2024/10/24 17:00

編集部が注目する今週のリリース作品


I、EYE、愛


兵庫県出身の3ピースバンド、w.o.d.のメジャー・ファースト・アルバム!グランジやオルタナティヴなロック・サウンドが炸裂!IもEYEも愛も詰めこんだ珠玉の10曲を、全身で味わってください!(西田)


カクバリズムからの初リリース


カクバリズムからの初リリースは、ドラム・砂井による初作曲ものに。メリハリのついたドラムがポップさを強調してて心地いい!内村イタルの歌声や、どこか懐かしさを覚えるピアノの音色も相変わらず健在ですが、新たな可能性も感じるようなシングル。(草鹿)


ジェフ・パーカーが母に捧げた一枚


トータスをはじめとし、数々のプロジェクトで活動するギタリスト、ジェフ・パーカーの2020年作。自身の母親の名がタイトルの由来である本作は、母へ贈るハートフルなサウンドに満ちた1枚。ジャズ、ヒップホップ、用語であれこれ説明できるのだろうけど、あえて定めずにそこにある音をそのまま受け取って育てたい。(石川)


ドライブ用のバレアリック・アルバムより


レコード・ショップ〈Kankyōrecords〉のレーベルより、愛知のトラックメーカーind_frisがドライブのためのアルバムを制作。この楽曲はその先行シングルとなります。ギタリストTokiyo Ootoの朴訥とした声が電話越しにつぶやかれる様は、車内でハンズフリーでなされる会話の感覚を思い起こします。そして、改めてバレアリックなダウンテンポって車での移動においてどんなシチュエーションでも合うなあと。(津田)


名曲「いい湯だな」がジャズ・アレンジでリリース


WONKのキーボードであり音楽家の江崎文武が長らく愛されてきた名曲「いい湯だな」をジャズ・アレンジ(M2)。それを元にSTUTSがサンプリング・アレンジし、大貫妙子が歌声をのせたチャレンジ精神に満ちたナンバー(M1)。歪んだトランペットのようなシンセサイザーと水音が斬新に絡み合い、おもしろいです。温泉が気持ちいいこの季節にぜひ。(菅家)


全世界の少し疲れてる人々へ寄り添う


【I'm a little tired ... // わたしはすこし疲れています】がコンセプトのリラクゼーションメディア〝Lonely Girl〟がコンピレーション・アルバム第7弾をリリース。やわらかく優しいサウンドが、ひとり時間をゆったりと心地よいものにしてくれます。少しさみしくなるようなメロディはこの季節にもピッタリ。イラストレーター/漫画家の大島智子氏が手掛けたジャケットもキュートでお気に入りです。(藤田)


SACOYANSの3rdALより


3rdアルバムからの先行曲。めちゃくちゃうるさくて、ぜんぜんうるさくない。すごく歪んでいるのに、すごくクリア。キラキラの絶妙な半歩手前に留まり、ギターの綺羅びやかなストロークやアルペジオが際立つ。SACOYANのヴォーカルの魅力も、リズム隊の悦楽も間違いない。11月リリースのアルバムが大傑作になることは確実だろう。待ち遠しい。(高田)

TOP