「ラブライブ!」の東條希を演ずる声優・楠田亜衣奈のソロ・デビュー作ハイレゾ配信

「ラブライブ!」の東條希役として声優デビューし、いまやμ'sとして大舞台に立つなど着々と経験を積み成長してきた楠田亜衣奈が、満を持してソロアーティスト・デビュー! 初作品となる本ミニ・アルバムは、μ'sのデビュー曲「僕らの LIVE 君との LIFE」や名曲「Snow halation」を作曲した山田高弘が音楽プロデューサーを担当。表題曲「First Sweet Wave」には作詞にこだまさおり、編曲に鈴木Daichi秀行を迎えるなど、豪華な制作陣によって練り上げられた6曲が収録。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、アルバムを購入した方にボーナストラックとして楠田亜衣奈の「スペシャルおやすみコール」をプレゼント! さらに本人へインタヴューも敢行した。独り立ちする彼女のいまの想いとともに、本作の魅力をお届けする。

OTOTOY限定ハイレゾ仕様のボイス特典付き!!

楠田亜衣奈 / First Sweet Wave

【Track List】
01. トドケ ミライ!
02. First Sweet Wave
03. オーマイダーリン
04. Heart's cry
05. HO♡HOLIDAY
06. 夢のつぼみ
07. 楠田亜衣奈 スペシャルおやすみコール(OTOTOYボーナストラック)

【配信形態】
24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
※ファイル形式について
※ハイレゾとは?

【配信価格】
単曲 400円(税込) / アルバム 2,400円(税込)

INTERVIEW : 楠田亜衣奈

本作は彼女の魅力を引き出したカラフルな6曲が収録されている。今回のインタヴューでは楠田が声優を志したきっかけや、声優デビューして最初のレコーディングのエピソード、歌うことへの思いやアーティスト・デビュー発表の裏話まで、たっぷりとうかがった。インタビュー中もいろんな表情を見せながら、等身大の言葉で話してくれた楠田の魅力を、ぜひ感じとってほしい。

インタヴュー&文 : 前田将博

竹内順子さんと一緒にお仕事できたらいいなと間近に感じて、それまで漠然とした憧れだったのが、挑戦してみたいという気持ちになりました

――楠田さんは声優として活躍されていますが、子供の頃の夢はなんでしたか?

小学生くらいの頃はダンサーになるのが夢でしたね。お友達のバレエの発表会を観にいったら、私も始めたいって思って、5歳のときからダンスを始めました。一つの教室にいろんな先生が来てくださったので、いろんなダンスができるところだったんです。その頃にちょうど安室奈美恵さんが全盛期で、SPEEDさんとかもいてすごくかっこよかったので、憧れがあって。私もそういう人たちのバック・ダンサーをやりたいなと思っていました。

――前で歌う歌手ではなくダンサーだったんですね。

歌を歌うのは好きなんですけどあまり得意ではなかったし、当時はダンスが大好きだったので歌うことを考えたことはなかったですね。その当時は漫画やアニメを観ていなかったので、当時の自分が今の自分を見たらすごく不思議なんだろうなって思います。

――アニメに興味を持つようになったのは、いつ頃なんですか?

小学校6年生くらいに「ONE PIECE」のアニメが始まって、クラス中で大人気だったので観ないと話についていけないぞ、となりまして…。置いていかれないように私も観はじめたのがきっかけです。それでハマって漫画も読みはじめたので、ジャンプ作品が好きですね。他に「NARUTO -ナルト-」や「HUNTER×HUNTER」などに当時すごく影響を受けていました。それから声優さんにも興味を持つようになって、声優さんのイベントやお芝居に行ったりするようになりました。

――声優を目指すきっかけは、なんだったんでしょう。

中学生の頃に神谷明さんが文化祭で講演をしにきてくれて、キン肉マンや冴羽獠とか、いろんな役の声を披露してくださって。でもその時はお話を訊いたりしていくなかで、絶対に私には声優なんてできないなって思ったんですよ(笑)。で、普通に高校に進学したんですけど、「NARUTO -ナルト-」の主人公をやっている竹内順子さんがすごく好きだったので、握手会みたいなものに参加したんです。その時に、この人と一緒にお仕事できたらいいなと間近に感じて、それまで漠然とした憧れだったのが、挑戦してみたいという気持ちになりました。それで16歳くらいの時から本格的に勉強を始めて、専門学校に行ったりしましたね。

――迷いがなくなった。

怖いもの知らずだったというか、何も分からないし、当時は希望しか見えていなかったですね。何とかなるって思っていました。

――楠田さんは普段から前向きなことが多いですか?

