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破滅へのカウントダウンTV──〈アーカイ奉行〉第9巻

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破滅へのカウントダウンTV──〈アーカイ奉行〉第9巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

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REVIEWS : 006 国内インディペンデント・ミュージック(2020年7月)──松島広人(NordOst)

毎回、それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。ノーウェーヴ・バンドAIZのWeird Instruments担当/ライターのNord Ost(松島広人)が、2020年のムードを感じる国内インディペンデントミュージック作品をセレクト。多くの人が待ち望んでいたであろうTHE NOVEMBERSの最新作は、レコーディングにあたりyukihiro(L'Arc〜en〜Ciel)を迎えるなど、今作にかける並々ならぬ熱量が感じられる大作となった。前作から続くポストパ…

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2019年レコメンド20

コラム

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2019年レコメンド20

OTOTOYは今年も邦楽を中心にたくさんの音楽を紹介してきました。そんななかでもキラリと光ったアルバムたちを、邦楽、とくに2020年代をおもしろくしてくれそうなフレッシュなアーティストのなかから20枚をレコメンドいたします。まさに買い逃し厳禁な20枚、2019年の作品たちをこちらでお届けいたします。...…

「日本代表としてやっていくんだ」という気持ち──TeddyLoid、2作連続リリース第2弾アルバムをリリース

インタヴュー

「日本代表としてやっていくんだ」という気持ち──TeddyLoid、2作連続リリース第2弾アルバムをリリース

TeddyLoidが『SILENT PLANET』シリーズの集大成として、11月16日に第1弾の『SILENT PLANET: RELOADED』が、そして11月30日に第2弾となる最新アルバム『SILENT PLANET: INFINITY』がリリースされた。前回の『SILENT PLANET: RELOADED』リリース・インタヴューに続き、今作でも本人へのインタヴューならびに作品レヴューをお届けする。...…

TeddyLoid、2アルバム連続リリース第1弾『SILENT PLANET: RELOADED』リリース

インタヴュー

TeddyLoid、2アルバム連続リリース第1弾『SILENT PLANET: RELOADED』リリース

TeddyLoidが最新アルバム『SILENT PLANET: RELOADED』をリリースした。今回はアルバム・レヴューに加え、本人へのインタヴューを敢行。前回、独占掲載のロング・トークに引き続き、大ボリュームの内容に。アルバム・タイトルの「RELOADED= 再装填」があらわす意味を、文章と楽曲から深く感じていただけるはずだ。...…

TeddyLoid、新作2作連続リリース記念 ロング・トークを独占掲載

インタヴュー

TeddyLoid、新作2作連続リリース記念 ロング・トークを独占掲載

ちょうど10年前に、十代でMIYAVIのサウンド・プロデューサーを手がけ、音楽シーンに登場したTeddyLoid。その後もももいろクローバーZを皮切りに、ゆず、HIKAKIN & SEIKIN、Crossfaith、ゲーム、アニメ音楽等の膨大なプロデュース&リミックス・ワークを担当し、そして小室哲哉、柴咲コウ、米良美一、中田ヤスタカといった大御所勢から、KOHH、DAOKO、ちゃんみな、tofubeats、アイナ・ジ・エンド (BiSH)、IA等の新世代組をfeat.した自身のコラボレーション作品、『SIL…

Sotte Bosseによる極上カヴァーを先行ハイレゾで!

インタヴュー

Sotte Bosseによる極上カヴァーを先行ハイレゾで!

音楽ユニットi-depやプロデュース、DJなどジャンルレスな活動で知られるナカムラヒロシと、様々なアーティストとのコラボレーションでソロ活動も行うヴォーカルCanaによるプロジェクト、Sotte Bosse。人々の耳や想い出に染み込んでいる良質なポップ・ソングをソフトなボサノヴァやサンバにアレンジし楽曲の良さを再認識させてくれるサウンドは、新たなカヴァー・フォーマットを生み出し、今日のカヴァー・シーンに強く根付いてる。そんな彼らによる5枚目のカヴァー・アルバムをこのたび先行、しかも24bit/96kHzのハ…

ケンイシイ、フレア名義の作品『Leaps』をハイレゾ配信開始

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ケンイシイ、フレア名義の作品『Leaps』をハイレゾ配信開始

世界中のテクノ・シーンでその名が知られるケンイシイ。そのアナザー・サイドとも言えるフレア名義の作品『Leaps』がこのたびハイレゾ配信される。ストレートなテクノ・サウンドのケンイシイ名義の作品に比べ、フレア名義は彼のエクスペリメンタルなエレクトロニック・ミュージック・サイドを担っている。ある意味で初期のケンイシイ名義の作品に渦巻いていたストレンジな電子音の感覚を継承している名義でもある。本作はすでに1年ほど前からケンイシイが出演する会場や自身のアーティスト・サイトなどかなり限られた販路でCDとして売られてい…

