2021/05/06 18:00

今週のFRIENDSHIP.(2021年5月6日)

カルチャーの前線で活躍するキュレーター達が厳選した音楽をデジタル配信し、アーティストの音楽活動をサポートするサービスFRIENDSHIP.の新譜を毎週水曜日に紹介する「今週のFRIENDSHIP.」。さらにその中から、FREE THROWのタイラダイスケとオトトイ編集部の梶野有希が選出した2組のショート・レヴューも掲載。

第8回は、Subtle Control「NEOW」とsawamay「ブルーノート」をピックアップ!FRIENDSHIP.の選び抜かれた多彩な音源を高音質でお楽しみください。

今週のイチオシ

Subtle Control「NEOW」


Turntable Films井上くんのソロ作品がついにデジタル解禁。WilcoなどUSインディー・フォークに影響を受けてきた彼のルーツが垣間見せながらも、決して焼き直しではない「今の音」への探究心がそこかしこに感じられる楽曲に。ボトムのぶりっと太く丸い音像は個人的にものすごく好み。グッド・メロディーを力強く囁くような歌唱も今までの彼よりもぐっと大人びた印象。早くこの次が聴きたい!

タイラダイスケ(FRIENDSHIP./FREE THROW)

sawamay「ブルーノート」


2020年に結成されたばかりのバンドsawamay。メンバーは、sawamay(vo)と作曲/編曲/MIXを手がけるRyota(Gt)のふたりであり、ロック/シューゲイザー/ドリーム・ポップを主な軸とするバンドということしかまだ明かされていない。本作は、まだ謎が多い彼女たちの初作品だが、「振り切るように走るには大事なものが増えすぎた」「理想だけじゃどうにも満たされないから」といったリリック、彼女たちの芯であるドリーム・ポップとシューゲイザーを意識したサウンド・メイクにロック調のグルーヴィなベースライン、そういったものから、この先sawamayは、自分たちが好きな音楽をとことん突き詰め、リリックから伝わってくるような不器用さと共に前へ前へと進んでいくのだと想像できる。今後の活動が楽しみで仕方ない。

梶野有希(オトトイ)

ピックアップアーティスト

タイラダイスケ(FRIENDSHIP./FREE THROW)
Subtle Control「NEOW」
Wez Atlas,Issei「Kind Of Love」
TAMTAM「We Are the Sun! Home Edition」
miida and The Department「Magic hour」
やおや「いきましょう」

梶野有希(オトトイ編集部)
sawamay「ブルーノート」
さとうもかとDENIMS「Lukewarm」

FRIENDSHIP.とは?

FRIENDSHIP.

ー世界に届く音楽は 君のまわりにいる

FRIENDSHIP.とはカルチャーの前線で活躍するキュレーター達が厳選した音楽を世界187か国へデジタル配信し、アーティストの音楽活動をサポートするサービス。 キュレーターは、届いた楽曲を審査し、通過したアーティストの楽曲を配信するほか、デジタル・プロモーションのサポートも担う。

リスナーは自分の知らない音楽、心をうたれるアーティストに出会うことができ、アーティストは感度の高いリスナーにいち早く自分の音楽を届けることができる。

■FRIENDSHIP.公式Twitter:https://twitter.com/friends_hipland

■FRIENDSHIP.公式HP:https://friendship.mu/

■FRIENDSHIP.公式プレイリスト:https://open.spotify.com/playlist/6SzuvuggD8pIIWglRxmjyf?si=NzeaQH9QTBWSpBcbUGVXVg

PROFILE

Daisuke Taira(FREE THROW)

Daisuke Taira(FREE THROW)

新進気鋭のバンドと創り上げるROCK DJ Partyの先駆け的な存在であるFREE THROWを主催。過去3枚のコンピレーション・アルバムのリリースや、川崎で開催されているオールナイトロックフェス「BAYCAMP」のDJブースのディレクションを担当するなど、パーティーの枠を超え、活動は多岐に渡る。

DJ個人としても日本全国の小箱、大箱、野外フェスなど場所や環境を問わず、年間150本以上のペースで日本全国を飛び回る、日本で最も忙しいロックDJの一人。過去にはライブハウス新宿MARZの店長/ブッキング・マネージャーも務めた。

■タイラダイスケ公式Twitter:https://twitter.com/taira_daisuke

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