流麗なる歌とピアノのロウな魅力、響き渡る――シンガー・ソングライター、aoki laska最新作ハイレゾ配信

USインディーを中心に、OWENや4 bonjour’s partiesなど洋邦の良質なアーティストを届けるインディ・レーベル"& records"初の日本人女性シンガー・ソングライター、aoki laska。デビュー前から戸高賢史(ART-SCHOOL / Ropes)が絶賛するなど話題を呼ぶなかリリースされたファースト・アルバム『it's you』から早3年。初のセルフ・プロデュースで作り上げたセカンド・アルバム『ひとりの美術館』がリリース。京都への移住、結婚等を経て、改めて歌と向き合ったという今作は、ほぼピアノと声だけで構成。トクマルシューゴ、LOSTAGEなども手がけるエンジニア、岩谷啓士郎が録音からミックス、マスタリングを手掛け、豊かな音の紡ぎや空気の表情までも感じ取れるような作品に仕上がった。OTOTOYではその音の繊細さを拾い上げるハイレゾ配信。aoki laskaへのメール・インタヴューを踏まえた金子厚武によるレヴューで、今作の変化を解き明かした。

aoki lask / ひとりの美術館

【Track List】
01. 帰る場所 / 02. きみはだれ / 03. ひとりの美術館 / 04. うたうようにおどる おどるようにうたう /05. 声 / 06. もっと / 07. 夜をこえて / 08. 僕の本

【配信形態 / 価格】
〈左 : ハイレゾ版〉
24bit/96kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 200円 / アルバム 1,600円(各税込)
>>ハイレゾとは?
〈右 : 通常版〉
16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC、mp3
単曲 150円 / アルバム 1,200円(各税込)

【アルバム購入特典】
・ボーナス・トラック「夜をこえて alternate version」(2015年7月17日までの期間限定)
・歌詞ブックレット(PDF)

改めて自分自身の内面と徹底的に向き合い、再度綴り始めた私小説の第一章

私小説なんですよね、わたしのアルバムって結局。
(以下、すべて発言は回答のまま)

3年ぶりの新作『ひとりの美術館』を完成させたaoki laskaは、作品に対してそんな印象を語ってくれた。folk squatの平松泰二をプロデュースに迎え、カラフルなトラック・メイキングに彩られた初のフル・アルバム『it’s you』のリリース後、aokiは4 bonjour’s parties、LLamaの日下部裕一との結婚を機に、東京から京都へと移住。人生の節目を経て制作された新作は彼女にとって初のセルフ・プロデュース作であり、ほぼピアノと歌のみという削ぎ落とされた音楽性のアルバムとなった。

前作を出してから割とすぐに曲がたまってきたので、誰かどうにかしてくれるかと思ってしばらく待ってみたけど、誰もどうにもしてくれなかったので(当たり前) ああ、逃げられないこれは自分でやらなきゃいけないんだと気付き、そこから模索して色々試して、今回の形になりました。

――結婚と京都への移住によって、音楽との向き合い方はどのように変化しましたか?

これがあまり変わらなくてびっくりしました。何処にいても自分は自分なんですね。相変わらず、もがいてます。

aokiは人生においてたびたび大きな環境の変化を経験している。生まれは神奈川だが、父の仕事の都合で幼くして福岡へと引越しをして、4歳でピアノとクラシック・バレエを始める。その後大学を中退し、父親の赴任先だったニューヨークに渡ると、先生についてオペラやジャズを吸収。日本に戻ってきてからは、東京を拠点に音楽活動を続けるも、今度は京都へ。まるで音楽に導かれるかのように旅を続けてきた彼女だからこそ、「何処にいても自分は自分」という言葉には説得力がある。とはいえ、結婚と京都への移住が彼女の人生において大きな転機となったことは間違いないだろう。『ひとりの美術館』は「帰る場所」という曲で静かに幕を開ける。

これはずいぶん昔の曲なんですけど、作ったときはそれ(帰る場所)が分からなくてふらふらしていたとおもう笑。帰る場所って、自分が根っこをおろせた場所かなと、今おもいましたけど。

aokiは前作『it’s you』について、「aoki laskaのプロローグ 、0章 という作品とおもう」と答えてくれている。冒頭の発言と合わせて考えると、つまり新作は、彼女が初めて「根っこをおろせた場所」で、改めて自分自身の内面と徹底的に向き合い、再度綴り始めた私小説の第一章なのだと言えよう。〈私の声は どこへ行ってしまったの? 〉という歌い出しから、独特の倍音を響かせて〈私の声はここよ〉と締めくくる「声」について、彼女はこんな風に語る。

