Virgin Music Label And Artist Services (S&D)

ギター初心者、最初の1曲──〈アーカイ奉行〉第34巻

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ギター初心者、最初の1曲──〈アーカイ奉行〉第34巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

バンドだからこそ生まれたグルーヴ──DURANのロック・アルバムができるまで

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バンドだからこそ生まれたグルーヴ──DURANのロック・アルバムができるまで

稲葉浩志(B'z)、スガシカオ、清春らの作品、ライヴにギタリストとして参加している、DURAN。2018年のソロ・デビュー以来、多様なアップデートを遂げながら、ひとりのアーティストとしての表現力を磨いてきた。前作『Kaleido Garden』はその実力が十分に発揮されたアルバムだったが、今回リリースされた『Electric Man』は、ソロではなく、バンドとして作り上げた作品だという。そのため今回はDURANのソロ取材ではなく、メンバーのMASAE(Ba)とShiho(Dr)を招き、バンドならではの臨場感…

デヴィッド × デヴィッド──〈アーカイ奉行〉第20巻

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デヴィッド × デヴィッド──〈アーカイ奉行〉第20巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

「ありがとう」伝えてますか?──〈アーカイ奉行〉第13巻

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「ありがとう」伝えてますか?──〈アーカイ奉行〉第13巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

日本のフォーク、ロックの黎明期を支えた〈ベルウッド・レコード〉の未配信作が解禁!

コラム

日本のフォーク、ロックの黎明期を支えた〈ベルウッド・レコード〉の未配信作が解禁!

日本のフォーク、ロックの黎明期を支え、後続にも大きな影響を与えた〈ベルウッド・レコード〉。レーベル設立50周年を迎える今年2022年、ついにこれまで未配信だったはっぴいえんど、高田渡、はちみつぱいといったアーティストの名盤の数々が〈キングレコード〉より配信解禁! 第1弾となる今回は35タイトルの配信がスタート、そのうちの10タイトルは24bit/192kHzのPCM音源と11.2MHz/1bitのDSD音源の2フォーマットにてハイレゾ配信いたします。また、OTOTOYでは2022年9月より〈キングレコード〉…

ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

インタヴュー

ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

稲葉浩志(B'z)、スガシカオ、小袋成彬、藤井風のギタリストとしても活躍し、2018年にはソロ・デビューを遂げたDURAN。「日本の偉大なギタリストの一人」と称されているように、今作を再生すると隙のない巧妙なギター・プレイがまず耳に入ってくる。そしてだんだんと、ギタリストとしての衝動性、コロナ禍で感じた孤独とフィーチャリングゲストである906、KenKenらとの温かな繋がり、社会問題からも目を背けない誠実さ...そういったDURANのこれまでの人生が音楽で赤裸々にで語られていることに気づく。このアルバムでの…

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

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REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回は高岡洋詞による9枚。エッジの効いたアイドル、SSWなどなどさまざまなスタイルの現在進行形のポップ・ミュージックをテーマにセレクト&レヴュー。 ...…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2020年レコメンド20

コラム

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2020年レコメンド20

OTOTOYでは今年も邦楽を中心にたくさんの音楽を紹介してきました。そんななかでもキラリと光ったアルバムたちを20枚をレコメンドいたします。まさに買い逃し厳禁な20枚、2020年の作品たちをこちらでお届けいたします。 ''OTOTOYレコメンド2020 EP編はコチラ'''''これは"日本にケンカを売る"1枚、最後の音が鳴り止む瞬間まで彼の言葉から耳を背けるな'''...…

「言葉」を音で表現するコンセプチュアル作品──Kei Matsumaru『Nothing Unspoken Under The Sun』

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「言葉」を音で表現するコンセプチュアル作品──Kei Matsumaru『Nothing Unspoken Under The Sun』

千葉生まれパプアニューギニア育ち、バークリー音大卒という経歴をもつサックス奏者・松丸契。ツイン・ドラムス編成・THINKKAISMでのデビューから約1年を経て、ニュー・アルバム『Nothing Unspoken Under The Sun』をリリースした。今作は、デビュー作から大幅にサウンドが変化し、「言葉を発する」というコンセプトを打ち出した作品となっている。インストゥルメンタル作品における“言葉”とはなんなのだろう? と疑問に思うかもしれない。そこには彼自身が伝えたい想いがある模様だ。自身のアイデンティ…