基本的にはネガティブなタイプだと思うんですけど、急にそうやってスイッチが入るときがあるんです。そのときにスイッチが入ってくれたから、いまここにいるのかなって思います。

私の歌が好きって言ってくださる方もいるので、そういう方が一人でもいるなら歌いたいと思います

――「ラブライブ!」で演じている東條希ちゃんは生徒会副会長ですけど、楠田さん自身は学校でどんな生徒でしたか?

優等生タイプではなかったですね。小学校の高学年の頃は、なぜか学校の先生に問題児扱いされていたんですよ。漫画が大好きになっちゃって、そればかり読んでいたからだと思うんですけど(笑)。学校に持って行ってのがダメだったのかな。ただ、中学の頃は学級委員長をやったりもしていました。あとは部活をやりつつ、体育祭とかの行事が大好きで、そういう時だけ前に出るタイプでしたね。

――部活はなにを。

3年間、剣道部でした。

――初段を持っているんでしたっけ?

そうですね、一応(笑)。剣道部は、皆だいたい1年くらいやれば初段を取れるんです。だから普通でした。

――専門学校を卒業してからは、すぐに声優としての活動をはじめたんですか?

全然そんなことはなかったですね。卒業したからすぐに事務所に入れるわけではなく、いろんな事務所の養成所に通って、やっと今のところに辿り着いた感じです。

――では、それまで自分で事務所を探していたと。

そうですね。専門を卒業してから3~4年くらいはアルバイトしながら事務所のオーディションとかを探して受けたり、養成所やワーク・ショップにかよったり、知り合いのつてで舞台に出たりとか。とにかく経験をつもうと思って、いろいろ勉強をしていました。

――「ラブライブ!」が楠田さんの声優デビュー作なんですよね。

そうなんですよ。「ラブライブ!」が決まったときはまだ事務所のホームページにプロフィールも載っていなかったから、世間の方からしたら「楠田亜衣奈って誰だ」って感じだったと思います(笑)。その時は不安なことだらけでしたね。

――そんな裏話があったんですね。

しかも、初めてのお仕事が「ラブライブ!」のシングル(『僕らのLIVE 君とのLIFE』)のレコーディングだったんですよ。声優として入ったのですが、初めての仕事がレコーディングだったのでちょっと不思議な感じでした(笑)。

――最初のレコーディングは覚えていますか?

エアコンがすごい効いていて寒かった記憶があります(笑)。緊張と寒さで声が出ないし、でも歌うと熱くなるし、とにかく緊張していましたね。

――レコーディングはみんなで一緒にやったんですか?

一人ずつでしたね。私の前が新田(恵海)さんだったんですよ。初めての仕事だから見学させてもらったんですけど、待っている間にどんどん緊張するし、彼女はすごい慣れていて歌も上手だし、「どうしよう」ってずっとソワソワしていました。

――「ラブライブ!」では2012年に希ちゃんのソロ名義で「純愛レンズ」を発売しました。

世に出ているのはそれが初のソロだと思います。あのときはディレクターさんが「くっすんの持ち前の声をイメージして曲を選んだ」って言ってくださったので歌いやすかったですね。

――今の希ちゃんのイメージと比べても、すごくかわいらしい曲ですよね。

曲もかわいいし、自然とかわいく歌えました。当時はまだ「ラブライブ!」がアニメ化する前で、生徒会副会長という設定もなく、明るく前向きで元気な子って訊いていたので、その当時の東條希ちゃんです(笑)。

――今年の5月9日に開催されたソロ・イベント〈くすくすくっすん さんくっすん祭〉でアーティスト・デビューを発表しました。声優を始めたとき、もともとアーティストとしてもデビューしたい気持ちはありましたか?

