ピアノの弾き語りという、きわめてシンプルな手法で色彩豊かな世界を描き出すシンガー・ソングライター、富山優子。鋭い感性と視点でいまという時代(およびそれを生きる人々の様々な心情)を切り取り、同時に聴き手を郷愁的世界へと導く曲の数々は、優れた短編小説や映画に接した時と同様の濃密な感動と心地よい余韻を聴く者に与えてくれる。いまや時の人となった山戸結希監督の伝説の処女作『あの娘が海辺で踊ってる』を幸運にも“目撃”することができた人は、登場人物に優しく寄り添う(そして時には気持ちを代弁する)彼女の音楽に魅了されたことだろう。劇中で使用された楽曲の大半は、2011年に発表された1stアルバム『僕らの時代』の収録楽曲だ。

このデヴュー作で彼女は、2枚組24曲というヴォリュームでソング・ライティングの圧倒的才能を見せつけてくれた。だが驚くべきことに、それは彼女の個性の片鱗を見せたに過ぎなかったのだ。最新2ndアルバム『おおグリーン』で彼女の歌世界は、さらなる広がりと深みを増した。心の奥底に眠る扉の向こうに広がる、懐かしい森。本作が提供してくれるのは、その森を散策するという、このうえなく贅沢な時間だ。興味を抱いた方は、散策の手引書として、このインタヴューを活用していただきたい。

富山優子 / おおグリーン

【価格】
WAV、mp3ともに 単曲 250円 / アルバム購入 1800円

【Track List】
1. 若草の頃
2. 味方だよ
3. 永遠を観る子供たち
4. ラストシーン
5. 異国にて
6. ハイデリッヒ
7. やせがまん
8. 卒業
9. 青空
10. おおグリーン

INTERVIEW : 富山優子

インタヴュー & 文 : 小暮秀夫

追い詰められたような感じで作曲やりますって言ったんです

ーーピアノは子供の頃から習っていたんですか?

そうですね。母がピアノの先生なので、家のピアノで2~3歳ぐらいから習い始めて。最初はやっぱ嫌でしたけどね、厳しかったし。その後は桐朋学園大学が子供のためにやっていた音楽教室に通ったんですけど、そこも厳しくて。ついた先生が、「クラシック以外聴いちゃダメ」って言うような人で。

ーー学校のクラブ活動で音楽をやったりとかは?

中学は学校に吹奏楽部がなかったから、やる機会もなくて。でも高校には弦楽合奏部があったんですよ。ピアノ、チェロ、コントラバスとかでバロックの曲やモーツァルトをやったりして。その部活が楽しかったのもあって、そこで曲を作るようになったんですよ、急に。自分で勝手に。で、みんなで合奏して楽しんでましたね。いま思うと、マイナー・コードの暗い曲で、演歌みたいだった(笑)。多分それが楽しかったんですよね。

ーー友達のバンドをキーボードで手伝ったりとかは?

学校に軽音部があったけど、みんなパンクとかをやっていて。私とは友達になれない、トンガッた格好の怖い人達(笑)だったから、関わりがなかったですね。

ーー富山さんには音楽で反抗する、みたいな時期はなかったんですか?

音楽の反抗期? 私にとってはラジオでJ-ポップを盗み聴きするっていうのが反抗だったかな(笑)。で、なぜか高野寛さんを聴いていました(笑)。ほかのJ-ポップとは全然違ってすごい異彩を放っていたから、なんておもしろいんだろうと思って。

ーーラジオをよく聴いていたんですね。

クラシック以外の音楽が聴けるぞってことで。でもクラシックの耳だったから、やっぱり耳が全然ついていかなくて。ロックとかハード・ロックはあんまり聴けなかったですね。ドラムは音が大きいし、ギターもノイズが増えると聴けなくて。そのなかで、せめてポップスは聴けました。


おおグリーン

ーーいまのシンガー・ソングライターのスタイルが形成されていくうえで、ロックが自身のルーツにあるというわけではないんですね。

クラシックとかジャズしか最初は聴いてなかったっていうのが大きくて。ヨーロッパ文化なんですよね。聴いてるものが。ロックをちゃんと聴こうって思って聴き始めたのは大学院を出てしばらくたってからなんですけど、聴くのは暗いイギリスのものとかで、アメリカのものはあんまり聴かない、みたいな。トッド・ラングレンは好きですけど。あと、リズムがはっきりしているものは最初は聴けなかったんですよね。ロックの8ビートみたいのは全然分からなくて。だからジャズは聴けたし、ジャズからカンタベリー系のソフト・マシーンとか、そういう(プログレッシヴ・ロックの)方面からは入っていけましたね。

ーー将来の進路を決める時、東京藝術大学音楽学部の作曲科に進もうと思ったのはどういう理由からですか?

