2014/09/06 17:38

9月15日は〈ぐるぐる回る 2014〉!!ーー11人のキュレーターが選んだコンピレーション・アルバムを無料配信&座談会を掲載

開催まであと10日を切りましたよっっつ!! なにがって? 埼玉スタジアム2002のコンコースを使って開催されるD.I.Yフェス〈ぐるぐる回る 2014〉の開催がですよ!! サッカーの試合が行なわれるスタジアムのコンコースにライヴのステージが作られ、担当キュレーターがブッキング、そして演出を行う手作り感溢れる大型フェスです。興奮を抑えきれず、前回下見についていって写真をたくさん撮ってきた記事を掲載したばかりですが、今回は11人のキュレーターをお呼びして、それぞれのステージのコンセプトだったり想いを語っていただきました。それだけじゃありません!! 各ステージ毎に、1アーティストを選出してもらい11曲の楽曲を収録したコンピレーション・アルバムをフリー・ダウンロードでお届けします!! これを聴いて、記事を読んだら、じっとしていられないはず。9月15日は、みんなでぐるぐる回ろうぜ!! 絶対楽しいってお約束します!!

>>>〈ぐるぐる回る 2014〉の開場下見に行ってきたレポートはこちらから


埼玉スタジアム2002を会場にしてしまった、あのフェスが2年ぶりの開催!!

ぐるぐる回る 2014

日時 : 2014年9月15日(月、祝)
会場 : 埼玉スタジアム2002のコンコース
開場 : 10時30分 / 開演 : 11時
チケット : 4,000円(1ドリンク付き)
※保護者同伴に限り、小学生以下無料

出演アーティスト
ATATA / アップアップガールズ(仮) / IGAXX 井乃頭蓄音団 / イロメガネ / 内田るん / UHNELLYS / MCホセ&DJメンドーサ(どついたるねん山ちゃん&先輩) / おとぎ話 / Ohayo Mountain Road / xxx of WONDER(南波志帆 × Dr.Usui × フレネシ × 岸田メル × Julie Watai) / 溺れたエビの検死報告書 / おれ、夕子。 / KAGERO / ギターウルフ / COLOR ME BLOOD RED / CANDLES / Cutie Pai / KIRIHITO / クウチュウ戦 / グッバイフジヤマ / CRYV / クリトリック・リス / GEZAN / ゲスバンド / GORO GOLO / Saoriiiii / サイプレス上野 / 笹口騒音&ニューオリンピックス / ジブンジカン / 新生プロレス研究会 DPG VS ブラックDPG / 鈴木秋則 / 町田昌弘 / 西浦謙助 / おかもとえみトミタ栞 / soulkids / TADZIO / TAMTAM / たをやめオルケスタ / CHECK YOUR MOM(倉内太+柴田聡子) / チミドロ / Qomolangma Tomato / DQS / 天才バンド / toddle / NATURE DANGER GANG / Have a Nice Day! / バンドじゃないもん! / FAT FOX FANCLUB / For Tracy Hyde / フジタヒロシX中畑大樹X鈴木秋則 / フジロッ久(仮) / FUCKER / BREAKfAST / BELLRING少女ハート / ぽわん / mothercoat / 三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター / MC HIERO from MUSASABI(feat SEN-D. RAYKI a.k.a Daddy#18 DJ KENICHI) / MOROHA / ゆるめるモ! / ライムベリー / RIDDIMATES / Limited Express (has gone?) / LUI◇FRONTiC◆松隈JAPAN / LEF!!! CREW!!! / ROTH BART BARON / ロンリー / 忘れらんねえよ


>>>ぐるぐる回る 2014 HP
11人のキュレーターが選んだコンピレーション・アルバム with コメント付き!!

ぐるぐる回る・キュレーター・コンピレーション
【配信価格】
ALAC、FLAC、WAV、mp3 まとめ購入のみ 0円

【配信期間】
2014年9月15日(月・祝)AM 10:29まで

1. CRYV / Calendar Song(2014 remastering) (CXBステージ)
コメント「いろんな権利の問題もあって(笑)自分のバンドになりました。ぐるぐる回る2012の紹介PV用に、CRYVで作った曲です。」 

2. たをやめオルケスタ / ステージ (ぐるぐるステージ)  
コメント「たをやめオルケスタさんの楽曲にしたいと思っています。今回終演時にパレードもやってもらおうと思っているので、みなさん音止めよろしくお願いします(笑)」

3. イロメガネ / 嘘吐きバレリーナ (youthfulステージ)
コメント「イロメガネさんの曲を配信させてもらう予定です。彼女がこの中ではある意味一番知られてないんじゃないかなと思うので。聴いてぜひ頭から見てもらえたら嬉しいです。」

