UK.PROJECT

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熱狂と混乱が共在するロマンをただ求めて──集合体の上で転がり続けるthe dadadadys

インタヴュー

熱狂と混乱が共在するロマンをただ求めて──集合体の上で転がり続けるthe dadadadys

本日、2024年1月26日。tetoの改名からちょうど2年が経った。the dadadadysと新たに名付けられたこのバンドとどう向き合ったらいいのか。前身時代からのリスナーのなかには、そう戸惑う者も少なくなかったはずだ。tetoからthe dadadadys、そして現在に至るまで。この変遷のなかで5人のメンバーはなにを感じていたのだろう。過去に立ち返りながらも“いま“と向き合った今回の取材は、たまにヒリヒリしながらも、the dadadadysの信念に迫る重要な時間となった。...…

どこまでも漂い、つながっていく──〈odol ONE-MAN LIVE 2023 -1st.show-〉

ライヴレポート

どこまでも漂い、つながっていく──〈odol ONE-MAN LIVE 2023 -1st.show-〉

odolがアルバム『DISTANCES』をリリースしてから約2週間後。11月28日(火)に丸の内のライヴ・レストラン、COTTON CLUBにて、2部制での公演が行われた。ライヴというよりもショウという言葉が似合う、このロマンチックなひとときをライターの小野島大がレポート。ライヴハウスではなく、なぜCOTTON CLUBを会場に選んだのか。その真意を探るとともに、開放感と余白たっぷりのパフォーマンスについて記録している。東京の中心地にひっそりと佇んでいた、シックで美しいこの夜を想像しながら読んでいただきたい…

かつてないほど無邪気なBIGMAMA!?──エモを踏襲し描いた、大人の青春

インタヴュー

かつてないほど無邪気なBIGMAMA!?──エモを踏襲し描いた、大人の青春

アルバムのテーマはずばり、青春。BIGMAMAが5年ぶりにリリースした9枚目のフルアルバム『Tokyo Emotional Gakuen』は、彼ら史上最もあどけなく、そしてエモーショナルな作品となった。その背景には、2021年に加入したバケツを被ったドラマー、Bucket Banquet Bisの存在や、これまでリリースした全149曲を披露したツアー〈BIGMAMA COMPLETE〉があったという。今作の軸となった"現文 | 虎視眈々と"と"17 (until the day I die)"の2曲に着目し…

Helsinki Lambda Clubの最新作『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』を徹底解説

インタヴュー

Helsinki Lambda Clubの最新作『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』を徹底解説

Helsinki Lambda Clubがサード・フル・アルバム『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』をリリース。オトトイでは今作の魅力を伝えるべく、バンド結成10周年の日である2023年7月4日(火)に先行試聴会を開催した。リリースの約1ヶ月前に全曲を試聴できるほか、当日は制作について語る公開インタビューも実施。Helsinki Lambda Clubと深く長い交流がある、飯田仁一郎が今作についてカジュアルに探る時間となった。そのインタビューをここに掲載する。 ...…

いまは0点でも100点でもいい──小池貞利(the dadadadys)が貫くストレートな表現

インタヴュー

いまは0点でも100点でもいい──小池貞利(the dadadadys)が貫くストレートな表現

「ギター・ソロっている?」、「イントロは短い方が聴きやすい」という現代の流行を一切無視した、傑作がリリースされた。tetoとして活動をしていた小池貞利(Vo / Gt)、佐藤健一郎(Ba)、元2のドラマー、yucco、サポート・ギターとして参加していた山岡錬、元ヤングオオハラのギタリスト、儀間陽柄から成るロック・バンド、the dadadadys。現体制になってから初の作品となる、EP『だ』と『da』の根底には、「やってきたこと」「やりたいこと」があり、その強い意思からは、これぞロックバンドだ! という姿…

音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

インタヴュー

音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

昨年7月に新木場 STUDIO COASTでのワンマン公演を大盛況で終えたHelsinki Lambda Club。その後もどんぐりず、CHAIらとコラボしたシングルを立て続けに発表し、ジャンルを横断した楽曲を幅広い層へ届けてきた。そしてこのたび、 ミニ・アルバム『Hello, my darkness』をリリース。ヒップホップ・アーティストのWez Atlasがラップで参加するなど、新しい一面が楽しめる新作に仕上がっている。そして本作で最も注目すべきは、その軽やかなサウンドだ。これまでの作品をアップデートし…

余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

インタヴュー

余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

CHAI、PEAVIS、どんぐりず、Frascoを招いた3曲入りシングル『Inception (of)』を9月にリリースし、翌月から3ヶ月連続シングル配信中という、高速前進中のHelsinki Lambda Club。今回のインタビューでは3曲入りシングルから、連続リリースシリーズ第1弾「Be My Words」と第2弾「ベニエ」までをたっぷりとききました。またOTOTOYでは、〈FRIENDSHIP.〉のスタジオ『FS.』にて録音されたHelsinki Lambda Clubのライヴ音源を独占配信中! 前…

自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

インタヴュー

自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

odolが日本語で歌う理由は、嘘なく表現したいから。結成当時から母国語での表現を選択したのは、単に「日本人だから」というわけではなく、言葉の意味が最もそのまま伝わるはずだという純粋な想いがあってのことだ。6月9日にリリースされたodolのアルバム『はためき』は、表現に対するまっすぐな姿勢と物事や自身の思考に対する探究心が色濃く現れた新作だ。偽りのないリリックと立体感あるサウンドで構成された本作に揺られていると、こんな情勢でも、平凡な今日とちょっと先の未来が不思議と愛しく思える。そんな全9曲が収録されている新…

Helsinki Lambda Clubは、これからも少年と大人の間を行き来する──〈"MIND THE GAP!!"〉ファイナル公演 ライヴレポート

ライヴレポート

Helsinki Lambda Clubは、これからも少年と大人の間を行き来する──〈"MIND THE GAP!!"〉ファイナル公演 ライヴレポート

オルタナティヴ・ロック・バンドHelsinki Lambda Clubが全国3都市で開催したツアー 〈“MIND THE GAP!!”〉を無事完走!傑作アルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」をひっさげて行われたライヴは、ステージも観客席も幸福に満ちていた。今回OTOTOYでは、会場全てをハッピーな空気に包みこんだライヴの模様をレポートでお届けします。...…

