mona records

Laura day romanceは、両極の“なかみち”を進む──サード・アルバム前編『合歓る - walls』リリース

インタビュー

Laura day romanceは、両極の“なかみち”を進む──サード・アルバム前編『合歓る - walls』リリース

いま、Laura day romanceは目まぐるしい進化を遂げている。たしかな実力で着々と国内外からリスナーを集め、ライヴの規模は回を重ねるごとにスケール・アップをし続けている。そんな彼らがアナウンスしたサード・アルバムは前後編の2部構成となり、この度、前編となる『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)がリリースされた。歌詞における箱庭的な親密さと、リアルを超えていくようなサウンドスケープが共存した、渾身の一枚だ。このアルバムを携えて、Laura day romancはどこへ進んでいくのだ…

より広く、より外側に届けたい──眉村ちあき『うふふ』で辿り着いた新たな“境地”

インタビュー

より広く、より外側に届けたい──眉村ちあき『うふふ』で辿り着いた新たな“境地”

今年2024年に、声帯のう胞の切除手術を乗り越えた眉村ちあき。彼女がデビュー5周年を飾る7枚目のアルバム『うふふ』で展開したのは、より多くの人へ届くよう視野を広げたポップスだった。話を訊くと、手術や休養を経ての価値観の変化が彼女の表現者としての成長を促し、今回のような強度の高いアルバムを完成させたのだろうとうかがえる。今回のインタヴューでは、素朴なヴィジュアルのジャケットに込められた音楽へのストイックな想いや、自身、そして聞き手に向き合いながら作られた今作の全貌について、話を訊きました。...…

いつも全身全霊で楽しんだら、それでうまくいく──結成10周年のTENDOUJIは次のフェーズへ

インタビュー

いつも全身全霊で楽しんだら、それでうまくいく──結成10周年のTENDOUJIは次のフェーズへ

結成10周年を迎えたTENDOUJIから、セルフ・タイトル・アルバム『TENDOUJI』が届けられた。アルバムを飾る“TENDOUJI のテーマ”のBPM高めなドラムマシンのビートで幕を開けるやいなや、ハッと目が覚めたようにグイグイとTENDOUJIの陽の渦に飲みこまれる。この10年でよりシンプルに、よりストレートに、研ぎ澄まされた爽快なバンド・サウンドでごきげんにドライヴし続け、聴きおわるころにはじんわりと汗をかいていることに気づく。最高の気分だ! この突き抜けたハッピーさを前に敵うものなんてないんじゃ…

ミニマルな音作りで映し出す、kiki vivi lilyの今

インタビュー

ミニマルな音作りで映し出す、kiki vivi lilyの今

kiki vivi lilyが最新EP『Blossom』をリリース。情報量が多い楽曲が日々リリースされる今日において、飾るよりもあえて削ぎ落とすイメージで制作を進めたと彼女は語る。そして生み出された本作は、コンパクトに仕上がっているものの、彼女の魅力的な歌声や安定したグルーヴがより一層感じられる一作となっている。それぞれの楽曲にどのように命を吹きかけたのか、制作背景や各楽曲のポイントをじっくり語ってもらった。...…

【ライヴレポート】なぜ、戦慄かなのと眉村ちあきは共鳴し合うのか──〈LEVEL UP vol.4〉at 渋谷WWW

ライブレポート

【ライヴレポート】なぜ、戦慄かなのと眉村ちあきは共鳴し合うのか──〈LEVEL UP vol.4〉at 渋谷WWW

2023年2月7日に、戦慄かなの不定期イベント「LEVEL UP vol.4」が、渋谷WWWにて開催されました。ゲストアクトの眉村ちあき、そしてシークレットゲストとしてNプロダクション所属の新グループ、Snaccとともに作り上げたこのイベント。この夜、どのような化学反応が起きたのか。その模様をレポートでお伝えします。...…

大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

インタビュー

大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

シンガー・ソング・ライター、大柴広己が8枚目のアルバム『LOOP 8』をリリース。2014年にリリースしたアルバム『それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ。』からはじまり、これまで5枚のアルバムを通して描き続けてきたストーリーの最終章となる作品である。様々な歩みを経て最終的には愛へと帰結する──そんなことを描いた、まっすぐでハートフルな1枚の制作過程を探りつつ、これまでの作品と本作の関係性について語ってもらった。大柴広己というアーティストの強いこだわりが伝わるインタビューである。 ...…

さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

インタビュー

さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

ポップなメロディーにちょっぴりビターな歌詞が共感を呼ぶ、シンガー・ソング・ライター、さとうもか。TikTokを中心に様々なSNSで話題となっているヒット曲「melt bitter」をはじめ、多くの人の心に寄り添う失恋ソングを多数リリースしてきた。そんな彼女が今回、これまでで最もポジティヴなラヴ・ソング「魔法」を制作。“素直”をテーマに、相手の心とまっすぐ向き合う姿勢が綴られた、ピュアな1曲に仕上がっている。アーティスト、さとうもかの感性と、ひとりの人間としての感情がぎゅっと詰まった新曲を中心に、彼女自身の恋…

キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

インタビュー

キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

甘いようで、甘くない。時には、苦しいくらいリアルな歌詞を綴るシンガー・ソング・ライター、さとうもか。弾むようなポップ・サウンドも相まって、tofubeatsやaikoらも絶賛するなど、著名人からも支持されている彼女。だが、その存在は不思議とすごく近くに感じられる。きっとそれは、さとうもかの考え方を素直に綴った歌詞に、リスナーが多くの“共感”を覚えるからだろう。例えば、リード曲“Woolly"の「“私くらいしか君のこと分かれない” それが幸せだと思ってた」や“いちごちゃん”の「何もいらないけど 何かが欲しくて…

いま、いちばん身近な幸せをあなたに──味覚の秋、kiki vivi lilyが届ける極上の音楽のフルコース

インタビュー

いま、いちばん身近な幸せをあなたに──味覚の秋、kiki vivi lilyが届ける極上の音楽のフルコース

スウィートな歌声とメロディー・センスでファン層を拡大し続けているSSW、kiki vivi lilyが新作アルバム『Tasty』をリリース。タイトルの通り、味覚をテーマに作られた今作は、荒田洸(WONK)とMELRAWがプロデュースを務め、トラックメイカーとして、Shin Sakiuraや盟友Sweet Williamらが参加。得意のR&Bやソウルを軸に、ダンス・ミュージックを意識したアレンジやハワイアン・レゲエなど、様々なジャンルの楽曲を味わうことのできる、まさにフルコースな内容に仕上がっています。…

Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

インタビュー

Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

リリースから若干の時間が経ったいま、Laura day romanceのメンバーそれぞれはふたつの対照的な新作をどのように捉えているのか。彼女たちには約1年前にOTOTOYで初インタヴューを行ったが、そのときは前作『farewell your town』に触れつつも、バンドの根幹をお伝えするような内容をお届けした。そして今回は4月、5月と2ヶ月連続でリリースされたシングル「fever」「東京の夜」についてがっつり迫ったインタヴューを決行。そのためLaura day romanceの音楽性がより伝わる記事とな…

「音楽って宇宙みたいなもの」──大柴広己の真髄に触れた新作『光失えどその先へ』

インタビュー

「音楽って宇宙みたいなもの」──大柴広己の真髄に触れた新作『光失えどその先へ』

大柴広己の新作『光失えどその先へ』。タイトルからは正しくコロナ禍のことを歌ったアルバムを連想するが、どうやらそうではないらしい。なんと、2018年にリリースされたファースト・アルバム『人間関係』からの“繋がり”が隠されているとのことだ。そんな長期にわたる思考を辿った後、本日リリースされた新作の収録曲それぞれについてもたっぷりとお伺いした。15周年を迎えるこれまでの道中で、芽生えた喜怒哀楽、見た景色、変化した想いなど、そういったもの全てが反映された1枚だと思う。制作はたった3人、レコーディングは6畳間の練習場…

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

連載

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回は高岡洋詞による9枚。エッジの効いたアイドル、SSWなどなどさまざまなスタイルの現在進行形のポップ・ミュージックをテーマにセレクト&レヴュー。 ...…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

来年1番いいバンド”はTENDOUJIだ!!! ──心を熱く燃やす必殺ソング「FIREBALL」リリース

インタビュー

来年1番いいバンド”はTENDOUJIだ!!! ──心を熱く燃やす必殺ソング「FIREBALL」リリース

まるでサッカーの応援歌のようなイントロから、タイトなビートに乗せされたスタジアム・ロック感もあるサウンドが印象的な新曲「FIREBALL」をリリースしたロック・バンド、TENDOUJI。シーン屈指のライヴバンドとして全国各地でフロアを盛り上げてきた彼らも、2020年はライヴができない日々が続いた。その代わりと言ってはなんだが、“HEARTBEAT”、“SUPER SMASHING GREAT”、“YEAH-SONG”、“SURFPUNK”と、これまで以上に1曲1曲の色が鮮やかで、すべてがリード曲をなりうる強…

生活の柔らかさと痛み──Cody・Lee(李)、ファースト・アルバム『生活のニュース』

インタビュー

生活の柔らかさと痛み──Cody・Lee(李)、ファースト・アルバム『生活のニュース』

結成から約2年、初のフル・アルバム『生活のニュース』をリリースしたCody・Lee(李)。オーディション枠での〈BAYCAMP 2019〉出場、ミニ・アルバム『シティボーイズ・オン・ザ・ラン』リリース・パーティーのソールドアウトなど徐々にその名を広げてきた彼ら。昨年から新体制を迎えたバンドは、今作で現地点のサウンドを示す。レコーディングではストリングスに谷崎航大(THEラブ人間)、キーボードに中野郁哉を迎え、“dizzle”などの緩やかな日常を描いたメロディアスなギター・ロックから、パンク色全開な衝動で突っ…

kiki vivi lilyが贈る幸運のお守り──新作ミニ・アルバム『Good Luck Charm』に秘めた遊び心

インタビュー

kiki vivi lilyが贈る幸運のお守り──新作ミニ・アルバム『Good Luck Charm』に秘めた遊び心

スウィートな歌声とR&Bやソウルを下地にしたメロディーセンスで話題のSSW、kiki vivi lily。前作『vivid』から一年半ぶりとなるミニアルバム『Good Luck Charm』は、WONKの荒田洸がプロデュースし、Sweet William、nobodyknows+、Kan Sanoらと共に作り上げた全6曲が収録されています。今回オトトイでは、今作に込めた想いと制作秘話を伺いました。2020年12月22日にはワンマンライヴの開催も決定している彼女。インタヴューもライヴも必見です。...…

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

連載

REVIEWS : 007 国内インディ・ロック(2020年8月)──綿引佑太

毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回は、京都在住のライター、綿引佑太が登場。国内インディーの良質なポップス9作品をご紹介します!大阪を拠点に活動する男女混声の4人組バンドの最新作。素朴かつ強かに奏でられる確かなポップスは前作からそのまま、苦い思い出や生活の変化など彼らの内側により深く潜り込んだ歌詞世界が綴られたことで結果的に表現が外へ向けて大きく開いた、バンドの方向が定まる記念すべき1枚となった。作曲者の宮本が自戒の曲と語る“君が一番”と“…

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

連載

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

毎回、それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。ノーウェーヴ・バンドAIZのWeird Instruments担当/ライターのNord Ost(松島広人)が、2020年のムードを感じる国内インディペンデントミュージック作品をセレクト。多くの人が待ち望んでいたであろうTHE NOVEMBERSの最新作は、レコーディングにあたりyukihiro(L'Arc〜en〜Ciel)を迎えるなど、今作にかける並々ならぬ熱量が感じられる大作となった。前作から続くポストパ…

Laura day romance、ルーツが交差する音のタペストリー

インタビュー

Laura day romance、ルーツが交差する音のタペストリー

東京を拠点に活動する4人組バンドLaura day romance(ローラ・デイ・ロマンス)が、待望の1stフル・アルバム『farewell your town』をリリースした。様々なジャンルを卓越した演奏と歌唱でロックなバンド・サウンドにまとめ上げた前作までと比べ、今作はカントリーやフォークを基調とした生鳴りの楽器が心地よい、落ち着いた音作りが印象的な作品となっている。きめ細やかなアレンジやアートワークなど随所から感じる「音の美意識」に加え、20代前半の彼らが映し出す世界の在り方を正直かつドラマティックに…

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

インタビュー

USインディ・ポップ直系のサウンドで熱海まで、Jan flu

数多いるアーティストの中からOTOTOY編集部がグッときた、プッシュしたいアーティストを取り上げるこのコーナー。第13回は、先日EP『Sports』をリリースしたばかりのJan flu。マイペースな活動を続ける彼らですが、そのサウンドはワールドワイドな活動を行う韓国のHYUKOHやSay Sue Me、シンガポールのSobsらアジアのインディポップシーンと共鳴するであろう可能性を秘めている、と個人的には思っています。インディ・ポップ、ドリーム・ポップの素晴らしさを思い出させてくれる、情緒あふれるインディサウ…

もうハッピー・グルーヴだけじゃない! いまがTENDOUJIの変革期!