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

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REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

毎回、それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。ノーウェーヴ・バンドAIZのWeird Instruments担当/ライターのNord Ost(松島広人)が、2020年のムードを感じる国内インディペンデントミュージック作品をセレクト。多くの人が待ち望んでいたであろうTHE NOVEMBERSの最新作は、レコーディングにあたりyukihiro(L'Arc〜en〜Ciel)を迎えるなど、今作にかける並々ならぬ熱量が感じられる大作となった。前作から続くポストパ…

オーガスタからの新たな才能を見逃すな! ──抜群のグルーヴを持つDedachiKenta、鮮烈デビュー

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オーガスタからの新たな才能を見逃すな! ──抜群のグルーヴを持つDedachiKenta、鮮烈デビュー

山崎まさよし、スキマスイッチ、秦 基博などを輩出したオフィスオーガスタ。その新レーベル〈newborder recordings〉第1弾アーティストとして驚異の新人、DedachiKentaが1stアルバム『Rocket Science』をリリース! YouTubeへのカヴァー動画投稿が世界各国で話題を集めていたDedachiKenta。その抜群のグルーヴと澄み切ったその歌声はどのように完成されたのか。彼のルーツを掘り下げながら、明らかにしていく。...…

BBHF、想像を超えた新境地へ──1stアルバム『Moon Boots』全12曲解説

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BBHF、想像を超えた新境地へ──1stアルバム『Moon Boots』全12曲解説

Galileo Galileiが惜しまれつつ ”終了” してから2年、オリジナル・メンバーにギターのDAIKIを迎え4人体制で始動したBird Bear Hare and Fish、通称BBHFが待望の1stアルバムをリリースする。待望のアルバムとなる今作のテーマは「現状から一歩、踏み出す瞬間」。まさに新章の幕開けにふさわしい作品となっている。UKロックからディズニーまで縦横無尽に多ジャンルからの音楽的要素を取り入れた、ジャパニーズ・ロックの新境地。4人の新たな歩みが、ここからまたはじまる。...…

蓮沼執太フィルの新作をハイレゾ配信

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蓮沼執太フィルの新作をハイレゾ配信

現代音楽、ジャズ、ロック、そしてポップスと、さまざまなサウンドを横断する楽団──蓮沼執太フィル。蓮沼執太をはじめ、石塚周太、イトケン、大谷能生、葛西敏彦、木下美紗都、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、Jimanica、環ROY、千葉広樹、手島絵里子、宮地夏海、三浦千明といった各人がソロ、バンド、サポートなどなどでも活躍するアーティストたちの集合体という唯一無二の編成である。前作『時が奏でる』から4年、2ndアルバム『アントロポセン』をリリースした。本作でも、その芳醇な音楽性である種の極上のポ…

空気公団、結成21年目に訪れた春──新アルバムを先行配信

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空気公団、結成21年目に訪れた春──新アルバムを先行配信

昨年結成20周年を迎えた空気公団が、新アルバム『僕の心に街ができて』を完成させた。約2年ぶりの新作となる今作は、山崎、戸川、窪田のメンバー3人で制作、演奏、録音、ミックスまで手掛けたこれまでにない特別なアルバムとなっている。そんな今作をOTOTOYではCDリリースの5月23日に先駆けて1週間の先行ハイレゾ配信でお届け。21年目の新たな春の訪れを感じさせる新アルバムをぜひインタヴューとともにお楽しみください。...…

悲しみを抱きしめ、いま新たな世界を描く──Bird Bear Hare and Fish、待望の1stシングルをリリース!

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悲しみを抱きしめ、いま新たな世界を描く──Bird Bear Hare and Fish、待望の1stシングルをリリース!