Helsinki Lambda Clubと行く! “不思議なタイムトラベル”

インタヴュー

Helsinki Lambda Clubと行く! “不思議なタイムトラベル”

Helsinki Lambda Club(以下、ヘルシンキ)から、『ME to ME』以来4年ぶりのフル・アルバム『Eleven plus two / Twelve plus one』が到着!! 1990年代のオルタナ・ロックや現行のインディ・シーンからの影響を受けつつ、遊び心のある中毒性の高いメロディーでもって、インディー・シーンの中でも独自の活動を広げる彼ら。今作は、「過去・現在」をテーマに、これまで影響を受けた音楽をいまの自然体で表現したアルバム前半、そして後半では「未来」をテーマに展開される。バンド…

きっかけは香港にあった便所の落書き──ヘルシンキ、新作をリリース

インタヴュー

きっかけは香港にあった便所の落書き──ヘルシンキ、新作をリリース

2018年12月にいままで以上に自らの“やりたいこと”を自由に作品に落とし込み、バンドとしてさらなる進化を遂げたHelsinki Lambda Club(以下、ヘルシンキ)。昨年はスカートやTENDOUJIをはじめ、さまざまなバンドの自主企画に迎えられながら、自主企画も実施。さらにはリーガルリリーとの香港公演やodolとの中国ツアーも行い、海外での活動も果たした彼ら。さまざまな舞台で音楽を鳴らしてきた彼らが1年ぶりにリリースした「Good News Is Bad News」はまさに“原点回帰”なサウンドに。…

佐藤健一郎(Ba)に訊く、バンドの過去といま──teto新アルバム特集第2弾

インタヴュー

佐藤健一郎(Ba)に訊く、バンドの過去といま──teto新アルバム特集第2弾

結成から4年目を迎えるteto。先日2ndアルバム『超現実至上主義宣言』をリリースし、現在47都道府県を回るツアー〈日ノ出行脚〉を実施するなど、大きな注目を集めている彼ら。OTOTOYでは1stミニ・アルバム『dystopia』リリース時より毎回メンバー全員インタヴューを行なってきたが、今回はより“いまのteto”に迫り、結成時よりtetoのメンバーとして活動をしてきた佐藤健一郎(Ba)への単独インタヴューを敢行した。基本的にメディアにはフロントマンの小池貞利(Vo&Gt)が登場するため、佐藤への単独取材は…

よりシンプルに、素直に──DATS、「Game Over」で新たなフィールドへ

インタヴュー

よりシンプルに、素直に──DATS、「Game Over」で新たなフィールドへ

DATS、2019年を締めくくりとなるシングル「Game Over」。初のアニメ・タイアップ・ソングとなった本作は、これまでの作品のなかでもダンス・ロック的なダイナミズムと疾走感に溢れ、ストレートに耳に入ってくる日本語詞の使い方も含めて新たな表現へとひとつ乗り出した作品といえるだろう。そこには、もちろん彼らしいエレクトロニックなサウンドもひとつのスパイスとして効いている。メジャー1stアルバム『Digital Analog Translation System』から約1年半ほどで、さまざまな経験を経て、20…

リアルな勢い詰め込んだ、teto『超現実至上主義宣言』メンバー全曲解説

インタヴュー

リアルな勢い詰め込んだ、teto『超現実至上主義宣言』メンバー全曲解説

初シングル「忘れた」収録の“光るまち”がアルバムの1曲目を飾る今回の新アルバム『超現実至上主義宣言』。前回は弾き語りで収録されていたが、今回はバンド・アレンジで収録。1曲目の時点でこれまでのtetoの最高傑作を予感させる今作では、このほかにもシンセや四つ打ちといったこれまでのtetoにはなかったアレンジ面での進化も見せた。新たな要素は取り込みつつ、生々しいほどにいまのtetoが詰め込まれ、tetoらしくオルタナティヴ・ロックを提示する今作。ぜひアルバムの全曲解説とともにおたのしみください。...…

激情ほとばしるtetoの2ndシングル『正義ごっこ』

インタヴュー

激情ほとばしるtetoの2ndシングル『正義ごっこ』

昨年待望の1stフル・アルバム『手』をリリースし、全国22カ所を回るツアー〈結んで開いて〉では、ファイナルの恵比寿LIQUIDROOMを含め、ソールドアウトが続出するなど、全国各地で意気盛んな活動を見せるロック・バンド、teto。そんな彼らがシングル「正義ごっこ」をリリースした。激情的でいて、幻想的、そしてもの憂げな雰囲気をまとった4曲が収録された。さらなる進化を遂げたtetoの4人に行ったインタヴューをここに掲載しよう。...…

5年目に訪れたHelsinki Lambda Clubの転換期──自分らしく開き直る『Tourist』

インタヴュー

5年目に訪れたHelsinki Lambda Clubの転換期──自分らしく開き直る『Tourist』

自らの音楽を“ニューオルタナティヴ”と形容し、1990年代のオルタナ・ロックや現行のインディ・シーンからの影響を受けつつも、独自の活動を広げるHelsinki Lambda Clubも今年で結成5年目。そんな彼らが新たにリリースしたセカンド・ミニ・アルバム『Tourist』。これまで以上に彼らが“やりたいこと”を作品に落とし込むことに成功した、実にポップでキャッチーで遊び心満載なアルバム! OTOTOY編集部鈴木的には、間違いなく現段階でのヘルシンキの最高傑作はコレ! 100回聴いても飽きない、聴くたびに発…

気鋭のカメラマンが切りとる、さまざまなodol『往来するもの』のランドスケープ

コラム

気鋭のカメラマンが切りとる、さまざまなodol『往来するもの』のランドスケープ

特定のジャンルやシーンに固執せず、 さまざまな音楽の要素を取り入れ、作品ごとにその姿を変化し続けてきたロック・バンド、odolが2018年10月24日(水)に新アルバム『往来するもの』をリリースした。その楽曲から自然と情景が思い浮かぶと言われることも多いodolが奏でる世界とは、一体どのようなものなのか。その景色を掘り下げるべく特集ページを掲載。鳥居洋介、作永裕範、今井駿介、吉田志穂という4名の気鋭のカメラマンが今作を聴き、思い描いた景色や風景を切り取ってもらった。ぜひこのページを見て、odolが奏でる情景…

