アラブ、ロマ、アイリッシュ… 世界の響きがここにある!!
Libera Cielo、変拍子を駆使したワールド・フュージョンをハイレゾで!!

Libera Cielo (Photo by 小野広幸)

Libera Cielo(リベラ・シエロ)——。エスペラント語で「自由な空」を意味するその名からもわかる通り、音楽的なボーダーを軽々と飛び越えたサウンドを奏でる7人編成のアコースティック・ユニットだ。クラシックやジャズをベースに、アラブの響き、ロマの香り、そしてアイリッシュの音色を融合=フュージョンさせた、唯一無二のアンサンブル。その音楽は、決して耳馴染みのいいワールド・ミュージックに留まらない。というのも、全編にわたって変拍子が多用され、緊張感に満ちたインタープレイがふんだんに盛り込まれているのだ。

OTOTOYでは、今のところライヴ会場でしか手に入らない本作を、なんと24bit/96kHzのハイレゾで配信開始。しかも、収録曲から「眼筋の踊り」を2週間限定のフリー・ダウンロードでお届けする。ヴァイオリン、ギター、トランペット、マリンバ、ウッドベース、アコーディオン、ドラム & パーカッション…。無数のアコースティック楽器が複雑に絡み合う様子は、まさにハイレゾで聴くのにぴったりだ。ユニットを率いる閔賢基、アコーディオン奏者の藤野由佳、チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカンでも活躍するふーちんの3人を迎え、インタヴューを敢行した。

>>「眼筋の踊り」のフリー・ダウンロードはこちら!!


ハイレゾで聴けるのはOTOTOYだけ!!!
ジャンルレスでボーダレスな、ワールド・フュージョン・アンサンブル!!!

Libera Cielo / ELEMENTAL (24bit/96kHz)

【配信形態】
ALAC / FLAC / WAV(24bit/96kHz)

【価格】
1,000円(税込)(単曲は各216円)

【収録曲】
01. 眼筋の踊り
02. 月虹
03. Entangled in Black Vines
04. 宵蛍
05. ワルキューレ

INTERVIEW : Libera Cielo

閔賢基(ヴァイオリン)、ポール・N・ドロシュ(ギター)、加茂栄吾(トランペット)、三浦咲(マリンバ)、安藤亮輔(ウッドベース)、藤野由佳(アコーディオン)、ふーちん(ドラム & パーカッション)という7人からなるインスト・アコースティック・グループ、Libera Cielo。メンバーのバックボーンはクラシックやジャズ、アラブ音楽、ロマ音楽、アイリッシュなどさまざまで、なおかつキャリアのある敏腕ばかり。そんな彼らが奏でるのは、ジャンルレスでボーダレスなワールド・フュージョン・アンサンブルだ。彼らの魅力が凝縮された5曲入りのミニ・アルバム『ELEMENTAL』について、そしてバンドの成り立ちについて、閔賢基と藤野由佳、ふーちんの3人に話を訊いた。

左から、閔賢基(Vn)、ふーちん(Dr/Per)、藤野由佳(Acc)

インタヴュー & 文 : 大石始
写真 : 大橋祐希

いい音楽であることが大事で、変拍子が重要なわけではない

——Libera Cieloはどういう経緯で結成されたのでしょうか。

閔賢基 : (以下、閔) : 結成されたのは2010年なんですけど、今のメンバーになったのは2012年の冬ですね。世界に打って出たいという思いをもって始めました。日本から発信していける、オリジナル曲だけのユニット。そういうイメージですね。

——ふーちんさんが参加されたのは結成された2010年から?

ふーちん : いや、私は2012年からですね。私はもともと大道芸から音楽を始めたんですけど、そういうこともあってミュージシャン以外の繋がりも多くて。あるとき、バンド以外のパフォーマンスもあるイヴェントに出たことがあったんです。当時私がやっていたのはパフォーマンス的要素もあるユニットで、そこで鼓笛隊みたいな太鼓を踊りながら叩いてたんですよ。その姿を閔さんが見てくださって。最初は「よくあんなに踊りながら叩けるね」って言われて(笑)。

: そんなこと言ったかな(笑)。

閔賢基(Vn)

ふーちん : そのとき閔さんが別でやっているシャルキィロマっていうロマ音楽ユニットのことを教えてくれたんですね。私はもともとロマ音楽が好きなので興味を持って、逆にシャルキィロマのライヴに行くようになったんです。そういうところから繋がりが始まって。

: Libera Cieloの曲には民族音楽の要素も入ってるんですけど、普通にロックをやってる人だと民族音楽によくあるような変拍子に対応できないことが多いんですね。あと、旋律を聴けない人が結構多くて。

——旋律を聴けない?