元Galileo Galileiの尾崎雄貴、佐孝仁司、尾崎和樹と、そのサポート・メンバーを務めていたDAIKIが「Bird Bear Hare and Fish」を新始動。そしてこの度、彼らの記念すべき1stシングルがリリースされた。尾崎雄貴を中心にこのバンドが表現する世界観は、今までとは異なる新たな“POP SOUND”を奏でている。ギタリストとして新しくバンドに参加するDAIKIは、Galileo Galileiとして最後の武道館公演や全国ツアーなど幾つものライヴ・サポートに始まり、様々な場面で欠かせな…

【ハイレゾ配信】4年半ぶりの前野健太、待望の新作『サクラ』

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【ハイレゾ配信】4年半ぶりの前野健太、待望の新作『サクラ』

近年ではラジオ・パーソナリティ、文筆家、役者など、さまざまな分野にも活躍の場を広げている前野健太。そんな充実した活躍のなかで、ここに彼の真骨頂たる、新作アルバムを発表する。4年半ぶりということを考えれば、やはり待望と言わざる得ない作品『サクラ』である。多彩なゲスト陣とともに作り上げた世界観は、さらに豊かな表現を携えた、新たな世界の広がりを強く感じるものだ。OTOTOYは本作をハイレゾ配信、そして岡村詩野によるインタヴューとともにお届けする。...…

【期間限定先行フル視聴】jan and naomi、新作リリース──密やかな幻とのつきあい方

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【期間限定先行フル視聴】jan and naomi、新作リリース──密やかな幻とのつきあい方

そのチルアウトで幽玄なサウンドスケープが、藤原ヒロシをはじめ多くのアーティストからも高い評価を受ける、jan and naomi。デビュー作となった7インチにはじまり、その立ち姿含めて、作品のひとつと言えそうなライヴ活動など、じわりじわりとその注目を集め、このたび彼らはついにメジャーの舞台へとその活動の場を移すことになった。そして4月18日(水)にリリースされるのが『Fracture』だ。OTOTOYでは4月11日(水)21時〜4月14日(土)21時までの間、本作を期間限定フル視聴を開始、そしてふたりのイン…

【REVIEW】誰もが心待ちにしていた再始動が遂に!──Ovallが4年ぶりとなるアルバムをリリース

レヴュー

【REVIEW】誰もが心待ちにしていた再始動が遂に!──Ovallが4年ぶりとなるアルバムをリリース

2013年に2ndアルバム『DAWN』のリリース後、4年間活動を休止していたOvallが遂に再始動。それに伴い新作アルバム『In TRANSIT [Deluxe Edition] 』をリリースする。今作では〈origami PRODUCTIONS〉のファンサイト限定でリリースされたCD『In TRANSIT』の収録曲をメインとしつつ、新曲「Winter Lights」や既発曲のリミックス・ヴァージョンなど全22曲とボリューミーな内容となっている。そんなOvallの新作をOTOTOYでは配信とともにレヴュー…

OTOTOY AWARDS 2017──2017を彩った珠玉の名アルバム──

コラム

OTOTOY AWARDS 2017──2017を彩った珠玉の名アルバム──

今年もやってまいりました“OTOTOY AWARD”。今年もOTOTOY配信中の作品から選りすぐりの30作品を紹介します。さまざまなフォーマットでのリリースも多い最近ですが、ここではあえてのオリジナル・アルバムに絞ってのジャンルを超えた30作品をランキング形式でおとどけします(シングル、ミニ・アルバム、ライヴ・アルバムなどは除外させていただきました! 悪しからず!)。OTOTOYお得意のフレッシュな新人から、この国の音楽シーンを作ってきたベテランまで多様な音楽性のチャートができあがりました。ぜひとも買い逃し…

コーネリアス『Mellow Waves』待望のハイレゾ配信ーーエンジニア高山徹ロング・インタヴュー掲載

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コーネリアス『Mellow Waves』待望のハイレゾ配信ーーエンジニア高山徹ロング・インタヴュー掲載

2017年6月、Cornelius(コーネリアス)が、『sensuous』以来11年ぶりとなるオリジナル・アルバムをリリースした。坂本慎太郎を作詞に迎えた「あなたがいるなら」、「未来の人へ」をはじめ、“メロウ”と“ウェイヴ”に満たされた全10曲。銅版画家の中林忠良によるモノクロームのジャケットも含め、2017年ひいてはテン年代の代表作になるであろう本作をハイレゾ配信開始する。それを記念し、22歳でフリッパーズ・ギターのレコーディング・エンジニアを務め、今作でもミックス、マスタリングを担当しているエンジニ…

