INTERVIEW

出演者全員が10代で催される音楽イヴェント「閃光ライオット」への参加等をきっかけとして徐々にその存在が知られつつあった、女子4人組のインストゥルメンタル・ロック・バンド、「虚弱。」。しかし彼女達はその若さとか、ガールズ・バンドだとか、インストという見かたで捉えられることに慎重なスタンスを取りながら、自分達の音楽をより広く、正当な形で伝えられる機会を根気強く待っていたようだ。そして今年、彼女達はKilk Recordsとタッグを組み、ついに大きく動き出す。果たして彼女達のサウンドはポップ・シーン全体を揺るがすことになるか。今回から配信が始まるのは彼女達が昨年に自主制作したデモ作品。つまりこれは序章だ。彼女達の真価は、来たるべきデビュー・アルバムで問われることになるだろう。

インタビュー & 文 : 渡辺 裕也

>>虚弱。「drama」を含む、Kilk Recordsレーベル・サンプラーのフリー・ダウンロードはこちらから!!


虚弱。 / donguribouya

1. donguribouya
2. drama
3. kabetosogy
4. 網膜における抽象画
5. nil (live)

ファイル形式 : MP3、WAV
価格 : 共に単曲100円、まとめ購入で500円。



Kilk Records / Kilk Sampler 2011 Spring

1. Pendulum (Cellz Cellar) / 2. drama (虚弱。)
3. urbansole 第3番~3拍子~ (urbansole)
4. My Sick (Bronbaba) / 5. Itzaes (sundelay) / 6. Orion (uka)
7. Vindur (Ferri) / 8. Miys (Glaschelim) / 9. Sleepy Sheep (Loof)
10. Savane clandestins -nuit mix- ( Les rideaux clandestins)
11. World As Myth (Aureole) / 12. Ringo (Meme)

ファイル形式 : MP3
価格 : 0円 (期間限定、6/17まで)



歌詞に起こすよりも楽器の音で表現しよう

――配信が始まるのは昨年に出したデモ音源なんですよね。

海野稀美(以下、海野) : はい。一応『donguribouya』っていうタイトルはついてます。

――(笑)。なんで、どんぐり坊やなの?

新井美雪(以下、新井) : (笑)なんとなくだよね。

――虚弱。の楽曲のタイトルはそんな感じで決めているんですか?

壷内佳奈(以下、壷内) : いや、これはむしろ例外で。曲作りのきっかけになるフレーズは私が持っていくんですけど、その段階である程度のイメージはあって、曲名もそれに従って決めるのがほとんどです。
新井 : 勢いで決めたのは「donguribouya」くらいだよね。

――結成したのはいつ頃なんですか?

壷内 : 高校の軽音部で私が3年の時に結成したんです。今から3年前かな。
海野 : 私はその時1年生でした。最初はコピー・バンドだったんですけど、壷内さんがオリジナルをやり始めた時にサポートとしてキーボードを頼まれたのがきっかけで。
壷内 : 当時のベースとドラムは進学した後に抜けたので、いまのメンバーで固まってからはまだ2年くらい? ドラムの河野(まな)と新井さんは大学も別で、最初はお客さんとして見に来てくれたんです。バンドを続けることだけは決まってるけど、メンバーが定まらなくてフワッとしていた時期がけっこうありました。
新井 : 実際、本格的に動きだしたのは今のメンバーになってからですね。

――女子高生のインスト・バンドっていうことで珍しく見られることもあったと思うんですが。

壷内 : 軽音部でNUMBER GIRLとか凛として時雨のコピーをやっていた頃は、私が仕方なくヴォーカルをやっていたんです。でも曲を作り始めた時、私自身が言葉で何かを表すのが決して上手ではないので、歌詞に起こすよりも楽器の音で表現しようと思って。そうしたら自然とインストゥルメンタルをやる方向にいったんです。
海野 : 当時は曲の原型を作っていたのが壷内さんだったので、メンバーは自然にそれを受け入れていたんですけど、聴いている人達からは「え、歌ないの?」っていう反応もありましたね(笑)。
壷内 : 言葉よりもフレーズに気持ちを込めた方がまっすぐに伝わると思ったんです。
海野 : 自然だったと思います。インストの音楽は全然聴いてなかったけど(笑)。

――新井さんは外からそのバンドをどう見ていたんですか?