: 周りの音をあまり聞けないというか。でも、ふーちんは変拍子も民族音楽も好きだと言ってたので声をかけてみたんです。最初、彼女がどれぐらい叩けるのか分からなかったんですけど、実際にやってみたら… 最高に良くて(笑)。

ふーちん : 変拍子といっても、プログレの変拍子とロマの生活や言葉から生まれた変拍子は違うと思うんですね。私はロマの音楽がすごく好きなんですけど、「四拍子じゃないけど気持ちいい」、それぐらいの感覚。最初にそういうリズムに触れたのはチャラン・ポ・ランタンの小春ちゃんとやりはじめた高校生のときで、彼女からいろいろ聞かせてもらったんです。閔さんの曲もメロディーが拍子に乗っているので、あまり考えなくても乗っていけるんですね。

: Libera Cieloは変拍子の音楽をやることが目的ではないので、いい音楽であることが大事で、変拍子が重要なわけではないんですけどね。

——ひとつの方法論という。

: そうですね。「いかにも変拍子」みたいなものじゃなくて、聴いてる人が気づかないぐらいのもののほうがいいんです。メロディーが自然であることが重要であって。たとえば、それまで4分の4拍子だったものが途中から8分の7拍子になると、半拍足らなくなるんですね。そのぶん切迫感とかスピード感が出てくる。そういう作曲の方法論のひとつとして変拍子を使ってるという感覚なんですね。

サウンド的なおもしろさやキャッチーさは意識する

——さきほど民族音楽に関する話が出ましたけど、Libera Cieloを始めるにあたって閔さんの頭のなかでイメージしていた音をもう少し具体的に説明していただけますか。

: まずは既存のジャンルに入らないものをやりたいという考えはありました。そもそもLibera Cieloはメンバーひとりひとりのバックボーンが全然違うんですね。アイリッシュの人もいればジャズの人も、アラブ音楽の人もいる。たとえば、スペインのような国だとフラメンコのような音楽があって、あの国の人たちのアイデンティティにもなっている。でも、僕は中国系の在日韓国人なんです。だから、自分にはルーツになるような音楽がない。そういうこともあって、いろんなものをフュージョン(融合)しながら、ジャンルを考えずにオリジナルの音楽を作ろうとしてきたんです。民族音楽をそのままやってしまうと一部の人以外はまったく聴いてくれなくなってしまうので、あくまでも「民族音楽の要素も入っている」ぐらいのバランスは気をつけています。僕自身、以前はマニアックで難しいものに走っていた時期もあったんですけど、Libera Cieloではサウンド的なおもしろさやキャッチーさは意識するようにしていて。そういえば、先日プログレ好きが集まる場所で僕らの音を聴いてもらったら、「これはまさしくプログレだ」と言われましたね(笑)。そういうふうに受け止めていただいても全然問題ないと思うんですよ。

Photo by 井上拓

——そもそも閔さんの音楽的バックボーンはどういうものなんですか。

: 最初の20年はクラシックの影響がすごく大きかったんですね。リスナーとしてはタンゴやフラメンコも好きだったんですけど、ここ10年ぐらいはベリーダンサーと共演する機会も多いので、ロマ音楽やアラブ音楽にも取り組むようになりましたし、その他にジャズ・バンドを組んだり、ロック・バンドをやったり、アイリッシュをやったり… いろんなものを演奏するなかで感じたそれぞれの魅力を、Libera Cieloというユニットを通して表現していきたいと思ってるんです。

——閔さんご自身のなかで音楽の垣根がないんですね。

: そうですね。ヴァイオリンって音程を仕切るフレットがないんですよ。だから、世界中どんな音楽でも演奏することできるし、どんな音楽でも対応できるんですね。

藤野由佳(Acc)

——藤野さんが加入されたのは?

