Felicity

連載
デヴィッド × デヴィッド──〈アーカイ奉行〉第20巻
歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

レヴュー
まだまだ輝く、どこまでも輝くヒップホップ・ドリーム──サ上とロ吉、新作『Shuttle Loop』
フロム横浜のハズレからシーンのみならず、ありとあらゆる場所で“ヒップホップ”であり続けること約20年。サイプレス上野とロベルト吉野が前作から3年4ヶ月の時を経て、新作アルバム『Shuttle Loop』をリリース! “NICE DREAM”、トラックをSTUTSが、ゲストに鎮座DOPENESSを迎えた“RAW LIFE"、tofubeatsによる“COCOLO”などアルバムに先駆けて配信となっていた楽曲はもちろん、漢 a.k.a. GAMI、TARO SOUL、KEN THE 390らが参加した楽曲も加わっ…

レヴュー
12のストーリーの“語り部“として──七尾旅人『Stray Dogs』レヴュー
今年デビュー20周年を迎えた七尾旅人が、『Stray Dogs』をリリースした。人生の“喜怒哀楽”や、“希望”をはっきりと明示せず、示唆的に伝えようとする彼の本質は、今作でも色濃く出ている。さらに、ジャンルの橋を越境的に渡り歩いていくような音楽性もあいかわらず健在。そこからは、これまでの自身のキャリアを総括し、感謝の気持ちが込められているような印象さえ受ける。OTOTOYではそんな最新作『Stray Dogs』を、レヴューとともにお届けする。...…

インタヴュー
サイプレス上野とロベルト吉野、メジャー1stアルバム『ドリーム銀座』をリリース
神奈川横浜、そして全国各地の現場はもちろん、お茶の間にも活躍の場を広げるヒップホップ・ユニット、サイプレス上野とロベルト吉野が〈KING RECORDS〉移籍後初となるフル・アルバム『ドリーム銀座』をリリース!! 今作では移籍後初のリリースとなった『大海賊』の楽曲をはじめ、同郷を代表するプロデューサー、DJ PMXやソロとしてはもちろん、数々のアーティストのサポートやプロデュースなどを手がけるmabanuaなどが作品に参加。OTOTOYではそんなメジャー初となったフル・アルバムについて、MCであるサイプレス…

インタヴュー
【ハイレゾ配信】4年半ぶりの前野健太、待望の新作『サクラ』
近年ではラジオ・パーソナリティ、文筆家、役者など、さまざまな分野にも活躍の場を広げている前野健太。そんな充実した活躍のなかで、ここに彼の真骨頂たる、新作アルバムを発表する。4年半ぶりということを考えれば、やはり待望と言わざる得ない作品『サクラ』である。多彩なゲスト陣とともに作り上げた世界観は、さらに豊かな表現を携えた、新たな世界の広がりを強く感じるものだ。OTOTOYは本作をハイレゾ配信、そして岡村詩野によるインタヴューとともにお届けする。...…

コラム
トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く、OTOTOYトピック2017ヒップホップ編
ということで、OTOTOYの年末企画としてさまざまなジャンルの識者に、その年のポイントを訊くという企画「OTOTOYトピック2017」スタートです(年間ベストももうすぐ発表ですよ)。トップ・バッターはヒップホップ。本文中にもあるように、本国アメリカはもちろん、ここ日本も含めてヒップホップ、そしてラップという表現は世界中のポップ・カルチャーを席巻しております。ということで、ここで「いまのヒップホップってどうなっているの?」というOTOTOY編集部の問いに快く答えてくれたのは、block.fmの名物ヒップホップ…

連載
*ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第6回
暑い! 暑い! 暑い! 最近の東京はジメジメと暑く、いよいよ夏本番がすぐそこに来てるという感じですが、いかかがお過ごしでしょうか? この斎井直史による定期連載「パンチ・ライン of The Month」も6回目ということで掲載から半年! これからも細く長く続けていければと思っております! さて、先月は「#超WAVYでごめんね」というキラー・フレーズが話題を呼んでるJP THE WAVY(例の楽曲、SALUもリミックスしてましたね)と、先月待望の初来日を果たしたDC出身のラッパーGoldlinkを取り上げまし…

レヴュー
Alfred Beach SandalとSTUTS、互いにリスペクトしあう2人が遂に本格タッグ――南国の夜へトリップさせる、「まどろみ」を紡ぐ極上のメロウネス
トクマルシューゴ、ceroの高城晶平、ミツメの川辺素、王舟等、現在のインディ・シーンを引っ張るバンドマンから熱烈な支持を集める、北里彰久のソロ・プロジェクトAlfred Beach Sandal。ニューヨーク・ハーレムでの路上ライヴ動画が話題となり、その後リリースした1stアルバム『Pushin’』がヒップホップ・シーンで絶賛。アナログ盤が各レコード店で即完となったSTUTS。...…

インタヴュー
〈After Hours〉開催記念!! MONO × envy × downy、主催3組によるインタヴュー掲載!!
2017年4月9日(日)、日本を代表するロック・バンドであるMONO、envy、downyの3組による主催フェス〈After Hours〉が開催される。昨年は〈SYNCHRONICITY'16 – After Hours –〉の中で行われた同イベントであったが、今年は〈After Hours〉が独立したフェスとして開催、日本の最前線を走るオルタナティヴなバンド、アーティスト全31組が渋谷に集結する。OTOTOYではイベントの開催を記念し、主催の3組からTakaakira ‘Taka’ Goto(MONO)、…

レヴュー
【REVIEW】カフカ鼾、2ndアルバム『nemutte』ハイレゾ配信
''【Track List】''01. nemutte''【配信形態 / 価格】''24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC1トラックのみ 2,000円(税込)カフカ鼾(いびき)──このバンドを構成する3名の音楽家のそれぞれについて説明をしようと思えば、おそらくそれはとても長いものになるだろう。しかしまずは、そういった予備知識のない、まっさらな状態で彼らの音楽に触れてみてほしい。...…

インタヴュー
一時期小説ばっかり書いてたけど、いまは音楽──いとうせいこう『再建設的』をめぐって
いとうせいこう & Tinnie Punx『建設的』は1986年にリリースされた最初期の日本語ラップの楽曲を含んだ作品として名高い。そんなクラシック・アルバムのリリース30周年を記念して、このたび、いとうせいこう & リビルダーズ名義でトリビュート盤『再建設的』がリリース。豪華メンツが参加し、当時の楽曲をカヴァーしている。また日本語ラップの金字塔的作品たる「東京ブロンクス」では、いとうせいこう自らがヤン冨田とともにスリリングにカヴァーしており、間違いなくアルバムのクライマックスと言えるだろう。OTOTOYで…