新井 : 「好きな感じだなー」と思ってましたよ(笑)。インストとか他に知らなかったし。
海野 : インストをやってること自体に深い意味はなくて。私は他のバンドでJanne Da Arcのコピーやりながら、虚弱。でインストを作ってたんです(笑)。
坪内 : つまりこのバンドのバック・グラウンドにインストゥルメンタル・ロックはないんです。

――ヴォーカルを使わずに歌うバンド、みたいなイメージですか?

壷内 : そうですね。
海野 : わ、いいなそれ! まさにそんな感じですね(笑)。

――では、なぜ虚弱。なんでしょうか?

壷内 : 結成当時のメンバーが、みんな身体が弱かったんです。腹痛持ちの人もいれば、精神的に虚弱な人もいたし、私は偏頭痛が酷くて(笑)。まる(。)は飾りです(笑)。

――特にモーニング娘。が好きだからというわけではなく?

海野 : 私は好き(笑)! でも私が入る前に決まった名前だしね。だから、音楽の好みもみんなバラバラで、私はさっきのジャンヌとか、アイドルも大好きだし。河野が一番ポスト・ロックとかインストものを知ってるんじゃないかな。
壷内 : 私はなんでも好き。ヒップホップもインストも、ポップスも、全部好き。小学校の頃にラジオをよく聴いていたのが大きいのかも。ラジオから流れてくる曲でいいなと思ったものをメモする癖がその頃からあったんです。だから偏見のない聴き方が出来るようになったのかなと思う。

壷内さんのイメージにある絵やストーリーに沿って作っていくんです

――そんな壷内さんの基軸になっている音楽をひとつ挙げるとしたら、なんでしょう?

壷内 : 昔からずっと好きなのは、GRAPEVINEかな。

――虚弱。の音楽を指して「ポスト・ロック」っていう言葉が使われることも多いんじゃないかと思うんだけど。

壷内 : 基本的にそう呼ばれてるし、それでかまわないと思ってます。
新井 : だって、普通に分けたらそうだろうしね(笑)。
壷内 : 個人的にポスト・ロックをやっているという意識はないけど、そう聴かれることに対しての抵抗は何もないですね。

――楽曲制作は、セッションですか? 僕が聴いた印象ではかなりしっかりしたイメージに従って作られているように感じたんですが。

壷内 : 基本的に私が用意するものはフレーズだけで、他の演奏に関してはメンバーのみんなに委ねています。イメージを伝える時もかなり抽象的な感じですね。私から演奏に関してみんなに注文することはあまりないです。
海野 : だれかが持ってきたデモに従って作るようなやり方ではなくて、ギターのフレーズをまず延々と繰り返していくところに私達が乗っかっていくんです。そうするとだいたいみんなのビジョンが一致していくので、その流れで組み立てていく感じですね。
新井 : いらないと感じたものはすぐにやめるしね(笑)。
海野 : 壷内さんのイメージにある絵やストーリーに沿って作っていくんです。

――サウンドの質感がすごくウェットですよね。それも坪内さんが伝えている絵やストーリーと関わっているのかなと思いました。

壷内 : 例えば「drama」という曲は、演劇をイメージして作ったんです。出だしはハッピーな感じなんだけど、途中で転機がやってきて、最後には死んでしまうようなイメージ。

――演劇ってもっと尺が長いものだけど、虚弱。の曲はあくまでもポップ・ソングのサイズに収まるように作られていますよね。そこはこだわっていること?

新井 : 長いのは飽きちゃう。やってる方も聴いてる方も。
壷内 : なるべくわかりやすく伝えたいので、5分以内というのはひとつの目安にしています。
海野 : 5分でも長いくらい。

――じゃあ、今後虚弱。が作っていくアルバムは、そういったひとつひとつの独立したストーリーが収められたオムニバス的なものになるのかな?

海野 : 全体を通したイメージも考えるよね。
新井 : ライヴのセット・リストとか、毎回よく話し合うもんね。
海野 : 確かに揉めるよね(笑)。

――みなさんと今日初めてお会いして、それぞれが担当楽器のイメージとぴったり合ってるなと思いました。

壷内 : (笑)。絵を描く作業に例えるとしたら、私が主に担当するのは下絵なんです。そこに色づけをしてくれるのが海野さんで、私の描いた線をより濃いものにしてくれるのが新井さんと河野さんなんです。
海野 : なるほど。たまにみんなで耳や口の形を描き直しちゃうこともあるけどね(笑)。確かに全体像を描くのは壷内さんだね。それとも、顔を描くのが坪内さんで、身体を描く時は全員で相談しながらやるような感じ(笑)?

