多彩なミュージシャンを迎えた“出来事”。アナ、2人体制で再確認したポップスの“イメージ"
京都のインディー・レーベルSecond Royal Recordsからアナの5thアルバム『イメージと出来事』がリリース!! 前作『HOLE』をリリース後、2011年末にドラマーのNOMAが脱退。ふたりになった彼らが届けてくれた新作には、YeYe、アニス&ラカンカ、タノシオリ(saltlee)、谷健人(Turntable Films)などなど、多くのミュージシャンが迎えられ、"ふたり"という枠からも抜け出していた。
ふたりになって、あらためてバンドのアイデンティティが"メロディと詞"だと再確認し、それを活かすために選んだ道。Turntable Filmsの谷健人がベースで参加した朗らかなホーン・サウンドが絡む、ダンサブルなソウル・チューン「妙な季節」や、YeYeとのロマンチックなハーモニーが際立つ「かなしみのこちら側 feat.YeYe」など、より豊かな表現に彩られた11曲。アナの真骨頂といえる、ポップ・アルバムの誕生です。
アナ / イメージと出来事
【配信価格】
wav 単曲 250円 / まとめ購入 2,000円
mp3 単曲 200円 / まとめ購入 1,800円
【Track List】
01. 永遠だったかもしれない / 02. 下弦の月 / 03. 妙な季節 / 04. かなしみのこちら側 feat.YeYe / 05. サヨナラの位置 / 06. コピーのように / 07. モーニングベル / 08. 荒野でコーヒーを ~follow you~ / 09. 長いお別れ / 10. 渚にて / 11. ハイライト
【ゲスト・ミュージシャン】
YeYe / アニス&ラカンカ / タノシオリ(saltlee) / 谷健人(Turntable Films) / 嶋岡良介(I HATE MONDAYS) / 有田恭子 / 高垣空斗 / 植木晴彦 etc
INTERVIEW : アナ
2011年末にドラムのNOMAが脱退し、2人体制になったアナ。しかしながら、それでもバンドとしての歩みが止まってしまうことはなかったようで、サポート・メンバーの人選、構成など再出発には多少の時間がかかったものの、メンバー曰く「やりたいことは見えてたので、それを実現するための動きをしてた」とのこと。かくして完成した約3年ぶりの新作『イメージと出来事』はまさにマスターピースと言える、過去最高のポップ・アルバムとなった。
数多くのゲスト・ミュージシャンの参加、ブラスセクションや鍵盤をはじめとする華やかなアレンジ、ジョン・デイヴィス(U2、Paul Weller、The Stone Rosesほか)によるマスタリングなども心躍るポイントであるが、何よりすばらしいのはアナの持ち味が存分に生きた仕上がりになっていることだ。インタビューではその強みについて、重点的に話を聞いた。
従来までのサンプリングも一切なし。センチメンタルやノスタルジックという言葉に収まらない深みのあるこのアルバム。四季折々の風景や日本的な情緒も楽しみながら聴いてみてほしい。
インタビュー&文 : 田山雄士
流行りを追いかけたり、そういうのと勝負したりするんじゃなくて
——アナは結成が1997年だから、同郷のバンドで言うとMO'SOME TONEBENDERといっしょなんですよね。もちろん年齢は違いますけど、活動期間としては。
大内篤(Gt、Cho) : あははは! それはさすがに恐れ多いですけどね。
大久保潤也(Vo、Gt、Sampler) : 普通に福岡でライヴ観に行ってましたから(笑)。
——でも、もう立派な中堅だと思います。そんなバンドが長い活動期間を経て、5枚目でこういう豊潤なアルバムを完成させたことはとても感慨深いというか。おふたりにとっても、いままでにはない質感の特別な1枚になったんじゃないですか?
