2014/07/17 19:35

大躍進中!! Shiggy Jr.、新作ミニ・アルバムで今夏ポップの王道を突き進む! リリース& インタヴュー

メンバーの脱退と加入を経て、4人体制になったShiggy Jr.(シギージュニア)。ミニ・アルバム『LISTEN TO THE MUSIC』は、大胆にアレンジされたポップなエレクトロ・ディスコ調の表題曲に始まり、江口寿史ジャケの期待感を裏切ることのない、全曲百点満点ど真ん中の「ポップ」に溢れた作品! 今回は、初期からのメンバーでもあるヴォーカルの池田智子と、ギター/コーラスの原田茂幸にインタヴュー。

Shiggy Jr. / LISTEN TO THE MUSIC
【配信価格】
mp3 : 単曲 : 257円 / まとめ購入 : 1,234円

【Track List】
1. LISTEN TO THE MUSIC / 2. summer time / 3. day trip / 4. oyasumi / 5. baby I love you / 6. dance floor / 7. LISTEN TO THE MUSIC (DJ WILDPARTY remix)

INTERVIEW : Shiggy Jr.

パーカーを着たボブ・カットの少女がヘッドフォンをつけ、目を瞑っている。耳から奏でられる音楽を目の奥で空想させているような、凛とした佇まいでそこに居る――そんなアートワークが目を引く今作のタイトルは『LISTEN TO THE MUSIC』。フィジカルな印象が強かった前作だが、今作ではビートを効かせまくった、キラキラにコラージュされたディスコ・サウンドで、打ち込みを用いた大胆な舵切りがなされている。しかし、それがあくまでポップ・ミュージックとして成り立っているのは、作詞・作曲を行う原田茂幸の持つポップ・センスが成す技だろう(現に彼は山下達郎リスペクトを言葉の端々で強調している)。メンバーが入れ替わり、以前よりもたくさんのライヴに誘われ、インターネットで海外のリスナーにも聴かれ、多くの人の目に触れられるようになった。たった数か月前で、バンドを取り巻く環境はずいぶん変わったことと思う。それでも彼らは以前と変わらず(いや、より強く!)、ポップ・ミュージックを追及し続けた。アルバム・タイトルの『LISTEN TO THE MUSIC』とはおそらく彼らの思いそのもので、「難しいことなんかどうだっていいから音楽を聴こうよ」と手を差し伸べられた心地になり、あまりにもド直球なタイトルで清々しさすら覚える。前作と同じく、今作もヴォーカルの池田智子と作詞・作曲・ギターの原田茂幸に話を聞いた。Shiggy Jr.のポップ・エッセンスの源泉を、汲み取っていただけたらと思う。

インタヴュー&文 : 竹島絵奈

これは運命だ! と思って誘いました(池田)

――『Shiggy Jr. is not a child.』を出した後に周りの環境がかなり変わったかと思うんですけど、どうでしたか。

池田智子(以下、 池田) : 「この人とライヴできたらいいな~」っていう人と対バンできたりしましたね。

――池田さんは「お願いごとノート」に叶えたいことを書いていると伺ったんですけど、その中で叶ったものはありましたか?

池田 : 例えばオトトイにインタヴューが載ることもそうですし、モナレコの自主企画でソールドアウトすること、タワレコメンに選ばれることとか、あとはtofubeatsさんとお仕事出来たらいいなあとか… 沢山あります!

――あれからもどんどん叶えたいことを実現していったんですね。以前インタヴューしたときとでは、池田さんと原田さん以外のメンバーががらりと変わりましたよね。バンドの未来を考えての脱退・加入だったと思うんですけど、かなり大きな変化でしたよね。

原田茂幸(以下、 原田) : そうですね。言葉で説明するのはとても難しいんですけど… 俺のやりたい音楽とは違ったという意味では音楽性の違いと言うのかもしれません。

――メンバーが抜けてから池田さんと原田さんの2人だけになった時期がありましたよね。5人から2人になるのは、心情的にもかなり違ってくると思うんですけど。

池田 : そうなんです。みなさんにはメンバーの脱退と加入をほぼ同時に発表したんですけど、実際には2人で活動していた時期はあって。良くなるか悪くなるかわかんないし、ファンの人がどう思うか、とか不安ではありました。これから大丈夫かなって。

――そのあと新メンバーが入ったと。森夏彦さん(Ba)と諸石和馬さん(Dr)に目を付けたきっかけはありますか?

