絵本から飛び出たオーケストラ・ファンタジー――kanina、盟友Aureoleとのスペシャル対談を実施 & 完全未発表曲をフリーで!

従来のバンド・サウンドに囚われず、クラシカルな物語を音楽で再現する、という表現方法を掲げ活動するkanina。絵本の中に入り込んだようなカラフルで繊細な世界観は、観るものをひきつけてやみません。今回OTOTOYでは彼らの最新作『a short story 2』をハイレゾ配信開始 & 未発表曲を一曲フリー・ダウンロードでお届け! まだ彼らの世界に触れたことがない方は、是非ここから覗き込んでみてはいかがでしょうか。そして6月1日に控えたツアー・ファイナルを記念して、ゲスト参加も発表されている盟友Aureoleとのスペシャル対談を実施。この対談を読んで、6月1日は高円寺HIGHへ!

>>完全未発表曲『heimabæ(24bit/44.1kHz)』のフリー・ダウンロードはこちらから

2枚目の作品『a short story 2』をハイレゾ配信開始!

kanina / a short story 2
【収録曲】
1. #1
2. #2
3. #3
4. #4
5. #5

【配信価格】
alac / flac / wav(24bit/88.2kHz) : 単曲 250円 / アルバム 1200円

[a short story 2] Trailer

>>アルバム特設ページはこちら

『a short story 2』リリース・ツアー、ファイナルはワンマン公演!

the solo outing for kanina [Á leið ferð]a short story 2 release tour final one-man show

【開催日】 2014年6月1日(日)
【会場】 高円寺HIGH
【OPEN / START】 18:30 / 19:30
【チケット】 Adv 3,000円 / Door 3,500円

【GUEST PLAYER】
Flute : Saiko[Aureole]
Glockenspiel : Kaori Sato[Aureole]
Drums : Takumi Nakazawa[Aureole]
E.Bass : Ryota Okazaki[Aureole]
Violin : Hiroki Tomiyama
Cello : Takafumi Kumazaki
Oboe : Masato Satake
Clarinet : Kanae Yoshioka
Trumpet : Yuri Kiyokawa
Trombone : Yusuke Hamaguchi



>>ワンマン特設ページはこちら

スペシャル対談 : kanina×Aureole

左から、佐藤香、yukino、kentaro amano、中澤卓巳

絵本を演奏するというコンセプト、北欧を想起させる壮大なサウンド・スケープ、海外でのライヴ活動など、個性的な表現方法やスタイルで注目を集めるkaninaが、新たに立ち上げた自主レーベルのLitur(リートゥ)から最新アルバム『a short story 2』をリリースした。また、それに伴うツアーも実施し、昨年11月より東北をはじめ、各地を回ってきた彼ら。そして、いよいよそのファイナルであるワンマン・ライヴが6月1日(日)に高円寺HIGHで開催される。

そこで、kaninaの活動においてもひとつの集大成となるワンマンを前に、メンバーのyukinoとkentaro amanoの2人。さらに、新作のレコーディングに参加し、そのライヴにもゲスト・プレイヤーとして出演するAureoleの佐藤香(グロッケンシュピール)、中澤卓巳(ドラム)を迎え、座談会形式のインタビューを行なった。(※ちなみに、Aureoleからはsaiko(フルート)と岡崎竜太(ベース)も同ライヴに参加する)

和気あいあいとした雰囲気で話が転がっていく中、kaninaの持つポリシーやライヴに向けてのビジョンも見えてきた。東京では初のワンマン公演であり、なおかつこの日はスペシャルな演出が盛りだくさん! 詳しくはインタビューを読んでもらえたらと思うが、すばらしい夜になるはずなので、ぜひ足を運んでみてほしい。

インタヴュー & 文 : 田山雄士

ヘンなもの同士で気が合ったのかしら(yukino)

――まず、kaninaとAureoleの出会いについて教えてください。

yukino : 私らがまだ大阪に住んでた頃、岡崎くん(Aureole)が当時やってた別のバンドと東京で対バンしたんですよ。彼と知り合ったときに「僕、こういうのもやってるんですよ」みたいな感じでAureoleのことを教えてもらって。

kentaro amano(以下、kentaro) : 音源を聴いたらむっちゃかっこよくて、「大阪でやるイベントに呼ぼう!」と。それがきっかけでしたね。

佐藤香(以下、香) : 私がAureoleに入った直後の大阪遠征が、そのイベントですね。

――kanina、Aureoleともに、ファーストとセカンドの間にあたる時期?

yukino : そうそうそう! 2010年の頭くらいかな。

kentaro : Aureoleとは大阪でのライヴのあと、またすぐに東京でもいっしょにやったよね? 高円寺HIGHで。

yukino

中澤卓巳(以下、卓巳) : あー、そうだったね!

yukino : それ、6月だ! 2010年の6月30日じゃなかったっけ?