インタビュー

もうハッピー・グルーヴだけじゃない! いまがTENDOUJIの変革期!

まるでカンフー映画のオープニングを思わせるようなイントロから、甘くキャッチーなギター・ソロで幕を開けるTENDOUJIの1stシングル「COCO」。サーフ・ポップ・パンク調の“COCO”は、いままで以上にモリタのエモーショナルな歌声が聴ける楽曲であり、TENDOUJI史上もっともメッセージ性の強い楽曲だ。フジロックをはじめとした夏フェスに多く出演し、さらには憧れのティーンエイジ・ファンクラブの来日公演にサポート・アクトとして参加するなど、2019年は、TENDOUJIの音楽がこれまで以上に急速に聴かれ…

【開催直前鼎談】 今年の〈ボロフェスタ〉は自身の感性を信じて踊れ!

インタビュー

【開催直前鼎談】 今年の〈ボロフェスタ〉は自身の感性を信じて踊れ!

京都で2002年から続く音楽フェス〈ボロフェスタ〉の開催が迫ってきました! 今年もBiSHやZAZEN BOYS、カネコアヤノなどのシーンをにぎわしたアーティストをはじめ、No Busesやズーカラデルなどといった注目の若手バンドまで、これまでの〈ボロフェスタ〉同様、知名度の有無やジャンルに関係なく主催者が「観たい! 呼びたい!」と思うアーティストがラインナップ。...…

【もんじゃ対談】2019年の栄光の星ふたつ──クリトリック・リス × 眉村ちあき

インタビュー

【もんじゃ対談】2019年の栄光の星ふたつ──クリトリック・リス × 眉村ちあき

4月20日に日比谷野音にてワンマン・ライヴを開催するクリトリック・リスが3rdアルバム『ENDLESS SCUMMER』をリリースした。スギムの自主リリースとなった今作はより温かみのあるやりたい放題な1作に。OTOTOYでは今作の配信を開始するとともに、同じソロとして活動する眉村ちあきとのもんじゃ対談を敢行。お互いの魅力やふたりの共通点とはなにか。食べまくり喋りまくりのこの様子を、写真たっぷりでお届けします!...…

北欧の風を纏う2バンドの邂逅──Ribet towns × yuleコラボ企画“Movement”始動

インタビュー

北欧の風を纏う2バンドの邂逅──Ribet towns × yuleコラボ企画“Movement”始動

”渋谷と北ヨーロッパに憧れるバンド”として、トイポップや渋谷系などからも影響を受けた楽曲を鳴らす12人組バンド、Ribet towns。そして多彩な楽器を使用して鳴らされる煌びやかなサウンドと男女混声で歌われる楽曲で注目を集める男女混声6人編成バンド、yule。互いに北欧からの影響を強く感じるこの2組が、コラボ企画“Movement”を始動させた。...…

インディーズにこれでお別れ!!──眉村ちあき、30曲入りアルバム『ぎっしり歯ぐき』配信開始 & インタヴュー掲載!!

インタビュー

インディーズにこれでお別れ!!──眉村ちあき、30曲入りアルバム『ぎっしり歯ぐき』配信開始 & インタヴュー掲載!!

初出演で彼女の転機となった「ゴッドタン」では自身がフィーチャーされた企画で再度ピックアップ、ゴールデン・タイムのTV番組やソフトバンクのCM出演、大型フェスにも出演が決定しているなど、まさに破竹の勢いで突き進む“弾き語りトラックメイカー・アイドル”眉村ちあき。トイズファクトリーからのメジャー・デビューも果たした彼女がこの度インディーズではラスト、初の全国流通作にしてこれまで彼女が発表してきた楽曲の中から30曲(!)を再録した作品『ぎっしり歯ぐき』をリリース!! 今年6月には新木場スタジオ・コーストにて3rd…

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

ライブレポート

【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party

特出したメロディ・センスを携え、「カッコイイ」を内包した「カワイイ」クリエイティヴを表現するシンガー・ソングライターでトラックメイカーのMomが、初のフル・アルバム『PLAYGROUND』をリリース。2018年12月6日、betcover!!、さとうもかを迎えて、Shibuya O-nestにてリリース・パーティーが開催された。今後の音楽シーンの台風の目になるであろう、注目の若手アーティスト3組が集結したこの日の様子を、写真とともにお届けします。さらにMomによるクリスマス・プレゼント、新曲「スーパースター…

爆発寸前! 魔法がかかった新境地へ! ──TENDOUJIのぶらり旅〜浅草編〜

インタビュー

爆発寸前! 魔法がかかった新境地へ! ──TENDOUJIのぶらり旅〜浅草編〜

OTOTOY編集部の鈴木が今年出会ったどんな作品よりもオススメしたいTENDOUJI『FABBY CLUB』がついにリリース。活動初期から「売れたい!!」と公言している彼らですが、ここに断言します。今作のリリースでTENDOUJI、売れちゃう!!! 聴いたらビリビリッと脊椎反射でそのかっこよさにノックダウンしてしまうこと間違いなし! 本当に全音楽ファンに聴いてもらいたい、ロックでポップでキャッチーで、それでいてホロリともしちゃうアルバムになっています。みんな、早く聴いて!!...…

【LIVE REPORT】TENDOUJI自主企画〈MAKE!TAG!NIGHT!!!〉@WWW X

ライブレポート

【LIVE REPORT】TENDOUJI自主企画〈MAKE!TAG!NIGHT!!!〉@WWW X

持ち前のキャラクターとパーティー感でありとあらゆるイベントに引っ張りだこのロック・バンド、TENDOUJI。〈HUNG!GET!TAG!NIGHT!!!〉(通称ハゲタクナイ)など彼らの本音がもれすぎているタイトルの自主企画を行ってきた彼らが、新たに自主企画を行った。その名も〈MAKE!TAG!NIGHT!!!〉(通称マケタクナイ) 。そして今回は曽我部恵一BANDとのガチンコ・ツーマン・ライヴ! 2018年10月20日(土)に渋谷WWW Xにて行われた熱いライヴの模様をお届けする。...…

