自分たちのために集まって、本当にやりたいことを追求していった感じがする
QN:あと聞きたかったことがあって、みんな常にずっと音楽やってるわけじゃないと思うんだけど、普段は何やってるの?
田嶋:仕事ですか?
QN:仕事っつうか、普段...でもまあ、話変えていい? (笑)自分のライフスタイルのなかで音楽ってどれくらいの重要度なのかな。
10,:自分は音楽はめっちゃ重要ですね。うん、音楽っていうか、全部。 感じることはすごい...8割ぐらい占めてる気がします。
田嶋:僕は音楽はあくまでも2次的なものっていうか。めっちゃ好きだし、音楽で自己形成してるけど…現実の経験や人との付き合いのなかでいろいろあったり思ったりして、そういうのがごちゃごちゃっとなって、音楽とかの形になる、って順番。だからリアルが一番で、それが音楽や色んな表現になったりするよね、みたいな。その順番を大切にしたい。音楽が、自分が作るものが、自分の現実とか生活を追い越しちゃうようなことにはなりたくないな。それヘルシーじゃないから。
没:俺はめっちゃ羨ましいな、その感じが。俺は音楽でやってることがメインのお金になっちゃってるから。それがしんどいっちゃしんどいっすね。
QN:まあ難しいよね、その葛藤はね。
没:だから、5 Star Cowboyとか超大事で。遊ぶノリだけで音楽を作るみたいな場が大事だから、そういうのを作ったというか。 おかしな人間になっちゃってるのかも(笑)。 自分のなかに、音楽のレイヤーがめっちゃある。
QN:でもわかるよ。どんな道も大変だと思うけど、音楽1本でっていうのもまた…そうだよね〜。
没:あと、映像がすごい好きで、他の人のMVとか最近結構やってるんですけど。MVは音楽から一歩引けるのがいいのかも。音楽がありながら、ちょっと離れて見れるから、好きなのかもしれないですね。
nul:結構きついんすか、音楽一本でみたいな。
没:いやきつい時もあるよ、、。何回も同じ曲やらなきゃいけないのとか。俺程度だったらまだいいけど、本当に職業でアーティストやってる人って、マジきついと思う。 毎回同じ展開をやって...みたいな、無理でしょ。
田嶋:だから、サビを歌わなくなるんだ。
没:そうそう、だからみんな歌い方変わるんじゃないかな? 同じとこで歌わなくなるとか、高さとか。
QN:でも、お客さんは同じように歌ってほしいとかいうもんね。アレンジしないでほしいとか。
田嶋:ボブ・ディランにみんなが思うことだな。
没:ボブ・ディランなんてずーっと違うじゃん。nulさんの音楽は?
nul:(笑)えっ、なんでしたっけ、質問...。
QN:生活のなかで、どれくらいの割合で音楽と向き合っているのか、。全然たまにだったり、それでいいものを作ってる人もいるし。でも結構自分のなかで占めてる人もいるしさ。
nul:うーん...結構占めてる系かもしれないです。
QN:自分が何かを作ろうという意識が、生活しててもある?
nul:そうですね...。作ってる方が楽しいっていう...。それこそライブとかするより、まあ遠くに行くより楽だし、楽しそうだな〜みたいな。
下田: 僕はいま、あんまり音楽に割ける時間がなくて。生活がメインなんですけど。でもそれゆえに限られた時間で音楽のことばっかり考える。聴ける時間も限られるから、すごい好きなやつとか興味あるものばっかり聴いていて。最近はUSの現行のヒップホップが気になってるんですけど、それを電車乗ってる時にずっと聴いて...。
QN:でもわかるよ。なにかを聞かなきゃいけないという状態じゃなくて、本当に聞きたくて、聞いている状態が多くなっていくみたいな。
下田:作る時間もあんまり用意できてないけど、こうしたい、ああしたいみたいな考えが、いますごい溜まってる。音楽がプラスに行ってる感じがして、それがすごい楽しい。
QN:俺もどっちかというと、同じ状態に近いかな。でも、仕事しながら音楽作ってると…音楽するために毎回そのイメージを書き起こさなきゃいけないじゃん。それがもう面倒くさいから、仕事を一気にやって、自分の時間を買うお金をいっぱい用意しといて。 例えば、100万円なら100万円ぐらい用意して、もうこの2週間は音楽しかやりませんみたいなのをやったほうが絶対いいなと。 一同:確かに。
QN:あっち行ってこっち行って...ってなっちゃうと、音楽も結局収拾つかないまま、途中の作品のものばっかりできあがっちゃうから。「もう分けよう」みたいな。
下田:あ〜それめっちゃいいですね。
nul:シンプルためになりますね(笑)。ここまでためになることインタビューで聞いたことない(笑)。
QN: 多分だけど、海外の人とかそうしてる人が多いんじゃないかな。他のクリエイターの仕事を3ヶ月やったら、 1ヶ月間は自分の好きなことやって、また3ヶ月仕事して...みたいな。日本って結構、雇用問題とかあるから難しいけど。俺みたいな個人事業主みたいだったら、それができるし。
没:実際、結構ちゃんと休む時間あるんですか?