レヴュー
Second Royal Records コンピレーション第6弾『SECOND ROYAL VOL.6』特集
京都のクラブ・シーンを代表するインディー・レーベルSecond Royal Recordsより、最新コンピレーション・アルバム『SECOND ROYAL VOL.6』がリリースされる! Halfby、Handsomeboy Technique、Satoru Onoなどの看板アーティストに加え、前作に引き続きTHE NEW HOUSE、Turntable Films、そして今作から登場のHOTEL MEXICOなど、才気あふれる若手バンドが多数参加。ジャンルレスに良質な音楽を発掘し続けるこのレーベルの鋭いアン…

インタヴュー
Alfred Beach Sandal、多彩なジャンルをクロスオーヴァーしたアルバムをリリース!
ロックやブラック・ミュージックの他にさまざまなジャンルの音楽を吸収し、独自の音楽センスでこれまでに唯一無二な作品を世の中へ送り出してきた北里彰久(Vo, Gt)によるソロ・ユニット、Alfred Beach Sandal(以下、ABS)。『Dead Montano』以降のお馴染みの岩見継吾(Wb)、光永渉(Dr)はもちろん、ビートメイカーのSTUTS、さらに、フルートの池田若菜(吉田ヨウヘイgroup)、トランペットの高橋三太(1983など)が参加したアルバム『Unknown Monument』をこのたびリ…

インタヴュー
特集 : 2015年夏のポストロック事情ーー『ポストロック・ディスクガイド』とその後のシーン
初夏に刊行された『ポストロック・ディスク・ガイド』(以下、『ディスク・ガイド』)、それと呼応するようにポストロックの重要バンドのリリースが続いているーーtoe、mouse on the keys、te'らの新作が相次いてリリース、さらにはUSのポストロックの雄、バトルスの新作もリリースされる予定だ。...…

レヴュー
アナログフィッシュ×前野健太 対談 オトトイ限定楽曲配信
5月にEP『失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい』をリリースし、6、7、8月には3カ月連続イベントTOWN MEETINGを開催。9月頭にはフル・アルバム『荒野/On the Wild Side』を発表し、この度配信限定シングル『確率の夜、可能性の朝』をリリース。10月10日にはキャリア初となる日比谷野外音楽堂ワンマン・ライヴを控えている。と、春からニュースが絶えないアナログフィッシュ。今回リリースされる作品は7月のTOWN MEETINGで行われた合唱を録音したもので、その場にいた全員の共…

インタヴュー
カジヒデキ『Sweet Swedish Winter』
これまでに数多くの作品をスウェーデンで録音してきたカジヒデキ。透明感のある歌声とポップなメロディで幅広い世代を魅了する彼が、スウェーデンの冬に注目した作品をリリース。リリースを記念して、オトトイの学校の講座内で、音楽ライター・岡村詩野がインタビューを行いました。...…

インタヴュー
THE BITE『RADIO WALTZ』 インタビュー by 渡辺裕也
2009年4月11日深夜、一切の告知もなく唐突に放送された伝説のラジオ番組“レディオ・ワルツ”。各所で話題沸騰中のロック・バンド、ザ・バイトのスタジオ・ライヴが収録されたこの番組の噂は、ファンの間で瞬く間に広がり、インターネット上では多くのコピーが出回る事態に。そして再放送を望む声が途絶えない中、満を持して我々の手元に届けられたのが、番組をそのままパッケージした本作『レディオ・ワルツ』だ!...…

インタヴュー
What's Punk in Tokyo? 快速東京×the mornings×V/ACATION
最初に言っておくと、「パンクとは? 」という議論はあまりに不毛で答えのない問いである。定義にそって行動するのではなく、既存の価値観を揺さぶるものこそが、パンクだからである。一つの答えを出した時点で、それは塗り替えられるためのものになってしまう。パンクは、現在進行形の概念なのだ。これまでにいくつもの雑誌でパンク特集は行われてきたし、パンク本は数多く出ている。僕もいくつか読んだけれど、わかったようでよくわからなかったものが多い。ただ、それらを通じて一貫しているものは、パンクとは何でも受け付ける寛容性のあるものだ…

インタヴュー
ROTH BART BARON、待望のデビュー・アルバムをOTOTOY限定でハイレゾ配信&インタヴュー
この2人の作る音楽が世界を変える。そう信じて、OTOTOYはこのバンドを追いかけてきました。そしていま、その手始めとなる大きな一歩を踏み出そうとしています。彼らの名前は、ROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)。東京出身の三船雅也と中原鉄也からなる2人組です。フリート・フォクシーズ、ボン・イヴェール、シガー・ロスを思い起こさせるそのサウンド・スケープとファルセット・ヴォーカルは、美しく、壮大で、畏れ多さを兼ね備えています。そんな彼らが丁寧に作りあげた本作は、ペンシルベニア州フィラデルフィアで…

ライヴレポート
武蔵野音楽集団とんちれこーど、初のレーベル・コンピレーションをリリース
2014年、OTOTOY一番最初のリリースは、 2013年に1st album『片想インダハウス』を発売し、大躍進を遂げた片想い(OTOTOY AWARD 2013にも選出)とホライズン山下宅配便のメンバーからなる武蔵野音楽集団とんちれこーどのコンピレーション・アルバム『とんちこんぴ』。収録メンツには、片想い、ホライズン山下宅配便、あだち麗三郎等のとんちの面々だけでなく、VIDEOTAPEMUSICやAlfred Beach Sandalも友情出演、そしてニceオモro、カタオモロ、MC Sirafuのソロ…

インタヴュー
Alfred Beach Sandal、2年ぶりのセカンド・アルバム『DEAD MONTANO』リリース
ceroや片想い、森は生きている、oono yuukiらと肩を並べる逸材、Alfred Beach Sandalが、2年ぶりのセカンド・アルバム『DEAD MONTANO』をリリース! 今作はバンド・メンバーとして、ウッドベースに岩見継吾(ex. ミドリ、Zycos、Oncenth Trio etc)、ドラムに光永渉(チムニィ、ランタンパレード、あだち麗三郎クワルテッット etc)、サックスに遠藤里美(片想い)を迎え、これまでで最も多彩なリズムとグルーヴィーな演奏に。2013年の終わり、聴いておかなければい…

