2013/01/11 00:00

パスカルズのライヴ音源(全13曲でボリュームたっぷり! )のDSD配信が緊急決定! ロケット・マツがバンマスを務め、元たまの知久寿焼や、石川浩司も擁する14人のアコースティック・オーケストラ的楽団、パスカルズ。国内でも数々のフェスに出演し、フランスを中心に海外でもマイペースに活躍する彼らが下北沢GARDENで行なったライヴを、OTOTOYがDSD録音&配信! しかも、パスカルズ史上、初の配信音源です! 多幸感溢れる彼らのサウンドに包まれて、心をほっこり暖めてみては?

パスカルズ初の配信ライヴ・アルバム!!

パスカルズ / 『 LIVE! 17才 』at 下北沢GARDEN

【配信価格】 DSD+mp3 : アルバム 2,200円(アルバム購入のみ)
HQD : 単曲 200円 / アルバム 2,200円

【Track List】
01. てぶくろ / 02. かもめ / 03. Abi Divi / 04. 空 / 05. 6月の雨の夜、チルチルミチルは / 06. 遠く / 07. 魔法 / 08. ファンファーレブーメラン / 09. ハートランド / 10. マボロシ / 11. 花火 / 12. のはら / 13. さんぽ



【参加メンバー】
ロケット・マツ、あかね、金井太郎、知久寿焼、原さとし、松井亜由美、クリスチィヌ、うつお、大竹サラ、三木黄太、坂本弘道、永畑風人、石川浩司、横澤龍太郎
ゲスト : 斉藤哲也(アコーディオン)、関島岳郎(チューバ、リコーダー)

PA : 小俣佳久
Photo : サカイユウゴ
Recording & Mixing : 徳永宏
Recording Assistant : 飯葉大志
Director : 藤森大河(画家 / DJみそしるとMCごはん)
【ダウンロードに関して】
・DSDやHQDの高音質音源は、1GB?4GB(作品によって異なる)と、ファイルサイズが大きいため、ダウンロード完了までに時間がかかることがございます。通信環境、お使いのPCの空き容量を確認の上、ダウンロード頂きますようお願い致します。

・windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-Zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。※7-zip : http://sevenzip.sourceforge.jp/

詳しい7-zipの使用方法まとめ : URL

ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。

ネパールとパスカルズと(画家・藤森大河)

数年前、インド~ネパールを旅した。インドの猥雑に呑み込まれ、煤けた日常に浸かること数週間。道端の糞尿やお湯の出ないシャワー、何かと濃ゆいインド人たちにも慣れ、黄土色の生活にとっぷり沈殿しかけた頃。新たなスパイシーを思い、ネパールへ移動することにした。3/4畳ほどのビニール・ベッドの電車で数10時間。8人ほど詰め込まれた軽自動車で、山羊と一緒に揺られること数時間。徒歩で国境を渡り、自転車で数時間かけて、取り敢えずの街へ。窓にサランラップが貼られた、荷運び用エレベーターぐらいの部屋で夜を明かし、バスに乗り込む。ネパールで最ものんびりした街・ポカラに向かい、クリーム色と緑色の縞模様のバスが、朝焼けをくりぬく。夥しい数の人と黄土色の日常しか目に入らないインドを抜け、汚れたガラス越しに飛び交う、草木のリラックスした青さ。バスはやがて、なだらかな山を登り始め、段々畑や一服する農夫を映し出す。日本から持って来たCDウォークマン。電池は沢山持って来たものの、うっかりCDケースを忘れて元々入っていた1枚しか聞けないうえ、色と音に溢れたインドでは音楽を聞く気にもならず、カバンの底に埋まっていたそれ。入っていた1枚が、パスカルズの『ハイセンス・シューズ』。頼りないバスのエンジン音と、窓から入る風の音。匂い。柔らかく聴こえるぐらいのボリュームでCDを再生し、固いシートに背中を埋める。