【ハイレゾ配信】WONK、ポップと実験、2枚のアルバムを同時リリース

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【ハイレゾ配信】WONK、ポップと実験、2枚のアルバムを同時リリース

1stアルバム『Sphere』をリリースし、2016年に彗星のごとく現れ、シーンの話題をかっさらったWONK。エクスペリメンタル・ソウル・バンドを自ら標榜する、そのバンドのサウンドは、昨今のネオ・ソウル〜R&B、さらにはグラスパー以降の現代ジャズのリズムをきっちりと自らのものにしたもので高い評価を受けた。さまざまなフェスやライヴ・イヴェントを活発にこなした1年を経て、この度、新作をリリースした。これがなんと2枚同時のリリースとなる。彼らなりの“ポップ・サイド”という『Castor』、そしてビート・ミュージッ…

コーネリアス、11年ぶりのオリジナル・アルバム『Mellow Waves』を配信開始

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コーネリアス、11年ぶりのオリジナル・アルバム『Mellow Waves』を配信開始

Cornelius(コーネリアス)が、『sensuous』以来、11年ぶりとなるオリジナル・アルバムを完成させた。その間、salyu × salyuのプロデュースやMETAFIVEでの活動、『デザインあ』、『攻殻機動隊』のサウンドトラック制作など、様々なプロジェクトに関わってきた小山田圭吾が作り上げた至高の作品。坂本慎太郎を作詞に迎えた「あなたがいるなら」、「未来の人へ」をはじめ、“メロウ”と“ウェイヴ”に満たされた全10曲。銅版画家の中林忠良によるモノクロームのジャケットも含め、2017年ひいてはテン年代…

長澤知之、全34曲収録のアンソロジー・アルバムをリリース&インタヴュー

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長澤知之、全34曲収録のアンソロジー・アルバムをリリース&インタヴュー

長澤知之が2017年4月12日にアンソロジー・アルバム『Archives #1』をリリースする。2006年に驚異の才能でデビューを飾り、以降“孤高の天才”と称された彼の10年間の軌跡が、このアルバムには詰まっている。今回OTOTOYでは金子厚武による長澤へのインタヴューを敢行。10年間の活動を紐解くとともに、長澤知之という人物にもフォーカスしたインタヴューとなっています。ぜひ『Archives #1』を聴きながら楽曲で、そしてインタビューで彼の活動を振り返ってみてください。...…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50位から31位までの20作品を発表いたします!...…

七尾旅人らも参加、シルキーなメロウ・グルーヴ & ヴォーカル──Kan Sanoの『k is s』ハイレゾ配信

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七尾旅人らも参加、シルキーなメロウ・グルーヴ & ヴォーカル──Kan Sanoの『k is s』ハイレゾ配信

mabanuaらとともにorigami PRODUCTIONSを象徴するソロ・アーティストとして、そしてHEXへの参加や、作品 / ライヴでの多くの客演など、この国のシーンになくてはならないキーボーディストでもあるKan Sano。待望の3rdアルバム『k is s』がここに完成した。国内のインディ・ロック・シーンでも多く援用されるようになったポスト・J・ディラ〜ネオ・ソウル的なビート(というか彼はインディ・ロック・シーンとの邂逅も含めて、その道のパイオニアのひとりと言えるだろう)や鮮やかなファンクでグルー…

デビュー10周年の長澤知之、共同プロデューサーに益子樹(ROVO)を迎えて渾身のソロ・アルバム、ハイレゾ配信

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デビュー10周年の長澤知之、共同プロデューサーに益子樹(ROVO)を迎えて渾身のソロ・アルバム、ハイレゾ配信

2016年前半、ALとしてのリリースとパフォーマンスでロック・シーンの話題をさらった長澤知之が、デビュー10周年の節目に渾身のソロ作品をリリース! 共同サウンドプロデューサー益子樹(ROVO)による、本人の鼓動に寄り添ったプロダクションを軸にもう死んだ人たち、ジム・オルークバンドなどでベーシストとして活動する須藤俊明、大柴広己のサポート他で知られるドラム・吉本ヒロ、ゲスト・コーラスに一色徳保(つばき)が参加。「風鈴の音色」では新鋭の女性シンガー・ソングライター、村上紗由里をメイン・ヴォーカルに添える大胆な試…