卓巳 : すごい記憶力だな。

yukino : 高円寺の二楽亭でパーティーしたやん(笑)。

kentaro : したした! ってな感じで、連チャンで共演する機会があったんです。

: うんうん、大阪は4月だったよね。

――もう4年以上の付き合いになるわけですね。最初の印象って、お互いにどんな感じでした?

yukino : でも、もっと長い気するよな? 昔から知ってるような感じ。

: そういえば、kenちゃん(kentaro)がね、楽器を運んでくれたんです。そのときに「大阪の人はすごくいい人なんだなぁ」って思ったんだけど、kenちゃんがいい人だったっていう。

kentaro : あーっ、やっぱりね(笑)。いやいや、Aureoleの機材ってホンマに重たいから。ま、そんなこんなでなんかあっという間に仲良くなったんよな。それで、ライヴのゲストに出てもらうようにもなって。

yukino : いまや、自分から「ゲスト、入れさせてや」って言ってくるもんね?

――自分から?

yukino : そう! ねっ?

卓巳 : 今年の3月にkaninaがライヴで徳島に行くって言うから、徳島ラーメン食べたかったんで「ちょっと連れてってよ」って(笑)。

kentaro : 「俺、ドラムやるから」ってな。言われるのってないよな、普通。

yukino : ゲストってこっちがお願いするもんだし、新しい形よね(笑)。

――あははは。そういう関係性になるくらい馬が合ったのはどうしてなんでしょうね。

yukino : 珍しいじゃないですか、Aureoleって。ヴィブラフォンやフルートが入ったりして、オーソドックスな感じじゃない。kaninaも変わった要素が多いと思うんですよ。ヘンなもの同士で気が合ったのかしら。

kentaro : Aureoleは音源の感じを人力で再現してるのがすげえなって思って。だから、なんて言うか、彼らに対応力があるのが大きいんじゃないですかね。

kentaro amano

yukino : そうだね。ライヴ以外にも、新しいアルバム『a short story 2』や以前に配信した曲にも参加してもらったし、お世話になってます。

卓巳 : ま、決定的に仲良くなったのは(焼)肉でだけどね。

yukino : あははは! に、肉ね、そうね! 肉もあるけど、人間性ですね。音楽がいくらかっこよくても、人間がクズやったら仲良くなり得ない!!

kentaro : それはそう! やっぱり、音にも人柄は出ますから。

yukino : もうね、ヘンに仲いいんですよ。プライベートでも遊ぶし、昨日もコロッケいっしょに食べたし(笑)。ウチのkentaro氏も、よくAureoleの森大地さんとサシ飲みに行ったりしてて。

kentaro : 確かに、大地くんとはよく行ってるなぁ。楽しいよ。

kaninaのギター・サウンドはその中で群を抜いてすごかった(卓巳)

――Aureoleのお2人から見たkaninaの印象は?

卓巳 : 最初はやっぱり、完全同期の映像に目を引かれましたね。あと、kaninaに出会った頃って、周りにシューゲイザーのバンドが多かったんですよ。でも、kaninaのギター・サウンドはその中で群を抜いてすごかった。轟音だと耳が痛くなりがちなんですけど、そうならない。まろやかな轟音というか、音作りがとても秀逸で。

: うん、人間の音がするの。わかるかなぁ。すごく好きなんです。

kentaro & 卓巳 : 深いねぇ。

卓巳 : 映像もホントにようやるなぁと思いました。よく1曲のために、映像で流す素材まで描くなーって。とてつもない時間をかけて、1曲の世界を作ってますからね。

kentaro : それは俺もメンバーながら思ってる。

――kaninaはほとんどの作業を自分たちでやってますもんね。MVの編集やアートワークなども。

kentaro : そういったものの9割以上はyukinoがやってくれてます。俺はもうギターだけ。

yukino : なんとなくのアイデアだったんですけどね、映像とかをやり始めたのは。とにかく、ほかの人がやってることはやりたくなかった。カブるのが耐えられない性格なんで。で、勝負するポイントってそれぞれあるじゃないですか。技術面だったり、楽曲のよさだったり、変わった編成なんかもそう。そんな中で、私たちはあれもこれも丸ごとやってる点を強みにしようと思ったんです。つまりは、絶対に完コピできないバンド。ほかの人ができるんやったら、自分がやる意味ないですしね。

