対談 : T.美川(非常階段、INCAPACITANTS) × Kazuma Kubota

前回の対談では、ノイズ・シーンの今について、平野Y([…]dotsmark)と吉田恭淑(GOVERNMENT ALPHA)に話を聞いた。今回は、日本ノイズ界の創成期からシーンの中核に身を置いているT.美川(非常階段、INCAPACITANTS)と、今後シーンの中核を担っていくであろうKazuma Kubotaの2人を招いて、ノイズの世界をさらに掘り下げた。彼らが思う今のノイズ・シーン、そして今後の展望とは。

また、Kubotaがリリースする『Two of a Kind』に寄せるかたちで、美川は「年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになる」とコメントしている。その発言の真意や、Kubotaがこの音源に込めた思いなども、たっぷりと語ってもらった。前回の対談と合わせて、ディープなノイズの世界が垣間見える内容となっている。ノイズ・シーンは、30年の歴史を経て、今もなお進化を続けている。

インタビュー&文 : 前田将博

国内ノイズ・レーベル[…]dotsmarkからKazuma Kubotaがリリース!

Kazuma Kubota / Two of a Kind

Kazuma Kubota、この名前は覚えておいた方が良い。年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになるのだから。理由? この作品を聴きなさい。それで分からないようなら、自分を諦めることだ。—美川俊治(非常階段/INCAPACITANTS)

00年代以降の日本ノイズ急先鋒Kazuma Kubota。日本より先に海外のノイズ・コミュニティにおいてその評価が堅実なものとなりつつある彼の、満を持してリリースされる初の国内正規流通品。メランコリックなアンビエント・サウンドとフィールド・レコーディング、そして切り刻まれたハーシュ・ノイズの高次元融合によって紡ぎ出された独自の繊細な世界観を、3つのトラックで表現した小品。ジャケットのアート・ワークには新進の美術家わたなべはるなを起用。

【販売価格】
mp3 : アルバム 750円(まとめ購入のみ)
WAV : アルバム 750円(まとめ購入のみ)

いろんな人がやるようになれば、その分いろんなことが出来るようになる(美川)

——前回の対談では、ノイズが一般層にも認知されてきて、バンドの数も増えているという話がありました。まずはその辺りからお伺いしたいと思います。

T.美川(以下、美川) : 参入障壁が低くなったってことですかね。一番大きな理由というのは、機材が安くなったってことじゃないかな。僕が始めた頃は大変でしたからね。いろんなものを手に入れるだけでも。

Kazuma Kubotaのライヴ模様

——Kubotaさんがノイズを始めたときは、どうでしたか?

Kazuma Kubota(以下、Kubota) : 僕としては、機材っていう意味でのハードルは低かったですね。もともとノイズを始めようとして機材を集めたのではなくて、普通にギターとかを弾くために持ってたエフェクターとかを使ったので、衝動的な感じでした。今持ってるもので出来る音楽、一人で出来る音楽っていうのがノイズだったんだと思います。

——シーンとして、やはりバンドの層は厚くなっていると感じますか?

美川 : 前回の対談でも話があったと思うんですけど、作ったものを発表するにしても、非常に簡単かつ効率よくいろんな人に聴いてもらえる手段が増えてますよね。レコード屋で新譜のリリースなんかを見てても、新しい人はものすごくいっぱいいるんですよ。とてもじゃないけど、全然フォローしきれない。なので、やる人に関して言えば、総じて数は増えてる、広がってるのかもしれないですね。その中で、斬新なことをやってる人も多いし。誰かがやり始めてから30年とか経って、もういい加減出尽くしただろうって思ってたけど、そうでもないんですよね。機材的に出来ることが増えたってことも大きいだろうし、いろんな人がやるようになれば、その分いろんなことが出来るようになるんだろうなって気はします。

——リスナーに関してはどうですか?

