対談 : T.美川(非常階段、INCAPACITANTS) × Kazuma Kubota
前回の対談では、ノイズ・シーンの今について、平野Y([…]dotsmark)と吉田恭淑(GOVERNMENT ALPHA)に話を聞いた。今回は、日本ノイズ界の創成期からシーンの中核に身を置いているT.美川(非常階段、INCAPACITANTS)と、今後シーンの中核を担っていくであろうKazuma Kubotaの2人を招いて、ノイズの世界をさらに掘り下げた。彼らが思う今のノイズ・シーン、そして今後の展望とは。
また、Kubotaがリリースする『Two of a Kind』に寄せるかたちで、美川は「年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになる」とコメントしている。その発言の真意や、Kubotaがこの音源に込めた思いなども、たっぷりと語ってもらった。前回の対談と合わせて、ディープなノイズの世界が垣間見える内容となっている。ノイズ・シーンは、30年の歴史を経て、今もなお進化を続けている。
インタビュー&文 : 前田将博
国内ノイズ・レーベル[…]dotsmarkからKazuma Kubotaがリリース!
Kazuma Kubota / Two of a Kind
Kazuma Kubota、この名前は覚えておいた方が良い。年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになるのだから。理由? この作品を聴きなさい。それで分からないようなら、自分を諦めることだ。—美川俊治(非常階段/INCAPACITANTS)
00年代以降の日本ノイズ急先鋒Kazuma Kubota。日本より先に海外のノイズ・コミュニティにおいてその評価が堅実なものとなりつつある彼の、満を持してリリースされる初の国内正規流通品。メランコリックなアンビエント・サウンドとフィールド・レコーディング、そして切り刻まれたハーシュ・ノイズの高次元融合によって紡ぎ出された独自の繊細な世界観を、3つのトラックで表現した小品。ジャケットのアート・ワークには新進の美術家わたなべはるなを起用。
【販売価格】
mp3 : アルバム 750円(まとめ購入のみ)
WAV : アルバム 750円(まとめ購入のみ)
いろんな人がやるようになれば、その分いろんなことが出来るようになる(美川)
——前回の対談では、ノイズが一般層にも認知されてきて、バンドの数も増えているという話がありました。まずはその辺りからお伺いしたいと思います。
T.美川(以下、美川) : 参入障壁が低くなったってことですかね。一番大きな理由というのは、機材が安くなったってことじゃないかな。僕が始めた頃は大変でしたからね。いろんなものを手に入れるだけでも。
——Kubotaさんがノイズを始めたときは、どうでしたか?
Kazuma Kubota(以下、Kubota) : 僕としては、機材っていう意味でのハードルは低かったですね。もともとノイズを始めようとして機材を集めたのではなくて、普通にギターとかを弾くために持ってたエフェクターとかを使ったので、衝動的な感じでした。今持ってるもので出来る音楽、一人で出来る音楽っていうのがノイズだったんだと思います。
——シーンとして、やはりバンドの層は厚くなっていると感じますか?
美川 : 前回の対談でも話があったと思うんですけど、作ったものを発表するにしても、非常に簡単かつ効率よくいろんな人に聴いてもらえる手段が増えてますよね。レコード屋で新譜のリリースなんかを見てても、新しい人はものすごくいっぱいいるんですよ。とてもじゃないけど、全然フォローしきれない。なので、やる人に関して言えば、総じて数は増えてる、広がってるのかもしれないですね。その中で、斬新なことをやってる人も多いし。誰かがやり始めてから30年とか経って、もういい加減出尽くしただろうって思ってたけど、そうでもないんですよね。機材的に出来ることが増えたってことも大きいだろうし、いろんな人がやるようになれば、その分いろんなことが出来るようになるんだろうなって気はします。
——リスナーに関してはどうですか?
美川 : 聞き手に関しては微妙ですね。そんなに広がってるような印象を僕は受けない。好きな人はものすごく好きっていうシーンなので、自分の中のかなりの時間をノイズに投入してるんじゃないかと思われる人が、FacebookやTwitterとかを見てるといっぱいいるわけですよ。そういう人たちがたくさんいるのかって言うと、分からない。
——インターネットなどで目にする機会が増えただけで、数自体が増えたような印象は受けないと。
美川 : 可視化されてきたという部分はあると思いますけど。だって、200~300枚のLPがそう簡単には売り切れないわけですよ。ライヴを見てても、広がってる印象はあまりない。ただ、非常階段なんかで、特に無料のイベントをやるとものすごく人が来るんですよね。何故か知らないけど。怖いものみたさみたいな感じなんですかね。
——それは、今まで来なかったような人も含めて見にくると。
美川 : ただ、その人たちが続けてノイズを聴く層なのかっていうと、分からないですよね。その時は面白かった、すごいって言ってくれるわけですけど、継続的に、日常的にそういうものを聴くようになるかっていうと、たぶん違うと思いますね。
いろんな人とセッションをする機会も増えた(美川)
——興味を持つ人自体は増えてるってことなんですかね。
美川 : 興味を持つというか、認知度は高まってるんでしょうね。それはJOJO広重の功績だと思います。彼は、結構エグいノイズもやってるわけですけど、それとは別にもっと自由なことをやっていますからね。
——美川さんは、ここ数年かなりの数のライヴをやられていますよね。
美川 : 去年くらいから自分の中のリミッターを外したんですよ。例えばオファーを受けられる限りは受けようとか。なので、ライヴがめちゃくちゃ増えましたね。僕もいつまでやってられるかどうかもわからないわけだし、やれるうちはやろうと。声がかかるうちが華だよねと。
——オファーを多く受けるようになって、変化はありましたか?