18組のアーティストによる解体/再構築でたどり着いた、「いま」のサニーデイ・サービス──『the SEA』配信開始

インタビュー

18組のアーティストによる解体/再構築でたどり着いた、「いま」のサニーデイ・サービス──『the SEA』配信開始

今春、ゲリラ・リリースとなったサニーデイ・サービスのアルバム『the CITY』。そしてほぼ間髪を入れず、Spotifyのプレイリストという形で順次発表された『the CITY』収録楽曲のリミックス・再構築プロジェクト『the SEA』。2018年の5月7日から6月25日までの間、自身による「FUCK YOU音頭」を含めて、総勢18名が『the CITY』の楽曲を、リミックス / リアンレンジ / カヴァーなどなどさまざまな方法で解体・再構築したプロジェクトである。そしてこのプロジェクトの6月25日をもって…

京都から広がる男女12人夢物語──Ribet towns初全国流通盤をハイレゾで

レビュー

京都から広がる男女12人夢物語──Ribet towns初全国流通盤をハイレゾで

どこまでも幸福に満ちあふれるサウンドを奏でる12人組バンド、Ribet townsが初の全国流通盤をリリースする。跳ねるように刻まれるビートを土台に、ピアニカ、トイピアノ、マンドリンといった楽器がひとつとなって押し出されるハッピーな音色と、どこか物悲しげな歌詞と合わさることで、Ribet townsの音楽は楽しいことばかりではない日々に寄り添う。OTOTOYでは今回のリリースに合わせて音楽ライター、峯大貴による『ショーケース』のレヴューを公開。慎ましやかに暮らす人々の毎日をカラフルに染め上げる彼らの音楽が全…

View More Interviews/Columns Collapse
弾き語り、トラック・メイク、会社経営!?──各所で話題を集めまくっている、眉村ちあきって一体何者!?

インタビュー

弾き語り、トラック・メイク、会社経営!?──各所で話題を集めまくっている、眉村ちあきって一体何者!?

弾き語りからトラック・メイク、そして会社経営までこなし、その独自の作曲センスと高い歌唱力で各方面から注目を集めまくっている“天才シンガー・ソング・ライター・カリスマ・アイドル”、眉村ちあき。彼女が5月にタワーレコードにて限定発売した自主リリースのアルバム『Germanium』『海苔汁』『ハタチの女 オブ アメリカ』の3作(こちらもOTOTOYにて好評配信中です!)より選曲した楽曲を再レコーディングした現時点でのベスト盤ともいうべき作品『目尻から水滴3個、戻る』がOTOTOYでもハイレゾにて配信スタート! し…

ハッピー・グルーヴ満載バンド、TENDOUJI──新EP『BUBBLE POPS』を配信開始

インタビュー

ハッピー・グルーヴ満載バンド、TENDOUJI──新EP『BUBBLE POPS』を配信開始

今年3月にアメリカ最大規模のカルチャー・フェス〈SXSW〉への出演をはたし、海外からも注目を集める、4人組ロック・バンド、TENDOUJI。着々と活動の幅を広げる彼らが、待望の新作『BUBBLE POPS』を2018年4月18日にリリースした。ハッピーで心踊る「Kids in the Dark」や、気持ち和らぐメロウなナンバー「June song」など、爽やかな春の空にTENDOUJIが込める至極のポップスが鮮やかに弾けていく作品となっています! TENDOUJIらしさ溢れる今作を、ぜひインタヴューと共にお…

シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽プロデュースのフル・アルバムをリリース

レビュー

シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽プロデュースのフル・アルバムをリリース

岡山出身のシンガー・ソングライター、さとうもかが待望のフル・アルバム『Lukewarm』をリリースした。“新世代のユーミン”と称されるようにシティ・ポップを彷彿させながらも、繊細かつ、ユーモラスな歌声で紡ぐポップ性がたまらない! 入江陽をアルバム・プロデュースに迎え、ゲストで鶴岡龍(LUVRAW)が参加したアレンジ面においても注目してほしい。今回OTOTOYでは3月14日から3月31日まで、今作をハイレゾ音源を独占配信します。レヴューとともに彼女の世界に浸ってみては?...…

【REVIEW】ルーツを表明し、越える──福岡発のニュー・カマー、よあけの1stアルバムを先行配信&期間限定フリーDLも!

レビュー

【REVIEW】ルーツを表明し、越える──福岡発のニュー・カマー、よあけの1stアルバムを先行配信&期間限定フリーDLも!

九州大学のサークル・メンバーで2015年に結成され、はっぴいえんど、山下達郎、PAVEMENT、sea and cake、ミツメ、ホテルドミニク、Mac Demarco...古今東西のポップ・ミュージックたちと、同郷の先達であるNumber Girlをナードな佇まいで咀嚼した、人懐こさと青さ漂うサウンドを鳴らす3人組、その名もよあけ(yoake)。 そんな彼らが九州のオルタナティヴ・シーンにおける最重要人物、PANICSMILE・吉田肇が主宰する〈Headache Sounds〉より初の全国流通作となる1s…

【INTERVIEW】朝も夜も、あなたの心にドッコイセ──Dokkoise Houseの変化し続ける「郊外型」シティ・ポップ

インタビュー

【INTERVIEW】朝も夜も、あなたの心にドッコイセ──Dokkoise Houseの変化し続ける「郊外型」シティ・ポップ

cero、そしてSuchmosらの登場によってシティ・ポップの一大ムーブメントが巻き起こった2015~16年。その隆盛を経て、一旦落ち着きつつあるライヴ・シーンのなかで、一層際立つバンドがいる。それがDokkoise House。シティ・ポップを都市から郊外に移したグッド・ミュージックは、都会的な側面と土着性を兼ね備え、HOLIDAY!RECORDSやモナレコードから一気に火が着いた。早耳のリスナーを虜にするその音楽性は、果たしてどこが源流となっているか。また、そのユニークなバンド名の由来は? ジャケットに…