――壷内さん以外のメンバーが曲のきっかけを作る時もある?

新井 : 最近はあるよね。海ちゃんの時とか。
海野 : でも、私の場合は絵の具しか持っていないようなものだから、骨格をみんなに作り直してもらわないと形にならないんです(笑)。

「私が求めていたものはこれだ!」って、感動する瞬間が最近よくある

――同世代のバンドの中で、自分達のことをどう位置付けていますか?

壷内 : 仲がいいバンドは攻め方が自分達と似ているんだと思います。でも、世代で言うならそれはまた別だよね?
海野 : どうなんだろ? あんまり考えた事ないや。同世代って、ねごととかThe SALOVERSとかになるのかな。私は好きだよ、すごく。でも同世代よりも年上の人と一緒にやる機会の方が多いからなぁ。
新井 : 変にまわりを意識してないから、焦ることもないんですよね。

――高校で結成したバンドって、進学の時が続けるかどうかの転機になるよね。

壷内 : 実際にメンバーも抜けたし、節目にはなりましたね。
海野 : でも、迷いはなかったですよ。
壷内 : やっぱり、自分が曲に込めた気持ちをもっと多くの人に知ってもらいたいし、「曲を聴いてほしい! 」という気持ちがずっと強いままなんです。特に高校の頃はライヴもレコーディングもなかなか出来なかったし。
新井 : テスト期間とか、壷内さん「曲作りたい! 」って言って、いつも泣きそうだもんね(笑)。
海野 : みんなが大学に行っても私は当然のようにバンドは続いていくんだろうなと思ってました。それも「大学のサークルでやろう」みたいな感じじゃなくて。出来ない時は出来なくてもいいんだけど、やめるっていうのはなかったな。継続的に曲は作り続けているし。高校生の時は壺内さんに全部任せてる状態だったんですけど、今は4人とも野心というか、意識が強くなったんです。
新井 : それについて関して一番色々考えてるのが河野だよね。

――河野さんはどんな人なんですか?

新井 : 真面目です。
壺内 : (笑)見た目はチャラそうに見えるんですけどね。
新井 : 虚弱。のリズム隊は「虚弱。の虚弱じゃない方」って呼ばれてるんですけど(笑)。河野はバンドが行き詰った時にいつも改善案を2、3個提示してくるんです。
海野 : (笑)ノートに書いてくるんだよね。

――じゃあ、今の虚弱。は今回のデモ盤の時とはまた変わってるんでしょうか?

壷内 : はい。常に変化し続けてる気がします。
新井 : やっぱり「閃光ライオット」で出した「kabetosogy」は色んな人に聴いてもらえるきっかけになったよね。
海野 : 確かに転機は「kabetosogy」かもしれないね。

――Kilk Recordsと出会ったのはいつ頃なんですか?

海野 : お話を頂いたのは去年の秋くらいなんですけど、お願いすることになったのは、年明けてすぐのこと。だからけっこうお待たせしてしまった感じなんです。

――最初は躊躇した?

海野 : しました。まだ自分達はそういう時期じゃないなと思って。他でお断りしたお話もいくつかあったんです。でも、実際にKilk Recordsの森さんとちゃんとお話したら、他のレーベルの方とは違って、すごく熱く語ってくれて。みんなが私達を見て言うことって、だいたい「若い」とか「女の子4人でインスト」とかで珍しがってる感じのものばっかりで。でも、それだけだといつかは飽きられちゃうじゃないですか。いつか若くなくなっちゃったら終わりだし(笑)。
新井 : 曲以外のところを重視してる方が多かったよね。
海野 : そんな中で森さんは「一人でも多くの人に虚弱。を知って欲しい」とお話してくれたんです。インストのコアなファンだけじゃなくて、もうもっと広い層に聴いてほしいってずっと思ってたから。

――今後出す予定のアルバムはどういうものにしようと思っていますか?