私の歌が好きって言ってくださる方もいるので、そういう方が一人でもいるなら歌いたいと思います。表現の仕方は違うのかもしれないですけど、歌もお芝居も根っこの部分は同じなのかなと思うし。私自身、声優として今お仕事をさせていただいていますけど、歌やダンスも、お芝居することや表現の一部なのかなと。写真集も出させていただいているんですけど、それも表現の一部だし。これからも何でも挑戦していきたいなと思っています。

――この日はアニソンのほか、YUIやEvery Little Thing、いきものがかりなどのカヴァー曲も披露されていました。

私はYUIさんがすごく好きで、声優を目指しはじめた16の頃から聴いていたんです。その時に歌ったのが「My Generation」て曲なんですけど、2番に〈制服 脱ぎ捨てた16のアタシに 負けたくはないから〉っていう歌詞があって、すごく共感していて。だからデビュー発表をする日に歌いたかったんです。

――普段聴いている音楽もそういうものが多い?

そうですね。あと最近はE-girlsさんとか、その中のFlowerっていうグループをよく聴いています。メンバーの鷲尾伶菜ちゃんの歌声がすごい好きなので。E-girlsさんはアップ・テンポでダンサブルで、女の子らしい歌詞なので、元気を出したいときに聴いていて、Flowerさんはしっとりした曲が多いので、疲れたときや癒されたいときとかに聴くことが多いです。ほかにはLiSAさんの曲もいいですよね。こちらはジムに行く時とか、車の中とかでしょっちゅう聴いています。

――LiSAさんの曲はすごくパワフルですよね。

武道館のライヴを観に行かせていただいて、すごく刺激を受けました。パフォーマンスもパワフルで、何度かご一緒させていただいたこともありますけど、学ぶところも多くて。本当に音楽が大好きなんだなって伝わってくるんです。

――なるほど。イベントでデビューを発表したときは、どんな気持ちでしたか。

いや~、緊張しましたね。ただ、そのときはファン・ミーティングみたいなイベントで、バンドさんを入れて何曲か歌ったあとでの発表だったので、私もみなさんも暖まっていてガチガチに震えるほどではなかったです。前の日は「いいのかな、大丈夫なのかな」っていうのと、そこで初披露させていただいた曲の振り付けが前日の夜に最終的に完成したものだったので、間違えないようにっていう不安が大きかったです。

――そのときに披露されたのが「トドケ ミライ!」ですね。ファンの方はどんなリアクションでした?

実は前からソロ・デビューの話はちらっとあったので、それを知ってくださっている方には、だいぶお待たせしてしまっていたんです。なので今回やっと私の口から発表できて、泣いて喜んでくださっている人もいて。もちろんそれを知らなかった方もすごい喜んでくれていたので、みなさん笑顔でしたね。

――ソロの話は、かなり前からあったんでしょうか。

VAPさんから出すのが決まったのは本当に発表した少し前くらいだったんですけど、最初に話があったのは2年くらい前ですかね。音楽性や方向性の違いとかもあって、ちょっとなくなってしまったんです。

――じゃあ本当に今回のデビューはファンの方にとっても念願叶ってのことなんですね。

そうだと嬉しいです。

みなさんの顔を思い浮かべながら書いたというか、そのステージをイメージしながら書きました

――「トドケ ミライ!」はイベントに向けて作られた曲なのでしょうか。

CDを出すことが決まって、デビューに向けて作った曲です。だから発表する前にレコーディングもしていて、その時の音源がアルバムに入っています。そこから徐々に1曲1曲録っていった感じなので、「トドケ ミライ!」と一番最後に録った「HO♡HOLIDAY」では、かなり期間が空いています。

――「トドケ ミライ!」では楠田さんが作詞もされています。

レコーディングしたのが4月の後半だったので、作詞したのもその時ですね。発表が5月だったので、かなりギリギリでした(笑)。

――やはりファンの方への思いを強く感じますね。

イベントで披露することが決まっていたので、みなさんの顔を思い浮かべながら書いたというか、そのステージをイメージしながら書きました。

――ほかの曲もアップ・テンポで明るい曲が多い印象です。

最初に曲の構成みたいなものを話し合いで決めて、それから作曲家さんやアレンジャーさんに依頼して詰めていった感じですね。デビューを発表した時は「トドケ ミライ!」以外は決まっていなかったんですけど、イベントのときにカヴァー曲を歌わせていただいたのをレコード会社の方や音楽プロデューサーに観ていただいて、それから方向性が決まった感じです。

――できあがった曲を聴いた印象はいかがでしたか?

難しい曲もあるんですけど、どの曲もすごく好きですんなり入ってくるというか。やはり私を見て書いてくださった曲なので、等身大で自然と好きな曲が集まっている感じがします。だから一番好きな曲とかをよく訊かれるんですけど、本当に全部好きなんです(笑)。


楠田亜衣奈 「First Sweet Wave」MV(Short Ver.)