【REVIEW】生活を彩る音楽隊、フィクションに誘い込むトイ・ポップ──Ribet towns『フラッシュフィクション』

レビュー

【REVIEW】生活を彩る音楽隊、フィクションに誘い込むトイ・ポップ──Ribet towns『フラッシュフィクション』

渋谷系や北欧音楽への憧憬を、京都という街から鳴らす12人組ポップ・バンド、Ribet towns。今年2月にファースト・ミニ・アルバム『ショートショート』を発売したばかりの彼らが、配信限定となるEP作品『フラッシュフィクション」をリリース。前作に収録されていた「メトロ」「ショートシネマ」のリアレンジと新曲2曲の全4曲を収録した今作を、OTOTOYでは発売日に先駆け、先日より配信スタート。ハイレゾでの配信もOTOTOYのみということで、これから要注目となるであろう彼らのサウンドをぜひ良い音で楽しんでいただくと…

【REVIEW】入江陽が誘う、不思議な別世界へ──入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自主レーベルからリリース

レビュー

【REVIEW】入江陽が誘う、不思議な別世界へ──入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自主レーベルからリリース

入江陽が約1年半ぶりとなるアルバム『FISH』を自身主宰のレーベル/出版社〈MARUTENN BOOKS〉からリリース! 生生まれ育った新大久保の喧騒を離れ千葉の郊外に移住。そんな彼がサウンドエンジニアの中村公輔のサポートのもと制作した今作は、リラックスしたムードで、魚を釣り上げるような、魚として泳ぐような、そんな雰囲気を纏った1枚となった。 ゲストにBOMI、岩出拓十郎(本日休演)、黄倉未来、ガクヅケ木田(芸人)、セミ(虫)といったバラエティ豊かな面々も迎え、トラックメーカーとしてTeppei Kakud…

【REVIEW】人に添い遂げる優しい風──Easycomeの2ndミニ・アルバムを配信開始

レビュー

【REVIEW】人に添い遂げる優しい風──Easycomeの2ndミニ・アルバムを配信開始

2015年に結成し、夏ごろから大阪中心に活動するバンド、Easycome。2017年7月リリース予定の下北沢モナレコードのコンピレーションCDに「夢中にならないで」収録、サブタイトルにも採用されるなど関西のみならず全国から注目されつつある彼女たち。ついに待望の2ndミニ・アルバム『お天気でした』を8月9日にリリースした。こちらをOTOTOYでも配信開始しました! と、ともにレヴューを掲載。ちーかま(Vo. / Gt.)の伸びやかで透き通った歌声と、どこか懐かしさのあるメロディ…… 等身大のEasycomeを…

【新世代参上! 】ガレージ・ロックが1番アツい夏──いま勢いづくインディ最前線

コラム

【新世代参上! 】ガレージ・ロックが1番アツい夏──いま勢いづくインディ最前線

暑い! そして熱い! この国のインディ・ロック・シーンのなかで、いま最も注目すべきサウンドはこれだ、キーワードはガレージ・ロックだ。ガレージ・ロックといえば…… 1990年代のあのバンドたち? なんていうのはもう昔の昔、2010年代も終わりですよ。今回紹介するのは8月9日に1stフル・アルバムをリリースしたばかりのTENDOUJIを中心に、とにかくスペシャルに活きの良いバンドたちを紹介していきますよ〜! グイーンとギターをかき鳴らして、ドカドカかっこいい、ロウなロックンロールを勢いよく奏でているかっちょいい…

【連載】タフな乙女のアパートメント〈花とポップス〉から4ヶ月連続リリース! 第3回座談会 つるうちはな × サトウトモミ × オガワマユ

連載

【連載】タフな乙女のアパートメント〈花とポップス〉から4ヶ月連続リリース! 第3回座談会 つるうちはな × サトウトモミ × オガワマユ

"タフな乙女のアパートメント"を掲げ、フリーランスの女性クリエイターが集まる、つるうちはな主宰のレーベル〈花とポップス〉。4ヶ月連続、計10タイトルのリリースに伴う連載の最終回となる第3回目は、10月、11月とミニ・アルバムをリリースしたサトウトモミ、そして11月30日にアルバムをリリースしたオガワマユと主宰のつるうちはなの3名の登場である。...…

生活になじむ音楽、〈路地〉1stアルバムリリース&インタヴュー公開

インタビュー

生活になじむ音楽、〈路地〉1stアルバムリリース&インタヴュー公開

男性3名、女性1名。東京のバンド〈路地〉。はっぴいえんど「風をあつめて」の冒頭一節に登場する単語であり、ceroにも「Roji」という楽曲がある。ポスト大貫妙子とも称される飯島梢(Vo,Syn)の歌声も含めてシティ・ポップ系譜のサウンドと想像していた。聴いてみると確かにその要素は多分にあるが、突如入るノスタルジックでリバーヴの効いた音の波、ハードなギターソロなど幅広いアプローチが垣間見える。そんなサウンドもやさしさで1つに包み込んでしまう飯島の歌声。地に足のついたリベラルな思考を持つ音楽集団だ。また日常と地…

花泥棒『Yesterday and more』配信開始

レビュー

花泥棒『Yesterday and more』配信開始

稲本裕太(Vo&Gt)とイラミナタカヒロ(Ba)の2人とサポート・メンバーから成るギター・ポップ・バンド、花泥棒。世代や流行の垣根をふわりと飛び越えて大衆に愛されるようなポップスを奏で続けている。2012年ごろ京都にて本格的に活動をはじめるも、稲本以外のメンバーが脱退。それに伴い拠点を東京にし『daydream ep』をリリース、500枚を完売させる。大型イベントである下北沢インディー・ファンクラブ(東京)、ボロフェスタ(京都)、見放題(大阪)では入場規制となるなど、インディー・ロック界隈で名前を定着させつ…

武井麻里子『NEW』を配信スタート&インタヴュー掲載

インタビュー

武井麻里子『NEW』を配信スタート&インタヴュー掲載

2015年6月よりエレポップ・ソロ・シンガー / 作詞家として活動スタートした武井麻里子が、1stミニ・アルバム『NEW』をリリース。武井が音楽性に共感したという5名に楽曲制作を依頼した本作には、SAWAによる「白昼­夢★バカンス」、CICADAの及川創介が手がけた「瞬間 / simulation」、Her Ghost Friendによる「PARADE」、おかもとえみによる「ロマ­ンティカ」、空中分解による「STAR PLAYER」といったバラエティ豊かな5曲が収録されている。OTOTOYでは本作をハイレゾ…

