STEREO JAPAN、シングルが1万枚売れたら解散!?ーーVol.6 平賀哲雄によるメンバー・インタヴュー後編

左から、椎名彩花、河村ゆりな、三浦菜々子、西園寺未彩、岸森ちはな

EDMアイドル、Stereo TokyoとStereo Fukuokaによる合同グループ、STEREO JAPANが、2016年5月4日にシングル『Dancing Again』をリリース。5月29日にELE TOKYOにて開催されるリリース・パーティまでに同シングルが1万枚“売れたら”解散する。パーティをすることに力を入れてきたSTEREO JAPANが、なぜこのタイミングでそうした舵を取ったのか? 果たして1万枚売れて解散してしまうのか? その経緯から動向、結果まで、OTOTOYではインタヴューやライヴレポートなどで毎週追いかけていく。更新日は毎週月曜日を予定。

特集第5弾となる今回は、BiSやハロプロなど数多くのアイドルを追いかけてきたインタヴュアー、平賀哲雄によるメンバー・インタヴューを掲載。1万枚売れたら解散という企画について、他のメンバー4人との間にできてしまった溝を埋めるために行われた42.195kmのフル・マラソンについて、そしてプロデューサー、水江文人が目論む企画を通しての意図へ2週にわたって深く斬りこんだ。先週に引き続き、後編を公開する。事務所の先輩でもあったBiSに言及するなどグループの本質に迫った内容は必読。

>>>平賀哲雄によるメンバー・インタヴュー前編はこちらから<<<

1万枚売れたら解散となる運命のシングルより「RUN」を先行フル試聴

レーベル Bermuda Entertainment Japan  発売日 2016/05/04

※ 曲名をクリックすると試聴できます。

INTERVIEW : Stereo Tokyo

Stereo Tokyoのメンバーと平賀哲雄

平賀哲雄


1999年に音楽情報サイトhorexpressを立ち上げ。2012年からはBillboard JAPAN.com編集長に。バンド、シンガー・ソングライターからアイドルに至るまで、独自性のある魅力的なアーティストや音楽を紹介し続ける。また、Music Japan TVにてMCも経験。近年は、小室哲哉、モーニング娘。、中島美嘉、大塚 愛、BiSなど様々なアーティストのイベント司会も務める。

取材 : 平賀哲雄
構成 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希

団結が深まるかもしれないと思って舵を切ったんです(水江)

ーーもともと三浦さんがStereo Tokyoを辞めるという話がきっかけで、今回のマラソン企画が始まったわけじゃないですか。結果として、Stereo Tokyo売れるかも… という空気が生まれたと思うんですけど、 三浦さんが辞めようと思っていなかったらこの企画はなかったわけで、そこに対してはどう思っていますか?

三浦菜々子(以下、三浦) : 辞めようと思ったことはグループにとってマイナスなことじゃないですか? それが今プラスに… プラスなのかな?

岸森ちはな(以下、岸森) : プラスだよ!


Stereo Tokyo / RUN(Official Video)

ーーそれこそOTOTOYの連載にメンバーのLINEのやりとりも掲載(※水江Pと三浦以外のメンバー4人によるLINEのやりとりが連載3回目に公開された。三浦のことが怖いなど、赤裸々な内容となっている)されていて。

水江文人(Stereo Tokyoプロデューサー / 以下、水江P) : あれ、すごくないですか? まじでそんな感じだったんですよ。僕ら大人としても、現実1人辞めたら誰かをいれなきゃいけないし、ヴォーカルを全部直したりもしなきゃいけないわけで。Stereo Tokyoに関しては12月に1人辞めたし、けっこうな頻度で辞めていくと、いくら理由があったとしても場末感みたいなものは出てきちゃうし、っていうところでの起死回生の一発だったんです、企画自体は。

ーーあのLINEを載せるっていうのは、みんな承諾はしていたんですか?