池田 : シンガー・ソングライターの入江陽さんのバンドで私がコーラス・サポートをしていて。そのときにドラムとベースのサポートをやっていたのが、森くんと諸石くんだったんです。茂幸くんに「誰かいいドラムとベースいない?」って言われて、その2人の名前を挙げたら「カースケさん(河村"カースケ"智康)みたいなドラムがいいんだよね〜」って。カースケさんのドラム・セットは水平なセットなんですよね。

原田 : タムやスネアを、全部斜めにしないで直立なんです。

――水平なものがよかったのはサウンド的な面で?

原田 : いや、カースケさんが好きだったから、そういうドラム叩けるんじゃないかなって。

池田 : それで「わかった〜、じゃあ好きなドラマー聞いてくるね!」って言って諸石くんのドラムセットを見たら、なんと水平になってて! 「これは!」ってなった(笑)。

原田 : 諸石くんの場合はハード・ロックが好きだからなんですけど…(笑)。

池田 : でも、これは運命だ! と思って誘いました。

左から、池田智子(Vo)、原田茂幸(Gt)

――なるほど。池田さん原田さんから、今日いらしてないお2人の紹介をしていただきたいんですけど。

池田 : 森くんはお酒が好きで1日中飲んでる…(笑)。

原田 : ライヴやって、朝まで飲み明かして、スタジオ来て…みたいな生活を続けています。

池田 : コミュニケーション能力が高くて、誰からも好かれるタイプなんです。私たちあんまり喋れないから助かってます(笑)。

――諸石さんはどうでしょう。

池田 : 諸石くんはハード・コアが好き。

原田 : ヒップホッパーみたいだよね。

池田 : 諸石くんと森くんは、高校・大学から同じでずっと一緒にバンドをやっていたんです。リズム隊同士でアドバイスし合ったりもしてるし、スタジオに入っても「こういう演奏が欲しい」っていうのが言いやすくなりました。二人とも男子校出身なんで、男っぽくて体力があります。

――ビジュアルだけぱっと見た時に、以前のShiggy Jr.と比べると… イカつい感じになりましたよね(笑)。

原田 : うん、急に男くさくなった(笑)。

――2人が入ったことでビジュアル的にも変わったし、バンドのキャラクターもだいぶ変わりましたよね。

池田 : たくましくなったよね。

原田 : 変わったことと言えば、バンドがよく酒を飲むようになった(笑)。

――なるほど(笑)。

池田 : バンド内でもっとこうしたいってことがあったらきちんと話を聞いてくれるし、メンバー間できちんと意見交換が出来るようになりました。バンドをよくしたいって気持ちがそれぞれにあるので、すごくいい状態でバンドが出来ています。何より、一緒にいてすごく楽しいです。

リズムに乗せようと思ったら日本語は厳しいですよ。サビは特に英語にしたくなります(原田)

――前回のアルバムはフィジカルな印象が強かったんですけど、今回はディスコからの影響を感じました。打ち込みもばんばん使って、「Shiggy Jr.、振り切ったな!」と思いました。

原田 : いいアルバムができたと思っています。何の心配もいらない!

池田 : 今作は打ち込みが多いので、デモの段階で茂幸くんがイメージしていたものに忠実に本番のレコーディングが出来ました。音の感じが変わっても、1stも2ndもポップだという部分に変わりはないし、もしかしたらこれからアルバムごとに雰囲気も変わっていくのかもしれないなーと思ってます。茂幸くんのやりたいことや流行っている音楽も変わっていくので。それでも、しげゆき君が曲を作って、私が歌って、そこに森君と諸石君の演奏が入ればなんでもShiggy Jr.のポップ・ミュージックとして成立していくのかなと思って。

――前作の時は「K-POPにハマってた」と言ってましたよね。今聴いている音楽にもろに影響を受けるとのことですが、今回は80年代のディスコあたりにハマってるのかな~と思いました。

池田 : ディレクターさんから参考音源として頂いたのは、カイリー・ミノーグやブリトニー・スピアーズ、ジェシー・ジェイとか…あとはバナナラマとかかな。昔のディスコっぽいものと、ミックスの面白い今のアーティストを両方聴いていました。

――原田さんのフックにディスコがひっかかった要素は何かあったんでしょうか。

原田 : 今までディスコをやったことがなかったんですよね。1回やってみたらおもしろくて。

――池田さんはこれまでディスコっぽい曲調にヴォーカルを乗せることはありましたか?

