How To Buy
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7
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Album Info

デジタル/ノイズ/インプロヴィゼーション…世界最先端の音楽シーンをリードする3人によるコラボレーション7曲プラス各自のこのCDのために作りおろされた新作を2曲づつ収録した全13曲69分30秒の濃密な衝撃。 確定/不確定、デジタル/アナログ、演奏する身体とコンピュータ。 音色と運動による新しい複雑性と動的な音楽のフォルムがここにある。

渋谷慶一郎(コンピュータ、キーボード)、中村としまる(ノー・インプット・ミキシング・ボード、エレクトリックギターetc.)、ノルベルト・モスラン(エレクトロニクス) という破格のトリオによる新作がリリースされる。 今年3月に来日したスイスのサウンドアーティストのツアーから、東京で行われたセッションをもとにトラックダウンされたものだが、安易なポストプロダクションの余地がない演奏者自ら完璧なコラボレーションと言うに相応しい仕上がりになっているといっていいだろう。

モスランは、赤外線を利用した独自の改造エレクトロニクスのエキップメントを使用し、実際のスイスのメンバーのステージでも、秘境的な音の細密画を作り上げており、まさに圧巻だったが、そのモスラングと、インプロヴィゼーションの極点周辺をつねに飛走しているといっていい中村、さらに最も戦略的かつコンセプチュアルなサウンド・アート・レーベルATAKの渋谷が組むとなると、志向する音の高密度は並大抵のものではない。 微視的な音の襞が連続し、鳴っているはずの音のソノリテと揺らぎが、次に来たるべき音をクラッシュし同時に研磨する。 これは加算型の演奏、インプロヴィゼーションではない。 アルケミックな神経症に侵された転移と跳躍の音楽なのだ。

さらにこのディスクには、3人のパフォーマーによる最新のソロピースが、2トラックずつ収められている。 変調と消滅の美学をスタイリッシュに構成する中村としまるの新作トラックは、この部分だけでも、何度も繰り返して聴く楽しみに開かれている。 渋谷慶一郎のトラックは、最近、渋谷が複雑系科学研究者の池上高志との共同研究から提唱している「第三項音楽」の成果を反映したもので、それだけでもまずは聴いてみたいと思わせるものだが、特筆してすばらしいのはここに科学の定式理論の直訳といった素振りが全く見当たらない、やはりアルケミックなまでに彫琢されたプロセスを通じて、ようやく垣間見えた音を現象させていることである。 この瞬間を微分化したかの、不可視の時間の煌めきは美しい。

阿部一直(山口情報芸術センター(YCAM)・アーティスティックディレクター)

Interviews/Columns

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第7弾

インタビュー

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第7弾

2017年9月11日より、渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が毎月11日に配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第7弾は、『ATAK01…

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第6弾

インタビュー

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第6弾

2017年9月11日より、渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が毎月11日に配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第6弾は、2011年のリ…

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渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第5弾

インタビュー

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第5弾

2017年9月11日より、毎月11日に、約半年に渡って渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第5弾は…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾

2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第4弾は、2006年リリース…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾

2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第3弾は、2004年リリース…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第2弾

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第2弾

2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡ってATAK過去作品を配信リリース。そしてOTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第2弾も4作品を配信。国内外の先鋭的な電子音響〜…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第1弾

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第1弾

ということで、今月から毎月11日に、半年に渡ってATAK過去作品を配信リリースしていきます。毎回、ライター、八木皓平によるインタヴューにて解説をお送りします。第1弾は過去作…… と言っても今回初めて世にでる注目音源を含む3作品。まずは初のピアノ作品として渋…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源がマンスリーで続々配信開始

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源がマンスリーで続々配信開始

第7弾は、2作のサウンド・トラック作品。渋谷慶一郎が作曲・演奏・レコーディングの全てを自らのスタジオで一人で行った、限りなくソロアルバムに近い内容の作品で、世界的写真家、杉本博司のドキュメンタリー作品、映画『はじまりの記憶 杉本博司』のサウンドトラック『A…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50…

