
マイア・バルーとShing02が奇跡のコラボレーション!
この二人がタッグを組むなんて、一体誰が想像できただろうか? マイア・バルーとShing02による、初の共作音源「宴」が完成!! 本作は、2010年2月25日にマイア・バルーと代官山UNITの共同企画イベント「地球をとってよ!」で、マイアがShing02をLAから招いた時に披露されたもの。2人で書き下ろしたという「宴」は、出会うべくして出会った二人の感性を、存分に感じられる作品になっている。ototoyでは、配信限定の今作を、HQD(24bit/48khzのWAVファイル)で販売。曲にどっぷりと浸る気持ちで、聞いてほしい。
「HIPHOPをやる意味っていうのは、HIPHOPをやる事が終点じゃないから。」いつしかShing02はこんな事を言っていた。
Shing02と聞けば、ヒップホップ好きは無論、たいていの音楽好きは反応する。2006年だったろうか。「Shing02のジャジー・ヒップ・ホップがヤバい! 」と巷で騒がれ、至る所のクラブで、古風かつ新しいヒップホップとして受け入れられた。彼の最強のクラシック「Luv (sic) 」は、もはやDJやラッパー以外だけでなく、誰ものお気に入りになるぐらいに浸透した。そして、HIPHOPシーンに衝撃を走らせた「緑黄色人種」に始まり、Vinylとしてまだまだ掘りつくせない程のILLな楽曲がある。彼は、LAに拠点を置いていることもあり、日本のシーンとは隔離されているし、ジャンルに捕われないスタイルのために、音源も人格もその生活スタイルさえも謎に包まれている。それでも、感性豊かな表現力で、常にヒップホップを飛び超えた音楽シーンを賑わす。今作「宴」も、勿論賑わす。
今回彼がタッグを組んだのは、FUJI ROCK'09に出演し、多くのフジ・ロッカーを魅了したマイア・バルー。幼い頃から世界の音楽に触れて来た彼女のバックボーンには、歴史や伝統を重んじる民族音楽がある。そのリズミカルな歌声に、Shing02のラップが乗ると、唯一無二のものになってしまう。2人で書き下ろしたという「宴」は、2010年の2月25日に代官山のUNITで披露され、1聴するとジャンルの違う2アーティストが共演する理由を、証明してみせた。ジャンルや生活スタイルは関係ない。どんなに隔たりがあっても、音楽はみんなで楽しむ「宴」なのだから。
人と人が集まれば歓喜が起こる。所詮は人と人だから、会わなければ分からない。コミュニケーション不足の現代人に、孤独な環境の人々に、日々の生き方は心意気次第で豊かになることを伝える。音楽は時代を超えても、娯楽としてあり続ける。様々な音楽に触れて来た二人だからこそ、そのメッセージは説得力を持つ。古き良きものに学ぶのだ! ただ楽しみ続けよう! ただ踊り続けよう! 人と人を繋ぐ情熱を是非感じてほしいs。そして「宴」をきっかけに、Shing02とマイア・バルーのお互いのファンが交流することを願う。(Text by Wakf)

多才かつ世界観で見せる
Eccy+Shing02 / halo:ten.ep
Eccy2ndアルバム収録のShing02とのコラボレーションが数々のremixを収録してシングル・カットが決定! 07年末、Eccyのデビューシングル『Ultimate High』ではじめて行ったコラボレーションは現在でもクラッシックとしてバックオーダーが途切れていない。09年、2年振りのコラボレーションがEccyの2ndアルバムで実現した。
S.L.A.C.K. / WHALABOUT
「シーンのルールに興味はない。これが俺だ。」前作デビュー・アルバム『My Space』から一年も経たないだろう。S.L.A.C.K.がまた何かを完成させた。 セカンド・アルバム『WHALABOUT(ワラバウト)』。前作に比べ、RAP、TRACK共に、更に独自のゆるさと鋭さが共存している。もちろん大半のトラック・メイクを自らが手掛ける中、お馴染みMonjuから16FlipがTRACK提供。フューチャイングに仙人掌。そして、Jazzy Sportから話題を呼んでいるBudamunkyのL.A仕込みのビートも興味をそそる。
Soloal One / ANTENA
ソーラー・ワン名義での前作『who I am?』よりさらに広がった可能性を随所に確認することができる新たな表現手法を獲得。地元福岡のアンダー・グラウンド・シーン最重要ポッセと言える「oil works」の主宰者にして、Ramb CampのMC FREEZとのユニット『EL NINO』での活動や、2006年にはsonarsound tokyo@恵比寿ガーデン・ホール、Kaikoo@AX、RAW LIFE@新木場空き地など大規模イベントにも名を列ね、東京やその他都市でも着実にその名を知らしめてきたオリーヴ・オイルによる最新作ここに完成。アート・ワークはもちろんOilworksのpopy oil率いるMollweidegraphicsが担当。
マイア・バルー profile

東京生まれパリ育ちのシンガー&マルチ・ミュージシャン。父ピエール・バルーと江戸っ子の母の下、幼い頃から世界中を巡り、自在に操るヴォーカル、フルート、ギターやパーカッションから繰り出されるongakuは究極のミクスチャー、これが新時代のPOP・WORLD。08年よりAbu(bass)、駒澤れお(percussion)でのトリオでの活動を本格化し、09年には代官山UNIT で初ワンマン、その後J-WAVE/ TOKIO HOT 100 awardオープニング、EARTH DAY TOKYO 2009、FUJI ROCK FESTIVAL '09等に出演、ダイナミックなライブ・パフォーマンスが話題を呼ぶ。2010年1月、佐藤タイジ(THEATRE BROOK)をプロデューサーに迎えたデビュー・アルバム『地球をとってよ! 』が全国発売。
LIVE information
2010/06/10『UNIT & マイア・バルー presents 地球をとってよ! Vol.4』@代官山UNIT
OPEN 19:00 / START 19:30
GUEST : BUFFALO DAUGHTER
前売り3,000円(オールスタンディング/ドリンク代別)
Shing02 profile
最先端のテクノロジーと解放的な文化が共存するカリフォルニアを拠点に活動するMC/ プロデューサー。これまでに『絵夢詩ノススメ』『緑黄色人種』『400』『歪曲』のソロアルバムを発表し、発案したfaderboard を取り入れたKosmic Renaissanceなど、国内外のコラボレーションをこなす。アルバムを発表する毎に初期のサンプリング・スタイルから脱却し、ライブ・ミュージシャンとの競演を重ねながら、現代音楽としてのヒップホップを体現する。09年は「歪曲楽集」「歪曲巡礼DVD」を発表し、現在は客演をこなす傍ら、まだ謎が多い日本語作の「有事通信社」と初英語アルバムの「RxOxTxO(通称ロト)」も控えている。
LIVE information
2010/06/06『ITADAKI Festival』@日本平ホテル野外庭園 (静岡県静岡市清水区)
PJ & Peace Band, Ras Takashi(PJ / eli / Ras Takashi / 土生”TICO”剛 / Shing02)
START 11:30
2010/06/06『ASHES TO HONEY PREMIERE EVENT Shing02 live band』@AOYAMA CAY
START:19:00