ハリエンタル

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

連載

REVIEWS : 014 ポップ・ミュージック(2021年1月)──高岡洋詞

"REVIEWS"は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2~3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介するコーナーです(ときに旧譜も)。今回は高岡洋詞による9枚。エッジの効いたアイドル、SSWなどなどさまざまなスタイルの現在進行形のポップ・ミュージックをテーマにセレクト&レヴュー。 ...…

【REVIEW】「音楽の魔法」を証明するーー大森靖子、「神」をテーマにした新アルバムをリリース

レヴュー

【REVIEW】「音楽の魔法」を証明するーー大森靖子、「神」をテーマにした新アルバムをリリース

大森靖子が3rdアルバム『kitixxxgaia』を3月15日にリリース。メジャー第3弾となる同作は様々なアーティストとのコラボレーションに特化した作品に。人気のシングル曲、fox capture planをゲストに迎えた「ドグマ・マグマ」、DAOKOが共作した「地球最後のふたり」など、1曲1曲が濃密な全13曲を収録。また、大森自身が℃-uteに提供した「夢幻クライマックス」の歌詞をあらたに書き直し、ピアノで弾き語った「夢幻クライマックス かもめ教室編」も収録。聞き応え抜群の「神」をテーマにした本作を、前田…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50位から31位までの20作品を発表いたします!...…

里咲りさ最新アルバム『売れるまで待てない』発売記念、大森靖子との対談実現!!

インタヴュー

里咲りさ最新アルバム『売れるまで待てない』発売記念、大森靖子との対談実現!!

アイドル・グループ「少女閣下のインターナショナル」を立ち上げ、運営兼メンバーとして“しゃちょー”の愛称で親しまれていた里咲りさ。当時からソロ・アイドルとして、そしてシンガー・ソングライターとしても活動していたが、グループ休止後、自身の活動に専念。9月に待望のアルバム『売れるまで待てない』をリリースした。今作は里咲の思いつきからわずか制作期間2ヶ月で書き下ろしの新曲7曲を録音し、初期衝動全開の全曲A面を宣言した意欲作。楽曲の確かなクオリティにさらなる注目を集めた。そんな最新作を待望のハイレゾ配信!! 特典とし…

“激情派”大森靖子の女としての強さ、その変わらない精神性

レヴュー

“激情派”大森靖子の女としての強さ、その変わらない精神性

今年3月にメジャー2枚目となるフル・アルバム『TOKYO BLACK HOLE』をリリースしたばかりの大森靖子が、〈ワンダーロマンス三連福〉と題した3ヶ月連続シングル・リリースを発表した。その第一弾となる今作では、ゆるめるモ!から“あの”をゲスト・ヴォーカルに迎えるなど、早くも話題を集めている。 ...…

大森靖子、亀田誠治やミトら豪華プロデューサーを迎えたメジャー2ndアルバム、ハイレゾ配信

レヴュー

大森靖子、亀田誠治やミトら豪華プロデューサーを迎えたメジャー2ndアルバム、ハイレゾ配信

2014年、ひとつ時代を象徴する存在となった大森靖子が子供を授かり出産を終えて、前アルバム『洗脳』から約1年3ヶ月ぶりにリリースしたメジャー2ndアルバム『TOKYO BLACK HOLE』。大森靖子は東京をブラックホールに例えたのかもしれないが、もはや大森靖子がブラックホールとなり、より多くの人々を自分の側へ吸い寄せるために、多くの感情を吸い込んで凝縮したような作品である。言葉の情報量はより過多に。サウンドはよりキャッチーでアッパーに。まだ遠くにいる人へ向けて、強固なサウンド・アレンジで届けようとする意思…

大森靖子『大森靖子黒歴史 EP』を配信開始 & インタビュー

インタヴュー

大森靖子『大森靖子黒歴史 EP』を配信開始 & インタビュー

2013年3月に1stフル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』をリリースした女性シンガー・ソングライター、大森靖子。同アルバムのツアー・ファイナルを渋谷クアトロで開催、レーベル無所属のままソールド・アウトさせ、関係者をはじめ、さまざまな場所で話題をさらった。また、ジャンルの垣根を簡単に飛び越え、BiSやアップアップガールズ(仮)などアイドルとの共演もするなど、いま最も注目を集めるアーティストといえる。そんな大森晴子の黒歴史を暴きだす音源をOTOTOY独占で配信スタート。活動初期に録り溜めた楽曲、いまでは…

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第11弾 大森靖子 インタビュー

インタヴュー

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第11弾 大森靖子 インタビュー

インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで、1ヶ月にわたって、たった一つのアーティストを押し続ける企画、「NEW SENSATION」! この企画でもっとも大事にするのは、バイヤー目線。広告予算がなくても、メジャー・レコード会社が決まっていなくても、「こいつら、絶対すげぇ!」そんなバンドが現場にはいっぱいいるんです。「NEW SENSATION」は、disk unionとOTOTOYがバイヤーの威信をかけ、本当に押したいもののみを展開する気合い…

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載!!!