池田 : いや、なかったですね。そもそもバンドでオリジナルの曲を歌うのもほぼこのバンドが初めてって感じなので、常に初挑戦です。(笑)ディレクターさんからは「こういう曲をやるときはリズムがすっごい大事だよ!」って言われていて。しげゆきくんの作るメロや詞の乗せ方からもそれを感じていたので、歌をリズムにしっかりはめる練習は一生懸命やりました。

――ビートが効いてるからこそ歌が重要になってくるんですね。

池田 : そう、ビートが効いてるからこそ。そこが肝だったから、歌でそれが崩れてしまったらもったいないと思って。前はあんまり聴かなかった洋楽も、コピーしたりしてました。言葉の乗せ方やアクセントの付け方、フレーズの終わりの処理とか、すごく勉強になりました。

「LISTEN TO THE MUSIC 」MV
「LISTEN TO THE MUSIC 」MV

――参考にした海外アーティストとかいますか?

池田 : ジェシー・ジェイやマイケル・ジャクソン、日本人だと宇多田ヒカルさんのR&Bな感じとかを参考にして、その辺りをコピーして練習してました。あとは滑舌をよくするためにお風呂で小説を音読したりもしてました。(笑)

――今回英詞が多いなって思ったんですが。それも肝となるリズムを際立たせるためなんでしょうか。

原田 : 絶対ありますよね。リズムに乗せようと思ったら日本語は厳しいですよ。サビは特に英語にしたくなります。乗りがいいし、キャッチーになる。

――歌詞もリズム重視なんですね。

原田 : そもそもリズムにはまってることが前提で、内容はその後ですね。

このアルバムが夏に出るのはわかってたので、夏っぽい歌詞を書いて(原田)

――池田さんは前作とここが違うなって感じたことはありますか?

池田 : 「茂幸くんは全部言い切る歌詞は書かないよね」と周りの人に言われていた時期があって。茂幸くんはわざとやってたんですけど、「でもそれだと心に届かないよ!」と言われたこともあったんですね。それを受けてか、「baby I love you」は他の曲に比べると言いたいことをしっかり言い切ってて。だから、そのデモが送られてきたときは、メロも歌詞も切なくて素敵だったから、泣きながら「めっちゃよかったよ〜!」って電話したりもして(笑)。

――確かに「baby I love you」は言い切ってますね。

原田 : なんかね、言い切らない方が好きなんですよね。

――想像力を掻き立てるから?

原田 : 恥ずかしいんだよね、あれって。「会いたい!」「好き!」みたいなのって、子供っぽくなりません?

池田 : 歌詞に主張がありすぎるとメロや音を邪魔をしちゃうよね。たとえばすごくポップな曲でも主張のありすぎる歌詞が乗ると、イメージを自由に広げるって感じにはなりにくいですよね。役割が変わってくるというか。

原田 : 山下達郎の歌詞も言い切らないものが多いから、そこも大きいんだと思います。

――「baby I love you」の途中の呪文はなにが起こってるんですか?

池田 : あれは私が普通に英語を一生懸命言ってるんですけど、発音が悪すぎて伝わらなくて…(笑)。

原田 : たくさん練習したのにね…(笑)。

――あれはなんて言ってるんですか?

池田 : えっと…内緒です(笑)。

原田 : じゃあ、内緒です。

池田 : 本当はしげゆきくんに英語の発音指導もしてもらってちゃんと歌ったんですよ。でも、発音が悪すぎて呪文みたいになっちゃって。面白いので、皆さんのご想像にお任せします!