新ラジオ・プログラムの、渋谷慶一郎によるテーマ曲を配信、OTOTOY特別ハイレゾ・パッケージ

インタビュー

新ラジオ・プログラムの、渋谷慶一郎によるテーマ曲を配信、OTOTOY特別ハイレゾ・パッケージ

月曜から木曜の夜22時〜23時30分にJ-WAVEではじまったリスナー参加型の新たなラジオ・プログラム『AVALON』。さまざまな現代社会のトピックスを、架空の近未来都市「AVALON」の政治マニュフェストとして討論、リスナー参加型の投票で採決していくとい…

渋谷慶一郎、生ピアノと残響だけで魅せたピアノ・ソロ公演をDSD配信&リリース記念インタヴュー

インタビュー

渋谷慶一郎、生ピアノと残響だけで魅せたピアノ・ソロ公演をDSD配信&リリース記念インタヴュー

2015年12月26日、青山にあるスパイラルホールにて開催された渋谷慶一郎のピアノ・ソロ・コンサート「Playing Piano with Speakers for Reverbs Only」。同年9月に行った完全ノンPA、アンプラグド公演「Playing…

Sound & Recording × 渋谷慶一郎 世界初ボーカロイド・オペラ『THE END』から2曲をピアノ・バージョンにてDSD配信!

レビュー

Sound & Recording × 渋谷慶一郎 世界初ボーカロイド・オペラ『THE END』から2曲をピアノ・バージョンにてDSD配信!

アグレッシヴな電子音から端正なピアノまでを自在に操り、音楽の新しい流れを切り開き続ける渋谷慶一郎。彼が2012年末より新たに取り組みはじめたのは、自身が音楽、原案、脚本を手掛け、ボーカロイドの初音ミクを主演に迎えた、世界初のボーカロイド・オペラ「THE E…

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

インタビュー

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

鈴木慶一(moonriders)、曽我部恵一、渋谷慶一郎で行った『新春ケイイチ対談'2010』は大好評の特集記事となり、OTOTOYもおかげさまで右肩上がりに売り上げを伸ばす事が出来ました。こりゃ福も来るってことで、2011年もやっちゃいますよ。''新春ケ…

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

その他

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

戸田誠司率いるkappaとOTOTOYから、素敵なお年玉があります。それはなんと……''おみくじ付きフリー・ダウンロード!!!!!!!!''えっ? おみくじ? そうなんです。おみくじなんです。kappaの新曲をフリー・ダウンロードすると、「大吉」「中吉」「…

清水靖晃+渋谷慶一郎『FELT』高音質のDSD配信開始

レビュー

清水靖晃+渋谷慶一郎『FELT』高音質のDSD配信開始

OTOTOYが高音質音楽配信をスタートさせたのが2009年の8月。ようやく一年が過ぎただけなのに、今や、24bit/48kHzや24bit/96kHzでの音楽配信は当たり前のものになってきました。もともと、レコーディング・スタジオではずっと以前から、24b…

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

コラム

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

ライヴ・ストリーミングでトーク・ライヴや音楽の配信を続けるスタジオ『DOMMUNE』。このスタジオを個人で立ち上げたのは宇川直宏。現代美術家、グラフィック・デザイナー、VJなど、様々な肩書きを持ち、常に新しいことへの挑戦を忘れない。今では夜毎5000人前後…

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を高音質配信。『single file project vol.8』は、東京公演のコンサート用に作った新曲。渋谷の100本分の指が作るピアノの音響と、リアルタイムでの演奏が共演した楽曲です!