三浦 : 私だけ知らなくて…。

ーー結果オーライにはなってますけど、グループにとって1番危ない行為じゃないですか。

水江P : とりあえず、みんなに許可とろうと思って連絡はしたんですよ。ただ、この1万枚企画にマラソンも含んだのは三浦の状況ありきで、もともと作っていた曲のデモもあったんですけど、1回破棄して新しく今回の一連の仕掛け用に全部作って録り直したんですよ。もしかしたらプロモーションにもなるかもしれないし、結果、団結が深まるみたいなところもあるかな思って舵を切ったんです。

左から、椎名彩花、河村ゆりな、三浦菜々子、西園寺未彩、岸森ちはな

ーーそういう水江さんの行動に対してはみなさんどう思ってるんですか?

岸森 : すごいなって。

ーーもうリスペクトしちゃってるんだ(笑)。疑ったりすることはなかったんですか? これまでの活動の中で、この人についていって大丈夫かなとか。

西園寺未彩(以下、西園寺) : 未彩は(水江さんに)LINEをしました。

ーーどういう?

西園寺 : LINEが世の中に出た時点で、メンバーの仲が悪いとかって部分を出すのはどうなんですか? って。今まで必死にそれを隠してたというか。

ーー別に表に出すもんじゃないだろうみたいな。

西園寺 : 思ってたんですけど出ちゃったから。意味がないし、今までの努力は? と思いました。

ーー三浦さんはあの時点ではどんな気持ちだったんですか?

三浦 : 最初、記事を見たときにはLINEが掲載されていなかったんですよ。そのあとTwitterで「生々しいLINEのやりとりもあります」みたいな情報が回ってきて見たらびっくりして。(どんな反応がくるのが怖くて)その日はTwitterとかも開かず、しばらくTwitterとはお別れをしました。次の日にメンバーと電話したとき、「LINE、びっくりしたー」って超軽い感じで触れたら大丈夫だったので、Twitterも普通にするようになったんですけど。

三浦菜々子

ーー椎名さんは、水江さんのやり方ってどう思ってたりするんですか?

椎名彩花(以下、椎名) : 最初のころ、わたしも辞めたくて2回くらい辞めたいってことも言いました。でも、水江さんといろいろ話しているうちにすごいなと思うようになって。自分じゃ全然考えられないし、頭がいいなと思います。

ーーすごいですね、水江さんって…。河村さんはいかがですか?

河村ゆりな(以下、河村) : やることとか本当におもしろいし、頭いいと思うんですけど、ちょっとLINEとかは…。

ーーうん、気持ち悪い(笑)?

河村 : そうじゃない! 違います(笑)! LINEとかすごい生々しい内容が出た時に、そこまでする人なんだって。勢いがある人なんだなと思いました。

ーー結果を出したことによって、水江さんすごいじゃん! となって、一丸となれてる感じなんですか?

水江P : なれてるのかな。仲良くなったの? 溝は回復したの?

一同 : うん。

三浦 : LINEが出る前にちょっと溝は回復してたのに一瞬どうしよう? ってなったんですけど、結果、今は埋まったというか。

岸森 : 埋まったね。

ーーそのへんの心配はとりあえずなくなったと。

水江P : 本当に納得しているのかはわからないですけど、俺は走ってる三浦の顔を見て、すごい晴れ晴れとした笑顔だなと思ったんですよ。OTOTOYに上がっている写真を見ても、こういうふうに笑う子だったんだと気付いたというか。逆に吹っ切れたのかなと思うし。

やる意味はお客さんも一緒に場を作れる部分があるから(水江)

ーー今回、マラソン中に2万円まで貸しますよとか、ATMのあるところまで行こうかとか、水江さんの感性が表に出ていて、それがこのグループの印象につながってると思ったんですけど。

水江P : 本当は僕、あまりそういうのしたくないんです。

ーーめっちゃ札束持ってるじゃないですか。

マラソン企画中にATMで20万円をおろし、ファンにお金貸しますよと叫ぶ水江P

水江P : あれは、ファンの人が車に財布置いているっていうから、俺がその場で20万円をおろして貸すよって言っただけです。純粋にお金を貸してあげたい、困ってる人にお金を貸してあげたいって気持ちだけです。