QN: それはそのときにならないとわからないけど、「ちょっとこの期間は他の仕事があって」って言って、空けちゃってやれば、それでいい。中途半端に仕事しながらっていうのは....俺もやってたのよ。仕事終わって、早く帰ってこれた日はマイクあたためて、レコーディングしてたら、子供が入ってきて「何やってんの〜? 」みたいな。そりゃそうだよなって。音楽をやるって、いろんなフェーズがあるけどね。やっぱり自分が本当にやりたい、作りたいものをとことん追求して、それを知ってる人にはお届けできればいいかな。
没:めちゃめちゃいい話です。 浄化された感じっす。
QN:5 Star Cowboyは、そういう領域だと思うんだよね。自分たちのために集まって、自分たちが本当にやりたいことを追求していった...みたいな。でも、そのなかの音楽性にはある意味ではポップミュージックも入ってたり、めっちゃレコードからサンプリングしたっしょみたいなのも入ってて 。そこのバランス感覚はかなり特有だし、どこのシーンにもいないんじゃないかなとめっちゃ思う。
ネットとかじゃないというか、“自分たちで作った空間”なんだなって
QN:みんな平成何年ぐらいの生まれ?
没:5年
10,:5年
nul:平成6年
田嶋&下田:ここが10年。
QN:そっか。俺らの世代とはまた違う質感を感じるし、かといって、なんかめっちゃ若いZ世代みたいな質感でもなくて。この世代は、また違うものを持ってる感じがするね。そこにPICNIC YOUも入ってるから、余計すごいことになってる(笑)。
田嶋:我々はYouTube世代ですね。メディアで考えた場合。
QN:ギリギリ普通にテレビとか見てたからなあ。
没:QNくんって平成2年ですよね。PICNIC YOUの方が、俺らからしたら(QNさんより)遠いんだ。でも、この2人は、趣味的にはめっちゃ大人っぽいっていうか...。俺、初めて2人を見た時は、アコギとボンゴで弾き語りしてて。
下田:コロナ中に新宿の西口の中央公園で、お花見とクラブイベントが一緒になったイベントがあって。 せっかくだから、変なことをやりたいって言って、島倉千代子の「愛のさざなみ」をギターで歌ってた(笑)。
QN:なんか好きなんだね、そういうのが。レトロジャパンというか…。
田嶋:だからこれレトロつーか...なんなのかな。
QN:でもわかるけどね、感じちゃうよね。 感じてしまう方だからさ。 白黒映画とか。
下田:なんか憧れが強いかも、 白黒。時代とか人がキラキラしてる。そういうものに対して、すごいひかれるし、安心するみたいな気持ちがある。
QN:なるほどね。俺たちが多分、YouTube世代0世代みたいな感じだと思うんだよ。
田嶋:結構最初からYouTubeでビデオをあげてましたよね。
QN:いまとなってはそれが当たり前になってるけどさ。俺がファーストアルバム作ってる時は、CDをプレスするのが当たり前で。だからまずレーベルに所属しなきゃいけないっていうのがあった。でもいまって全然そういう時代じゃないじゃん? 5 Star Cowboyはどういう、アーティストモデルなのかな。ネットでガンガンやっていこうみたいなイメージなのか、とりあえず、自分たちのコミュニティーをまず形成したいのか。…SPREADのライブの時とか実際、コミュニティーを感じたけどね。ネットとかじゃないというか、“自分たちで作った空間”なんだなってのを感じた。
没:ほぼあれが始まりだったんで。ここから自分たちでイベントやったりしたほうがいいんじゃないかなと。
田嶋:アーティスト同士じゃなくて、見に来てくれる顔が見える距離の人たちで、コミュニティみたいなものを感じたのは、音楽をやっててSPREADの時がほぼ初めてだったかも。これまでももちろんPICNIC YOUだったり、聴いてくれる人が点でいるみたいな感じだったんですけど、もうちょっと面の広がりというか。 自分たちの存在が、この人たちのなかで共有されているっていうのをリアルで感じた。