大久保 : ありがとうございます。現実的なところでドラムがいなくなってしまってメンバーが変わったし、いままでの流れからは違う作品にはなりますよね。だけど、もともと結成当初はふたりだったし、自分たちとしては元に戻ったような感覚も強いんですよ。バンドを続ける中で余計なものが落ちて、ずっとやりたかったことがやっとできました。マインドが最初の中学生くらいに立ち返れたというか、いろいろ悩まずに好きなことをやろうと。3人のときはバンドっていう意識がすごくあって、そのメンバーで出せる音を出そうとしてたんです。だから、やれることが若干絞られてて。
大内 : ギターやドラムの出す音のキャラクターとかね。要は3人っぽいサウンドにする縛りですね。
大久保 : アナってこう思われてるだろうからこれはナシとか、なんかいろいろ悩んじゃってた面もありました。ファーストを出した頃は周りにもいなかったせいか、自分たちではそんなつもりさらさらないのに、エレクトロ・ポップとかテクノ・ポップとかよく言われてて。で、そのイメージがたぶんずーっと続いてて、そういう曲を期待されてる感がありましたね。もちろん、好きではあったんですけど。
——かと言って、自分たちがロック・バンドだとも思ってない?
大内 : 考えたことないよね(笑)。
大久保 : まったくない(笑)。ロックじゃないと思ってます。3人の絆や信頼はもちろんあったけど、熱いケンカとかしなかったし。
大内 : 本当に仲よくやってる感じ。
大久保 : まー、いまこんなふうに言ったものの、確かにライヴ・ハウスとかではロック・バンドとして捉えられますね。そうなると、本当はポップがやりたくてもできなくなる。ポップはすごくナメられるというか、軽く見られるじゃないですか。だから、ロック・バンドっぽい意識で、曲もポップになりすぎないようにアレンジしたり、奇抜な恰好をしてみたり、ドリルで弾いてみたり(笑)。っていうのを敢えてやってたところがあったんですけど、前作を出したあとくらいから日本語の歌ものをやるバンドも増えてきて、それに関しては10年以上やってきた自負があるし、むしろ誇っていいんだなって。そう思えて、吹っ切れましたね。今回はひたすらポップをやりました。
——まさに、ポップに振り切ったアルバムになりましたよね。
大久保 : いま、音楽の寿命ってすごく短いじゃないですか。リリースして1年経ったら、もう誰も聴いてないんじゃないかみたいな。でも、自分たちが学生時代に聴いてたCDとかはいまだに聴けるから、そういう10年後にも聴けるような普遍的なものを作りたいっていう話は、コンセプトとして早い段階からしてました。
大内 : ドラムが抜けた時点で、2つの選択肢があったんですよ。打ち込みっぽいのを増やして、2人だけでガッツリやれるものにするか。それとも、もっといろんな人を呼んで作るスタイルにするか。そのときに、やっぱりずっと聴けるような音楽をやりたいよねっていう話になりました。流行りを追いかけたり、そういうのと勝負したりするんじゃなくて。いつまでも聴ける音楽を作るために、ふたりでできることしかやらないんじゃなく、必要に応じて誰かの力を借りる。今回はそれが自然にできて、アナとしての変わらない色は出せてると思います。
大久保 : バンドであるという意識がいい意味で取れたところで、自分たちの強みは何だろうってなったときに、メロディと詞だと思ったんです。なので、それがいちばん伝わりやすいように曲を完成させていきました。今までの僕らだったら、上手いピアノを入れたりYeYeをフィーチャリングしたりとかもあり得なかったんですけど、メロディと詞に最もふさわしいものをかなり客観的に選択するようにしましたね。あとは、詞がネガティヴな内容の場合に曲をダンサブルにしてバランスを取るみたいな、サウンドまでまとめて考えるのはもうやめようと。とにかく、メロディと詞を生かすのを最優先に楽曲制作を進めました。
——あらためて、どんなメロディと詞がアナの持ち味だと思いますか?
