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リアルとバーチャルが交わり合う、音楽という交差点──〈打奏驚蛇 vol.2〉ライヴレポート

ライヴレポート

リアルとバーチャルが交わり合う、音楽という交差点──〈打奏驚蛇 vol.2〉ライヴレポート

2023年7月7日(金)、リアルとバーチャルのそれぞれで世界で活躍するアーティストの、互いのカルチャーが混じり合うライブイベント「打奏驚蛇」が新宿MARZで開催されました。OTOTOYでは、おやすみホログラム、貝と蜃気楼、nyankobrq&yaca、tomodatiの4組がそれぞれの個性をぶつけ合って作り上げた、熱いイベントの模様をレポートでお届けします。...…

ミニマルな音作りで映し出す、kiki vivi lilyの今

インタヴュー

ミニマルな音作りで映し出す、kiki vivi lilyの今

kiki vivi lilyが最新EP『Blossom』をリリース。情報量が多い楽曲が日々リリースされる今日において、飾るよりもあえて削ぎ落とすイメージで制作を進めたと彼女は語る。そして生み出された本作は、コンパクトに仕上がっているものの、彼女の魅力的な歌声や安定したグルーヴがより一層感じられる一作となっている。それぞれの楽曲にどのように命を吹きかけたのか、制作背景や各楽曲のポイントをじっくり語ってもらった。...…

いま、いちばん身近な幸せをあなたに──味覚の秋、kiki vivi lilyが届ける極上の音楽のフルコース

インタヴュー

いま、いちばん身近な幸せをあなたに──味覚の秋、kiki vivi lilyが届ける極上の音楽のフルコース

スウィートな歌声とメロディー・センスでファン層を拡大し続けているSSW、kiki vivi lilyが新作アルバム『Tasty』をリリース。タイトルの通り、味覚をテーマに作られた今作は、荒田洸(WONK)とMELRAWがプロデュースを務め、トラックメイカーとして、Shin Sakiuraや盟友Sweet Williamらが参加。得意のR&Bやソウルを軸に、ダンス・ミュージックを意識したアレンジやハワイアン・レゲエなど、様々なジャンルの楽曲を味わうことのできる、まさにフルコースな内容に仕上がっています。…

kiki vivi lilyが贈る幸運のお守り──新作ミニ・アルバム『Good Luck Charm』に秘めた遊び心

インタヴュー

kiki vivi lilyが贈る幸運のお守り──新作ミニ・アルバム『Good Luck Charm』に秘めた遊び心

スウィートな歌声とR&Bやソウルを下地にしたメロディーセンスで話題のSSW、kiki vivi lily。前作『vivid』から一年半ぶりとなるミニアルバム『Good Luck Charm』は、WONKの荒田洸がプロデュースし、Sweet William、nobodyknows+、Kan Sanoらと共に作り上げた全6曲が収録されています。今回オトトイでは、今作に込めた想いと制作秘話を伺いました。2020年12月22日にはワンマンライヴの開催も決定している彼女。インタヴューもライヴも必見です。...…

ザ・なつやすみバンド、記念すべき10周年を彩る『映像』──新作を独占ボートラ付きハイレゾ配信

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ザ・なつやすみバンド、記念すべき10周年を彩る『映像』──新作を独占ボートラ付きハイレゾ配信

今年で結成10周年を迎えるザ・なつやすみバンドが待望の新作をリリース。4thアルバムとなる作品のタイトルは、その名も『映像』。今回は山崎ゆかり(空気公団)、ミツメ、Enjoy Music Clubらとのコラボ楽曲、さらには松田"CHABE"岳二や池田若菜、NAPPI(小瀬友成)などなど、名うてミュージシャンたちがサポートとして参加。リテイク楽曲も含めて珠玉の10曲、10年のキャリアを経て、ある種の円熟味と軽やかな前進を携えた、彼らにしか奏でることのできないポップスに仕上がっている。OTOTOYでは、このザ・…

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第16回

連載

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第16回

GWもあけ、5月も半ば! 第16回目となる「パンチライン・オブ・ザ・マンス」今月もいきますよ! 先月は初の映画特集ということで、神奈川県大和市を舞台にした映画『大和(カリフォルニア)』をピックアップしました。今月は、日本ではまだあまり耳慣れない“Type Beat”という文化を紹介します。いつもより内容濃いめでお届けです!...…

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第14回

連載

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第14回

春もじわじわと近付く今日この頃、ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載「パンチライン・オブ・ザ・マンス」今月もお届けしますよ〜! 先月はこの連載初のインタヴューを1stアルバム『ego』をリリースしたシンガー、MALIYAに敢行。まだまだ謎の多い彼女の音楽観を紐解きました。そして今月は2月に初ミックステープをリリースしたばかりのラッパー、6ix9ineを特集。その奇抜な格好や行動で〈Soundcloud Rapper〉の1人として話題を集めまくっている彼ですが、探ると見えてくる彼の正体とは!? それ…

OTOTOY・クリスマス特集2017! ──聖夜にぴったりのクリスマス・ソングを新作からピックアップ!