あの日彼らは“大人”になった──Sentimental boys『Festival』ツアー・ファイナル

ライヴレポート

あの日彼らは“大人”になった──Sentimental boys『Festival』ツアー・ファイナル

Sentimental boysが2018年8月にリリースした2ndフル・アルバム『Festival』のリリース・ツアー・ファイナルが、11月9日に下北沢BASEMENTBARにて開催された。この日の対バン相手は、Sentimental boysがリスペクトを送るロック・バンド、おとぎ話。先輩としてピュアでクールでキラキラしたライヴを見せつけたおとぎ話と、まるで映画のような情景を描き出し、じわじわと熱量を増していくSentimental boys。両者の魅力を存分に感じることができた、あの特別な夜の模様をお…

明るく楽しい未来のために「踊らなソンソン」──佐藤タイジ、配信限定リリース

インタヴュー

明るく楽しい未来のために「踊らなソンソン」──佐藤タイジ、配信限定リリース

徳島出身のロック・ミュージシャン、佐藤タイジが、高円寺を拠点としている阿波おどり“華純連”と作り上げた、新たな阿波おどりの形ともいえる「踊らなソンソン」を配信リリース! 2018年4月〈アースデイ東京2018〉にて初ステージを行い、その後〈フジロックフェスティバル '18〉にも出演、多くの観客を躍らせた佐藤タイジ&華純連。佐藤タイジはなぜ阿波おどりを、彼の表現の方法として選択したのか、単独インタヴューを敢行した。...…

teto、限りなく“純度”にこだわった待望の1stフル・アルバム『手』をリリース

インタヴュー

teto、限りなく“純度”にこだわった待望の1stフル・アルバム『手』をリリース

2018年、1stシングル「忘れた」をリリースし、全国9か所を廻るツアーや、バンド初のワンマン・ツアー〈始発〉を開催、夏には大型野外イベントに多数出演するなど、まさに破竹の勢いで活動を続けるロック・バンド、teto。昨年8月に初の全国流通作品となるEP『dystopia』をリリースして以降、多くのロック・ファンによってアルバムを待ち望む声があがっていたが、ついに9月26日(水)に1stフル・アルバム『手』をリリース! バンドのフロントマンである小池貞利いわく、限りなく“純度”を高めた作品になった今作。そんな…

Yap!!!、2作同時リリース記念対談──石毛輝(Yap!!!) × MONJOE(DATS / yahyel)

インタヴュー

Yap!!!、2作同時リリース記念対談──石毛輝(Yap!!!) × MONJOE(DATS / yahyel)

the telephones / lovefilmとしても活躍する石毛輝が始動させた3ピース・バンド、Yap!!!。2018年9月5日に2作同時でEPをリリースした。2nd EP『Monochrome』では、まさにYap!!!の真骨頂ともいえる、人々を踊らせフロアを熱狂させるダンス・ミュージックが詰まっている。また、コラボレーションEP『Bichrome』には、CHAIからマナとカナ、菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、小出祐介(Base Ball Bear)、Koji Nakamura…

LOST IN TIME、結成15周年を締めくくる2曲入り配信限定シンングル『傘のない帰り道』をリリース & 海北大輔インタヴュー掲載

インタヴュー

LOST IN TIME、結成15周年を締めくくる2曲入り配信限定シンングル『傘のない帰り道』をリリース & 海北大輔インタヴュー掲載

デビューから15年という節目の昨年6月に10枚目のアルバム『すべてのおくりもの』をリリースしたロック・バンド、LOST IN TIMEがその節目を締めくくるべく、2曲入りの配信限定シングル『傘のない帰り道』をリリース。大切な人を思う、切なくも前向きなタイトル曲「傘のない帰り道」と続ける事の苦しさを剥き出しにしたような後悔を歌う「Repentance」という対照的な2曲にはバンドの“今”と“これから”が込められています。OTOTOYでは今回のリリースにあたり、ヴォーカルである海北大輔にインタヴューを敢行。リリ…

過ぎていった景色にある、忘れてしまった出会い──tetoの底力を見せつける初シングルを配信スタート

インタヴュー

過ぎていった景色にある、忘れてしまった出会い──tetoの底力を見せつける初シングルを配信スタート

パンク、ガレージ・サウンドを取り入れたキャッチーな楽曲と、エモーショナルなライヴ・パフォーマンスで2016年の結成以来、多くの注目を集め続けるロック・バンド、teto。昨年2017年は多くの大型フェスへの出演や、テレビ出演、そして初の全国流通ミニ・アルバム『dystopia』のリリースなど、まさに1年を全力で走り抜けた彼ら。そんなtetoが初のシングル「忘れた」を2018年3月21日にリリースする。“出会い”と“別れ”をうたった叙情的なリード曲「忘れた」をはじめ、YOUNG PUNCHのカヴァー楽曲やアコー…

細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神

インタヴュー

細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神

2017年に自身のレーベル〈Hamsterdam Records〉を立ち上げたHelsinki Lambda Club。これまで、1stシングルにはじまり、1stミニ・アルバム、1stフル・アルバム、1stスプリット…… と、“ファースト縛り”でリリースを続けている彼ら。そして今作も懲りずに、バンド“初”となるアナログ盤とUSBとミニ・トートバッグをセットにした全3曲入りのシングル『Time,Time,Time』をリリース。...…

odolが飛躍を遂げる1st EP『視線』を先行配信開始──究極の普遍性を追求した変容

インタヴュー

odolが飛躍を遂げる1st EP『視線』を先行配信開始──究極の普遍性を追求した変容

今作『視線』が配信開始される直前にミゾベリョウがこんなツイートをしていた。「この6曲を作った期間が、今までの僕の音楽人生の中で一番に大きな意味を持つ時間になりました」と。これまで『odol』、『YEARS』と2枚のアルバムをリリースしてきた彼らだが、この度リリースされたodolの1st EP『視線』では、これまでのodolとはまた違った魅力をみせる作品となってる。『YEARS』リリース後の2016年11月に早川知輝 (Guitar)が加入し、6人のバンドとしてスタート。彼らの高い音楽性やメッセージ性の強い歌…