大内 : それは僕の方が説明できるかな。大久保の歌詞がよくある日本のものと違うって感じるのは、そんなに一文で具体的な何かを伝えてない点ですよね。日記っぽくは一切ないし、一行に考える余地がたくさんあると思うんですよ。なおかつ、言葉数も少ない。そういうのは今あまり聴かないし、個性なんじゃないかな。ただ、実際のところ、前作までの大久保の詞は自分に起きた現実がベースになってたので、なるべく認識しないようにしてたんです。近くにいる僕には具体的にわかっちゃうから。でも、今作はそこがすごく変わってて、大久保が僕にもわからないことを書いてる。創作というか、いろんなモチーフがあって、現実とはかけ離れたものを詞にできてる。どこでも聴ける、いつになっても聴ける強度があるのは、たぶんそのへんが大きいんじゃないかと。
大久保 : 単純に楽しいとかハッピーみたいなことは歌う気にならなくて、基本的にはどっちかと言うと後ろ向きなことの方が書きたいんですよ。でも、決してネガティヴなわけじゃなくて、そこに感じられる美しさを歌ってるんです。大内が言ったとおり、これまでは実体験を基にした歌詞がほとんどで、そうじゃなきゃ嫌なくらいでしたね。それが今回は——タイトルが『イメージと出来事』になったのはそのせいなんですけど——半分以上は空想で歌詞を書いたり、映画や小説からヒントを得たりして、自分に起こったことに関してもちょっと俯瞰してるんです。すごく悲しい現実の出来事も映画を観てる感覚で書いてみたりとか。作詞の方法としては新しかったし、進歩できたのかなと。とはいえ、聴いてくれた人は大久保の歌詞だって思ってもらえるはずです。感動するものは変わってないので。
——メロディに関してはどうですか?
大内 : これは正解かどうかわからないですけど、曲の中にあまり無理がないっていうか。たとえば、こんないいサビができたから、それに何かしらのAメロ、Bメロをくっ付けるみたいな作り方をしてないところですね。サビのあとにほかの部分を聴くと、“どうしてこう繋がったんだ?"ってツッコミたくなるような、メロディの協調性がない曲って多いじゃないですか。大久保の場合は始まりから終わりまでちゃんと作ったんだなって思える。
——確かに整合性があるし、曲の展開がナチュラルですよね。前作の曲ですけど、「ランデブー」はそういう面が際立ってて、今回のアルバムに近い世界観がある曲だと思いました。〈今は憶えてないけど忘れられない出来事なんです〉っていう歌詞もそうだし、あの曲に漂う儚い感じを、より大切に紡いで、アルバムを通して昇華したのが本作なのかなって気もしてて。
大久保 : あー、なるほど。意識してなかったですけど、「ランデブー」は前作の完成間際にできた曲だし、似たものが表われてるかもしれないですね。世界観は自分の中ではわりと一貫してるんですよ。日本語でずっと歌い続けてるのも、日本人の感性がいいなって思ってるからで。正月も海外はパーティーをするじゃないですか。でも、日本は鐘を打って静かに過ごす。そういう正月や盆の雰囲気が好きだし、花が散るのを楽しむとかもそう。日本人のソウルって言うんですかね。ある意味、J Soul Brothersです(笑)。
大内 : いやいや、それは違うやろ(笑)。
すべての嘘(イメージ)も本当(出来事)もいっそ映画のように俯瞰して作品にする
——今回のアルバムは“イメージと出来事"を記録するような意味合いが強いんですか?
大内 : すぐ忘れちゃうんですよ、最近。
大久保 : 記憶力が衰えてきて(笑)。
——と言うと?