壺内 : 曲のバリエーションにしても、昔はけっこう狭い幅の中で作ってた気がするんですけど、それがちょっとずつ大きくなってきていて、メンバーそれぞれがいろんなものを吸収してきている手応えがあるんです。曲のフレーズを持っていって感動する瞬間があるんです。「私が求めていたものはこれだ!」っていうのが最近はよくある。昔は自分が求めてるものをうまくメンバーに伝えきれずにいたんですけど、いまはメンバーみんなが一致している感じがすごくするんです。
海野 : 「こういう感じが欲しいんだろうな」っていうのが、何となくわかるようになってきたんだよね。最近は本当にそれを強く感じる。
新井 : ひとつのフレーズに対して自分の提案できるものがちょっとずつ増えてきた感じはします。
海野 : いま、「独裁者の孤独」という曲があるんですけど、それはある国に独裁者がいて、その人がだんだん周りの人から見放されていくストーリーを描いているんです。
壷内 : 独裁者って、悪いイメージの方が強いじゃないですか。でもその裏にはすごい孤独感があるんだろうと思って。それをテーマに曲を作りたいと思ったんです。
海野 : 最後には自殺しちゃうんだよね。そういうイメージを伝えられた時に「こんな感じ?」ってみんながそれぞれの楽器で表現できるようになってきた。「ここで泣くよね」「ここはひっこむよね」みたいな(笑)。

――その曲はまだMy Spaceとかでも音源化してないんだよね?

海野 : はい。でもあれにはアンサー・ソングもあって、それはマイスペでも聴けるよね。

――アンサー・ソング!?

壷内 : 「Saying his prayers」っていう、その独裁者の妹の曲なんです。

――インスト・バンドの人達からアンサー・ソングって言葉は初めて聴きました。

海野 : そっかー(笑)。
坪内 : そうですよね(笑)。

Kilk Records +++ Back Number

Sundelay / Stray Light

精力的なライブ活動で高い支持を集めている、5人組インストゥルメンタル・バンドのデビュー作。作品全体から放たれる、優しくも熱い、ギラギラとしたサウンド。それはまるで、宇宙に浮かぶ太陽からの贈り物のようにすら感じられる。サイケデリックな精神世界、ポスト・ロックの緻密さや美しさ、ジャム・バンドのような解放感、それら全てが絶妙なバランスで溶け合った怪作!!

Chris Olley / The Adventures Of Baron Munchausen By Proxy

『The Blackest Soul EP』『East Of Edale EP』『A Streetcar Named Disaster』の3枚から収録され、日本では先ずお目に掛れないレアなトラックも含めた珠玉の選曲はクリス自らセレクト。キャリアを振り返る事が出来る上に、彼自身も納得の作品であることは間違いない。何れも粒ぞろいの名曲が並んだベスト的な内容としても楽しめる。ノイジーなギター・サウンドに、心動かすポップなメロディ。全盛期のSIX BY SEVENより好きだ! という人が沢山出ても全然可笑しくない素晴らしい仕上がり。ジャケット画はSIX. BY SEVENの1stを彷彿とさせ、全盛期の彼らが戻ってきたかのような期待感を目から煽り、そして期待に応える満足感は耳から満たしてくれるだろう。

Aureole / Imaginary Truth

男女混成6人組バンド「Aureole」にとって二枚目となる今作は、日本の音楽史を揺るがす重要な作品となった。飽和状態のオルタナティブ・ロック / ポスト・ロック / エレクトロニカ・シーンに一石を投じる、オリジナリティ溢れるネクスト・サウンド! ロック、エレクトロ、クラシカル、ミニマル、プログレ、サイケ、民族音楽などを通過した楽曲は、驚くほどポップな感触で、すんなり聞き手へと浸透していくことだろう。

虚弱。PROFILE

壷内佳奈 : guitar
新井深雪 : bass
海野稀美 : piano, synthesizer, glockenspiel
河野まな : drum

2008年11月、現在の編成になり、翌2009年2月から本格的にライブ活動を開始する。
平成生まれ女子四人による、病的且つどポップなインストゥルメンタル・バンド。
多趣味で様々なジャンルを吸収しており、バンドの背景にある音楽は全く以て謎。
頭痛・腹痛・筋肉痛・精神的苦痛と闘いながら繊細なメッセージを轟音に込める。

>> official web
>> official MySpace

o

 
 