これは私の詩ではないんですけど(aokiの実弟、青木純の作詞)、率直に言うと、個性をだそうだそう、とするのをやめようと思いました。逃げるなよ、本当の素の声を出せよ、と。

デビュー作の『about me』からスタートし、『it’s you』で他者を発見したaokiが、もう一度「私」を再発見するアルバム。『ひとりの美術館』はそんな風にも言え、だからこそ、ピアノと歌という裸の状態であることが重要だったのだろう。そんな作品の方向性は、アンビエンスたっぷりの音像と、最小限のオーバーダブによって、彼女の「素の声」をそのまま録音した、エンジニアの岩谷啓士郎にもすぐに伝わっていたようだ。

KCさん(岩谷)にはデモを送って、生ピアノで録りたいからってことで場所決めてっていうことくらいしかレコーディングについてやりとりしてないんですよね。やってる時も特にそういう話してないし。多分デモの音でわたしが今回大事にしたいことを汲み取ってくれたんじゃないかなあ、と。TwitterでKCさんが、『ひとりの美術館』について 「~無理も嘘もないアルバムになりました」みたいなことを書いてくれてて、なんで私の気持ちが解るんだろう? とおもいました笑。

こうして完成した『ひとりの美術館』は、まさにaokiの音楽家としての素がダイレクトに伝わってくる作品である。矢野顕子や二階堂和美の弾き語りがそうであるように、リズムはなくとも、その歌声とピアノからは身体が紡ぎ出すグルーヴが感じられ、また、音数は少なくとも、やはり彼女の楽曲は非常に映像的だ。タイトル通り、美術館をめぐっているぐらいの、ちょっとした非日常へと聴き手を誘ってくれる。

今回のアルバムの全曲通じて、寓話的なイメージが浮かんでて、自分のなかではそれが1曲1曲はっきりとあったので、イメージにあう音を足し引きしてはめていったってかんじです。

――アルバムのタイトルにもなっている「ひとりの美術館」のテーマを教えてください。ビブラスラップ、紙を破く音、フライパン(正確には、中華鍋)の音は、どういったイメージで入れられているのでしょうか?

本当は頭にドラの音を入れたかった、けどドラが高くて諦めた…。中華料理店、赤、狂ってる中国人店主、、

タイトルは「ひとりの美術館」だし、歌詞にも中華料理店は一切出てこないのだが、それでもイメージは中華風というのが面白い。〈本当はあるんでしょう? みえないのに 感じるもの〉という歌詞があるように、「大事なのは表面的なことではなく、イマジネーションだ」というメッセージでもあるのかもしれない。そして、それは以下のやり取りに通じる話であるようにも思える。

――ちなみに、「ひとりの美術館」から「メトロポリタン美術館」を連想したのですが、あの曲に想い入れはありますか?

それ結構いわれてたんで、嫌になって「あなたの手」にタイトルを変えようとしたら、畠山社長に「ひとりの美術館のほうが圧倒的にいいね!」といわれたので戻して、そのあと開き直ってアルバムのタイトルにしました。メトロポリタン美術館は一応しってる 、くらいでしょうか。

「帰る場所」から始まる私小説の第一章は、前述の「ひとりの美術館」や「声」、さらには青木純の作詞による「きみはだれ」(彼は趣味で絵本の話を書いているそうで、そのテイストが寓話的な世界観にマッチしている)、クラシックバレエの経験とリンクするであろう「うたうようにおどる おどるようにうたう」など、総じてアイデンティティがテーマになっている。そして、〈私はここにいて だれにも似ていない〉と歌う「もっと」から、唯一のアコギ曲「夜をこえて」を経て、「僕の本」の〈分かり合うためなら いくらでも時間をつなごう〉〈僕はなにもできない いつまでも時間をつなごう〉というラインで、アルバムはゆっくりとエンディングを迎える。日下部のコルネットをフィーチャーしたこの曲の美しさは、本作の中でも出色の出来だ。