しょうもない毎日のなかに求める一瞬の輝き──tetoが待望の1stミニ・アルバム『dystopia』をリリース

インタヴュー

しょうもない毎日のなかに求める一瞬の輝き──tetoが待望の1stミニ・アルバム『dystopia』をリリース

笑いあって描き合って抱き合える…… そんな“ユートピア”のような世界が、『dystopia』と名付けられたこのミニ・アルバムには広がっている。そんな作品をバンド結成から1年半、これまで5曲入り自主音源と、6月にリリースされたHelsinki Lambda ClubとのスプリットCDのリリースしかなかったtetoがつくり上げたのだ。待望のリリースとなる1st EP『dystopia』は、ど真ん中なパンク・チューンからガレージ・サウンドを取り入れた、キャッチーで疾走感満載な楽曲が並び、懐かしさと新しさが共存した…

300人と「相思相愛」──Helsinki Lambda Club 多幸感に満ちたワンマン&tetoとのスプリットを配信

ライヴレポート

300人と「相思相愛」──Helsinki Lambda Club 多幸感に満ちたワンマン&tetoとのスプリットを配信

2017年6月30日、Helsinki Lambda Clubが自主レーベル、Hamsterdam Recordsの設立記念として、ワンマン・ライヴを行った。開場から開演までの間も、来場特典や上映会、型抜き大会などなど、お楽しみ企画が盛りだくさん。ヘルシンキなりのユニークなおもてなしで、渋谷WWWは開演前から大賑わい。様々なバンドと対バンして、成長した彼らがワンマン・ライヴで見せてくれるのはどんな景色なのだろうか。ライヴ・レポート掲載と同時に、Hamsterdam Records第1弾作品『split』から…

未完成のまま、再生していく──BURGER NUDS復活作リリース記念!!貴重な3人へのインタヴューを掲載!!

インタヴュー

未完成のまま、再生していく──BURGER NUDS復活作リリース記念!!貴重な3人へのインタヴューを掲載!!

BUREGER NUDSが2014年の復活以降初、14年ぶりとなるアルバム『Act 2 或いは Act 3」をリリースした。派手な再結成劇にすることなく自らのペースでライヴをこなし、復活から3年というスパンを持ってして届けられた待望のアルバムは復活ライヴでも披露されていた「Lesson」や「NERD」などを含む全11曲を収録。今回OTOTOYでは旧譜の再発時にライナーノーツを手がけた金子厚武によるメンバーへのインタヴューを掲載。復活作を読み解くテキストとしてアルバムとともに是非とも楽しんでほしい。...…

パンドラの匣の底に眠っていた希望──LOST IN TIME、節目となる10枚目のアルバムをリリース!!

インタヴュー

パンドラの匣の底に眠っていた希望──LOST IN TIME、節目となる10枚目のアルバムをリリース!!

「パンドラ」...そうあの有名な「箱」のエピソードで多くの人が耳にしたことがある言葉だと思うが、この言葉の意味はご存知だろうか? 正解は「すべてのおくりもの」。シンプルながら骨太なサウンドと、ヴォーカル・海北大輔の聴く人の心を掴んで離さない歌声と歌詞で、日本のギター・ロックの良心として止まることなく歩みを続けてきたバンド・LOST IN TIMEはファースト・アルバム『冬空と君の手』から丸15年、そして10枚目となるアルバムにそう名付けた。アルバムの名前の通り、バンドを支えてきた仲間、友人、そしてファンに捧…

【REVIEW】新たな扉を開いたTOTALFAT、8枚目のフル・アルバムリリース!

その他

【REVIEW】新たな扉を開いたTOTALFAT、8枚目のフル・アルバムリリース!

TOTALFATが約2年振りに8枚目のフル・アルバム『FAT』をリリースした。TOTALFATというバンドの身体の一部である言葉を切り取り「FAT」と名付けられたアルバム、そのタイトルの中にTOTALFATの歩んできた17年間が垣間見えるデザインになっている。そんな想いが詰まった今作を紹介しよう。...…

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【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto2days2マン“Last Comer”──1日目の模様をお届け

ライヴレポート

【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto2days2マン“Last Comer”──1日目の模様をお届け

'''巷を賑わせたスプリットから2曲を配信中'''''Helsinki Lambda Club,teto / split''''【配信形態】''WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 216円(税込) / まとめ 432円(税込) ''【収録曲】''1. King Of The White Chip2. 36.42017年4月18日に行われた、Helsinki Lambda Club×tetoのスプリットアルバムの発売を記念した2daysライヴ“Last Comer”の…

【ライヴレポート】Helsinki Lambda Culb 渋谷WWWにて千秋楽

ライヴレポート

【ライヴレポート】Helsinki Lambda Culb 渋谷WWWにて千秋楽

今日も電車に乗って、携帯ニュースを開いてみる。人は世の中の過激な出来事や批判に自然と目がいく。巷を賑わすスキャンダルは皆好きなのに聞き耳立てるだけで、タブーと分かっているが故に踏み込むことは無い。こんなニュースもしばらくしたら忘れてしまうんだろうな。そう考えながら渋谷へと向かった。Helsinki Lambda Clubのツアーファイナルを見届けるために。...…

Helsinki Lambda Club、初のフル・アルバム配信&インタヴュー

インタヴュー

Helsinki Lambda Club、初のフル・アルバム配信&インタヴュー

Helsinki Lambda Clubがついにフル・アルバムをリリースする。バンドが敬愛するAnalogfishの下岡晃(Vo, G)をプロデューサーとして迎えて制作された『ME to ME』。学業優先のためバンドを離脱していた佐久間公平(G, Cho)に代わって、サポート・ギタリストとしてライヴにも参加していたGroup2のクマガイタイキ(G)やKidori Kidoriのマッシュ(Vo, G)が引き続き録音に、またThe Wisely Brothersの真舘晴子(G, Vo)がコーラスで参加している。…

百々和宏、その長いキャリアを裏付ける“ロックンロールハート”とは?

レヴュー

百々和宏、その長いキャリアを裏付ける“ロックンロールハート”とは?