レヴュー
Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施
90年代に発表された2つのアルバムRadiohead『OK Computer』とPortishead『Dummy』。それぞれのバンドの代表作として、20年近くの時が経ったいまも音楽ファンに愛され、影響を与え続けている作品だ。森大地(kilk records / Aureole)、マモル(nhhmbase)、青木裕(downy)、照井順政(ハイスイノナサ)というこの日集まった4人も、“脳内再生”出来るほどにこのアルバムを聴き血肉化することで、表現者としてのアイデンティティの一部としているミュージシャンたちなの…

ライヴレポート
ROTH BART BARON×高橋健太郎 DSD徹底攻略塾課外授業
2013年春、エンジニア、オーディオ評論家の高橋健太郎を講師に迎えて、春期講座で開講されたDSD徹底攻略塾。MP2、WAVとも違う”超”高音質、DSDについてその基礎から学び、実際に体験する授業をおこないました。全3回を終えた本講座が、ミューズ音楽院を飛び出し、下高井戸のG-ROKSで課外授業を開催! ゲストにROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)をむかえて、KORGのDSDワークステーション「Clarity(クラリティ)」を使って、DSD公開録音、公開ミックスという前代未聞の講座に挑戦、…

レヴュー
Spangle call Lilli lineの第2期ベスト盤『SINCE2』リリース
2013年で、結成15周年を迎えるSpangle call Lilli line。2006年にリリースされた第一期のベスト盤『SINCE』以降の音源を中心にセレクトされた第二期ベスト盤『SINCE2』がリリースされた。''Spangle call Lilli line / SINCE2''''【価格】''mp3、wav 共に単曲 200円 / まとめ購入 2,100円...…

その他
SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!
2013年5月25日、下北沢に点在するライヴハウス各所を結んで開催される下北沢発サーキット・イベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING」。今年は複数会場でのライヴ・パフォーマンスに加えて、サーキット・イベントならではの、下北沢の街中を使った企画を実施することが決定しました! その名も「Shimokitazawa HANAUTA CRUISING」! 「はなうた」がキーワードの本企画、その内容はいかに?...…

インタヴュー
サイプレス上野とロベルト吉野『TIC TAC』を配信開始&インタビュー
サイプレス上野とロベルト吉野が、前作『MUSIC EXPRES$』から約1年振りとなるニュー・アルバム『TIC TAC』をリリース。事務所の先輩でもあるSHINCO(スチャダラパー)やサイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)がトラック・メイカーとして名を連ねる他、豪華アーティストが参加。前作とはうってかわり、リラックスした自分たちらしさを出した全方位的なアルバムが完成した。...…

レヴュー
前野健太『オレらは肉の歩く朝』レビュー
''前野健太 / オレらは肉の歩く朝''これまでの作品の持ち味であった一人多重録音から一転、プロデューサーにジム・オルークを、ゲスト・ミュージシャンに石橋英子、pop 鈴木、山本達久らを招き、人里離れたスタジオで録音を敢行。歌われるのはこれまで同様に街の空気、人々、そして恋心。前野健太のファインダーを通して見えてくる、街が奏でる音。...…

インタヴュー
ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第8弾 ROTH BART BARON
インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで、1ヶ月にわたって、たった一つのアーティストを押し続ける企画、「NEW SENSATION」が始まります! この企画でもっとも大事にするのは、バイヤー目線。広告予算がなくても、メジャー・レコード会社が決まっていなくても、「こいつら、絶対すげぇ! 」そんなバンドが現場にはいっぱいいるんです。「NEW SENSATION」は、disk unionとOTOTOYがバイヤーの威信をかけ、本当に押したいもののみを…

レヴュー
日本から生まれたトラッド・ミュージック、ROTH BART BARON『Chocolate Demo』
''ROTH BART BARON / Chocolate Demo''(※会場限定100枚のEP。同作を高音質で聴けるのはOTOTOYだけ)【配信形態】 HQD(24bit/48kHzのwav)【価格】 単曲200円 / アルバム500円【収録曲】1. Crystal Palace / 2. 静かな嵐 / 3. 素晴らしい日々「あなたの人生を変えたアルバムは何ですか?」...…

ライヴレポート
LIVE REPORT『東京PAOS!』2012年11月7日(水)
11月7日、祭り興しプロジェクト「TAIYO33OSAKA」が主催するイベント「PAOS! 」が東京、渋谷WWWに上陸した。「PAOS! 」は、powerの「P」、ahoの「A」、oosakaの「O」、sunshineの「S」、そしてexclamationの「! 」が合わさった造語である。芸術、文化、食べ物やマッサージまで、様々な文化の持つエネルギー、また電力というエネルギーについて、祭りというイベントを通して感じて、考えようというイベントだ。...…

その他
祭り興しプロジェクト・TAIYO33OSAKA presents「東京PAOS! 」開催決定
PIKA☆(ex.あふりらんぽ)を中心に大阪で展開中の祭り興しプロジェクト「TAIYO33OSAKA」が主催するイベント「PAOS! 」が、2012年11月7日(水)に東京・渋谷WWWにて開催されます。当日は、PIKA☆と七尾旅人の対決に絵描きのサイトウケイスケが加わった特別編成のアクトをはじめ、大人気の関西在中アーティスト、N'夙川ボーイズ、奇妙礼太郎らがライヴを披露。また、そしてOTOTOY編集長の飯田仁一郎が聞き役となり、主催のPIKA☆とアチャコ・プリーズにこれまでの活動を伺う「TAIYO33OSA…

インタヴュー
OLAibi、石橋英子Wリリース! 鼎談 : 石橋英子×OLAibi×トンチ
前作『imitation of life』から間を空けることなく、クラッシック、ジャズのエッセンスも含んだシンプルなピアノ・ソロ・アルバム『I'm armed』をリリースした石橋英子。そして、パーカッショニストが奏でる音楽でありながら、今回新たに実験的かつ室内楽的で密室性の高いテイストを組み込んだ3年振りのサード・ソロ・アルバム『new rain』をリリースしたOLAibi。今回は両者のリリースを記念して、スティール・パン奏者のトンチを迎えての3者鼎談を開催。3者に通じる“音楽観”を読み解いてほしい。...…