これ(「僕の本」)は一番最近の曲。率直にいうと「夫婦をあきらめない」ということですね笑。

「私」をめぐる私小説の終着点は「私とあなた」の歌。aoki自身、楽曲について「寓話的なイメージがあった」と話しているし、実際彼女の楽曲からは非日常感も感じられるのだが、それでも本作においてはいつになく生活との距離が近く感じられるのは、音楽的に素の状態であることに加え、今彼女が日々の生活をとても愛おしく感じていることの反映に他ならない。不確かな日々の中で、それでも信じることのできる何かをつかむまでの、ささやかだが、未来へ向けたとても大事な第一章。『ひとりの美術館』は、そんなアルバムだ。

aokiは今後について「制作はしていくとおもう、しっかり」と答えてくれている。それがもう一度弾き語りベースの作品になるのか、それとも京都で知り合った愛すべき音楽家たちが多数参加するような作品になるのか、それはまだわからない。ただ少なくとも、私小説はまだまだ始まったばかりなのである。やや堅い文書になってしまい、彼女のチャーミングな部分が伝わりづらいかと思うので、最後に、おまけで用意した質問に対する彼女の回答を載せておこう。

――aokiさんはCHARAさんから大きく影響を受けていて、きっかけはYEN TOWN BANDだったそうですね。先日バンドの復活がアナウンスされましたが、どんな心境でしょうか?

この情報をネットで見つけて、驚きのあまり一瞬息がとまりましたが、そりゃあたしも33歳だわ! とおもいました(ハート)

文 : 金子厚武

過去作&関連作もハイレゾで!!

aoki laska / it's you

『about me』に続き、folk squatの平松泰二が全面プロデュース。ライヴでの核となった「物語」や「ひとつになりたい」、平松のトラックが冴え渡る、ポップな「みてみて」「kiseki」、アメリカのシンガー・ソングライター、エイミー・マンのカヴァーなど、どんな楽曲にも彩りを与える彼女の歌声の魅力を存分に伝えるヴァラエティに富んだ全10曲。

>>【発売記念対談】aoki laska×山田杏奈はこちら

aoki laska / about me

folk squatの平松泰二がプロデュース、録音、ミックス、マスタリングを手がけ、YOMOYAの長倉亮介、元nhhmbaseの入井昇、4 bonjour's partiesの日下部裕一がサポートしたファースト・ミニ・アルバム。彼女の豊かな歌声とピアノの調べをシンプルに聴かせるポップな仕上がり。

>>インタヴューはこちら

PROFILE

aoki laska

2011年12月、ミニ・アルバム『about me』で& recordsよりデビュー。同レーベル所属であるfolk squatの平松泰二がプロデュース、レコーディング、ミックスを手がけ、同じく同レーベル所属であったYOMOYA(現在は解散)の長倉亮介、4 bonjour’s partiesの日下部裕一も参加したこの作品は、ART-SCHOOL、Ropes の戸高賢史が絶賛コメントを寄せるなど、リリース前から大きな話題を呼び、強烈なインパクトを残す。リード・トラックである名曲「群れ」 はTOKYO FM やFM 石川、USENなどでヘビーローテーションとなる。同曲のMVの監督はenvyやLOSTAGE、チャットモンチーらの作品を手がけるMINORxU。2012年、初の関西ツアーや東北ツアーも成功させ、3月にはCharaや坂本真綾もファンであるというアメリカのOWENの前座も務める。4月には、デビュー後わずか半年たらずでARABAKI ROCK FESTに出演するという快挙を果たす。6月にはスズキの軽自動車「ラパン」のTV CMで、広末涼子の「大スキ!」をカヴァー。全国で大量オンエアされ話題に。

そんななか、前作からわずか半年のインターバルでファースト・フル・アルバム『it’s you』をリリース。前作同様、folk squatの平松泰二が全面プロデュース。どんな楽曲にも彩りを与える彼女の唄声の魅力を存分に伝えるヴァラエティに富んだ全10曲となり、シンガー・ソングライターとして、その才能を大きく開花させた。9月に、代官山晴れたら空に豆まいてにて、ゲストにYeYe、Predawn、Carolineを招いて開催されたリリース・パーティーは、現在最高の女性シンガー・ソングライター祭りといった趣となり、ソールド・アウトの大盛況のうちに終了した。その後、結婚を機に京都へ移住。2015年6月、3年ぶりとなるアルバムをリリースする。

>>aoki laska Official HP

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インタヴュー

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