ゆっくり流れる景色にゆったり流れるパスカルズ。目と鼻と耳から入ってくるもの、皮膚が感じる湿度がとろけるように混ざり合い、口元のほころぶバスの旅。山の頂上に差し掛かった頃、イヤな音を出してバスが止まる。運転手が何やらガーガー言う。乗客は、やれやれと言った風情で、特に焦るでもなくバスを降り、道端で小便をしたり地べたに座ってぼんやりタバコを吹かしたりと、休日の午後をだらだら過ごし始める。何人かにどうしたのかと尋ねても、「まあそのうち動くんじゃない? 」という余裕の答え。人や車が通ることは一切なく、徐々に日が沈み始める山中。「あれ? これヤバいんじゃね? 」という焦りの中、人の気も知らず、のどかに流れるパスカルズ。のんびりする彼らを見ながら「のはら」を聴くうち、まあそのうち動くか、という気分にさせられて、地べたに寝ころび、タバコをふかしてしまう。のんべんだらり。結構、いいね。『ハイセンス・シューズ』が3周ほどした頃、ガソリンを持った車がやってきて、誰も何も言わずにバスに戻り、運転手も何も言わず、当たり前にバスは動き始める。すっかり暗くなってから着いたポカラは、湖の街。下北沢GARDENで演奏するパスカルズの面々を見ていて、放たれる音を聴いていて、お客さんの表情を見ていて。ネパールの名もなき山の土の匂いやバスの固いシートの感触、インドの埃や旅の湿度。そんなものが勝手に溢れ、何かうずうずした。(text by 藤森大河(画家))

RECOMMEND

Orquesta Libre with 柳原陽一郎 / Plays Standards vol.2 -Live at PIT INN 2012.04.17- (HQD ver.)

ROVOや大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのドラマーとして活動し、数々のセッションをこなすドラマー、芳垣安洋の新たなプロジェクトOrquesta Libre。「さまざまなジャンルのスタンダード・ナンバーを片っ端からやってみる」というコンセプトを掲げ、自由でのびのびとした演奏を聴かせてくれる総勢10名からなるこの大所帯バンドが、2012年4月17日に、柳原陽一郎をゲストに迎えて行った、新宿ピットインのライヴを高音質HQDで配信! 「Alabama Song」や「三文オペラ第二のフィナーレ」といった往年の名曲が、迫力のあるアレンジで甦ります。

>>>芳垣安洋×柳原陽一郎のインタビューはこちら

画家 / 嬉しい音楽

16人編成のバンド・画家による1st album。ギター、ベース、ドラム、キーボードに加え、4種のホーンやパーカッション、ディジュリドゥ、三味線、木琴、鉄琴、奇声、合唱など。とにかく思いついたことを素直にブチまけたような、ルーツの見えないスパイシーな楽曲たち。体は踊って心は躍る。大体の感情を取り揃えた、ハイテンション且つ人懐っこいアルバム。

>>>画家の特集ページはこちら

トクマルシューゴ / In Focus?

今や世界の音楽シーンをリードする大注目アーティストとなったトクマルシューゴが放つキャリア最高作にして新たなる地平に踏み込んだ最新アルバム!約2年半の濃密な創作期間を経て紡ぎだされた壮大な音絵巻。トクマルシューゴにしか表現し得ないポップかつ驚きとユーモアに満ちた大傑作が時代に屹立する!

>>>トクマルシューゴの特集ページはこちら

LIVE INFORMATION

しりあがり寿 presents 新春! (有)さるハゲロックフェスティバル'13
2013年1月19日(土)@新宿LOFT

Pascals Big Pink Tour 2013 vol.1
2013年1月25日(金)@吉祥寺 STAR PINE'S CAFE

【ダンス公演】第23回 下北沢演劇祭参加『ミナレット』
2013年2月15日(金)?18日(月)@下北沢ザ・スズナリ
(※ロケット・マツ、パスカルズ・メンバーが生演奏で参加します。)
詳細 : http://www.oujakan.jp/minaret.html

PROFILE

パスカルズ

1995年1月結成。ロケット・マツ率いる14人編成のアコースティック・オーケストラ的なグループとして、独自なサウンドを築く。オモチャの楽器やピアニカ、バイオリン等を使ったサウンドは軽妙な中にエスプリやユーモアを配し、他にはない開放感を聴く人に与える。2001年2月、フランスの音楽家、パスカル・コムラード(パスカルズのグループ名の元となる人。現代のサティと呼ばれ、フランスの若者たちにカリスマ的人気を持つアーティスト)プレゼンツによるCD「Pascals」が DSA(Les disques du soleil)より ヨーロッパ、アメリカ、アジア各地で発売される。ル・モンド紙の「CHOC of The Month」、テレラマ誌の「ffff」、レス・インロックプティブル誌の推薦シール(いずれも各紙の推薦盤に与えられるシール)を獲得。東洋独特のデリケートなメロディ。冒険心、遊び心などと、フランスの多くの音楽誌に絶賛される。音楽性としては、テクニックやジャンルに頼らない表現を探し、日本という事を確認しながら、出来るだけニュートラルな自由なイメージを目指したいと思っている。

パスカルズ official HP

この記事の筆者
TOP