美川 : 昔はソロではあまりやらなかったんですけど、ソロでもやるようになって、いろんな人とセッションをする機会も増えたんですよね。活動の幅が広がって、自由度が高まりました。全然知らない人とか、今まで一緒にやったことがなかった人とやることもあるんですけど、すごく面白い。JOJO広重的になってるというか、彼に影響を受けてる部分もあるのかも知れないですね。
——非常階段でも、最近いろんなコラボレーションをしていますよね。
美川 : 階段シリーズですね。昔、アルケミーで出したノイズ・シリーズの、最初の頃のライナーか何かに、「僕はピュアなノイズが好きなので、それが所謂音楽に取り込まれてしまうというのはいかがなものか」という趣旨のことを書いたんです。ノイズがノイズとしてある中で、それがコマーシャルなポップ・ミュージックの中でパートとして利用されている、つまみ食いされてるって印象がすごい強かったんですよね。収奪、簒奪だろうと思ってたわけです。その観点から言うと、BiS階段とか初音階段ていうのは、リベンジになってるんじゃないかと思ってますね。向こうに利用されるのではなくて、積極的にこっちの世界に入り込んでもらってうまく使うことにより、ノイズとしてのハードルを下げるとか、プレゼンスを広げるとか、母集団を広げるとか。そういうことの役に立つのであれば、それはそれでいいのかなっていう風に、だいぶ考え方が変わってきました。
——やってみて、いかがでしたか?
美川 : やってみたら面白いですよね。周りもみんな面白いっていう印象を持ってくれてるし、やってよかったなって思いますね。
——美川さんは、今回のKubotaさんの音源リリースに寄せて、「年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになる」とコメントされてますよね。
美川 : ノイズ高齢化問題というのがあってですね、30年もやってるとだいたいみんな年を取るわけですよ。ずっと見てると、いろんな人が出てくるわけですけど、続けてやってくれる人が少ないなっていうのは思いますね。みんな辞めちゃうんですよね。学生の人は就職で辞めるって人が多いんでしょうけど。ものすごくいいなとか、この人才能あるんじゃないかって思う人も多いんだけど、そういう人がふと気がつくといないってことが、なんとなく多いんですよ。
——それは、昔からですか?
美川 : 昔から変わらないですね。年寄りが張り付いてるから、なかなか続けようという気にならないのかなっていう気もしなくもないですけど(笑)。そんな中でも、Kubota君は長くやってくれそうな気がしてますっていう、期待を込めてのコメントですね。
——長く続けて欲しいという思いを込めたと。
美川 : もちろん、頑張ってやってる人たちには、みんな続けて欲しいと思ってるんですよ。でも、残念ながら全員が続くわけではないですよね。嫌になって辞める人もいるかもしれないし、経済的な事情があるのかも知れない。これで食うのはすごく難しいし、ほとんど不可能に近いと思うんです。世界的に見ても、ノイズ関係だけをやって食べていけてるのは、数人しかいないと思います。あとはみんな仕事をしながら、時間作ってやってるわけで。だから続けようと思うと、経済的に安定した基盤を作らないとしんどいと思うんですよね。そこに余裕があれば続けやすいんじゃないかって、いつも言ってるんですけどね。これはもう、30年続けてやってきた持論なんです。
——そんな中で、Kubotaさんに可能性を感じるのは、どういった部分なのでしょうか。
美川 : 僕は単純に彼のことが好きなんですよ。ライヴでは、カット・アップ・ハーシュをやってることが多くて、それがすごくいいんですよね。今回のCDも、最初の方は作り込んでるのが分かるし、それもすごく好きなんです。背負って立つと書いたのは、自分が好きなものが続いてくれればいいな、続けてやってれば背負って立つことになるよねって。ダメなものは、どうせみんな抜け落ちていきますから、背負わざるを得なくなる(笑)。
——今まで辞めていった人たちとKubotaさんとで、違いは感じますか?