インタヴュー

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信&インタヴュー掲載!!!

2014年12月3日にリリースされた大森靖子のメジャー・デビュー・アルバム『洗脳』。カーネーションの直枝政広をはじめ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉、ハロー! プロジェクトのアイドル曲を多く手掛ける大久保薫など、8人のプロデューサーがサウンド面でバックアップした本作は、音楽媒体をはじめ高い評価を得ながら現在もロング・セラー中。1月より公開されている映画『ワンダフルワールドエンド』では「呪いは水色」が主題歌として使用されるなど、2015年もその勢いは止まりません!! アルバム・リリース第1弾特集のライタ…

OTOTOY AWARD 2014ーーOTOTOYスタッフが選ぶ、2014年のBEST ALBUM 20 & BEST SINGLE 10

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OTOTOY AWARD 2014ーーOTOTOYスタッフが選ぶ、2014年のBEST ALBUM 20 & BEST SINGLE 10

2014年、OTOTOYの音源配信トピックは2つ。1つ目はOTOTOYが、2009年からずっと提案し続けたハイレゾ(始めた当初はHQDと言ってた)が、遂に一般層にまで伝わるようになったこと。2013年の秋に、ソニーが(ハイレゾ対応のプレイヤーを発売するなど)本格参入したことをきっかけに、2014年1月の「のうりん」でアニソン・ハイレゾが注目を浴び、4月にASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotch、9月にくるりというJ-ROCKシーンを引っぱるアーティストがハイレゾでリリースを行い、さらにA…

大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信!!!

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大森靖子、メジャー・ファースト・アルバム『洗脳』をハイレゾ配信!!!

"脳"みそ"洗"い流すべく聴いてください。大森靖子、メジャー・デビュー・アルバム『洗脳』がついに登場!! 前作『絶対少女』に引き続いて参加したカーネーションの直枝政広をはじめ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉、ハロー! プロジェクトのアイドル曲を多く手掛ける大久保薫など、8人のプロデューサーがサウンド面をバックアップ。ミュージック・ビデオが先行公開された「ノスタルジックJ-pop」「絶対絶望絶好調」「イミテーションガール」や来年1月に公開される映画『ワンダフルワールドエンド』の主題歌「呪いは水色」、そし…

大森靖子と来来来チーム 最初で最後の? コラボレーション・アルバムをリリース!

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大森靖子と来来来チーム 最初で最後の? コラボレーション・アルバムをリリース!

思えば、大森靖子が注目を浴びる結果となった1stフル・アルバム『魔法が使えないなら死にたい』のリリースが今年の3月だったなんて、遠い昔のようだ。そう感じさせるほど、2013年、彼女はつねに動き続けている。そんな彼女に、ありそうでなかったコラボレーションを呼びかけたのは、"商店街ポップ・バンド"、来来来チーム。大森とは反対に、ゆったりと活動する彼らをたのしみにしていた人たちにとってもうれしい話が届きました。...…

What's Punk in Tokyo? 快速東京×the mornings×V/ACATION

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What's Punk in Tokyo? 快速東京×the mornings×V/ACATION

最初に言っておくと、「パンクとは? 」という議論はあまりに不毛で答えのない問いである。定義にそって行動するのではなく、既存の価値観を揺さぶるものこそが、パンクだからである。一つの答えを出した時点で、それは塗り替えられるためのものになってしまう。パンクは、現在進行形の概念なのだ。これまでにいくつもの雑誌でパンク特集は行われてきたし、パンク本は数多く出ている。僕もいくつか読んだけれど、わかったようでよくわからなかったものが多い。ただ、それらを通じて一貫しているものは、パンクとは何でも受け付ける寛容性のあるものだ…

the mornigs、大胆な音楽的変化に挑んだ3年半ぶりのセカンド・アルバムをハイレゾ配信!

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the mornigs、大胆な音楽的変化に挑んだ3年半ぶりのセカンド・アルバムをハイレゾ配信!

ハードコア、ニューウェーブをベースにしたオルタナ・サウンドとともに、ハプニングありの爆発的なライヴ・パフォーマンスで魅了してきたthe mornings。前作から3年半のあいだ、結成10周年、サウス・バイ・サウスウエストへの出演、そしてメンバーの脱退を迎え、新たなフェイズへ突入。ミックスに日本のダブ・ステップのキーパーソンであるGOTH-TRAD、マスタリングにゆらゆら帝国やOGRE YOU ASSHOLEも手掛けるエンジニア・中村宗一郎を迎え、音楽的な深化にフォーカスした新作『idea pattern』を…

大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスした音源を26歳誕生日にリリース!