SAPPY、初の全国流通盤をリリース&インタヴュー掲載

インタビュー

SAPPY、初の全国流通盤をリリース&インタヴュー掲載

神戸からtofubeatsに続き現れたポップスの新星、その名もSAPPY。ヴォーカルのさっぴ、ギターの樽本を中心に、2012年に結成。初の全国流通音源は『NEVER LOOK BACK!』。洋楽も邦楽も、ジャンルすらも飛び越えていきたいという彼らのサウンドは、オルタネティヴで捻くれていながらも、突き抜けていくさっぴの声によって、どこまでもポップな感覚を忘れない1枚となった。...…

DJみそしるとMCごはん超えなるか!? トラック、フロウ、すべてがユルすぎるTHIS IS NATSさんじょう

レビュー

DJみそしるとMCごはん超えなるか!? トラック、フロウ、すべてがユルすぎるTHIS IS NATSさんじょう

なんかこの感じ、懐かしいなあ… 3年くらい前にOTOTOYで発見したあの人ーーDJみそしるとMCごはんの匂いを感じるなあ。むしろ、さらにユルい。「いつも心にコメディーを」をテーマに、くすっと笑えて、しらーっとするような世界観を力の抜けたヴォーカルで描いてみせる。名前は、THIS IS NATS。このアーティスト最高です!! というOTOTOY宛の一通のメールですべてがはじまりました。ほんと謎だらけだけど、おもしろそうなので特集ページで大紹介しちゃいます!! とにかく、気楽に観てみてくださいネ!!...…

スチョリ、トラッド・ジャズに挑戦した新作を32bit floatハイレゾ配信

レビュー

スチョリ、トラッド・ジャズに挑戦した新作を32bit floatハイレゾ配信

アメリカン・ルーツ・ロックを追求してきたSSWのスチョリが、5年ぶりの新作EPを発表した。今作は曽我清隆率いるザ・ハイタイムローラーズを従え、大所帯でトラッド・ジャズに挑戦。金管楽器の愉快なカーニヴァルに、野太くパワフルなスチョリの声が重なる。OTOTOYでは、この作品を24bit/48kHzおよび32bit float/88.2kHzで独占ハイレゾ配信。伝統的なサウンドを踏襲したソウルフルな響きを、高音質で堪能しよう。...…

ROSE RECORDSから曽我部恵一&Hi,how are you?の2作品リリース

インタビュー

ROSE RECORDSから曽我部恵一&Hi,how are you?の2作品リリース

クリスマス・イヴに曽我部恵一が主宰するインディ・レーベルROSE RECORDSから2作品、届きました。一作は曽我部自身のフル・アルバム。2014年冬のある一夜で曽我部がつくりあげた弾き語り作品『My Friend Keiichi』。何とも幻想的で、どこか懐かしく、どうにもメロウで、不思議な魅力に満ちあふれた11の楽曲。真夜中の息づかい、温かく包み込むギターの音色、そして、どこかに感情を置いてきてしまったかのような曽我部の透明な歌声。今回もOTOTOYはハイレゾ音源で配信しています。その生々しさ、ぜひともハ…

ふるえるゆびさき 鰐川×THE OTOGIBANASHI'S bim 同級生の2人のスペシャル対談!!

インタビュー

ふるえるゆびさき 鰐川×THE OTOGIBANASHI'S bim 同級生の2人のスペシャル対談!!

cero、片想いにつづく東京インディ・ポップ・シーンの新世代、ふるえるゆびさき。彼らがセカンド・アルバム『続きをきかせて』を2013年8月26日にリリースした。ファースト・アルバムをリリース後、ふるえるゆびさきのメンバーはそれぞれ気ままな海外放浪へ。そしてつくられたセカンドには、ベトナム、タイ、トルコ、フィリピン、フランス、オーストラリア、インド、そして東京。その土地で見た景色、嗅いだにおい、聴いた音が詰め込まれた。各々の土地のざわめきのように管楽器も打ち込みもいろんな音が鳴っているのに、どこか遠くひっそり…

曽我部恵一、富士山麓にある氷の洞窟で録音した新作EPを配信開始!

レビュー

曽我部恵一、富士山麓にある氷の洞窟で録音した新作EPを配信開始!

OTOTOY独占、曽我部恵一の完全新作EPがついに配信開始です。この音源、OTOTOYが力を入れてきた「Special Place Recordings」シリーズの一環で、録音場所はなんと“氷の洞窟”。気温0℃、地下21m、氷に囲まれて演奏、そんなちょっと聞いたことのない環境のなかで、曽我部恵一が4つの新曲と1つのカヴァーを弾き語ってくれました。本作はその全5曲を、iTunesでも再生可能な24bit/96kHzのハイレゾ音源、そしてデジタル・フォーマットの最高音質とも言われるDSDで、思わず鳥肌が立ってし…

曽我部恵一、美しき氷の洞窟で録音した“最高音質”EPを予約開始

レビュー

曽我部恵一、美しき氷の洞窟で録音した“最高音質”EPを予約開始

ここでしか買えない、曽我部恵一の完全新作EPが登場です。この音源、OTOTOYが力を入れてきた「Special Place Recordings」シリーズの一環で、録音場所はなんと“氷の洞窟”。気温0℃、地下21m、氷に囲まれて演奏、そんなちょっと聞いたことのない環境のなかで、曽我部恵一の神懸かり的とも言えるギター弾き語りを、KORG「MR-2000S」でDSD録音しています。4つの新曲と1つのカヴァー、計5曲を収録した、(大事なことだから2回言います)完全新作です!...…

Shiggy Jr、ミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』をリリース

インタビュー

Shiggy Jr、ミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』をリリース

メンバーの脱退と加入を経て、4人体制になったShiggy Jr.(シギージュニア)。ミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』は、大胆にアレンジされたポップなエレクトロ・ディスコ調の表題曲に始まり、江口寿史ジャケの期待感を裏切ることのない、全曲百点満点ど真ん中の「ポップ」に溢れた作品! 今回は、初期からのメンバーでもあるヴォーカルの池田智子と、ギター/コーラスの原田茂幸にインタヴュー。...…