ーーいやいや、そういう映り方でも書き方でもなかったですよ(笑)。

水江P : いやいやいや、優しいでしょ。困ってる人がいるから、すぐお金をおろして貸してあげようって。

ーー(笑)。Stereo Tokyoは、ずばり、過去にこの会社(つばさレコーズ)にいたBiSがやったことを少しアレンジしながら再現していくプロジェクトなんでしょうか… っていう印象もあります。

水江P : 別にそれはないです。一連のアイドルっぽいことをやってみよう、というプロモーション過程において、たまたまここだけこうなっちゃっただけで。たしかに(BiSの代表曲)「nerve」をライヴでやって、マラソンもしたら、そう思われちゃいますよね。もちろん、つばさが今こういう自由な会社なのもBiSのおかげだし、その担当であった渡辺淳之介さんのおかげだと思いますよ。それはEspeciaしかりだし。そういった先輩方の作ってきたカルチャー、空気感はやっぱりどこかで脈々と流れているのではないかと思います。直接的な影響ではないですけどね。

ーー水江さんがBiSの渡辺さんとかEspeciaの清水さんとかのやり方を後輩として見てきて、その経験を比較的にダイレクトにSTEREO JAPANとかStereo Tokyoのプロデュースに活かしてるなっていう印象なんですよ。今、水江さんいろいろしゃべりましたけど、みんなはどんな感じなんですか?

一同 : …。

三浦 : 最初、グループに入るとき、裸で森は走りたくない(※BiSのメンバーが全裸になって樹海を走るMV「My Ixxx」のこと)なって… それだけはありました。

水江P : BiSがアイドル以外の、例えばバンドとの対バンでお客さんにウケていたのって、パフォーマンスの部分はありつつも、1番大きかったのは、研究員(BiSファンの呼称)の、自由な盛り上がりだったり、盛り上げようとする色んな創意工夫を見たバンドマンのファンとかがヤバいってなっていたと思うんです。お客さんのパワーとかがすごかった。逆に言うと、Stereo Tokyoをやる意味も、EDMが単純に座って聴くっていうよりも、お客さんも一緒に場を作れるからって部分があるからなんです。EDMの動画を観ていると、メインのDJとかが全然映っていなくて客席を舐めた映像だったりするんですよ。


Stereo Tokyo「肉フェス」

ーー客席がすべてですもんね。

水江P : 完全にDJの後ろから客席を撮っていて、盛り上がりとかの規模感がすごい。それをアイドルのオタクの人に… あ、オタクっていうとダメなんでしたっけ?

一同 : (笑)。

ーーちょっと気を遣い始めてる(笑)。

水江P : 燃えるとイヤだから。

ーーイヤじゃないでしょ(笑)。

水江P : (Stereo Tokyoのファンの人は)何をしちゃダメとかじゃなくて、考えて遊べる余地を与えると、すごいことを思いついて行動する人たちだと僕は思っているので。他のアイドル・グループのマネージャーに話を聞くと、すごく大変そうなんですよ。例えばリフトするなって言うとしちゃうじゃないですか。その辺のうまい言い方とかあると思うんですよね。禁止とか言うんじゃなくて。

大丈夫です、売れません!(河村)

ーー今回のマラソンを含む一連の流れの中ですごく特徴的な部分があって、それは「1万枚売れたら解散」っていう設定なんですけど、これは何を狙って決めたことなんですか?

水江P : 流行ってるじゃないですか?

ーーなにが(笑)?

水江P : 1万売れないと解散とか、何百人集めないと解散とか。アイドルあるあるだと思うんですよ。

ーー売れたら解散だと逆じゃないですか?