その他
岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』
音楽評論家の岡村詩野が、毎週金曜日18時よりレインボータウンFMでパーソナリティを務めてきたラジオ番組『radio kitten』の人気コーナー「radio kittenへの道」。番組宛に送られてくるデモ音源 / 未発表音源の中から、毎回選りすぐりの1〜2組のアーティストの音源をセレクトし、岡村詩野(時にはゲストもお迎えして)のコメントと共に紹介してきました。2012年6月にリリースされた『radio kittenコンピレーション Vol.1』に引き続き、「radio kittenへの道」の全ての音源の中か…

レヴュー
七尾旅人『リトルメロディ』配信開始
時代を、そしてかけがえのない瞬間を語り継いで来た七尾旅人が、新作『リトルメロディ』を発表した。2010年新たなポップ・ミュージックの到来を印象づけた傑作『billion voices』リリース後に全国各地でライヴを行い、曲を作り続けて来た七尾旅人。今作『リトルメロディ』には、2011年3月11日に起きた東日本大震災の後、すぐに被災地に駆けつけ支援し、その経験を通して作られた曲「圏内の歌」等も収録されている。誰もが忘れられない時を経て完成したニュー・アルバム。七尾旅人が語り継ぐ現代の詩(うた)が聞いてほしい。…

インタヴュー
younGSounds『more than TV』インタビュー
パンク、ロック、クラブシーンの重要人物で結成されたスーパー・グループ、younGSounds初のオリジナル・アルバム『more than TV』が完成! ハードコア・パンクの加速度を内包し、ヒップホップのリズムとの融合を推し進めた、唯一無二のグルーヴを作り上げている彼ら。メンバーの豊富なバックグラウンドとアイデアが核となり、圧倒的なテンションで切れ目なく展開するフリーキーでコンテンポラリーなロック・サウンドは、タイトでソリッドなガレージ・パーティー・サウンドを生み出しています。痛快でユーモラスな全11曲。.…

その他
radio kittenへの道!!
2012年始めから半年近く続いてきた、デモ音源紹介コーナー「radio kittenへの道」。ラジオ局に送られてきた全ての音源の中から、岡村詩野が選出した6アーティストをまとめたコンピレーション・アルバムをOTOTOY独占でリリースいたしました!! 音楽評論家の岡村詩野が、どこよりも早く評価した、これから世の中に羽ばたいていくであろう新しい才能をお聴きください!!...…

その他
イントロで「おっしゃ! きた!」ってなるようなフェス・アンセム10曲
やっぱ、フェスっていいよね。そこら中で幸せが炸裂しまくっている感じが素晴らしいよね。ハイネケンなんか飲んじゃってさ。そんで、フェスでいちばん幸せが凝縮されている時間を考えたんだけど、それって、みんな知ってる超あがる曲のイントロが始まった瞬間なんじゃないかと思うんだよね。普段かぶらないような帽子とかかぶっちゃって、ゆらゆらしているところに、あの曲が鳴り始めた瞬間。「おっしゃ! きた!」ってなるよね。ちょっとヤバいよね。ライヴ・ハウスとかクラブ、ヘッドフォンとかスピーカーから流れだした時とはまた違う。ちょっと疲…

その他
radio kittenへの道!!
2012年始めから半年近く続いてきた、デモ音源紹介コーナー「radio kittenへの道」。ラジオ局に送られてきた全ての音源の中から、岡村詩野が選出した6アーティストをまとめたコンピレーション・アルバムをOTOTOY独占でリリースいたしました!! 音楽評論家の岡村詩野が、どこよりも早く評価した、これから世の中に羽ばたいていくであろう新しい才能をお聴きください!!...…

レヴュー
石橋英子『imitation of life』
「枯れることのない泉のようなものを欲する部分がある」との言葉に集約されるように、未踏のサウンドを追い求め、即興演奏家やプロデューサー、そしてシンガー・ソング・ライターとして、文字通りあらゆる領域で活動する稀有な音楽家、石橋英子。前作『carapace』から約1年半、引き続きジム・オルークのプロデュースのもと、自然と集結したメンバーたちには「もう死んだ人たち」との名が与えられ、彼女の描いた脚本によって自在に舞い踊る。そんな鉄壁の布陣で構築された新作は、プログレッシヴ・ポップとも呼べる未知の世界である。...…

インタヴュー
【月狼レコード特集】レーベル・コンピ『黄昏讃歌』1〜3 & 全5タイトルの配信をスタート
2006年に設立され、ライヴ・ハウスで活動している日本語パンクを中心としたバンドを取り上げてきたレーベル、月狼RECORDの全作品を、OTOTOY独占で配信開始!! すでに廃盤になっている『黄昏讃歌』シリーズの1、2に加え、2011年3月にリリースされた最新作『黄昏讃歌3』、レーベル・オーナー柳沢英則のバンドWHITE LOSER、HIBIKIのアルバムも配信しちゃいます。しかも、なんと全アルバムから1曲ずつフリー・ダウンロード可能(WHITE LOSERのみE.Pをフリー・ダウンロード)!! さらに柳沢英…

インタヴュー
日暮愛葉 『perfect days』インタビュー by JJ(Limited Express(has gone?))
約4年ぶりとなる日暮愛葉(LOVES. 、ex.SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER)のソロ・アルバムが発売された。僕は大学生の頃にSEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERの超名盤『It’s Brand New』 を聴いてびっくりしちゃって、あわてて心斎橋のクラブ・クアトロのライブを見に行き、そのセンスに圧倒されて以来、ずっとファンである。 ...…

インタヴュー
カジヒデキ 『BLUE BOYS DON'T CRY e.p.』インタビュー
カジヒデキが新作BLUE BOYS DON'T CRY e.p.をリリースした。コーラスが可愛らしい「passion fruits」、ゲスト・ボーカルにBEAT CRUSADERSのヒダカトオルを迎えたパンキッシュなシンセ・ポップ・チューンの「The Sweetest Love」、ヘアカット100のカヴァー「Favourite Shirts (Boy Meets Girl)」、そして昨年公開された映画「デトロイト・メタル・シティ」の挿入歌「Sally My Love」と、実にカラフルな仕上がり。...…

