Penguinmarket Records

PENGUINMARKET RECORDS5周年記念特集

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PENGUINMARKET RECORDS5周年記念特集

90年代後半のCDバブル期から下降を続けるレコード業界。反対に、ライヴ・ハウスには少しずつだが人が集まり、mixi(ミクシィ)やMySpace等の繋がるサービスが人気となり、アーティストとリスナーの距離は縮まりつづけている。そんな時代に、その間で奮闘するレーベルって、果たしているの? ってか、食えるの? そんな率直な質問を、インストゥルメンタル・バンドを中心に運営するインディーズ・レーベルPENGUINMARKET RECORDSに成り立ちも含めて聞いてみた。まだ5周年のこのレーベル。CDが売れないと言われ…

UHNELLYS、最新作『CHORD』を24bit/48kHzでハイレゾ配信開始

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UHNELLYS、最新作『CHORD』を24bit/48kHzでハイレゾ配信開始

ロックを基調にしたソリッドなトラックと、ヒップホップのスタイルで紡がれる攻撃的なリリック。独自のミクスチャー・サウンドを鳴らしてきたUHNELLYSが、最新作『CHORD』を24bit/48kHzでハイレゾ配信開始。前作から2年、通算5枚目のフル・アルバムとなった今作は、原発問題(「DOORS」)、動物虐待(「BOWOWOW」)、宗教問題(「7」)、人種差別(「LETTER FROM」)に言及するなど、これまでになく社会への問いかけが感じられる覚悟の一枚だ。OTOTOYでは、このアルバムの配信を記念して、フ…

SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

その他

SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

2013年5月25日、下北沢に点在するライヴハウス各所を結んで開催される下北沢発サーキット・イベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING」。今年は複数会場でのライヴ・パフォーマンスに加えて、サーキット・イベントならではの、下北沢の街中を使った企画を実施することが決定しました! その名も「Shimokitazawa HANAUTA CRUISING」! 「はなうた」がキーワードの本企画、その内容はいかに?...…

L.E.D.の2年振り、3枚目のアルバム『in motion』を高音質音源で配信!

インタヴュー

L.E.D.の2年振り、3枚目のアルバム『in motion』を高音質音源で配信!

2011年の2ndアルバム『elementum』以来、2年振りとなる3枚目のフル・アルバム『in motion』が遂にリリース! 今作には、ゲスト・ボーカルにSalyu、作詞には漫画家のタナカカツキを迎え、壮大なスケールを持った新曲「空水になる feat.Salyu」が収録されている。そして孤高の詩人、志人を迎えた楽曲では、歪でファンタジーなトラックの世界観を、変幻自在のフロウで畳み掛ける圧巻の楽曲となっている。OTOTOYでは、この大作を24bit/48kHzの高音質WAV音源で配信!...…

LIVE REPORT『Room special 2DAYS!』2012年5月26日(土)27日(日)服部緑地野外音楽堂

ライヴレポート

LIVE REPORT『Room special 2DAYS!』2012年5月26日(土)27日(日)服部緑地野外音楽堂

2012年初夏、5月。大阪服部緑地公園の野外音楽堂で「Room special」というインスト・バンドを中心とした野外フェスティバルが行われた。イベントの発起人は大阪で10年以上活動を続けるmiddle9(ミドルキュー)。この2日間、私はどっぷりと音に浸り続け、2週間経った今もまだ、浮足立った気持ちがおさまらない。いつまでも余韻にひっぱられてうわの空。こなさなくてはいけない日常に帰るためにも、時折この日を思い出すためにも、ここに当日の模様を残しておきたい。(Text by 水嶋美和)...…

UHNELLYS『UHNELLYS』試聴会レポート by 石原正晴(SuiseiNoboAz)