その他

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を高音質配信。『single file project vol.8』は、東京公演のコンサート用に作った新曲。渋谷の100本分の指が作るピアノの音響と、リアルタイムでの演奏が共演した楽曲です!

single file projectの記念すべき最終章は、“for maria concert version”の東京公演のために作曲された渋谷慶一郎による最新作「110 digits」。YCAM(山口情報芸術センタ-)で展示されているfor maria…

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信。『single file project』vol.2 「our music」配信開始。

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single file projectの記念すべき最終章は、“for maria concert version”の東京公演のために作曲された渋谷慶一郎による最新作「110 digits」。YCAM(山口情報芸術センタ-)で展示されているfor maria…

渋谷慶一郎『single file project』ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信

レビュー

渋谷慶一郎『single file project』ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信

第2弾シングルは「our music」。相対性理論とのコラボCD『アワー・ミュージック』にて演奏されたローズ・ピアノのフレーズが織り込まれた、全く新しいヴァージョンの「our music」を高音質音源でお送りします。 ''【アルバム購入特典】'' 「ou…

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

インタビュー

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

新しい10年の幕開けに、これ以上ない4人が集まった。”ケイイチ鼎談”と銘打って行われた座談会は、高橋健太郎の司会をもとに2時間を越える盛り上がりをみせた。始めの15分間はustreamでライヴで放映され、その勢いは中継終了後さらに加速していく。年齢こそ違え…

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Dance/Electronica

大人気映画ミッドナイトスワンのメインテーマで渋谷慶一郎によるピアノソロ楽曲「Midnight Swan」のオーケストラアレンジによるアンドロイド・オペラver.。アンドロイドがGPTで作られた歌詞を歌い、渋谷慶一郎によるピアノ、電子音そしてオーケストラサウンドにより祝祭的でダイナミクスのある楽曲となっている。

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Dance/Electronica

大人気映画ミッドナイトスワンのメインテーマで渋谷慶一郎によるピアノソロ楽曲「Midnight Swan」のオーケストラアレンジによるアンドロイド・オペラver.。アンドロイドがGPTで作られた歌詞を歌い、渋谷慶一郎によるピアノ、電子音そしてオーケストラサウンドにより祝祭的でダイナミクスのある楽曲となっている。

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『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』は渋谷慶一郎が近年手掛けてきたアンドロイド・オペラ初のオーディオワーク。アンドロイド・オペラはアンドロイドがテクノロジーの象徴として舞台の中央で歌い、人間のオーケストラと共演するポスト・ヒューマニズム的な舞台作品であり、これまでにドバイ万博(2022年)、パリのシャトレ座(2023年)、東京(2024年)など世界中で上演され話題を集めている。 「人間はわたしだけ」 text by Keiichiro Shibuya 西洋音楽は人間中心主義で出来ている。 ここで言う西洋音楽とはヨーロッパで発祥したいわゆるクラシック音楽、オペラから英米で発祥したポップミュージック、ヒップホップまでの全てを含む。 優れた歌手や指揮者と演奏家、ポップスターやラッパーがステージの中央に君臨し、そこで歌い語られるのは人間の生や性、愛と死と言った人間の物語であり、それに熱狂、恍惚とする聴衆という図式は数百年変わっていない。 しかし実際の人間社会は特に21世紀に入ってから様々な限界を露呈して終末に向かうスピードは加速しているように見える。 この状況で人間中心主義による人間の物語に固執するよりは、違う可能性を模索する、もしくは人間後の世界を夢想する方が、この終わりに向かう世界に対する処方箋、ヒントとして有効な気がしている。 世界は刻々と終わりに向かっている。アンドロイドオペラはその終わりと終わりの後の世界のバリエーションをAIを搭載したアンドロイドが人間のオーケストラを率いて歌う。 仮に世界が終わっても、そのプロセスと終わりの後の世界が美しければいいじゃないか?それを想像してアンドロイドとAIという終わらない進化を続ける存在が人間と一緒に世界の終わりと終わりの後を歌う。歌詞の大部分はGPTによって生成され、例外的にミッシェル・ウェルベックとヴィトゲンシュタインの著作の断片が歌われる。 そしてアルバムをリリースするにあたって、オーケストラとライブレコーディングを試みたのだが、その結果に私は満足できなかった。 人間の歌手の代わりに人工合成されたシンセティックな声を持つアンドロイドのヴォーカルに対して人間のオーケストラによるライブレコーディングはあまりにも不完全で「終わりのシュミレーション」になり得てないと直感した。そして様々な試行錯誤と検討の後に辿り着いたのはオーケストラのパートを全てソフトウェアに入れ替えることだった。現在のオーケストラのソフトウェアはシュミレーションという意味では極めて高いレベルに達している。実際、耳で聴いて生のオーケストラと判別できる人は稀だろう。 アンドロイドのヴォーカルは複数の声をミックスして出来ていて、人間のヴォーカルに劣らない情報量と人間とは違ったエモーショナルが存在しないロマンティシズムを目指した。 そしてピアノのパートだけは作曲者である私が全曲弾いている。 つまりそれが唯一のリアルな現実として音楽の中に存在している。 人間は私だけ、というのが世界の終わりに対峙する極北だとすれば、それがこのアルバムのコンセプトであり、「私」はこの音楽と対峙するあなたにもなり得るのだろう。 人工的に生成されたアンドロイドの声とオーケストラ、エレクトロニクスの中で最後の人間を表象するピアノは浮遊するように、しかし確実に存在しているのが聴こえると思う。