藤野由佳(以下、藤野) : ふーちんさんと同じ2012年です。

: 藤野さんとは以前からよく共演してて、何か一緒にやりたいとは常に思ってたんですけど、Libera Cieloを本気でやるにあたって声をかけさせていただいて。

藤野 : 閔さんのプレイはよく知っていたので、おもしろいことができるだろうと最初から思ってました。私はもともとアイリッシュから入っていって、そこからオリジナルなものを作る方向に向かっていったんですね。民族音楽をなぞるだけじゃなくてオリジナルなものを作るという心意気には共感するところもあったし、Libera Cieloはそこがおもしろいと思う。

——ちなみに「Libera Cielo」というバンド名は閔さんが付けたんですか?

: そうですね。「ボーダレス」というのが最初のイメージとしてあったので、世界中どこにも繋がってる空が一番ボーダレスだろうと。それで「自由な空」という意味のバンド名を付けたんです。ただ、「Libera Cielo」っていうのはエスペラント語なんですね。エスペラント語ってもともとは「世界中どこにでも通じる言葉」という目的のために人工的に作られたわけじゃないですか。その意図がいいなと思って、最初からエスペラント語にしようと考えてたんです。

CDだと狭い場所にギュッと詰まって演奏してる感じなんです

——では、そろそろ今回のミニ・アルバム『ELEMENTAL』に話を移したいんですが、ここに収められている5曲はこれまでライヴで演奏してきたものなんですか。

: そうですね。ただ、メンバー全員忙しい人ばかりなので、なかなか集まれなくて。それで今年(2014年)の新年会で「今年はCDを作ろう」っていう話をして、2月に音響ハウスというスタジオで6ブースに分かれてレコーディングしました。マリモレコーズの社長の江夏(正晃)さんにヴィンテージ・マイクとプリアンプを用意していただいて、すごく贅沢な環境で一発録りさせていただきました。以前のLibera Cieloのレコーディングのときはクリックに合わせて録っていったんですけど、クリックに合わせるとインタープレイが死んでしまうんですね。それで今回はクリックなしの一発録りで、1日で5曲全部録ったんです。

藤野 : 機材にこだわったのはハイレゾリューションで配信することを念頭に置いていたこともありますね。すごく緻密に録りました。臨場感もあるし、バランスも考えてミックスしてるから音の雰囲気が伝わると思います。

: 32bit/192kHzで録ったうえで、聴く人の環境を考えて24bit/96kHzで出すことになりました。

——ところで、どのような理由からハイレゾでリリースすることになったのでしょうか。

ふーちん(Dr/Per)

: ハイレゾだとマスタリングのときに圧縮しなくていいんですね。僕らの演奏はダイナミクスを重視していて、つまりは演奏の強弱がはっきりしてるんです。ただ、音を圧縮すればするほどそのダイナミクスは失われてしまうわけで、同時に僕らが表現したいことも伝わらなくなってしまう。いまはいろんな技術があって、いい音で録ってなおかつ高音質で聴き手に届けることができれば、実際の演奏にかなり近い状態で聴いてもらうことができるんですね。僕らもハイレゾの音とCDの音を聴き比べたんですけど、あきらかに音の広がりが違う。僕らは楽器の数が多いんで、CDだと狭い場所にギュッと詰まって演奏してる感じなんです。でも、ハイレゾだとより空間的な広がりがあって、細かい音まで聴こえる。ライヴ演奏を聴いてるときに近い感覚を得られるんじゃないかと思います。

藤野 : ハイレゾの場合、アコーディオンの蛇腹が押し引きする音であるとか、鍵盤を叩く音が聴こえてくるんです。そういう息づかいみたいなものも聴こえてくるので、ライヴとは違う楽しさがあるんじゃないかと思います。

: ライヴと作品制作は違いますからね。ライヴの場合はそこにどれだけ高揚感があるか、どれだけパッションがあるか、そういうことが重要であって、小さなミスはどうでもいい。でも、音源の場合はちょっとしたミスも気になってくる。だから同じ一発録りでもレコーディングのときはいろいろと気を使ってますね。

ふーちん : 聴いてもらえれば分かると思うんですけど、ライヴとレコーディングで違う緊張感があるんですよね。

——ちなみに、作曲は閔さんがすべてやってるんですか?