三輪二郎、渾身の3rdアルバムには沢田穣治や大森靖子が参加

インタビュー

三輪二郎、渾身の3rdアルバムには沢田穣治や大森靖子が参加

「『ジョンの魂』レヴェルのアルバムができた」。アーティスト本人がそう自信を覗かせる、三輪二郎の3rdアルバム『III』が届けられた。多くのシンガーたちを唸らせた1st、豊田道倫が惚れ込んでプロデュースを買って出た2ndに続く、渾身の3作目だ。今作は沢田穣治をプロデューサーに迎え、自身の新たなバンド、三輪二郎 & マザー・コンプレックス(三輪二郎、沢田穣治、マルコス・フェルナンデス)を従えた作品。さらには録音、ミックス、マスタリングを中村宗一郎が手掛け、大森靖子とのデュエット曲も収録されるなど、豪華メンツの参…

2014年注目の的。ポップでポップなバンド、Shiggy Jr.にインタヴュー

インタビュー

2014年注目の的。ポップでポップなバンド、Shiggy Jr.にインタヴュー

森は生きている、あっぷるぱいと、OTOTOYにいつも良質な音楽を運んでくれた女の子がいる。次いで、その娘が「これがいますごくいいんです!!」と教えてくれたのは、もうびっくりするほど、まったく異なるタイプのアーティスト。これまではいわゆる、音楽的ルーツを感じさせるアーティストだったのに対して、今回はルーツ・ミュージックなんてなんのその、ただただど直球のギター・ポップ。だが確かに素直に「良い!」と言わせてしまう力がそこにあった。...…

入江陽、デビュー作『水』をリリース&一曲フリー・ダウンロード

インタビュー

入江陽、デビュー作『水』をリリース&一曲フリー・ダウンロード

アイドル・グループへの詞の提供、映画音楽家としての活動で国際的にも高い評価を受けるなど幅広い才能を発揮している入江陽が、シンガー・ソングライターとしての待望の1stアルバムをリリース! シュールな世界観、予測できない展開でイメージを繋ぎ合わせ、曲ごとの音風景を描き出す。『水』というタイトルの通り、変幻自在に姿を変えて聴くものの心に染みわたる一枚。今作にはリミックスとして、1980年代初頭に活躍、昨年復活を遂げた伝説的なバンドEP-4の首謀者佐藤薫、複数のバンドを扇動し音楽人生が20年を越えたいまも精力的に活…

曽我部恵一、2年半ぶりのニュー・アルバム『超越的漫画』をリリース!! レヴュー&インタヴュー

インタビュー

曽我部恵一、2年半ぶりのニュー・アルバム『超越的漫画』をリリース!! レヴュー&インタヴュー

10月のはじめに発売されたシングル『6月の歌』から約1ヶ月間、どきどきして待たれていたでしょうか。曽我部恵一、2年半ぶりのニュー・アルバム『超越的漫画』がついにリリースです。どんなアルバムか、ここで簡単にご紹介するよりも、今回はぜひ読み進めていってほしいと思います。というのも、このアルバムに関しては、2人のライターにじっくりと紐解いてもらいました。1人はレヴューで、もう1人はインタヴューで。デヴューから20周年の曽我部恵一、いまだ語るに尽きない彼の音楽を、ぜひお楽しみください。...…

曽我部恵一、ソロ名義では9年ぶりのシングルをリリース!

レビュー

曽我部恵一、ソロ名義では9年ぶりのシングルをリリース!

曽我部恵一、11月1日にリリースされるニュー・アルバム『超越的漫画』の発売に先駆けて、シングル『6月の歌』をリリース!! ソロ名義でのシングル・リリースとしては、実に9年ぶり。収録されている2曲のうち、カップリングのメロウでディープなファンク・チューン「コーヒーとアップルパイ」は、アルバム未収録ということで「もうすぐアルバムが発売されるから〜」なんて思って聴き逃してはなりません。アルバムを待つまでのどきどきを、このシングルとともにお楽しみください。...…

曽我部恵一 ライヴ・アルバム『NIGHT CONCERT』をリリース

レビュー

曽我部恵一 ライヴ・アルバム『NIGHT CONCERT』をリリース

下北沢のライヴ・ハウス440にて、2年間毎月行われてきた曽我部恵一主催による「下北沢コンサート」。最終回となった2012年12月20日、この日曽我部恵一は、新旧34曲を三時間半にわたり丁寧に歌った。2012年の彼の弾き語りライヴの中でも白眉となった、この夜の録音から10曲を厳選、曽我部自身のシンプルであたたかいマスタリングにより、最高のライヴ盤が誕生しました。...…

星のひつじ『星の会』インタビュ―

インタビュー

星のひつじ『星の会』インタビュ―

ストロボレコードの秘密兵器である「星のひつじ」という8人組ユニットが、満を持して、ファースト・アルバム『星の会』をリリースし、デビューを果たした。チェンバー・ポップ、フォークトロニカ、宅録音楽などなど、その周辺に興味があるリスナーには、ぜひチェックしてほしいアーティストだ。...…

名古屋が生んだ“キング・オブ・雑多ポップス"Dinner Set『アイサツ』配信開始&フリー配信開始!

レビュー

名古屋が生んだ“キング・オブ・雑多ポップス"Dinner Set『アイサツ』配信開始&フリー配信開始!

ミックス・カルチャーの本場、名古屋が生んだ“キング・オブ・雑多ポップス”、Dinner Set。ポップだれど芯のある捕らえどころのないサウンドで、名古屋のリスナーをすでに捕らえまくっている彼らの1stアルバム『アイサツ』が配信スタート。やさしく紡がれる楽曲とサウンドに、じわりじわりと虜になること間違いなし。Dinner Setの2人へのインタビューに加え、アルバムから1曲フリー・ダウンロードでお届けいたします。新しい音の旅へようこそ。...…

KORG M01グランプリ終了! ノミネート作品を配信開始!

その他

KORG M01グランプリ終了! ノミネート作品を配信開始!