進学校に入っちゃったので成績が悪くて、勉強はダメだって思ったんですね。で、音楽ならずっとやってきたからまだいけると思って。でもピアニストになれるほどピアノはうまくなかったから、ピアニストはだめだ、と。それで高校ぐらいから曲を作るのが楽しくなってきたから、作曲をやりたいって思って。他の選択肢がなくなってきたから(笑)、追い詰められたような感じで作曲やりますって言ったんです。

ーー大学時代にサークルで音楽活動をしたりとかは?

全然余裕がなくてできなかったんです。それで大学院に行ってから、演劇サークルを作ったんです。最初は自分で脚本を書いて、下手くそなのに役者もやって。それで2年ぐらいしたら芝居のなかの音楽を書くようになって、音楽と演劇をどう関係させるかみたいのを考えるようになりましたね。それをやりながら違う大学のバンド… 民謡ジャズ・ビッグ・バンドみたいなものにも入れてもらって。それからソロでも弾き語りをやるようになったんですよね。

南武線を二日かけて全部たどったんですよ

ーー弾き語りをはじめたきっかけは?

現代音楽も演劇もだんだん大変になってきたので、息抜きみたいな感じでやったんですよ。

ーー大学院卒業後は、音楽家としてどういう道へ進もうと考えたんですか?

いろいろと考えたんですけど、結局そのときに自分ができることは弾き語りしかなくて。作曲家としてだけ関わると、曲を書いて演奏者を集めてどこかの場で一回やってそれで終わり、みたいなパターンがすごい多いんですよ。そのためにいろいろやるのは辛すぎるし、どうせなら何回も演奏したい。だったら、演奏者に頼むんじゃなくて自分でやったらいいんじゃないか、みたいなことで選択肢が狭まった結果、弾き語りしかなかったっていうのもあるんですよね、最初は。でもやってみたけれどもうまくいかなくて、散慢な感じが続いたかな。

ーーそこからどのようにして脱したんですか?

ジャズ・ピアノを習い出したんですね。そうしたら、インプロというものがあることがわかり、即興っていうかパフォーマンスに近いことをやっている人達とも知り合って。そこの人が映画美学校ってのがあるよって教えてくれたんです。そこに行ったら即興のことをいろいろ勉強できるのかなと思って。

ーーそれで映画美学校へ。どんな先生に教わりました?

ジャズの話は菊地成孔さん。それから私のCDのミックスをしてくださっている高山博さんにはレコーディングを習いました。あと、横川理彦さんが即興的なレコーディングについて話してくれて。

ーー先日、横川さんに会ったときに「富山さんて生徒さん覚えてますか?」って聞いたら、「電車の踏切の音を録音してきて曲にしてたね」って言ってました。

最初のレコーディングの授業で、なんでもいいから作ってこいって言われたんで、南武線の立川駅から川崎駅までの間にある踏み切りの音を全部、ハンディ・レコーダーで録ってプロトゥールス上で全部並べて、曲にするっていうのをやったんです。全部で96トラックとかできたのかな。南武線を二日かけて全部たどったんですよ。その後南武線は高架になって踏切がいくつか廃止されたから、そこで最後の音が取れたとこもいくつかあります(笑)。

ーー映画美学校でいろいろユニークなことを教わった感じですね。

でもね、そのときは自分の予備知識が少なすぎて、いろいろ教わったものを生かしきれてなかったかもしれない。でも、基本的なリヴァーヴの使いかたとか、基本的な打ち込みの仕方は高山さんにけっこう教えてもらったかも。あと映画のコースでサイレントの5分ぐらいの映像を作るから、それに私たちが音をつけるみたいな実習を岸野さんが考えてくださって。それをやったりしたのも打ち込みの勉強になったし、おもしろかったですね。

ーーそこで出会った人たちと一緒に音楽活動をしたりとかは?

ちょっとありましたよ。横川さんの授業でバンドを組まされたんです。最初は3人だったんだけど、ライヴごとに人数が増えていって、しまいには10人以上に(笑)。そのバンドでは、メンバーそれぞれが考えたリフに番号をあて、該当する番号の札が出たらそのリフを演奏する、みたいなジョン・ゾーンのコブラのシステムを拡大したようなものを私が作ってやってましたね。

ーーシンガー・ソングライターとしては、2009年9月から7ヶ月にわたって3曲入りのミニ・アルバムを毎月リリース、というユニークな活動を開始します。これはどういう流れから?