あがた森魚新作『近代ロック』を独占ハイレゾ配信

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あがた森魚新作『近代ロック』を独占ハイレゾ配信

2010年代の活動計画として「1年に1枚ニュー・アルバム」を掲げるなど、エネルギッシュな活動を続ける、あがた森魚。来年はデビュー45周年を迎える彼だが、今年ももちろん「1年に1枚」の公約通り、新作をリリースする。"浦島三部作"(14年『浦島64』、15年『浦島 65BC』『浦島 65XX』)に続く、新作のタイトルは『近代ロック』。今回はサウンド・プロデューサーに鈴木惣一朗(WORLD STANDARD)を迎えての作品となった。鈴木とは2001年作『佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど』から、約15年ぶりのタッ…

松崎ナオ インタビュー by 渡辺裕也

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松崎ナオ インタビュー by 渡辺裕也

嬉しい誤算とはまさにこの事。恐らく肩の力を抜いた企画モノ的なノリだろうという筆者の予想は見事に大はずれ。まさかこれほどに濃密で、明確な言葉を持った作品になるとは。ライヴ会場限定でリリースされるの新作『そんな印象ガール』は、現在の彼女をはっきりとリプリゼントした、紛う事なき力作だ。 ...…

空気公団『ダブル』一週間先行配信&インタビュー

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空気公団『ダブル』一週間先行配信&インタビュー

時間は私たちとは無関係に、なにかしらの法則で流れている。しかし、否応なくその中を生きている私たちは、時間に色々な意味を見出し、色々なことを思う。だが、やはり、時間は時間としてただそうあるだけだ。空気公団に感じるのは、このように世界は「ただそうあるだけ」だが、その中に様々なことがあるという視点だ。アルバムを出すごとに、彼らは様々な方法でこの視点から捉えられる物事を増やしてきた。そして、最新作の『ダブル』は、その空気公団の実験がとてもポップな形で実を結んだアルバムだ。...…

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D.A.N.、蓮沼フィルなどにも参加の、注目のアーティスト、小林うてなの1stアルバムを独占ハイレゾ配信

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D.A.N.、蓮沼フィルなどにも参加の、注目のアーティスト、小林うてなの1stアルバムを独占ハイレゾ配信

元“鬼の右腕”にして現在はソロ、そしてD.A.N.や蓮沼執太フィルなどの客演などでも知られる小林うてな。このたび1stアルバム『VATONSE』をリリースした。リリースはインターネット・ライヴ・ストリーミング・サイト、2.5Dが設立したレーベル〈2.5D PRODUCTION〉から。ポップ・エレクトロ・プロデューサー、tomgggの作品とともに本レーベルの第一弾アーティストとなる。スティール・パンやエレクトロニクス、さらにはヴォーカル / コーラスまでこなすマルチ・プレイヤーとして知られる彼女だが、1stソ…

蓮沼執太×佐々木敦(HEADZ)、『Spiral Ambient』をめぐる音響的対談

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蓮沼執太×佐々木敦(HEADZ)、『Spiral Ambient』をめぐる音響的対談

「HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRAL」の初日となる3月11日に、サウンド&レコーディング・マガジン編集部プロデュースのもと行われた蓮沼執太の公開録音、〈Spiral Ambient〉。スパイラルホール中央に設置されたダミーヘッドの両耳に装着されたバイノーラルマイクからDSDで録音を行い、演奏されている音楽だけではなく、現場で起こっていた空気感や気配までをも録音しようという試みが、本作『Spiral Ambient』には現れている。...…

蓮沼執太『メロディーズ』配信スタート&インタヴュー公開

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蓮沼執太『メロディーズ』配信スタート&インタヴュー公開

 蓮沼執太がどんな活動をしている人物なのか、簡潔に紹介するのはなかなか難しい。自身の作品をコンスタントにリリースしながら、映画や演劇、CM音楽などを制作。他アーティストのプロデュースや楽曲提供を行いながら、美術館での個展まで開いてしまう。振り返ってみると、蓮沼執太というアーティストの活動の振り幅は、多才の一言では済まされないほど広い。...…