4. ゆるめるモ! / OO(ラブ) (Riot Grrrlステージ)
コメント「自分たちの曲なんですが、野外フェスでどーんとやりたいなと思って作った曲なのでこれを選びました。すごく雄大で壮大な曲なので、こういう曲もあるんだな、と思ってもらえたら。」

5. COLOR ME BLOOD RED / KORGULL (LessThanTVステージ)
コメント「COLOR ME BLOOD REDは北海道のバンド! 今回ちょうどレコ発もあって来てもらえることになったので、こういう機会にぜひ聴いてもらいたい! 怒髪天やブッチャーズ、キウイロール等を産んだ北海道の猛者!」

6. Have a Nice Day! / SCUM PARK (SCUMパークステージ)
コメント「そもそもSCUM PARKというイベントタイトルがHave a Nice Day! の曲名に由来しているので、その曲にしようと思います。」

7. KAGERO / PAINKILLER (Live at Boston) (スタジアムステージ)
コメント「KAGEROのライヴ・テイクです。ライヴ音源がいいなと思ってたら、ちょうどボストンでのライヴ録音があるということで。」

8. CANDLES / Sense Of Direction (Tokyo eleportステージ)
コメント「CANDLESの予定です。もともとTokyo Eleportというのが、渋谷で彼らがやっているイベントのタイトルでもあるので。」

9. フジタヒロシ / ブレストストローク (スズキステージ)
コメント「フジタヒロシ君のアルバムを今製作中なんですが、1曲だけ違うテイクでコンピ用にミックスしました。」

10. クリトリック・リス / ライス&ライス(LIVE ver) (モルグルステージ)
コメント「今回選曲しますのは、春先に行ったぐるぐるTOIROでも謎の盛り上がりをみせた【クリトリック・リス】の『ライス&ライス』をチョイス。正式音源はまだないものの、今年は何かと多くのフェスに初の音源リリースの噂もあるらしいのでチェックでお願いします。」

11. ジブンジカン / 部屋とチョコレートと (nanofilmステージ)
「自分たちの曲です。去年録ったアルバムから1曲、コンピ用にアレンジを変えたものを配信します」

〈ぐるぐる回る 2014〉11人のキュレーターによる大座談会

ーー〈ぐるぐる回る〉がキュレーター制度であるということは、だいぶ認知されてきたんじゃないかと思うんですが、今回のようにキュレーターが誰で、どんな人かっていうのをピックアップするのは、今年が初めてだと思うんです。方針を変えたきっかけは何かあったんですか?

川瀬 : 〈ぐるぐる回る〉はキュレーターがブッキングから宣伝から、担当ステージのことは全部やるっていうのが基本なんですが、前回まではステージ名に通しの名前を付けていたりして、キュレーターは匿名性が高かったんですよね。今回キュレーターの名前をしっかり出した理由としては、ひとつは担当者に責任感を持ってもらいたかったということ。それと、その方が担当者の個性、センスを活かしたブッキングになるかなとも思って。前から考えていたことではありました。

ーー〈廃校フェス〉時代からキュレーターをされている森下さんや飯田さんは、この方針についてはどう思いますか?

森下 : やってることは特に変わらないですよね。ちょっと自由にやれるようになったかな、という印象です。
飯田 : 〈ぐるぐる回る〉の特徴であるキュレーター制度というのは、人によっては理解されない部分もあると思うんですが、だからこそおもしろいところでもあって。そのシステムと、それを内包したぐるぐる回らせるスタイルっていうのが、唯一無二のものなんですよね。運営側が意図しているかどうかは分からないけど、各ステージを5分ずつ見て一周回っていくと、全アーティストが見られちゃうってことに前回気付いて、それもすごいなと思って。会場の作りとセットになったキュレーター制度というのは、ぐるぐる回るの一番おもしろい部分だと思います。

ーーそして今回キュレーター陣の名前を見ると、Less than TVはもちろん、SCUM PARK、SHIN-JUKEをやられている望月さんだったり、普段から自分たちのイベントをしっかりやられている方もいらっしゃって。そういう皆さんは〈ぐるぐる回る〉のキュレーターとして、ブッキングを普段のイベントと変えた部分などはありますか?