レヴュー

UHNELLYS『UHNELLYS』試聴会レポート by 石原正晴(SuiseiNoboAz)

kimのバリトン・ギターによるリアル・タイム・サンプリングと、midiのグルーヴを基盤に、ロック、ヒップ・ホップ、ジャズの垣根を飛び越えたサウンドを構築する2人組、UHNELLYS。海外でのツアーや、数重なるライヴで実力を知らしめてきた彼らが、初のセルフ・タイトル・アルバムをリリース。その名の通り、これぞUHNELLYSという、これまでの最高傑作になっています。アルバム・リリースに先駆けて、2012年5月21日には渋谷RUBY ROOMで爆音試聴会を決行。月曜日の夜にもかかわらず、大勢のお客さんがそのサウン…

middle 9『Cettia Diphone』配信開始&インタビュー

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middle 9『Cettia Diphone』配信開始&インタビュー

1999年か2000年だったか、大阪。時代的には「関西ゼロ世代」または「ボアダムスの子どもたち」と呼ばれる世代のバンドが京阪神のライヴ・ハウスを賑やかすほんの少し前、middle9(ミドルキュー)は結成された。前衛的な音楽とパフォーマンスが注目を集める「ゼロ世代」ムーヴメントに巻き込まれるでもなく突き放すでもなく、ひたすら自分たちの音楽を演奏し続けていた彼らに私は武士のようなストイックさを感じていた。しかし音楽はドラマチック! Tortoiseを想起させる彼らのシカゴ音響勢直系のサウンドはジャズとファンクを…

Clean Of Core『Spectacle』text by 渡辺裕也

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Clean Of Core『Spectacle』text by 渡辺裕也

最近はダンス・ミュージックを取り入れたロック・バンドがフロアを盛り上げているらしい。うん、別に悪いことじゃない。悪い事じゃないけど、同時に、なんかしゃらくせー話だなぁとも思うのだ。いや、そもそも必須条件だと思うんですよ。ロック・バンドの音にやられる経験っていうのは、つまり各楽器(ヴォーカルがいればそれも含めて)が混然一体となって叩き出すビートに身体が持っていかれるって事でしょう。それはどんなジャンルに細分化されようが同じだと思うんです。ところがその所謂「ダンス・ロック・バンド」の大半は、キックの音を硬くして…

sgt.「銀河の車窓から-reprise-」 レビュー by 渡辺裕也

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sgt.「銀河の車窓から-reprise-」 レビュー by 渡辺裕也

ここしばらくはリリース・ラッシュが続くようで、今僕の手元にも大量の新作が届いてきています。充実作はなるべくこのrecommuniで紹介していきたいと思っているのだけれど、その中でも、もしあなたが「説明臭いのはいいから、瞬時に彼方までぶっ飛ばしてくれるようなやつが聴きたい」と感じているのなら、もう迷わずこれを推したい。間もなくリリースされるsgt.の新作『Capital Of Gravity』は、とにかく過剰なまでに壮大でスリリングな快作だ。...…

sgt.『capital of gravity』 text by 西澤裕郎

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sgt.『capital of gravity』 text by 西澤裕郎

 インストゥルメンタルで起伏のある曲が簡単に”ポスト・ロック”と区分されてしまうくらい、その手のサウンドは飽和状態だ。そうした条件など気にする様子もなく、少し離れた立場からインストゥルメンタルなサウンドを奏でるのが、2nd ミニ・アルバム『capital of gravity』を発表したである。...…

egoistic 4 leaves『aluva』配信開始!!

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egoistic 4 leaves『aluva』配信開始!!

これは洒落ている! むかし西麻布のバー・ラウンジ「VERANDA」で、ひとりカウンターに座り、豆腐料理に舌鼓を打ったことを思い出させるような音。egoistic 4 leavesの結成10年目にして初のアルバム、『aluva』を聞いたときのことだ。彼らは変拍子やポリリズムを大胆に取り入れた、名古屋の次世代ニュー・ジャズ・セクステット。ジャズはもちろんラテン、ポスト・ロック、エレクトロニカなどさまざまなフレイバーを効かせ、スタイリッシュでクールな演奏で魅せてくれる。sgt.やL.E.D.、MASなどの作品をリ…

L.E.D.のライヴ音源を高音質DSDで配信決定!

レヴュー

L.E.D.のライヴ音源を高音質DSDで配信決定!