水江P : マラソンを走らせながら言うのもあれなんですけど、理不尽にお金を払ってほしくないんですよ(笑)。

ーー1番説得力がない(笑)。

水江P : 要するに、納得して払ってもらいたいんです。解散するから積まなきゃいけないから、50枚CDを買ってチェキを撮るみたいなことがあるじゃないですか。そういう買わなきゃいけない強制力を持たせた状況はエグいと思っていて。でも、別に出したい人が出す分にはいいじゃないですか? だから、僕らは無理やり出させるんじゃなくて、出したい人が出す。納得してお金を払ってほしい。

水江文人(Stereo Tokyoプロデューサー)

ーーで、なんで達成したら解散なんですか?

水江P : それだと極論、解散させたくない人は買わないっていう、まさかの行動が起こるわけじゃないですか(笑)。

ーーじゃあ、願いとしては1万枚買うなよっていうプロジェクトなんですか?

水江P : 別に買ってくれてもいいんです。解散するだけなんで。「1万枚売れないと解散」だったらみんなが理不尽に頑張ると思うんです。解散させたくないから俺、20枚買うとか30枚買うとか。そういう無理をさせたくないんですよね、ファンのみなさんに。オタクじゃないです。ファンのみなさん。

ーー(笑)。一歩間違えたら、ふざけて買い倒すみたいな現象もあるじゃないですか? ってなってくると、この子たちの夢とか未来を閉ざす可能性もあるわけですよね? そこはどう思っているんですか?

水江P : 次のことを始めればいいんじゃないですか?

ーーこの子たち以外でってことですか?

水江P : いえいえ、この子たちは1万枚売ったことを武器に。まじで1万枚売れたとしたら、全然関係ない人(ファン以外の人たち)が買ってるっていう状況なのですごいことですよね。

ーーじゃあ、メンバーに聞いてみますね。そのへんどうなんでしょう。1万枚売れたら解散って。

三浦 : 解散っていう言葉に最初はびっくりして、みんなすごく落ち込んだんですよ。みんな死んだ顔をしていたんですけど、よくよく考えると私たち1700枚とかしか売れていない。他のアイドルさんが頑張っても1万枚売れないような状況で、そう簡単に1万枚売れないよねって。逆に、もし売れて解散になったら、それはかっこよくない? っていう考え方に転換しました。

ーー大丈夫(笑)? ぶっちゃけ1万枚売れて解散することになったら、みなさんその後はどうするつもりなんでしょう?

三浦 : どうする?

椎名 : どうしようね…。

岸森 : まだ何にも考えていない…。 売れないと思っているから。でも解散するよ! って言われた時は、解散で頭がいっぱいになって、今後どうしようってことを頭フル回転して考えて。次の事務所を探さなきゃかなとか考えたりしたんですけど、菜々が言ったように、よくよく考えると売れないなって。1万枚にならないように売ろうって気持ちになりました。

椎名 : 私は解散って聞いて最初は落ち込んだけど、けろっとするのが1番早かったんですよ。売れたらかっこいいですよねって。その後、水江さんが言ったように1万枚売れたグループの1人でしたっていうのだけで武器になるかもしれないなって納得しました。

椎名彩花

ーー西園寺さんはいかがでしょう?

西園寺 : うーん。解散って聞いた時は、もうちょっとこのメンバーでやりたいなと思ったし、そこから考え方とかもちょっと変わって。もう1回みんなでやらないといけないから頑張ろうって思いました。解散はたぶんしないです!

ーー河村さんはいかがですか?

河村 : 1万枚は私たちにはちょっと遠いかなあ。もし本当に解散したとしたら、私は中2で何を考えればいいのかわからなくて。でも大丈夫です、売れません!