望月 : 僕はまったく考えてなかったですね。こういう時だけ普段と違う人を呼ぶっていうのも違うと思うし、いつものSCUM PARKの感じをそのまま〈ぐるぐる回る〉の中にぶち込んだ方がおもしろいと思ったので。しかも今回はレスザンのステージと一緒にやることになったので、〈ぐるぐる回る〉の中に更にぐるぐるする場所ができるみたいな(笑)。
飯田 : それは望月さんがステージの大きさを想定せずにブッキングをしたので、望月さんのミスです(笑)。逆にレスザンの場合はすごく考えて。〈ぐるぐる回る〉に来る人たちっていうのはインディ・ロックが好きな人が多いと思ったので、名前は聞いたことあるけどちょっと怖くて行きづらいな、とか思ってる人に見てほしいな、という面子にしてます。
森下 : CXBステージは、バンドのベーシックに洋楽的なものがあって、そこからおもしろいことをやってるバンドをピックアップするというコンセプトで毎年やっています。僕は以前〈CLOSER〉というイベントをやっていて、当時コンピレーションCDも3枚くらい作ったんですけど、その〈CLOSER〉のコンピを作るようなイメージですね。今はもう〈CLOSER〉ってイベントは普段やれていないので、〈ぐるぐる回る〉を有効活用させてもらっていますね。

しっかりした大人が全力でバカな遊びをやる感じもある

ーーCLOSERが2014年に続いていたらこういう面子になるんだな、というのをこのステージに感じられるのは、私も含め、当時〈CLOSER〉のコンピやイベントを楽しんでいた人たちにとっては嬉しいんじゃないかと思います。他のステージもそれぞれコンセプトなどを聞いていきたいのですが、まずメイン・ステージのキュレーターは代表の川瀬さん自らが務めていますね。

川瀬 : 僕は今回苦労しました。メイン・ステージではあるんですけど、やっぱりお客さんをぐるぐる回らせたいんですよね。だからメインだからといって、そこに集客し過ぎるようなのブッキングもちょっと違うなと思ったんです。なので、たとえば〈ぐるぐる回る〉にずっと出てくれていたBiSのプールイさんの新バンドに出てもらったりとか、一番広いステージであることを活かして、たをやめオルケスタのようなビッグバンドを呼んだりとか、そういう工夫の仕方にシフトしました。
森下 : 川瀬さんの色が出てるよね。
川瀬 : 他とはかぶらないような形にはしたかったですね。あとは今日欠席のモルタルレコード山崎さんとも、大きめのステージを使ってコラボという形でやります。忘れらんねえよは以前すごく小さいステージで出ていただいたことがあるんですが、今回大きいステージに戻ってきてくれるので、ぜひ注目してほしいです。

ーー今BiSの名前が出ましたけど、〈ぐるぐる〉は以前よりアイドルの出演も多いフェスではありますが、今回はゆるめるモ! プロデューサーの田家さんが担当する、アイドルだけのステージが出来て。これは敢えてアイドルだけを集めたんでしょうか?

川瀬 : 今回田家さんに担当してもらうのは、今年初めて設営するステージで、スタジアムの芝をバックにして歌うような場所なんですが、ステージの特性上楽器があまり使えない場所ということもあったので、アイドルだけで組んでもらえるよう僕から依頼をしました。
田家 : 元々は〈ぐるぐる回る〉にお客さんとして遊びに行って、すごく楽しいフェスだなと思っていたので、前々回の〈ぐるぐるTOIRO2013〉のときに、ゆるめるモ! の売り込みメールを送ったんです。当時はまだゆるめるモ! を始めてすぐの頃だったんですけど、僕のメールがすごく熱くて、やり方がDIYなところが〈ぐるぐる〉のコンセプトと合うって言ってもらって出演させていただいて。
川瀬 : 田家さんは最初、ケータリングのBBQを焼く係でも良いから出たいですって言ってましたね(笑)。
田家 : ゆるめるモ! が仲良くさせてもらっているアイドルのみなさんは、おもしろい音楽をやっているグループが沢山いるので、この機会にそういう人たちを揃えて紹介できたらなと思ってます。

ーー伊藤さん、幡谷さんは長く〈ぐるぐる回る〉の運営に携わっているお二人ですが、特に幡谷さんのステージは〈廃校フェス〉から続く「ぐるぐるらしさ」を受け継いでいる印象があります。

川瀬 : 幡谷さんは味付け担当ですよね。
幡谷 : やっぱりちょっとおもしろい、変わったイベントにしたいので、全部のステージを見渡した時に、足りないものを補うのが僕の役目だと思ってて。〈TOIRO〉ではアイドルを中心にブッキングしていたんですけど、今回は田家さんがいらっしゃるので、じゃあ一番最初、竹内さんに〈ぐるぐる回る〉のキュレーターを頼まれたときの感じを、そのままやろうと。
森下 : 僕は個人的にxxx of WONDERの岸田メルさん大好きなんで、是非とも見に行きたいと思ってます。
伊藤 : スタジアムステージも今年初めて設営するステージです。見どころとしては、笹口騒音ハーモニカさんに〈ぐるぐる回る〉のテーマ・ソングを作って頂いたんですが、その曲をここで公開録音しようと思ってますので、これを見た人は是非参加してもらえると嬉しいです。