――「baby I love you」が公開された時、空耳アワーのごとくみんな日本語当てはめてましたよね(笑)。あと、今作を聴いていてアルバム全体から「夏」を感じましたよ。

原田 : このアルバムが夏に出るのはわかってたので、夏っぽい歌詞を書いて。そうしたらあんな感じになりました。

「LISTEN TO THE MUSICダイジェスト」
「LISTEN TO THE MUSICダイジェスト」

池田 : 真冬に作ってて…そのときはギャップがすごかったよね? 「summer time」 も、夏の曲だけど作ってるときはめちゃくちゃ寒いときで。だから、花火とかひまわりとかの夏の絵を書いて、壁に貼って、「これ見て! 茂幸くん、ほら、夏だよー!」って(笑)。

――夏に聴いてもらうものとして出したかった気持ちが大きかったんですね。レコーディングは新しくメンバーが入って変化はありましたか?

原田 : 曲調の関係もあって、今作ではほとんど生ものは入れませんでした。生で録ったベースを入れて、ドラムはアイディア出しをしてもらって、それを編集して打ち込みで使ったり。あとはコーラスだよね。

――コーラスすごい重ねてますよね。

原田 : 「baby I love you」、ヤバいんですよ。

池田 : 全部ダブルで録ってて、上にも下にも。細かく分けてるから、コーラスだけで20トラック位あるんですね。レコーディング最終日は六時間くらいコーラスを録ってて。最終日の1番最後に「baby I love you」のスキャットみたいな、一番熱唱しなきゃいけないパートが残って「最後にこれかぁ~」ってなった(笑)。

原田 : あれは俺が悪かった(笑)。

池田 : (笑)。時間かけただけあって、いいコーラスが録れました。

Shiggy Jr.はタフになりました(池田)

――前から思っていたんですけど、Shiggy Jr.はフィジカルでバンド・サウンドも作り込まれてしっかりしてて、かつアイドル的な要素も兼ね備えてるなと思って。それはPOLTAとOK?NO!! との3マン・ライヴのときに私が「池田さん~」って声かけようとしたら、池田さんの前にめちゃくちゃ長蛇の列ができてて思ったことなんですけど(笑)。聴いてる人もアイドル・ファンの人が多いなと思うんですけど、そういう層に聴かれている自覚はありますか?

池田 : あります。もちろん、自分がアイドルとして扱われてるなんて1mmも思わないし、そんなことはないと思うんですけど(笑)、私がアイドル好きだから、自然と趣味の合う方たちが集まってきてくれるというのはあると思います。lyrical schoolのライヴに行っても、いつもShiggy Jr.のライヴに来てくれる人に会ったりして。リリスクTシャツかぶったりとか(笑)。アイドル好きだけじゃなく、tofubeatsさん界隈のクラブミュージックが好きな人も多いのかな?

――バンド自体がとにかくポップなところや、池田さんのライヴでの振る舞い・見せ方がとても魅力的だと思うので、そういう部分でも惹かれるんだと思います。

池田 : わー、ありがとうございます…! でもライヴはまだまだ研究中です。

――以前のインタヴューで人前に出るのが苦手って伺ったんですけど、克服できてきましたか?

池田 : 前よりは…! でも、やっぱりライヴ前はめちゃくちゃ緊張するし、ステージ立つまで怖いのは変わらないです。前はなんとなく、歌ってるとみんなの顔が見えないから、なんとなく、一人でライヴしてるんじゃないかって心細く思うときがあったんですね。でも今は、来てくれるお客さんが増えたのもあるし、メンバー全員がライヴするモードなのが演奏中にもびしびし伝わってくるんです。「見せる」ことを意識した状態で、全員でライヴをしてる感覚というか。ひとりじゃなくてみんなでやっているんだ!と思ったらすごく心強くて、動けるようになりました。まさか私がライヴでジャンプするようになるとは…!

――見た目だけじゃなくて中身もタフなバンドになったわけですね。

池田 : そう! Shiggy Jr.はタフになりました。

――前回との変化のひとつとして、プロモーションが多様化するようになりましたよね。インスタグラムを使ったり、あと…

池田 : あ! これですね!