坂本美雨と蓮沼執太クルー、一夜限りのライヴ音源をハイレゾ配信!! ライヴ直前インタヴュー&レポート掲載

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坂本美雨と蓮沼執太クルー、一夜限りのライヴ音源をハイレゾ配信!! ライヴ直前インタヴュー&レポート掲載

2015年1月22日、坂本美雨と蓮沼執太クルーが渋谷WWWにて行った〈Waving Flags リリースパーティ〜旗を振るよ ここにいるよ〜〉の模様を収録したライヴ音源をハイレゾ・リリース。数多くのミュージシャンが参加して制作、昨年3月にリリースにされたアルバム『Waving Flags』の楽曲を中心に、カヴァー曲としては“蓮沼執太フィル”の楽曲である「ZERO CONCERTO」「ONEMAN」、坂本龍一が坂本美雨のために作ったことでも知られるYMOの楽曲「ONGAKU」を収録。蓮沼執太をコンダクターに、…

空気公団、最新作を2週間先行ハイレゾ配信&インタヴュー

インタヴュー

空気公団、最新作を2週間先行ハイレゾ配信&インタヴュー

すべての人へはじまりの予感をもたらす、空気公団の新作が完成しました。タイトルは『こんにちは、はじまり。』。昨年の12月頭、アルバムから先行配信された「お山参詣 登山囃子」――ヴォーカル山崎ゆかりの出身地・青森県岩木山の登山囃子を取り入れ、かつ山本精一をゲスト・ヴォーカルに招いたこの曲は、まぎれもない"空気公団の作品"であるとともに、何かが違うという感触も残る1曲でした。それこそ"はじまり"というものだったのかもしれません。...…

空気公団と倉本美津留の音楽ユニット、くうきにみつるのファースト・ミニ・アルバムを先行配信&フル視聴スタート!

レヴュー

空気公団と倉本美津留の音楽ユニット、くうきにみつるのファースト・ミニ・アルバムを先行配信&フル視聴スタート!

空気公団と、放送作家であり、ミュージシャンとしても活動する倉本美津留。この2組が新たな音楽ユニット"くうきにみつる"を結成した。「なぜこの2組が?」その疑問は少し置いておいて、まずはこの2組が惹かれあい、音楽ユニットを結成した喜びを分かち合いたい。なのでOTOTOYでは今回、アルバムから2曲、フル視聴を行います! フル視聴曲は、倉本が作詞作曲したM2「いっぱい」と、空気公団の山崎ゆかりが作詞作曲したM4「ほんとうの街につもる」をお届け。アルバムでも倉本と山崎が、半々で作詞作曲を担当しています。...…

空気公団による、ライブ録音アルバムをハイレゾで!

ライヴレポート

空気公団による、ライブ録音アルバムをハイレゾで!

このたび始まった、空気公団による新しいプロジェクト“音街巡旅”。本作は2013年2月から6月までに開催されたライヴ・ツアー、音街巡旅2013「夜はそのまなざしの先に流れる」の各会場で演奏されたライヴ・アレンジを骨組みに、再度スタジオで音を重ね、エディットを施した、空気公団にとって新しい形の録音物である。さらにB5サイズのコード譜が付属したことで、彼らの表現を演奏し、体感できるという画期的なプロジェクトとなっている。残念ながらOTOTOYではコード譜付属とならないが、24bit/44.1kHzのハイレゾで本作…

コーネリアス、5作目のオリジナル・アルバム『Sensuous』をFLACでハイレゾ配信スタート!!

レヴュー

コーネリアス、5作目のオリジナル・アルバム『Sensuous』をFLACでハイレゾ配信スタート!!