「ロックンロールハート」と題する百々和宏による楽曲は、過去の百々のソロ名義のアルバムに毎回収録され、その登場は今作で3度目となる。最新アルバム『スカイ イズ ブルー』は、そんな「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」のセンチメンタルなクリーン・ギターの音色とともに、まるで青春映画のエンディングのように幕開けされる。 ...…

Helsinki Lambda Club、初のマキシシングルを配信&インタヴュー

インタヴュー

Helsinki Lambda Club、初のマキシシングルを配信&インタヴュー

"恋人に言われたらグサっとくる一言「友達にもどろう」というタイトルに決定した"という、相変わらずのユーモアさを持って4曲入りのマキシ・シングルをリリースしたHelsinki Lambda Club。本作にはライヴ会場と通販のみで販売されていた500枚限定シングルに収録されていた「TVHBD」「メリールウ」の2曲に加え、自主制作盤から新録した「ぢきぢき」、そして「地獄でワルツを踊りましょう」というフレーズが印象的なギターロック・アンセム「しゃれこうべ しゃれこうべ」の新曲1曲が収録。OTOTOYでは歌詞ブック…

平均22歳の5人組、odolのバンドの革新感じる2ndアルバムを配信&インタヴュー

インタヴュー

平均22歳の5人組、odolのバンドの革新感じる2ndアルバムを配信&インタヴュー

現在、平均22歳──つまり〈FUJI ROCK FESTIVAL'14〉に出演の際は平均20歳という驚異のキャリアを持つ5人組、odol(オドル)。1stアルバム『odol』から1年を経て、2ndアルバム『YEARS』をリリースした。アルバムはオルタナティヴなアプローチはそのままに、音と溶け合うなかにも芯を感じさせるようになったミゾベリョウの歌声と、より客観性を持って突き詰めたサウンドの進化によって、バンドの革新を感じさせる内容。この1年の驚くべき成長スピードの裏には何があったのか。バンドにとっても初だとい…

つばきのフロントマン、一色徳保のソロ・アルバム配信&インタヴュー

インタヴュー

つばきのフロントマン、一色徳保のソロ・アルバム配信&インタヴュー

「つばきで表現できなかった僕の中にある音楽を表現したい」という思いのもと、ロック・バンド、つばきのフロントマンである一色徳保がソロ・アルバムを制作した。バンド結成10周年となる2010年に一色の脳に異常が見つかり活動を休止、4年間の活動休止を経て2013年復活。2014年9月にはつばきとしてフル・アルバムを完成させ、今年は15周年目のツアーも控えるなか生まれた本作。とにかくつばき"じゃないほう"を選んだというだけあって、一色の新境地とも言える音楽性が詰まっている。いま、ソロ活動をはじめたその真意とは? イン…

カフカ、UKプロジェクト移籍後初のアルバムで東京を綴る

インタヴュー

カフカ、UKプロジェクト移籍後初のアルバムで東京を綴る

UK.PROJECTに移籍して初のフル・アルバム『Tokyo 9 Stories』をリリースしたカフカ。2014年の"再生"を掲げたアルバム『Rebirth』から約1年半。あいだにリリースした配信限定シングル『NIGHT CIRCUS e.p.』では東京・渋谷のスクランブル交差点を上空から写したジャケット・アートワークだったが、今回は俯瞰した位置から眺めるのではなく地に足をつけた生活者の目線から切り取った"東京"をテーマに作品を作り上げた。なぜ、今回"東京"を舞台にしたのか、そこで生きている彼らの変化ととも…

新生Seagull Screaming Kiss Her Kiss Her、15年ぶりのアルバム完成&リミックス音源フリーDL配信

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新生Seagull Screaming Kiss Her Kiss Her、15年ぶりのアルバム完成&リミックス音源フリーDL配信

国内オルタナティヴ・ロックの雄、Seagull Screaming Kiss Her Kiss Herが帰ってきた。日暮愛葉を中心に1992年結成。2002年の活動休止後も長きに渡って復活を熱望する声が絶えぬなか、2014年1月、中尾憲太郎の呼びかけにより全く新しいメンバーによる新生Seagull Screaming Kiss Her Kiss Herが再び姿を現した。...…

MO’SOME TONEBENDERが4ヶ月振りの新作『Ride into HEAVEN』リリース

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MO’SOME TONEBENDERが4ヶ月振りの新作『Ride into HEAVEN』リリース

MO’SOME TONEBENDERが前作『Rise from HELL』、通称「地獄盤」から4ヶ月振りとなる対作品、『Ride into HEAVEN』をリリース。前作がドロドロとしたガレージ、ハードコアなサウンドだったのに対し、エレクトロでかつポップな仕上がりに。天国から地獄。この振れ幅を乗りこなしてしまうのはモーサム以外にはありえないだろう。前回は百々和宏にインタヴューを行ったが、今回は藤田勇、武井靖典の2人に「地獄盤」「天国盤」、そしてこれからを語ってもらった。...…

LOST IN TIMEによる、未来への希望を描いた新作、『DOORS』を配信&インタヴュー

インタヴュー

LOST IN TIMEによる、未来への希望を描いた新作、『DOORS』を配信&インタヴュー

2001年の結成から現在まで、止まることなく積極的な活動を見せてきたロック・バンド、LOST IN TIME。これまで8つのアルバムを発表してきた彼らが今回、2年ぶりの新作『DOORS』をリリース。シンプルな楽器構成の上で練りに練られたアレンジ、バンドとして新機軸であるインスト・ナンバーなど、大変聴きごたえのある作品を生み出したメンバーの1人、海北大輔(Vo, Ba, Pf)へインタヴューを行った。海北自身、「今まで作ってきたどのアルバムにも負けない足跡、レコードを残せた」と語る本作は、どのように生み出され…