佐藤香

――新作『a short story 2』は約4年ぶりのアルバムですけど、その間もkaninaはいろいろ動いてましたよね?

yukino : はい。大阪から東京に拠点を移したり、ヨーロッパや台湾にライヴをしに行ったり、リリースも配信ではコンスタントにしてましたね。あ、自分らのレーベルも立ち上げまして、私のソロも出す予定になってます。

kentaro : いろんなことができた期間で、特に海外へ行くのはkaninaの目標のひとつだったから、その経験は自信になりました。

yukino : 拠点を移したのも大きいよね。こっちは出会える人の数が断然多い! ice cream studioやヒソミネとかの場も含めて、仲間が近くに感じられるようになったんです。それは自分たちの活動にとって、かなりプラスでした。

卓巳 : kaninaの変化としては、内向的なところから外へ出てきてる気がしますね。パフォーマンスにおいても、楽曲においても。kaninaと自分の距離が近くなっていく中で、2人のやりたいことが理解できてきたのもあるかもしれないです。曲も前作より今回の方がキャッチーだよね。

: そうだね、キャッチーになってると思う。聴くだけでもわかるんですけど、演奏してみてより感じますね。

yukino : ライヴでのサポートは大変なはずです。譜面を追うだけで必死でしょ?

卓巳 : あれだけ長いとねー、苦労するよね。ライヴでは基本的にkenちゃんを見て、ギターの感情に合わせつつ、ヴォーカルも立てるようにしてますよ。

: そうなんだぁ。私はけっこうウキウキしながらやってるよー。

kentaro : 香ちゃんはそういうの慣れてるのか。クラシックとかだと、もっと難しいのあるもんね。

卓巳 : 結局、俺がヘタみたいじゃないか(笑)!

そこにない色を塗る感覚で弾いてます(kentaro)

――ファーストの続編を作ることは、早い段階から決めてたんですか?

yukino : そうですね。この『a short story』シリーズは定期的にリリースしていきたくて、きっと私が音楽を続けてるかぎり、出続けるんじゃないかな。自伝というか、日記みたいなもので、何年か前の自分が出てくるような物語になってるんです。ある程度の客観性はあるんですけど、私の作風ってフィクションはないんですね。嘘を書きたくないし、それをやると作品のパワーがなくなってしまう気がして。そう思ったときに、私が書けるのは日記的なテーマしかないなと。いざ始めてみたら、続きものになってしまったんですが(笑)。

kentaro : コードのやり取りを含めて、作詞・作曲の段階での話し合いはないですね。今回の場合もまず、yukinoが作った30分の楽曲がボンと送られてくるっていう。そのデータにはすでに歌も入ってて、ギター以外のインストゥルメントもほぼ完成してるんですよ。それに俺はギターを乗せて返すわけです。で、ギター考えるときは歌詞を見ない。見ちゃうとその雰囲気どおりに弾かなあかんみたくなっちゃうから、音だけを聴きます。

yukino : どんな曲を渡してもね、NGが出ないんです。私も乗せてくれたギターに対してダメ出ししたことないし。

kentaro : なんでかって言うと、俺もやりたいようにやってるからね。

――30分の曲となると、ギターを乗せるのも難しそうですが。

kentaro : 難しいって思うときはありますよ。『a short story』シリーズに関しては、「どこにギター入れたらええの?」ってところから始まるし、「入れるポイントがわからん!」ってなったりする。なので、フレーズを入れて絡み合わせるんじゃなくて、そこにない色を塗る感覚で弾いてます。最初はね、メモ書きのような図を紙に書いていくんです。「何分から何分まではこういうギター」とか、文字で書いて。フレーズというよりかはどんな音にするかってことですね。

中澤卓巳

――たとえば、『a short story 2』の後半って、光がぱあっと差し込んできて盛り上がってくる感じじゃないですか。ああいうのも、歌詞を見ずに音の感覚でイメージしたギターなんですか?

kentaro : ですね。音の印象からどんどん膨らませていきました。

yukino : 後半は言わばサービス・タイムですよ、それまで我慢したぶんの(笑)。

kentaro : いやいや、そんなつもりじゃないんですよ!