QN:なるほどね。全体のコミュニティの感覚が得られたというか。
田嶋:具体的にそれを感じたのは、単にオーディエンスとして見てくれるっていう以上に、自分たちを見て、単純にいろいろものを言ってくれたりとか、あと、勝手にものを作ってくれたりとか。
QN:すごいね(笑)。
田嶋:グッズみたいなものを、周りの人たちが勝手に作ってくれたり。 写真を勝手に撮ってくれたり。それを勝手に写真集にしてくれたりとか。
没:俺ら何もお願いしてないのに(笑)。
田嶋:友達はそれを「グレートフルデッド現象」って言ってた。もっとやってもらいたい…。そういうことが勝手に起きることがあって、自分たちの存在が単に知られるだけじゃなくて、僕たちの手元を離れていろんな人たちのなかにあるんだな、みたいな。自分たちのイメージとかやってることが、そうやって共有されたなという手応え。
QN:それはめちゃくちゃいい話だね。それがただのファンという関係性じゃなくて、そこにちゃんと共有しているものがあるって感じがするよね。 …最後に1個だけいいですか? 次回作はありますか?
没:どうなるか分かんないけど、作り始めています。
QN:いいですね。これで終わらない感じだ。1個できて、それの余韻に浸っているよりも、じゃあ次いくかみたいな方がよかったりするし。
没:やっぱコミュニティがあるので(笑)。
QN:とか言ってSimi Labで俺1枚しかアルバム出してないけど(笑)。やめてるから(笑)。よかったです。じゃあ、ありがとうございました!
一同:ありがとうございました!
2nd TALK:福尾匠
coming soon...
3rd TALK:okadada
4th TALK:二木信
5th TALK:りら
『5 Star Cowboy Deluxe』カセットの購入はこちら
https://ototoy.jp/_/default/i/506
5/9、大阪自主企画を難波ベアーズ&ダフニアで開催!

〈Campfire 1〉
2026年5月9日(土)難波BEARS
開場12時 開演:12時30分 終演:14時予定
出演:
5 Star Cowboy
天国注射
当日 ¥3500 予約 ¥3000
(予約フォーム https://forms.gle/iuGSQRCqMDU6ctyw6)
〈5 Star Cowboy presents BBQ #1〉
2026年5月9日(土)club daphnia
開場:18時30分 終演:23時予定
出演:
イルリメ
MOFO
in the blue shirt
uami
pikomaruko
DJ melody
lazona
oboco
bringlife, PICNIC YOU, 没 a.k.a NGS
当日 ¥3000 ハシゴ割 ¥2000 (ベアーズ予約時に申告、もしくはベアーズで当日お声がけください)
flyer: kodai (yaci)
DISCOGRAPHY
PROFILE
5 Star Cowboy

bringlife:
https://www.instagram.com/bringlife_recs/
https://x.com/bringlife_news
PICNIC YOU:
https://www.instagram.com/picnicyou/
https://x.com/YouPicnic
没 a.k.a NGS:
https://www.instagram.com/botsu_ngs/
https://x.com/botsu_ngs






























































