河村ゆりな

ーードヤ顔ですね(笑)。解散回避するためには大丈夫です売れません! って胸を張って言い続けるしかないっていう。あなた(水江)が作っちゃった空気感ですよ、全部。

水江P : 1万枚売って解散したら、かっこよくないですか? もう1回Twitterでいっぱいトレンド入りそうですよね。

お金もスキルもなかったら炎上くらいしかないですよね(水江P)

ーー俺がちょっと怪しいなと思うのは、1万枚ではこの子たちスターにはならないと思うんです。水江さんだけ、「あれを仕掛けたやつだ」ってことで次につながる気がするんですよ。アイドルの運営は、メンバーに夢とか明るい未来を提示して入れさせてる以上、その代償として夢を叶えさせる為に、例えば武道館へ連れていく為に奔走するのが役目だと思っていて。今の話のままでいくと、全くその通りにならない。水江さんがだけ得しちゃうパターンになっちゃうんじゃないかって危惧しています。どうでしょう、その辺は?

水江P : もちろん「武道館までいこう」とか口で言うのはできるんですけど、現実的に武道館まで何組のアーティストがいけるかって考えたら、1000分の1とか1万分の1とか宝くじみたいなものじゃないですか。もちろん頑張るには頑張るし、それを目指してやるけど、この活動をムダにしないでほしいってことは常々言っていて。大人と仕事をすることはこういうことだってことを教えているし、努力をすることとか、悔しいこととか、思い通りにいかないこととか、この年代で体験できてるっていうのは必ずプラスになると思っているんです。その経験が武道館に行けなかったとしても、別な道で生きるかもしれない。もしかしたら裏方になって生きるかもしれないし、ソロのシンガー・ソングライターになって生きるかもしれない。アイドルっていうのはゴールじゃないんです。その先が女優なのか裏方になるのか一般人に戻るのかOLになるのかわからないんですけど、アイドル時代を踏み台にして活動をしていくことにも意味がある。だから、仕事としての態度や姿勢に対しては、僕は怒ります。最初から全員が売れるわけじゃないぞっていうのはちゃんと言っている。逆に詐欺じゃないですか。絶対連れてくよとか絶対売れるよとか。

ーーなんだったらこの活動を活かして未来に繋げれば? っていう話?

水江P : 例えば、武道館をやったとしても、それすらも踏み台にして何かをしないといけないんですよね。究極的に言うと、芸能界にいるのであれば1人でなにかができるっていうのが1番いいと思うんです。武道館に行くにしろ、それすらも過程だと思うんですけどね。

ーーちなみに、無事に1万枚売れず… っていう言葉もちょっとおかしいんだけど、グループが継続するとして、その先はどんなグループにしたいとか目標はありますか。

岸森 : 最初も言ったんですけど、もともとアニメが好きだから声優をやりたくて声優を目指してるんですけど… 今めっちゃアニメ・アイコンの人に叩かれてるじゃないですか? 私がもし声優になれたとしたらStereo Tokyoの岸森じゃんみたいな感じで、めっちゃ叩かれるのかなって(笑)。

岸森ちはな

ーー逆に、覚えてもらっているっていう発想にしたら(笑)?

岸森 : そうですね。もうちょっとポジティヴに(笑)。

ーー三浦さんは?

三浦 : 私はもともとお芝居が好きで、舞台とかをやっていく中ですごく好きだなと思ったので、今は女優さんを目指してます。

ーー椎名さんは?

椎名 : いろいろ悩んでいるんですけど、この業界にいたいなと思いつつ、普通に暮らせればいいかなとも思います。

ーー奇しくも解散インタヴューみたいになってきましたね(笑)。西園寺さんは?

西園寺 : 未彩は4コマを描いてるんです。本を出したいです。

西園寺未彩

ーー4コマ漫画家になるかもしれない。

西園寺 : うーん。お金持ちになりたい。

ーーお金持ち(笑)?

西園寺 : すごいお金持ちとかじゃないんです。普通にお金に困らずに一生を過ごしたい。

ーー河村さんは?