埼玉音楽シーン大特集!『SAITAMA  LOCAL MUSIC RECONSTRUCTION』

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埼玉音楽シーン大特集!『SAITAMA LOCAL MUSIC RECONSTRUCTION』

s-explodeの今井君から、熊谷に在るBLUE FORESTというライヴ・ハウスの店長が急に辞めてしまって非常に困っていると言う旨の連絡をもらう。飯田「えっ! じゃぁBLUE FORESTは今どうなっているの?」 今井「僕と山崎さん(MORTAR RECORD)が無給でブッキングとかしてなんとかまわしているんです。」 ...…

「EMAF TOKYO 2014」出演アーティストによる、OTOTOY限定コンピ発売!!

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「EMAF TOKYO 2014」出演アーティストによる、OTOTOY限定コンピ発売!!

新たな都市型音楽の祭典「EMAF TOKYO 2014」が10月18日(土)、10月19日(日)の2日間にわたって、今年もリキッドルームで開催される。去年同様、エレクトリック・ミュージックを牽引する大ベテランから、若手まで、重要アーティストが一挙参加する。OTOTOYでは、「EMAF TOKYO 2014」開催を祝して、出演アーティストの音源を集めた、期間限定コンピレーションを発売! 26曲入りというヴォリューミーな内容にも関わらず、半分以上が未発表、未発売というスペシャルな内容に!! しかも期間限定でフル…

エレクトロニカの注目アーティストを紹介

その他

エレクトロニカの注目アーティストを紹介

日本のエレクトロニカ・シーンを根底から支えつつ、鋭い作品を発信し続けるレーベル、“PROGRESSIVE FOrM”、“moph records”。その両レーベルから気鋭のアーティストらによる2作品がリリースされた。どちらの作品も内容、向かう方向は違えど、聴く人々のどこかに確実に引っかかるような良作であることは確かである。今ページでは両アーティストの作品と彼らがそれぞれ所属するレーベルの他作品を紹介していきたい。...…

エレクトロニック・ビーツ・ミュージックのバイブル第4弾! HQDクオリティで配信!!

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エレクトロニック・ビーツ・ミュージックのバイブル第4弾! HQDクオリティで配信!!

2000年のレーベル発足から快進撃を続けるPROGRESSIVE FOrMの40番目のカタログは、2010年以来4年振りとなるPROGRESSIVE FOrMの記念碑的コンピレーション・アルバム『Forma 4.14』。いつも時代の最先端を提示してきたシリーズの第4弾は、10年以上に渡りシーンを牽引しているベテラン、AOKI takamasa、no.9、Inner Scienceと、近年その評価が大きく増しているSeiho、Kan Sano、Kyoka、Fugenn & The White Elephant…

*20歳のトラックメイカー、LASTorderの無料アルバム、スプリット盤、ライヴ映像を一挙配信!!

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*20歳のトラックメイカー、LASTorderの無料アルバム、スプリット盤、ライヴ映像を一挙配信!!

エレクトロニカやヒップホップを土台にしながら、洗練されたサンプリングで楽曲を構築する。まだ20歳のトラックメイカーながら、彼の手腕はすでに職人の域に達していると言っても過言ではない。10代~20代前半の若いアーティストが、その年齢からは想像もつかないようなクオリティの作品を世に出してしまうことは、ウェブの普及以降、決して珍しいものではなくなったが、LASTorderには注目しておくべきだ。高校2年生から音楽活動をスタートした彼は、18歳でShing02にその才能を認められ、2010年発表のシングル「Para…

おすすめの2.3枚(2013/9/4~2013/9/10)

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おすすめの2.3枚(2013/9/4~2013/9/10)

今週もたくさんの新譜が入荷しました! 全部は聴いていられない! そんなあなたのために、このコーナーでは、OTOTOY編集部がオススメする今週の推薦盤を2~3枚ピックアップし、ライターによるレビューとともにご紹介いたします。 音源を試聴しながらレビューを読んで、ゆったりとした時間をおたのしみください。あなたとすてきな音楽の出会いがありますよう。...…

PROGRESSIVE FOrMから、Geskia!の新作アルバムを先行配信&記念鼎談! Geskia!×buna×lenoが登場!

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PROGRESSIVE FOrMから、Geskia!の新作アルバムを先行配信&記念鼎談! Geskia!×buna×lenoが登場!