美川 : 聞き手に関しては微妙ですね。そんなに広がってるような印象を僕は受けない。好きな人はものすごく好きっていうシーンなので、自分の中のかなりの時間をノイズに投入してるんじゃないかと思われる人が、FacebookやTwitterとかを見てるといっぱいいるわけですよ。そういう人たちがたくさんいるのかって言うと、分からない。

——インターネットなどで目にする機会が増えただけで、数自体が増えたような印象は受けないと。

美川 : 可視化されてきたという部分はあると思いますけど。だって、200~300枚のLPがそう簡単には売り切れないわけですよ。ライヴを見てても、広がってる印象はあまりない。ただ、非常階段なんかで、特に無料のイベントをやるとものすごく人が来るんですよね。何故か知らないけど。怖いものみたさみたいな感じなんですかね。

——それは、今まで来なかったような人も含めて見にくると。

美川 : ただ、その人たちが続けてノイズを聴く層なのかっていうと、分からないですよね。その時は面白かった、すごいって言ってくれるわけですけど、継続的に、日常的にそういうものを聴くようになるかっていうと、たぶん違うと思いますね。

いろんな人とセッションをする機会も増えた(美川)

——興味を持つ人自体は増えてるってことなんですかね。

美川 : 興味を持つというか、認知度は高まってるんでしょうね。それはJOJO広重の功績だと思います。彼は、結構エグいノイズもやってるわけですけど、それとは別にもっと自由なことをやっていますからね。

——美川さんは、ここ数年かなりの数のライヴをやられていますよね。

美川 : 去年くらいから自分の中のリミッターを外したんですよ。例えばオファーを受けられる限りは受けようとか。なので、ライヴがめちゃくちゃ増えましたね。僕もいつまでやってられるかどうかもわからないわけだし、やれるうちはやろうと。声がかかるうちが華だよねと。

——オファーを多く受けるようになって、変化はありましたか?

美川 : 昔はソロではあまりやらなかったんですけど、ソロでもやるようになって、いろんな人とセッションをする機会も増えたんですよね。活動の幅が広がって、自由度が高まりました。全然知らない人とか、今まで一緒にやったことがなかった人とやることもあるんですけど、すごく面白い。JOJO広重的になってるというか、彼に影響を受けてる部分もあるのかも知れないですね。

——非常階段でも、最近いろんなコラボレーションをしていますよね。

美川 : 階段シリーズですね。昔、アルケミーで出したノイズ・シリーズの、最初の頃のライナーか何かに、「僕はピュアなノイズが好きなので、それが所謂音楽に取り込まれてしまうというのはいかがなものか」という趣旨のことを書いたんです。ノイズがノイズとしてある中で、それがコマーシャルなポップ・ミュージックの中でパートとして利用されている、つまみ食いされてるって印象がすごい強かったんですよね。収奪、簒奪だろうと思ってたわけです。その観点から言うと、BiS階段とか初音階段ていうのは、リベンジになってるんじゃないかと思ってますね。向こうに利用されるのではなくて、積極的にこっちの世界に入り込んでもらってうまく使うことにより、ノイズとしてのハードルを下げるとか、プレゼンスを広げるとか、母集団を広げるとか。そういうことの役に立つのであれば、それはそれでいいのかなっていう風に、だいぶ考え方が変わってきました。

——やってみて、いかがでしたか?

美川 : やってみたら面白いですよね。周りもみんな面白いっていう印象を持ってくれてるし、やってよかったなって思いますね。

——美川さんは、今回のKubotaさんの音源リリースに寄せて、「年寄りが跳梁跋扈する日本のノイズを、この男はいずれ背負って立つことになる」とコメントされてますよね。

美川 : ノイズ高齢化問題というのがあってですね、30年もやってるとだいたいみんな年を取るわけですよ。ずっと見てると、いろんな人が出てくるわけですけど、続けてやってくれる人が少ないなっていうのは思いますね。みんな辞めちゃうんですよね。学生の人は就職で辞めるって人が多いんでしょうけど。ものすごくいいなとか、この人才能あるんじゃないかって思う人も多いんだけど、そういう人がふと気がつくといないってことが、なんとなく多いんですよ。

——それは、昔からですか?

美川 : 昔から変わらないですね。年寄りが張り付いてるから、なかなか続けようという気にならないのかなっていう気もしなくもないですけど(笑)。そんな中でも、Kubota君は長くやってくれそうな気がしてますっていう、期待を込めてのコメントですね。

——長く続けて欲しいという思いを込めたと。

美川 : もちろん、頑張ってやってる人たちには、みんな続けて欲しいと思ってるんですよ。でも、残念ながら全員が続くわけではないですよね。嫌になって辞める人もいるかもしれないし、経済的な事情があるのかも知れない。これで食うのはすごく難しいし、ほとんど不可能に近いと思うんです。世界的に見ても、ノイズ関係だけをやって食べていけてるのは、数人しかいないと思います。あとはみんな仕事をしながら、時間作ってやってるわけで。だから続けようと思うと、経済的に安定した基盤を作らないとしんどいと思うんですよね。そこに余裕があれば続けやすいんじゃないかって、いつも言ってるんですけどね。これはもう、30年続けてやってきた持論なんです。