映画美学校で教えいてた高山さんがいろいろアドバイスをくれて。毎月新曲を作ってミニ・アルバムのリリースとライヴをやったらどうなんだ、みたいな。それで、じゃあやりますっていう感じで。

ーーそして、その活動中に山戸結希監督と出会うと。

ライヴ・パーティーで演奏したとき、会場で第4集まで売ってたんです。そこに山戸さんも来ていて、「最後に演奏した曲が入っているCDください」って。その頃は「CPU」をライヴの最後に歌うことが多かったんですね。で、ミニ・アルバムをまとめた最初のアルバム『僕らの時代』を出してしばらくたって(映画で音楽を使いたいという)メールが来て。

ーーその映画が『あの娘が海辺で踊ってる』だったと。映画のために新しく曲を作ったりはしたんですか?

エンディング・テーマは頼まれて書いたものですね。山戸さんが歌詞を書いて、私が曲を打ち込みで作った。売れてないアイドルのなかの人が、少ないスタッフで作りました、みたいな下手くそな感じのものをイメージしました。

ーー途中の海辺のシーンで電子音みたいなものが流れますが、あれは?

電子音のようなものは、ピアノの逆回転の音ですね。素材はインストのピアノ・ソロ。映画美学校のレコーディング・コースにいた頃に、興味があって作っていて。

架空のものとして書こうと思っているんです

ーー映画を想定して作ったわけではない曲が、登場人物たちの心情と見事にシンクロしていたのには驚きました。主人公みたいに、富山さんも過剰な自意識を持て余している子だったんですか?

自分のことはそんなに出せないですよ。私、自分のことは書かないから。うっすらあったかもしれないけど、それを際立たせて曲にするためにはちょっと拡大しないといけないから、芝居を作ったり脚本を書くみたいに、架空のものとして書こうと思っているんです。でも、その発端にはあるんでしょうね、「CPU」で歌われているような思いが当然。

ーー1stアルバムのタイトルにもなっている「僕らの時代」は、富山さん個人の怒りがストレートに出ているような気がしますが。

曲を作っている時に「バブルの頃はロスにレコーディングに行って」みたいな話を聞いて、とても腹がたったんですよ。「なにそれ? 私たちはそんなの全然関係なかったし、しかもロスジェネとか勝手に言われてるし、踏んだり蹴ったりだよ」って。それを曲にしたんです。このあいだ永田雅之さん(映像ディレクター。「おおグリーン」のPVの編集を担当)に言われて気づいたんですけど、曲を書いたの、震災前なんですよね。震災後だったら、そんな感情はいまあんまりないから、もっと優しく言ったかも、みたいな(笑)。ここまで責めなくてもよかった、みたいな(笑)。

ーー『僕らの時代』発表後は、ソロのピアノ弾き語り以外のスタイルでも活動を開始されますよね。富山優子エレクトリック・バンドはいつ頃結成されたのですか?

『僕らの時代』の製作と並行してメンバー募集とかしてて、リリース後に富山優子エレクトリック・バンドとしてライヴもやるようになったんですけど、最初はソロの曲をアレンジして演奏したりとか、ソロの延長線でしたね。2012年ぐらいからバンド用にオリジナルを書き始めて、それでようやく分離できるかなって思いました。


富山優子エレクトリック・バンド『羊は列車から降りて』

ーーピアノ、ドラム、ベースという編成にしたのは?

最小編成でやろうっていう。あと、ギターと鍵盤のバランスのとりかたがわからなくて、あとは憧れのEL&Pと同じ編成だし。とりあえず最小編成でできれば、後はなんとかなるだろうと思ったから3人で。

ーーさらに2012年には富山優子アコースティック楽団も始めますね。

2011年はバンドをやったから、次の年は楽団をやろうみたいな。やっぱりバンドって、最初はうまくいかなくて、すごい苦労したんですよ。「私の思い描いたことにならない、なぜだ? でも楽団なら自分の得意分野だから、できるに違いない」って(笑)。それでやりました。譜面を自分で書いて、「これお願いします」ってやってるんですけど、バンドだとなかなかそうはいかないじゃないですか。

ーーエレクトリック・バンドではミニ・アルバム、アコースティック楽団ではシングルを発表されていますが、それぞれフル・アルバムを作ろうという構想はなかったのですか?

バンドのアルバムを作ろうかどうしようか迷ったけど、ちょっとバンドはまだ早いかなと思って。もっといいアレンジが出来るまで煮詰めることにして、それで結局ソロのセカンドを出したんですよ。

残酷な現実のことを書いても、美しい音楽になれば許されると思ってるんです

ーーそれが最新ソロ・アルバムの『おおグリーン』なわけですね。

今回のアルバムは自分でプロデュースをしたくて、曲を作った後も最終判断を自分でしたりとか、ジャケット・イメージとかも自分で考えてやりました。一回そういうセルフ・プロデュースってしてみたかったんですよね。バンドとなるといろいろな人の意見も当然入ってくるから、セルフでできるとしたらソロがいいかなと思って。

ーー内容的には、どういうものにしようと思いましたか?

