタイプの人間なのさ(笑)。Soulectionは女性ファンを大歓迎だよ!
ーー(笑)。日本の女性はどうですか?
The Whooligan : 正直… 恋に落ちたね(笑)。スタイルがいいし、落ち着いた感じとかも含めて全てがすごいセクシー。
Esta. : Yukiは僕のワイフさ。
The Whooligan : いやいや、Yukiだけは唯一結婚したくなった日本の女性だね。
starRo : これはオフレコですね(笑)。
ーー今、3人の中で、プロデューサー視点から熱いR&Bシンガーは誰なんですか?
Esta. : Janet Jacksonだね。
starRo : そうゆう事? もうちょっとアップカミングなのって事ですよね?
Esta. : ああ、Aliena Barazだね。
starRo : 僕はIman Europeですね。Drakeのカヴァーと、TLCのカヴァーで既に2曲やったんですけどね。熱い人はいっぱいいますよ。
ーー個人的な意見ですが、TinasheはSoulectionと相性がいいだろうなと思うんですよ。
starRo : Tinasheは間違いないよね。
Esta. : (黙ってiPhoneを取り出して壁紙を見せる)。
ーー おお! Tinasheだ(笑)! あと、Jhene Aikoはいかがですか?
Esta. : 彼女もイイね。Cassieを彷彿とさせる。Jheneはプロダクションがいいよね。使うビートがいいと思う。
ーーコラボレーションを心から期待しています。では、最後に質問です。3年後の自分を教えてください。
Esta. : 半年前からすれば、日本にツアーで来ることがあるなんて思いもしなかった。それを3年なんて… ワォって感じ。わからないよ。
starRo : たしかにね、半年前からものすごい勢いで変わっていったので。
The Whooligan : 他の銀河をツアーしてる(笑)。
ーー(笑)。まさに”スペイシー”なレーベルですね(笑)。
starRo : でもね、3年後には絶対に、俺かEsta.のどちらかが、グラミーを取ってます。だろう?
Esta. : そうだね。絶対そうだ。
「INTERSECTION」アーカイブ
第1回特集 : MUTA
MUTA from YNGDRNK / MutaEP
"YOUNG DRUNKER" 3MC'sの1人。 Fla$hBackS Album「FL$8KS」収録曲「g3」への客演で知られ、公園と霊園を隔てる言問streetにRec studioを持つ"FIVE STAR RECORDS"所属のRapper、Muta。無二の声質と多彩な引き出しをlightにtightにわからせる、6 trax.EPをこの度drop。爆心地は池袋から全国へ拡散。All Tracks Prod. by Febb as Young Mason(Fla$hBackS)。Bonus trackに地元からQron P's beatをFeat。2013年10月13日(日)池袋bed『GONZALES』にて先行発売したところ即完売した本作は特定レコードショップでも取り扱われる様になり、この度更にOTOTOYからの独占配信がスタート!
PROFILE
Soulection
アメリカ Los Angelesを拠点にするラジオホスト・レーベル・音楽クリエーター集団。
Bass Music、Trap、Juke、Footwork、Hip Hop、Houseなど現在のビート・ミュージックにおける最先端の音を基調にしつつ、往年のソウル・R&B・ジャズなどのテイストがミックスされ、未来的なサウンドとオーガニックなサウンドがブレンドされたスタイルが特徴。こうした音を”The Sound Of Tomorrow”と呼び、プッシュし続けている。
2011年にJoe Kay、Andre Powerによりswiss replica watches 設立。Joe KayがホストDJをつとめるSoulection Radio(ネットラジオおよびFMラジオKKJZ 88.1 FMで毎週土曜日3時間放映)は、MixCloudの2013年ベスト・ネットラジオ11選に選ばれるなど、フレッシュな音楽の発信源として着実な地位を築く。と同時に、SoundCloudを中心とした音楽配信の新しいソーシャル・メディア・プラット・フォームを積極的に活用し、ラジオとソーシャルメディアのシナジーにより、ファン層が加速度的に増え続けている。
今アンダーグラウンド・エレクトロニック・ミュージックシーンで最もホットな都市Los Angelesにおいて、すでにAlpha Pup、Brain Feeder、Stone Throwsの次を担うレーベル・コミュニティーとして注目を集めており、その視線はメジャーから集まっている。
最近では、グラミー賞ノミネート曲Wiz Khalifa - Remember You ft. The WeekndをSoulection所属アーティストD-Patがプロデュースしたことで、その注目はさらに強まっている。
前述のD-Patの他にSoulection所属の代表的なアーティストとして、Ta-Ku, Sango, Mr. Carmack, ESTA., IAMNOBODIなどがいる。
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