インタヴュー
石橋英子『drifting devil』インタビュー
石橋英子を「PANICSMILEのドラマー」と捉えている人が居るならば、是非ともこの機会に「シンガー・ソング・ライター」としての彼女の音楽を聴いてみて欲しい。最新ソロ・アルバムdrifting devilは多数のゲスト・ミュージシャンを迎えて制作され、楽曲は音の粒がアグレッシヴなものから、ゆるやかに唄とメロディが紡がれていくものまで、色彩感に富んだグッド・ポップ・ミュージックが詰まっている。インタビュー中、”可能性”という言葉を何度も口にした彼女にとって”ポップ”とは一体どんな存在なのだろうか。...…

インタヴュー
サイプレス上野とロベルト吉野 インタビュー by JJ
忘れもしない。サイプレス上野とロベルト吉野の1st album『ドリーム』を聴いた時の感じ。あからさまに愛論を語るとか、強さを押し付けるだけのギャング臭にはふたをして、彼らは徹底的に軽かった。しかもちょっと優しくて、ふざけてて... HIP HOPがパーティから生まれた音楽だって事を忘れてたぜい。LIVEでならしたモノホンMCとスクラッチしまくりの大胆なトラック・メイクは、ごっついラッパーと般若みたいなDJがこれまた洒落て見えたもの。『ドリーム』は2000年以降のHIP HOP albumの中で、だんとつ…

インタヴュー
七尾旅人×やけのはら『Rollin' Rollin'』 やけのはら インタビュー by JJ(Limited Express(has gone?))
MIX CDをリリースすれば飛ぶように売れるし、週末の面白いパーティーで名前を見ないことはない大人気のDJ。idea of a jokeの谷口や森川、KIRIHITOの竹久等が所属するスーパー・バンド、younGSoundsのメンバー。そして今やロック・パーティでは、1晩に2、3回かかるのが当たり前になった七尾旅人との共作楽曲「Rollin' Rollin' 」では、切なげなラップを聴かせてくれる。やけのはらは、名前の後ろに( )をつけて、自分の所属をかかげない。レギュラーDJのHEY MR.MELODYや…

連載
ゆーきゃんからのてがみ SPECIAL【シグナレス×aie】
シンガー・ソングライターゆーきゃんと、エレクトロ・ダブ・ユニットあらかじめ決められた恋人たちへの池永正二によるユニット、シグナレスが、ファースト・アルバム『NO SIGNAL』をリリース! これまで自主制作のCD-Rや12インチ・ヴァイナルのリリースはあったものの、結成以来初の正式音源となる本作。ふわりと浮かび上がり、空間や人に浸透していくダブとフォークの邂逅は、驚くほど踊れる、新たなダンス・ミュージックを生み出した!...…

連載
ゆーきゃんからのてがみ to 森ゆに
アコースティック・バンド、ビンジョウバカネのボーカルとしてデビュー。その後はAPOGEEのサポート・キーボーディストとして活動し、2008年よりソロ活動をスタートさせた森ゆにのセカンド・アルバム『夜をくぐる』が完成。今回、同じくSSWのゆーきゃんの連載コーナー「ゆーきゃんからのてがみ」にて、ゆーきゃんと森ゆにの往復書簡を実施。普段から交流のあるふたりが、あらためて向かい合った、丁寧で真摯なやりとり。そこから見えてくる森ゆにという音楽家は、一体どんな人なのでしょうか。...…

コラム
recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集
1995年に始動。1999年シングル「はなればなれ」でメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けながら、独自のスタンスを築き上げている。2007年7枚目となるオリジナル・アルバム『Musical』をリリース。その後行われたライブ・ツアー「tour Musical」を追ったドキュメンタリーが映画となり、昨年に全国劇場にて公開。各地で異例のロング・ランを記録した。...…

インタヴュー
サウンドポタージュ diskunion × CR-J tokyo
去年からなにやらインディーズ・シーンが騒がしい。リリースが相次ぎ、多くの自主企画が開催され、どこかしらでインディーズ・バンドが大騒ぎを繰り返しているのだ。そんな中、幅広い音楽の知識と20年以上続く伝統を持ち、信頼のおけるチャートを制作しているCRJ-tokyoと、CD-Rであろうと自主盤であろうと、とにかく質の高い音楽を棚に面チンし続けるdisk unionが、協力してインディーズの未来を予見するコンピレーション・アルバムを制作した。...…

インタヴュー
レーベル特集 SECOND ROYAL RECORDS
京都にTSUTAYAのくせに異様に充実した品揃えを展開するCD屋さんがある。一説にはタワー・レコードを押さえ、京都NO.1の売り上げを誇った時期もあるという、TSUTAYA西院店である。そこで10年も前に働いていたのが、筆者とSECOND ROYAL RECORDSの小山内信介だ。同年齢、同期入社だった僕等2人は、よく店に残ってケミカル・ブラザーズの「HEY BOY HEY GIRL」を爆音でスピンさせ踊り狂っていた。僕はオルタナティブ・ミュージックに、彼は欧米のインディーズや渋谷系以降の音楽シーンに詳しか…

レヴュー
【moph records特集】レーベル・コンピ最新作『trunk』&デジタルEP全15タイトルの配信をスタート
2005年に誕生して以来、東京を拠点としてエレクトロニック・ミュージックを中心としつつも、特定のシーンやジャンルに縛られることなく、良質な作品を発表しているmoph records。来る4月4日に最新のレーベル・コンピ『trunk』のリリースが決定し、2月25日には六本木スーパーデラックスでレーベル・ショウケースを開催。レーベルの主宰者でもあるmergrimは、4月21日〜22日に開催されるSónarSound Tokyo 2012への出演も決定。というわけで、OTOTOYではいまもっとも注目すべきレーベル…

レヴュー
YOLZ IN THE SKY 3rd Album『DESINTEGRATION』リリース
崩壊から創り出されたミュータント。冷めたビートと高鳴りで踊る。永遠に繰り返されるビート、上質な織物のように何層にも折り重なるサウンド。そして突如現れては霧のように消える声。音楽の様々な様式を、またバンド自身をまさに壊すように突き進み、未だ進化過程、しかし今ここに刻まれるべき発明品の様な作品の誕生。...…