美川 : 彼の発言とかTwitterの呟きとかをたまに見るんですけど、続くんじゃないのかなって、なんとなく思いますね。意志を感じます。それは、続けようっていう意志ではなくて、音楽への取り組み姿勢というか、すごく真摯に向き合っている印象を受けるんですよ。
Kubota : ありがたいことですね。
美川 : まあでも、あんまりプレッシャーに感じる必要はないけどね。辞めたきゃ辞めてもいいと思うし(笑)。
Kubota : そんなことはないです(笑)。自分もノイズを始めた時は軽いノリだったんですけど、ある時期を境にクオリティをもっと高めようと思って。素人的な考えというものが甘えなんじゃないかと思って、ノイズ・ミュージックだとしてもプロ意識を持ってやろうと思ったんですよね。遊びの延長の低い意識で活動しているアーティストが沢山いたので、そういう人たちと差別化というか、自分は違うんだっていう思いがありました。そこで留まっている人を見て、自分はもっと先に進みたいなと思って。
——美川さんの目には、そういう姿勢も真摯に映るのかもしれませんね。
美川 : 印象ですけどね。他の人がダメだっていうつもりはないし、みんな自分のペースでやればいいんですよ。音楽に全部を費やすわけにはいかないし、制約された中で、やれることを真剣にやればいいのかなって思います。
ノイズ・ミュージックっていう芯の部分はなくしたくない(Kubota)
——Kubotaさんが今回リリースする『Two of a Kind』に収録されている曲には、アンビエントなどの要素も多く含まれていると感じるのですが、もともとどういった音楽を聴かれていましたか?
Kubota : 僕は、普通にオルタナティヴ・ロックとかシュー・ゲイザーとかがすごく好きだったんですけど、その中に歪んでるノイズの要素もあったので、それが気持ちいいなって思ったんですよね。それで、ノイズだけを出してる音楽はないのかなって自分で探したら、ノイズ・ミュージックがあるんだって気づいて、掘り下げて聴いていったって感じです。
——ノイズを知る前は、どのようなバンドを?
Kubota : My Bloody Valentineが、自分の中ですごく大きくて、音のカオスというか、混沌とした音が渦巻いている感じが衝撃的でした。
——冒頭で、ノイズを始める前からエフェクターなどの機材を持っていたとおっしゃっていましたが、普通のバンドもやっていたんですか?
Kubota : そういうこともやりたいなとは思ったんですけど、なかなかバンドも作れず、ギターも挫折して(笑)。なので、自分的にはそういう要素も含めてノイズで表現したいっていうのがあります。ノイズをやってる人って攻撃的な部分を表現してる人が多いと思うんですけど、僕の場合はネガティブな感情とかも含めて、悲しみだとか怒りだとか、普段感じてる感情を日記みたいな感じで表現していますね。
美川 : 普通の人が音楽を使って表現してるようなことを、ノイズで表現してるってことだよね。
Kubota : 音楽以外にも、映画や写真であったりとか、映像的な部分から影響を受けたりもしています。だから、作品の中に、自分の中ですごくストーリー性があるんですよね。なので、ノイズで感情を表現するための手段として、アンビエントだとか、フィールド・レコーディングも使ってるって感じです。
——今回の作品にも、そういった要素が含まれていますよね。一般的なノイズのイメージよりも聴きやすいというか、とても美しい印象を受けました。
Kubota : 僕が普段聴いてる音楽も、割とポップでキャッチーなものが多いので、普通の音楽として聴いてもらいたいっていうのもあります。あとは、新しいアイデアを試したっていうか、自分の中の固定観念みたいなものに対して、こういう音がノイズにあってもいいじゃんて思って。ノイズ・ミュージックっていう芯の部分はなくしたくないので、それを残しつつ、今まで自分がやってこなかった音を、この作品で試してみた感じです。だから、僕の過去のライブや音源をずっと観たり聴いたりしてくれた人は、今までと違うじゃんて思うかもしれないですね。
美川 : ちゃんと流通する作品としてはすごくいいよね。僕なんかもすごく聴きやすいと思いました。
——比較的ピュアなノイズを追求してきた美川さんとしても、聴きやすい。
美川 : さっきも言ったんですけど、作品として構築されているのがすごくよく分かるんですよ。ピュアなノイズが好きでも、一時間ずっと音が変わらずゴーって鳴ってるのは、やっぱり聴いてて少し辛いし。それはそれでありだとは思うけど、やっぱり展開がある程度あった方が面白いですよね。ただ、普通の人が聴きやすいかっていうとまた別儀なので。あくまでよく出来たノイズなんですよね。
——僕は、ノイズに触れたことのない人にも訴求力があるというか、可能性を感じました。
美川 : それだとたぶん、音量を絞ってBGM的に聴いちゃうんじゃないかと思うんですよね。そういう聴き方もあってはいいと思うんですけど。
Kubota : 僕としては、一般的なノイズを聴いたことのない人にアピールしたくて作ったわけではないし、そのタイミングで自分がやりたいことをただやっただけですね。それがたまたま結果として、聴かれやすいノイズになったのかなって気はします。
——今後、長く続けて欲しいという話がありましたけど、Kubotaさんが思い描いてるノイズ・シーンの展望はありますか?