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『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』は渋谷慶一郎が近年手掛けてきたアンドロイド・オペラ初のオーディオワーク。アンドロイド・オペラはアンドロイドがテクノロジーの象徴として舞台の中央で歌い、人間のオーケストラと共演するポスト・ヒューマニズム的な舞台作品であり、これまでにドバイ万博(2022年)、パリのシャトレ座(2023年)、東京(2024年)など世界中で上演され話題を集めている。 「人間はわたしだけ」 text by Keiichiro Shibuya 西洋音楽は人間中心主義で出来ている。 ここで言う西洋音楽とはヨーロッパで発祥したいわゆるクラシック音楽、オペラから英米で発祥したポップミュージック、ヒップホップまでの全てを含む。 優れた歌手や指揮者と演奏家、ポップスターやラッパーがステージの中央に君臨し、そこで歌い語られるのは人間の生や性、愛と死と言った人間の物語であり、それに熱狂、恍惚とする聴衆という図式は数百年変わっていない。 しかし実際の人間社会は特に21世紀に入ってから様々な限界を露呈して終末に向かうスピードは加速しているように見える。 この状況で人間中心主義による人間の物語に固執するよりは、違う可能性を模索する、もしくは人間後の世界を夢想する方が、この終わりに向かう世界に対する処方箋、ヒントとして有効な気がしている。 世界は刻々と終わりに向かっている。アンドロイドオペラはその終わりと終わりの後の世界のバリエーションをAIを搭載したアンドロイドが人間のオーケストラを率いて歌う。 仮に世界が終わっても、そのプロセスと終わりの後の世界が美しければいいじゃないか?それを想像してアンドロイドとAIという終わらない進化を続ける存在が人間と一緒に世界の終わりと終わりの後を歌う。歌詞の大部分はGPTによって生成され、例外的にミッシェル・ウェルベックとヴィトゲンシュタインの著作の断片が歌われる。 そしてアルバムをリリースするにあたって、オーケストラとライブレコーディングを試みたのだが、その結果に私は満足できなかった。 人間の歌手の代わりに人工合成されたシンセティックな声を持つアンドロイドのヴォーカルに対して人間のオーケストラによるライブレコーディングはあまりにも不完全で「終わりのシュミレーション」になり得てないと直感した。そして様々な試行錯誤と検討の後に辿り着いたのはオーケストラのパートを全てソフトウェアに入れ替えることだった。現在のオーケストラのソフトウェアはシュミレーションという意味では極めて高いレベルに達している。実際、耳で聴いて生のオーケストラと判別できる人は稀だろう。 アンドロイドのヴォーカルは複数の声をミックスして出来ていて、人間のヴォーカルに劣らない情報量と人間とは違ったエモーショナルが存在しないロマンティシズムを目指した。 そしてピアノのパートだけは作曲者である私が全曲弾いている。 つまりそれが唯一のリアルな現実として音楽の中に存在している。 人間は私だけ、というのが世界の終わりに対峙する極北だとすれば、それがこのアルバムのコンセプトであり、「私」はこの音楽と対峙するあなたにもなり得るのだろう。 人工的に生成されたアンドロイドの声とオーケストラ、エレクトロニクスの中で最後の人間を表象するピアノは浮遊するように、しかし確実に存在しているのが聴こえると思う。