コラム

OTOTOY・クリスマス特集2017! ──聖夜にぴったりのクリスマス・ソングを新作からピックアップ!

待ちに待ったクリスマスの季節! OTOTOYでもクリスマス特集をやっちゃいます。イルミネーションに染まり、イベント・ムードに街が包まれる年の瀬。クリスマスに予定がある人も、今年は一人でのんびりという人も、しっとりと音楽を聴く冬を過ごすのはどうでしょうか。今回はニュー・リリースのタイトルの中から、とっておきのクリスマス・ソングたちをセレクト!! スタッフ一押しのクリスマス・ソングの数々を、レヴューと合わせて、お楽しみください。...…

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第8回

連載

ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第8回

8月も終わり、夏もじわじわと過ぎ去りつつある今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか? 先月は「夏の妄想を、湿気で腐らせない2枚と夏休みの課題図書」ということで、北千住を根城に活動するマイク集団・VLUTENT ALSTONESのクルーとして初となる作品『2017』と一十三十一の約2年ぶりとなるアルバム『ECSTASY』、そして新しく創刊されたヒップホップ専門誌「FRESTA(フリスタ)」を紹介いたしました。今月は先日リリースが発表されたばかりのあのアルバムをリリース前に一早くレヴュー掲載! オトトイ…

HIP HOPライター斎井直史による定期連載──「パンチ・ライン of The Month」 第3回

連載

HIP HOPライター斎井直史による定期連載──「パンチ・ライン of The Month」 第3回

HIP HOPライター斎井直史による定期連載、「パンチ・ライン of The Month」も第3回。前回は、既に2017年ベストとの呼び声高いJJJのアルバム『HIKARI』のレヴューをお届けしました。気になる今回は、JJJと同じくFla$hBackSのメンバーとしても知られるFebb as Young Masonのセカンド・アルバム『So Sophisticated』のリリース記念!! Febb本人も参加のスペシャル・ヴァージョンでお届けです!!...…

asuka andoの2ndアルバムをハイレゾ配信、期間限定スペシャル・プライスで配信開始

インタヴュー

asuka andoの2ndアルバムをハイレゾ配信、期間限定スペシャル・プライスで配信開始

“メロウすぎるにもほどがある”1stアルバム『mellowmoood』を2015年にリリース以来、2016年には7インチ・シングルを連続3枚リリース、さらには全国を飛び回り、各地でライヴを行うなど、着実にその活動を活発化させているレゲエ・シンガー、asuka ando。そんな彼女が、このたび2ndアルバム『あまいひとくち』をリリースする。今回も前回に引き続き、バックバンドには辣腕レゲエ・アーティストたちが参加し、彼女の代名詞とも言えるラヴァーズ・ロックから、ダンスホール調の楽曲まで多彩な表現がアルバムを彩っ…

OTOTOY AWARDS 2015──ジャズ / ワールド編──

コラム

OTOTOY AWARDS 2015──ジャズ / ワールド編──

OTOTOYの配信はアイドルとインディ・ロックだけではございません! ということで、今年からOTOTOY AWARDSにこちらのコーナーを増設です。いわゆる『Jazz The New Chapter』的な動きの活況っぷりを象徴するようにLA、フライング・ロータス一派のカマシ・ワシントンが超重量級にストレートなブラック・ジャズなアルバムをリリース。相変わらずのジャイルス・ピーターソンのキューバ・ラインもおもしろいアーティストを見つけてきますな。国内はオーガニックなレゲエも元気でした! 特にasuka ando…

メロウすぎるにもほどがあるレゲエ・シンガー、asuka ando、エマーソン北村、リトテン・メンバーなど参加の待望のファーストをハイレゾ独占配信開始

インタヴュー

メロウすぎるにもほどがあるレゲエ・シンガー、asuka ando、エマーソン北村、リトテン・メンバーなど参加の待望のファーストをハイレゾ独占配信開始

レゲエのメロウ・サイド――ラヴァーズ・ロック・レゲエやロックステディのスウィートなグルーヴを従えた女性シンガー・ソング・ライター、asuka ando。すでにアプリ・フル試聴でお楽しみいただけた方も多いと思うが、彼女のファースト・アルバム『MELLOWMOOOD』が春風とともに到来。...…

asuka ando、噂のスウィート&メロウ・レゲエ・シンガー、ハイレゾ独占配信予約開始! そしてアプリにてフル視聴開始!