卓巳 : 俺のターン(笑)?

yukino : 彼のギターはkaninaの魅力ですから。

kentaro : 逆にプレッシャーやけどね。だって、展開的に音がデカくなるのわかってるやん? でも、そこを1コ超えなあかんわけで。だからと言ってアンプをフルテンにするってことじゃなくて、いかに曲に合った状態で、しかも「あー、ハイハイ来た来た」みたいに思わせないというか。

――予定調和じゃないってことですね。

kentaro : 新鮮味がないものも多かったりするじゃないですか。もちろん、超えてくる人もいますよ。モグワイとかはやっぱり圧倒されました。1回「ドン!」って轟音が来て、「さすが、デカいな~!」って感じたあとにまた上がって、「もう、ないやろ?」と思ったらまた上がる。結局、5段階くらい引き上げられたんですけど、聴いててずっとワクワクできたのは、パフォーマンスとしてすごいなと感動しましたね。

卓巳 : うん、そういうのはドキドキするなぁ。しかし、曲の作り方とかめっちゃ独特だよね。レコーディングは楽しくやらせてもらったけど。

kentaro : むっちゃフレンドリーな感じやったよな?

yukino : そうそう、そんなに追い込んだりはせず。各パートの譜面を私が書いて「よろしくお願いします!」って。ね? 香ちゃん。

: うん。すごくやりやすかった~! ライヴで演奏するのも楽しみです。

来てくれたお客さんがずっと異世界にいるような気分になってもらいたい(yukino)

――お話を聞いてて、6月1日(日)に高円寺HIGHで行なわれるワンマン・ライヴの見どころもだんだん伝わってきました。

yukino : 6月1日はね、プレッシャーがハンパないんですけど、がんばります! 90分、3部構成になってて、Aureoleのメンバー含めた12人での演奏もありで、背筋がピッと伸びるようなガッツリ作り込んだライヴをやりたいなと思ってます。開演までのBGMなんかもしっかり自分たちで作って、ひとつのショーとして完成させたいですね。来てくれたお客さんがずっと異世界にいるような気分になってもらいたい。いつもあまりMCをしないのも、そういう理由からなんです。

――当日は無料配布音源もあるんですよね?

yukino : そうです! 6曲入りのCDで、3曲はkaninaのオリジナル。そして、リミックスが3曲で、Aureoleの森さん、hydrant house purport rife on sleepyのYawn of sleepyくん、SCHOLEレーベルの[.que](キュー)くんをリミキサーに迎えた内容になってます。

kentaro : ワンマンの特設サイトがあって、そこでチケットを予約してくれた方には先着でさらに限定特典が付いてくるので、ぜひチェックしてもらえると嬉しいです! 特典の内容は当日のお楽しみってことで。

yukino : あとね、クラシックのコンサートみたいにしたいんです。この日はほかにもいろいろサプライズがあるから、期待しててください。

――生楽器での演奏も見ごたえがありそうですね。管弦楽器も入るし。

卓巳 : いやぁ、楽しみですよ。なかなかない機会ですしね。今日の話を聞いて、kaninaのやりたい表現についてあらためて納得がいったんで、そのお力添えができるようにがんばります!

: 私はkaninaのライヴ・サポートは今まで名古屋(2013年12月)の1回だけなんですけど、すごく楽しかったし、次はワンマンってことで。やっぱり、特別じゃないですか。Aureoleもワンマンやったときはかなり集中して臨んだから。そんなスペシャルな日に呼んでもらえたのはね、ホントに光栄なので、kaninaの世界観を伝えられるように精いっぱいやりたいです。

yukino & kentaro : ありがとうございます!

kentaro : 大人数なので、音のバランスが難しいですけど、どうやって混ざっていくか楽しみですね。ステージにいる我々はわからないんで、ぜひとも体感してほしいです。今まで応援してきてくれたファンにも、初めての人にも、こういう表現や場所があることを見せられればいいなと思います。

yukino : 東京での初ワンマンやし、ここまでの規模も初めてやし、気合入ってますよ。自分の頭の中に描いてるものを100%再現したいですね。

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kanina / a short story

kanina初のアルバム、『a short story』。ハープやバイオリンなど、さまざまなゲスト・ミュージシャンを迎えた、3部構成、約24分に及ぶ渾身の1曲。重なる音と音、フレーズ、ノイズ。生まれた意味を探すために旅立った少年の言葉が詩になり、あたたかく優しい声と声で包む。

kanina / 生きている サウンドトラック

クラシカルで美しいメロディーで、独自の世界を描く男女2人組、kanina。彼らが、今野裕一郎が主宰するユニット、バストリオの最新映画「生きている」のサウンド・トラックの制作を担当。劇中に流れる穏やかなサウンドは、日常の風景を彩ります。本作は、OTOTOYだけの限定販売。高音質のHQD(24bit/48kHz)でお届けします! さらに、アルバムを購入頂いた方には、映像やイラスト等のアートワークを自ら手掛ける彼らの、オリジナル・イラスト画像と、「til lifandi」と「stiga」の映像をプレゼント!

