2026/04/09 18:00

編集部が注目する今週のリリース作品

THEティバ、4年ぶりのセカンド・アルバム


THEティバのフルアルバムとしては4年ぶりとなる2nd。この間もライブを見続けてきたが、最近はダークなトーンで迫る場面が多かった。そんななか届いた本作は、予想外に「開けて」いて明るい。彼女たちらしいラフさも失われておらず、心地よさがある。USインディやガレージ、わずかに残るベッドルーム的な手触りなど、さまざまな要素を感じさせながらも、鳴っているのは彼女たちそのものだ。静かに前を向き、歩き出そうと思わせる。4月の空気に触れながら聴きたい一枚。(高田)

〈Sub Pop〉よりニューアルバム


ドゥーム・メタル、ドローン、ノイズ…といった轟音サウンドの代表格にして象徴ともいうべきバンド、sunn O)))。バンドとしては10枚目のアルバムであり、名門〈Sub Pop〉への移籍第1弾作品。Borisをはじめ、彼らといえば様々なアーティストとのコラボレーションを重ねてきたバンドですが、今作ではメンバーふたりのみで全ての楽器をレコーディング。おそらく自身のバンド名を冠したアルバム・タイトルも、そうした原点回帰の意が込められているのではないかと。結局のところsunn O)))はsunn O)))でしょとは思いながら、轟音の中に細かく差し込まれるフィールド・レコーディングの音やピアノの音色など、飽きさせない展開はやはり流石。このアルバムを、馬鹿でかいスピーカーで、馬鹿でかい音で、鳴らして溶けたいっすね〜。(高木)

Meg Bonusのセカンド・アルバム


先年11月にリリースしたEP「LOSS」から約5ヶ月。Meg Bonusのセカンド・アルバムに収録された全10曲は、煮詰められた(美しいだけではない)凛としたメロディ、ボーカルを軸に据えている。その上を泳ぎ回る高彩度なアンサンブルと、予想を裏切るアレンジは、時にふと宙に投げ出されたかのような、突飛で心地よい浮遊感を演出し、時に聴き手を突き刺すような、強固で鋭利なストレートさを見せる。その鮮烈に翻弄される37分をぜひ味わってほしい。(菅家)

Chevonが〈cutting edge〉からデビュー


3ピースロックバンド,Chevonがavex内レーベルのcutting edgeからメジャー・デビュー! インディー時代からの確かな演奏・歌唱力や作曲・作詞スキルがさらに進化した様相を見せる今回のアルバムは、ドラマ主題歌"菫"や、早口で紡がれるリリックと四つ打ちのリズムが心地よい"るてん"、イントロから最後まで徹頭徹尾ギターリフが気持ち良すぎる"FLASH BACK!!!!!!!!"などの先行配信楽曲に加え、新曲も多数追加した内容たっぷりの一枚です。(藤田)

安島夕貴のニューシングル


アルバム『第一音源集』が素晴らしかった安島夕貴による2曲入りシングル。ムード歌謡よろしく切ないメロディが、時を逆行する効能を持ったリバースを多用したトラックの合間を抜けていく「時間」。アルバムではもう少し曖昧にされていた失われた人への愛情執念のようなものが濃縮された感じもあり。「色」のメロトロンも切ないよ。フィジカルは8cmシングル仕様、〈造園計画〉はやりますなー。(津田)

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