大久保 : なんて言うんだろうなぁ。たとえば、何か映画を借りてきて、はじめて観るやつだと思ってたら、「あれ? コレ観たことあるな」って。しかも思い出すと、めっちゃ好きだった子と観たやつだったりするっていう。なんか自分の中ではやたらと美化してるけど、実際の記憶としてはどんどん薄れていってることが多いなって感じたんです。逆に言うと、それってどんな出来事も捉え方によってはすごい思い出になる。なので、記録するというよりは、すべての嘘(イメージ)も本当(出来事)もいっそ映画のように俯瞰して作品にするってことですね。あまり感情的にならずに。
——“忘れられない"って思ってるのに意外と忘れてること、ありますよね。
大久保 : 山田太一の『冬の蜃気楼』っていう小説を読んで、そのへんのことを実感させられたんです。全体的な雰囲気はそこからインスパイアされてますね。登場人物が3人(女1人、男2人)いる青春小説で、まずは10代、20代の頃の話があって、20年くらい経ったあとに3人が再会するんですけど、3人とも記憶にズレがあるんですよ。1人が重要な出来事として捉えてた思い出が、「そんなことあったっけ?」みたいな感じになってて、それが僕にとってはリアルに思えて。いま、僕が大事にしてる出来事も、時が経てばおそらく嘘に近いほどに変わってるんじゃないかなって。となると、想像で歌詞を書いても、聴いた人の捉え方によっては現実と同じくらいの大切な出来事になれる気がしたんですよね。
——話を聞いてると、年齢的なものも大きく影響してるような。
大内 : 年齢はだいぶ関係してますねぇ。
大久保 : 30を超えたのがね。
大内 : 行間や余白がある。20代のころの方がわかりやすいセンチメンタル感だった。
大久保 : 昔の曲を聴くと、センチメンタルやなーって感じだもんね。コイツ、ナイーヴだなぁ。ボロボロやなーみたいな(笑)。
——「ハイライト」では、ついに〈もう子供じゃない〉って歌ってますもんね。
大久保 : あははは! そう、ついに言ってしまった(笑)。
——「コピーのように」の〈つづいてるこの道が下るだけの坂でも 君となら緩やかに下っていきたい〉〈いつか動かなくなるまで〉も、枯れた魅力があってびっくりしました。大久保さんの死生観みたいなものがじんわり見えてくるんですよね。
大久保 : それこそ、日本の美学として思ってるところで、死を大事にしてるというか。意識的に渋く書いたわけじゃないですけど、新しい面が自然に出てるのかもですね。
——プロデュースは前作に引き続いて上田修平(Rufus)さんですが、新たな注文や要望は何かしら出したんですか?
大久保 : あまりギミックを入れずに、メロディと歌詞を立たせるっていうコンセプトを伝えた上で、ホーンとかはしっかり生で録ること。あとは、最終的に古くさくならないものにしたかったので、シンセの音選びなんかには後々になっても浮かないように気を遣ってもらいました。
——ゲストも多く参加してて、女性ヴォーカルやコーラスを多く取り入れてますね。
大久保 : 女性ヴォーカルは前から入れたかったんですけど、やっぱりバンドの意識を優先して敢えてフィーチャーしてなかったんですよね。でも、今回は楽曲優先で考えて、女の人が歌ってるのが見える曲には誰がしっくりくるかを想像して、積極的にオファーしました。「かなしみのこちら側」はYeYeに歌ってもらうのがふさわしいと思ったから、そのためにキーまで変えてます。
——「永遠だったかもしれない」でのアニス&ラカンカのドゥワップ調のコーラスも新鮮でした。
大久保 : こういうのはなかったですよね。今作はソウルを聴いて参考にしてるから、その影響が随所に表われてます。あのコーラスはデモの段階で入ってたんですけど、アレンジを考えたときに女性でやりたいって思いました。見汐(麻衣)さんは福岡出身で以前も僕らの作品に参加してくれてたし、アニス&ラカンカのハーモニーは音源を聴いても抜群だったので。とてもいい仕上がりになりました。
——Turntable Filmsの谷健人さんのベースもすばらしいですね。特に、先行シングルにもなった「妙な季節」でのプレイは曲にいい弾みを付けてて。
大内 : すごくいいですよね。曲がある程度できた段階で、谷くんに弾いてもらいたい、アレンジしてもらいたいって思ったんです。仮のベースは入れてたんですけど、もっと本格的なものにしたくて、彼が合うだろうなって。
大久保 : 「妙な季節」はいままでじゃ絶対にできなかったタイプの曲ですね。曲自体は書けてたかもしれないですけど、ああいう方向に完成できなかったと思うんですよ。プレイにしても歌にしても、表現力がアップしたものになりました。
——アレンジも過去最高に華やかですけど、そんな中で大内さんはどういうアプローチを心がけましたか?
