VOL.8
ヨコチン・レーベルのボギーです。
今から12年前に 「進化しすぎた人々の、進化しすぎた人びとによる、進化しすぎた人々の為のライブ」というコンセプトでスタートしたイベントが「ハイコレ」でした。福岡のハミダシ者が集まるこのイベントは、エスカレートしながら狂ったように開催し続け、いつしか日本中、世界中のハミダシ者が集まるイベントになり、気付けば100回を迎えることになりました....。自分でも唖然です。
記念日すべき100回目は「自分が今、一番望むことを!」と考えました。「望むこと」それは遠藤賢司さん(通称エンケン)との大勝負でした。自分が十代の頃、中津川フォーク・ジャンボリーの記録映画で初めて見たエンケンさんの「夜汽車のブルース」。それが音楽を始める大きなきっかけでした。その時の衝撃的出会いが無ければハイコレ100回目も無かったでしょう。だからエンケンさんに最大級のリスペクトを込めて真剣勝負を挑んだのです。デビュー40周年の不滅のロックンローラー「遠藤賢司」に、たかだか結成10年のローカル・バンド「ノントロッポ」が挑んだこの無謀なる命懸けの大勝負!!! ぜひ見物にきてください。
11月3日(祝)
「ハイコレ100〜遠藤賢司vsノントロッポ〜」
@福岡・VooDooLounge
開場)18:30 開演)19:00
料金)前売¥3000 当日¥3500(+1ドリンク注文)
出演)
■ 遠藤賢司
■ ノントロッポ
チケット予約・問合せ)ヨコチンレーベル
<メール予約>yokotin_b@hotmail.com
ローソンチケット(Lコード85166)
チケットぴあ(Pコード335-901)
つい先日。
自分がこれまで書き貯めた2000曲にのぼる古い歌詞ノートをぺらぺらとめくっていたら、こんなの見つけました。それは16年前の12月5日に書いた歌。タイトルは「遠藤賢司に捧げる歌」。もうどんな曲だったかは全く覚えてないのだけど、TVでエンケンを初めて見て、衝撃を受けて、ギターで曲作り出し、親不幸通りで歌い始め、照和に出演するようになったばかりの頃にJAJAにエンケン・バンドがやってきて、初めて生のエンケンを観た直後に興奮して作った歌だと思います。その歌詞を、ここに記します。
「遠藤賢司に捧げる歌」
日本で一番筋の通った男を見に行った
まぎれもなく不滅の男が目の前に立ってた
眉間に刻まれた深いシワはでっかい威圧感そのものだった
彼に勝るものが何ひとつない自分をみつけた
歌が心に染み 目に涙にじみ ちびりそうだった
憧れとか尊敬とかのレベルじゃなく ただ彼が神様にみえた
はち切れんばかりの感動に言葉も忘れて
いても立ってもいられずに 僕はTシャツを買った
照和で録音した今日のテープを彼に渡した
すっかり舞い上がって僕は彼に握手を求めた
そしたら彼はこう言った
「お互いミュージシャンとしてこれからも頑張ろう!」
はち切れんばかりの感動に言葉も忘れて
いても立ってもいられずに 僕はTシャツを買った
スゴイ歌詞(笑)....歌詞と言うより作文ですね。この詞にどんなメロディが乗っかってたんでしょうか? 今となっては思い出せませんが、この歌詞読んで当時の想いがざわざわと蘇りました。2009年、11月3日。遠藤賢司VSノントロッポのツーマン・ライブ!! これはもう、俺にとってとてつもない事件なのです。もうすぐ、それが実現します。みなさま奮ってお越し下さい!
【 遠 藤 賢 司 】
‘69年シングル「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビュー以来、全くブレること無く「純音楽」道をひた走り続けて今年40周年! ロックとかフォークとかパンクとかジャンル分けは一切無意味!!遠藤賢司と云う存在そのものが音楽であり、生き様そのものが音楽でなのある。分野は違えども芸術家・岡本太郎とは同ベクトルな、宇宙レべルの表現家であることは間違いない。いつか岡本太郎特番のTV番組の中で遠藤氏本人が「世界中で俺しか岡本太郎の相手をできる奴はいない」と明言している。他にも氏の発言としては「俺の出す音は全て俺の魂の叫びである!」「人は皆、それぞれの時をそれぞれのリズムで、この宇宙を生きる偉大な純音楽家だ」「創造魂に対する責任感こそが才能だ」など、真っすぐに自分と向き合う姿勢を貫き通している。そのライブ・パフォーマンスはいつだって全力で、命を賭けて宇宙と格闘しているような生命の大爆発である。ロック界の二宮金次郎の如く背中にアンプを担ぎ、キング・コングのように雄叫びを上げながら爆音ギターをかき鳴らし、さらにドラムまでブッ叩く壮絶なライブを目の当たりにし、魂が震えないヤツはまず居ないだろう。また、アコースティック・セットでの独創的かつ繊細なフィンガー・ピッキング、押し殺した呻きのような歌に息を呑むほどの緊張感を覚えるはずだ。静と動、この音圧の落差も大きな魅力である。あなたもあのライブの凄さを一度でも体験すればきっと人生が変わるだろう。それほど強烈なパワーを誇る孤高の純音楽家「遠藤賢司」も現在62歳! しかし1ミリたりと衰えること無く、歳を取るほどに益々エキサイトしているのがスゴイ! まさに「不滅の男」だ!!
【 ノントロッポ 】
99年、福岡にて結成。ジャンルに囚われない自由な活動形態ゆえか、ステレオラブ、レッド・クレイオラ、バッファロー・ドーター、DCPRGや灰野敬二等、国内外のメジャー/アンダーグラウンドの枠を飛び越え、数々の音楽家と共演。 夏フェス「サンセット・ライブ」には6年連続出場するなど野外でも力を発揮するライブ・バンドとして高評価を得ている。ニュー・ウェイブ、 ロック、ダブ、ジャズ、プログレ、サンバ、アフロ、ファンク、等あらゆる音楽的要素を内包したカラフルで不思議なサウンドに、無国籍なダンスビートが絡み、聴く者全てを狂喜の「祭」、もしくはありもしない架空のリゾート地へといざなうかなり危険なトロピカル・アヴァン・ダンス・ミュージック! 今年で結成10年! メンバー・チェンジを繰り返しながらも遂に個性的なベスト・メンバーが出揃った。祭りの始まりだ!
PROFILE
ボギー。ダンス仕様のライブ・バンドとして高評価を得ているnontroppoのボーカル&ギター。ニュー・ウェイヴ、レゲエ、ダブ、ジャズ、プログレ、サンバ、トランス・ミュージック等あらゆる音楽的要素を内包したカラフルで不思議なサウンドに、無国籍なダンス・ビートが絡み、聴く者全てを狂喜の「祭」、もしくはありもしない架空のリゾート地へといざなうちょっぴり危険なトロピカル・アヴァン・ダンス・ミュージックを奏でる。
artist page https://ototoy.jp/them/index.php/ARTIST/1829
blog ”ボギーの悪趣味音楽作法” http://www3.to/yokotin/