編集部が注目する今週のリリース作品
どついたれ本舗、約2年ぶりのリリース
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』7連続リリースの第5弾。オオサカ・ディビジョン どついたれ本舗による珠玉の3曲を収録。楽曲制作を務めたのは、peko、オーサカ=モノレール、The Anticipation Illicit Tsuboi、SATOH、SEEDA、D3adStockという強力なメンバーたち!(西田)
石野理子率いるAooo、ファースト・アルバム
Ex.赤い公園、アイドルネッサンスの石野理子率いるロック・バンド、Aoooが活動一年を経てフル・アルバムをリリース。メンバー全員が作詞作曲を担当しているため、バラエティに富んだ12曲が楽しめる作品です。(藤田)
沖縄在住バンド、HOME
その名の通り、沖縄在住HOMEの2nd EP。メンバー3人がいい感じでばらばらの違うベクトルを持っているのがHOMEの魅力だが、それが時に束になりまた拡散しを繰り返すなかで魅せる移ろいが、とても心地よい。11月には大阪と東京でリリパあります。ぜひ体験を。(高田)
evening cinemaによるメロウソウル・ナンバー
evening cinema、久々のホーンを用いた楽曲。入りから感じる深いグルーヴ、ホーンの高揚感、2番の緊張感のあるドラム、肉厚なギターソロが最高。サウンド、曲の構成ともに洗練された令和のシティポップをぜひ。(菅家)
札幌のハードコア・バンドSLANG、10年ぶりのアルバム
札幌を拠点とするハードコア・バンド、SLANGの10年振り8枚目となるスタジオ・アルバム。自分の頭で考えて、行動に移すこと。NOにはNOと声を張る勇気。冒頭を飾る"どうしようもないクズばかり"はそんなハードコアの気高きマインドを思い出させてくれます。9曲入りで14分弱、やっぱりこうでなくちゃ。(石川)
envy、メンバーチェンジから2枚目となるアルバム
envy、現体制では2枚目、通算では8枚目となるアルバム。メロディアスな雰囲気も戻ってきたりしつつ、新機軸も感じさせる曲もあったり。全体の聴きごたえはありつつ、アルバムのランニング・タイムが約30分というコンパクトさも◎(高木)
浅井直樹、復活後2作目
1988年リリースの『アバ・ハイジ』発掘により、33年の時を経て2021年アルバムを発表した浅井直樹。復帰後2作目となる今作は、自身のシュールな世界観をジャングリーなギターとふらつく歌声だけでなく、サウンド・エフェクトや弦楽三重奏を用いて展開していきます。1曲目『ゴールデン・デイ』のちびっこの笑い声が渦巻くところからもう怪しい。危なすぎます。(津田)