大内 : さっきも言ったとおり、以前は詞とあまり関係ないところでギターを弾いてたんですけど、ちゃんと曲の世界観に沿っていきたいなと思いました。だから、目立つフレーズをみたいなことは考えなかったし、バンドらしくギター・リフっぽいものを入れようとかもなかったですね。詞を意識した弾き方をしてるつもりです。
——そうですね。「モーニングベル」「長いお別れ」も音数が少なくても、エキゾチックかつラグジュアリーな雰囲気がうまく出てますし。
大内 : この2曲ではエレキ・シタールを使ってます。「妙な季節」も派手な印象があるかもしれないんですけど、あれのAメロなんてやっぱりなかったテイストで。Aメロに関してはドラムとベース、ギターも1本だし、その上で大久保が歌ってる。いままでだったら何かしらちょっとしたシンセが鳴ってたりしたのが、バサッと切るところを切れてるのがいいですね。前作の名残りが見えたら「そういうのはもうやらなくていいと思うよ」ってダメ出しするようにしてましたから。
——前作では、海外シーンとの共振を意識したりもしてましたもんね。
大久保 : インディ・ロック的なところに移籍したし、そういう音も入れようとか。レーベルとして初の日本語詞アーティストだったのもあって、何かと考えるポイントはありましたね。
大内 : 今回はもう、Second Royal Recordsっぽさがなくてもいいやって。
大久保 : ここ3年くらいでセカロイもメインはバンドになってきましたしね。そういった中でしっかり看板でいられる存在ならいいのかなと。
——最終的に、ポップスと言える楽曲群がこうして揃ったわけだし。
大久保 : 10年経っても聴けること、メロディと詞を存分に立てることを意識して、余計な部分を削ぎ落としつつ、“2人になってもアナ"っていうものを目指していったら、結果としてポップスだった感じです。やりたいことを素直にやれた。いままでで1番やれましたね。自分たちだけじゃやれないことはいろんな人が手伝ってくれたし。
大内 : ポップなものを作りたい思いはずっと昔からあって、それができたアルバムだから、本当に長く聴かれてほしいですね。
大久保 : うん。長く聴いてもらうことにこだわって作ったのは初めてだし、「妙な季節」はまさにそういう普遍性を歌った曲でもありますしね。色あせない自信作ができたと思います。
過去作はこちら
アナ / HOLE
サンプリング・ミュージックからの発展を遂げたダンサブルなサウンド・アレンジ、センチメントな唄心、真っ直ぐ染み入る歌詞、そしてカラフルなハーモニーがこれでもか! と押し寄せる。踊れるのに切ない、珠玉のエレクトロニック・ポップ・ミュージック。
Second Royal Records
Turntable Filmsが初のライヴ・アルバム。2012年暮れから今年初頭に開催されたワンマン・ツアーから、選りすぐりの17曲を収録した今作。バンド・メンバー3人に、地元・京都で活躍する手練のアーティスト5人が加わった、8人編成での演奏です。グロッケンシュピールやマンドリン、ラップ・スティールなどが彩る柔らかなアンサンブルによって、バンドの突出した魅力であるソングライティングの良さがあますところなく表現された、芳醇な香り漂うライヴ・アルバムになっています。
ヴォーカル&ギター、ベース、ドラムの女子3名&リード・ギターの男子1名、京都の大学のフォークソング部内にて結成され「80'S洋楽ヒット、世界各国のインディポップ、クリスマスソングの影響を受けた」という4人組。抜群のメロディと女の子全員でハモりまくるコーラスワーク、部活内で培われたという意外にも骨太なサウンド、とにかくフレッシュな感性が弾けまくったファースト・ミニ・アルバム。まるで青春の中の一瞬を切り取ったかのようなキラキラと眩しすぎる一枚!!