インタヴュー
サイプレス上野とロベルト吉野 × THE ZOOT16 対談
マイクロフォン担当のサイプレス上野とターンテーブル担当のロベルト吉野、横浜生まれドリームランド育ちの2人組「サ上とロ吉」が新作『MUSIC EXPRES$』をリリースした。本作にはMIC大将、NONKEY、Fragmentの馴染みのヒップ・ホップの面々に加え、SPECIAL OTHERS、サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)、後藤まりこ(ex.ミドリ)が参加し、5曲目「ready to drunk」のプロデュースは渡辺俊美(TOKYO No.1 SOULSET)ことTHE ZOO…

レヴュー
THE ZOOT16『Z16』
TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるソロ・ユニット、THE ZOOT16。2002年に活動を開始し、これまで自身のレーベル「ZOOT SUNRISE SOUND」より3枚のアルバムをリリース。そこに含まれる楽曲群と各種LP(全て廃盤)に収録されているアルバム未収録曲群の中から16曲をセレクト&ノンストップ・ミックスし、ベスト・アルバムとしてリリースします。スカ、レゲエ、ラテンへの偏愛を素直に見せた、TOKYO No.1 SOUL SETとはまた異なる渡辺俊美の音楽家としての別の顔を本作でお…

インタヴュー
前野健太インタビュー!
「前野さん、節電でちょっと暗い東京の夜で遊びませんか? 」2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震。そこから1カ月経った4月11日、映画監督の松江哲明はミュージシャンの前野健太にそう声をかけた。「ライブテープ」を知っている方ならこの言葉の意味をすぐに飲み込めるだろう。...…

インタヴュー
HALFBY『Leaders Of The New School』
今年で活動10周年を迎えるHALFBYが、アニバーサリー・イヤーに放つ渾身の新作『Leaders Of The New School』が到着! 本格的にスタートさせたバンド・セットでのライブ活動を通し、さらにアグレッシヴに進化したパーティ・サウンドを展開。リップスライムとの共作曲も話題の西海岸発ヒップホップ・グループ、アグリー・ダックリングのラッパー、アンディーもゲスト参加。DIPLOやA-TRAKが提示する最新ダンス・ミュージックともリンクしながら、あくまでHALFBY的ポップ感覚を突き通した過去最高級に…

インタヴュー
住所不定無職×カジヒデキ対談
ポップ街道をフルスピードで走り抜ける3人組、住所不定無職から、10ヶ月という短いスパンで2ndフル・ボリューム・シングル『トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1 フロム・トーキョー!!!』が届けられた。あえて“シングル”と名付けるのもうなずける、ポップでロックンロールな楽曲がフル・ボリュームで収録されている。前作でN'夙川BOYSのマーヤLOVEを迎えていたように、今作ではヒダカトオルとカジヒデキをプロデューサーに迎え、イルリメとはラップで共演している。住所不定無職と彼らに共通しているのはポップさ…

ライヴレポート
サイプレス上野とロベルト吉野 『40分』出演時のライヴ音源をリリース!
2010年6月11日に行われたOTOTOY×MOROHA×新宿MARZ企画によるヒップ・ホップ・イベント『40分』でのサイプレス上野とロベルト吉野のライヴ・パフォーマンスを、OTOTOYで独占配信します! サイプレス上野による会場の熱を上げるコール&レスポンス。ロベルト吉野の熟練されたターンテーブル捌き。そして40分という長尺だからこそ実現した、普段なかなか聞くことが出来ないロベルト吉野渾身のラップも収録! 横浜ナンバー1モテ男担当、サイプレス上野がライヴに求める一体感が見事に凝縮された本作! これぞワール…

レヴュー
HALFBYアルバム完成! 先行フリー・ダウンロード開始!
HALFBYのニュー・アルバム『Leaders Of The New School』が完成! 本格的にスタートさせたバンド・セットでのライブ活動を通し、さらにアグレッシヴに進化したパーティ・サウンドを展開。DIPLOやA-TRAKが提示する最新ダンス・ミュージックともリンクしながら、あくまでHALFBY的ポップ感覚の過去最高級にダンサブルで刺激的な一枚。OTOTOYでは、先行で収録曲「Bitch Attack!」をフリー・ダウンロードでお届けします!...…

インタヴュー
MUSICIS THIS! Vol.4 HALFBY公開インタビュー&試聴会〜DJと音楽制作でテン年代を生きぬく方法〜
OTOTOYの編集長飯田仁一郎が、音楽専門学校ミューズ音楽院にて開催する公開講座、MUSIC IS THIS!。 4回目は、今年でデビュー10周年を迎えるHALFBYをゲストに迎えてお送りする公開インタビュー&試聴会。テーマは、DJと音楽制作でテン年代を生きぬく方法! 今年で10周年を迎え、11月にはニュー・アルバム予定しているHALFBYこと高橋孝博。DJとして全国各地のクラブや夏フェス等を飛び回りながらも、リミキサー/プロデューサー/アレンジャーとして映画音楽や企業CMなどを多数手がける彼に、ミュージシ…

インタヴュー
Alfred Beach Sandalの新作『One Day Calypso』配信開始
前作『Alfred Beach Sandal』を聴きながら、歌詞で歌われる「エイブラハム」や「中国」という言葉を無視し、3年前にベトナムへ行ったことを思い出していた。一台のスクーターに5、6人が乗り「それ歩いた方が速いんじゃ」という速度で走る。排気ガスと湿気がまじって肌に貼りつく。そんなホーチミンの道路の真ん中で、自分が旅行に来ているのを忘れ「よくわかんない場所だな、ここはどこだ? こんな場所本当にあるのか? 」と、変な気分になった。その見知らぬ異国へ放り出された感覚は、彼の音楽の中にもある。...…

レヴュー
Alfred Beach Sandalの自主音源がライヴ音源を含み配信開始&フリー・ダウンロード開始
'''自主制作版が配信開始! オトトイではライヴ音源を配信限定収録'''ベースやアナログ・シンセが加わった曲、そのどれもが不思議なリズム(というか呼吸)とコード進行を絡み合わせていて、その中を人を食ったような歌詞(しかもいい声!)がつらつらと流れてゆく。 ''【Track List】''...…

その他
THE BITEのRADIO WALTZ〜THE BITEの職業安定所〜
ロック・バンドTHE BITEのPodcast! 2009年8月にリリースしたスタジオ・ライブ盤『RADIO WALTZ』では、架空のラジオ番組(司会 : イルリメ)を収録している彼らですが、 今回はメンバー自らホストを務め、庶民派ロック・バンドらしく仕事をテーマに、毎回様々な職業の人に仕事の醍醐味や裏話などを聞いてまわります。度重なる話の脱線を繰り返しながら、会話の中で得た知識をフル活用して、THE BITE(バイト)からTHE SHINE(社員)目指します! 番組の最後には、リーダー酒井大明(アコーステ…