ニンテンドーDS用ソフトKORG M01で制作された楽曲の頂点を決める世界初のグランプリ・イベント『KORG M01グランプリ』が、2012年3月31日新宿LOFT/PLUS ONEにて開催。当日は、YouTubeに集まったエントリー楽曲の中から特に優秀な作品を選出し、制作者の実演による決勝戦を行い、楽曲の完成度、独創性、そして実演の完成度を元にゲスト陣が審査をし、最優秀作品を決定。個性豊かな出演者が、思い思いのスタイルで演奏し、その度にオーディエンスは拍手喝采。会場は、かつてない熱狂に包まれたのだった。こ…

サウンドポタージュ diskunion × CR-J tokyo

インタビュー

サウンドポタージュ diskunion × CR-J tokyo

去年からなにやらインディーズ・シーンが騒がしい。リリースが相次ぎ、多くの自主企画が開催され、どこかしらでインディーズ・バンドが大騒ぎを繰り返しているのだ。そんな中、幅広い音楽の知識と20年以上続く伝統を持ち、信頼のおけるチャートを制作しているCRJ-tokyoと、CD-Rであろうと自主盤であろうと、とにかく質の高い音楽を棚に面チンし続けるdisk unionが、協力してインディーズの未来を予見するコンピレーション・アルバムを制作した。...…

篠木晋也『虹』配信開始!

レビュー

篠木晋也『虹』配信開始!

''篠木晋也 / 虹''何でもない日常の心象風景を、切なく、時に激しいメロディーに乗せて歌うシンガー・ソングライター篠木晋也、初の全国流通音源。これまで弾き語りを中心にライヴ活動をしてきたが、アルバム制作を機に、彼の音楽性にシンパシーを感じたミュージシャンが続々と集結。弾き語りで色濃かったハードボイルドな雰囲気を残しつつ、バンド編成によって、よりカラフルでポップなサウンドに大きく飛躍している。...…

PawPaw『いつかの夢』

インタビュー

PawPaw『いつかの夢』

PawPaw(ぽーぽー)の音楽に初めて出会ったのはいつかと聞かれると、実はあまりよく覚えていない。たぶんTwitter経由でデモ音源のフリー・ダウンロードを見つけたり、動画を見たりしたのが最初だけれど、それがはっきりいつのことなのかはわからない。なんだかいつの間にか日常のBGMとして聴くようになっていた感覚がある。...…

LIVE at shimokitazawa THREE - LIVE JUNK 2011.09.04-配信開始

ライブレポート

LIVE at shimokitazawa THREE - LIVE JUNK 2011.09.04-配信開始

MUSIC FROM THE MARSがOTOTOYのLIVE音源シリーズに登場! 2011年9月4日に下北沢THREEにて行われたイベント、LIVE JUNKでの演奏を収録しました。藤井友信(Vo. / G.)、河野岳人(Bass / Cho.)、山本淳平(Drums)、坂井キヨオシ(Piano / Key / cho.)の4人にホーン・セクションが加わった、力強くカラフルなアンサンブルをDSDで録音。会場での鮮度そのままにリアルに再現します。来年で結成から15周年。そのキャリアに裏打ちされた確かな演奏力…

曽我部恵一 『PINK』

レビュー

曽我部恵一 『PINK』

'''活動10周年を向えた曽我部恵一の新作『PINK』が登場'''曽我部恵一BANDでの活動、サニーデイ・サービス再結成...。そして今、もういちど“自分自身”へと向き合い、生きること、愛すること、夢見ることを歌い上げる。''【Track List】''1. 春の嵐 / 2. レモン / 3. 普通の女の子 / 4. 愛と苦しみでいっぱい / 5. がるそん / 6. なにもかもがうまくいかない日の歌 / 7. PINK / 8. 一週間分の愛 / 9. ねぇ、外は春だよ。...…

直枝政広&曽我部恵一『流星』インタビュー

インタビュー

直枝政広&曽我部恵一『流星』インタビュー

作詞・作曲 : 曽我部恵一演奏 : 直枝政広&曽我部恵一プロデュース : 直枝政広(カーネーション)'''Comments'''曽我部くんの「流星」弾き語りデモはレゲェ調のカッティングだった。だからこのリズムは必然。お客さんたちの前で歌ってからスタートする曲、そういうのはきっと長持ちすると思うんだ。...…

曽我部恵一『けいちゃん』

レビュー

曽我部恵一『けいちゃん』

''けいちゃん / 曽我部恵一''1. 夕暮れの光 / 2. サマー・シンフォニー / 3. パリへ行ったことがあるかい? / 4.愛ってやつを / 5. ネコとネズミ / 6. ねむり / 7. 恋は風とともに / 8. そしてぼくはうたをうたう / 9. 線香花火 / 10. さよならを言う時に / 11. おかえり / 12. 夏の夜の夢...…

曽我部恵一「サマー・シンフォニー」高音質でフリー・ダウンロード&インタビュー(後編)

インタビュー

曽我部恵一「サマー・シンフォニー」高音質でフリー・ダウンロード&インタビュー(後編)

''けいちゃん / 曽我部恵一''1. 夕暮れの光 / 2. サマー・シンフォニー / 3. パリへ行ったことがあるかい? / 4.愛ってやつを / 5. ネコとネズミ / 6. ねむり / 7. 恋は風とともに / 8. そしてぼくはうたをうたう / 9. 線香花火 / 10. さよならを言う時に / 11. おかえり / 12. 夏の夜の夢...…

曽我部恵一「サマー・シンフォニー」高音質でフリー・ダウンロード&インタビュー

インタビュー

曽我部恵一「サマー・シンフォニー」高音質でフリー・ダウンロード&インタビュー

2010年最大のサマー・アンセムが到着! 曽我部恵一の新曲「サマー・シンフォニー」がドロップ。フォーク、ロックやエレクトロニカなど多様なサウンドを作り出す彼の新作は、なんと! 太いグルーヴに憂いを帯びたピアノが印象的な、ミニマル且つ深遠なネオ・ソウル・トラック。ポエトリー・リーディングのような歌い回しでリリックを操る、曽我部恵一流のHIP HOPトラックです。真夏のようにヒリヒリとした孤独の旅路を彷徨う全ての人に、この夏最大級のサマー・アンセムを捧げます! しかも本作の配信形式はHQD(24bit/48kH…

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

インタビュー

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

新しい10年の幕開けに、これ以上ない4人が集まった。”ケイイチ鼎談”と銘打って行われた座談会は、高橋健太郎の司会をもとに2時間を越える盛り上がりをみせた。始めの15分間はustreamでライヴで放映され、その勢いは中継終了後さらに加速していく。年齢こそ違えど、インディペンデントにレーベルを運営し自身の活動も積極的に行っている3人の話は、2010年以降の音楽業界をいち早く予見している。キーワードは<だだ漏れ文化>!? 音楽だけでなく、それを取り巻く環境に関しても深く切り込んだ4人の話をじっくりご覧ください!.…

Collapse
TOP