――レコーディングは順調に進みました?

全部が順調だったわけではないですね。「Heart's cry」は歌録りに苦労しました。

――少しクールなロック調の曲で、いままで歌っていたキャラクター・ソングにはなかったようなタイプの曲ですよね。

なので、余計に難しかったです。全部歌録りが終わったあと通して聴いてみたら、特にAメロが迷いがあるというか、しっくりこなくて。それでAメロだけを録り直してみたら、私の中で方向性が固まったのか、すごく良くなったので、全部歌を録り直しました。

――すでにインストア・イベントがはじまっていますが、ソロで歌うことは慣れてきましたか?

一人でやっていると言っても、まわりのスタッフさんとかはいつもの人たちなので、あまり一人でやっている感じはないですね。ファンの方も結構お馴染みの方もいたりするので。ステージに上がる前や、1曲目のAメロくらいまでは緊張するかもですけど(笑)。

――11月には発売記念イベントも控えていますが、こちらはどんな内容になりそうですか。

もちろんアルバムの曲は歌わせていただく予定です。それとファンの方に感謝を伝える会にしたいなと思うので、プレゼント抽選会だったりとか、みなさんに何かしらの形で思いを伝えられるようなことを計画中です。

――ライヴはまたバンドでやるのでしょうか。

アルバムにせっかくロックっぽい曲も入っているので、やりたいですね。バンドで映える曲もありそうですし。

――「オーマイダーリン」はすごくライヴ映えしそうですよね。

この曲は何度かインストア・イベントで披露させていただいているんですけど、みんなでジャンプしたいなと思っているので、「予習してきて」って今から言っています(笑)。

――ライヴで歌うのが楽しみですね。

レコーディングも楽しいんですけど、ライヴでみなさんの前で歌うのが一番楽しいので、CDを出せなくなってもライヴはやり続けたいです(笑)。パワーをもらえるし、どのステージもその時にしか見られない景色なので、毎回よく覚えています。初めて立ったステージの記憶やイメージもすごく焼き付いていて、その一瞬一瞬がすごくキラキラしていて宝物なんです。それを増やしていきたいですね。

――アーティストととしての夢や目標はありますか。

応援してくださる皆さんが来れるライヴがしたいです。全員参加の。ファンの方にも、もちろん都合とかはあると思うんですけど、大きいところでできたらいいですね。

――考えている会場などはあります?

私は千葉の習志野市出身なので、習志野文化ホールでやりたいです(笑)!

――地元ライヴはファンにとってもうれしいですね。

小学校の頃に文化ホールで毎年必ず行事があって、バレエの発表会もそこでやったことがあるので。ただ、今の私にはちょっと広すぎるかもしれない(笑)。大きい会場だと緊張しちゃうので。それ以外でも千葉でライヴができたら良いなと思いますね。

――μ'sではアリーナ・クラスの会場も多く経験されていますけど、やはりソロでは違いますか?

大きな場所ではまだμ's単独ライヴでのソロ曲くらいしか経験がないので、一人でその空間のみなさんの視線を受けて2〜3時間立っていられる体力がまだないです(笑)。

――じゃあまずは、習志野文化ホールで単独ライヴをできるくらいの体力をつけなきゃですね。

そうですね。ライヴをやっていくうちに、夢や目標もどんどん大きくなっていくのかなと思います。

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LIVE INFORMATION

楠田亜衣奈 デビューミニアルバム発売記念イベント「First Sweet Wave」
2015年11月7日(土)・11月8日(日)@Shibuya duo MUSIC EXCHANGE
2015年11月21日(土)・11月22日(日)@阿倍野ROCKTOWN

PROFILE

楠田亜衣奈

誕生日 : 2月1日
血液型 : A型
出身地 : 千葉県
趣味 : サッカー観戦
特技 : ダンス
主な出演作 :
「ラブライブ!」(東條希役)
「にゅるにゅる!!KAKUSENくん」2期(ニュルりん役)
「ミリオンドール」(すう子役)
「毎度!浦安鉄筋家族」、「プリパラ」他

>>楠田亜衣奈 OFFICIAL HP

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インタヴュー

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by 西澤 裕郎
筆者について
前田 将博 (純三)

V系生まれハロプロ育ち、aikoは俺のファムファタル。 Twitterは @junzo99 です。

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