レヴュー

asuka ando、噂のスウィート&メロウ・レゲエ・シンガー、ハイレゾ独占配信予約開始! そしてアプリにてフル視聴開始!

春爛漫、そしてこれからの季節にピッタリなスウィートでメロウ、たまにちょっとおセンチなレゲエ・グルーヴの到来です! シンガー、asuka andoによる麗しのファースト・アルバム『mellowmood』が4月8日にリリース。ファーストながらエマーソン北村やLITTLE TEMPOのメンバーなど、辣腕アーティストが参加しております。...…

ひらくドア、ラスト・アルバム『君と世界の歌』をハイレゾ配信開始 & 解散から探るバンドのあり方

レヴュー

ひらくドア、ラスト・アルバム『君と世界の歌』をハイレゾ配信開始 & 解散から探るバンドのあり方

'''ひらくドアによるラスト・アルバムを先行配信スタート'''''ひらくドア / 君と世界の歌''''【配信形態】''wav : 単曲 250円 / まとめ価格 1,260円mp3 : 単曲 200円 / まとめ価格 900円ひらくドア、渾身の6曲を収録した最新にして最後のアルバム。2014年3月の解散を目前に発表するラスト・アルバム『君と世界の歌』は、ドラムスにMUGWUMPSのクロサワコウゾウ、コーラス・キーボード・タンバリンにぽわんのヨシヤマモエを迎えた5人での新編成で録音された。これまでの渋谷系的な…

岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』

その他

岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』

音楽評論家の岡村詩野が、毎週金曜日18時よりレインボータウンFMでパーソナリティを務めてきたラジオ番組『radio kitten』の人気コーナー「radio kittenへの道」。番組宛に送られてくるデモ音源 / 未発表音源の中から、毎回選りすぐりの1〜2組のアーティストの音源をセレクトし、岡村詩野(時にはゲストもお迎えして)のコメントと共に紹介してきました。2012年6月にリリースされた『radio kittenコンピレーション Vol.1』に引き続き、「radio kittenへの道」の全ての音源の中か…

ザ・なつやすみバンド『TNB!』

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ザ・なつやすみバンド『TNB!』

'''柔らかな歌で紡ぐトロピカル・サウンド!!!'''''ザ・なつやすみバンド / TNB!''''【配信価格】''mp3 150円 / 1500円WAV 200円 / 1600円東京インディーズ・シーンにおいて最もリリースが待たれているバンド。センチメンタルでエモーショナルな、リスナーの涙腺を緩ます、ピアノ・ロック・サウンド。さらにスティールパンやトランペットが加わり、トロピカリズモにも通ずる極上のリゾート・エキゾチック・サウンド。...…

D.O『THE CITY OF DOGG』配信開始

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D.O『THE CITY OF DOGG』配信開始

東京都練馬区のMC達で結成されているヒップ・ホップ集団・練マザファッカーのボス・D.O。一時はテレビ番組にも出演し、日本語ヒップ・ホップの垣根を広げた人物だが、2009年には不祥事を起こし現場から離れたD.O。2010年にシーンに復帰してから2作目となる今作の『THE CITY OF DOGG』。常にオリジナルで有り続けてきたD.Oが辿り着いた答えを、本作を聞いて確認してほしい。...…

鬼『蛾』全面女性アーティストをフィーチャーした新作が登場!

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鬼『蛾』全面女性アーティストをフィーチャーした新作が登場!

''鬼 / 蛾''映画の一場面を見ているようなスリリングなリリックで、文学界にも注目され、月刊新潮での特集や、朝日新聞の全国欄にも掲載された話題の鬼。3rdアルバムの第一章として発売した『嗚咽』の衝撃も記憶に新しい中、遂にその第2章が幕を開ける。【参加アーティスト】SPYTUSS(2曲目)、LIL RUDY RUL(3曲目)、ANTY the 紅乃壱(4曲目)、おちょこ(酒匂ミユキ)(5曲目)、RUMI(6曲目)、伊集院幸希(7曲目)...…

鬼 『湊』インタビュー

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鬼 『湊』インタビュー

鬼。こんなストレートすぎる名前でラップしているのに、彼がシーンの中で後ろ指をさされないのは、そのスタイルの重さにある。不安定な毎日の様子が伝わってくるリアルな底辺の生活描写は、そこに、自身の経験が備わっている事を聴き手に疑わせない。彼のスタイルを世に知らしめた代表作のタイトルは、鬼の出身地でもある「小名浜」。福島県いわき市の港町であるこの地は、今回の震災で一瞬のうちにそれまでの町並みを失くした町の名前である。当然、震災後一ヶ月以上してリリースされるアルバムの『湊』は、非常に重い内容のアルバムになると思われた…

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