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2022年09月28日20時00分

 
【ライヴレポート】夏の終わりを熱く盛り上げた、オールナイト野外フェス〈EXTRAVAGANZA〉前編
 

岡山県真庭市の大自然の中でゆったりとした時間を過ごしながら音楽を楽しめるキャンプフェス〈EXTRAVAGANZA 2022〉が8月27日(土)~28日(日)オールナイトイベントとして行われ、昨年に引き続き2回目の開催となった。

今回の出演者はCHAID.A.N.石野卓球、KENJI TAKIMI(Crue-L/Being Borings)、キセル、Licaxxx、MONKEY TIMERS、tofubeats、YAMARCHY、ZAZEN BOYSなど、とても豪華なラインナップ。

開催当日、天候にも恵まれて青い空が広がる自然豊かな会場に名残惜しい夏の終わりを楽しむため、たくさんの観客が集まった。会場にはテントサイトやバンガロー、さらには川で釣ったニジマスを調理して食べられるアトラクションなども設けられていたため、若者だけではなく子連れのファミリーなども多く参加していた。

そして初日のトップバッター、MAIN DOMEステージにて最初に登場したのはジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求したニュージェネレーションD.A.N.。天井に白幕が張り巡らされ、幻想的な雰囲気を纏うステージにゆっくりと登場。そして、シンセのループフレーズが特徴的な「Chance」でライヴが始まった。外は32度を超える猛暑日であることを忘れさせるような、涼しげなメロディと心地よい透き通った歌声に、集まった観客たちは徐々に体を揺らしはじめた。

会場が盛り上がってきたライヴ中盤、ステージに差し込む日差しが櫻木(Gt,Vo,Syn)のパソコンを直撃していたため機材トラブルが発生。櫻木は「初めてパソコン止まった!目玉焼き焼けそうなくらいパソコンが熱い!」と、困った顔を見せながらも観客を和ませた。その後、なんとか持ち直して人気曲「No Moon」で会場をメロウな空気で包み込んでステージを終えた。



カンカン照りだった太陽が雲に隠れはじめ、少し涼しくなってきた午後3時過ぎ。地方ライヴの中でも岡山が一番多いというキセルが登場した。辻村兄弟のユニットがみせる、穏やかで心和ませる歌声が会場に響き渡り、観客は美しいメロディに聞き入りながら、しみじみと夏の終わりを楽しむ。

キセルは今年の2月にも同じ真庭市のイベントに参加をしていたが、弟・友晴が出演キャンセルとなってしまったため、兄・豪文が一人での出演となった。その際に、岡山で作られたという新曲「演歌」を披露。一人でライヴをやることになってしまった心境から弟に向けて〈お前が来なけりゃはじまらない〉という歌詞で愛を感じさせた。

MAIN DOMEのライヴステージ以外にも2nd FLOORの DJライヴやハンバーガーなどの屋台フードで楽しむこともでき、たくさんの観客を楽しませた。MAIN DOME内では「夏といえば!」のスパイスカレー(OK CURRY)が人気を集め、賑わいを見せていた。また、テントサイトのほとりを流れる川で行われた〈アマゴの”魚つかみ取り”〉のアトラクションでたくさんの子どもたちが楽しんでいた。そんな中、その“魚つかみ取り”に参加する人の中に初日出演のCHAIの姿が。裸足に川へ入って魚を捕まえるのに夢中になっていた。夏の終わりに“NEOかわいい”彼女たちの姿が見られて、グッときた。
(CHAIの魚つかみ取り動画[公式Twitter]:https://twitter.com/CHAIofficialJPN/status/1563493313562685441)

段々と夜に近づくにつれて、ムーディな空気感でより一層の盛り上がりをみせる〈EXTRAVAGANZA2022〉。MAIN DOMEステージのライヴはCHAI、ZAZEN BOYSと続く。彼らは一体どんなライヴを披露したのか、後編へ続く。

文・写真 田代芽生

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