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大森靖子、教会でDSDネイティヴ録音&ネイティヴ・ミックスした音源を26歳誕生日にリリース!

「なんでもない日おめでとう!」なんて言葉もあるが、本日9月18日は特別な人の誕生日である。そしてその特別な人の誕生日を、もっと特別にするために、OTOTOYから新たな音楽をリリースする。『大森靖子 at 富士見丘教会』。そう、9月18日は大森靖子の生誕日なのだ。ギター一本で、あらゆるライヴハウスに行き、時にはアイドル・シーンにも切り込んで、やわらかな歌声で歌ったかと思えば、突き飛ばすようにギターをかきむしる。激情的なようで非常に冷静にも見える。簡単に理解できないからこそ心奪われるシンガー・ソング・ライター、…

2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

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2013年、OTOTOYが取り組んできたDSD関連の活動を総まとめ!!

2013年もいよいよ大詰め。今年もいろんなことがありましたね。音楽業界に限って言えば、2013年はSONYが"ハイレゾ音源"対応の再生機器を一挙に発表したことで、CD以上の音質で音楽を聴くということが、かなり一般的になった一年だったと思います。そして、そんな"ハイレゾ音源"の最高峰に位置しているのがDSDです。DSDとは、一般的なCDとはまったく違うレコーディング形式を採用し、アナログ・レコードのように滑らかな音質と、デジタルならではの透明度を両立させた高音質フォーマットのこと。OTOTOYでは、2010年…

来来来チーム『天国』

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来来来チーム『天国』

''来来来チーム / 天国''これぞ、2012年のシティ・ポップならぬ「商店街POP」。自らそう標榜する来来来チーム初のプレス・ミニ・アルバム! 淡々としたメロディとツボを押さえた演奏はクセになること間違いなし。かつてのバンド・メンバーでもある大竹康範(ex.マヒルノ、LAGITAGIDA、sajjanu)が1stDEMOに引き続き、マスタリングまでを担当。...…

the mornings

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the mornings

ここ数年様々な音楽の要素を吸収して、どのジャンルにも分類できない、全く新しいサウンドを作りだしているバンドが増えている。今回紹介する the morningsは、その中でも最も注目しているバンドのひとつ。ポスト・ハード・コア、ディスコ、パンク、プログレ、マス・ロックの要素を持ち、不協和音や変拍子を多用しているのに、しっかりとポップな仕上がりになっていて、一度聴いたら忘れられないキャッチーな楽曲ばかりだから。...…

the mornings『SAVE THE MORNINGS!』

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the mornings『SAVE THE MORNINGS!』

'''★OTOTOYのみの特典!! アルバムを購入すると、2010年10月2日に新宿motionで行われたライヴの音源がついてきます!'''【特典内容】1.マッドチアガール / 2.悪いお兄さん / 3.amazon surf(録音 : 馬場友美(個人盗撮れこーど))the morningsの音楽からは、1978年に発表されたコンピレーション・アルバム『NO NEW YORK』に収められた4バンドや、The Pop Groupなど所謂ポスト・パンク期のバンドたちの遺伝子を感じることができる。あるいは、PAN…

今、東京インディー・シーンで起こっていること

コラム

今、東京インディー・シーンで起こっていること

大都会東京。下北沢、渋谷、高円寺、吉祥寺、代官山、秋葉原、小岩... と、都内には実に多くのライブ・ハウスが点在するが、今インディー・シーンで一際目立っているのが新宿。20代前半の次世代ミュージシャンらが、ライブ・ハウス新宿MotionやMARZを中心に切磋琢磨し、新たな音楽、新たな熱狂を生み出している。今回は『TOKYO NEW WAVE 2010』、フリー・サンプラー『Next Music from TOKYO!!!』という2つの音源を中心に、そんなシーンのど真ん中にいるバンド達を紹介しよう。...…

NEXT POP powered by Motion VOL.5

インタヴュー

NEXT POP powered by Motion VOL.5

このコーナーは日々新しい才能を排出し続け、今最も勢いのあるライヴ・ハウス新宿Motionのスタッフが、“NEXT POP”をキーワードに次世代のミュージック・シーンを担うアーティストを、どこよりも早く紹介するコーナー。今回は、「''Motionがたった4年で東京で最も勢いのあるライヴ・ハウスの一つとして急成長をした''」その秘密を探るために、10月から始まる4周年のアニヴァーサリーを目前に控え、大忙しのMotionの店長 鶉野拓人氏とブッキング・マネージャーの池内恵己氏にインタビューをしました。そして、なん…

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