結成わずか1年! 脅威のニューカマー、odolのファースト・アルバムを配信&インタヴュー

インタヴュー

結成わずか1年! 脅威のニューカマー、odolのファースト・アルバムを配信&インタヴュー

荒々しく空間を満たすシューゲイズ・サウンドとメランコリックなピアノで注目を集め、結成わずか半年にしてFUJI ROCK FESTIVAL 2014に出演を果たしたニューカマー、odol(オドル)。これまでのリリースがフリー・ダウンロードのE.P2作品のみの彼らが、待望のファースト・アルバムをついに発表。結成1年とは思えない、バンドとしてのソングライティング力、そしてドラマチックな楽器アンサンブルが見事にパッケージングされた全7曲を収録。そんな今作について、メンバーのミゾベリョウ(Vo, Gt)、森山公稀(P…

MO’SOME TONEBENDER『Rise from HELL』を配信!! & インタヴュー掲載

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MO’SOME TONEBENDER『Rise from HELL』を配信!! & インタヴュー掲載

2013年12月以降、約1年強ぶりに、MO'SOME TONEBENDERがアルバムをリリースする。しかも、なんと2作連続!? その第1弾となるのは、「地獄盤」こと『Rise from HELL』。初期のモーサムを連想させるヘヴィなハードコアやガレージロックを中心としたイーヴィルなロック作。フルスロットルで地獄からの脱出を試みるかのような、壊れたテンションの高さに溢れた本作で地獄を観てみないかい? 百々和宏へのロング・インタヴューとともに、最狂のロックンロールをお届けする。...…

Helsinki Lambda Club、待望のミニ・アルバムをリリース

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Helsinki Lambda Club、待望のミニ・アルバムをリリース

UK.PROJECTのオーディションで優勝し、昨年12月に限定生産の1stシングル『ヘルシンキラムダクラブのお通し』をリリースしたHelsinki Lambda Club。あれから3ヶ月、待望のミニ・アルバム『olutta』が到着した。フィンランド語で<ビール>の意味を表す『olutta』、お通しのあとのビールが最高なように、このミニ・アルバムからも最高の匂いがたちこめてくる。ビール片手に、メンバー全員の味わい深いインタヴューもどうぞ。...…

ヘルシンキラムダクラブ、限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー

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ヘルシンキラムダクラブ、限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー

2014年12月10日に、2曲入り1stシングルをリリースしたバンド、Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)。UK.PROJECTのオーディションで優勝し、とっておきのキラー・チューンとスーパーカーのカヴァーが収録される。リリース情報を発表後、CDショップには限定枚数の555枚を遥かに超えた予約が殺到し、333枚追加、計888枚の末広がりな限定リリースで勢いがつきはじめる彼らにインタヴュー。 ...…

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第12弾 ゾンビちゃん インタヴュー

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ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第12弾 ゾンビちゃん インタヴュー

インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで約1年程やってきた「NEW SENSATION」が半年ぶりに復活します。我々が忙しくなったこともあり、「一瞬充電させて~」とオトトイのディレクターに泣きついたのですが、もはや半年もお休みすると、その間にも次のトリプルファイヤーやミツメ、大森靖子のようなすごいやつらがどんどん現れてきたわけです。日本の音楽シーンはなんて豊かなのでしょう! ってことで、「NEW SENSATION」、しっかり充電完了で復活し…

KETTLES、1stミニ・アルバムをリリース!

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KETTLES、1stミニ・アルバムをリリース!

POLYSICSのハヤシをはじめ、N'夙川BOYS、KING BROTHERSのマーヤLOVE、元BEAT CRUSADERSのマシータが惚れる、男女ふたり組の轟音ロック・バンド、KETTLES。約1年半ぶりのリリースは、ふたりだけで作ることにこだわった初のミニ・アルバム。徹底的に無駄な要素を削ぎ落とし、よりポップで、エモーショナルな作品が完成!!...…

画家 presents『嬉しい音楽 Vol.1』出演者座談会

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画家 presents『嬉しい音楽 Vol.1』出演者座談会

16人編成の嬉しいバンド・画家によるプロデュース・イベント第一弾「嬉しい音楽」がGWに開催される!! 画家+1バンド+1パフォーマー×過剰演出で送る、破壊力抜群の1日。そもそも、新代田FEVERで行われたVol.0から16ヶ月が経ち、思い出したように、Vol.1の開催が決定したというこのイベント。今回の過剰演出を率いるのは、クリエイティブ・ユニット・らくださん。ウルトラなバンドにミラクルってるパフォーマーを迎え、何となくお得感のある値段でスパイシーに炸裂します。...…

勝手にしやがれ、ポスト3.11のこの国に贈る渾身の11thアルバム

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勝手にしやがれ、ポスト3.11のこの国に贈る渾身の11thアルバム

右手にジャズ、左手にロック、心にパンクを。そして本作では背中に大きな大きな13の物語を背負っている。活動開始18年目、熟練のブラス・アンサンブルで情熱的なサウンドを鳴らす勝手にしやがれが、最新作『パンドーラー』を発表した。11作目のアルバムとなった今作は、震災後の日本が抱える問題を真っ向から描いた問題作だ。〈原子の力 人々は夢を見てた〉、〈100万年後なんて気にしなかった〉、〈取り返しがつかないかもしれない〉。「パンドーラーの匣」と題された1曲目から、フロントマンの武藤昭平はストレートにそう歌う。OTOTO…

<ヨヨフェス>開催記念! 出演者が一同に会したUst公開インタヴューの模様をお届け!

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<ヨヨフェス>開催記念! 出演者が一同に会したUst公開インタヴューの模様をお届け!

“代々木から生まれた音楽”。どういうことかって? LOST IN TIME、THE LOCAL ART、▲s、おい、そこの道あけろ、中村パーキング。共通点がお分かりでしょうか。答えはズバリ、ミューズ音楽院出身のバンド or メンバーにミューズ音楽院の卒業生がいるということ! 世代もジャンルも違うけど、同じ校舎で学んだ先輩後輩。そんなユニークなメンツが一堂に会して、なんとミューズ30周年お祝いのイベントが開催されるというのです。名付けて<ヨヨフェス>! 2月10日に開催される<ヨヨフェス>に先駆けて、出演者&…

LOST IN TIME、『LIFE IS WONDER』をリリース&海北大輔の想いを掘り下げるインタヴュー

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LOST IN TIME、『LIFE IS WONDER』をリリース&海北大輔の想いを掘り下げるインタヴュー