8年のときを経て、Cornelius(コーネリアス)が、5作目のオリジナル・アルバム『Sensuous』をハイレゾ音源(24bit/96kHz)でリリースする。2006年にリリースされた本作は、世界19か国でCD発売されているコーネリアスの代表作のひとつ。同作品の映像&サラウンド作品集となる『SENSURROUND+B-SIDE』は、第51回グラミー賞の「ベスト・サラウンド・サウンド・アルバム賞」にもノミネートされるなど、コーネリアスの世界的な活躍の足がかりをつくった。もともと24bit / 96khzでレ…

Kan Sanoのセカンドをハイレゾ配信

レヴュー

Kan Sanoのセカンドをハイレゾ配信

ここで紹介するのはピアニスト / キーボーディスト、そして自らトラック・メイカーとしても活動するKan Sanoのセカンド・アルバムだ。Ovallなどで知られるorigami PRODUCTIONSからのリリースとなる。ソロ・アーティストとしては、これまで、いわゆるブラック・ミュージック色の強いビートメイカー的な作品をリリースしてきたが、このセカンド・アルバムでは新たな、広い音楽性を獲得している。一級の鍵盤職人による、ブラック・ミュージック経由の美麗なるポップス。そんな言葉がよく似合う音だ。...…

エレクトロニック・ビーツ・ミュージックのバイブル第4弾! HQDクオリティで配信!!

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エレクトロニック・ビーツ・ミュージックのバイブル第4弾! HQDクオリティで配信!!

2000年のレーベル発足から快進撃を続けるPROGRESSIVE FOrMの40番目のカタログは、2010年以来4年振りとなるPROGRESSIVE FOrMの記念碑的コンピレーション・アルバム『Forma 4.14』。いつも時代の最先端を提示してきたシリーズの第4弾は、10年以上に渡りシーンを牽引しているベテラン、AOKI takamasa、no.9、Inner Scienceと、近年その評価が大きく増しているSeiho、Kan Sano、Kyoka、Fugenn & The White Elephant…

OTOTOY AWARD 2013!! 今年のBEST10 & 「2014年はどうなる? 座談会」!!

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OTOTOY AWARD 2013!! 今年のBEST10 & 「2014年はどうなる? 座談会」!!

OTOTOYで2013年に発売されたアルバムの中から最も良かったと思う10枚を選出(OTOTOY独占音源以外)。2012年までは、お客さんの投票制であったり、ライターやインターン等多くの関係者を巻き込みグランプリを決定していたのですが、OTOTOY AWARD 2013は、「2013年新譜を聴き漁りました」という6名のみで厳選な審査を行いました。選評者は、高橋健太郎(ライター)、金子厚武(ライター)、渡辺裕也(ライター)、飯田仁一郎(編集長)、河村祐介(編集部)、西澤裕郎(編集部)の6人。「女性が強かった」…

Ovall、3年8ヶ月ぶりの2ndアルバムをリリース&インタヴュー!

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Ovall、3年8ヶ月ぶりの2ndアルバムをリリース&インタヴュー!

Ovallが、2013年11月20日に3年8ヶ月ぶりに2ndアルバム『DAWN』をリリース。そして、このアルバムをもってしばらくの間活動を休止することを発表した。Ovallはトラック・メーカー / ベーシストのShingo Suzukiによるバンド・プロジェクトであり、同じくトラック・メーカー / ドラマーのmabanua、ギタリストの関口シンゴの3人を中心とし活動。今回のアルバムは、さかいゆう参加のリード曲「Hold You feat. Yu Sakai」、青葉市子をヴォーカルに迎えた初となる日本語詞の楽…

松下マサナオ×mabanua 今、このドラマーが熱い! ドラマー対談

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松下マサナオ×mabanua 今、このドラマーが熱い! ドラマー対談

2013年7月に、Yasei Collectiveの松下マサナオと、Ovallのmabanuaを講師に迎えて、で開催したモダン・ドラム高等学校! 満員御礼となったこの講座、基本的なリズムの感じ方、講師2人が影響を受けたドラマーや変拍子の極意などなど、充実の3時間となりました。この2人の話を、もっと多くの人に届けたい! そんなことを考えた、学校長の飯田仁一郎が、2人に取材を敢行!! ドラマーだけでなく、音楽人必見の熱い対談となりました。...…