Kubota : ノイズに対しての敷居が低くなってきて、いい面もあるんですけど、誰にでも出来てしまうようなノイズも増えてる気がするんですよね。ノイズに興味を持って聴いてくれる人がいても、その音源がクオリティの低いものだと、ノイズが誤解されてしまうし、自分としては悔しいです。だから、僕的にはみんな高い意識でやって欲しいし、そういうアーティストが増えて欲しいと思いますね。
美川 : そういう人は続くんだと思う。クオリティの高いことをやる人が100人に1人いるとして、全体が10000人になれば、それが100人に増えるわけじゃないですか。ダメなやつは勝手に落ちていくので、母集団は多い方が僕はいいと思いますけどね。聴く人も増えるのであれば、リリースの機会とかも増えていくだろうし。
——広がっていったシーンが徐々に淘汰されていく中で、自然と意識の高い人が残っていくのかもしれませんね。
Kubota : そうなって欲しいです。
>>ノイズ対談vol.1はこちら
LIVE INFORMATION
Kazuma Kubota "Two of a Kind" Release party
2013年5月18日(土)@落合Soup
open : 18:30 / start : 19:30
Adv : ¥2,300 / Door : ¥2,500(共にドリンク込)
LIVE: 朝生愛 / 穂高亜希子 / 美川俊治 / ENDON
RECOMMEND
GOVERNMENT ALPHA / SEVENTH CONTINENT
前世紀94年に本格的に活動を開始し、積極的なリリースとライヴ、海外ツアーを繰り返しながらエレクトロニクスの様々な可能性を模索し続け、現在は一貫して徹底的なHARSH NOISE STYLEをとりつつEXTREME MUSICの究極型を今なお追求している吉田恭淑a.k.a.GOVERNMENT ALPHAが放った00年代最後のオリジナル・フル・アルバム!GOVT.Aが誇る大音圧・大音量を以て暴走するハーシュ・ノイズが描き出す、人類が虚無の最果てに夢想する「第七大陸」の風景とは?
ENDON / ACME APATHY AMOK
2011年に発表された1stアルバム。エクストリーム・ミュージックにおける様々なスタイルのハイブリッド化に奇跡的な均衡感覚でもって成功させている一枚。これはDeathspell OmegaのMikko Aspaに言わせれば「トラディショナルなジャパニーズ・ノイズを21世紀に向けて決定的にアップデートした事件の証拠品」である。
非常階段 / Live at Akihabara Goodman,Tokyo,February 2nd,2013(DSD 2.8MHz+mp3 ver.)
キング・オブ・ノイズと称される、世界初のノイズ・バンド、非常階段が登場! ゲストに坂田明、白波多カミン、初音ミク(!?)を迎え、秋葉原で行われた狂乱の一夜をDSD録音致しました。ノイズというジャンルのDSD 5.6MHzの音源は、恐らく世界でも初ではないでしょうか。その場でしか起こり得ない「ライヴ」の生々しさ。至高のノイズを極上の音質で。「聴く」というよりも「浴びる」、「音楽」というよりも「体験」。77分間、めくるめく音の洪水を、肌で感じていただきたい。
PROFILE
Kazuma Kubota
都内を中心に活動するハーシュ・ノイズ・アーティスト。1980年生まれ。2004年の冬より"BLOODY LETTER"名義で活動開始。2007年以降は本名のKazuma Kubota名義で活動。ノイズ・実験系イベントへの出演はもちろんのこと、ハードコア・カオティック系のバンドとも共演する機会を多数持つ。スピード感とブレイク感溢れるノイズと美麗なアンビエント・ドローン・サウンド、フィールド・レコーディング等によって構築された繊細でドラマチックな作風はノイズ・ファンのみならずエレクトロニカ、シュー・ゲイザー、ハードコア他あらゆるエモーショナルな音を求めるリスナーへの訴求力を持つ。海外の有力音楽誌WIREにて関係音源が掲載されている他、米ノイズの巨匠Chris GoudreauのレーベルNinth Circleから1stフル・アルバムもリリースされた。
T.美川
会社員。ではあるが、大学在学中から非常階段のメンバーとして、また、同時並行でインキャパシタンツのヘッドとして活動を継続。数多くの作品をリリースし続ける。積極的にライヴ活動も行い、特に最近はソロに注力中。