インタヴュー

ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る
[CLOSEUP]・2017年11月13日・ニッポンのロックンロールに、新たなモッズの風が吹く? ──Layneの1stアルバム『Be The One』に迫る 湘南在住、ザ・ビートルズ、オアシス、ザ・フーなどの英国音楽をはじめ、ザ・コレクターズなどのモッズ・ミュージックの影響も感じさせる4人組バンド・Layne。9月に先行リリースした7インチをきっかけに早耳リスナーの中で話題を呼んだLayneが、満を持して〈Youth Records〉から1stアルバム『Be The One』をリリース! 狂おしいほどのロックンロール・サウンド満載の10曲が収録されています! andymoriなどを輩出した〈Youth Records〉からの、新たな才能の誕生に、絶対に立ち会うべきです! このインタヴューを読めば、Layneがどんなバンドなのか丸わかり! ぜひアルバムとともにお楽しみください。 ニッポンの音楽をアップデートする、記念すべき1stアルバム! Layne / Be The One'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,488円(税込)【収録曲】''1. ステ
by ?
世界を旅した音楽家・谷澤智文、長編3部作の第2部完成! 第1部とともに独占ハイレゾ配信開始 & 自宅兼スタジオ、農園に潜入!
[FEATURE]・2017年11月11日・音楽と農業のあるライフスタイル──谷澤智文の農園、自宅兼スタジオに潜入! 最新作の独占ハイレゾ配信も! かつてはメジャー・レーベルに所属し、アニメの主題歌なども手がけていた音楽家・谷澤智文。東日本大震災を経たことで彼の価値観は大きく変わり、2012年に彼は今までの活動をなげうって世界放浪の旅に出た。帰国後は生活のサイクルを変え、現在は東京を離れて埼玉県加須市にて新たな生活をしながら音楽活動を続けている。昨年2016年にはアコースティック宇宙奏楽長編3部作「”ぼくらはみんな”シリーズ」と銘打った第1作目『ぼくらはみんなスペーシー(We Are All Spacy)』をリリース。そしてこの度、制作期間1年半の時を経て第2部となる『ぼくらはみんなエイリアン(We Are All Alien)』が遂に完成した。 自身の演奏に加え、これまでの活動や旅で出会った仲間たちのサポートによって産まれた今作は、壮大な世界観と細部までこだわり抜かれた彼の美学が込められた渾身の1作。アートワークは前作に引き続き、気鋭の漫画家・panpanyaが担当、アルバム特設サイトには詩人・谷川俊太郎からのコメントも寄せられているので、
渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第3弾
・2017年11月11日・ATAK過去作配信第3弾、今回は渋谷慶一郎の1stソロ、そして渋谷の原点となったアーティストの作品も 2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第3弾は、2004年リリースの渋谷慶一郎の1stソロ・アルバム『ATAK000』にボーナス・トラックが2曲加わった、2011年の『ATAK000+』。そして渋谷慶一郎が音楽の道を志すきっかけとなった、実験音楽の巨星、高橋悠治の関連作2作。『ATAK002』での共演から親交をさらに深め、〈ATAK〉からのリリースとなった、高橋悠治のソロ作で、電子音楽作品によるフル・アルバムとしては12年ぶりとなった『ATAK006』。そして、こうした交流が渋谷慶一郎とmaria、そして高橋悠治との共演ライヴへと結実、凄まじい緊迫感の中繰り広げられたこのライヴのドキュメントとなった『ATAK007』の3作品だ。インタヴュー : 八木皓平 ミニマリズムは結構強力な乗り越える対象としてあって ──いま、パ
by 八木 皓平
大西順子、バラッド集&ピアノ・トリオ新作を先行ハイレゾ配信スタート
・2017年11月10日・大西順子、待望の8年ぶりのレギュラー・トリオと、初のバラッド集をリリース──先行ハイレゾ配信 2度の活動休止(2012年には引退宣言も)からの復活を遂げ、昨年は菊地成孔プロデュースによるニュー・アルバム「Tea Times」をリリース「Tea Times」をリリースするなど、ここにきてまた活動を活発化させているジャズ・ピアニスト、大西順子。そんな活動の勢いを象徴するように2枚のアルバムを同時にリリースする。まずはファン待望、8年ぶりとなる待望のピアノ・トリオ・アルバム『Glamorous Life』、そして彼女が10年以上、そのアイディアを温め続けてきたという初のバラッド集『Very Special』の2枚だ。OTOTOYではこの2作を、11月15日のCDリリースを前に、24bit/96kHzのハイレゾ音源データにて、先行配信開始いたします。さらには本作を巡るインタヴュー敢行。『Jazz The New Chapter』監修のジャズ評論家、柳樂光隆によるインタヴューを掲載いたします。また次週には同インタヴューの後編として、往年の名ジャズ・ピアニストに関して、柳樂が大西に問う特別企画も掲載予定です。そちらもお
10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 & インタヴュー掲載