2008年のデビュー作『Silent 77』、術ノ穴からリリースされた2ndアルバム『President IDM』などを通じて、日本人離れしたサウンドを表現してきたGeskia! 。彼の6枚目のアルバムを、OTOTOYで先行配信! リズム・プロダクションを変幻自在にコントロール、印象的なヴォイスやローズ・ピアノ、シンセを要所要所に配置し、全体をプロデュースしている。マスタリングはベルリンをベースに90年代より確固たる地位を築いているPoleが担当。まさにマスターピースと言える本作を24bit/44.1kHz…

LASTorder

レヴュー

LASTorder

''LASTorder / Bliss in the loss''【配信価格】mp3 単曲 140円 / アルバム 1,400円wav 単曲 160円 / アルバム 1,600円19歳までの楽曲をコンパイルした本作は、いわば過去から未来へと繋がってゆくジャパニーズ・エレクトロニカの宝石箱。アナログな質感が特徴の、ぬくもりある冬を漂わせるような郷愁エレクトロニカに、FREENOTEよりヴォーカルの秦千香子、リミックスに同世代のトラック・メイカーMADEGGを迎えたトラックを加え、更に彩りと輝きを増している。.…

環ROY×DJ YUI×今井智子

インタヴュー

環ROY×DJ YUI×今井智子

インタビュ— & 文 : 今井智子''—今回のコラボレ—ションのきっかけは?''''環ROY(以下 環)'' : YUI君に「ソロアルバム作るからお前やれよ! 」みたいに言われて、最初は「え〜」と言っていたんだけど、曲を聞かせてもらったら、僕が最近やりたいような曲だったんです。アメリカのサウス(南部)を意識して作られた音楽。そういうのやっている日本人ってゼロに近くて…、ちょうどやってみたいと思っていたので「むしろ一緒に一枚作ってみませんか?」って言いました。 ...…

Geskia! 『President IDM』 インタビュー by 西澤裕郎

インタヴュー

Geskia! 『President IDM』 インタビュー by 西澤裕郎

Geskia! の2ndアルバム『President IDM』を聴いて、これがヒップ・ホップなのか、テクノなのか、それともブレイク・ビーツなのか判断がつかなかった。総勢10名のMCをフィーチャーした今作、確かにラップは乗っている。しかし、ビートが変則的だったり、輪郭がぼやけていたりと、従来のヒップ・ホップとは一線を画している。作り手であるGeskia! は言葉を選びながらこう語る。...…

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

コラム

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

1995年に始動。1999年シングル「はなればなれ」でメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けながら、独自のスタンスを築き上げている。2007年7枚目となるオリジナル・アルバム『Musical』をリリース。その後行われたライブ・ツアー「tour Musical」を追ったドキュメンタリーが映画となり、昨年に全国劇場にて公開。各地で異例のロング・ランを記録した。...…

Fragemnt『Narrow Cosmos 104』インタビュー

インタヴュー

Fragemnt『Narrow Cosmos 104』インタビュー

埼玉県さいたま市に位置する日本有数のターミナル、大宮駅。Fragmentのkussyが連れて行ってくれたのは、そこから10分ほど歩いた場所にあるmore recordsだった。2011年9月にオープンしたばかりのレコード店だ。「せっかくだから紹介したかった」とkussyは言って、店内の缶ビールを買って話し始めた。もう一人のメンバーdeiiは、すでにレジ脇にあるテーブルに座って、瓶のジンジャーエールを飲んで笑っていた。Fragmentは、kussyとdeiiによるトラック・メイカー・デュオである。これまでに、…

Fragment『鋭 ku 尖 ru』Fragment×ゆーきゃん対談

インタヴュー

Fragment『鋭 ku 尖 ru』Fragment×ゆーきゃん対談

一筋縄ではいかないMCやトラック・メーカー、バンドを送り出し、常に注目を集め続けるレーベル術ノ穴。その主催者であるFragmentが新作『鋭ku尖ル』をリリースし、10月には京都のシンガー・ソングライター・ゆーきゃんが術ノ穴からサード・アルバム『ロータリー・ソングズ』をリリースする。この術ノ穴にとって重要な作品が続くタイミングを逃す手はないということで、OTOTOYではFragmentによるゆーきゃんの楽曲のリミックスを企画し、鼎談もしてもらうことになった。Fragmentの新作からなぜ術ノ穴が初のシンガー…

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.4』

ライヴレポート

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.4』

ROVOを擁する日本のインディーズ・レーベル、wonderground music。その中に新たなレーベルGINGAが作られ、ボーカロイドを使用した曲を集めたコンピレーション・アルバム『0001:a galaxy odyssey』と『0002:a galaxy odyssey』の2枚を同時配信する。収録されている楽曲は、歌モノのドラムンベース、エレクトロニカ、ノイズなどとても幅広く、今までのボーカロイドのコンピレーションにはあまりなかった視点で選ばれている。そんなコンピレーションを作ったGINGAの主宰者・…