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Aureoleの過去作はこちら

Aureole / Comfort : Early Recordings

1st、2nd、3rd Albumにも収録されていないアウト・テイク集を集めた、Aureoleのルーツとも言える作品群『Comfort : Early Recordings』。ライヴ会場で限定300枚のCD-R作品として販売されていたこの作品を、OTOTOYで独占配信することが決定。Aureoleの始まりはここから!

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Aureole / Reincarnation

Aureoleの通算3枚目となる最新アルバム『Reincarnation』。オルタナティブ・ロック、エレクトロニカ、現代音楽、アンビエント、ダブステップ、ポスト・ロック、クラシックやシューゲイザーなど様々な要素を飲み込み、前作2作から、より進化を遂げたキャリア最高作。『Reincarnation』=再生、輪廻と題された今作では前世、現世、来世、生、死をテーマに、その先の希望に満ち溢れるアルバム。

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Aureole / Imaginary Truth

男女混成6人組バンドAureoleにとって2枚目となる今作は、日本の音楽史を揺るがす重要な作品となった。飽和状態のオルタナティブ・ロック / ポスト・ロック / エレクトロニカ・シーンに一石を投じる、オリジナリティ溢れるネクスト・サウンド! ロック、エレクトロ、クラシカル、ミニマル、プログレ、サイケ、民族音楽などを通過した楽曲は、驚くほどポップな感触で、すんなり聞き手へと浸透していくことだろう。

Aureole / Nostaldom

独創的で高い文学性を持った歌詞と、Radiohead、Sigur RosやThe Album Leafなどの洋楽の影響、あるいはWorld’s End Girlfriend、matryoshka等の邦楽の雰囲気、同時代を強く感じさせる楽曲。サウンドと一体化したヴォーカルは溶け合って聴き手を別のストーリーを持った世界へと引きずり込んでしまう。不穏でダーク、ノイジーな1曲目から、美麗で荘厳、ロマンティックなラスト曲まで、豊かなヴァリエーションと圧倒的な実力をもった本作は、これがデビュー作とは思えないほどの完成度です!!

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PROFILE

kanina

クラシカルで美しい世界観から生み出されたひとつの「物語」を音と歌で奏でる、他に類を見ない新しい手法を提示。
バイオリンやピアノを取り入れ、従来のバンド・サウンドにとらわれない自由な表現方法で独自の音楽を模索し、具現化している。

[a short story]と名付けられたひとつのちいさな物語。少年の旅が、今はじまる。

>>OFFICIAL HP

Aureole

2007年結成。森大地 (Vo,Gt & Prog)、岡崎竜太(B),中村敬治(G),中澤卓巳(Dr)、saiko(Syn & Flute),佐藤香(Vibs & Glocken)の6人組バンド。ポスト・ロック、エレクトロ、クラシカル、ミニマル、プログレ、サイケ、民族音楽などを通過した奥深いサウンドと「歌モノ」としての側面、この二つの要素が矛盾することなく融合を果たしている。2009年にNature Blissよりデビュー・アルバム『Nostaldom』をリリース。青木裕 (downy,unkie) をゲストに迎えたこの作品は、各方面から多くの支持を得た。2010年にはVoの森大地が主宰するレーベル、kilk recordsより2ndアルバム『Imaginary Truth』を発表。「今後の日本の音楽シーンのキーマン」と称され、一層の注目を集めた。2012年、3rdアルバム「Reincanation」発表。より一層バンドとしてのアンサンブルを高めた。全作品とも全国のTSUTAYAでレンタルCDとしても取扱いを行っている。ライブ活動も精力的に行っており、kilk records主催のフェス「DEEP MOAT FESTIVAL」「skim kilk sounds」「ヒソミネの祭典」ではNATSUMEN、LOSTAGE、unkie、no.9 orchestra、sgt.、石橋英子、Merzbowらと共演。

>>OFFICIAL HP

この記事の筆者
田山 雄士

ライター/編集者です。

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