——そんな中で、Kubotaさんに可能性を感じるのは、どういった部分なのでしょうか。

美川 : 僕は単純に彼のことが好きなんですよ。ライヴでは、カット・アップ・ハーシュをやってることが多くて、それがすごくいいんですよね。今回のCDも、最初の方は作り込んでるのが分かるし、それもすごく好きなんです。背負って立つと書いたのは、自分が好きなものが続いてくれればいいな、続けてやってれば背負って立つことになるよねって。ダメなものは、どうせみんな抜け落ちていきますから、背負わざるを得なくなる(笑)。

——今まで辞めていった人たちとKubotaさんとで、違いは感じますか?

美川 : 彼の発言とかTwitterの呟きとかをたまに見るんですけど、続くんじゃないのかなって、なんとなく思いますね。意志を感じます。それは、続けようっていう意志ではなくて、音楽への取り組み姿勢というか、すごく真摯に向き合っている印象を受けるんですよ。
Kubota : ありがたいことですね。
美川 : まあでも、あんまりプレッシャーに感じる必要はないけどね。辞めたきゃ辞めてもいいと思うし(笑)。
Kubota : そんなことはないです(笑)。自分もノイズを始めた時は軽いノリだったんですけど、ある時期を境にクオリティをもっと高めようと思って。素人的な考えというものが甘えなんじゃないかと思って、ノイズ・ミュージックだとしてもプロ意識を持ってやろうと思ったんですよね。遊びの延長の低い意識で活動しているアーティストが沢山いたので、そういう人たちと差別化というか、自分は違うんだっていう思いがありました。そこで留まっている人を見て、自分はもっと先に進みたいなと思って。

——美川さんの目には、そういう姿勢も真摯に映るのかもしれませんね。

美川 : 印象ですけどね。他の人がダメだっていうつもりはないし、みんな自分のペースでやればいいんですよ。音楽に全部を費やすわけにはいかないし、制約された中で、やれることを真剣にやればいいのかなって思います。

ノイズ・ミュージックっていう芯の部分はなくしたくない(Kubota)

——Kubotaさんが今回リリースする『Two of a Kind』に収録されている曲には、アンビエントなどの要素も多く含まれていると感じるのですが、もともとどういった音楽を聴かれていましたか?

Kubota : 僕は、普通にオルタナティヴ・ロックとかシュー・ゲイザーとかがすごく好きだったんですけど、その中に歪んでるノイズの要素もあったので、それが気持ちいいなって思ったんですよね。それで、ノイズだけを出してる音楽はないのかなって自分で探したら、ノイズ・ミュージックがあるんだって気づいて、掘り下げて聴いていったって感じです。

——ノイズを知る前は、どのようなバンドを?

Kubota : My Bloody Valentineが、自分の中ですごく大きくて、音のカオスというか、混沌とした音が渦巻いている感じが衝撃的でした。

——冒頭で、ノイズを始める前からエフェクターなどの機材を持っていたとおっしゃっていましたが、普通のバンドもやっていたんですか?

Kubota : そういうこともやりたいなとは思ったんですけど、なかなかバンドも作れず、ギターも挫折して(笑)。なので、自分的にはそういう要素も含めてノイズで表現したいっていうのがあります。ノイズをやってる人って攻撃的な部分を表現してる人が多いと思うんですけど、僕の場合はネガティブな感情とかも含めて、悲しみだとか怒りだとか、普段感じてる感情を日記みたいな感じで表現していますね。
美川 : 普通の人が音楽を使って表現してるようなことを、ノイズで表現してるってことだよね。
Kubota : 音楽以外にも、映画や写真であったりとか、映像的な部分から影響を受けたりもしています。だから、作品の中に、自分の中ですごくストーリー性があるんですよね。なので、ノイズで感情を表現するための手段として、アンビエントだとか、フィールド・レコーディングも使ってるって感じです。

——今回の作品にも、そういった要素が含まれていますよね。一般的なノイズのイメージよりも聴きやすいというか、とても美しい印象を受けました。

Kubota : 僕が普段聴いてる音楽も、割とポップでキャッチーなものが多いので、普通の音楽として聴いてもらいたいっていうのもあります。あとは、新しいアイデアを試したっていうか、自分の中の固定観念みたいなものに対して、こういう音がノイズにあってもいいじゃんて思って。ノイズ・ミュージックっていう芯の部分はなくしたくないので、それを残しつつ、今まで自分がやってこなかった音を、この作品で試してみた感じです。だから、僕の過去のライブや音源をずっと観たり聴いたりしてくれた人は、今までと違うじゃんて思うかもしれないですね。
美川 : ちゃんと流通する作品としてはすごくいいよね。僕なんかもすごく聴きやすいと思いました。