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大人気映画ミッドナイトスワンのメインテーマで渋谷慶一郎によるピアノソロ楽曲「Midnight Swan」のオーケストラアレンジによるアンドロイド・オペラver.。アンドロイドがGPTで作られた歌詞を歌い、渋谷慶一郎によるピアノ、電子音そしてオーケストラサウンドにより祝祭的でダイナミクスのある楽曲となっている。

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大人気映画ミッドナイトスワンのメインテーマで渋谷慶一郎によるピアノソロ楽曲「Midnight Swan」のオーケストラアレンジによるアンドロイド・オペラver.。アンドロイドがGPTで作られた歌詞を歌い、渋谷慶一郎によるピアノ、電子音そしてオーケストラサウンドにより祝祭的でダイナミクスのある楽曲となっている。

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『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』は渋谷慶一郎が近年手掛けてきたアンドロイド・オペラ初のオーディオワーク。アンドロイド・オペラはアンドロイドがテクノロジーの象徴として舞台の中央で歌い、人間のオーケストラと共演するポスト・ヒューマニズム的な舞台作品であり、これまでにドバイ万博(2022年)、パリのシャトレ座(2023年)、東京(2024年)など世界中で上演され話題を集めている。 「人間はわたしだけ」 text by Keiichiro Shibuya 西洋音楽は人間中心主義で出来ている。 ここで言う西洋音楽とはヨーロッパで発祥したいわゆるクラシック音楽、オペラから英米で発祥したポップミュージック、ヒップホップまでの全てを含む。 優れた歌手や指揮者と演奏家、ポップスターやラッパーがステージの中央に君臨し、そこで歌い語られるのは人間の生や性、愛と死と言った人間の物語であり、それに熱狂、恍惚とする聴衆という図式は数百年変わっていない。 しかし実際の人間社会は特に21世紀に入ってから様々な限界を露呈して終末に向かうスピードは加速しているように見える。 この状況で人間中心主義による人間の物語に固執するよりは、違う可能性を模索する、もしくは人間後の世界を夢想する方が、この終わりに向かう世界に対する処方箋、ヒントとして有効な気がしている。 世界は刻々と終わりに向かっている。アンドロイドオペラはその終わりと終わりの後の世界のバリエーションをAIを搭載したアンドロイドが人間のオーケストラを率いて歌う。 仮に世界が終わっても、そのプロセスと終わりの後の世界が美しければいいじゃないか?それを想像してアンドロイドとAIという終わらない進化を続ける存在が人間と一緒に世界の終わりと終わりの後を歌う。歌詞の大部分はGPTによって生成され、例外的にミッシェル・ウェルベックとヴィトゲンシュタインの著作の断片が歌われる。 そしてアルバムをリリースするにあたって、オーケストラとライブレコーディングを試みたのだが、その結果に私は満足できなかった。 人間の歌手の代わりに人工合成されたシンセティックな声を持つアンドロイドのヴォーカルに対して人間のオーケストラによるライブレコーディングはあまりにも不完全で「終わりのシュミレーション」になり得てないと直感した。そして様々な試行錯誤と検討の後に辿り着いたのはオーケストラのパートを全てソフトウェアに入れ替えることだった。現在のオーケストラのソフトウェアはシュミレーションという意味では極めて高いレベルに達している。実際、耳で聴いて生のオーケストラと判別できる人は稀だろう。 アンドロイドのヴォーカルは複数の声をミックスして出来ていて、人間のヴォーカルに劣らない情報量と人間とは違ったエモーショナルが存在しないロマンティシズムを目指した。 そしてピアノのパートだけは作曲者である私が全曲弾いている。 つまりそれが唯一のリアルな現実として音楽の中に存在している。 人間は私だけ、というのが世界の終わりに対峙する極北だとすれば、それがこのアルバムのコンセプトであり、「私」はこの音楽と対峙するあなたにもなり得るのだろう。 人工的に生成されたアンドロイドの声とオーケストラ、エレクトロニクスの中で最後の人間を表象するピアノは浮遊するように、しかし確実に存在しているのが聴こえると思う。