ワールドワイド・デビューを果たし、アメリカツアーも大成功を収めるなど、世界規模での活動と盛り上がりを見せるHOTEL MEXICO。PitchforkやFADERを始めとした海外メディアからの高い評価に加えて、bounce誌の洋楽特集にジェームズ・ブレークやトロイモワ等と、同誌の邦楽特集にもceroやシャムキャッツ等と共に「今後ブレイクが期待されるアーティスト」として紹介された。国内での盛り上がりも高まる中でリリースされる、前作から約2年半ぶりとなる全曲新録のセカンド・アルバム。
LIVE INFORMATION
アナ「イメージと出来事」リリースツアー "2014年の出来事"
2014年2月22日(土)@新代田FEVER
開場 18:00 / 開演 18:30
出演 : アナ、Chocolat & Akito、Small Circle of Friends
前売 : 3,000円(別途ドリンク代)
問い合わせ : 新代田FEVER (03-6304-7899 / http://www.fever-popo.com/)
企画・制作 : SECOND ROYAL RECORDS
※チケット発売日 : 2014年1月29日(水))
プレイガイド : ローソン(L:70258)、e+、FEVER店頭販売
アナ・オフィシャル・ページ予約 : http://www.a-naweb.net/#contact
2014年3月23日(日)@京都METRO
開場 18:00 / 開演 18:30
LIVE : アナ、YeYe
前売 : 2,500円(別途ドリンク代) / 当日 : 3,000円(別途ドリンク代)
問い合わせ : 京都METRO (075-752-2787 / http://www.metro.ne.jp/)
企画・制作 : SECOND ROYAL RECORDS
※チケット発売日 : 2014年1月29日(水)
ぴあ(Pコード:223-831)、ローソン(Lコード:52343)、e+ (http://eplus.jp/)
アナ・オフィシャル・ページ予約 : http://www.a-naweb.net/#contact
2014年4月26日(土)@梅田Shangri-La(ワンマン)
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 : 3,000円(別途ドリンク代)
問い合わせ : サウンドクリエーター (06-6357-4400 / http://www.sound-c.co.jp)
企画・制作 : SECOND ROYAL RECORDS 主宰 : SOUND CREATOR
※オフィシャルHP先行 : 2014年2月3日(月)〜2月16日(日)
※チケット発売日 : 2014年3月8日(土)10:00~
ぴあ、ローソン、e+ (http://eplus.jp/)
2014年4月28日(月・祝前日)@福岡BEAT STATION(ワンマン)
開場 19:30 / 開演 20:00
前売 : 3,000円(別途ドリンク代)
問い合わせ : BEA (092-712-4221 / http://www.bea-net.com)
企画・制作 : SECOND ROYAL RECORDS 協力 : BEA
※オフィシャルWEB先行受付 : 2014年2月1日(土)13:00~2月10日(月)18:00
アドレス : http://l-tike.com/a-nawebfukuoka/
※BEA会員WEB先行受付 : 2014年2月15日(土)12:00~
アドレス : http://www.bea-net.com/
※チケット発売日 : 2014年3月1日(土)10:00~
ぴあ(Pコード:222-839)、ローソン(Lコード:83978)、e+ (http://eplus.jp/)
PROFILE
アナ
福岡で結成され福岡で活動を続けてきたが、現在は東京に拠点を移し活動中。バンド名は97年に雑誌コーナー「CORNELIUSとバンドやろうぜ!!」への掲載(大久保、大内は当時中学生!)を期に命名、その後某航空会社からのバンド名使用差し止めというレアな経験を経て現在の表記に落ち着く。異例の速さでのメジャー・リリース、映画への楽曲提供、映像作品の主演、他アーティストのプロデュース、ドリルメーカー makita社とのタイアップ、福岡の名物フェス「Sunset Live」への連続出演、過去にスチャダラパー、口口口、group_inouなどを召喚した自主イベント「PATROL」主催など精力的かつマルチに活躍してきた彼等が、2010年京都発インディーズ・レーベルSecond Royal Recordsに電撃移籍。移籍第1弾のアルバム『HOLE』を2011年4月27日にリリース、全国“HOLE"ツアーも大成功をおさめた。2011年末にNOMA(ドラム)が脱退。そして前作から2年半、プロデューサーに前作から引き続き上田修平、ゲストに数々の同世代ミュージシャンを向かえ大久保潤也・大内篤の2人体制になっての初となる作品『イメージと出来事』を完成させる。