2012年3月にデビュー10周年を記念したベスト・アルバムをリリースし、今年の4月に7枚目のアルバム『(   )トラスト オーバー サーティー』をリリースしたLOST IN TIME。しかし、彼らの勢いは止まらない。前作から6か月、早くも『LIFE IS WONDER』“人生は不可思議だ”と名付けられたニュー・アルバムが届いた。結成11年、30歳を超え、人生について考え、問う。今回OTOTOYではバンドの中心となる海北大輔に単独でインタヴューを行った。彼の熱い想いを、じっくりと感じ取っていただきたい。...…

LOST IN TIME『 (   )トラスト オーバー サーティー』

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LOST IN TIME『 (   )トラスト オーバー サーティー』

2012年3月にデビュー10周年を迎えるとともに2枚のベスト盤をリリースし、再出発の年として新たな気持ちで挑戦を続けるLOST IN TIME。そんな彼らの新作は、日本全国に散らばる彼らの同世代、アラサーに送る熱い作品。酸いも甘いも感じた上で、音楽で生活していく決意をもって活動を続ける彼らが、夢を追い、現実も知り、年を重ねてきた人々へ、今をどう生きるのかという問いを投げる。タイトル曲「30」のPVは公開直後から早くも話題に。彼らの決意と希望が詰まったアルバムについて、バンドの柱である海北大輔にインタビューを…

有馬和樹(おとぎ話)×柴田隆浩(忘れらんねえよ)泥酔対談!

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有馬和樹(おとぎ話)×柴田隆浩(忘れらんねえよ)泥酔対談!

バンドにとって最も難しく、最も大切なことは「続けること」だ。10代や20代であれば、それは容易い。2、3枚のアルバムを出し、狭いコミュニティでそこそこの評価を得て、なし崩し的に解散していくバンドは数多い。家庭や将来、仕事、モチベーション、生活。何人かの人間が集まって表現活動を続けるには、時に何かを捨て、時に迷いながら、「でもやるんだよ」という覚悟が必要だ。そして、「でもやるんだよ」を続けることで、諦めないことで、意地でも伝えようとし続けることで、音楽は強度を増し、必ず誰かの心を動かす。渾身のニュー・アルバム…

男女混合4人組バンド・herpianoが、5年ぶりの新作『ourseason』をリリース

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男女混合4人組バンド・herpianoが、5年ぶりの新作『ourseason』をリリース

男女混合4人組バンド・herpianoが、5年ぶりの新作『ourseason』をリリース。男女ヴォーカルが歌うメロディ、優しさも切なさも包むようなメロウな楽曲から、ルーツであるインディー・ロックを彷彿とさせる楽曲、日本語詞から英語詞まで、幅広くもメロディはより輝き、ドラマティックに描き出された全11曲。人の心に響く音楽がここに鳴っている。5年間の集大成、そしてこれからの始まりを告げる1枚となっています。メンバー・インタビューも掲載。...…

KETTLES『Here!』先行フリー・ダウンロード&対談掲載

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KETTLES『Here!』先行フリー・ダウンロード&対談掲載

'''KETTLES / Here!'''前作から約一年振りとなるセカンド・アルバムは、いつまでも初期衝動を失うことなく、ひたすらに自らの思うロックを追い求める彼らの姿勢や、絶妙なポップネスが余すことなく詰め込まれた良作。CHABE(CUBISMO GRAFICO)氏が「ヤバイバイバイ」のリミックスに参加!...…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。 機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。...…

特集企画:まだまだ夏は終わらない

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特集企画:まだまだ夏は終わらない

ここのところ全国的に雨続きで、めっきり涼しくなった。ついこの間までは「暑い暑い!」と不快指数高かった人も、「夏が終わってしまったの?」とちょっぴり寂しくなっていたりしないだろうか。でもご心配なく!長期予報によると、9月を過ぎても残暑は続くようだ。今回は、ずっと夏気分でいたい、まだ夏をあきらめていないあなたに送る特集企画。サーフ・ミュージックを中心に、その変遷や、話題となった海の家やイベントのおさらい、そしてrecommuni厳選音源の紹介など、まだまだ夏気分に浸りたい人を強力サポート!...…

LOST IN TIMEベスト・アルバム2作同時リリース

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LOST IN TIMEベスト・アルバム2作同時リリース

デビュー10周年! LOST IN TIMEが初のベスト・アルバムをリリース。これまでに発表したシングル7枚/アルバム6枚の中から、過去を振り返った「きのう編」と、未来へ向けた「あした編」の2枚に分け、名曲の数々、新曲やレア・トラックを収録。緊張感と躍動感に満ちたギター・サウンドと、ストレートに深いところに刺さるうた。度重なるメンバー・チェンジを経てもなお真摯に音楽に向き合い続ける彼らの10年の軌跡に、今一度耳を傾けてみましょう!...…

下津光史(踊ってばかりの国)×有馬和樹(おとぎ話) 対談

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下津光史(踊ってばかりの国)×有馬和樹(おとぎ話) 対談

踊ってばかりの国の2ndフル・アルバム『世界が見たい』が完成! リリースを記念して、下津光史(Vo./Gu.)と、先月5thアルバム『BIG BANG ATTACK』を発表したばかりのおとぎ話の有馬和樹(Vo./Gu.)によるフロントマン対談が実現! どこまでも自由で甘酸っぱいファンタジアを打ち鳴らすスーパー・バンド、おとぎ話。サイケデリックで人懐っこいメロディーにシニカルな言葉をのせる踊ってばかりの国。彼らは、今や師弟関係のごとく惹かれあっている。インタビュー中も大騒ぎだった2人の、そして2バンドの共通点…

おとぎ話音楽への愛が溢れた大傑作『BIG BANG ATTACK』配信開始!

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おとぎ話音楽への愛が溢れた大傑作『BIG BANG ATTACK』配信開始!

どこまでも自由なファンタジアを打ち鳴らすスーパー・バンド、おとぎ話の5thアルバム『BIG BANG ATTACK』が、OTOTOYから配信開始! 曽我部恵一のその手腕を最大限に発揮した音作りと、おとぎ話のオリジナリティが炸裂したキュートでポップな甘酸っぱいロックンロール・アルバムです! 大傑作!...…

MO'SOME TONEBENDERの初公開楽曲をフリー・ダウンロード開始!