——比較的ピュアなノイズを追求してきた美川さんとしても、聴きやすい。

美川 : さっきも言ったんですけど、作品として構築されているのがすごくよく分かるんですよ。ピュアなノイズが好きでも、一時間ずっと音が変わらずゴーって鳴ってるのは、やっぱり聴いてて少し辛いし。それはそれでありだとは思うけど、やっぱり展開がある程度あった方が面白いですよね。ただ、普通の人が聴きやすいかっていうとまた別儀なので。あくまでよく出来たノイズなんですよね。

——僕は、ノイズに触れたことのない人にも訴求力があるというか、可能性を感じました。

美川 : それだとたぶん、音量を絞ってBGM的に聴いちゃうんじゃないかと思うんですよね。そういう聴き方もあってはいいと思うんですけど。
Kubota : 僕としては、一般的なノイズを聴いたことのない人にアピールしたくて作ったわけではないし、そのタイミングで自分がやりたいことをただやっただけですね。それがたまたま結果として、聴かれやすいノイズになったのかなって気はします。

——今後、長く続けて欲しいという話がありましたけど、Kubotaさんが思い描いてるノイズ・シーンの展望はありますか?

Kubota : ノイズに対しての敷居が低くなってきて、いい面もあるんですけど、誰にでも出来てしまうようなノイズも増えてる気がするんですよね。ノイズに興味を持って聴いてくれる人がいても、その音源がクオリティの低いものだと、ノイズが誤解されてしまうし、自分としては悔しいです。だから、僕的にはみんな高い意識でやって欲しいし、そういうアーティストが増えて欲しいと思いますね。
美川 : そういう人は続くんだと思う。クオリティの高いことをやる人が100人に1人いるとして、全体が10000人になれば、それが100人に増えるわけじゃないですか。ダメなやつは勝手に落ちていくので、母集団は多い方が僕はいいと思いますけどね。聴く人も増えるのであれば、リリースの機会とかも増えていくだろうし。

——広がっていったシーンが徐々に淘汰されていく中で、自然と意識の高い人が残っていくのかもしれませんね。

Kubota : そうなって欲しいです。

>>ノイズ対談vol.1はこちら

LIVE INFORMATION

Kazuma Kubota "Two of a Kind" Release party
2013年5月18日(土)@落合Soup
open : 18:30 / start : 19:30
Adv : ¥2,300 / Door : ¥2,500(共にドリンク込)
LIVE: 朝生愛 / 穂高亜希子 / 美川俊治 / ENDON

RECOMMEND

GOVERNMENT ALPHA / SEVENTH CONTINENT

前世紀94年に本格的に活動を開始し、積極的なリリースとライヴ、海外ツアーを繰り返しながらエレクトロニクスの様々な可能性を模索し続け、現在は一貫して徹底的なHARSH NOISE STYLEをとりつつEXTREME MUSICの究極型を今なお追求している吉田恭淑a.k.a.GOVERNMENT ALPHAが放った00年代最後のオリジナル・フル・アルバム!GOVT.Aが誇る大音圧・大音量を以て暴走するハーシュ・ノイズが描き出す、人類が虚無の最果てに夢想する「第七大陸」の風景とは?

>>>GOVERNMENT ALPHAの特集ページはこちら

ENDON / ACME APATHY AMOK

2011年に発表された1stアルバム。エクストリーム・ミュージックにおける様々なスタイルのハイブリッド化に奇跡的な均衡感覚でもって成功させている一枚。これはDeathspell OmegaのMikko Aspaに言わせれば「トラディショナルなジャパニーズ・ノイズを21世紀に向けて決定的にアップデートした事件の証拠品」である。

>>>ENDONの特集ページはこちら

非常階段 / Live at Akihabara Goodman,Tokyo,February 2nd,2013(DSD 2.8MHz+mp3 ver.)