レヴュー
Tuff Beats『Light My Fire』配信開始!
7年目を迎えたレーベルTuff Beatsが、東日本大震災を受けてコンピレーション・アルバムを作り上げた。アルバムのテーマは「アンプラグド=節電」。少しでも多くの電力が、被災地や本当に必要な所に行き渡るよう一人一人が節電し、"電気を付ける前にまずは自分のハートに火をつけよう"をコンセプトに、Tuff Beatsゆかりのミュージシャンが集まりアンプラグドで演奏した楽曲を集めた。そして売上の一部を義援金として、日本赤十字社を通して寄付する。Tuff Beatsの熱い心意気に賛同して欲しい。...…

その他
THE BITEのRADIO WALTZ〜THE BITEの職業安定所〜
ロック・バンドTHE BITEが、Podcastを始めます! 2009年8月にリリースしたスタジオ・ライブ盤『RADIO WALTZ』では、架空のラジオ番組(司会 : イルリメ)を収録している彼らですが、 今回はメンバー自らホストを務め、庶民派ロック・バンドらしく仕事をテーマに、毎回様々な職業の人に仕事の醍醐味や裏話などを聞いてまわります。度重なる話の脱線を繰り返しながら、会話の中で得た知識をフル活用して、THE BITE(バイト)からTHE SHINE(社員)目指します! 番組の最後には、リーダー酒井大明…

インタヴュー
石橋英子『carapace』
石橋英子の、ソロとしては3枚目の作品となる『carapace』。この作品を聴きながら、何度も夢の中に引きずり込まれるような感覚を覚えた。夢の中の世界独特の、形が掴めない曖昧な、でもきっと意味深い、起きてからしばらくぼーっとしてしまう、年に数回しか会えない強烈な印象を残す夢。浅い睡眠の中で自分の記憶の中まで旅をした時に見る、あの変な夢。石橋英子が歌詞の中で描く風景は、夢の中で見る曖昧な風景に似ている。懐かしくて大切だけれど、どこか怖くて触れがたい。...…

インタヴュー
カジヒデキとリディムサウンター『TEENS FILM』
カジヒデキ待望の新作は、リディムサウンターとの強力タッグ。リディムとの共同プロデュースによる全12曲、数珠玉の名曲達。ガップリ四つの共作です。1. あこがれ / Holy Holy Holy / 2. 僕のベイビー・レモネード / My Baby Lemonade / 3. 可愛い革命の詩 〜 灼熱のサーヴィス・エリア / Avocado Days / 4. 亜熱帯ガール / Semi-Tropical Girl / 5. PLAYBOY PLAYGIRL / Playboy Playgirl / 6. R…

その他
THE BITEのRADIO WALTZ〜THE BITEの職業安定所〜 レコ発スペシャル
ロック・バンドTHE BITEが、Podcastを始めます! 2009年8月にリリースしたスタジオ・ライブ盤『RADIO WALTZ』では、架空のラジオ番組(司会 : イルリメ)を収録している彼らですが、 今回はメンバー自らホストを務め、庶民派ロック・バンドらしく仕事をテーマに、毎回様々な職業の人に仕事の醍醐味や裏話などを聞いてまわります。度重なる話の脱線を繰り返しながら、会話の中で得た知識をフル活用して、THE BITE(バイト)からTHE SHINE(社員)目指します! 番組の最後には、リーダー酒井大明…

インタヴュー
DORIAN 1stアルバム『Melodies Memories』リリース&インタビュー
名曲「Rollin' Rollin'」を作ったのは、アーバンな3人組。七尾旅人とやけのはら、そして第3の男、DORIAN。七尾旅人ややけのはらのニュー・アルバムでの彼の活躍ぶりに触れると、「Rollin' Rollin'」のキーマンは、この男であったことが分かる。初めて見たCUBISMO GRAFICOの松田"CHABE"岳二主催の「第3の男」での彼のヒップでエモいライヴは、たった1台のRoland909で大荒れの土曜日・新宿・歌舞伎町を常夏に変えた。とは言え、既に長い経歴を持つ七尾旅人ややけのはらとは異な…

連載
THE BITEのRADIO WALTZ〜THE BITEの職業安定所〜 レコ発スペシャル
全国のバイト・ヘッドの皆さん、お待たせしました! 元BREAKfASTの酒井大明を中心に、パンク/ハードコアを通じて知り合った4人がはじめたロック・バンド、THE BITE。2006年の結成以降、コンピレーションCDへの参加、7インチやスタジオ盤のリリースをしてきた彼らが、満を持してファースト・アルバム『ポケットにブルース』をドロップしました! 60'S〜70'Sの古き良き音楽をベースに、ブルース、フォークを奥歯で噛み砕き到達したソリッドなサウンドと、ブルージーで哀愁の漂うヴォーカルと歌詞からは、音楽への愛…

インタヴュー
やけのはら 『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』インタビュー
やけのはらのニュー・アルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』の曲だけしかなかった未完成版と今回届いた完成版で、その感想は逆転してしまった。流れも風景もなにもなかった未完成版は、たった1ヶ月の間に、植本一子が映し出したジャケットと同じように、京王線代田橋の夕暮れそのものとなった。この作品を聞いているだけで、沢山の人間の息づかいが聞こえてくる。ライブ・ハウスの階段か... クラブ終わりの朝方か... はたまた、眠りこけた始発電車か... もう出合って5年以上になるけれど、やっと完成したやけ…

レヴュー
シグナレス配信ライブ開催記念 期間限定で高音質音源をフリー・ダウンロード
''「y.s.s.o」のフリーダウンロードはこちら''(期間 : 7/28〜8/11)西日が容赦なく差す喫茶店で、汗だくでうちわを仰ぎながら、今回リリースされるシグナレスの音源を初めて聴いた。曲が進むにつれて、テーブルの上に置いてある汗をかいたグラスとか、カーテンの柄とか、普段は気にも留めない日常の何でもない風景が徐々に重要な意味を帯びてきて、曲が終わる頃には完全に自分にとって特別なものになっていた。今後、この喫茶店のこの席に座ればこの曲を思い出すだろうし、この曲を聴けばあの喫茶店のあの席が思い浮かぶのだろ…