前野健太『オレらは肉の歩く朝』レビュー

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前野健太『オレらは肉の歩く朝』レビュー

''前野健太 / オレらは肉の歩く朝''これまでの作品の持ち味であった一人多重録音から一転、プロデューサーにジム・オルークを、ゲスト・ミュージシャンに石橋英子、pop 鈴木、山本達久らを招き、人里離れたスタジオで録音を敢行。歌われるのはこれまで同様に街の空気、人々、そして恋心。前野健太のファインダーを通して見えてくる、街が奏でる音。...…

空気公団『夜はそのまなざしの先に流れる』予約開始&インタビュ―

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空気公団『夜はそのまなざしの先に流れる』予約開始&インタビュ―

空気公団の新作『夜はそのまなざしの先に流れる』が完成しました。今作は、2012年7月6日に日本橋公会堂にて行なわれたライヴ・イベントで、演劇ユニット「バストリオ」による演劇が繰り広げられる中で、同ステージ上で演奏されたアルバム収録曲の録音をベースに、スタジオ録音を重ねた、ライヴ盤でもスタジオ盤でもないもの。緊張感と温かな雰囲気が入り混じった作品となりました。OTOTOYでは、発売に先駆けて予約を開始します。予約頂いた方の中から先着10名様に、直筆サイン入りのポストカードをプレゼント! 早めのダウンロードをお…

空気公団 『春愁秋思』インタビュー

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空気公団 『春愁秋思』インタビュー

昨年2月にバンドの新境地を思わせるアルバム『春愁秋思』をリリースした空気公団。そしてこの度、昨年2月から6月にかけて行われたリリース・ツアーの演奏を収めた作品『LIVE春愁秋思library』がリリースされる。しかも、発表形態を配信、LP、DVDと3つに分け、収録内容もDVDは東京公演を中心に全会場、配信は千葉公演、LPは仙台公演と全て異なっている。それだけでなく、公式サイトでLIVE春愁秋思library特集と題したメンバー自身が音を流しながらその時のライヴを振り返る企画や、Ustreamでのライヴ配信な…

前野健太インタビュー!

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前野健太インタビュー!

「前野さん、節電でちょっと暗い東京の夜で遊びませんか? 」2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震。そこから1カ月経った4月11日、映画監督の松江哲明はミュージシャンの前野健太にそう声をかけた。「ライブテープ」を知っている方ならこの言葉の意味をすぐに飲み込めるだろう。...…

空気公団 『春愁秋思』インタビュー

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空気公団 『春愁秋思』インタビュー

日本語のうたものを語る上では欠かせないバンド、空気公団が6枚目のフル・アルバム『春愁秋思』をリリースする。彼女らはその活動を始めた当初から、フォーマルかと思えばつかみどころがなく、折り目正しいポップスかと思えばそれだけでは言い切れない気配を奥に持っている。今作はその点を深めつつ、音楽的な幅を広げることでより多角的に空気公団に触れることが出来る充実作だ。インタビューからもその世界を覗いてみて欲しい。...…

有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

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有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

名曲「東京の空」を作った。名曲「White Song」を作った(おとぎ話)。おとぎ話は、1月20日に「White Song」が入った『FAIRYTALE』というアルバムを完成させた。は、ラストで「東京の空」が流れる『ライブテープ』という作品の中で、たった一人で歌い続けた。現在の日本の歌心溢れる音楽シーンの核となる2人である。心を揺らす歌を作ることの出来る才能を持った2人は、強烈な磁石のように惹かれ合い、前野健太 with おとぎ話まで結成している。今彼らを紐解くことは、TVからは見えてこない、現在の日本の歌…

Ovall『DON'T CARE WHO KNOWS THAT』インタビュー

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Ovall『DON'T CARE WHO KNOWS THAT』インタビュー

ヒップホップにおいて「やばい」っていう言葉の範囲は広い。病的なビートだけでなく、ソウルフルな曲にも「やばい」って言う。 死後もなお愛され続ける伝説的プロデューサー、J Dilla。先日の彼の追悼イベントを実弟Illa J、muroやDJ SARASAなどの豪華すぎる面子が盛り上げた。しかし、彼らが登場する前の24時。代官山UNITのフロアを観客が埋めていた。彼らが熱中していたのは、origami PRODUCTIONのアーティスト達。毎月laidbookという名義でCDをリリースしているクリエイター集団だ。…

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