ロック、ジャズ、エレクトロニカ、クラブ・ミュージックなど様々なジャンルを内包する音楽を奏でる7人組のシネマティック・インストゥルメンタル・バンド、L.E.D. 。2011年4月にリリースされた原田郁子をゲストに迎えてのボーカル・トラック「I'll」(『elementum』収録)が多くの話題を集めた彼らのライヴを、高音質DSDで録音。この度配信開始いたします! 収録するのは2011年12月27日、渋谷WWWにて行われたライヴから未発表曲を含む全6曲。当日は漫画家、映像作家のタナカカツキ、そしてWEBディレクタ…

L.E.D.のライヴ音源を高音質DSDで配信決定!

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L.E.D.のライヴ音源を高音質DSDで配信決定!

ロック、ジャズ、エレクトロニカ、クラブ・ミュージックなど様々なジャンルを内包する音楽を奏でる7人組のシネマティック・インストゥルメンタル・バンド、L.E.D.。2011年4月にリリースされた原田郁子をゲストに迎えてのボーカル・トラック「I'll」(『elementum』収録)が多くの話題を集めた彼らのライヴを、高音質DSDで録音。2月10日より高音質で配信開始いたします。収録するのは2011年12月27日、渋谷WWWにて行われたライヴから未発表曲を含む全6曲。当日は漫画家、映像作家のタナカカツキ、そしてWE…

sgt.インタビュー

インタヴュー

sgt.インタビュー

あの重厚な『capital of gravity』でさえも、今思えばここに至るまでの伏線だったということか。フル・アルバムとしては『Stylus Fantsticus』以来3年ぶりとなるsgt.の新作『BIRTHDAY』は、ひとつの物語が徹頭徹尾貫かれた壮大なコンセプト・アルバムとなった。従来のプログレッシブな展開も、クラシカルな旋律による抒情性も、エレクトリック・マイルスを思わせるスリリングなセッションも、uhnellysのkimを召喚した初のヴォーカル・トラックも、すべてはひとつのテーマの元で折り重なり…

L.E.D. 『elementum』高音質配信 & インタビュー

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L.E.D. 『elementum』高音質配信 & インタビュー

L.E.D.と言う大好きなバンドがいる。彼らは、ジャズもロックもトランスもクラブ・ミュージックも全て巻き込んで提案する。昨今では、映像作家のタナカカツキも巻き込み、幽玄なライヴを展開している。前回のレビューでも書いたけれど、彼らはROCK特有のリアルな肌触りを排除せず、とても人間的なサウンドを展開する。クラムボンの原田郁子をフィーチャーしたバンド初のボーカル楽曲「I'll」(アイル)もそうだし、タナカカツキ作のPV、そして今作の『elementum』もそうだ。ただただ人間味溢れる音楽。「nathan roa…

L.E.D. EP『I'll』レビュー

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L.E.D. EP『I'll』レビュー

'''〜東日本大地震へよせて〜'''今の大変な日本の状況を思い、僕らがバンドとしてやれることはやはり『音』を届けることだと思っています。不安や疲れでざわついた心になにか響く音を届けたいと考えた結果、無料ダウンロードというかたちで1曲配信することに決めました。今回配信する曲『bluemoon in Togakushi』はこの日本の美しい原風景をイメージして出来た曲です。...…

unellys 『to too two』高音質配信 & インタビュー

インタヴュー

unellys 『to too two』高音質配信 & インタビュー

インタビューをする必要がないくらいストレートで言い訳のないアルバムだ。uhnellysのkimは、音楽に対する思いを隠すことなく歌詞にして吐き出している。それは生半可なものでない。同じミュージシャンたちに向けて発破をかけ、メディアやレーベルに向けて疑問を呈し、音楽を聴いているリスナーに対しても訴えかける。「CDが売れなくなったからといって、音楽の価値が下がったわけじゃない」。kimはそうつぶやく。前作で見せた洒脱で都会的なイメージはこのアルバムにはない。一発録りという緊張感のなか、研ぎすまされた神経によって…

L.E.D.『LIVE at SUPER DELUXE 2010.11.25』

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L.E.D.『LIVE at SUPER DELUXE 2010.11.25』