ーースズキステージは鈴木さんとフジタヒロシさんの共同キュレーションということですが。

鈴木 : フジタヒロシはずっと〈ぐるぐる〉にフードで出店してたんですが、彼がまた歌いたいということだったので、じゃあ〈ぐるぐる回る〉に出ようよって話をしたのが共同キュレーションになったきっかけです。彼は元々Syrup16gの前身バンドのヴォーカルだったという経歴の持ち主なんですが、今まであまり言ってこなくて、でももう四十歳過ぎたので、見てもらえる工夫はなんでも盛り込まなきゃなと(笑)。フードも出店するので、トップ・バッターで出演してます。あとは鈴木秋則町田昌弘西浦謙助おかもとえみトミタ栞も、この日しか見られないスペシャル・グループです。

ーーこうして見ると、今年のキュレーターのみなさんは、結構長く音楽に携わっているようなベテランの方が多いですね。

川瀬 : しっかりした大人が全力でバカな遊びをやる感じもあると思います。もちろん楽しいだけじゃなく、みんなリスクも抱えてやってもらってるので。

やっぱり新しい出会いを求めに来てほしい

ーーそんな中で、youthfulステージ担当の島田さんは最年少で、今回ブッキング自体が初めてということで。

島田 : 〈ぐるぐるTOIRO〉で数組ブッキングをしたことはあったんですが、一人で企画をしたことはなかったので、伊藤さんや川瀬さんに相談しながら…。
川瀬 : 結構生意気なことを言ってくるんですよ(笑)。なので、じゃあやってみろと(笑)。もちろん若い人にもどんどん任せていきたいとは思ってるんで。
島田 : ジャンルレスに名前が知られているアーティストが多いので、若い子に楽しんでもらえたらいいなと思ってます。

ーーそしてこれも〈ぐるぐる回る〉初めての試みなんですが、ジブンジカンのみなさんは今回のステージを自分たちのレコ発として銘打っているんですよね。今回のステージの中では最もストレートなロック・バンドが揃っているかと思いますが、普段ライヴハウスで行う自主企画と違う点などはありますか?

ナカノ : 自分たちのレコ発としては、背伸びするくらいの面子に今回は集まってもらいました。全バンド本当に大好きで、尊敬している人たちなので、自分たちのステージに来てくれる人は逃さないぞっていうつもりでやりたいと思います。

ーー「ぐるぐる回らせないぞ」というくらいの気持ちで。

ナカノ : そうですね。それぐらいの気持ちでやることでまずは自分たちのステージを盛り上げて、それがフェス全体にもいい影響を与えられたらと思います。

ーー少し話が逸れますが、今年ここまでステージごとのカラーがはっきりしたことで、たとえば〈SCUM PARK〉に普段遊びに行っているお客さんがずっとSCUM PARKステージにいるとか、アイドルにしか興味がない人が田家さんのステージにずっといるとか、そういうことが起こる可能性が高くなったかな、とも思うんです。

川瀬 : そうですね…。〈ぐるぐる回る〉のお客さんの多くは、回りたくて来てくれているとは思うんですけど、ここまではっきりステージの色が分かれているのは今回が初めてなので、もしかしたら次回の課題になるかもしれません。やっぱり新しい出会いを求めに来てほしいと思っているので、今回配信するコンピレーション・アルバムも聴いてもらって、気になったものはぐるぐる回って見てもらえると嬉しいですね。

インタヴュー&文 : 柳川春香
写真 : 松井誠

さぁ、ここまで読んだら、あとは当日、ぐるぐる回るに行くだけ!!!

ぐるぐる2014 出演者の配信楽曲をチェック!

PROFILE

ぐるぐる回る実行委員会

音楽・アート・カルチャーを愛する個人または団体で構成。メンバーのバック・グラウンドは、会社員・学生・農家・自営業等多岐に渡る。メンバーは他に生業となる仕事をもちながら所属。大手組織に属さないアーティストや埼玉の代表となる若いアーティストに活動と表現の場所にしてもらえるよう、埼玉に根付くイベントを目的として活動中。

過去のぐるぐる回る特集はこちら!
>>川瀬拓(ぐるぐる回る)×飯田仁一郎(BOROFESTA)対談
>>埼玉音楽の未来会議第2弾
>>川瀬拓(ぐるぐる回る)×辻友哉(ETERNAL ROCK CITY.)対談

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