[CLOSEUP]・2017年11月08日・10年前に想像してた10年後よりも楽しく音楽をやれてる──GHEEEの、5thアルバムを独占ハイレゾ配信 PLAGUES、PEALOUT、ZEPPET STOREといった90年代中盤以降のギター・ロック・シーンを担ってきたメンバーを中心にHisayo(tokyo pinsalocks / a flood of circle)が加わり2007年に結成されたドリーム・バンド、GHEEE(ギー)。個人やその他のバンドでの活動と共に4枚のアルバムを発表しつつ、今年で結成を10周年を迎えた彼らですが、この度5枚目のアルバムとなる『CINQ(サンク)』を完成! OTOTOYでは今作をハイレゾ独占配信すると共に、フロントマンである近藤智洋と深沼元昭へのインタヴューを掲載。10年の歩みを感じる、今までのアーティスト写真やライヴ写真と共にお楽しみください! 結成10年目のアニヴァーサリー作!! ハイレゾ配信はOTOTOYのみ!!GHEEE / CINQ'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC 【配信価格】単曲 324円(税込) / アルバム 3,780円(税込)【収録曲】''01.
H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント──メンバーへのメール・インタヴュー!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・キラキラとワクワクが空から降ってくる!!! H ZETTRIOから全音楽ファンに送る最高のクリスマス・プレゼント ルックスと人柄の良さ、人並み外れた演奏力で子供から大人まで幅広い層から支持を集め、人気沸騰中のピアノ・トリオ、H ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)。着々と年末へのカウントダウンもはじまりつつある11月8日に、聴くとたちまち笑顔が溢れ、踊れる、そんなアレンジをほどこしたクリスマス・アルバム『H ZETTRIOのChristmas Songs』をリリース。誰もが耳にしたことのある定番曲の数々をカヴァー、さらにオリジナル楽曲も2曲収録された贅沢この上ない1枚に仕上がっている。OTOTOYでは今作のハイレゾ配信を実施するとともに、キラキラときめくクリスマスへの思いを馳せる、新定番のアルバムについて訊いた、メンバーへのメール・インタヴューを掲載します! 笑って踊れるウィンター・アルバム!! H ZETTRIOのChristmas Songs / H ZETTRIO'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【価格】単曲 432円(税込) /
by 岡本 貴之
いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズって?!
[CLOSEUP]・2017年11月08日・いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズってナニモノ?! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”…… というキャッチコピーとともに7人全員がマイクをとって歌い、昭和歌謡もアイドル・サウンドもフォークもロックもパンクも飲み込んだ“ナツカシイサウンズ”を展開する京都のバンド「バレーボウイズ」。もう、これ、あなたの心を鷲掴みにすること間違いなしです! まずはOTOTOY大プッシュということで、とにかく聴いて欲しいのです。なのでフリー音源「真夜中のレコォド」を用意しました、まずは聴いてください! しかも、そんな彼らの1stをハイレゾで配信しているのはOTOTOYだけ。 ということで、興奮してなにがなんだかわからないかもしれませんが、とにかく聴いて欲しい一心でインタヴューも掲載します。「ひとりバレーボウイズ」としてソロ活動もしているネギ(guitar / vo)に登場してもらいました。先日開催された〈ボロフェスタ2017〉で撮影されたライヴ写真とともにぜひ。 まずはこれをダウンロード!!! 収録曲「真夜中のレコォド」期間限定で無料で配信中! バレーボウ
by JJ
東京のハードコア・パンク・バンド、V/ACATIONが新体制初となる音源を先行配信 & インタヴュー掲載!
[CLOSEUP]・2017年10月26日・自分たちだけで完結しない「+何か」──東京のハードコア・バンド“V/ACATION”、新体制初音源をリリース! 東京のハードコア・パンク・バンド、V/ACATIONが2年ぶりとなる音源『Your Name Here』をドロップ。2010年に〈Less Than TV〉より1stアルバム『with vacation』、2015年に自主でカセットテープ『Vacant or Action』をリリースしてきた彼らですが、その間に2度のメンバー・チェンジを経て現在はメロディック・パンク・バンド、Shipyardsでギター / ヴォーカルを務める篠沢がベースで加入し、今作はその体制で初となる音源。リリースは彼らとも古くから親交があり、海外バンドの招聘なども手がける〈imakinn records〉。OTOTOYでは11月に7インチで発売予定の今作を発売に先駆けて配信開始するとともに、メンバー・チェンジなどを経た今のV/ACATIONに話を訊いた。 11月のリリースに先駆け、先行配信開始!!V/ACATION / Your Name Here'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) /
筆者について
渡辺 裕也 (渡辺 裕也)

音楽ライター。自炊ブロガー。好角家。福島県二本松市出身。右利き。O型。

同じ筆者による他の記事