編集部が注目する今週のリリース作品
”青”をテーマにしたEP
前回のツアーのタイトルでもある『群青飛行』を冠にした2ndEP。DISH//というバンドが持つ、青春の甘酸っぱさや愛おしさを感じる4曲を収録。青いまま飛び続けるDISH//の音楽をどうぞ召し上がれ。(西田)
ボカロPの御花屋、初のアルバム
この日をずっと待っていた! インターネット上を中心に活動するシンガーソングライター/ボカロPの御花屋が初のアルバムをリリース!「御花屋」名義以前に作ったという少しレアな曲も収録されたベスト・アルバム的な本作は、ざらざらとした音作りが心地よいオルタナティブなギター・ロックからブレイク・コアやハイパー・ポップのエッセンスを加えたポップ・ナンバーまで、多彩な楽曲を楽しめます。同日発売の合成音声盤と聴き比べるのも楽しい。早くも2025年個人的ベストにランクインする予感しかない! (藤田)
7年半ぶりのフル・アルバム
結成25年を迎えたキセル、7年半ぶりとなるフル・アルバム『観天望気』。近年で何度か見た辻村兄弟2人(+野村さん)のミニマルな編成でのライヴとそこで披露されていた新曲がどれも素晴らしかったので、その流れを汲んだ今回のアルバムも素晴らしいこと素晴らしいこと。レコーディング&ミックス・エンジニアはこれまでもキセル作品を手がけてきた内田直之が担当、ハイレゾで聴くのがおすすめです。ラスト2曲の流れがグッと来すぎちゃうんだよな。(高木)
山に囲まれた、奈良県吉野郡十津川村を描く
ファッションブランドseya.に提供された、奈良県吉野郡十津川村の印象を落とし込んだという一曲。川と山に囲まれた土地に身を置いた時、あらゆるところから同時に音が鳴っている様子を再現しているかのようなサウンドスケープ。木琴やカリンバを模倣したような電子音が方々でなっている感覚に陥る。冥丁プロデュースのシースルーシャツも販売中。(津田)
TAKANAWA GATEWAY CITY未来体験シアター オリジナル楽曲
TAKANAWA GATEWAY CITY未来体験シアター オリジナル楽曲。期待感を沸き起こすリバースに始まり、ローファイな電子音がリズムを刻み、シンプルなコード・トラックに塩塚モエカの歌声が重なる。サビでは壮大なFXとコーラスが上乗せされ、希望に満ちた演出がされています。新施設のテーマにも合うけど、春にもぴったりの曲だと思いました。(菅家)
オルタナティブ・ロックバンド、Texas 3000の新作EP
久しぶりのまとまったリリースは、没 a.k.a NGS(Dos Monos)との共作やkirin(Ba.)の歌がフィーチャーされるなど、新たなTexas 3000が垣間見れる仕上がりに。誇り高い革命戦士のようでもあり、休日に布団の中で泥になっている自分に重なるところもある気がしてしまう不思議。大真面目にふざけているのか、天然なのか、そんなのどうだっていいよなぁ。とにかく音が最高なんだ。(石川)
2年ぶりのフル・アルバム
これぞSubway Daydreamというグッドメロディ、明るく軽快なリズム、心躍るポップ。見え隠れするJUDY AND MARY的な切なさ。それらがタイトル通り100%詰まりきった10曲入りフルアルバム。(高田)
オトトイパーティー通信