しぎじゅにさん

――あぁ、これが噂の(笑)! そうやってキャラクターを作って運営したり、自分たちでディレクションしながら歩んでいるなと思っているんですが。

原田 : やるしかないなと思ってますね。

池田 : それに、こういう作業がすごく好きなので楽しんでやってます。

――単純に枚数を売りたいと思ったら、どこかの大きなレーベルに入った方が売れるかもしれないじゃないですか。それでもファーストのときと環境を変えず、自分たちでやっていこうと思ったのはなぜですか?

原田 : 事務所に入ると、細かい作業を全部やってくれるじゃないですか。そうすると自分たちでライヴのブッキングやお金周りのことが分からないうちに色んなことが進んでいく。いざ自分たちだけでやろうとしたときに、何もできない状態になるのは1番まずいなと思うんですよね。今の時期はそういう作業を覚えなきゃいけないと思うので、インディーズで出そうと決めました。

池田 : 「誰がどういうことやってくれるとどういうことができるか」というのがわからないと、やってもらったときにありがとうも言えないし、やりたいことが出てきても誰に相談すればいいか分からない。いつかは誰かにお願いするとしても、自分たちの中でここは譲れないとか、こだわりたいってポイントを自覚しておかなきゃとも思うんです。だからもうちょっと自分たちで出来るところまでやり切ってみようって。

――だからこそ、現在は色んなことを試行錯誤してやってるんですね。

池田 : やっぱり大変なんですよね。ライヴ以外の見えない作業が。音楽できる時間も減ってしまうし、今後はどうやってバランス取っていくかを考えていきたいなと思ってます。

――そういえば池田さんがこの前Twitterで「アルバムを一万枚売りたい」とおっしゃっていたんですけど。

池田 : 色んな人から「メジャーでも一万枚売れたらすごいよ。」と聞くことが多くて。それなら一万枚売りたいねってみんなで決めたんです。

原田 : 実際のところ、インディーズで一万枚が限界だと思うのでそこを目標にしました。

池田 : でもすごくいいアルバムができたから、いけるんじゃないかと思ってます。夢はでっかく!

――いま届けることのできる最大限の人に聴いてほしいというのは前から変わらずですね。

原田 : 当然です! もちろん!

――今後の話に移りたいんですが、もう次作には取り掛かってるんですか?

原田 : もうずーっと曲を作ってます。

――構想は?

原田 : どうしようかな。生っぽいことをやりたいんだけど、山下達郎くらい録る価値のある生ものを録れなきゃ意味ないなーって。でもそれができるならやりたい。  

――やっぱり原田さんの根底には山下達郎スピリッツが根付いてますよね。

原田 : そうですね。あと最近ね、ヒットソングが全部同じに聴こえるんですよ。

池田 : 流行ってるEDMが流れてくると茂幸くんが「うわぁぁ!」って耳を塞ぎ始めます(笑)。

原田 : おもしろいことをやりたいけど、それってあんまりポップにならなかったりしますよね。そのバランスが大事で。だからいろいろ考えています(笑)。

池田 : 私はもっと、歌が上手くなりたいです。もっと表現できることの幅を増やしたいな。曲ごとで全然違う人が歌ってるくらいに変えられるように。私の歌はこうだからって決めつけずに、これからも色んなことにチャレンジしていきたいです。

Shiggy Jr. 過去作

Shiggy Jr. / Shiggy Jr. is not a child.

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LIVE INFO

2014年7月26日(土)@大阪 club JANUS
2014年7月27日(日)@ミント神戸2F特設デッキ
2014年7月28日(月)@下北沢モナレコード2Fおんがく食堂
2014年8月1日(金)@タワーレコード横浜店
2014年8月3日(日)@下北沢CLUB Que
2014年9月15日(月)@大阪 ROCKTOWN
2014年10月18日(土)@名古屋 Live & Lounge Vio

PROFILE

Shiggy Jr.

池田 智子(Vocal)、原田 茂幸(Guitar&Cho)、森 夏彦(Bass)、諸石 和馬(Drum)。

1989~90 相次いで生まれる
1991.01 歩いたり走ったりし始める
2012.12 結成
2013.01 はじめてのライブ
2013.11 1st mini albumリリース!
2014.07 2nd EP リリース!
2015.03 全国ホールライブツアー(予定)

都内で活動中のポップでポップなバンドです。

>>Shiggy Jr. Official HP

この記事の筆者

[インタヴュー] Shiggy Jr.

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