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『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』は渋谷慶一郎が近年手掛けてきたアンドロイド・オペラ初のオーディオワーク。アンドロイド・オペラはアンドロイドがテクノロジーの象徴として舞台の中央で歌い、人間のオーケストラと共演するポスト・ヒューマニズム的な舞台作品であり、これまでにドバイ万博(2022年)、パリのシャトレ座(2023年)、東京(2024年)など世界中で上演され話題を集めている。 「人間はわたしだけ」 text by Keiichiro Shibuya 西洋音楽は人間中心主義で出来ている。 ここで言う西洋音楽とはヨーロッパで発祥したいわゆるクラシック音楽、オペラから英米で発祥したポップミュージック、ヒップホップまでの全てを含む。 優れた歌手や指揮者と演奏家、ポップスターやラッパーがステージの中央に君臨し、そこで歌い語られるのは人間の生や性、愛と死と言った人間の物語であり、それに熱狂、恍惚とする聴衆という図式は数百年変わっていない。 しかし実際の人間社会は特に21世紀に入ってから様々な限界を露呈して終末に向かうスピードは加速しているように見える。 この状況で人間中心主義による人間の物語に固執するよりは、違う可能性を模索する、もしくは人間後の世界を夢想する方が、この終わりに向かう世界に対する処方箋、ヒントとして有効な気がしている。 世界は刻々と終わりに向かっている。アンドロイドオペラはその終わりと終わりの後の世界のバリエーションをAIを搭載したアンドロイドが人間のオーケストラを率いて歌う。 仮に世界が終わっても、そのプロセスと終わりの後の世界が美しければいいじゃないか?それを想像してアンドロイドとAIという終わらない進化を続ける存在が人間と一緒に世界の終わりと終わりの後を歌う。歌詞の大部分はGPTによって生成され、例外的にミッシェル・ウェルベックとヴィトゲンシュタインの著作の断片が歌われる。 そしてアルバムをリリースするにあたって、オーケストラとライブレコーディングを試みたのだが、その結果に私は満足できなかった。 人間の歌手の代わりに人工合成されたシンセティックな声を持つアンドロイドのヴォーカルに対して人間のオーケストラによるライブレコーディングはあまりにも不完全で「終わりのシュミレーション」になり得てないと直感した。そして様々な試行錯誤と検討の後に辿り着いたのはオーケストラのパートを全てソフトウェアに入れ替えることだった。現在のオーケストラのソフトウェアはシュミレーションという意味では極めて高いレベルに達している。実際、耳で聴いて生のオーケストラと判別できる人は稀だろう。 アンドロイドのヴォーカルは複数の声をミックスして出来ていて、人間のヴォーカルに劣らない情報量と人間とは違ったエモーショナルが存在しないロマンティシズムを目指した。 そしてピアノのパートだけは作曲者である私が全曲弾いている。 つまりそれが唯一のリアルな現実として音楽の中に存在している。 人間は私だけ、というのが世界の終わりに対峙する極北だとすれば、それがこのアルバムのコンセプトであり、「私」はこの音楽と対峙するあなたにもなり得るのだろう。 人工的に生成されたアンドロイドの声とオーケストラ、エレクトロニクスの中で最後の人間を表象するピアノは浮遊するように、しかし確実に存在しているのが聴こえると思う。

