2024/12/12 18:00

編集部が注目する今週のリリース作品


ヒプノシスマイク、7連続リリースラスト


ヒプノシスマイクに、チュウオウ・ディビジョンとしてバトル参戦することを発表した言の葉党。それぞれのソロ曲を収録した今回の作品には、LUNAやASOBOiSMが参加。来年2月に公開される映画にもつながるDrama Trackまで、じっくり楽しめます。(西田)


川谷絵音が紹介したインディーポップバンド


日常に寄り添う、というとありふれた表現になってしまうが、暖かな日差しあふれる冬の午後、しんとした深夜、絶望と希望がないまぜとなる空が明け白むその1時間前、きっといつ聴いても心を揺らし、すこしばかり温めてくれるだろう。いまの暮らしの大切さも何かしらの懐かしさも感じさせてくれる全10曲入り、彼らのファースト・フル・アルバム。(高田)


奄美大島在住のビートメイカー兼染色家


奄美大島在住のビートメイカー兼染色家、cheapWordの2作目EP。平熱の上でパチパチ点滅したりコロコロ転がる効果音的なウワモノに耳が喜ぶ。日常と神秘を行ったり来たりして結果どこか浄化されるような、美味しいミネラルウォーターみたいな音楽。(石川)


須田景凪のボカロP 名義


須田景凪がボカロP名義・バルーンでニュー・デジタルシングルをリリース! 親交の深いバンドであるヒトリエとの共同制作楽曲である本楽曲、ボカロファンもバンドファンも必聴の贅沢な一曲です。(藤田)


7人組・男女ツインボーカルバンド


バンド名を冠した1stEPとなっている今作。アグレッシヴに跳ね回るパーカッション、ずっしりと効いたベース、ファンキーなギター。欲張りなサウンドでありながらも洗練されており、スッキリとした印象を受けるミックスになっています。絶妙に絡み合うツインボーカルが、お互いを尊重しバランスを取っているバンド全体のメタファーになっているようにも感じられます。(菅家)


アンビエント・フォーク・プロジェクト


最近よく名前を見るアンビエント・フォークにインスパイアされたらしきBen Inuiがまとまった作品をリリース!空間的な音は押し出すのではなくうしろで鳴らしていて、声の質感を大事にしているのが伝わってきます。「RED」のダビーな質感もよい。アンビエント作家Green-Houseによる音の層に包み込まれていくようなリミックスも収録。リミックスはその人の作家性をより感じられて好きです。(津田)


“千葉雄喜”


名義を本名に変え、フラッと戻ってきたと思ったら"チーム友達"でいきなり場外ホームランを打ち込むあたりやっぱりゲーム・チェンジャーなんだなあと思いましたが、こうしてサラッとアルバムも出してまたザワザワさせちゃうわけですね。相変わらず一撃で耳に残ってくるフレーズの強さよ…。あとめちゃ配信価格が安いのでとりあえず買っちゃえばいいと思う。(高木)


オトトイパーティー通信


〈地下肆〉 、〈悪魔の沼 -all night long- Friday the 13th〉 、〈·˖✶Hiccup✶˖·~vol.01~〉 、〈nuzzle〉──オトトイパーティー通信 vol.10

12月11日(水)19:00- 〈地下肆〉 at 肆
12月13日(金)24:00- 〈悪魔の沼 -all night long- Friday the 13th〉 at WWWβ
12月14日(土)24:00- 〈·˖✶Hiccup✶˖·~vol.01~〉 at SPACE
12月15日(日)17:00- 〈nuzzle〉 at forestlimit

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