
鈴木慶一が手掛けた「ボクの四谷怪談」劇中歌をオトトイでフリー配信開始!
「お岩さんの怪談話」として、日本人の誰もが知っている『四谷怪談』。現在に至るまで形を変えながら繰り返し上演されてきた怪談話が、文壇の鬼才・橋本治のオリジナル脚本と、巨匠・蜷川幸雄の演出で“青春群衝劇”として舞台に蘇った! その名も『騒音歌舞伎(ロックミュージカル) ボクの四谷怪談』。多くの要望の声を受け、音楽担当の鈴木慶一によるディレクションでこのミュージカルのサントラ盤リリースが急遽決定! 10月には当サイトでの配信先行販売がスタートする。サントラ・リリースを記念して、劇中で印象的に歌われる「君はいつでも夢の中で」(作曲 : 鈴木慶一 作詞 : 橋本治)を、今回はなんとフリー・ダウンロードでお届けする。
『騒音歌舞伎(ロックミュージカル) ボクの四谷怪談』は、Bunkamuraシアターコクーンにて、絶賛上映中! 東京公演後は、大阪でも公演あり。
>>>「君はいつでも夢の中で」のダウンロードはこちらから
「ボクの四谷怪談」劇中歌 / 君はいつでも夢の中で
70年代と現代を繋ぐ新たなサウンドのクリエーションに期待が高まる“騒音歌舞伎”への参加だ。
印象的な歌を披露するのはこのミュージカルでお岩を演じる歌舞伎界のホープ、尾上松也。
作詞 : 橋本治、作曲 : 鈴木慶一、歌 : 尾上松也
騒音歌舞伎(ロックミュージカル) ボクの四谷怪談

舞台演出を努めるのは、英国名誉大英勲章第三位(CBE)受章の他、英国グローブ座アーティスティック・ディレクターの一人を務めるなど、世界的な演出家として「NINAGAWA」の名前を轟かせている蜷川幸雄。その蜷川幸雄が、'70年代に偶然読む機会を得て以来、その記憶の奥深くに刻まれていた、もうひとつの『四谷怪談』。それが今回の作詞・脚本を手掛ける橋本治が、小説家としてデビューする前に執筆していたという『騒音歌舞伎(ロックミュージカル) ボクの四谷怪談』。橋本は、東大紛争真っ只中の昭和43年、東大駒場祭のポスターを描き、「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」のコピーと共に、一躍時代の寵児として脚光を浴びた重要人物だ。
執筆当時、ほんのわずかな人間の目に触れただけで、発表も上演もされなかった戯曲が、どのような経緯で蜷川の手元まで行きついたのかは、もはや当人たちにとっても永遠の謎…。しかし、そんな謎や約40年の眠りをも打ち破り、いよいよ幻の戯曲に“生命”が吹き込まれる時がやってきた。
作曲担当には、日本のロック・シーンやサブカルチャーに絶大な影響力を保ち続ける鈴木慶一を迎え、そこに蜷川幸雄の独自の美学が融合し、ロックが反逆の象徴であった70年代と現代とをつなぎながら、リアルな時代性をもった見たことのない「四谷怪談」が完成した。
『騒音歌舞伎(ロックミュージカル) ボクの四谷怪談』INFORMATION
2012年9月17日(月・祝)〜10月14日(日)@Bunkamura シアターコクーン
脚本・作詞 : 橋本治
演出 : 蜷川幸雄
音楽 : 鈴木慶一
出演 : 佐藤隆太、小出恵介、勝地涼、栗山千明、三浦涼介、谷村美月、尾上松也、麻実れい、勝村政信、瑳川哲朗、青山達三、梅沢昌代、市川夏江、大石継太、明星真由美、峯村リエ、新谷真弓、清家栄一、塚本幸男、新川將人