: いや、「眼筋の踊り」と「Entangled in Black Vines」がギターのポール・N・ドロシュ、「宵蛍」が藤野さん、「月虹」と「ワルキューレ」が僕です。バンドを始めたときは作曲するメンバーが僕しかいなかったんですけど、今は3人体制で書いてます。

あってもなくてもいい音だったら、ないほうがいいと思ってる

——せっかくなので閔さんと藤野さんにご自身の曲を解説していただきたいんですが、まず、閔さんが書かれた「月虹」、これはいかがですか。

: 普通、「げっこう」というと月光をイメージすると思うんですけど、これは「月の虹」という意味で、虹を表現しようと思って書いた曲です。もともとは全パート五線譜で書いてたんですけど、Libera Cieloの場合は五線譜で書く場合もあれば、各メンバーに任せる場合もあって。この曲に関しては自分で打ち込んだものをもとに作っていきました。

——「ワルキューレ」はいかがですか。

: 僕は今でもヴァイオリンの先生に習ってるんですけど、シャルキィロマでその先生と共演することになって。この曲はそのときに先生のことを念頭において書きました。ヴァイオリンのコンチェルトのイメージですね。自分でも弾きたくなって、Libera Cielo用にアレンジし直しました。


ワルキューレ

——藤野さんが書かれた「宵蛍」はいかがですか。少しわらべ歌的な雰囲気を感じたんですけど。

藤野 : 長野県に「ほたるの里」というところがあって、夕暮れになると1匹ずつ蛍が点滅していくという場所なんですね。そこに行ったときにすごく感動して。私の場合、風景を見て感動すると曲を書きたくなるんですね。アレンジに関してはLibera Cieloのメンバーのことを考えながら作りました。マリンバから入るんですけど、そこは点滅する蛍をイメージしながら書いて。ちょっと中華風というか、そういう世界観の曲があるのもいいんじゃないかと思って。

——ポールさんが書かれた2曲はどうでしょう。

: 「眼筋の踊り」に関してはちょっとおもしろい話があって。ブルガリアに「ガンキノホロ」っていう曲があって、「ガンキノ」というのが11拍子という意味で、「ホロ」が歌という意味なんですね。この「眼筋の踊り」も11拍子なので、最初「ガンキノ」がついた曲名にしようとしていたみたいなんですけど、駄洒落として「眼筋の踊り」というタイトルにしたらしくて。ポールはロシア系のアメリカ人なんですけど、そういう人なんです(笑)。

藤野 : アルバムの1曲目にこういうインパクトのある曲が入ってるのもいいんじゃないかと思って。

——アレンジに関してはどのような部分を重要視しているんですか。

: あってもなくてもいい音だったら、ないほうがいいと思ってるんですね。メンバー7人がいろんな音を好きなように出したらどこを聴いていいか分からなくなる。だから、引き算ですよね。メンバーのインタープレイにしても自己満足じゃダメで、1曲をどう聴かせるかが重要。もちろんライヴの場合は変わってきますけど、音源にする場合はそういうことを意識してます。

Photo by 井上拓

藤野 : ソロの長さに関しては結構話し合ってますからね。

ふーちん : 即興なんだけど、曲の流れのなかでどう聴かせるか、そういう練習はすごくしてますね。

——今後の活動に関してはいかがですか。冒頭で海外での活動に関することもお話されてましたけど、ヨーロッパあたりですごくウケそうですよね。

: うん、行きたいですよね。日本の方にももちろん聴いていただきたいんですけど、日本ってインストを聴くパーセンテージがまだまだ低いと思うんです。そういう状況を変えたいという気持ちもあるし、インストを聴く文化のある国でもやってみたい。いろんな場所で演奏していきたいですね。

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PROFILE

Photo by 井上拓

Libera Cielo
「リベラシエロ」は”自由な空”の意。さまざまな音楽のエッセンスを取り入れたオリジナル楽曲を、多彩な音色を持つ楽器編成による斬新なサウンドで奏でるインストゥルメンタル・ユニット。メンバーは、クラシック、ジャズ、アラブ、ジプシー、アイリッシュ、ポップスなどさまざまなジャンルの経験者から成る。

閔賢基(ヴァイオリン)
ポール・N・ドロシュ(ギター)
加茂栄吾(トランペット)
三浦咲(マリンバ)
安藤亮輔(ウッドベース)
藤野由佳(アコーディオン)
ふーちん Fuchin(ドラム & パーカッション)

>>Libera Cielo Official HP

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