なんとL.E.D.が、World Penguin’s Carnival 7DAYS CIRCUIT LAST DAYとして2010年11月25日にスーパーデラックスで行ったライブを、HQD(24bit 48kHzのWAV)音源でリリース。名盤『GAIA DANCE』から約1年。凄まじい成長を遂げた彼らの演奏に、じっくり耳を澄ませてください。もちろん、爆音で自宅をフロアにしてしまうのもオーケーの臨場感ですよ。...…

MAS『えんけい / En Kei』高音質配信&ヤマダタツヤ(Tyme.)+中村公輔(Kangaroo Paw)インタビュー

インタヴュー

MAS『えんけい / En Kei』高音質配信&ヤマダタツヤ(Tyme.)+中村公輔(Kangaroo Paw)インタビュー

MASから2005年以来となる5年ぶりの新作が届いた。結成当初はTyme.名義として活躍するバンドの中心人物、ヤマダタツヤの音楽制作ユニットという性格が強かったMASだが、3作目となるこの『えんけい / En Kei』で、いよいよバンドとして一つの完成形に到達した。しかし菊地成孔をして「JAZZエレクトロニカの真の始まり」と言わしめ、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENやROVOなどと比較されることも多いMASの音楽は、通常のバンドでは考えられないほどの緻密な作業が結実し、単な…

渡辺裕也×木村直大 ポストロック対談 —現場で感じるポスト・ロックの「今」—

コラム

渡辺裕也×木村直大 ポストロック対談 —現場で感じるポスト・ロックの「今」—

ポスト・ロックなんて言葉は、そもそもジャンルを指し示すものではなかった。かつて、オルタナティヴがそうであったように、今までのカテゴライズが通用しない音楽達に向けられた便宜的な総称であり、無論その中身は千差万別。それが今、ポスト・ロックという音楽ジャンルは確実に存在するし、00年代より、ここ極東日本においてもその勢力を大きく伸ばして久しい。スタイル化したポスト・ロック。それはつまり、ポスト・ロック・シーンの「ポスト・ロック」としての終わりがもう始まっているということである。「ポスト」という言葉は、全貌の掴めぬ…

wooderd chiarie『サクラメント・カントス』インタビューby 飯田仁一郎

インタヴュー

wooderd chiarie『サクラメント・カントス』インタビューby 飯田仁一郎

wooderd chiarieが、前作から1年3ヶ月ぶりとなる2nd Full Album『サクラメント・カントス』をリリース。先行EP『オルフォイス』をはじめ、この1年で精度の高い新曲を量産してきた彼らが今作挑んだテーマは「バンドの本質を突き詰める」。シーンの流行に左右されることなく、どこにも媚びることのない姿勢でバンドの本質を突き詰めた結果、これまで以上に広く深くスケール・アップした表現力に溢れた作品になりました。...…

結成10周年を迎えたsgt.の集大成となるHQD高音質ライヴ・アルバム発売 text by 西澤裕郎

ライヴレポート

結成10周年を迎えたsgt.の集大成となるHQD高音質ライヴ・アルバム発売 text by 西澤裕郎

映画音楽的な手法にクラシック、ノイズ、エモ、ジャズ、即興といったジャンルを融合させてきた。彼らの高音質ライブ音源が遂に発売。録音からミックス、マスタリングまでをオトトイで行い、24bit/48KHzのHQD音源で送るこのライブ・アルバムは、2009年11月25日に下北沢eraにて行われた"Capital of gravity TOUR " FINAL -ONEMAN SHOW-の軌跡を鮮明に記録。結成10年を迎えた彼らの集大成であり、新たなステージでもある1時間を越える大作を、高音質のHQDファイルでどうぞ…

L.E.D.『GAIA DANCE』高音質配信 レビュー

レヴュー

L.E.D.『GAIA DANCE』高音質配信 レビュー

L.E.D.のニュー・アルバム『GAIA DANCE』を、HQD(24bit/48KHzの高音質配信)で販売します。アルバムをまとめ購入頂いた方には、もれなく特典として、メンバーがコラボを熱望した漫画家であり映像作家でもある異才、タナカカツキが手掛けた壁紙画像と、3曲もの本編未発表ライヴ音源をプレゼントします。なお、特典音源は16bit/44.1KHzのwavファイルです。 ...…

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