レヴュー
七尾旅人『billion voices』レビュー
ほぼノン・プロモーションにも関わらず、多方面から反響が起こり奇跡と言われた七尾旅人×やけのはら名義のシングル『Rollin' Rollin'』から半年が経った。独力で作り上げた3枚組超大作『911fantasia』以降、全国各地の独自の活動で出会った仲間を迎え、新旧問わず七尾ファンが間違いなく心揺さぶられる入魂のマスターピースが遂に完成。音楽の全てを飲み込んだ七尾旅人が解き放たれた様な衝撃作。大人気の既発曲「検索少年」「Rollin Rollin」、UAにカバーされた「私の赤ちゃん」等含めた全14曲。七尾の…

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藤枝憲(Spangle call Lilli line)×ミト(クラムボン)×美濃隆章(toe) キーパーソンが語るHQD鼎談
''Spangle call Lilli line / forest at the head of a river(HQD音源)'''''購入者特典''' : ダウンロード限定のオリジナル・ブックレットをプレゼント(楽曲ダウンロード時に同封されます)。大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人によるバンド、Spangle call Lilli line。先日行われた恵比寿リキッドルームでのワンマン・ライブも大盛況だった彼らが、「dreamer」(3月発売)、『VIEW』(4月発売)に続くオリジナル作品第3弾『fore…

その他
Spangle call Lilli line『forest at the head of a river』高音質Ver. 予約開始
大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人によるバンド、Spangle call Lilli line。先日行われた恵比寿リキッドルームでのワンマン・ライブも大盛況だった彼らが、「dreamer」(3月発売)、『VIEW』(4月発売)に続くオリジナル作品第3弾『forest at the head of a river』を、6月22日(火)にリリースします。本作には、toeの美濃隆章が共同プロデュースで参加。バンドでのセッション&一発録りを中心に、国籍もジャンルも不明、不思議な世界に迷い込んだかのような作品が集まった…

インタヴュー
Spangle call Lilli line『VIEW』『dreamer』インタビュー
メンバー全員がデザイナーやカメラマンなどの仕事を持ちながら、12年かけてじっくりファン・ベースを築き上げてきたSpangle call Lilli line(以下、スパングル)。彼らが約1年半振りのオリジナル作品を、3作連続で発表する。第1弾は、プロデューサーに相対性理論のギタリスト永井聖一を迎えて制作された7年振りの2ndシングル「dreamer」。そこに2枚のアルバム『VIEW』と『forest at the head of a river』(6月発売)が追随する。オフィシャルのインタビューで答えている…

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アナログフィッシュ「最後のfuture」レビュー
今年2月に、ニュー・アルバム『Life Goes On』をリリースしたアナログフィッシュ。 ドラマー斉藤州一郎が復帰し、再び3ピースとなった彼らが、アルバム未収録の大名曲「最後のfuture」を、配信限定シングルとしてリリース! 未来を見据えたポジティヴな楽曲です。ototoyでは、HQD(24bit/48khzの高音質WAVファイル)で販売。さらに購入者特典として、メンバー直筆・歌詞入りオリジナル画像をプレゼントします!...…

インタヴュー
有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー
名曲「東京の空」を作った。名曲「White Song」を作った(おとぎ話)。おとぎ話は、1月20日に「White Song」が入った『FAIRYTALE』というアルバムを完成させた。は、ラストで「東京の空」が流れる『ライブテープ』という作品の中で、たった一人で歌い続けた。現在の日本の歌心溢れる音楽シーンの核となる2人である。心を揺らす歌を作ることの出来る才能を持った2人は、強烈な磁石のように惹かれ合い、前野健太 with おとぎ話まで結成している。今彼らを紐解くことは、TVからは見えてこない、現在の日本の歌…

インタヴュー
NAOITO『雑食familia』 インタビュー
NAOITO(ナオイート)は東京生まれ。しかし、彼の音楽を聴けば日本で完結していない事がわかる。 とても人くさく、ジプシーのようにハミだし者の自由なリズム。 19歳で日本を飛び出して様々な文化を雑食してきた彼は、どのように音楽を消化したのか。 彼のデビューまでの経緯と、そのスタイルの背景を語ってもらった。旅人NAOITOが語る日本は必読!...…

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アナログフィッシュ『Life Goes On』インタビュー
昨年10月に病気療養中だった斉藤州一郎が復帰し、再び3ピースとなった新生アナログフィッシュが、新作『Life Goes On』を発表した。当初、斉藤の脱退後に編成されたキーボードを含む4ピースでのレコーディングが進められたものの、その途中で斉藤の復帰が決まり、後を受け継ぐ形で斉藤がレコーディングに参加するという変則的な形式が採られた『Life Goes On』は、いわばアナログフィッシュが3ピースに回帰するまでのドキュメントのような作品と言えよう。そして、そんな作品のタイトル・トラック「Life goes …

インタヴュー
SISTER JET 『JET BOY JET GIRL』インタビュー by 井上沙織
5月にリリースしたファースト・アルバム『三次元ダンスLP』リリース以降、積極的なライヴ活動でその名を広めているSISTER JET。彼らが新作『JET BOY JET GIRL』をリリースした。堀江博久をゲストに迎えた、カラフルなキーボードが際立つ「恋してクレイジー」、音源化が切望されていたライヴでは定番の「DJ SONG」や、ベイ・シティ・ローラーズのキラー・チューン「Saturday Night」のオリジナル詞でのカヴァーなど、極めてポジティヴな一枚となっている。ロックンロールのビートとダンサブルなサウ…

インタヴュー
YOLZ IN THE SKY インタビュー by 西澤裕郎
世代は確実に変わっている。大阪発のYOLZ IN THE SKYの2nd『Ionization』は、それを肌で感じさせる。東京を代表するインディ・レーベルLESS THAN TVから発売されたデビュー作『YOLZ IN THE SKY』は、エッジの効いたギターが印象的なポスト・パンク~ハードコア的作品だっただけに、リズム隊が全面に押された今作には一瞬耳を疑った。とはいえ、その萌芽が1stにも見られていたのは事実で、そこから一歩引いた位置から自分たちの音楽を構築した力作となっている。ザ・ラプチャーやポスト・パ…