2013/05/22 00:00

細野晴臣さん〜一緒に夢を観れたらいいのにな〜

細野晴臣さん
人は、よく眠る人と眠らない人に大きく分かれますね。
私は前者で、とにかく睡眠と夢を鑑賞する時間を愛しています。
すとん、と落ちるように就眠し、朝方に脚が痺れて起きるとソファにもたれかかって寝ていたことに気づくこともよくあります。
あと一歩なのに眠たくてどうしようもない。
細野さんも気絶するように眠りにつくと聞いて、親近感が湧きました。

以前、夢日記を公開してらしたことがありましたね。
グリム童話のようで、細野さんの夢の小噺が大好きです。
「二匹のアナコンダ」という色違いのアナコンダがあちこちから出てくる夢も好きですが、「見知らぬ街」が一番好き。

ただでは帰してもらえなさそうな、じとっとした夕方の街、
汚い市場や屋台、
誰かが息を殺して自分を見張っている気配。

私の見る夢と、すごく似ています。
悪夢だけど、あの雰囲気はもう一度味わいたい…。
夢が似ているなんて、運命かもしれませんね。

ただ、私の夢と違って細野さんらしいと思うのは、ずっこけたオチに真剣味がないところです。
嫌な終わり方で恐怖を覚えながら、ちょっと笑えてきちゃうようなオチ。
細野さんの根の部分がさっぱりしていることの表れのような気がするのです。
少年らしさいっぱいの自由な夢。
細野さんのそういうところに恋しています。

一緒に夢を観れたらいいのにな。
「パプリカ」の夢を共有する装置"DCミニ"の開発が終わったら、
細野さんの寝床へ潜り込み、細野さんの夢の中に潜入しに行きます。
明日の夢の中で。

コムアイ
Twitter : @KOM_I

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