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MO'SOME TONEBENDERの初公開楽曲をフリー・ダウンロード開始!

10月14日から全国5都市を廻る『阿鼻叫喚ツアー』を行うMO'SOME TONEBENDERより、スペシャルな音源が到着! 爆発寸前の阿鼻叫喚ツアー・リハーサルで新曲「Shining」をゲリラ・シューティング。LIVEでもほとんど披露していない初公開楽曲を、期間限定でフリー・ダウンロードでお届けします! 「GREEN&GOLD」「synchronicity」「HigH」に続く名曲が誕生。LIVEでの演奏必至の今作、ダウンロードして鼓膜の鍛錬を行い、阿鼻叫喚ツアーにご参加ください。...…

KETTLES×ハヤシ(POLYSICS)鼎談 & KETTLES 1st Album『ビー・マイ・ケトル』リリース

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KETTLES×ハヤシ(POLYSICS)鼎談 & KETTLES 1st Album『ビー・マイ・ケトル』リリース

コイケ(ボーカル/ギター)とオカヤス(ドラム/ボーカル)による男女デュオ、KETTLESに惚れたのは、俺だけではなかった。N'夙川BOYSのマーヤとリンダ、そしてPOLYSICSのハヤシまで。『久々のどうでもよくないサウンド』と名打たれた彼らの1st album『ビー・マイ・ケトル』を記念して、彼らの楽曲「夢の中まで」をプロデュース、そして3人になっての初アルバム『Oh! No! It's Heavy Polysick!!!』をリリースしたばかりのPOLYSICSハヤシをお招きし対談を行った。年齢は近いの…

LASTORDERZの処女アルバム『大人パンク! 』が完成

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LASTORDERZの処女アルバム『大人パンク! 』が完成

映画監督、ナレーター、俳優、多彩な分野で活躍する田口トモロヲ。彼が元々パンク・バンドばちかぶりのボーカルだったということは、今の若い人たちにはあまり知られていない。ばちかぶりはその過激過ぎるパフォーマンス(ステージ上での嘔吐、炊飯ジャーへの脱糞など)と、叫びに似た歌声、そのインパクトに反した文学的な歌詞で80年代バンド・ブームの最中、一気に注目を集めた伝説的なバンドだ。その中心人物だった彼が15年の時を経て、再びパンク・バンドで歌っているという! しかもメンバーにイラストレーター、ソラミミスト、最近はCMに…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.4 有馬和樹 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.4 有馬和樹 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.3 風間洋隆 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.3 風間洋隆 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.1 前越啓輔 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.1 前越啓輔 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.2 牛尾健太 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.2 牛尾健太 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

LOST IN TIME『ロスト アンド ファウンド』海北大輔インタビュー

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LOST IN TIME『ロスト アンド ファウンド』海北大輔インタビュー

LOST IN TIMEは、東京厚生年金会館大ホールも日比谷野外大音楽堂を埋めた。その先には、それでも苦難が待っていた。メンバーが定まらず、自問自答を繰り返し続けた。何度も、やめてしまおうって思っただろうな。やっとメンバーが定まり『ロスト アンド ファウンド』まで漕ぎ着けた。雑草のように強い楽曲群。言った言葉は「俺はまだ音楽で飯食っています」。格好良すぎるじゃないか!? 海北大輔からは、パンクを感じるんだ。同じ匂いを感じるんだ。...…

THE SAX NIGHT 『RUDIES IN THE KITCHIN BOUNCE !!』

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THE SAX NIGHT 『RUDIES IN THE KITCHIN BOUNCE !!』

久しぶりにロックンロールでドキドキした。thee michelle gun elephantが現れた時以来かも...Bloodest Saxophoneのヤングコーンこと甲田伸太郎、勝手にしやがれの飯島誓を中心に結成された、バリトン・サックス5本と、トランペット+鍵盤、ドラム、ギター、ベースの計10名によるロックンロール・オーケストラ、THE SAX NIGHTのニュー・アルバム『RUDIES IN THE KITCHEN BOUNCE!!』。直線的なビートで、休む間もなく駆け抜ける。ファンク、ソウルもパン…

銀杏BOYZと壊れたバイブレーターズ 『SEX CITY~セックスしたい〜』配信開始!

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銀杏BOYZと壊れたバイブレーターズ 『SEX CITY~セックスしたい〜』配信開始!

全18曲入り 発売日 : 7月28日発売 価格 : 150円(MP3 / WAV) / 1200円(アルバム価格) 本作は銀杏BOYZ初のインストゥルメンタル劇伴全曲集。更に環ROY等にトラックを提供しているECCYもリミキサーとして参加している。今回、彼らはルールを決めた。それは「峯田が台本を読み全体を把握しつつ、そのイメージにとらわれずに普段の銀杏BOYZの活動ではできないことをやる」というもの。銀杏BOYZがバンドとして大人になる瞬間を感じるとることが出来るアルバムになっている。...…

有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

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有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

名曲「東京の空」を作った。名曲「White Song」を作った(おとぎ話)。おとぎ話は、1月20日に「White Song」が入った『FAIRYTALE』というアルバムを完成させた。は、ラストで「東京の空」が流れる『ライブテープ』という作品の中で、たった一人で歌い続けた。現在の日本の歌心溢れる音楽シーンの核となる2人である。心を揺らす歌を作ることの出来る才能を持った2人は、強烈な磁石のように惹かれ合い、前野健太 with おとぎ話まで結成している。今彼らを紐解くことは、TVからは見えてこない、現在の日本の歌…

11月に配信開始となったブルーズの名盤をまとめて紹介!

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11月に配信開始となったブルーズの名盤をまとめて紹介!

アメリカで黒人初の大統領が誕生した11月。recommuniでもまるでそれを祝うかのように多くの名盤ブルーズ・アルバムが配信開始になった。自由の国と言われてきたアメリカの音楽と言えばどんなものを想像するだろうか? ロック? ジャズ? ヒップホップ? カントリー? もちろんそれらもアメリカで生まれた音楽だ。しかし、代表する音楽はやはりブルーズだ。なぜならブルーズは、アメリカが歩んできた歴史と共に成長し進化してきたから。...…

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