キング・オブ・ノイズと称される、世界初のノイズ・バンド、非常階段が登場! ゲストに坂田明、白波多カミン、初音ミク(!?)を迎え、秋葉原で行われた狂乱の一夜をDSD録音致しました。ノイズというジャンルのDSD 5.6MHzの音源は、恐らく世界でも初ではないでしょうか。その場でしか起こり得ない「ライヴ」の生々しさ。至高のノイズを極上の音質で。「聴く」というよりも「浴びる」、「音楽」というよりも「体験」。77分間、めくるめく音の洪水を、肌で感じていただきたい。

>>>非常階段の特集ページはこちら

PROFILE

Kazuma Kubota

都内を中心に活動するハーシュ・ノイズ・アーティスト。1980年生まれ。2004年の冬より"BLOODY LETTER"名義で活動開始。2007年以降は本名のKazuma Kubota名義で活動。ノイズ・実験系イベントへの出演はもちろんのこと、ハードコア・カオティック系のバンドとも共演する機会を多数持つ。スピード感とブレイク感溢れるノイズと美麗なアンビエント・ドローン・サウンド、フィールド・レコーディング等によって構築された繊細でドラマチックな作風はノイズ・ファンのみならずエレクトロニカ、シュー・ゲイザー、ハードコア他あらゆるエモーショナルな音を求めるリスナーへの訴求力を持つ。海外の有力音楽誌WIREにて関係音源が掲載されている他、米ノイズの巨匠Chris GoudreauのレーベルNinth Circleから1stフル・アルバムもリリースされた。

>>Kazuma Kubota Blog

T.美川

会社員。ではあるが、大学在学中から非常階段のメンバーとして、また、同時並行でインキャパシタンツのヘッドとして活動を継続。数多くの作品をリリースし続ける。積極的にライヴ活動も行い、特に最近はソロに注力中。

>>INCAPACITANTS Artist Page

o

 
 

インタヴュー

その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
by ?
callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【Track List】01. One t
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
ローレル・ヘイロー、『DUST』を語る
・2017年07月17日・ホコリには特定の場所や原点がない──ローレル・ヘイロー『Dust』を語る 〈Hyperdub〉からリリースされたローレル・ヘイローのニュー・アルバム『Dust』。新たな境地へと達した感のある作品で、キュートなエレクトロ・ポップ、電子音響、さらにはフリー・ジャズやアフロ・パーカッションなどがゆるやかに結びつき、アルバムを構成している。穏やかな表情でいながら、その背景に広がるイメージはよくよく見てみると奇怪、さまざまな要素のプリコラージュで構築されている。そんな濃密でいながら、軽やかなポップさも持っている質感のアルバム。まぁ、とにかくいい塩梅のアルバムなのだ。これがあまり日本で話題になっていないのは正直どうかと思うぞ! ということでOTOTOYではローレル・ヘイローの貴重なインタヴューをここで公開。ハイレゾ配信中の『Dust』、いまからでも遅くはないのでぜひとも聴くべきではないかと思いますぞ。いや、とにかくその音響の世界観は気持ち良いのです。 ハイレゾ版はCDと同様のライナーノーツ付きで配信Laurel Halo / Dust(24bit/44.1kHz)'【Track List】01. Sun To Sola
by 河村 祐介
KUNIYUKI TAKAHASHI──インダストリアルの新たな響き
・2017年07月26日・KUNIYUKI TAKAHASHIのルーツにして、新たな側面をプレゼンする冒険的な新作──ハイレゾ独占配信 海外のハウス〜テクノ・シーンでも高い評価を受けるレーベル〈mule musiq〉。そのアーティスト・ラインナップは、現在でこそ海外シーンともシームレスなメンツが並ぶが、そのその設立当初から本レーベルを象徴するこの国のアーティストといえばこの人だろう。札幌のマエストロ、KUNIYUKI TAKAHASHI、その人だ。ジャズやソウルが豊かに溶け込んだディープ・ハウスを中心にしたこれまでの作品は、国内外で高い評価を受け続けている。そんな彼が、今回新作を発表するわけだが、そのサウンドはこれまでと趣向の違う質感を宿したものとなった。彼のルーツのひとつであるニューウェイヴやエレクトロニック・ボディ・ミュージック、インダストリアルといったサウンドを前面に出したプロジェクトとなっている。その名も「NEWWAVE PROJECT」。OTOTOYではこちらのハイレゾ独占配信をスタートする。サウンド・エンジニアとしての側面も持つ彼のそのサウンドの冒険をぜひともハイレゾで楽しんでいただきたい。 ハイレゾ独占配信KUNIYU
by 河村 祐介
筆者について
前田 将博 (純三)

V系生まれハロプロ育ち、aikoは俺のファムファタル。 Twitterは @junzo99 です。

同じ筆者による他の記事