いい曲だけ入れようと思いました。曲を作ったら、まずライヴにかけるんですよ。それでお客さんの反応を見て、よさそうなやつだけを残す。あと、バンドをこの間にやったことでリズムに対する考えがすごい変わったのも、よかったかな。1枚目に比べて今回はリズムの面で聴きやすいと思うし、裏にベースやドラム、パーカッションとかいても、そんなにおかしくないような曲ばかりだと思うんですよね。『僕らの時代』はもっとクラシック音楽に寄ってて、ビート感が感じられない曲とかもたくさんあるし、ピアノもクラシック音楽に近いようなのが多い。でも『おおグリーン』はピアノにリズムがあるというか、ポップスに近いと私は思っているんですね。そういう風にリズムに対する考えが変わったので、今回はそれをやろうと。

ーータイトルやジャケットのヴィジュアルからエコやロハスなものをイメージする人もいるかもしれませんが、アルバムの内容的には自然讃歌みたいなものにはなっていませんよね。そこが不思議なところで。

そうですよね。自然がいいとか、そういうのとは違うなあと。こういうジャケットにすると、自然のなかで生きようみたいな感じになりがちなんだけど、その自然のなかで生きてる人間の話っていうかね。

ーー曲に登場する人は、自然だったり、異国だったり、ここではないどこかに思いを馳せている、みたいなところがありますよね。

確かにそうですね。現実を歌ってるわけでもないんですよね。今回、何人かに新譜のコメントを書いて頂いたんですけど、「(なにかを)思い出す」って書いている人が何人かいて。いまここのことじゃなくて、昔あったことを思い返している自分っていうタイプの曲が多いのが、そういうことにもつながっているのかな。

ーーでもだからといって、ファンタジーの世界を作ってそこに自分の居場所を作るというような音楽でもないというか。富山さんは、あくまでも現実のなかにいて、どこかに思いを馳せるみたいなタイプですよね。

ちょっとした記憶の旅行みたいな感じ。理想郷があるわけじゃないんですよね。

ーーいわゆる癒し系みたいな音楽ではないと。

私の曲でも宗教音楽っぽいって言われるのが何曲かあるけど、人間ひとりひとり見ていったらそんな美しいものばかりじゃないですからね。

ーーそういう美しくない面の描写の仕方が、『僕らの時代』と『おおグリーン』では違っていますよね。今回はオブラートに包んで表現されているというか。

残酷な現実のことを書いても、美しい音楽になれば許されると思ってるんですよ。それで昇華される。「おおグリーン」とか、きつい言葉もちょっと丸めてるけど、最終的に美しい音になればそんなに責めてるようには思わないというか。

ーー2013年の富山さんを振り返ってみると、山戸結希監督の映画『おとぎ話みたい』で劇中曲のオーケストラ編曲を手がけたのも大きな動きのひとつだと思います。山戸監督からはどういう注文のされかたをしたんですか?

「中学生が演奏します」と最初に言われました。撮影に使う中学校にオーケストラ部っていうのがあって、(エキストラとして)そこの生徒がおとぎ話の「ホワイト・ソング」という曲を演奏するので、そのアレンジをしてくださいって。注文はそれだけ。歌のパートには合唱が入るんですけど、もともと男性が歌ってる曲だから女性の声だとあわなくて。でも合唱だと女子の声が目立つし、男の子も変声期前で声がまだ高かったりする。だから「女性ヴァージョンにしていいですか?」って言って、変えました。おもしろかったですね。

『おとぎ話みたい』 : 上智大在学中に独学的に自主映画づくりを開始して瞬く間に溢れる才能で注目された山戸結希が、MOOSIC LABという若手監督と新進アーティストを組み合わせた音楽映画を制作公開するプロジェクトの一環で、おとぎ話というアーティストを題材にして監督した作品。

ーー今回『おおグリーン』が配信されることについてはどう思われますか?

本心を言えば、CDを買って聴いて欲しいです。でも、音楽はインターネットで無料で聴けるもの、という意識が高まっている気がするので、CDショップで目にしてもらう機会も少ないと思います。多数のコンテンツで溢れるインターネットの中で見つけてもらうためには、知名度のあるサイトから配信すべきだと思っていたので、OTOTOYさんを通してより多くの皆様に聴いていただけるなら幸いです。

ーー配信するうえで、音質面などで心がけたことがありましたら教えていただけますか?

1stアルバムはiTunesのダウンロード配信を利用したんですけど、mp3形式の音質が不満でした。mp3の音質で試聴して判断されるのは、不十分だと思います。OTOTOYはWAV形式で配信できるので、その点は安心しています。あとは、CDマスタリングをする前に制作サイドが聴いていた音をそのまま配信しますので、よりミックス直後に近い音を聴いていただけると思います。思う存分、音の森林浴を楽しんでください。

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富山優子

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