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.3』

連載

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.3』

『VOC@LOiD MASTER(通称、ボーマス)』に行って参りました! 前回宣言したボカロP数珠つなぎ企画を早速無視してのイベント・レポートです。 さてはて、ボーマスとは何ぞや? それはボーカロイド文化だけに焦点をしぼった即売会、つまりコミケです。コスプレの方々がたくさんいらっしゃるあの場所です。ボーカロイドもコミケもよくわかっていない私、水嶋美和を優しくエスコートしてくれたのは、連載第一回でもお世話になったライターの滝沢時朗さんことタキペディア。開場して速攻置いてけぼりくらいましたけどね。辛くない。大丈…

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.2』

連載

ボーカロイド特集『なるほど・ザ・ボーカロイドvol.2』

「初音ミクって何? 食べれるの? 」レベルのボーカロイド''(注1)''初心者である私、OTOTOYライターの水嶋美和が体当たりでボーカロイド・カルチャーを学んでいく教養コーナー「なるほど・ザ・ボーカロイド」。第一回ではタキペディア博士に初音ミク/ボーカロイドの楽しみ方を猿にもゴリラにも分かるQ&A方式で伝授して頂きました。 ...…

環ROY『あっちとこっち』インタビュー

インタヴュー

環ROY『あっちとこっち』インタビュー

環ROYが新作『あっちとこっち』を発表した。今までありとあらゆるトラックに独自のライミングを乗せ、ヒップ・ホップを表現してきた環ROY。彼のラップは煙たくもなければ、イリーガルでもない。けれども日本語ラップの概念を軽く飛び越え、より多くの人に届ける環ROY。前作『BREAK BOY』から1年、間隔を空けずに制作された今作は、今までの活動をレポートしているようにも聞こえた。ラップをより生活に近い存在として、捉え楽しんでいる。ヒップ・ホップの、そして音楽の可能性を常に試行錯誤しながら、ラップを愛し続ける本人にイ…

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

コラム

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

ライヴ・ストリーミングでトーク・ライヴや音楽の配信を続けるスタジオ『DOMMUNE』。このスタジオを個人で立ち上げたのは宇川直宏。現代美術家、グラフィック・デザイナー、VJなど、様々な肩書きを持ち、常に新しいことへの挑戦を忘れない。今では夜毎5000人前後の"観客"を集めるようになったこのスタジオは、3月1日、東京・渋谷に開局した。「週末はクラブへと足を運んでほしい」との思いから、放送は週末を外した、日曜から木曜までの19時から24時の間となっている。19時から21時まではゲストを呼んでのトーク・ライヴ、2…

環ROY『BREAK BOY』インタビュー

インタヴュー

環ROY『BREAK BOY』インタビュー

環ROY(たまきロイ)のセカンド・アルバム『BREAK BOY』。そこにあるのは奔放な少年性と、それ故に余計なものに捕らわれず本質を見抜く知性だ。エレクトロなトラックの中を自由に跳ね回るラップ、そして、的確で時にトリッキーなリリック。そんな音楽を弾き出す彼の考えに迫った。...…

Geskia!『Resonant DIM』 text by 西澤裕郎

レヴュー

Geskia!『Resonant DIM』 text by 西澤裕郎

”術の穴”のブログで、はこのようなことを書いている。「音楽には本当に嘘がつけないなってよくわかりました。」今年8月に発表された2ndアルバム『』。その素材を再構築して作った作品の2ヶ月連続デジタル配信のうち、今作『』は第二弾にあたる。MCが乗ることを前提につくられた『』。その作品を解体し組み立て直した今作は、元来の面影がないくらい別の作品に感じられる。先月配信された第一弾EP『』には、楽曲に元ネタとしてオリジナル曲が明記されている。それに対し今作ではそれすらない。つまり、完全なパーソナルな作品へと姿を変えた…

session#10 環ROY×森本雑感(BREAKfAST)

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session#10 環ROY×森本雑感(BREAKfAST)

様々なアーティストと共演し今や新世代のラッパーの中でも大注目の環ROYと、90年代後半から日本のハードコア・シーンを音楽面と精神面で支えるだけでなく、チェコのBADMANとアメリカの625との共同リリースなど世界的に活躍するBREAKfASTの森本雑感によるSessioNが実現しました。...…

session#9 KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S×環ROY

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session#9 KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S×環ROY

いわゆるアンダーグラウンドといわれるヒップ・ホップがダントツに面白い。アイドルからロック・バンドまでが、ラップのファッション性やスタイルのみを拝借するほどヒップ・ホップが市民権を得た中、ずば抜けた技術とユーモアに溢れるラップを披露する新世代のラッパーが頭角を表してきている。彼らのMCバトルで鍛えられたセンスとスキルは、決してまねごとでは到達出来ない境地なのだ。今回、そんな今後のジャパニーズ・ヒップ・ホップ・シーンを担っていくであろう二組のアーティストによる対談を行う事ができた。...…

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