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‘BORDERLINE’, the second single from Keiichiro Shibuya's new album ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR, heads more assuredly towards the digital realm, using lyrics generated by GPT software. “Pain is a vital part of our lives,” sings Shibuya’s android starlet. “The world you have once loved is no longer yours.” It’s a chilling performance that crystallizes Shibuya’s notions on the tenuous relationship between life and death, human and automaton, with the phantasmic words spiralling around, touching piano phrases and brassy swells.

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‘BORDERLINE’, the second single from Keiichiro Shibuya's new album ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR, heads more assuredly towards the digital realm, using lyrics generated by GPT software. “Pain is a vital part of our lives,” sings Shibuya’s android starlet. “The world you have once loved is no longer yours.” It’s a chilling performance that crystallizes Shibuya’s notions on the tenuous relationship between life and death, human and automaton, with the phantasmic words spiralling around, touching piano phrases and brassy swells.

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Interviews/Columns

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第7弾

インタビュー

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第7弾

2017年9月11日より、渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が毎月11日に配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第7弾は、『ATAK01…

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第6弾

インタビュー

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第6弾

2017年9月11日より、渋谷慶一郎の主宰レーベルATAKの過去作品が毎月11日に配信リリースされる。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説とともに配信をお送りします。第6弾は、2011年のリ…

渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第5弾

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渋谷慶一郎主宰レーベル、ATAKの過去音源配信、第5弾

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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾

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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾

2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第4弾は、2006年リリース…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾

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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾

2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第3弾は、2004年リリース…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第2弾

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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第2弾

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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第1弾

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第1弾

ということで、今月から毎月11日に、半年に渡ってATAK過去作品を配信リリースしていきます。毎回、ライター、八木皓平によるインタヴューにて解説をお送りします。第1弾は過去作…… と言っても今回初めて世にでる注目音源を含む3作品。まずは初のピアノ作品として渋…

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源がマンスリーで続々配信開始

インタビュー

渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源がマンスリーで続々配信開始

第7弾は、2作のサウンド・トラック作品。渋谷慶一郎が作曲・演奏・レコーディングの全てを自らのスタジオで一人で行った、限りなくソロアルバムに近い内容の作品で、世界的写真家、杉本博司のドキュメンタリー作品、映画『はじまりの記憶 杉本博司』のサウンドトラック『A…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50…

新ラジオ・プログラムの、渋谷慶一郎によるテーマ曲を配信、OTOTOY特別ハイレゾ・パッケージ

インタビュー

新ラジオ・プログラムの、渋谷慶一郎によるテーマ曲を配信、OTOTOY特別ハイレゾ・パッケージ

月曜から木曜の夜22時〜23時30分にJ-WAVEではじまったリスナー参加型の新たなラジオ・プログラム『AVALON』。さまざまな現代社会のトピックスを、架空の近未来都市「AVALON」の政治マニュフェストとして討論、リスナー参加型の投票で採決していくとい…

渋谷慶一郎、生ピアノと残響だけで魅せたピアノ・ソロ公演をDSD配信&リリース記念インタヴュー

インタビュー

渋谷慶一郎、生ピアノと残響だけで魅せたピアノ・ソロ公演をDSD配信&リリース記念インタヴュー

2015年12月26日、青山にあるスパイラルホールにて開催された渋谷慶一郎のピアノ・ソロ・コンサート「Playing Piano with Speakers for Reverbs Only」。同年9月に行った完全ノンPA、アンプラグド公演「Playing…

Sound & Recording × 渋谷慶一郎 世界初ボーカロイド・オペラ『THE END』から2曲をピアノ・バージョンにてDSD配信!