河村 : 私はこれになりたいとか決まってなくて。今でも学校と上手く両立できないときがあるので、私も普通の学生でもいいかなって。

水江P : まさかの、みんな弱気(笑)。

ーー普通の学生に戻るって言っちゃってるよ(笑)? 水江さんはStereo Tokyoでのヴィジョンはないんですか。今のところ印象ですけど、炎上、炎上で、その先にはどこにこの子たちはたどり着くイメージがあるのかわからなくて。

水江P : 正統に売れるのが1番いいと思うんですよ。けど、お金もスキルもなかったら炎上くらいしかないですよね。

ーー今はその最中ってことですよね。

水江P : マラソンをやって1500人くらいTwitterのフォロワーが増えたんです。アイドル好き以外の人にも知ってもらいたいし、広めていきたいなって思ってるんですけど、まだアイドルとしても足腰が弱いなと思っていて。フォロワーもマラソン前までは3000人くらいだったんですよね。8000から1万人くらいのフォローが、地下アイドル界隈の1番上なんですよ。それ超えていくと、それ以外のところに波及していく。うちらはまだ7000人くらい開拓の余地を残しちゃっている。今回のマラソンを通して、ちょっと追おうかなと思ってくれた人が1500人くらいいたんですよ。これをもう何回かやって、1万人に届きだすといろいろ変わってくるかなと思っています。

左から、椎名彩花、河村ゆりな、三浦菜々子、西園寺未彩、岸森ちはな

ーーじゃあ最後に、今回の炎上商法と言っていいのかわからないですけど、みなさんのマラソンの様子を見て盛り上がってくれた不特定多数の文句ばっかり言ってるみなさんにメッセージをお願いします。

水江P : 傷つきました…。

ーー(爆笑)。

水江P : ひどい。泣いた。かなしい。

ーーそうですね…。

水江P : みんなのためになると思ってやったのに…。 オタク… あ、すみませんお客さまのみなさんに走っていただいたのに、全然関係ないところからそんなことを言われて傷ついたし… 裁判も辞さないと考えています。

ーー釈然としないですけど、水江さんが天才だ! みたいな流れで、1人だけ得するようになってるんじゃないか、これ(笑)。

水江P : ほんとすごい! 自分でもびっくり(笑)。

次回更新は5月9日(月)

シングル『Dancing Again』をリリースした

Stereo Tokyoの状況をレポート

連載第1回 はじまり編

連載第2回 南波一海によるメンバー・インタヴュー前編

連載第3回 南波一海によるメンバー・インタヴュー後編

連載第4回 解散をかけた、三浦菜々子大マラソン大会

連載第5回 平賀哲雄によるメンバー・インタヴュー前編

1万枚売れたら解散となる運命のシングルより「Dancing Again」を先行フル試聴

レーベル Bermuda Entertainment Japan  発売日 2016/05/04

※ 曲名をクリックすると試聴できます。


Dancing Again
作詞 : RIKU
作曲 : autoclef

ホントに信じられない
あの人が私の前から
居なくなっちゃうかもしれないなんて
(1、2 、1、2 、Let’s Get The Party!!!!!)

ホントに悲しいよ
神様はとってもいじわる
なんにも悪いことしてないのにね
(1、2 、1、2 、Let’s Have a Good Time!!!!)

ああ 毎日
そんなこと考えちゃう
もう Sad… おかしくなりそう

とりあえずDance Dance Dance Dancing Again
考えてもしょうがない
So Dance Dance Dance
なるようになる
Gimme Gimme One More Time

Dance Dance Dance Dancing Again
神のみぞ知ってるの?
So Dance Dance Dance
信じているよ
Gimme Gimme One More Chance

だからどうかお願い
わたしのこの気持ち届いて
9,999回の
(1、2 、1、2 、Let’s Get The Party!!!!!)

ああ 毎日
あの人のことばっか
もう Mad… おかしくなりそう

とりあえずDance Dance Dance Dancing Again
考えてもしょうがない
So Dance Dance Dance
なるようになる
Gimme Gimme One More Time

Dance Dance Dance Dancing Again
神々のいたずらか?
So Dance Dance Dance
信じているよ
Gimme Gimme One More Chance

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PROFILE

Stereo Tokyo

Stereo Tokyoは日本で最も独自なガールズ・グループです。
その人数は6人で構成されています。
その最もな特徴は、かわいいこと、そしてクラブなことです。

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