2010/03/14 00:00

LITEのロサンゼルス公演『LIVE IN LOS ANGELES』を販売開始!

3月4日から3月12日まで、MIKE WATT + THE MISSINGMENのアメリカ西海岸ツアーへ参加したLITE。全8公演の中から、3月5日に行われたLos Angels, Bootleg Theaterでの公演を、配信限定で『LIVE IN LOS ANGELES』として販売します! 楽曲は、手軽に楽しめるmp3、CDと同じ音質で楽しめるWAV、そして高音質のHQD(24bit/48KHzのWAVファイル)の3種類で販売。お好きな形式で、臨場感溢れるサウンドを体感ください。ototoyでは、購入者特典として、同ライヴの映像をプレゼント。またLITEのオフィシャル・サイトでは、ツアー・フォトも収められたデジタル・ブックレットのフリー・ダウンロードが可能(ブックレット・ダウンロードはこちらから)。LITEのUSツアーの模様を、聴く/観る/読む、と余すことなく楽しめます。

OTOTOYだけの購入者特典 :
『LIVE IN LOS ANGELS』をご購入頂いた方に、特典としてライヴ映像をプレゼントします。アルバム購入後、下記よりダウンロードください。

・『LIVE IN LOS ANGELS』のmp3 / WAVを購入された方
windows対応のwmvファイルはこちら / mac対応のmp4ファイルはこちら
・『LIVE IN LOS ANGELS』HQD ver.を購入された方
windows対応のwmvファイルはこちら / mac対応のmp4ファイルはこちら

デジタル・ブックレットのフリー・ダウンロードはこちら

LIVE REPORT 2010.03.05 at Bootleg Theater,Los Angeles

LITE US WEST COAST TOURの2日目。初日のPhoenixから6時間かけ、見渡す限りサボテンしか生えていない荒野の一本道をひたすら走り、ようやく着いたLos Angelesのダウン・タウンに位置するライヴ・ハウスBootleg Theaterでのライブ。今回のツアーは昨年5月に行われたアメリカ東海岸ツアー同様に、MINUTEMEN、THE STOOGESのベーシストでもあるマイク・ワット率いるMIKE WATT + THE MISSINGMENとの対バン・ツアーとして企画された。

まず、なぜ日本のバンドであるLITEがマイク・ワットのツアーに呼ばれたのかという所にふれておこう。ヨーロッパでLITEの音源をライセンス・リリースしているレーベルTRANSDUCTION RECORDSのオーナーであるパトリックがマイク・ワットと古い友人であり、そのパトリックがマイク・ワットにLITEの音源を渡した所から始まった。そしてLITEの音源を気に入ったマイク・ワットからの誘いで、SPLIT EP 『A Tiny Twofer』をリリースし親交を深め、その後、マイク・ワットからの日本をツアーしたいという要望を受けたLITEが、ツアーをオーガナイズして14日間で14本の日本ツアーを行ったのであった。その際、LITEのバンドの考え方や活動方針が若き頃の自分やMINUTEMENと重なり、そして自らの手でLITEをアメリカに広めたいというマイク・ワットの思いから、このUSツアーが始まったのである。

LITEとしては初めてのアメリカ西海岸ツアーとなるが、まず最初に驚いたのがLITEを目当てに見に来たお客さんが多かったこと、そしてアメリカではまだ正式リリースしていないのも関わらず、iTunesやAMAZONで楽曲を購入していた人が多かったことである。そしてLITEのライブが始まった瞬間からオーディエンスのボルテージは最高潮(この日はUstreamでの生中継をおこなっていたので実際に日本でも目にした方が多かったかもしれないが)、曲のリフやキメに細かく反応して歓声をあげ、曲が終わるたびにオーディエンスの声は大きくなっていった。曲は『Turns Red EP』から「The Sun Sank」や、先日シカゴのSOMA STUDIOでレコーディングした新曲など全8曲を披露した。

そしてライブ終了後は、物販に長蛇の列ができ、機材を片付けるLITEのメンバーの周りには興奮した人の輪が出来、ここアメリカの地でも、オーディエンスにLITEのサウンドが確かに伝わっていることを強く実感したのであった。(text by Kazuto Yamazaki)

Set List:
01.I Miss Seeing All
02.The End Of Abstract
03.Tomorrow
04.Spiral Gate
05.The Sun Sank
06.新曲
07.新曲
08.Recollection

DISCOGRAPHY

FUGAZIのイアン・マッケイと共にUSハードコア・シーンの立役者であるJawboxのJ・ロビンズをエンジニアに迎え、バンド初となるアメリカ・レコーディングを敢行。新しいサウンドをダイレクトに届けるべく、自主レーベルI want the moonを立ち上げリリースする今作は、LITEの第二章の幕開けともいえる作品。これまでのポスト・ロック、マス・ロックやプログレ的なアプローチに、バンド史上初のシンセを導入、ニューウェイヴ/エレクトロなどの要素を加えたロック+クラブ・ミュージックとなっています。
『Turns Red EP』特集インタビューはこちら

2009年10月28日に渋谷CLUB QUATTROにて行われた、LITE主催【Parabolica JAM’09】のライヴ音源。LITE独特のプログレッシヴで鋭角的なリフやリズムは鋭さを増しており、エモーショナルでスリリングな作品に仕上がっています。本作も、CDの2倍以上のデータ量にあたるHQD(24bit/48KHzのWAVファイル)での高音質配信です。
「Parabolica JAM’09」レポートはこちら

PROFILE

LITE
2003年結成、4人組インスト・ロック・バンド。2005年に1stミニ・アルバム『LITE』、2006年に1stアルバム『filmlets』をリリースし、独特のプログレッシヴで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、新人ながらELLEGARDEN、ストレイテナーやTHE BACK HORNと共に出演など、国内での注目を集め始める。その年、1stミニ・アルバムと1stアルバムが、UKのインディー・レーベル「TRANSDUCTION RECORDS」よりヨーロッパ・リリース、初のヨーロッパ・ツアーを成功させる。これまでにDEERHOOF、Sleeping People、31knots、Mike Watt、Joan of Arc、ALOHA、Collections of Colonies of Bees(ex.Pele)、PELICANやAdebisi Shankなどの来日ツアーのサポートを勤めるなど国内外を問わず多くのバンドからの支持も得ている。2007年、LITEのサウンドに惚れ込んだアメリカの西海岸パンクのレジェンドのMike Wattより、SPLITの指名を受け、Mike WattとThe Go! TeamのKaoriによるユニットFUNANORIとのSPLIT『A Tiny Twofer』をリリースし、その年のFUJI ROCK FESTIVAL 07への出演や、2度目のヨーロッパ・ツアーを行う。2008年5月に2nd album『Phantasia』をリリースし、国内外の大型フェスへの出演や、3度目のヨーロッパ・ツアーを行う。そのイギリス・LEEDSで開催されたBrainwash Festival 2008をライブREC、配信限定『LIVE IN LEEDS』をリリース。2009年にはMike Wattからのオファーで、バンドとして初となるUSツアーを行った。

[ライヴレポート] LITE

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