レビュー

Sound & Recording × 渋谷慶一郎 世界初ボーカロイド・オペラ『THE END』から2曲をピアノ・バージョンにてDSD配信!

アグレッシヴな電子音から端正なピアノまでを自在に操り、音楽の新しい流れを切り開き続ける渋谷慶一郎。彼が2012年末より新たに取り組みはじめたのは、自身が音楽、原案、脚本を手掛け、ボーカロイドの初音ミクを主演に迎えた、世界初のボーカロイド・オペラ「THE E…

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

インタビュー

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

鈴木慶一(moonriders)、曽我部恵一、渋谷慶一郎で行った『新春ケイイチ対談'2010』は大好評の特集記事となり、OTOTOYもおかげさまで右肩上がりに売り上げを伸ばす事が出来ました。こりゃ福も来るってことで、2011年もやっちゃいますよ。''新春ケ…

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

その他

新春ケイイチ対談2011! 鈴木慶一×渋谷慶一郎×蔡忠浩×永井聖一

戸田誠司率いるkappaとOTOTOYから、素敵なお年玉があります。それはなんと……''おみくじ付きフリー・ダウンロード!!!!!!!!''えっ? おみくじ? そうなんです。おみくじなんです。kappaの新曲をフリー・ダウンロードすると、「大吉」「中吉」「…

清水靖晃+渋谷慶一郎『FELT』高音質のDSD配信開始

レビュー

清水靖晃+渋谷慶一郎『FELT』高音質のDSD配信開始

OTOTOYが高音質音楽配信をスタートさせたのが2009年の8月。ようやく一年が過ぎただけなのに、今や、24bit/48kHzや24bit/96kHzでの音楽配信は当たり前のものになってきました。もともと、レコーディング・スタジオではずっと以前から、24b…

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

コラム

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

ライヴ・ストリーミングでトーク・ライヴや音楽の配信を続けるスタジオ『DOMMUNE』。このスタジオを個人で立ち上げたのは宇川直宏。現代美術家、グラフィック・デザイナー、VJなど、様々な肩書きを持ち、常に新しいことへの挑戦を忘れない。今では夜毎5000人前後…

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を高音質配信。『single file project vol.8』は、東京公演のコンサート用に作った新曲。渋谷の100本分の指が作るピアノの音響と、リアルタイムでの演奏が共演した楽曲です!

その他

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を高音質配信。『single file project vol.8』は、東京公演のコンサート用に作った新曲。渋谷の100本分の指が作るピアノの音響と、リアルタイムでの演奏が共演した楽曲です!

single file projectの記念すべき最終章は、“for maria concert version”の東京公演のために作曲された渋谷慶一郎による最新作「110 digits」。YCAM(山口情報芸術センタ-)で展示されているfor maria…

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信。『single file project』vol.2 「our music」配信開始。

その他

渋谷慶一郎 ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信。『single file project』vol.2 「our music」配信開始。

single file projectの記念すべき最終章は、“for maria concert version”の東京公演のために作曲された渋谷慶一郎による最新作「110 digits」。YCAM(山口情報芸術センタ-)で展示されているfor maria…

渋谷慶一郎『single file project』ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信

レビュー

渋谷慶一郎『single file project』ピアノ・ライブ音源を毎週1曲、8週に渡り高音質配信

第2弾シングルは「our music」。相対性理論とのコラボCD『アワー・ミュージック』にて演奏されたローズ・ピアノのフレーズが織り込まれた、全く新しいヴァージョンの「our music」を高音質音源でお送りします。 ''【アルバム購入特典】'' 「ou…

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

インタビュー

新春ケイイチ鼎談 渋谷慶一郎×鈴木慶一×曽我部恵一

新しい10年の幕開けに、これ以上ない4人が集まった。”ケイイチ鼎談”と銘打って行われた座談会は、高橋健太郎の司会をもとに2時間を越える盛り上がりをみせた。始めの15分間はustreamでライヴで放映され、その勢いは中継終了後さらに加速していく。年齢こそ違え…

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